JPH04232161A - アンチロック・ブレーキ・システムが組み込まれた自動車用ハブ・ベアリング組立体 - Google Patents
アンチロック・ブレーキ・システムが組み込まれた自動車用ハブ・ベアリング組立体Info
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- JPH04232161A JPH04232161A JP3176182A JP17618291A JPH04232161A JP H04232161 A JPH04232161 A JP H04232161A JP 3176182 A JP3176182 A JP 3176182A JP 17618291 A JP17618291 A JP 17618291A JP H04232161 A JPH04232161 A JP H04232161A
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 5
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- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000005355 Hall effect Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P3/00—Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
- G01P3/42—Devices characterised by the use of electric or magnetic means
- G01P3/44—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
- G01P3/443—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed mounted in bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/34—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
- F16C19/38—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers
- F16C19/383—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone
- F16C19/385—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone with two rows, i.e. double-row tapered roller bearings
- F16C19/386—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone with two rows, i.e. double-row tapered roller bearings in O-arrangement
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の車軸部品、特にア
ンチロック・ブレーキ・システムを組み込んだハブ・ベ
アリング組立体の新規な構成に関する。
ンチロック・ブレーキ・システムを組み込んだハブ・ベ
アリング組立体の新規な構成に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、小型トラックを含む各種の自動車
において、アンチロック・ブレーキ・システム(通称A
BS)の採用が増大しつつある。ABSは車輪の回転を
検知し、車輪に作用する制動力を緩和して車輪のロック
アップ状態の発生を防止する。車輪が制動時にロックア
ップ状態となると、停止距離が長くなると共に、車両の
方向性が不安定となるので、この発生を防止するための
ABSの装着が望まれる。
において、アンチロック・ブレーキ・システム(通称A
BS)の採用が増大しつつある。ABSは車輪の回転を
検知し、車輪に作用する制動力を緩和して車輪のロック
アップ状態の発生を防止する。車輪が制動時にロックア
ップ状態となると、停止距離が長くなると共に、車両の
方向性が不安定となるので、この発生を防止するための
ABSの装着が望まれる。
【0003】主なABS設計の一例によれば、各車輪に
センサーを取り付けてABSによる制御を行う。センサ
ーは、例えばスロットを有するディスクを用いた光セン
サー装置、誘導ピックアップ装置、ホール効果装置、可
変磁気抵抗装置等の任意構成により車輪の回転を検知す
る。車輪回転検知センサーからの信号はABSコンピュ
ータに送られて制動力を制御する。
センサーを取り付けてABSによる制御を行う。センサ
ーは、例えばスロットを有するディスクを用いた光セン
サー装置、誘導ピックアップ装置、ホール効果装置、可
変磁気抵抗装置等の任意構成により車輪の回転を検知す
る。車輪回転検知センサーからの信号はABSコンピュ
