JPH04232856A - リガンドのイムノアッセイ - Google Patents

リガンドのイムノアッセイ

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JPH04232856A
JPH04232856A JP3187824A JP18782491A JPH04232856A JP H04232856 A JPH04232856 A JP H04232856A JP 3187824 A JP3187824 A JP 3187824A JP 18782491 A JP18782491 A JP 18782491A JP H04232856 A JPH04232856 A JP H04232856A
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digoxin
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Susan J Danielson
スーザン ジーン ダニエルソン
Michael R Detty
マイケル レイ デッティー
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/531Production of immunochemical test materials
    • G01N33/532Production of labelled immunochemicals
    • G01N33/535Production of labelled immunochemicals with enzyme label or co-enzymes, co-factors, enzyme inhibitors or enzyme substrates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J19/00Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen, substituted in position 17 by a lactone ring
    • C07J19/005Glycosides

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、免疫学的反応性種のジ
カルボン酸酸化生成物ならびに臨床化学上の上記ジカル
ボン酸酸化生成物の使用に関する。
【0002】
【従来の技術】天然の免疫学的反応を利用するイムノア
ッセイは、臨床化学における分析技術として広範な使用
が見いだされてきた。反応の特異性のために、例えば、
抗体、治療薬、麻酔薬、酵素、ホルモンおよびタンパク
質などを含む生物学的被検体(本明細書ではリガンドと
称する)を定量する上で、イムノアッセイは特に有利で
ある。
【0003】競合バインディングアッセイでは、標識リ
ガンド類似体(本明細書ではリガンド類似体として称さ
れることが多い)が、一定量の適当なバインディング物
質(本明細書ではレセプターと称する)との反応に関し
て、未標識リガンドとの競争状態におかれる。リガンド
の未知濃度は、結合リガンド類似体もしくは未結合(す
なわち、遊離)リガンド類似体のどちらかを測定したシ
グナルにより決定できる。上記反応は以下のように進行
する。
【0004】
【化1】
【0005】末端単糖類残基上のビシナルジオールを有
する炭水化物残基を含有するステロイド類のようなハプ
テン類についての標識リガンド類似体の製造法への伝統
的な試みは、ステロイドの末端単糖類残基のジアルデヒ
ドへの酸化に続いて酵素標識のアミノ残基に対する付着
を伴う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】課題は、上述の試みが
、イムノアッセイにおいて十分な酵素標識リガンド類似
体を生じないことにある。このようなアッセイでは、か
なりの量の上記類似体が抗体により結合されない。ジコ
キシゲニン(ジゴキシンのステロイド成分)を機能化す
る試みは、抗体によるこのような機能化された物質の認
識が限定されるので成功することが限られていた。標識
と容易に結合され、そしてステロイドに対する抗体によ
り認識される機能化ステロイド誘導体を入手することが
望まれるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ビシナルジオ
ールを有する免疫学的反応性の単糖類もしくは多糖類の
ジカルボン酸酸化生成物を含有するリガンド類似体であ
って、前記酸化生成物に標識もしくは支持体をアミド結
合もしくはチオエステル結合を介して付着したリガンド
類似体を提供することにより上記課題を解決する。下記
構造は、上記リガンド類似体の代表例である。
【0008】
【化2】
【0009】Rは、ビシナルジオール基、カルボン酸基
、第1級アミノ基およびスルフヒドリル基を欠く免疫学
的反応性基であり;Zは、ビシナルジオール基を含む炭
素原子の酸化により形成されるジカルボン酸を有する糖
環の残存原子類を示し;Z′は、糖環を完成するのに必
要な原子類を示し;そしてnは、0から2,500まで
の整数であり、R2 およびR3 は、各々独立してa
)−OR4 ,SR4 ,−NR4 R5 ;またはb
)アミノ基もしくはスルフヒドリル基を介してカルボキ
シル基へ結合される標識もしくは支持体の残基であって
、それが付着されるとアミド結合基(−NHCO−)も
しくはチオエステル結合基(−SCO−)を形成する残
基、を示し;R4 およびR5 は、各々独立して水素
、炭素原子数1〜6個の低級アルキル、もしくは炭素原
子数6〜10個のアリールより選ばれ;供給されるR2
 およびR3 の少なくとも1つは、標識もしくは支持
体の残基を含み、そして単糖類単位間の結合は、αもし
くはβグリコシド結合である。
【0010】また、本発明は、下記の工程を含んでなる
本発明のリガンド類似体を製造する方法を提供する。 (a)免疫学的反応性被検体(リガンド)と特異的にバ
インディングできる基および末端糖基上に位置する2つ
のビシナルジオールを有する単糖類もしくは多糖類を供
給する工程; (b)水混和性有機溶媒を含む水性溶液中で上記末端糖
のビシナルジオール部分を過ヨウ素酸および三酸化クロ
ムの混合物で酸化してジカルボン酸生成物を生成する工
程;ならびに (c)ジカルボン酸生成物を、アミノ基もしくはスルフ
ヒドリル基を含有する標識もしくは支持体と縮合する工
程。上記支持体は、ポリマー粒子もしくはポリマー膜が
好ましい。
【0011】この連結基は、標識もしくは支持体に固有
のものであるか、工程(c)の縮合を促進するために標
識もしくは支持体上に特別に提供される、標識もしくは
支持体上のより長い連結基の一部分でありうることも理
解されている。また、カルボン酸基を、酸ハロゲン化物
、酸無水物もしくはエステルのような反応性等価体へ転
化して、縮合工程を促進できること、さらに別法として
連結基を最初にジカルボン酸酸化生成物に付着し、次い
で標識もしくは支持体に付着できることも理解されてい
る。
【0012】以下、本発明を具体的に説明する。過ヨウ
素酸および三酸化クロムの組み合わせは、他の第1級お
よび第2級のアルコール類ならびにケトン類の存在下で
ビシナルジオールを有する化合物類からカルボン酸への
