JPH0423192Y2 - - Google Patents

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JPH0423192Y2
JPH0423192Y2 JP1985033137U JP3313785U JPH0423192Y2 JP H0423192 Y2 JPH0423192 Y2 JP H0423192Y2 JP 1985033137 U JP1985033137 U JP 1985033137U JP 3313785 U JP3313785 U JP 3313785U JP H0423192 Y2 JPH0423192 Y2 JP H0423192Y2
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JP
Japan
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plant cultivation
cultivation section
plants
room
section
Prior art date
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JP1985033137U
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JPS61150989U (ja
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  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は食料用、鑑賞用等の植物を、苗や鉢物
の状態で収納して栽培するための植物栽培用出窓
に関するものである。
(従来の技術) 花等の植物や置物を置けるようにした出窓に於
いて、この出窓を開閉させて室内の換気を行える
ようにしたものがある。例えば実開昭53−15630
号公報に開示されるものは窓ガラスを前面側に設
けた収納出窓をサツシに取付けたものであり、ま
た実開昭60−19684号公報に開示されるものは収
納部を180度以上の回転範囲で回転可能に構成し
ている。
前者の出窓は、突出させた枠体の前面に遮光性
の窓を設けた構成であるので、出窓内及び出窓を
介しての室内への入射光量が少なくなり、室内が
暗い感じになつたり、外側の窓の外面の清掃が困
難であるという課題があるのに対して、後者のも
のでは遮光性の窓を突出させて構成すると共に、
全体を180度以上回転可能であるので、前者の課
題は解決することができる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら後者の構成では、入射光量の課題
は解決できるものの、この出窓内で植物を栽培す
る際、催芽や育苗時期にあたる植物がある場合に
は、これをそのまま一緒に出窓内において栽培す
ることはできず、出窓とは別の場所に遮光箱を設
置したりして、そこで栽培をせざるを得ない。
本考案は、このような課題を解決することを目
的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上述した課題を解決するための手段を、実施例
に対応する図を参照して説明すると、本考案の植
物栽培用出窓は、室外側に透光性の突出壁2を構
成すると共に、室内側に透光性の扉3を設けて植
物栽培部1を構成し、該植物栽培部1の室内側上
下中間部を支持枠4に旋回自在に支持すると共
に、該支持枠4を建物5の窓用開口部6の外側に
横方向に移動自在に支持して前記植物栽培部1に
より窓用開口部6を開閉自在に構成し、該植物栽
培部1内の下部に遮光部13を構成すると共に、
該遮光部13の上部は植物を載置自在に構成した
ものである。
(作用) 植物栽培部1は、透光性の突出壁2と室内側の
透光性の扉3によつて構成するので、その中への
採光性が非常に良く、従つて室内への採光性も非
常に良い。こうして室内への採光と共に、栽培し
ている植物10を鑑賞することができる。
かかる状態に於いて植物栽培部1を旋回すれ
ば、これと支持枠4間の空間を通して室内の換気
を行うことができる。また植物栽培部1は旋回さ
せず、支持枠4を横方向に移動して窓用開口部6
を開とすることにより、前述よりも広い空間を通
して室内の換気を行うことができる。以上の如く
して本考案は開閉窓としての機能を奏する。
また、上述したように植物栽培部1を旋回すれ
ば180度の旋回により透光性の突出壁2を室内側
に向けることができるので、突出壁2の外面の清
掃を容易に行うことができると共に、室内に於い
て突出壁2側から植物10の鑑賞を行うことがで
きる。
催芽や育苗時期にあたる植物10は遮光部13
に入れて栽培することができ、この遮光部13に
対しての植物10の出し入れは、この遮光部13
の上部は植物10を載置自在に構成しているの
で、載置している植物10を取り除いたりせずに
行える。
(実施例) 次に本考案の実施例を図について詳細に説明す
る。
符号1は植物栽培部で、この植物栽培部1は室
外側に透光性の突出壁2を構成すると共に、、室
内側に透光性の扉3を設けた構成としている。突
出壁2の形状は図示例のように半円筒状とする
他、多角形状等適宜である。そして、この突出壁
2並びに扉3の構成材料は、透光性であればメチ
ルメタクリレート等の合成樹脂板やガラス板等適
宜の材料を用いることができる。また、突出壁2
の光線透過率も、採光性を阻害しない範囲で適宜
決定することができる。
上記の構成に於いて、前記植物栽培部1の室内
側上下中間部を、支持枠4に旋回自在に支持し、
この支持枠4を建物5の窓用開口部6の外側に横
方向に移動自在に支持して、前記植物栽培部1に
より前記窓用開口部6を開閉自在に構成する。符
号7は植物栽培部1の室内側上下中間部に突設し
た旋回軸で、この旋回軸7を支持枠4の上下に設
けた軸受8に嵌合して、上記植物栽培部1を旋回
自在に支持するものである。かかる旋回軸7及び
軸受8は互いに逆側に構成して良く、この他、旋
回自在に支持する構成は適宜である。また植物栽
培部1を旋回不能に支持する錠機構等の構成は扉
等に於ける従来の機構を適用することができる。
符号9は支持枠4を横方向に移動自在に支持する
案内レールであるが、これらの移動機構は既存の
機構を適用することができる。例えば支持枠4は
既存のサツシを利用することができる。
上記植物栽培部1には、鉢物の植物10を置く
棚11を取付金具12によつて任意の高さに、任
意の段数取付けられるように構成している。また
植物栽培部1の下部にはカーテンや板体等による
遮光壁14により遮光部13を構成しており、少
なくともその上部は板体として植物10を載置自
在に構成している、遮光部13は、上述した通り
催芽や育苗時期に於ける植物10の保管スペース
とするのもである。更に植物栽培部1の上部に
は、植物10の主枝を保持して育成を補助する誘
引ひも15を設けている。この他、植物栽培部1
には内部の温度を保持するヒーターや、ヒーター