ータに送られて制動力を制御する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在用いられているA
BSセンサーには、主として、励磁リングやスロット入
りディスク等のように車輪の回転に追従してセンサーに
対して回転する部材が用いられている。多くのタイプの
センサーにおいて、特にセンサーと励磁リングとが磁気
的に接続されるタイプのセンサーにおいて、車輪と共に
回転する部材とセンサーとの間の所定の位置関係ないし
クリアランスを車輪回転の間保持することが重要となる
。従来のABSセンサー用の設計は、その多くが、ハブ
と車輪の組立体を車両に取り付けた後にセンサーユニッ
トの較正を行わなければならないものであって、コスト
面及び労力面において著しく不利なものであった。この
事情の故に、従来のABSセンサーを組み込んだハブ・
ベアリング組立体においては、該センサーシステムにお
ける部材間の配向関係(アラインメント)ないしクリア
ランスが予め正確に行われ、組立後の再調整作業が実質
的に不要とされるものでなければならない。
BSセンサーには、主として、励磁リングやスロット入
りディスク等のように車輪の回転に追従してセンサーに
対して回転する部材が用いられている。多くのタイプの
センサーにおいて、特にセンサーと励磁リングとが磁気
的に接続されるタイプのセンサーにおいて、車輪と共に
回転する部材とセンサーとの間の所定の位置関係ないし
クリアランスを車輪回転の間保持することが重要となる
。従来のABSセンサー用の設計は、その多くが、ハブ
と車輪の組立体を車両に取り付けた後にセンサーユニッ
トの較正を行わなければならないものであって、コスト
面及び労力面において著しく不利なものであった。この
事情の故に、従来のABSセンサーを組み込んだハブ・
ベアリング組立体においては、該センサーシステムにお
ける部材間の配向関係(アラインメント)ないしクリア
ランスが予め正確に行われ、組立後の再調整作業が実質
的に不要とされるものでなければならない。
【0005】従来のこの種のハブ・ベアリング組立体に
おいて、ABSセンサーは、ベアリングの取付フランジ
に取り付けられたセンサー装着板上に装着されていた。 このセンサー装着板を用いたことは、追加的な部品を製
造してベアリングの取付フランジ上に組み込まなければ
ならないことを意味し、センサーのアラインメントを規
定しその位置を正確に決定する作業を複雑化するもので
あった。
おいて、ABSセンサーは、ベアリングの取付フランジ
に取り付けられたセンサー装着板上に装着されていた。 このセンサー装着板を用いたことは、追加的な部品を製
造してベアリングの取付フランジ上に組み込まなければ
ならないことを意味し、センサーのアラインメントを規
定しその位置を正確に決定する作業を複雑化するもので
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、車輪
と共に回転する回転部材とセンサーとの間の所定の位置
関係ないしクリアランスが厳密に規定され、且つ該所定
の位置関係ないしクリアランスが車輪回転の間も常に確
保されるよう構成されたABS組み込みハブ・ベアリン
グ組立体を提供することを目的とする。
と共に回転する回転部材とセンサーとの間の所定の位置
関係ないしクリアランスが厳密に規定され、且つ該所定
の位置関係ないしクリアランスが車輪回転の間も常に確
保されるよう構成されたABS組み込みハブ・ベアリン
グ組立体を提供することを目的とする。
【0007】本発明のハブ・ベアリング組立体は特に小
型トラックへの適用に向けて設計され、ABSセンサー
を一体的に装着するための手段を備えている。本発明の
ハブ・ベアリング組立体によれば、その組立工程におい
て、ABSセンサーと励磁リングとの間の位置関係が極
めて高精度に得られる。センサーと励磁リングとの間に
正確で且つ小さなクリアランスを与えることにより、よ
り大きな電気的出力がセンサーに得られる。このクリア
ランスはハブ・ベアリング組立体の組立工程において規
定され、その後の調整は不要である。本発明のハブ・ベ
アリング組立体の形状及び構成は、各別に組み立てられ
る部品の数を減少させるので、センサーと励磁リングと
の間の径方向クリアランス及び位置関係に悪影響を与え
る可能性をより小さくすることができる。
型トラックへの適用に向けて設計され、ABSセンサー
を一体的に装着するための手段を備えている。本発明の
ハブ・ベアリング組立体によれば、その組立工程におい
て、ABSセンサーと励磁リングとの間の位置関係が極
めて高精度に得られる。センサーと励磁リングとの間に
正確で且つ小さなクリアランスを与えることにより、よ
り大きな電気的出力がセンサーに得られる。このクリア
ランスはハブ・ベアリング組立体の組立工程において規
定され、その後の調整は不要である。本発明のハブ・ベ
アリング組立体の形状及び構成は、各別に組み立てられ
る部品の数を減少させるので、センサーと励磁リングと
の間の径方向クリアランス及び位置関係に悪影響を与え
る可能性をより小さくすることができる。
【0008】本発明の上記目的ないし効果は、励磁リン
グをハブ・ベアリング組立体におけるハブに直接的に装
着し、センサーを該組立体におけるベアリングパックユ
ニットの取付フランジに直接的に装着するようにした設
