JPH0423180Y2 - - Google Patents

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JPH0423180Y2
JPH0423180Y2 JP1985164828U JP16482885U JPH0423180Y2 JP H0423180 Y2 JPH0423180 Y2 JP H0423180Y2 JP 1985164828 U JP1985164828 U JP 1985164828U JP 16482885 U JP16482885 U JP 16482885U JP H0423180 Y2 JPH0423180 Y2 JP H0423180Y2
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JP
Japan
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guide groove
door
rail
bearing
folding door
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JP1985164828U
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JPS6273077U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は基部折れ戸(折畳戸)の回転軸軸受と
先部折れ戸の開閉軸の案内溝とを備え、折れ戸の
開時における折畳みを円滑にし、かつ、折畳み状
態を安定に維持する軸受装置の改良に関するもの
である。
【従来の技術】
従来の折れ戸の軸受装置は、主として全体をア
ルミニウムのダイキヤストでピボツト穴や案内
溝、取付穴等を備えた一体物として製造し、それ
自体を専用の上・下枠に取付ける構造のもの、又
は、従来の回動機構としてのヒンジ使用のものが
ほとんどであつた。更に、戸車に加えて垂直フラ
ンジに接して水平方向に回転し転動するガイドロ
ーラを設けた構造の戸先戸車(実公昭61−33810
号)を用いる場合には不便であつた。軸受装置自
体をレールと同じに取り付けた例は実公昭60−
19902号にみられる。
【考案が解決しようとする課題】
軸受装置自体をレールと同じに取り付けた例で
は火災の際、軸受装置全体が温度上昇につ れて
変形したり溶融し、折れ戸が落下して防火雨戸と
しての機能、効果を失なう難点があつた。 また、従来の強度の弱い雨戸上下枠に取付けた
為、強固な取付けも困難であり、ダイキヤスト製
造等であるから準備に手間と費用が掛る難点があ
つた。 更に、レールとの連通溝が全て同一幅で開閉を
スムーズにする先端戸車を使用する場合及び先端
の方が根本より広いタイプ(例えば実開昭59−
96264号を使用の場合は、建付けに手間取る難点
があつた。
【課題を解決するための手段】
本考案者はそこで、基部回転軸の軸受を備えた
折れ戸の軸受装置において、軸受装置は戸車の案
内溝を有する案内溝部材7と、その上部の鋼製取
付ブラケツト6とからなり、この取付ブラケツト
6は建屋壁面への垂直取付部9と水平表板部14
とをL形一体に形成し、前記水平表板部14は回
転軸の軸受穴部18及び案内溝5有し、前記案内
溝5の入口部はレール15と同一幅でかつ垂直フ
ランジ22を形成して前記レール15と連通し、
奥部には入口部より広幅の切欠部11を設けた構
造としたのである。前記取付ブラケツト6は、鋼
板やステンレス板等の鋼製ブラケツトである。し
たがつて、折れ戸に基部回転軸の取付けや先部開
閉軸の案内のための案内溝部材は耐熱性のないも
のでもよく、更に前記案内溝部材7はプラスチツ
ク、アルミニウム等の押出材の切断片からなる中
空型材で案内溝5とタツピンネジ溝を所定数設
け、底板ブラケツト8は枠体のレール15に接合
し、前記案内溝部材7を下方から支持する形状と
したのである。
【作用】
このような構造であると、特に外部からの炎に
対して鋼製の別部材で構成された取付ブラケツト
6が耐熱性を発揮して雨戸の焼け落ち等を防ぐ。
このように、ダイキヤスト一体物で困難であつた
耐熱性、耐衝撃性を鋼製の別部材で構成された取
付ブラケツト6によつて得ることができる。取付
ブラケツトは垂直面の取付部によつて雨戸縦枠や
壁面に取付けが可能である。また、垂直面の取付
穴部と軸受穴部とをアングル状に形成しているの
で、戸板重量を取付ブラケツトで受けることがで
き、かつ、取付ブラケツト以外の部材に強度、耐
熱性を必要としない。 更に、案内溝部材7が長尺物の押出材の中空型
材を案内溝の深さの厚みを有するように輪切り切
断して得られるので、準備に手間と費用を必要と
しないで安価に製造すつことができる。 加えて、案内溝5へ垂直フランジ22を形成し
て前記レール15と連通したことにより、戸車に
加えて前記垂直フランジ22に接して転動するガ
イドローラを設けた構造の前述した戸先戸車が設
けられている場合に、戸先戸車が案内溝内を円滑
に走行する作用が得られる。更に、案内溝の奥側
に入口より広幅の切欠部11を設けたことによ
り、前記戸先戸車はもとより、折れ戸の一般的な
戸先戸車(例えば実開昭59−96264号記載のもの)
においても、従来現場で戸先戸車を単体でレール
に挿入し、戸板を軸受装置に建込んだ後、戸先戸
車と戸板を組み立てる必要があつたが、戸車を戸
板に取付けたままでの戸板建込みが可能で現場施
工が非常に簡単になる。
【実施例】
以下図面によつて本考案の実施例を詳細に説明
する。 第1図は本考案品の分解斜視図であり、第2図
は平面図である。第3図は折れ戸のレール端部へ
組付けた様子を示す平面図である。 本考案は第3図にみられるように、折れ戸1の
枠体端部位置に設置し、折れ戸の基部回転軸2の
