JPH0423240Y2 - - Google Patents

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JPH0423240Y2
JPH0423240Y2 JP1984130484U JP13048484U JPH0423240Y2 JP H0423240 Y2 JPH0423240 Y2 JP H0423240Y2 JP 1984130484 U JP1984130484 U JP 1984130484U JP 13048484 U JP13048484 U JP 13048484U JP H0423240 Y2 JPH0423240 Y2 JP H0423240Y2
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image
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JP1984130484U
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は感光体の両端部分のあるいは一方の端
部の不要静電荷を除去する電子写真複写機の不要
静電荷除去装置に関する。
従来の技術 電子写真複写機は一般的に感光ドラムの周りに
帯電装置、画像露光装置、現像装置、転写装置、
及びクリーニング装置がこの順に配置されて構成
されている。画像露光装置は通常、ランプ、ミラ
ー及びレンズから構成され、プラテンガラス上に
置かれた原稿を走査露光することにより感光ドラ
ム上に原稿に対応する静電潜像を形成するように
している。シート原稿を複写する場合には、通常
プラテンガラス上にシート原稿を載置しその上に
プラテンカバーを被せて複写作業を行なつてい
る。しかし複写すべき原稿の数が多い場合には、
いちいちプラテンカバーを被せて複写作業を行な
うのは煩しいので、プラテンカバーを開けたまま
で複写作業を行なうことがよくある。又本等の厚
い原稿を複写する場合には、手によつてプラテン
ガラス面に本等を押し付ける必要があるので、プ
ラテンカバーを開けたままで複写作業を行なうの
が通常である。これらのプラテンカバーを開けた
ままで複写作業を行なう場合に、得ようとするコ
ピー像の幅よりも感光体の帯電部分の幅が広い場
合には、感光体の原稿に対応しない部分にトナー
が付着してしまい、トナーを多大に消費すること
になる。又感光体上のトナー像を転写するコピー
用紙の幅が感光体上の画像部分の幅よりも広い場
合には、コピー用紙のエツジ部分にトナーがベツ
タリ付着してしまい、非常に見苦しいコピーとな
る。又プラテンカバーを被せた複写作業を行なつ
た場合にも、原稿のエツジ部分が薄くコピー用紙
上に出てしまいコピー質を劣化させる原因となつ
ている。そこで最近の複写機ではプラテンカバー
を開けたままで複写作業を行なつた場合にも、ト
ナーがエツジ部分に付着しないような不要静電荷
除去装置を有する電子写真複写機が提案されてい
る。これらの不要静電荷除去装置は主に複数のラ
ンプあるいは発光ダイオードから構成され、これ
らのランプあるいは発光ダイオードを複写すべき
画像幅に合わせて選択的に点灯することにより、
感光体上の静電荷を除電し、不要画像を除去して
いる。
考案が解決しようとする問題点 しかし従来の不要静電荷除去装置では、単に複
数のランプあるいは発光ダイオードを感光体の幅
方向に並べてこれらを複写すべき画像幅に合わせ
て選択的に点灯している構成であるので、感光体
上に形成された画像のエツジ部分に対応するラン
プあるいは発光ダイオードからの拡散光により、
画像のエツジ部分から相当内側に入つた必要画像
部分までをも消去してしまうことがよくあつた。
これを改善する為には照明装置に幅の狭い発光ダ
イオードを採用し狭いピツチ間隔で多数の発光ダ
イオードを並べて、これらを選択的に点灯制御す
る方法が考えられる。しかし市販されている発光
ダイオードの幅には制限が有り、それほど幅の狭
い発光ダイオードを採用するわけにもいかず、又
たとえ多数の発光ダイオードを幅の狭いピツチ間
隔で配列し得たとしても、コストが非常に高いも
のとなる。
よつて本考案の目的は、上述した従来技術の問
題点を克服し適正な消し込み幅を提供する電子写
真複写機の不要静電荷除去装置を提供することで
ある。
問題点を解決するための手段 上述した従来技術の問題点を解決する為に、本
考案によれば、複数の発光ダイオードの選択的点
灯により感光体上の静電荷を除電する構成の不要
静電荷除去装置に於いて、予め定められた画像幅
に対応する少なくとも1個の発光ダイオードの感
光体に対向する面と感光体との間に光透過率を制
御するフイルターを設けたことを特徴とする電子