計的特徴によって達成される。ベアリングパックユニッ
トはサスペンション構成部品に取り付けられる。
グをハブ・ベアリング組立体におけるハブに直接的に装
着し、センサーを該組立体におけるベアリングパックユ
ニットの取付フランジに直接的に装着するようにした設
計的特徴によって達成される。ベアリングパックユニッ
トはサスペンション構成部品に取り付けられる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例による自動車用のハブ・ベ
アリング組立体が図1に符号10として概括的に示され
ている。このハブ・ベアリング組立体は、主として、ハ
ブ12と、ベアリングパック14と、ABSセンサー1
5と、励磁リング50とを有する。
アリング組立体が図1に符号10として概括的に示され
ている。このハブ・ベアリング組立体は、主として、ハ
ブ12と、ベアリングパック14と、ABSセンサー1
5と、励磁リング50とを有する。
【0010】ハブ12内に規定される中空通路16には
、軸方向に溝が複数並設された円筒部分18が設けられ
、スプライン駆動軸(図示せず)を受容するよう構成さ
れている。スプライン駆動軸にはユニバーサルジョイン
トや定速ジョイントが設けられ、ハブ・ベアリング組立
体10に対するサスペンション動作やステアリング動作
を許容する。図1に示されるハブ・ベアリング組立体1
0は主として四輪駆動車両用に設計されたものであり、
特にその前輪駆動車軸に用いられる。
、軸方向に溝が複数並設された円筒部分18が設けられ
、スプライン駆動軸(図示せず)を受容するよう構成さ
れている。スプライン駆動軸にはユニバーサルジョイン
トや定速ジョイントが設けられ、ハブ・ベアリング組立
体10に対するサスペンション動作やステアリング動作
を許容する。図1に示されるハブ・ベアリング組立体1
0は主として四輪駆動車両用に設計されたものであり、
特にその前輪駆動車軸に用いられる。
【0011】ハブ12は更に径方向に突出する車輪取付
フランジ20を有する。このフランジ20には、車輪取
付ボルト24を装着するためのボルト孔22が複数設け
られている。車輪取付フランジ20の内側において、ハ
ブ12の外周面には小径部26が段設され、更にその内
側には肩部29を介して更に小径のベアリングパック取
付面28が形成されている。
フランジ20を有する。このフランジ20には、車輪取
付ボルト24を装着するためのボルト孔22が複数設け
られている。車輪取付フランジ20の内側において、ハ
ブ12の外周面には小径部26が段設され、更にその内
側には肩部29を介して更に小径のベアリングパック取
付面28が形成されている。
【0012】ベアリングパック28は、内側レース32
を有する一対の傾斜ローラベアリング30と傾斜ローラ
部材36とから成る。ベアリングパックのキャップ38
はローラ部材36に対する外側レースを規定すると共に
、径方向に突出するフランジ40を有しており、その取
付穴42を介して該ベアリングパック14はステアリン
グナックルや他のサスペンション構成部品に取り付けら
れる。ベアリングパック14は液密シールタイプのユニ
ットであり、その製造工程において充填されたグリース
がグリースシール44及び46によって該ベアリングパ
ック内に封止される。ベアリングパック14は、図1に
示されるように、肩部29に掛止されつつベアリングパ
ック取付面28上に圧接的に装着される。
を有する一対の傾斜ローラベアリング30と傾斜ローラ
部材36とから成る。ベアリングパックのキャップ38
はローラ部材36に対する外側レースを規定すると共に
、径方向に突出するフランジ40を有しており、その取
付穴42を介して該ベアリングパック14はステアリン
グナックルや他のサスペンション構成部品に取り付けら
れる。ベアリングパック14は液密シールタイプのユニ
ットであり、その製造工程において充填されたグリース
がグリースシール44及び46によって該ベアリングパ
ック内に封止される。ベアリングパック14は、図1に
示されるように、肩部29に掛止されつつベアリングパ
ック取付面28上に圧接的に装着される。
【0013】図示のハブ・ベアリング組立体10はAB
Sセンサー15と励磁リング50を有する。励磁リング
50はハブ12円筒面の小径部26上に圧接的に装着さ
れる。用いられるセンサーのタイプに応じて異なる形状
の励磁リング50を用いることができる。図示の実施例
に用いられるセンサーシステムにおいては、外周に沿っ
て複数の歯が形成された鉄リング50が励磁リングとし
て用いられる。図示のセンサー15は可変磁気抵抗装置
であって、プラスチック媒体内に銅の巻線コイルが保持
されて成る永久磁石を有する。これらの構成により、励
磁リング50がセンサー15に対して相対的に回転する
と、センサー内に起電力が発生する。この誘導起電力の
周波数は車両の車輪速度に比例する。これに代わる構成
として、ホール効果を利用した変換器等の能動的センサ
ーを用いて、車輪速度が零に近付いた時に誘導起電力を
生じさせるようにしても良い。
Sセンサー15と励磁リング50を有する。励磁リング
50はハブ12円筒面の小径部26上に圧接的に装着さ
れる。用いられるセンサーのタイプに応じて異なる形状
の励磁リング50を用いることができる。図示の実施例
