JPH04231716A - 2サイクルエンジン用組立て式クランク軸 - Google Patents
2サイクルエンジン用組立て式クランク軸Info
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- JPH04231716A JPH04231716A JP3109266A JP10926691A JPH04231716A JP H04231716 A JPH04231716 A JP H04231716A JP 3109266 A JP3109266 A JP 3109266A JP 10926691 A JP10926691 A JP 10926691A JP H04231716 A JPH04231716 A JP H04231716A
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- JP
- Japan
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- interference fit
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- crankshaft
- space
- radial
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Links
- 229910000861 Mg alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 101000582320 Homo sapiens Neurogenic differentiation factor 6 Proteins 0.000 description 1
- 102100030589 Neurogenic differentiation factor 6 Human genes 0.000 description 1
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C3/00—Shafts; Axles; Cranks; Eccentrics
- F16C3/04—Crankshafts, eccentric-shafts; Cranks, eccentrics
- F16C3/06—Crankshafts
- F16C3/10—Crankshafts assembled of several parts, e.g. by welding by crimping
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49229—Prime mover or fluid pump making
- Y10T29/49286—Crankshaft making
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2173—Cranks and wrist pins
- Y10T74/2177—Sectional
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クランクピンとクラン
ク腕とが締まりばめ部により互いに連結され、応力集中
を避けるため、互いに接している締まりばめ面の少なく
とも一方が、締まりばめ部の軸方向の端部に対して、締
まりばめ部の中心長手軸線までの半径方向の間隔が変化
するように構成されている2サイクルエンジン用組立て
式クランク軸、特にパワーチェーンソー、研削切断機等
の手で案内される可搬式作業機械の2サイクルエンジン
用組立て式クランク軸に関するものである。
ク腕とが締まりばめ部により互いに連結され、応力集中
を避けるため、互いに接している締まりばめ面の少なく
とも一方が、締まりばめ部の軸方向の端部に対して、締
まりばめ部の中心長手軸線までの半径方向の間隔が変化
するように構成されている2サイクルエンジン用組立て
式クランク軸、特にパワーチェーンソー、研削切断機等
の手で案内される可搬式作業機械の2サイクルエンジン
用組立て式クランク軸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】組み立てられたクランク軸の場合、クラ
ンク腕とクランクピンとの間の連結部としての締まりば
め部は応力が生じるために特に大きな荷重を受ける。こ
のため筒状に構成された締まりばめ部が短時間作動した
だけで破損することが頻繁に起こる。応力集中を避ける
ため、締まりばめ部は、連結個所から出ている応力場が
種々の面内にあるように構成されていた。このためクラ
ンクピンが先細りに構成され、それによって直径のオー
バーラップが締まりばめ部の軸方向の長さ方向において
次第に減少する。この種の締まりばめによる連結は、応
力集中を避けるため締まりばめ部の大きさが過大になり
