JP2592782B2 - 玄関ドアユニット - Google Patents

玄関ドアユニット

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JP2592782B2
JP2592782B2 JP16882294A JP16882294A JP2592782B2 JP 2592782 B2 JP2592782 B2 JP 2592782B2 JP 16882294 A JP16882294 A JP 16882294A JP 16882294 A JP16882294 A JP 16882294A JP 2592782 B2 JP2592782 B2 JP 2592782B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、袖パネルに外灯を備え
る玄関ドアユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】玄関サッシに花や木を植えた植木鉢等の
設置空間を設けた構造は開発されている(実開昭57−
88876号公報)。この公報に記載される玄関サッシ
を図1に示す。この玄関サッシは、柱の両側にあるパネ
ルにフラワーボックス1を設けている。フラワーボック
ス1は、パネルから屋外側に突出して設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1に示す玄関サッシ
は、フラワーボックス1で玄関の屋外を奇麗に装飾でき
る。しかしながら、この構造の玄関サッシは、マンショ
ン等のように暗い廊下の住宅には使用できない欠点があ
る。暗い廊下のフラワーボックス1においた植物は、光
が照射されなくて枯れるからである。さらに、この構造
の玄関サッシは、パネルから屋外に突出してフラワーボ
ックス1を設けるので、フラワーボックス1が屋外に大
きく突出して廊下を通るのに邪魔になる。
【0004】本発明は、この欠点を解消することを目的
に開発されたもので、本発明の重要な目的は、暗い廊下
に設置し植物を枯れずに栽培できるので、使用場所が制
約されずに設置できる玄関ドアユニットを提供すること
にある。また、本発明の他の重要な目的は、玄関の屋外
を明るく照射する外灯の光を植物の栽培に併用して電力
を有効に利用できる玄関ドアユニットを提供することに
ある。さらに、本発明の他の重要な目的は、寒さに弱い
ラン等の植物を寒さから守って栽培することも可能であ
る玄関ドアユニットを提供することにある。さらにま
た、本発明の他の重要な目的は、植物ボックスに配設し
た植物の香りを玄関や屋外に漂わせることができる玄関
ドアユニットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
される玄関ドアユニットは、ドア枠2と、このドア枠2
に蝶番を介して開閉できるように装着された玄関ドア3
と、玄関ドア3とドア枠2との間に配設された袖パネル
4とを備える。さらにこの玄関ドアユニットは、下記の
独得の構成を備える。 (a) 袖パネル4は、玄関の屋外を明るく照射するた
めに外灯5を内蔵している。 (b) 袖パネル4は、外灯5を植物の栽培に併用する
ために、外灯5の下方に位置して植物ボックス6を設け
ている。 (c) 植物ボックス6は閉鎖空間で、前面は植物が見
えるように透光性板材7で、背面は室内が見えないよう
に非透光性板材16で閉塞している。 (d) 植物ボックス6に植物を出し入れし、また水や
りなどの管理をするために、透光性板材7と非透光性板
材16は、少なくともいずれかを開閉自在な構造として
いる。 (e) 植物ボックス6に載置した植物の香りを、屋外
又は室内に漂わせるために、透光性板材7と非透光性板
材16は、少なくともいずれかに香り孔8を開口してい
る。
【0006】さらに、本発明の請求項2に記載される玄
関ドアユニットは、下記の独得の構成を備える。 (a) 袖パネル4は、玄関の屋外を明るく照射するた
めに外灯5を内蔵している。 (b) 袖パネル4は、外灯5の下方に位置して植物ボ
ックス6を備える。 (c) 植物ボックス6は、室内を見えなくするため
に、背面を非透光性板材16で閉塞している。 (d) 植物ボックス6は、底部に凹部6Aを設け、こ