に用いられるセンサーシステムにおいては、外周に沿っ
て複数の歯が形成された鉄リング50が励磁リングとし
て用いられる。図示のセンサー15は可変磁気抵抗装置
であって、プラスチック媒体内に銅の巻線コイルが保持
されて成る永久磁石を有する。これらの構成により、励
磁リング50がセンサー15に対して相対的に回転する
と、センサー内に起電力が発生する。この誘導起電力の
周波数は車両の車輪速度に比例する。これに代わる構成
として、ホール効果を利用した変換器等の能動的センサ
ーを用いて、車輪速度が零に近付いた時に誘導起電力を
生じさせるようにしても良い。
【0014】本実施例において、センサー15はベアリ
ングパック14のセンサー取付フランジ40に直接的に
取り付けられているため、励磁リング50に対するセン
サー15の正確な位置関係が得られる。図2に明らかな
ように、フランジ40は一対の薄肉状ウエブ54及び5
6を有し、それらの間に、センサー15を取り付けるた
めのスペースを与えるべくノッチ58が形成されている
。またセンサー15には一対のチューブ状ボス60が突
出形成され、その一方はその外寸に対応する内寸を有す
るべく正確に加工された丸穴62内に密実に嵌合され、
他方は細長状スロット64内に遊嵌される。かくして、
丸穴62とスロット64と中心間距離とチューブ状ボス
60同士の中心間距離との若干の寸法誤差が許容される
。一方のボス60は丸穴62に密実に嵌合され、センサ
ー15を正確に位置決めする。スロット64は、ハブ1
2の回転中心の回りに規定される円周部分に沿った方向
に細長とされることが好ましい。ボス60の内径部分は
ネジ切りされている。センサー15は、丸穴62及びス
ロット64を挿通し且つチューブ状ボス60内に締着さ
れる取付ボルト66によって、所定位置に定置される。 センサー15のクランプ面68から突出形成されるチュ
ーブ状ボス60の高さ寸法は、ウエブ54及び56の厚
さよりも小さく設定され、センサー15がボルト66に
引き寄せられてウエブ54及び56と密着するよう構成
されている。
ングパック14のセンサー取付フランジ40に直接的に
取り付けられているため、励磁リング50に対するセン
サー15の正確な位置関係が得られる。図2に明らかな
ように、フランジ40は一対の薄肉状ウエブ54及び5
6を有し、それらの間に、センサー15を取り付けるた
めのスペースを与えるべくノッチ58が形成されている
。またセンサー15には一対のチューブ状ボス60が突
出形成され、その一方はその外寸に対応する内寸を有す
るべく正確に加工された丸穴62内に密実に嵌合され、
他方は細長状スロット64内に遊嵌される。かくして、
丸穴62とスロット64と中心間距離とチューブ状ボス
60同士の中心間距離との若干の寸法誤差が許容される
。一方のボス60は丸穴62に密実に嵌合され、センサ
ー15を正確に位置決めする。スロット64は、ハブ1
2の回転中心の回りに規定される円周部分に沿った方向
に細長とされることが好ましい。ボス60の内径部分は
ネジ切りされている。センサー15は、丸穴62及びス
ロット64を挿通し且つチューブ状ボス60内に締着さ
れる取付ボルト66によって、所定位置に定置される。 センサー15のクランプ面68から突出形成されるチュ
ーブ状ボス60の高さ寸法は、ウエブ54及び56の厚
さよりも小さく設定され、センサー15がボルト66に
引き寄せられてウエブ54及び56と密着するよう構成
されている。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、車両の車軸に装着され
るハブ・ベアリング組立体において、組み込まれるAB
Sにおける車輪と共に回転する部品とセンサーとの間の
所定の位置関係ないし径方向クリアランスが厳密に規定
される。本発明のハブ・ベアリング組立体は従来品と比
べて少数の部品から構成されており、従ってセンサーに
おける上記所定の径方向クリアランスを正確に設定し且
つ使用中においても確保することがより容易となる。セ
ンサーにおける上記所定の径方向クリアランスは、サブ
アセンブリとしてのハブ・ベアリング組立体の組立工程
において設定されるので、その後の車両製造工程におい
てもそのまま確保され、再調整の必要がない。
るハブ・ベアリング組立体において、組み込まれるAB
Sにおける車輪と共に回転する部品とセンサーとの間の
所定の位置関係ないし径方向クリアランスが厳密に規定
される。本発明のハブ・ベアリング組立体は従来品と比
べて少数の部品から構成されており、従ってセンサーに
おける上記所定の径方向クリアランスを正確に設定し且
つ使用中においても確保することがより容易となる。セ
ンサーにおける上記所定の径方向クリアランスは、サブ
アセンブリとしてのハブ・ベアリング組立体の組立工程
において設定されるので、その後の車両製造工程におい
てもそのまま確保され、再調整の必要がない。
【図1】本発明の一実施例によるハブ・ベアリング組立
体の断面図である。
体の断面図である。
【図2】図1のハブ・ベアリング組立体におけるベアリ
ングパックとABSセンサーとの配置関係を示す分解斜
視図である。
ングパックとABSセンサーとの配置関係を示す分解斜
視図である。
10 ハブ・ベアリング組立体
12 ハブ