を兼用した植物育成用人工光源ランプを設ける
等、植物10の育成を補助する適宜の構成を負荷
することができる。このような場合には、上記扉
3は放熱防止作用を有する構成とすれば効果的で
ある。しかしながら、植物栽培部1内の環境が室
内と同様で良い場合には、扉3は少なくとも植物
10等の落下を防止する構成であれば良く、綱
状、格子状等に構成することができる。
以上の構成に於いて、本考案の植物栽培部用出
窓は、第1図a、第3図aに示すように支持枠4
並びに植物栽培部1を閉状態とすることにより、
室内への風雨等の侵入を防ぐことができると共
に、この状態で支持枠4を横方向に移動して窓用
開口部6を開とすることにより、前述よりも広い
空間を通して室内の換気を行うことができる。ま
た第1図b、第3図bに示すように植物栽培部1
を適宜旋回させて支持枠4間に隙間を構成するこ
とによつても室内の換気等を行うことができる。
更に植物栽培部1を旋回させ、例えば180度旋
回させることにより、第3図dに示すように突出
壁2側が室内に入つてくるので、該突出壁2の外
面の清掃を室内で容易に行うことができ、またこ
の状態で植物10の鑑賞を行うこともできる。植
物栽培部1の旋回軸6は、室内側中間部にあるか
ら、旋回に際しての植物栽培部1の端部の室内へ
の突出量は横幅の半分程度であり、さほど室内の
邪魔とならない。
しかして本考案の収納出窓は、室内側の扉3を
開けることによつて植物栽培部1内に食料用や鑑
賞用等の植物10を、鉢物や苗の状態として入れ
ることができ、こうして植物栽培部1内に於いて
植物10の栽培を行うことができる。
このように植物栽培部1は、透光性の突出壁2
と室内側の透光性の扉3によつて構成しているの
で、周囲から外光が入射し、その中への採光性が
非常に良い。また周囲から入射した外光は、植物
栽培部1に収納している植物10等によつて一部
遮られる部分を除いて扉3を通して室内に入射
し、従つて室内への採光性も非常に良い。このた
め突出した植物栽培部1を設けていても室内が暗
い感じとはならない。
(考案の効果) 本考案は以上の通り、植物栽培部を構成した出
窓に於いて、この植物栽培部の旋回またはこれを
旋回自在に支持する支持枠の横方向の移動によつ
て出窓を開閉させて室内の換気を行えるようにす
ると共に、植物栽培部は透光性の突出壁と室内側
の透光性の扉によつて構成するので、その中への
採光性、そして室内への採光性が非常に良く、ま
た植物栽培部は180度旋回させることにより透光
性の突出壁を室内側に向けることができるので、
その外面の清掃を容易に行うことができると共
に、この側からの植物の鑑賞を行うことができる
という効果がある。殊に本考案では植物栽培部内
の下部に遮光部を構成すると共に、外遮光部の上
部は植物を載置自在に構成しているので、催芽や
育苗時期にあたる植物は、遮光部に入れて栽培す
ることができ、この遮光部に対しての植物の出し
入れは、この遮光部の上部を植物載置部に構成し
ているので、載置している植物を取り除いたりせ
ずに行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
全図共に本考案の実施例に対応するもので、第
1図a,b,cは室外側から見た外観説明図、第
2図は室内側から見た外観説明図、第3図a,
b,c,dは動作説明図、第4図a,bは植物栽
培部の構成の一例を示す夫々説明的縦断面図、X
−X線断面図である。 符号1……植物栽培部、2……突出壁、3……
扉、4……支持枠、5……建物、6……窓用開口
部、7……旋回軸、8……軸受、9……案内レー
ル、10……植物、11……棚、12……取付金
具、13……遮光部、14……遮光壁、15……
誘引ひも。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室外側に透光性の突出壁を構成すると共に、室
    内側に透光性の扉を設けて植物栽培部を構成し、
    外植物栽培部の室内側上下中間部を支持枠に旋回
    自在に支持すると共に、外支持枠を建物の窓用開
    口部の外側に横方向に移動自在に支持して前記植
    物栽培部により窓用開口部を開閉自在に構成し、
    外植物栽培部内の下部に遮光部を構成すると共
    に、該遮光部の上部は植物を載置自在に構成した
    ことを特徴とする植物栽培用出窓。
JP1985033137U 1985-03-08 1985-03-08 Expired JPH0423192Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985033137U JPH0423192Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

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JP1985033137U JPH0423192Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

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Publication Number Publication Date
JPS61150989U JPS61150989U (ja) 1986-09-18
JPH0423192Y2 true JPH0423192Y2 (ja) 1992-05-28

Family

ID=30535302

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JP1985033137U Expired JPH0423192Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5315630B2 (ja) * 1972-11-17 1978-05-26
JPS6019684B2 (ja) * 1977-06-18 1985-05-17 株式会社明電舎 低消費電力マルチバイブレ−タ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5315630U (ja) * 1976-07-20 1978-02-09
JPS6019684U (ja) * 1983-07-18 1985-02-09 株式会社日本アルミ 回転窓

Patent Citations (2)

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JPS6019684B2 (ja) * 1977-06-18 1985-05-17 株式会社明電舎 低消費電力マルチバイブレ−タ

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JPS61150989U (ja) 1986-09-18

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