の凹部6Aに脱着自在に収納容器9を載置している。 (e) 収納容器9は、上方を開口し、底面を閉塞する
箱形である。 (f) 収納容器9に土を入れて植物を栽培し、収納容
器9を上下反転して植物の載台に併用されるように構成
されている。
【0007】さらに本発明の玄関ドアユニットは、植物
ボックス6の背面に配設された非透光性板材16をマジ
ックミラーとし、屋内を見えないようにして、植物ボッ
クス6に置いた植物を、屋外と室内の両方から観賞でき
るようにすることもできる。非透光性板材をマジックミ
ラーとする玄関ドアユニットは、マジックミラーを介し
て屋内から外部を見ることができるので、防犯メガネと
して使用することもできる。ただし、マジックミラーは
室内が屋外よりも明るいときに、屋外から室内が見え
る。この弊害は、非透光性板材の室内側にスクリーンを
配設して解消できる。
【0008】
【作用】本発明の玄関ドアユニットは、袖パネル4の内
部に外灯5を内蔵させ、この外灯5の下方に植物ボック
ス6を設けている。外灯5は、玄関ドアユニットの屋外
を明るく照らすと共に、植物ボックス6の植物に光を照
射する。すなわち、本発明の玄関ドアユニットの外灯5
は、玄関の屋外を明るく照射する外灯本来の用途に加え
て、植物ボックス6に置いた植物に光を照射してこれを
生育させる。さらに、植物ボックス6にランのように寒
さに弱い植物を置くときには、外灯5の発生熱が植物を
加温し、植物を寒さから保護して枯れるのを防止するこ
ともできる。すなわち、外灯5を3つの用途に有効に利
用して、電力を有効に利用する。このため、本発明の玄
関ドアユニットは、マンション等の集合住宅のように、
比較的暗い廊下に使用して、植物を生育できる。植物ボ
ックス6に、四季を感じさせる花や草木を飾ることによ
って、殺風景になりやすい都会の玄関を、美しい自然の
植物で奇麗に装飾できる。とくに、本発明の玄関ドアユ
ニットは、住宅の顔である玄関を、自然の美しさに満ち
た花等の植物で非常に奇麗に装飾できる特長がある。
【0009】さらに、本発明の請求項1に記載される玄
関ドアユニットは、植物ボックス6の前面に透光性板材
7を設け、背面には非透光性板材16を設けて植物ボッ
クス6を閉鎖空間としている。閉鎖空隙である植物ボッ
クス6は、透光性板材7と非透光性板材16のいずれか
又は両方に香り孔8を開口している。香り孔8は、植物
ボックス6に置いた植物からでる香りを、玄関内に、あ
るいは玄関から屋外に放散させて心地良い香りを漂わせ
る。
【0010】さらに、請求項2に記載される玄関ドアユ
ニットは、植物ボックス6の底部に設けた凹部6Aに収
納容器9を載置している。収納容器9は上方を開口して
底面を閉塞する箱形である。収納容器9は、植物を植え
る植木鉢として使用し、あるいは、上下反転して植物の
載台として使用することもできる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するための玄関ドアユニットを例示するもので
あって、本発明は玄関ドアユニットを下記のものに特定
しない。
【0012】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「作用の欄」、および
「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付
記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、
実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0013】図2の正面図に示す玄関ドアユニットは、
方形状に枠組されたドア枠2と、このドア枠2に蝶番を
介して開閉できるように装着された玄関ドア3と、玄関
ドア3とドア枠2との間に配設された袖パネル4とを備
える。袖パネル4は玄関ドア3よりも幅が狭く、玄関ド
ア3とドア枠2との間を閉塞できる細高い方形状をして
いる。
【0014】ドア枠2と玄関ドア3と袖パネル4とは、
金属製、木製、プラスチック製である。ドア枠2は建物
に固定され、このドア枠2に玄関ドア3と袖パネル4と
を開閉できるように連結している。ドア枠2の下枠2A
は、図3の断面図に示すように、屋外に向かって下り勾
配に傾斜し、屋内縁に凸条2Bを設けている。この構造