選択的な酸化に利用されてきた。この試薬系を用いると
、酸化はビシナルジオール部位以外のいずれの部位でも
生じない。治療的に有用なステロイド、例えばジゴキシ
ン、ジギトキシンおよびウワバインは、それらの末端糖
環にビシナルジオールを有する。
【0013】ステロイド、もしくは他の生物学的に有用
な基、例えば免疫学的反応性基を含む単糖類および三糖
類をはじめとする単糖類ならびに多糖類は、水性ジオキ
サン中過ヨウ素酸および三酸化クロムの混合物により、
末端糖のビシナルジオール部位が酸化されてカルボン酸
誘導体を与える。過ヨウ素酸および三酸化クロムの混合
物は4/1〜1/1の範囲内のモル濃度比であり、好ま
しくは2/1のモル濃度比である。
【0014】本方法に伴う酸化工程は、ジオキサン、メ
タノール、DMF、エタノール、プロパノール、イソプ
ロパノールおよびアセトンなどを初めとするいずれかの
混和性有機溶媒を含むいずれかの水性混合物中で実施さ
れうる。ジオキサン、アセトンおよびDMFが好ましい
【0015】単糖類単位を連結する結合がグリコシド結
合であるかぎり、多糖鎖は当該技術分野で既知であるよ
うな直鎖もしくは分枝鎖であってもよい。この結合はα
もしくはβであってもよく、そして直鎖配列中の1,2
、1,3、1,4もしくは1,6の結合を介して反応性
単位を連結することができ、またはポリマー中の分枝点
に存在するそれらの単位間で連結することができる(P
rinciples of Biochemistry
,A.White他、6th Ed.,McGraw−
Hill,Inc.New York,NY,33ペー
ジ) 。ポリマーを構成する糖単位は一般的にD−グル
コースより誘導されるとはいえ、低級アルキル、ヒドロ
キシ、ヒドロキシメチル、低級アルコキシ、低級アシル
オキシおよび低級アルカナミドを初めとする置換基を含
有することが既知である他の単糖類より糖単位を誘導で
き、具体的な単位としては、D−マンノース、D−およ
びL−ガラクトース、D−キシロースならびにL−アラ
ビノースより誘導される単位類が挙げられる。また、他
の単位は、多糖類の構成成分、例えばD−グルクロン酸
、D−ガラクツロン酸およびD−マンヌロン酸として存
在する。非常に多くの多糖類が述べられてきており、従
って多様な変形が可能である。
【0016】具体的な糖類、例えばステロイド類(ジゴ
キシン、ジギトキシンおよびウワバイン)は、上記方法
により酸化されてモノカルボン酸およびジカルボン酸を
含む混合物を与えた。
【0017】
【化3】
【0018】ビシナルジオール基が、第2工程の酸化に
おいて望ましくなく関与するであろうから、多くの免疫
学的反応性試薬類が反応するようなビシナルジオール基
、カルボン酸基(もしくはそれらの等価物)、第1級ア
ミノ基もしくはスルフヒドリル基を、免疫学的反応性基
(R)は含むことができない。上記以外の名称の基も、
カルボキシル基を介して標識もしくは支持体のような有
用な基を付着するのに用いられるその後の誘導化(縮合
)反応に際して、自己架橋を含む他の望ましくない縮合
反応に関与するであろう。
【0019】有用なR基の具体例としては、ハプテン類
、ホルモン類、ビタミン類、アルカロイド類、脂質類、
およびステロイド類(ジゴキシン、ジギトキシンおよび
ウワバインのステロイド残基を含む)の残基、ならびに
他の単糖類もしくは多糖類が挙げられる。Rは、対応す
るレセプター化合物(天然もしくは合成)との免疫学的
反応に関与できる生理学的流体類(細胞抽出液および組
織抽出液)の成分または化学的化合物であることもでき
る。上記レセプターは、免疫学的反応に際してR(免疫
学的反応性基)に対する反応性部位を有する化学的化合
物もしくは生物学的化合物である。免疫学的反応性基と
は、抗原−抗体反応に関与するいずれかの基を意味する
【0020】R基は「免疫学的反応性」基であるが、糖
基も免疫学的反応性種として機能できる。従って、ある
用法ではR基の免疫学的活性が優先し、他の用法では糖
基の免疫学的活性が優先しそして更に他の用法では、両
基の免疫学的活性が望まれる。ジゴキシンアッセイおよ
びジギトキシンアッセイの場合には、上述中免疫学的反
応性がステロイド基および糖基の組み合わせから誘導さ
れる、後者の状態が望ましい。
【0021】構造Iの範囲内の有用な標識リガンド類似
体は、構造IaおよびIbにより示される。
【0022】
【化4】
【0023】R,R2 ,R3 およびnは、上記定義
のとおりであり、そしてR1 は、各々独立して水素、
低級アルキル、低級アルコキシ、低級アシルオキシ、低
級アルカナミド、ヒドロキシもしくはヒドロキシメチル
である。
【0024】
【化5】
【0025】R,R1 ,R2 およびR3 は、構造
Iaについて定義したとおりであり、そしてnは、0か
ら3までである。R2 および/またはR3 で示され
る標識は、構造I,IaおよびIbのリガンド類似体の
検出を促進する。標識は、それ自体、可視色素部分、螢
光色素部分もしくは放射活性物質のように検出可能であ
りうる。標識は、二次反応により検出可能にされうる基
、例えば酸もしくは塩基での処理により可視化されうる
ロイコ染料であることもできる。標識は、個別に検出可
能な種を生成させる中間体もしくは触媒であることもで
きる。例えば、ある酵素標識は、過酸化物の生成を触媒
して、その過酸化物によるロイコ染料の二次酸化で可視
色素を生成する。
【0026】構造Iの酸基と化合して必須のアミド基も
しくはチオエステル基を形成する連結基上の末端のアミ
ノ基もしくはスルフヒドリル基を保持しながら、標識も
しくは支持体は、連結基へ付着されうる〔工程(c)の
標識リガンド製造方法を参照されたい〕か、または連結
基へ化学的に付加されうる。
【0027】連結基は、ジカルボン酸生成物もしくは誘
導体へ付着されるポリマービーズ、繊維、薄膜もしくは
シートのような支持体または基板でありうる。ある特に
有用な支持体もしくは支持ポリマー連結基は、付加重合
性ビニル(アクリルを含む)モノマーのポリマー粒子で
ある。
【0028】一般にポリマー粒子は、0.01マイクロ
メートルを越える平均粒度を有する水不溶性ラテックス
粒子である。好ましくは、上記ポリマー粒子は、0.0
1〜10マイクロメートル、より好ましくは0.3〜3
マイクロメートルの範囲内の平均粒度を有する。好まし
いポリマー類は、次式(III)
【0029】
【化6】
【0030】(上式中、−A−は、疎水性エチレン系不
飽和モノマー1種以上から誘導される反復単位を表わし
、−B−は、必須の反応性基であって、その基を介して
ポリマー粒子を付加してリガンド類似体を形成すること
ができる基、を有するエチレン系不飽和モノマー1種以
上から誘導される反復単位を表し、−D−は、−A−も
しくは−B−により表わされるものとは別のエチレン系
不飽和モノマー1種以上から誘導される反復単位を表わ
す)で示すことができる。
【0031】式(III)中、xは0〜99.9モルパ
ーセントでありyは0.1〜100モルパーセントであ
り、そしてzは0〜20モルパーセントである。好まし
くはxは45〜99.5モルパーセントであり、yは0
.5〜50モルパーセントであり、そしてzは0〜約1
0モルパーセントである。式(III)に従うポリマー
ビーズは、ヨーロッパ特許出願公開第0  308  
233A号、同0  323  692A号、同0  
280  556A号、および同0  302  71