写真複写機の不要静電荷除去装置が提供される。
このように予め定められた画像幅、即ちA4、
B4等の画像幅に対応する箇所の発光ダイオード
の前面にフイルターを設けたので、この部分での
発光ダイオードからの光の通過を制御することが
出来、発光ダイオードの両端部分からの光を感光
体が感光するしきい値以下に減衰させ、実質上非
常に幅の狭い発光ダイオードを採用したのと同様
な結果を得ることが出来る。即ち本考案は発光ダ
イオードはその中央部分で光度が高く両端部分に
いくに従いその光度が低くなることに着目し、フ
イルターを使用することにより両端部分からの光
を実質上感光体が感光するしきい値以下に減衰さ
せ、光度の高い中央部分からの光だけで感光体を
感光させるように構成したものである。
以下本考案を図面を参照してより詳細に説明す
ることにする。先ず第1図を参照すると、本考案
の不要静電荷除去装置を有する電子写真複写機の
概略構成図が示されており、感光ドラム10は先
ず帯電コロトロン12により一様に帯電され、次
いで画像露光装置14により原稿16に対応する
静電潜像が感光ドラム10上に形成される。感光
ドラム10上の静電潜像は現像装置18により現
像され、この現像された像は転写コロトロン20
により転写用紙22上に転写される。転写用紙2
2上のトナー像は次いで図示しない定着装置によ
り定着され永久像とされる。一方感光ドラム10
上の残留トナー像はクリーニング装置24により
クリーニングされ1コピーサイクルが終了する。
本考案の不要静電荷除去装置26は帯電コロト
ロン12と画像露光装置14との間に設置されて
いるが、この設置場所は限定的なものではなく例
えば画像露光装置14と現像装置18との間に設
置されるように構成してもよい。第2図を参照す
ると、本考案の不要静電荷除去装置の概略斜視図
が示されており、ハウジング28に多数の発光ダ
イオード30が取付けられている。予め定められ
た画像幅の箇所、即ちA4、B4等の幅に対応する
箇所の発光ダイオード30にはフイルター32が
第3図に示す如く発光ダイオードの前面と感光ド
ラム10との間に設けられている。フイルター3
2は発光ダイオードのハウジング28に着脱自在
に設けられており、光透過率の異なるフイルター
を交換して取付けることにより、消し込み量を調
整出来る構造となつている。即ち第4図に示すよ
うに透過率の異なるフイルターを使用することに
より、感光体上の画像のエツジからの消し込み量
を制御することが出来る。例えば透過率40%のフ
イルターを発光ダイオードの前面に取付けた場合
には、その消し込み量は画像のエツジから3mmに
制御することが出来る。この場合に使用した発光
ダイオードの光度は不要電荷除去装置に一般的に
使用される4mcdである。
作 用 以上のように構成された本考案の作用について
以下説明することにする。第5図を参照すると、
本考案の不要静電荷除去装置の制御ブロツク図が
示されている。先ず複写すべき原稿サイズをコン
トロールボード34に入力すると、この情報が入
力インターフエース36を介してマイクロコンピ
ユーターのCPU38に入力されてそこで演算さ
れる。CPU38の演算結果が出力インターフエ
ース40を介して出力され、感光体上の画像幅に
具合つただけの発光ダイオードが消灯され、他の
発光ダイオードが点灯される。このようにして感
光体上の両端部分のあるいは一方の端部分の静電
荷を除去して、複写すべき原稿幅に見合つた幅だ
けの感光体部分を帯電するようにしている。
しかし感光体上の画像のエツジ部分に対応する
発光ダイオードは通常点灯するように制御するの
で、この発光ダイオードからの光の拡散により画
像のエツジ部分から相当内側に入つた必要画像領
域までも除去してしまうことがよく起こる。そこ
で本考案では、予め定められた画像幅に対応する
発光ダイオード前面に着脱自在なフイルターを設
けることにより、この不具合を解消している。即
ちフイルターの透過率と感光体上の画像のエツジ
からの消し込み量との関係は第4図に示すように
なつており、フイルターを適宜交換することによ
り画像のエツジ部分からの消し込み量を調整する
ことが出来る。
本考案は発光ダイオードの光度の分布が、発光
ダイオードの幅を横軸にとり光度の強さを縦軸に
とつた場合に、山型をしていることに着目し、フ
イルターを使用することにより発光ダイオードの
両端部分からの光を感光体が感光するしきい値以
下に減衰させ、光度の高い中央部分からの光だけ
で感光体を感光させるように構成して光の拡散を
防止することによつて、画像域と非画像域の境界
線近傍の消し込み量を調整でき、実質上非常にピ
ツチ間隔の狭い発光ダイオードを使用した場合と
同等あるいはそれ以上の効果を上げているもので
ある。