のドア枠2は、袖パネル4の下から排出される水を屋内
に流入させることなく、屋外に排出できる特長がある。
【0015】袖パネル4は、方形状のフレームに、前面
パネル10と背面パネル11とを固定している。前面パ
ネル10と背面パネル11とで袖パネル4は中空の箱形
となっている。袖パネル4は玄関ドア3と同じ厚さに設
計される。袖パネル4は、上部に外灯5を内蔵してい
る。外灯5は、電気により電球又は蛍光ランプで発光さ
れる。外灯5はスイッチ(図示せず)を介して家庭用の
交流100Vの電源に接続されている。スイッチがオン
状態になると、外灯5が点灯される。スイッチは、手動
スイッチ、又は明るさを検出して自動的にオン状態とな
る光スイッチである。さらに、スイッチのオン時間をタ
イマーで制御することもできる。タイマーは、スイッチ
を一定時間オン状態にした後に消灯させる。
【0016】外灯5は点灯すると熱を発生する。たとえ
ば電球は消費する電力の約90%を熱として放射し、約
10%を光として放射する。蛍光ランプは電球の約2倍
の効率で光を放射する。いずれの外灯も、相当の熱を発
生する。外灯5の発生熱は袖パネル4の内部をダクトの
ように上昇する。上昇する熱を有効に外部に排出するた
めに、外灯5よりも上部に排気隙間を設ける。排気隙間
は、好ましくは屋内側に配設する。排気隙間から雨水が
侵入しないようにするためである。ただ、排気隙間を屋
外側に開口し、開口部にひさしを設けることもできる。
袖パネル4の前面パネル10と背面パネル11とを金属
板とすると、熱伝導が良いので、前面パネル10と背面
パネル11とを放熱板として、外灯5の熱を放散でき
る。外灯5の熱が直接に植物に照射しないように、好ま
しくは図3に示すように、外灯5の下方にガラス等の透
明板12を配設する。透明板12は、好ましくは波長の
短い光を透過させて、赤外線のように波長の長い光を減
衰させるものが最適である。
【0017】袖パネル4は、外灯5の下方に位置して植
物ボックス6を設けている。植物ボックス6は袖パネル
4の内部に設けられるが、図3に示すように、袖パネル
4の前面と背面とに突出させる構造として、袖パネル4
の厚さよりも奥行きを深く設計することもできる。植物
ボックス6の奥行きは、好ましくは約25cmに設計さ
れる。ただ、本発明の玄関ドアユニットは、植物ボック
ス6の奥行きを特定しない。植物ボックス6の奥行き
は、例えば10〜40cm、より好ましくは15〜35
cm、さらに好ましくは20〜30cmに設計される。
さらに、植物ボックス6の高さは、たとえば、20〜5
0cm、好ましくは25〜45cm、さらに好ましくは
約40cmに設計される。
【0018】植物ボックス6は気密に閉塞されない閉鎖
空間で、前面を透光性板材7で、背面を非透光性板材1
6で閉塞している。図3の袖パネル4は、非透光性板材
16を開閉できる構造としている。非透光性板材16
は、蝶番13を介して植物ボックス6の側板に連結され
て、必要なときに開くことができるようにしている。背
面の非透光性板材16を開くことができる袖パネル4
は、植物ボックス6に置いている植物に水をやる等の管
理をするときや、植物を入れ換えるとき等に非透光性板
材16を開いて室内から処理できる特長がある。
【0019】図3に示す袖パネル4は、前面の透光性板
材7を植物ボックス6に固定している。透光性板材7
は、プラスチック板やガラス板である。前面の透光性板
材7を固定した袖パネル4は、透光性板材7を隙間なく
植物ボックス6の前面に固定できるので、透光性板材7
から雨水等が植物ボックス6に侵入しないようにできる
特長がある。ただ、透光性板材7を開く構造とすること
もできる。開閉できる透光性板材7は、図示しないが非
透光性板材16と同じように蝶番を介して植物ボックス
6の側板に連結される。
【0020】さらに、図3に示す袖パネル4は、非透光
性板材16に香り孔8を開口している。この構造の袖パ
ネル4は、植物ボックス6に置いた花の香りを玄関の室
内に漂わせることができる。香り孔8を通過して、植物
ボックス6の空気が室内に循環されるからである。さら
に、香り孔8は、室内空気を植物ボックス6の内部に循
環させて、植物ボックス6の空気を換気できる特徴があ
る。
【0021】香り孔8は、透光性板材7と非透光性板材