軸受3と、折れ戸の先部開閉軸4の案内溝5とを
備えている。折れ戸1は実線で示された位置が
「開」の状態にあり、2点鎖線で示した状態に軌
跡を辿りながら「閉」の状態となる。この時、折
れ戸1の基部戸板16aは回転軸を中心として回
動し、先部戸板16bは先部開閉軸4の案内で案
内溝5からレール15へとそれらを辿りながら移
動する。この軸受装置が持つ機能が前述したよう
に火災等で簡単に失われると、折れ戸は簡単に脱
落し、被害を大きくする原因となつていたのであ
る。 本考案品は第1図に詳細な分解時の様子を示し
たが、枠体や壁面等への取付ブラケツト6と、案
内溝の深さの厚みを有する案内溝部材7と、底板
ブラケツト8とからなる。これらのうち、取付ブ
ラケツト6と底板ブラケツト8はプレス加工によ
つて得ることができ、鋼板やステンレス板を用い
るので耐熱性かつ強度が高い。 取付ブラケツトは垂直面の取付部9と、軸受ピ
ース10の取付けが可能な軸受18と、案内溝形
状の切欠部11と、開閉軸4の係止部13のある
表板部14とをアングル状に形成している。案内
溝5の入口部はレール15と同一幅でかつ垂直フ
ランジ22を形成して前記レール15と連通し、
奥部は入口部より広幅の切欠部11となつてい
る。案内溝部材7は前述したように、プラスチツ
ク、アルミニウム等の押出材の切断片からなる中
空型材で案内溝5とタツピンネジ溝19を所定数
設けている。図示した例では案内溝5が前後2個
の切断片案内溝部材を突き合わせてできた間隙に
よつて形成されている。底板ブラケツト8は枠体
のレール15に接合し、前記案内溝部材7を下方
から支持する形状である。これら取付ブラケツト
6と案内溝部材7及び底板ブラケツト8は、締結
が簡単なタツピンネジ20によつて一体化できる
ので、この点からも中空型材の輪切り切断片を用
いたことによる利点が生かされている。
【考案の効果】
上記のような構造の折れ戸の軸受装置は下記の
ような特徴を有している。 取付ブラケツトは垂直面の取付部と水平面の軸
受穴部とをアングル状に形成し、その下方に案内
溝部材を設けたので、 戸板重量は取付ブラケツトで直接受けること
ができ、火災等による案内溝部材の溶融による
雨戸の脱落が無く、 取付ブラケツト以外の部材は強度、耐熱性が
不要で、安価に、また、簡単に製作が可能、 普通の雨戸枠へ強固に取付けが可能であり、 施工が容易である。 戸車に加えて水平方向に転動するガイドロー
ラを設けた構造の戸先戸車の使用が可能となつ
て、折れ戸の円滑な開閉も可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案品の分解斜視図であり、第2図
は平面図である。第3図は折れ戸のレール端部へ
組付けた様子を示す平面図である。 1……折れ戸、2……基部回転軸、3……軸
受、4……先部開閉軸、5……案内溝、6……取
付ブラケツト、7……案内溝部材、8……底板ブ
ラケツト、9……取付部、10……軸受ピース、
11……切欠部、13……係止部、14……表板
部、15……レール、16a……基部戸板、16
b……先部戸板、18……軸受穴部、21……取
付穴、22……垂直フランジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基部回転軸の軸受を備えた折れ戸の軸受装置に
    おいて、該軸受装置は戸車の案内溝を有する案内
    溝部材7とその上部の鋼製取付ブラケツトとから
    なり、該取付ブラケツト6は建屋壁面への垂直取
    付部9と水平表板部14とをL形一体に形成し、
    前記水平表板部14は回転軸の軸受穴部18及び
    案内溝5を有し、前記案内溝5の入口部はレール
    15と同一幅でかつ垂直フランジ22を形成して
    前記レール15と連通し奥部には入口部より広幅
    の切欠部11を有することを特徴とする折れ戸の
    軸受装置。
JP1985164828U 1985-10-26 1985-10-26 Expired JPH0423180Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985164828U JPH0423180Y2 (ja) 1985-10-26 1985-10-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985164828U JPH0423180Y2 (ja) 1985-10-26 1985-10-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6273077U JPS6273077U (ja) 1987-05-11
JPH0423180Y2 true JPH0423180Y2 (ja) 1992-05-28

Family

ID=31094307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985164828U Expired JPH0423180Y2 (ja) 1985-10-26 1985-10-26

Country Status (1)

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JP (1) JPH0423180Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6114538Y2 (ja) * 1981-02-19 1986-05-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6273077U (ja) 1987-05-11

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