5A号明細書ならびに特開平1−54258号および同
1−54259号公報に公表されており、これらの各々
は、明らかに、引用することにより本明細書の内容とな
る。
【0032】上記−A−反復単位が選ばれるモノマー類
は疎水性であり、そして水に不溶性のホモポリマー類を
形成する。好ましくは、これらのモノマー類は芳香族基
を有する。限定されるものではないが、代表的な疎水性
モノマー類としては、スチレンおよびスチレン誘導体類
(例えば、4−ビニルトルエン、2,5−ジ−メチルス
チレン、4−t−ブチルスチレン、2−クロロスチレン
および当該技術分野で既知の他のもの)、アクリル酸な
らびにメタクリル酸のエステル類およびアミド類(例え
ば、n−ブチルアクリレート、プロピルメタクリレート
、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチル
メタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、
N−フェニルアクリルアミドおよび当該技術分野で既知
の他のもの)、アクリロニトリルならびにビニルアセテ
ートが挙げられる。
【0033】上記−B−反復単位が選ばれるモノマー類
としては、ビニルベンジルクロリド、ビニルベンジルブ
ロミド、m−およびp−(2−クロロエチルスルホニル
メチル)スチレン、N−(4−クロロエチルスルホニル
メチルフェニル)アクリルアミド、ビニルクロロアセテ
ート、N−(3−クロロアセタミドプロピル)メタクリ
ルアミド、2−クロロアセタミドエチルメタクリレート
、4−クロロアセタミドスチレン、m−およびp−クロ
ロアセタミドメチルスチレン、N−(3−クロロアセタ
ミドカルボニルイミノプロピル)メタクリルアミド、2
−クロロアセタミドカルボニルイミノエチルメタクリレ
ート、4−クロロアセタミドカルボニルイミノスチレン
、m−およびp−クロロアセタミドカルボニルイミノメ
チルスチレン、N−ビニル−N′−(3−クロロプロピ
オニル)尿素、4−(3−クロロプロピオナミド)スチ
レン、4−(3−クロロプロピオナミドカルボニルイミ
ノ)スチレン、2−(3−クロロプロピオナミド)エチ
ルメタクリレート、N−〔2−(3−クロロプロピオナ
ミド)エチル〕メタクリルアミド、アクリル酸、メタク
リル酸、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリ
レート、ビニルベンズアルデヒドおよびN−(3−アミ
ノプロピル)メタクリルアミド塩酸塩が挙げられる。
【0034】上記−D−反復単位が誘導されるモノマー
類は、−A−および−B−が誘導されるものとは別のモ
ノマー類が挙げられる。具体的には、上記−D−反復単
位は、粒子に対して水性分散安定性もしくは他の性質を
与えるモノマー類から誘導される。限定されるものでは
ないが、代表的なモノマー類としては、アニオンモノマ
ー類、例えば2−アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸ナトリウム、アクリル酸、メタクリル酸、2
−カルボキシエチルアクリレートおよびスチレンスルホ
ン酸のカリウム塩ならびにmおよびp−カルボキシメチ
ルスチレンならびに他のエチレン系不飽和重合性スルホ
ネート類、カルボキシレート類、スルフェート類、およ
びホスホネート類、他の親水性かつ非イオン性のモノマ
ー類、例えば2−ヒドロキシエチルアクリレートおよび
2−ヒドロキシエチルメタクリレートならびに当業者に
既知の他のものが挙げられる。
【0035】上記−D−単位が誘導される好ましいモノ
マー類としては、アクリル酸、メタクリル酸、2−アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウム
、mおよびp−カルボキシメチルスチレンならびにp−
スチレンスルホン酸のカリウム塩が挙げられる。
【0036】上記モノマー類の代表的なポリマー類とし
ては、下記、ポリ(mおよびp−クロロメチルスチレン
)、ポリ(スチレン−コ−mおよびp−クロロメチルス
チレン−コ−2−ヒドロキシエチルアクリレート)(モ
ル比67:30:3)、ポリ(スチレン−コ−mおよび
p−クロロエチルスルホニルメチルスチレン)(モル比
95.5:4.5)、ポリ{スチレン−コ−N−〔mお
よびp−(2−クロロエチルスルホニルメチル)フェニ
ル〕アクリルアミド}(モル比99.3:0.7)、ポ
リ(mおよびp−クロロメチルスルレン−コ−メタクリ
ル酸)(モル比95:5、98:2および99.8:0
.2)、ポリ(スチレン−コ−mおよびp−クロロエチ
ルスルホニルメチルスチレン−コ−メタクリル酸)(モ
ル比93.5:4.5:2)、ポリ{スチレン−コ−N
−〔mおよびp−(2−クロロエチルスルホニルメチル
)フェニル〕アクリルアミド−コ−メタクリル酸}(モ
ル比97.3:0.7:2)、ならびにポリ(スチレン
−コ−m−およびp−クロロメチルスチレン)(モル比
70:30)が挙げられる。
【0037】ビーズが、カルボン酸基(もしくはそれら
の等価物)と反応する基、すなわちアミノ基もしくはス
ルフヒドリル基を含有する場合のみ、ポリマービーズは
本発明のカルボン酸酸化生成物へ結合されうる。しかし
ながら、ポリマービーズへアミノ基もしくはスルフヒド
リル基を導入するのに補助架橋剤を使用してジカルボン
酸酸化生成物へ二次付着させることもできる。この目的
に、ジアミン類およびバイオメルカプタン類などのよう
な既知架橋剤が使用できる。また、ジカルボン酸酸化生
成物へのポリマーの付着は、付加結合基を導入する必要
のない架橋剤の使用により促進できる。このような架橋
剤の具体例としては、米国特許第4,421,847号
明細書に言及されるようなカルボジイミド類およびカル
バモイルオニウム化合物類が挙げられる。
【0038】加えて、ジカルボン酸酸化生成物は、タン
パク質のようなポリマーへ付着され、次いで上述のよう
なビーズ類へ付着でき、それによりタンパク質は、酸化
生成物およびビーズ間の大きな連結基として役立つ。タ
ンパク質は、水性および/または生物学的適合性を改良
するような、ならびに免疫学的反応性基をポリマー粒子
から伸ばすような他の目的にも役立ちうる。
【0039】本発明のリガンド類似体は、標識されるか
または支持体上のリガンド類似体を使用するイムノアッ
セイのいずれにも有用である。そのアッセイは上述のよ
うな競合的なものであってもよく、これらの表現上均一
系もしくは不均一系は当該技術分野で理解されている。 例えば、米国特許第4,670,381号明細書を参照
のこと。アッセイは直接的または間接的であってもよい
。ELISA,EMITおよびFIAは、このようなイ
ムノアッセイの周知の例である。
【0040】ある態様では、イムノアッセイに、次の工
程を含んでなるリガンドが供給される。 (a)支持体へ付着される本発明によるリガンド類似体
を供給する工程; (b)リガンドおよびリガンド類似体に対して付着され
る検出可能な標識を有するレセプターを供給する工程;
(c)(a)および(b)を混合する工程;そして(d
)結合もしくは未結合の標識レセプターを測定する工程
【0041】別の態様では、イムノアッセイに、次の工
程を含んでなるリガンドが供給される。 (a)本発明による標識リガンド類似体を供給する工程
; (b)リガンドを(a)と混合する工程;(c)(b)