16の両方に、あるいは透光性板材7にのみ設けること
もできる。透光性板材7に香り孔8を設けた袖パネル4
は、植物ボックス6の空気を屋外に循環させるので、玄
関の屋外に花の香りを漂わせることができる。また、植
物ボックス6内部に屋外の空気を循環させることもでき
る。透光性板材7に香り孔8を開口する袖パネル4は、
マンション等の集合住宅において、玄関ドアユニットを
雨があたらない廊下に配設するのに最適である。廊下の
玄関ドアユニットは、香り孔8を通過して植物ボックス
6に雨水や風が侵入しないからである。透光性板材7に
香り孔8を開口しない袖パネル4は、玄関ドアユニット
に雨水や風が当たる玄関に最適である。雨や風が当たっ
ても植物ボックス6に雨水や風が侵入しないからであ
る。
【0022】さらに、雨や風の当たらない廊下に配設す
る玄関ドアユニットは、図4に示すうに、透光性板材を
省略して植物ボックス6の前面を開口することもでき
る。この構造の袖パネル4は、透光性板材が汚れる心配
がなく、また、温度差で透光性板材に結露する等の弊害
もない。ただ、強風や雨水が直接にあたる玄関には使用
できない。
【0023】さらに、図3と図4に示す袖パネル4は、
植物ボックス6の底部に収納容器9を脱着自在に入れて
いる。植物ボックス6は収納容器9を入れるために底に
凹部6Aを設けている。収納容器9は植物を植える植木
鉢と、載台とに併用される。植木鉢として収納容器9を
使用するときは、図3と図4に示すように、収納容器9
に土を入れて植物を栽培する。載台として使用するとき
は、図5に示すように、収納容器9を上下反転して上に
植物を載せる。植物ボックス6の凹部6Aは、収納容器
9を入れることができる深さに設計されている。したが
って、収納容器9を植木鉢として使用し、これを凹部6
Aに入れると外部から収納容器9を見えないようにでき
る。また、収納容器9を植物ボックス6から取り出して
植物を植えかえする等の管理を便利にできる。
【0024】収納容器9と植物ボックス6は底に排水口
14を開口している。植物ボックス6の排水口14には
排水管15を連結している。排水管15は袖パネル4の
下端まで延長されている。植物ボックス6の底に溜る水
は、排水口14と排水管15とを通過して、袖パネル4
の底から排水される。
【0025】植物ボックス6の背面を閉塞する非透光性
板材16には、金属板やプラスチック板が使用される
が、マジックミラーとすることもできる。非透光性板材
16にマジックミラーを使用すると、植物ボックス6に
置いた植物を、室内からも観賞できる。室内は屋外より
も暗いので、マジックミラーは、屋外から室内を見えな
いようにすることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明の玄関ドアユニットは、袖パネル
に外灯を内蔵し、この外灯で植物ボックスに置いた花や
木等の植物に光を照射するので、太陽光線の照射されな
いマンションの廊下等に設置して、植物を生育させるこ
とができる。このため、本発明の玄関ドアユニットは、
設置する場所の外的環境に制約を受けることがなく、種
々の環境の玄関に設置して、玄関を自然の植物で美しく
装飾できる特長がある。とくに、本発明の玄関ドアユニ
ットは、外灯の光を植物ボックスの植物に照射するの
で、植物ボックスに配設した植物に専用の光源を必要と
しない。このことは、袖パネルの構造を簡素化できるこ
とに加えて、玄関を照射する外灯の光を植物の生育に併
用するので、植物生育のために電力を消費しない特長が
ある。すなわち、外灯の光を有効に利用して電力消費を
少なくする効果がある。さらに、必要ならば、寒い夜等
に外灯を点灯しておくと、植物ボックス内の温度が異常
に低下するのを防止できる。ラン等の植物は、最低気温
が異常に低下すると枯死する性質がある。このような植
物を植物ボックスに配設するときは、夜間に外灯を点灯
して、植物ボックスの温度が低下するのを防止して植物
の低温障害を防止できる。
【0027】さらに、本発明の請求項1に記載する玄関
ドアユニットは、植物ボックスに入れた植物の香りを、
玄関内または玄関の屋外に漂わせることができる。それ
は、植物ボックスの前面を閉塞する透光性板材と、背面
を閉塞する非透光性板材のいずれか又は両方に、香り孔