考案の効果 本考案は以上説明したように、予め定められた
画像幅に対応する発光ダイオードの前面に適当な
透過率を有するフイルターを取付けて不要静電荷
除去装置を構成したので、感光体上の画像のエツ
ジからの消し込み量をフイルターを交換すること
により任意に調整することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の不要静電荷除去装置を有する
電子写真複写機の概略構成図、第2図は本考案の
不要静電荷除去装置の概略斜視図、第3図はフイ
ルター取付け部分の不要静電荷除去装置の断面
図、第4図はフイルターの透過率と感光体上の画
像のエツジからの消し込み量との関係を示すグラ
フ、第5図は本考案の不要静電荷除去装置の制御
ブロツク図である。 10……感光ドラム、12……帯電コロトロ
ン、14……画像露光装置、26……不要静電荷
除去装置、28……ハウジング、30……発光ダ
イオード、32……フイルター。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 感光体に対向してその幅方向に複数の発光ダイ
    オードを所定のピツチ間隔で直線状に設け、感光
    体上の画像幅に応じて非画像部分の発光ダイオー
    ドを点灯することにより感光体上の不要静電荷を
    除電する不要静電荷除去装置において、 予め定められた画像エツジに対応する少なくと
    も1個の発光ダイオードの感光体に対向する面と
    感光体との間に光透過率を制御するフイルターを
    着脱可能に設け、 前記フイルターを設けた発光ダイオードの両端
    部分からの光を該フイルターにより感光体が感光
    するしきい値以下に減衰させ、感光体上に形成さ
    れた画像のエツジ部分から画像部内側の除電幅を
    所定の幅に制御するようにしたことを特徴とする
    不要静電荷除去装置。
JP13048484U 1984-08-30 1984-08-30 複写機の不要静電荷除去装置 Granted JPS6146559U (ja)

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JP13048484U JPS6146559U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 複写機の不要静電荷除去装置

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JP13048484U JPS6146559U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 複写機の不要静電荷除去装置

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JPS6146559U JPS6146559U (ja) 1986-03-28
JPH0423240Y2 true JPH0423240Y2 (ja) 1992-05-29

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JP13048484U Granted JPS6146559U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 複写機の不要静電荷除去装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54125031A (en) * 1978-03-23 1979-09-28 Ricoh Co Ltd Erasion method for unnecessary static latent image region

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56139163U (ja) * 1980-03-21 1981-10-21

Patent Citations (1)

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JPS54125031A (en) * 1978-03-23 1979-09-28 Ricoh Co Ltd Erasion method for unnecessary static latent image region

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JPS6146559U (ja) 1986-03-28

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