由来の混合物を、リガンドに対する抗体の既知量と反応
させる工程;そして (d)標識リガンド類似体の量を測定する工程。
【0042】上記構造Iの標識リガンド類似体は、イム
ノアッセイを実施するように設計された乾式分析要素で
有用である。典型的には、このような要素類は支持層、
試薬区画および展開区画を含む。2つの区画を単一層内
へ組み込むこともでき、または個別の層へ分けることも
できる。上記要素は、1つ以上の層、例えば個別のもし
くは共同の試薬/展開層ならびに他の必要な添加剤およ
びカプリング酵素などを含有するゼラチン緩衝層を含む
ことができる。ビーズ類としては、大きなポリマービー
ズおよび小さなポリマービーズの両方を挙げることがで
き、これらは同一のもしくは別々の層のどちらかへ塗布
されうる。小さなビーズ類は、大きなビーズ類の前に、
もしくは同時にまたは後に塗布されうる。
【0043】要素の試薬層もしくは展開層は、1種以上
の合成もしくは天然のバインダー物質類(例えば、ゼラ
チン)または他の天然産のコロイド類、ホモポリマー類
およびコポリマー類〔例えば、ポリ(アクリルアミド)
、ポリ(ビニルピロリドン)、ポリ(N−イソプロピル
アクリルアミド)、ポリ(アクリルアミド−コ−N−ビ
ニル−2−ピロリドン)および同様のコポリマー類〕へ
分散された1種以上の試薬類を包含する指示組成物を含
むことができる。他の任意の層類、例えば下塗り層およ
び放射線遮断層などを必要により含むことができる。要
素のすべての層は流体中で相互に接触しており、これは
流体類、試薬類および流体類中の未複合体化反応生成物
類が隣接層の重なった領域間を通過できることを意味す
る。
【0044】本発明のアッセイにより提供される種々の
イムノアッセイは、ジカルボン酸生成物へ付着できる適
当な標識のいずれかを用いて実施できる。有用な標識類
としては、放射性タグ類、色素類、螢光剤類、酵素類、
酵素基質類、酵素阻害剤類、アロステリックエフェクタ
ー類、コファクター類および他の既知酵素モジュレータ
ー類が挙げられる。酵素類、例えばグルコースオキシダ
ーゼ、ペルオキシダーゼ、アルカリ性ホスファターゼ、
西洋ワサビペルオキシダーゼ(アミン富化西洋ワサビペ
ルオキシダーゼを含む)およびガラクトシダーゼが好ま
しい標識類である。
【0045】酵素標識を用いる場合には、その酵素に対
する基質は要素中に存在するかまたは洗液中へそれが添
加される。上記基質は前もってもしくは液状試料と同時
に、またはバインディング反応完了後に要素へ添加でき
る。供給する標識に適する基質を決定することは、臨床
化学における当業者の技術範囲内である。上記基質は、
酵素標識により直接作用を受ける物質であるか、または
標識の酵素反応を伴う一連の反応を必要とする物質類で
あってもよい。例えば、酵素標識がペルオキシダーゼで
あれば、基質は過酸化水素である。グルコースオキシダ
ーゼを用いる例では、一般に基質グルコースを試薬層へ
存在させるか洗液へ0.01モル/m2 、好ましくは
0.001〜0.1モル/m2 となるように添加する
。 アッセイに用いられる酵素標識の量に対する特定の基質
の量をどのように調節すればよいかは当業者らに既知で
あろう。
【0046】構造Iの標識リガンド類似体が、製造の際
に要素へ組み込まれていない場合には、試験試料と同時
に混合するか、または前もって要素と接触せしめること
ができる。
【0047】ある標識、例えば酵素類、コファクター類
、酵素基質類もしくは酵素モジュレーター類を用いる場
合、試薬層は、標識反応生成物として検出可能な種を提
供する試薬類を1種以上包含する指示組成物を含む。 好ましくは、指示組成物は、基質と酵素標識リガンド類
似体の酵素反応の結果として比色的に検出可能な種を提
供する比色的指示組成物である。
【0048】指示組成物は、酵素反応で検出可能な色素
を生成する単一化合物、もしくは色素を生成する試薬類
の組み合わせであってもよい。例えば、グルコースが基
質として用いられそしてグルコースオキシダーゼが酵素
標識として用いられる場合、比色的指示組成物は反応し
て色素を提供するカプラーおよび被酸化性化合物を含ん
でもよい。または、上記組成物は、グルコースオキシダ
ーゼがグルコースをグルコン酸へ転化する場合に生成さ
れる過酸化水素の生成の結果として検出可能な色素を生
成するロイコ染料およびペルオキシダーゼあるいは別の
適当な過酸化物に作用する化合物を含んでもよい。有用
なロイコ染料は当該技術分野で既知であり、そして、例
えば米国特許第4,089,747号および同4,67
0,385号明細書に記載のものを含む。比色的指示組
成物およびその種々の成分類の特定の量は、当業者の技
術範囲内にある。
【0049】要素の層は、界面活性剤類、増粘剤類、緩
衝剤類、硬化剤類、抗酸化剤類、カプラー溶剤類および
当該技術分野で既知の他の物質類を初めとする種々の他
の所望の成分類を含んでもよい。これらの成分類の量も
また当業者の技術範囲内にある。
【0050】上記イムノアッセイは手動もしくは自動化
できる。一般に液状試料中の被検体量は、供給ロール、
チップパケットもしくは他の供給源から要素を取り出し
て、そして展開層の限定領域をその液状試料(例えば、
1〜100μl)と物理的に接触せしめることにより測
定される。接触される限定領域は一般に100mm2 
以下である。
【0051】試料塗布後、いずれの態様においても、要
素をインキュベーションもしくは加熱などのようないず
れかの状況下にさらし、試料結果を得ることを速めるか
または促進することが望ましいかもしれない。要素を、
複合体化リガンド類似体を直接測定するかまたは酵素標
識と基質の酵素反応の結果として生成される検出可能な
種を検出するのに適する装置を通過させることにより被
検体量は測定される。例えば、上記種は一般に既知の操
作により、適する放射線測定器、螢光測定器もしくは分
光測定器で検出できる。ある酵素反応では、試験試料と
接触する限定領域の中心で、例えば反射濃度、透過濃度
もしくは螢光を測定することにより生成物を測定する。 一般に測定される領域は競合アッセイについて直径3〜
5mmである。液状試料中の被検体量は限定領域の中心
で測定される標識の量に対して反比例する。本明細書に
言及されるように、好ましい態様における分離洗浄工程
は複合体化リガンドを未複合体化リガンドから分離する
ために必要とされる(ラジアル洗浄)。一般に標識測定
は試料を接触および展開後または洗液の塗布後、5〜1
80秒後に実施される。
【0052】
【実施例】下記例1〜3は、構造Iのリガンド類似体を
製造するのに用いられるジカルボン酸生成物を製造する
方法を具体的に示すものである。
【0053】例1−ジゴキシンのジカルボン酸酸化生成
物の製造 過ヨウ素酸(6.84g、30.0ミリモル)および三
酸化クロム(1.50g、15.0ミリモル)を、0℃
に冷却した50%水性ジオキサン150mL中ジゴキシ
ン(2.00g、2.56ミリモル)のスラリーへ同時
に加えた。得られた溶液を0℃で1時間攪拌した。その
反応混合物を500mLの水へ注いだ。生成物を酢酸エ
チル(75mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物
をブライン(100mL×3)で洗浄して硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、そして濃縮した。その残渣を熱酢酸エチル