、実際的には満足の行くものではない。
ンク腕とクランクピンとの間の連結部としての締まりば
め部は応力が生じるために特に大きな荷重を受ける。こ
のため筒状に構成された締まりばめ部が短時間作動した
だけで破損することが頻繁に起こる。応力集中を避ける
ため、締まりばめ部は、連結個所から出ている応力場が
種々の面内にあるように構成されていた。このためクラ
ンクピンが先細りに構成され、それによって直径のオー
バーラップが締まりばめ部の軸方向の長さ方向において
次第に減少する。この種の締まりばめによる連結は、応
力集中を避けるため締まりばめ部の大きさが過大になり
、実際的には満足の行くものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、締ま
りばめによって生じる応力場が十分に均等になり、クラ
ンク軸の荷重が減少するようにこの種の組立て式クラン
ク軸を構成することである。
りばめによって生じる応力場が十分に均等になり、クラ
ンク軸の荷重が減少するようにこの種の組立て式クラン
ク軸を構成することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、締まりばめ面の半径方向の間隔が、締まり
ばめ部の軸方向の中心線に対する軸方向の間隔に依存し
て
決するため、締まりばめ面の半径方向の間隔が、締まり
ばめ部の軸方向の中心線に対する軸方向の間隔に依存し
て
【0005】
【数2】
【0006】なる指数関数に応じて変化し、ここでaと
bは予め設定可能な定数、xは軸方向の間隔、f(x)
は半径方向の間隔であることを特徴とするものである。
bは予め設定可能な定数、xは軸方向の間隔、f(x)
は半径方向の間隔であることを特徴とするものである。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて
説明する。
説明する。
【0008】図1はクランク軸1の組立て図である。ク
ランク軸1はマグネシウム合金等の軽金属から製造され
ている。クランク軸1は、ジャーナルピン4と5を有し
ているクランク腕2と3を備えている。両クランク腕2
と3はクランクピン6によって互いに連結されている。 クランクピン6の軸線7は、ジャーナルピン4と5のジ
ャーナル軸線8に対して間隔kを持って位置している。 2サイクルエンジンを組み立てた状態では、クランクピ
ン上に、ピストンを担持する連接棒の連接棒眼状部が取
り付けられる。
ランク軸1はマグネシウム合金等の軽金属から製造され
ている。クランク軸1は、ジャーナルピン4と5を有し
ているクランク腕2と3を備えている。両クランク腕2
と3はクランクピン6によって互いに連結されている。 クランクピン6の軸線7は、ジャーナルピン4と5のジ
ャーナル軸線8に対して間隔kを持って位置している。 2サイクルエンジンを組み立てた状態では、クランクピ
ン上に、ピストンを担持する連接棒の連接棒眼状部が取
り付けられる。
【0009】クランクピン6は、軸方向の両端部に嵌合
部分9を有している。嵌合部分9はクランク腕2または
3の対応する締まりばめ穴11に締まりばめにより嵌合
されている。嵌合部分9は、図1に誇張して示すように
、締まりばめ穴11の内径dに対して締めしろuを有し
ている。
部分9を有している。嵌合部分9はクランク腕2または
3の対応する締まりばめ穴11に締まりばめにより嵌合
されている。嵌合部分9は、図1に誇張して示すように
、締まりばめ穴11の内径dに対して締めしろuを有し
ている。
【0010】図1では、図の左側に嵌合前の締まりばめ
部10を示し、右側に嵌合後の締まりばめ部10を示し
た。
部10を示し、右側に嵌合後の締まりばめ部10を示し
た。
【0011】締まりばめ部10の領域での応力荷重を均
等にし、荷重時でも応力集中を避けるため、締まりばめ
穴11は特にそのクランクピン6側の端部11bにおい
て直径が拡大されている。締まりばめ穴11は、軸方向
の両端部11aと11bにおいて拡大するように構成す
ることができる。
等にし、荷重時でも応力集中を避けるため、締まりばめ
穴11は特にそのクランクピン6側の端部11bにおい
て直径が拡大されている。締まりばめ穴11は、軸方向
の両端部11aと11bにおいて拡大するように構成す
ることができる。
【0012】締まりばめ穴11の代わりに、クランクピ
ン6の嵌合部分9の外径をその軸方向の端部9aの方へ
径が減縮するように構成するのも合目的である。
ン6の嵌合部分9の外径をその軸方向の端部9aの方へ
径が減縮するように構成するのも合目的である。
【0013】図3は、軸方向の端部11aと11bの方
へ内径dが拡大している締まりばめ穴11の拡大軸断面
図である。締まりばめ面14と締まりばめ部10の中心
長手軸線13との半径方向の間隔Rは、締まりばめ部ま
たは締まりばめ穴11の軸方向の中心12を基準にして