を開口しているので、植物ボックス内の空気を玄関や屋
外に換気できるからである。したがって、植物ボックス
に水仙のように良い香りの植物を入れると、玄関や屋外
を良い香りにできる特長がある。
【0028】さらにまた、本発明の請求項2の玄関ドア
ユニットは、植物ボックスに上方を開口して底面を閉塞
する収納容器を配設している。この構造の収納容器は、
開口部を上にして使用すると植木鉢として使用でき、開
口部を下にして使用すると収納容器の載台として使用で
きる。また、植木鉢として使用する場合は、収納容器を
植物ボックスから取り出して植物の植えかえなどの管理
が容易に行える。また、上下反転して載台に使用すると
きは、載台の上に植物を植え付けた植木鉢を載せること
ができる。載台として使用するのは、小さい植木鉢に植
物を植え付けたものに便利である。収納容器を使用しな
いで、小さい植木鉢を植物ボックスの凹部に置くと、植
物のほとんどが隠れて見えなくなる。小さい植物を載台
の上に載せて植物ボックスに配設すると、植物全体が美
しく見えるようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の玄関サッシの一例を示す斜視図
【図2】本発明の実施例にかかる玄関ドアユニットの正
面図
【図3】図2に示す玄関ドアユニットの袖パネルの断面
【図4】本発明の他の実施例にかかる玄関ドアユニット
の袖パネルの断面図
【図5】収納容器を上下反転して使用する状態を示す袖
パネルの断面図
【符号の説明】
1…フラワーボックス 2…ドア枠 2A…下枠 2B…凸
条 3…玄関ドア 4…袖パネル 5…外灯 6…植物ボックス 6A…凹部 7…透光性板材 8…香り孔 9…収納容器 10…前面パネル 11…背面パネル 12…透明板 13…蝶番 14…排水口 15…排水管 16…非透光性板材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア枠(2)と、このドア枠(2)に蝶番を介
    して開閉できるように装着された玄関ドア(3)と、玄関
    ドア(3)とドア枠(2)との間に配設された袖パネル(4)と
    を備える玄関ドアユニットにおいて、下記の全ての構成
    を有することを特徴とする玄関ドアユニット。 (a) 前記袖パネル(4)は内部に外灯(5)を備えてい
    る。 (b) 前記袖パネル(4)は、内蔵される外灯(5)の下方
    に位置して植物ボックス(6)を備える。 (c) 前記植物ボックス(6)は、袖パネル(4)の内部ま
    で延長して配設されている。 (d) 前記植物ボックス(6)は閉鎖空間で、前面を透
    光性板材(7)で、背面を非透光性板材(16)で閉塞してい
    る。 (e) 前記の透光性板材(7)と非透光性板材(16)は、
    少なくともいずれかが開閉自在である。 (f) 前記の透光性板材(7)と非透光性板材(16)は、
    少なくともいずれかに香り孔(8)を開口している。
  2. 【請求項2】 ドア枠(2)と、このドア枠(2)に蝶番を介
    して開閉できるように装着された玄関ドア(3)と、玄関
    ドア(3)とドア枠(2)との間に配設された袖パネル(4)と
    を備える玄関ドアユニットにおいて、下記の全ての構成
    を有することを特徴とする玄関ドアユニット。 (a) 前記袖パネル(4)は内部に外灯(5)を備えてい
    る。 (b) 前記袖パネル(4)は、内蔵される外灯(5)の下方
    に位置して植物ボックス(6)を備える。 (c) 前記植物ボックス(6)は、袖パネル(4)の内部ま
    で延長して配設されている。 (d) 前記植物ボックス(6)は背面を非透光性板材(1
    6)で閉塞している。 (e) 前記植物ボックス(6)は、底部に凹部(6A)を設
    け、この凹部(6A)に脱着自在に収納容器(9)を載置して
    いる。 (f) 前記収納容器(9)は、上方を開口し、底面を閉
    塞する箱形である。 (g) 前記収納容器(9)は土を入れて植物を栽培し、
    または収納容器(9)を上下反転して植物の載台に併用さ
    れるように構成されている。
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