20mL中に溶解し、次いで周囲温度にてその溶液が濁
るまでエーテルを用いて希釈した。冷却析出した白色粉
末を濾取し、エーテルで洗浄し、そして乾燥して酸化さ
れたジゴキシン生成物が得られた。収量1.68g(8
1%)、mp152〜155℃: 1H  NMR(D
2 O、CDCl3 )δ5.95(s,1H),5.
2−4.6(m,7H),4.3−3.7(m,5H)
,3.55(m,2H),3.30(m,1H),2.
9−2.6(m,4H),2.5−2.1(m,2H)
,2.1−1.5(m,11H),1.5−1.1(m
,16H),1.03(s,3H),1.00(s,3
H);13C  NMR(CDCl3 )δ212.2
,205.4,203.8,202.3,201.8,
175.3,175.1,174.4,118.2,1
00.3,99.6,99.5,98.3,86.5,
86.44,84.3,84.1,78.1,77.7
,74.0,73.7,73.6,73.0,71.2
,71.1,64.1,48.9,46.2,41.1
,39.8,37.3,36.4,35.4,33.4
,32.7,29.9,29.85,29.8,26.
9,26.3,26.2,26.15,26.1,23
.2,21.8,18.9,18.6,18.6,18
.55,18.53,18.45,16.5,15.1
【0054】例2−ジギトキシンのジカルボン酸酸化
生成物の製造 過ヨウ素酸(6.84g、30.0ミリモル)および三
酸化クロム(1.50g、15.0ミリモル)を、0℃
に冷却した50%水性ジオキサン150mL中ジギトキ
シン(2.00g、2.61ミリモル)のスラリーへ同
時に加えた。得られた溶液を0℃で1時間攪拌し、次い
で周囲温度まで暖まるよう放置した。その溶液を500
mLの水へ注いだ。生成物を酢酸エチル(75mL×3
)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(100
mL×3)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、次いで
濃縮した。その残渣を熱酢酸エチル20mL中に溶解し
、次いで周囲温度にてその溶液が濁るまでペンタンを用
いて希釈した。冷却析出した白色粉末を濾取し、ペンタ
ンで洗浄し、次いで乾燥したところ、1.55g(75
%)の酸化されたジギトキシン生成物が得られた。mp
135〜145℃: 1H  NMR(CDCl3 )
δ5.90(s,1H),5.18(m,1H),5.
01(d,1H),4.98(br  s,1H),4
.83(br  s,1H),4.81(d,1H),
4.79(m,1H),4.50(br,5H),4.
23(d,1H),4.10(br  s,1H),3
.96(d,1H),3.64(m,1H),3.58
(m,1H),2.78(m,6H),2.15(m,
2H),1.87(m,2H),1.8−1.3(m,
19H),1.25(m,9H),0.95(s,3H
),0.90(s,3H).
【0055】例3−ウワバインのジカルボン酸酸化生成
物の製造 過ヨウ素酸(4.56g、20.0ミリモル)および三
酸化クロム(1.00g、10.0ミリモル)を、0℃
に冷却した50%水性ジオキサン50mL中ウワバイン
(1.00g、1.37ミリモル)の攪拌したスラリー
へ同時に加えた。得られた溶液を0℃で1時間攪拌し、
次いで周囲温度まで暖まるよう放置した。その反応混合
物を200mLの水へ注いだ。生成物を酢酸エチル(5
0mL×3)で抽出した。合わせた有機抽出物を無色に
なるまでブライン(50mL×5)で洗浄して硫酸ナト
リウムで乾燥し、そして濃縮した。その残渣を熱酢酸エ
チル5mLに溶解し、次いで周囲温度にてその溶液が濁
るまでエーテルを用いて希釈した。冷却析出した白色粉
末を濾取し、エーテルで洗浄し、次いで乾燥した。収量
0.13g(13%)、mp135〜139℃。
【0056】下記例4〜8は、本発明による標識リガン
ド類似体を製造する方法を具体的に説明するものである
。 例4−アミン富化西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP
)標識ジゴキシン類似体の製造 例1の酸化されたジゴキシン生成物(102mg、1.