14 ベアリングパック
15 ABSセンサー
28 ベアリングパック取付面
40 センサー取付フランジ
50 励磁リング
54 ウエブ
56 ウエブ
58 ノッチ
60 チューブ状ボス
62 丸穴
64 細長スロット
66 ボルト
Claims (7)
- 【請求項1】 車輪装着手段を備え円筒形状の外
側表面を有するハブと、上記ハブの円筒形状の外側表面
上に取り付けられる励磁リングと、上記車輪及び上記ハ
ブの回転に関する出力を送出するアンチロック・ブレー
キ・システムのためのセンサーと、上記ハブを回転自在
に支持するためのベアリングパックであって取付フラン
ジを有すると共に上記ハブに結合される少なくとも一の
内側レースと上記取付フランジに結合される少なくとも
一の外側レースとの間に配置されるローラベアリング部
材を有するところのベアリングパックとを有して成り、
上記ベアリングパックの上記取付フランジには上記ベア
リングパックをサスペンション構造に取り付けるための
ベアリングパック取付手段が備えられると共に、上記セ
ンサーを直接的に取り付けるためのセンサー取付手段が
備えられて上記励磁リングと上記センサーとの間の所望
の径方向クリアランスを与えるよう構成されて入ること
を特徴とする、アンチロック・ブレーキ・システムが組
み込まれた自動車用ハブ・ベアリング組立体。 - 【請求項2】 上記励磁リングが鉄でできていて
、その外周に沿って歯が複数形成されたものであり、上
記センサーが上記ハブの回転速度に応じた周波数の誘導
起電力を発生する可変磁気抵抗型センサーである、請求
項1のハブ・ベアリング組立体。 - 【請求項3】 上記センサー取付手段が一対の分
離されたウエブより成り、これらウエブ間にノッチが形
成され、各ウエブに上記センサーのための取付具を挿通
させる一又はそれ以上の開口が形成されている、請求項
1のハブ・ベアリング組立体。 - 【請求項4】 上記センサーに一対のチューブ状
ボスが突出形成され、これらボスのうちの少なくとも一
が上記開口の少なくとも一に密実に嵌合される、請求項
3のハブ・ベアリング組立体。 - 【請求項5】 上記励磁リングと上記センサーと
の間の上記所定の径方向クリアランスが、上記励磁リン
グ及び上記センサーそれ自身と、上記ハブと上記ベアリ
ングパックとによってのみ規定される、請求項1のハブ
・ベアリング組立体。 - 【請求項6】 車輪装着手段を備え円筒形状の外
側表面を有するハブと、上記ハブの円筒形状の外側表面
上に取り付けられその外周に沿って歯が複数設けられた
励磁リングと、アンチロック・ブレーキ・システムのた
めのセンサーであって上記励磁リングの相対的回転に伴
って上記励磁リングの上記歯と対向して上記車輪及び上
記ハブの回転速度に関する電気的出力を送出する可変磁
気抵抗センサーと、上記ハブを回転自在に支持するため
のベアリングパックであって取付フランジを有すると共
に上記ハブに結合される少なくとも一の内側レースと上
記取付フランジに結合される少なくとも一の外側レース
との間に配置されるローラベアリング部材を有するとこ
ろのベアリングパックとを有して成り、上記ベアリング
パックの上記取付フランジには上記ベアリングパックを
サスペンション構造に取り付けるためのベアリングパッ
ク取付手段が備えられると共に、上記センサーを受容す
るためのノッチをそれらの間に形成する一対のウエブを
有し、更に、上記一対のウエブにおける穴を挿通して上
記センサーを上記取付フランジに締着せしめるための締
着手段を有して成り、かくして上記励磁リングと上記セ
ンサーとの間の径方向クリアランスが上記センサー、上
記励磁リング、上記ハブ及び上記ベアリングパックのみ
によって規定されることを特徴とする、アンチロック・
ブレーキ・システムが組み込まれた自動車用ハブ・ベア
リング組立体。 - 【請求項7】 上記センサーに一対のチューブ状
ボスが突出形成され、これらボスのうちの少なくとも一
が上記開口の少なくとも一に密実に嵌合される、請求項
6のハブ・ベアリング組立体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/543,327 US5011302A (en) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | Motor vehicle hub and bearing with integrated anti-lock brake sensor mounting |
US543327 | 1990-06-25 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04232161A true JPH04232161A (ja) | 1992-08-20 |
Family
ID=24167529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3176182A Pending JPH04232161A (ja) | 1990-06-25 | 1991-06-19 | アンチロック・ブレーキ・システムが組み込まれた自動車用ハブ・ベアリング組立体 |
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