、該軸方向の中心12と軸方向の端部11aまたは11
bとの間隔xが増大するにつれて大きくなっている。 この場合半径方向の間隔Rは曲線関数f(x)に従って
変化する。ここでxは締まりばめ穴11の前記軸方向の
中心12までの軸方向の間隔である。本発明によれば、
この曲線関数は
へ内径dが拡大している締まりばめ穴11の拡大軸断面
図である。締まりばめ面14と締まりばめ部10の中心
長手軸線13との半径方向の間隔Rは、締まりばめ部ま
たは締まりばめ穴11の軸方向の中心12を基準にして
、該軸方向の中心12と軸方向の端部11aまたは11
bとの間隔xが増大するにつれて大きくなっている。 この場合半径方向の間隔Rは曲線関数f(x)に従って
変化する。ここでxは締まりばめ穴11の前記軸方向の
中心12までの軸方向の間隔である。本発明によれば、
この曲線関数は
【0014】
【数3】
【0015】で表わされる指数関数である。ここでaと
bは、穴径dの大きさと締めしろuの大きさに基づいて
選定される定数である。2サイクルエンジンの組み立て
られるクランク軸に対しては、定数aは約0.007な
いし約0.05の範囲で変動し、一方定数bは約5.0
ないし約5.5の範囲で変動する。クランクピン6の嵌
合部分9の外径と締まりばめ穴11の収容直径dの間の
締めしろuに依存するこれらの定数の選定は、締めしろ
uが小さいときには定数aとbが小さく、締めしろuが
大きいときには定数aとbが大きいように行われる。
bは、穴径dの大きさと締めしろuの大きさに基づいて
選定される定数である。2サイクルエンジンの組み立て
られるクランク軸に対しては、定数aは約0.007な
いし約0.05の範囲で変動し、一方定数bは約5.0
ないし約5.5の範囲で変動する。クランクピン6の嵌
合部分9の外径と締まりばめ穴11の収容直径dの間の
締めしろuに依存するこれらの定数の選定は、締めしろ
uが小さいときには定数aとbが小さく、締めしろuが
大きいときには定数aとbが大きいように行われる。
【0016】他方、締まりばめ穴11の中心長手軸線1
3までの軸方向の間隔Rは曲線群に属する1つの曲線に
従って著しく変化する。この曲線群は下限を
3までの軸方向の間隔Rは曲線群に属する1つの曲線に
従って著しく変化する。この曲線群は下限を
【0017
】
】
【数4】
【0018】によって特定され(図4)、上限を
【00
19】
19】
【数5】
【0020】によって特定される(図4)。この場合関
数f1(x)は穴径dが最も小さく且つ締めしろuが最
小の場合に選定され、一方穴径dが最も大きく締めしろ
uが最大の場合には関数f2(x)が適している。
数f1(x)は穴径dが最も小さく且つ締めしろuが最
小の場合に選定され、一方穴径dが最も大きく締めしろ
uが最大の場合には関数f2(x)が適している。
【0021】図4の曲線f1(x)とf2(x)の図示
は、クランク腕の幅の半分w(図3)と直径のオーバー
ラップの量の関係において示した。
は、クランク腕の幅の半分w(図3)と直径のオーバー
ラップの量の関係において示した。
【0022】本発明の特殊な実施例では、図3の断面図
において締めしろuが0.05mmの場合の曲線は図5
の曲線Iに従って変化する。締めしろuが0.1mmで
あると、曲線は図5の曲線IIに従って変化する。締め
しろuが0.15mmであると、曲線はさらに急勾配に
なり、図5の曲線IIIに従って変化する。
において締めしろuが0.05mmの場合の曲線は図5
の曲線Iに従って変化する。締めしろuが0.1mmで
あると、曲線は図5の曲線IIに従って変化する。締め
しろuが0.15mmであると、曲線はさらに急勾配に
なり、図5の曲線IIIに従って変化する。
【0023】次に、本発明の実施態様を列記しておく。
【0024】(1)定数(aとb)がクランクピン(6
,9)の直径とクランク腕(2,3)に設けた締まりば
め穴(11)の収容直径(d)との間の締めしろ(u)
に応じて、締めしろ(u)が小さいとき定数(aとb)
が小さく、締めしろ(u)が大きいとき定数(aとb)
が大きいように選定されていることを特徴とする、請求
項1に記載の2サイクルエンジン用組立て式クランク軸
。
,9)の直径とクランク腕(2,3)に設けた締まりば
め穴(11)の収容直径(d)との間の締めしろ(u)
に応じて、締めしろ(u)が小さいとき定数(aとb)
が小さく、締めしろ(u)が大きいとき定数(aとb)
が大きいように選定されていることを特徴とする、請求
項1に記載の2サイクルエンジン用組立て式クランク軸
。
【0025】(2)定数(a)が約0.007ないし約
0.050の範囲にあることを特徴とする、請求項1ま
たは上記第1項に記載の2サイクルエンジン用組立て式
クランク軸。
0.050の範囲にあることを特徴とする、請求項1ま
たは上記第1項に記載の2サイクルエンジン用組立て式
クランク軸。
【0026】(3)定数(b)が約5.0ないし約5.