25×10−4モル)を乾燥N,N−ジメチルホルムア
ミド(DMF)2.5mLに溶解した。トリブチルアミ
ン(23μL、1.25×10−4モル)を加え、こう
して得られた溶液を氷浴中で冷却した。クロロギ酸イソ
ブチル(17.1μL、1.25×10−4モル)を加
え、こうして得られた溶液を0℃で20分間攪拌した。
【0057】改良されたアミン富化HRPを下記のよう
に製造した。HRP(200mg)をイオン交換蒸留水
40mLに溶解した。新たに調製した0.1M過ヨウ素
酸ナトリウム水溶液10mLを加え、こうして得られた
溶液を20分間遮光して攪拌した。その反応混合物を0
.001M酢酸ナトリウム緩衝液(pH4.0)に対し
て一晩透析した。リシル−リジン二塩酸塩(0.868
g、12.5ミリモル)を0.1M炭酸ナトリウム(p
H9.5)50mLに溶解した。その酸化されたHRP
溶液を加え、こうして得られた溶液を周囲温度で1時間
攪拌した。pHを8.0まで下げ、そしてシアノボロヒ
ドリドナトリウム(100mg)を加えた。3時間攪拌
を続けた。 グリシン(1.5g)およびさらに100mgのシアノ
ボロヒドリドナトリウムを3〜4時間かけて攪拌しなが
ら添加した。その反応混合物を0.02M3−N−モル
ホリノプロパンスルホン酸(MOPS、pH7.0)に
対して14時間に亘って透析し、その間に透析緩衝液を
2回交換した。いずれかのHRP凝集物を除去する必要
がある場合には、サイズ排除クロマトグラフィーにより
アミン富化HRPを精製した。マーシオレート(0.0
2%)を防腐剤として添加した。
【0058】イオン交換蒸留水をアミン富化HRP50
mg(1.25×10−6モル)へ加えて容量25mL
にした。この溶液のpHを希水酸化ナトリウム溶液で9
.0に調整した。pHを9.0に維持しながら、酸化さ
れたジギトキシンを含む溶液を、アミン富化HRPを含
む溶液へ滴下した。添加完了後、pH9で1.5時間攪
拌を続け、次いで希塩酸でpHを7.0まで下げた。最
終濃度が0.020Mとなるまでヒドロキシルアミンを
加え、こうして得られた溶液を2時間攪拌した。その反
応混合物を0.02MMOPS(pH7.0)3Lに対
して一晩透析し、この間に透析緩衝液を1回交換した。 その標識を、0.02M  MOPS(pH7.0)で
溶出するゲル濾過(Bio−Gel  P−2、200
〜400メッシュ)により精製した。マーシオレート(
0.01%)を防腐剤として添加した。
【0059】例5−HRP標識リガンドジゴキシン類似
体の製造 例1の酸化されたジゴキシン生成物(102mg、1.
25×10−4モル)を乾燥N,N−ジメチルホルムア
ミド(DMF)2.5mLに溶解した。トリブチルアミ
ン(23μL、1.25×10−4モル)を加え、こう
して得られた溶液を氷浴中で冷却した。クロロギ酸イソ
ブチル(17.1μL、1.25×10−4モル)を加
え、こうして得られた溶液を0℃で20分間攪拌した。
【0060】イオン交換蒸留水をHRP50mg(1.
25×10−6モル)へ加えて容量25mLにした。こ
の溶液のpHを希水酸化ナトリウム溶液で9.0に調整
した。pHを9.0に維持しながら、酸化されたジゴキ
シンを含む溶液をHRPを含む溶液へ滴下した。添加完
了後、pH9で1.5時間攪拌を続け、次いで希塩酸で
pHを7.0まで下げた。最終濃度が0.020Mとな
るまでヒドロキシルアミンを加え、こうして得られた溶
液を2時間攪拌した。その反応混合物を0.02M  
MOPS(pH7.0)3Lに対して一晩透析し、この
間に透析緩衝液を1回交換した。その標識を、0.02
M  MOPS(pH7.0)で溶出するゲル濾過(B
io−Gel  P−2、200〜400メッシュ)に
より精製した。マーシオレート(0.01%)を防腐剤
として添加した。
【0061】例6−アミン富化HRP標識ジギトキシン
類似体の製造 例2の酸化されたジギトキシン生成物(100mg、1
.25×10−4モル)を乾燥N,N−ジメチルホルム
アミド(DMF)2.5mLに溶解した。トリブチルア
ミン(23μL、1.25×10−4モル)を加え、こ
うして得られた溶液を氷浴中で冷却した。クロロギ酸イ
ソブチル(17.1μL、1.25×10−4モル)を
加え、こうして得られた溶液を0℃で20分間攪拌した
【0062】イオン交換蒸留水をアミン富化HRP50
mg(1.25×10−6モル)へ加えて容量25mL
にした。この溶液のpHを希水酸化ナトリウム溶液で9
.0に調整した。pHを9.0に維持しながら、酸化さ
れたジギトキシン生成物を含む溶液を、アミン富化HR
Pを含む溶液へ滴下した。添加完了後、pH9で1.5
時間攪拌を続け、次いで希塩酸でpHを7.0まで下げ
た。最終濃度が0.020Mとなるまでヒドロキシルア
ミンを加え、こうして得られた溶液を2時間攪拌した。 その反応混合物を0.02M  MOPS(pH7.0
)3Lに対して一晩透析し、この間に透析緩衝液を1回
交換した。その標識を、0.02M  MOPS(pH
7.0)で溶出するゲル濾過(Bio−Gel  P−
2、200〜400メッシュ)により精製した。マーシ
オレート(0.01%)を防腐剤として添加した。
【0063】例7−アルカリ性ホスファターゼ(ALP
)標識ジゴキシン類似体の製造 例1の酸化されたジゴキシン生成物(20.3mg、2
.5×10−5モル)を乾燥N,N−ジメチルホルムア
ミド(DMF)2.5mLに溶解した。トリブチルアミ
ン(4.6μL、2.5×10−5モル)を加え、こう
して得られた溶液を氷浴中で冷却した。クロロギ酸イソ
ブチル(3.42μL、2.5×10−5モル)を加え
、こうして得られた溶液を0℃で20分間攪拌した。
【0064】イオン交換蒸留水をALP25mg(2.
5×10−7モル)へ加えて容量25mLにした。この
溶液のpHを希水酸化ナトリウム溶液で9.0に調整し
た。pHを9.0に維持しながら、酸化されたジゴキシ
ン生成物を含む溶液を、ALPを含む溶液へ滴下した。 添加完了後、pH9で1.5時間攪拌を続け、次いで希
塩酸でpHを7.0まで下げた。最終濃度が0.020
Mとなるまでヒドロキシルアミンを加え、こうして得ら
れた溶液を2時間攪拌した。その反応混合物をリン酸緩
衝溶液(PBS)3Lに対して一晩透析し、この間に透
析緩衝液を1回交換した。その標識を、PBSで溶出す
るゲル濾過(Bio−Gel  P−2、200〜40
0メッシュ)により精製した。そのフラクションに含ま
れるタンパク質を、0.001M塩化マグネシウムおよ
び0.0001M塩化亜鉛を含む0.05Mトリス(ヒ
ドロキシメチル)アミノメタン(TRIS)、pH8.
0に対して透析した。透析緩衝液を1回交換した。アジ
化ナトリウム(0.02%)を防腐剤として添加し、そ
してその標識を4℃で遮光して保管した。
【0065】例8−ALP標識ジギトキシン類似体の製
造 例2の酸化されたジギトキシン生成物(19.9mg、
2.5×10−5モル)を乾燥N,N−ジメチルホルム
アミド(DMF)2.5mLに溶解した。トリブチルア
ミン(4.6μL、2.5×10−5モル)を加え、こ
うして得られた溶液を氷浴中で冷却した。クロロギ酸イ
ソブチル(3.42μL、2.5×10−5モル)を加
え、こうして得られた溶液を0℃で20分間攪拌した。
【0066】イオン交換蒸留水をALP25mg(2.
5×10−7モル)へ加えて容量25mLにした。この
溶液のpHを希水酸化ナトリウム溶液で9.0に調整し
た。pHを9.0に維持しながら、酸化されたジギトキ
シンを含む溶液を、ALPを含む溶液へ滴下した。添加
完了後、pH9.0で1.5時間攪拌を続け、次いで希
塩酸でpHを7.0まで下げた。最終濃度が0.020
Mとなるようにヒドロキシルアミンを加え、こうして得
られた溶液を2時間攪拌した。その反応混合物をリン酸
緩衝溶液(PBS)3Lに対して一晩透析し、この間に
透析緩衝液を1回交換した。その標識を、リン酸緩衝溶
液で溶出するゲル濾過(Bio−Gel  P−2、2
00〜400メッシュ)により精製した。そのフラクシ
ョンに含まれるタンパク質を、0.001M塩化マグネ
シウムおよび0.0001M塩化亜鉛を含む0.05M
トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン(TRIS)
、pH8.0に対して透析した。透析緩衝液を1回交換
した。アジ化ナトリウム(0.02%)を防腐剤として
添加し、そしてその標識を4℃で遮光して保管した。
【0067】例9〜10 以下の方法は、例4〜5で製造される構造Iの具体的な
酵素標識リガンド類似体の免疫能を試験するのに用いら
れた。1.0%ウシ血清アルブミン(BSA)を含むP
BS中固定化されたジゴキシン抗体を塗布したポリマー
ビーズを種々の希釈度(固定化された抗体の最終濃度が
0.0025から250nMの範囲内であるような)で
、V底、96−ウェルマイクロタイタープレートのウェ
ル(試料50μL)へ入れた。次いで例4〜5の1つで
製造される構造Iの酵素標識(50μL)を加え、続い
てPBS/BSA緩衝液50μLを加えた。
【0068】ジゴキシンの過ヨウ素酸ナトリウム酸化に
続くHRPとの反応により製造される対照酵素標識は同
様の方法で処理した。各HRP標識の最終濃度は5×1
0−11 Mであった。対照標識および構造Iの標識用
のウェルはふたをして1時間シェーカー上においた。次
いでウェルを2500RPMで遠心した。各ウェルから
上清を25μLずつ3回採取して平底プレートへ入れた
。次いでHRP検出試薬(ロイコ染料、過酸化水素およ
び電子移動剤から調製される)を75μLずつ加えた。 続いて色素濃度の出現速度を分光光度計でモニターした
【0069】図1は、本発明による酸化されたジゴキシ
ン生成物を含むアミン富化HRP標識リガンド類似体お
よびHRP標識リガンド類似体を対照と比較した前述の
試験の結果を示すものである。免疫反応性試験用の酵素
標識類は、例4由来のアミン富化HRP(白い四角)お
よび例5由来のHRP(黒い四角)で標識された酸化さ
れたジゴキシンから製造した。これらのデータは、対照
(黒い三角)と比較できる。図1のデータは、HRPお
よびアミン富化HRPへ直接付着される酸化されたジゴ
キシン二酸より製造される標識は、抗体によりそれぞれ
75%および100%結合されたことを示す。
【0070】図1に示されるように、ジアルデヒドへの
ジゴキシンの過ヨウ素酸ナトリウム酸化に欠く酵素のア
ミノ基を介したHRPへの結合により製造された対照は
、免疫能試験では免疫反応性が乏しい。90%を越える
酵素が未結合のままである。この発明により製造される
標識類は、ジゴキシンのイムノアッセイで重要な改良を
表わしている。
【0071】具体的な多層乾式イムノアッセイ要素フォ
ーマットは、「単分散されたビーズを含んでなる乾式イ
ムノアッセイ分析要素」と題する米国特許第444,0
79号に公表されており、上記文書では、個別の層にま
たは混合して単一層にのどちらかに塗布される2種の異
なるサイズの単分散ポリマービーズを使用している。こ
のフォーマットは、下記例11で用いられる。
【0072】例11−ジゴキシン用に塗布された薄層フ
ィルムイムノアッセイ 本例は、多層薄層フィルムフォーマットおよび個別洗浄
工程を用いるジゴキシン用競争的イムノアッセイを具体
的に説明するものである。特に、標識を例4に記載され
るように製造した。要素の構造は次のとおりである。
【0073】
【表1】
【0074】ジゴキシン−HRP標識リガンド類似体の
保管溶液を、ウシ血清アルブミン(1%)、0.01M
4′−ヒドロキシアセトアニリドおよび0.02%マー
シオレートを含む0.2M  MOPS(pH7.0)
中で製造した。上記ジゴキシン−HRPの保管溶液の試
料(0.1mL)を、脱脂ヒト血清マトリックスへジゴ
キシンを添加することにより調製される一連のジゴキシ
ン標準(0.9mL)と組み合わせた。
【0075】10μLずつジゴキシン要素上へスポット
した。37℃で5分経過後、過酸化水素を含む洗液(1
0μL)を加えて未結合ジゴキシン−HRPを要素の中
心から洗浄した。40秒後、反射率濃度(ΔDr)の変
化を37℃、680nmで30秒間、要素の中心で測定
した。Williams−Clapper変換〔J.O
pt.Soc.Am.,43,595(1953)〕は
、反射濃度を透過率価(ΔDt)へ換算するのに用いた
。その結果を以下に示す。
【0076】
【表2】
【0077】これらの結果は、本発明方法により製造さ
れるジゴキシン−HRP標識が、塗布されたジゴキシン
アッセイ用多層乾式分析要素中、都合のよいことを示す
。本発明の具体的な態様を前述の詳細な説明および例に
関連して以下に列挙する。
【0078】2.免疫学的反応性の単糖類もしくは多糖
類のジカルボン酸酸化生成物を含有するリガンド類似で
あって、前記酸化生成物に標識もしくは支持体をアミド
結合もしくはチオエステル結合を介して付着したリガン
ド類似体である上記リガンド類似体は次式で示される。
【0079】
【化7】
【0080】Rは、ビシナルジオール基、カルボン酸基
、第1級アミノ基およびスルフヒドリル基を欠く免疫学
的反応性基であり;Zは、ビシナルジオール基を含む炭
素原子の酸化により形成されるジカルボン酸を有する糖
環の残存原子類を示し;Z′は、糖環を完成するのに必
要な原子類を示し;そしてnは、0から2,500まで
の整数であり、R2 およびR3 は、各々独立してa
)−OR4 ,SR4 ,−NR4 R5 ;またはb
)アミノ基もしくはスルフヒドリル基を介してカルボキ
シル基へ結合される標識もしくは支持体の残基であって
、それが付着されるとアミド結合基(−NHCO−)も
しくはチオエステル結合基(−SCO−)を形成する残