5の範囲にあることを特徴とする、請求項1、上記第1
項または第2項に記載の2サイクルエンジン用組立て式
クランク軸。
5の範囲にあることを特徴とする、請求項1、上記第1
項または第2項に記載の2サイクルエンジン用組立て式
クランク軸。
【0027】(4)締まりばめ穴(11)の締まりばめ
面(14)が、締まりばめ部(10)の中心長手軸線(
13)に対して半径方向の間隔(R)が変化するように
構成されていることを特徴とする、請求項1または上記
第1項から第3項までのいずれか1つに記載の2サイク
ルエンジン用組立て式クランク軸。
面(14)が、締まりばめ部(10)の中心長手軸線(
13)に対して半径方向の間隔(R)が変化するように
構成されていることを特徴とする、請求項1または上記
第1項から第3項までのいずれか1つに記載の2サイク
ルエンジン用組立て式クランク軸。
【0028】(5)締まりばめ穴(11)の締まりばめ
面(14)が、クランクピン(6)側の端部において、
締まりばめ部(10)の中心長手軸線(13)に対して
半径方向の間隔(R)が変化するように構成されている
ことを特徴とする、上記第4項に記載の2サイクルエン
ジン用組立て式クランク軸。
面(14)が、クランクピン(6)側の端部において、
締まりばめ部(10)の中心長手軸線(13)に対して
半径方向の間隔(R)が変化するように構成されている
ことを特徴とする、上記第4項に記載の2サイクルエン
ジン用組立て式クランク軸。
【0029】(6)締まりばめ穴(11)の締まりばめ
面(14)が、軸方向の両端部(11a,11b)にお
いて、締まりばめ部(10)の中心長手軸線(13)に
対して半径方向の間隔(R)が変化するように構成され
ていることを特徴とする、上記第4項に記載の2サイク
ルエンジン用組立て式クランク軸。
面(14)が、軸方向の両端部(11a,11b)にお
いて、締まりばめ部(10)の中心長手軸線(13)に
対して半径方向の間隔(R)が変化するように構成され
ていることを特徴とする、上記第4項に記載の2サイク
ルエンジン用組立て式クランク軸。
【0030】(7)締めしろ(u)が0.05mmのと
き、締まりばめ面(14)の半径方向の間隔(R)が、
締まりばめ部の軸方向の中心線(12)までの軸方向の
間隔に依存して図5の曲線Iに応じて変化することを特
徴とする、請求項1または上記第1項から第6項までの
いずれか1つに記載の2サイクルエンジン用組立て式ク
ランク軸。
き、締まりばめ面(14)の半径方向の間隔(R)が、
締まりばめ部の軸方向の中心線(12)までの軸方向の
間隔に依存して図5の曲線Iに応じて変化することを特
徴とする、請求項1または上記第1項から第6項までの
いずれか1つに記載の2サイクルエンジン用組立て式ク
ランク軸。
【0031】(8)締めしろ(u)が0.1mmのとき
、締まりばめ面(14)の半径方向の間隔(R)が、締
まりばめ部の軸方向の中心線(12)までの軸方向の間
隔に依存して図5の曲線IIに応じて変化することを特
徴とする、請求項1または上記第1項から第6項までの
いずれか1つに記載の2サイクルエンジン用組立て式ク
ランク軸。
、締まりばめ面(14)の半径方向の間隔(R)が、締
まりばめ部の軸方向の中心線(12)までの軸方向の間
隔に依存して図5の曲線IIに応じて変化することを特
徴とする、請求項1または上記第1項から第6項までの
いずれか1つに記載の2サイクルエンジン用組立て式ク
ランク軸。
【0032】(9)締めしろ(u)が0.15mmのと
き、締まりばめ面(14)の半径方向の間隔(R)が、
締まりばめ部の軸方向の中心線(12)までの軸方向の
間隔に依存して図5の曲線IIIに応じて変化すること
を特徴とする、請求項1または上記第1項から第6項ま
でのいずれか1つに記載の2サイクルエンジン用組立て
式クランク軸。
き、締まりばめ面(14)の半径方向の間隔(R)が、
締まりばめ部の軸方向の中心線(12)までの軸方向の
間隔に依存して図5の曲線IIIに応じて変化すること
を特徴とする、請求項1または上記第1項から第6項ま
でのいずれか1つに記載の2サイクルエンジン用組立て
式クランク軸。
【0033】(10)マグネシウム合金等の軽金属から
成っていることを特徴とする、請求項1または上記第1
項から第9項までのいずれか1つに記載の2サイクルエ
ンジン用組立て式クランク軸。
成っていることを特徴とする、請求項1または上記第1
項から第9項までのいずれか1つに記載の2サイクルエ
ンジン用組立て式クランク軸。
【0034】
【発明の効果】本発明により提案された指数関数に基づ
いて直径のオーバーラップを減少させることにより、従
来の締まりばめ連結の場合よりも何倍も寿命を長くさせ
ることができる。この著しい効果は、本発明にしたがっ
て提案された指数関数に応じて締まりばめ連結部を構成
することにより得られる。従って公知のクランク軸の場
合に安全上の理由から必要であった締まりばめ部分の過
大なサイズは必要なくなる。
いて直径のオーバーラップを減少させることにより、従
来の締まりばめ連結の場合よりも何倍も寿命を長くさせ
ることができる。この著しい効果は、本発明にしたがっ
て提案された指数関数に応じて締まりばめ連結部を構成