基、を示し;R4 およびR5 は、各々独立して水素
、炭素原子数1〜6個の低級アルキル、もしくは炭素原
子数6〜10個のアリールより選ばれ;供給されるR2
 およびR3 の少なくとも1つは、標識もしくは支持
体の残基を含み、そして単糖類単位間の結合は、αもし
くはβグリコシド結合である。
【0081】3.次式
【化8】
【0082】(R,R2 ,R3 およびnは、請求項
2に定義したとおりであり、そしてR1 は、各々独立
して水素、低級アルキル、低級アルコキシ、低級アシル
オキシ、低級アルカナミド、ヒドロキシもしくはヒドロ
キシメチルである)で示される請求項2のリガンド類似
体。
【0083】4.次式
【化9】
【0084】(R,R1 ,R2 およびR3 は、請
求項2に定義したとおりであり、そしてnは、0から3
までである)で示される請求項2のリガンド類似体。
【0085】5.Rが、ステロイド基の残基である請求
項2,3もしくは4のリガンド類似体。
【0086】6.Rが、ジゴキシン、ジギトキシンもし
くはウワバインの残基である請求項2,3もしくは4の
リガンド類似体。
【0087】7.その標識が、酵素である請求項2,3
もしくは4のリガンド類似体。
【0088】8.その標識が、西洋ワサビペルオキシダ
ーゼ、アミン富化西洋ワサビペルオキシダーゼもしくは
アルカリ性ホスファターゼである請求項2,3もしくは
4のリガンド類似体。
【0089】9.ビシナルジオールを有する免疫学的反
応性の単糖類もしくは多糖類のジカルボン酸酸化生成物
を含有するリガンド類似体であって、前記酸化生成物に
標識もしくは支持体をアミド結合もしくはチオエステル
結合を介して付着したリガンド類似体を製造する方法で
あって、下記の工程を含んでなる方法。 (a)a)免疫学的反応性被検体(リガンド)と特異的
にバインディングできる基およびb)末端糖基上に位置
する2つのビシナルジオールを有する単糖類もしくは多
糖類を供給する工程; (b)水混和性有機溶媒混合物を含む水性溶液中で上記
末端糖のビシナルジオール部分を過ヨウ素酸および三酸
化クロムの混合物で酸化してジカルボン酸生成物を生成
する工程;ならびに (c)ジカルボン酸生成物を、アミノ基もしくはスルフ
ヒドリル基を含有する標識もしくは支持体と縮合する工
程。
【0090】10.その過ヨウ素酸および三酸化クロム
の混合物が、4/1から1/1の範囲内のモル濃度比で
ある請求項9の方法。
【0091】11.そのモル濃度比が、2/1である請
求項10の方法。
【0092】12.その標識が、西洋ワサビペルオキシ
ダーゼ、アミン富化西洋ワサビペルオキシダーゼもしく
はアルカリ性ホスファターゼからなる群より選ばれる酵
素である請求項10もしくは11の方法。
【0093】13.その支持体が、ポリマー粒子、繊維
もしくはフィルムである請求項10もしくは11の方法
【0094】14.請求項1,2,3,4,5,6,7
もしくは8の、ビシナルジオールを有する免疫学的反応
性の単糖類もしくは多糖類のジカルボン酸酸化生成物を
含有するリガンド類似体であって、前記酸化生成物に標
識もしくは支持体をアミド結合もしくはチオエステル結
合を介して付着したリガンド類似体が用いられるイムノ
アッセイ。
【0095】15.(a)支持体へ付着されるリガンド
類似体を供給する工程; (b)リガンドおよびリガンド類似体に対して付着され
る検出可能な標識を有するレセプターを供給する工程;
(c)(a)および(b)を混合する工程;そして(d
)結合もしくは未結合の標識レセプターを測定する工程
;を含んでなるリガンド用イムノアッセイであって、上
記リガンド類似体が、ビシナルジオールを有する免疫学
的反応性の単糖類もしくは多糖類のジカルボン酸酸化生
成物であってアミド結合もしくはチオエステル結合を介
して支持体へ付着した請求項1,2,3,4,5,6,
7もしくは8のリガンド類似体であることを特徴とする
【0096】16.(a)ビシナルジオールを有する免
疫学的反応性の単糖類もしくは多糖類のジカルボン酸酸
化生成物を含有し、アミド結合もしくはチオエステル結
合を介して標識へ付着した請求項1,2,3,4,5,
6,7もしくは8の標識リガンド類似体を供給する工程
; (b)リガンドを(a)と混合する工程;(c)(b)
由来の混合物をリガンドに対する抗体の既知量と反応さ
せる工程;ならびに (d)標識リガンド類似体の量を測定する工程;を含ん
でなるリガンド用イムノアッセイ。
【0097】17.その標識リガンド類似体が酵素標識
を含有し、そしてRがステロイド残基である請求項14
の方法。
【0098】18.その標識が、西洋ワサビペルオキシ
ダーゼ、アミン富化西洋ワサビペルオキシダーゼおよび
アルカリ性ホスファターゼであり、そしてRが、ジゴキ
シン、ジギトキシンもしくはウワバインの残基である請
求項17の方法。
【0099】19.ビシナルジオールを有する免疫学的
反応性の単糖類もしくは多糖類のジカルボン酸酸化生成
物を含んでなる乾式分析要素であって、前記酸化生成物
に標識もしくは支持体をアミド結合もしくはチオエステ
ル結合を介して付着した請求項1,2,3,4,5,6
,7もしくは8の乾式分析要素。
【0100】20.展開層に小さなビーズおよび大きな
ビーズを含んでなる請求項19の多層要素。
【0101】
【発明の効果】本発明の新規標識リガンド類似体類(構
造I)、特にジゴキシン、ジギトキシンおよびウワバイ
ンのステロイド誘導体類を含む類似体類を用いるイムノ
アッセイで、改良された免疫反応性および応答反応曲線
を発明者らは観察した。
【図面の簡単な説明】
【図1】酵素標識ジゴキシン類似体の免疫反応性。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ビシナルジオールを有する免疫学的反
    応性の単糖類もしくは多糖類のジカルボン酸酸化生成物
    を含有するリガンド類似体であって、前記酸化生成物に
    標識もしくは支持体をアミド結合もしくはチオエステル
    結合を介して付着したリガンド類似体。
JP3187824A 1990-07-27 1991-07-26 リガンドのイムノアッセイ Expired - Lifetime JPH07119761B2 (ja)

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