することにより得られる。従って公知のクランク軸の場
合に安全上の理由から必要であった締まりばめ部分の過
大なサイズは必要なくなる。
【図1】単シリンダ2サイクルエンジン用の組立て式ク
ランク軸の部分断面図である。
ランク軸の部分断面図である。
【図2】本発明にしたがって構成された締まりばめ部を
備えるクランク軸の平面図である。
備えるクランク軸の平面図である。
【図3】締まりばめ穴の拡大軸断面図である。
【図4】クランク腕の幅の半分に規格化した締まりばめ
部の軸方向の中心線までの軸方向の間隔と締まりばめ部
の直径のオーバーラップとの関係を示すグラフである。
部の軸方向の中心線までの軸方向の間隔と締まりばめ部
の直径のオーバーラップとの関係を示すグラフである。
【図5】特定の締まりばめに対する曲線の変化を示す図
4に対応する図である。
4に対応する図である。
1 クランク軸
2,3 クランク腕
6 クランクピン
10 締まりばめ部
14,15 締まりばめ面
Claims (1)
- 【請求項1】 クランクピン(6)とクランク腕(2
,3)とが締まりばめ部(10)により互いに連結され
、応力集中を避けるため、互いに接している締まりばめ
面(14,15)の少なくとも一方が、締まりばめ部(
10)の軸方向の端部(11a,11b)に対して、締
まりばめ部(10)の中心長手軸線(13)までの半径
方向の間隔(R)が変化するように構成されている2サ
イクルエンジン用組立て式クランク軸において、締まり
ばめ面(14,15)の半径方向の間隔(R)が、締ま
りばめ部(10)の軸方向の中心線(12)に対する軸
方向の間隔(x)に依存して 【数1】 なる指数関数に応じて変化し、ここでaとbは予め設定
可能な定数、xは軸方向の間隔、f(x)は半径方向の
間隔(R)であることを特徴とする2サイクルエンジン
用組立て式クランク軸。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4018542.7 | 1990-06-09 | ||
DE4018542A DE4018542A1 (de) | 1990-06-09 | 1990-06-09 | Zusammengesetzte kurbelwelle fuer einen zweitaktmotor in handgefuehrten, tragbaren arbeitsgeraeten wie motorkettensaegen, trennschleifern o. dgl. |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04231716A true JPH04231716A (ja) | 1992-08-20 |
Family
ID=6408130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3109266A Pending JPH04231716A (ja) | 1990-06-09 | 1991-05-14 | 2サイクルエンジン用組立て式クランク軸 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5088345A (ja) |
JP (1) | JPH04231716A (ja) |
DE (1) | DE4018542A1 (ja) |
FR (1) | FR2663088B1 (ja) |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5207120A (en) * | 1991-09-03 | 1993-05-04 | General Motors Corporation | Assembled crankshaft |
US5343618A (en) * | 1991-09-03 | 1994-09-06 | General Motors Corporation | Method of assembling a shaft and apertured member |
US5303468A (en) * | 1991-12-02 | 1994-04-19 | Caterpillar Inc. | Method of manufacturing a crankshaft |
US5253417A (en) * | 1992-06-22 | 1993-10-19 | Geenral Motors Corporation | Method of manufacturing crankshafts |
US5307701A (en) * | 1992-07-07 | 1994-05-03 | Paul Thonnard | Starting system for model engines |
FI98950C (fi) * | 1994-10-06 | 1997-09-10 | Waertsilae Nsd Oy Ab | Menetelmä useampisylinterisen polttomoottorin kampiakselin valmistamiseksi |
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