JPH04231505A - 舗装機械の合材撒き出し量制御装置 - Google Patents

舗装機械の合材撒き出し量制御装置

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JPH04231505A
JPH04231505A JP41685190A JP41685190A JPH04231505A JP H04231505 A JPH04231505 A JP H04231505A JP 41685190 A JP41685190 A JP 41685190A JP 41685190 A JP41685190 A JP 41685190A JP H04231505 A JPH04231505 A JP H04231505A
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伸一郎 内山
Fumio Goto
文夫 後藤
Tetsuo Ogawa
哲夫 小川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、アスファルト・フィ
ニッシャ等の舗装機械における合材撒き出し量制御装置
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、路上表層再生工法等によって、既
設のアスファルト舗装路面の修復を行う際に使用される
路上切削混合機や、一般的なアスファルト・フィニッシ
ャ等の機械は、■ダンプトラック等から投入されたアス
ファルト合材を受け入れるホッパ装置と、■このホッパ
装置内の合材を所定量ずつ搬送するフィーダ装置と、■
このフィーダ装置によって搬送された合材を、回転する
スクリュウによって路面の幅方向へ移送しつつ、路面上
に均等に送り出す合材撒き出し装置と、■路面上に撒き
出されたアスファルト合材を敷き固める敷き均し装置等
を自走車両に搭載した構成となっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した舗
装機械の合材撒き出し装置においては、上記スクリュウ
の回転数を手動で調整することによって、路面上に撒き
出される合材量が調整されるようになっていたので、操
作員が常時目視により上記敷き均し装置の前方に滞留す
る合材の滞留状態を監視しつつ、スクリュウの回転速度
を手動調整しなければならず、操作に熟練を要すると共
に、多大な作業労力が費やされていた。 【0004】そこで、敷き均し装置の前方に滞留する合
材の高さが一定の高さになったことを検出するために、
揺動自在に支持されたパドルによってオン/オフされる
スイッチを設け、このスイッチの検出信号に基づいてス
クリュウの回転をオン/オフ制御するようにしたものが
知られている。 【0005】しかしながら、合材の高さが一定の高さに
なる毎に、スクリュウの回転を単にオン/オフ制御する
だけでは、滞留する合材の増減量の差が大きくなり過ぎ
、またスクリュウの回転停止に伴って、路面上に送り出
される合材量が路面の幅方向に対して均一とならず、こ
の結果、敷き均された路面の平坦性が損なわれてしまい
、道路の品質が低下してしまうという問題があった。 【0006】さらに、上記フイーダ装置から搬送される
合材を路面の幅方向へ撒き出すスクリュウが、固定スク
リュウと該固定スクリュウの後方に左右方向に移動自在
に設けられた移動スクリュウとから構成されるタイプの
舗装機械の合材撒き出し装置では、敷き均し装置の前方
に滞留する合材の量を検出するのに、検出センサを単に
車体の幅方向略中央でかつ固定スクリュウの後方に配置
する場合、該センサは合材の一連の流れの中に存してお
らずタイムラグ等が大きくなるため良好な検出ができな
い不具合が生じ、センサの取付位置が問題となっていた
。 【0007】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、フイーダ装置からの合材を路面の幅方向へ撒き
出すスクリュウが、固定スクリュウと移動スクリュウか
ら構成される舗装機械において、敷き均し装置の前方に
滞留する合材の滞留量を常に一定に保つと共に、合材を
路面の幅方向へ均一に送り出すことができる舗装機械の
合材撒き出し量制御装置を提供することを目的としてい
る。  【0008】 【課題を解決するための手段】この発明は、前段のホッ
パ装置からフィーダ装置によって搬送された合材を、合
材撤き出し装置の固定スクリュウと該固定スクリュウの
後方に左右方向に移動自在に設けられた移動スクリュウ
によって路面の幅方向へ撒き出し、この路面上に撤き出
された合材を、敷き均し装置により敷き固めるようにし
た舗装機械において、前記フィーダ装置によって搬送さ
れる合材の搬送量を無段階に調整する搬送量調整手段と
、前記両スクリュウの回転速度を無段階に調整する回転
速度調整手段と、前記固定スクリュウの合材が撒き出さ
れる側の端部近傍に設けられて、そこに滞留する合材の
高さを検出する第1の非接触距離センサと、前記移動ス
クリュウの合材が撒き出される側の端部近傍に設けられ
て、そこに滞留する合材の高さを検出する第2の非接触
距離センサと、前記第1の非接触距離センサの検出結果
に基づいて前記搬送量調整手段による合材の搬送量を連
続的に制御するとともに、前記第2の非接触距離センサ
の検出結果に基づいて前記回転速度調整手段による固定
スクリュウおよび移動スクリュウの回転速度を連続的に
制御する制御手段と、を具備することを特徴としている
。 【0009】 【作用】上述した構成によれば、第1の非接触距離セン
サによって固定スクリュウの撒き出し側の端部近傍に滞
留する合材の滞留量が検出され、この滞留量に応じてフ
ィーダ装置によって搬送される合材の搬送量が制御され
る一方、第2の非接触距離センサによって移動スクリュ
ウの撒き出し側の端部近傍に滞留する合材の滞留量が検
出され、この滞留量に応じて移動スクリュウおよび固定
スクリュウによって路面の幅方向へ送り出される合材が
連続的に制御されるので、敷き均し装置の前方に滞留す
る合材量が常に一定に保たれると共に、合材を路面の幅
方向へ均一に送り出すことができる。 【0010】 【実施例】以下、図面を参照し、この発明の実施例につ
いて説明する。ここで、まず最初に、図2を参照して本
実施例による合材撒き出し量制御装置が適用されるアス
ファルト・フィニッシャの構成について説明する。図2
(イ)および(ロ)において、3は自走車両の前部に設
けられ、ダンプトラック等によって投入されたアスファ
ルト合材を受け入れるホッパ装置であり、このホッパ装
置3は、上方へ向って開閉自在に取り付けられた左右一
対のウイング4,4と、これらウイング4,4の開閉角
度を調整する油圧駆動機構等によって構成されている。 また、車両の幅方向中央部には、ホッパ装置3の底部か
ら後方へ延びる左右一対のフィーダ装置41L,41R
が各々設けられおり、これらのフィーダ装置41L,4
1Rによって、ホッパ装置3内に投入された合材が、ホ
ッパ装置3の後端に設けられた左右の排出口28L,2
8Rを各々介して後方へ搬送されるようになっている。 【0011】ホッパ装置3の下方の車両フレームには左
右一対の前車輪6,6が各々回転自在に、かつ水平面内
において旋回自在に取り付けられており、これら前車輪
6,6は、運転席に設けられたハンドル7の回転操作に
応じて動作する油圧駆動機構によって、その方向が変化
し、これにより進行方向が変化するようになっている。 さらに、前車輪6,6の後方の車両フレームには、左右
一対の駆動車輪14,14が各々回転自在に設けられて
おり、これら駆動車輪14,14は図示せぬ油圧モータ
と後輪駆動機構によって回転駆動されるようになってい
る。 【0012】さらに、駆動車輪14,14の後方には、
フィーダ装置41L,41Rによって搬送された合材を
路面に送り出す合材撒き出し装置30が設けられている
。この合材撒き出し装置30は、図1に示すように、車
両の幅方向に延びて車体フレームに支持されてなる左右
一対の固定スクリュウ42L,42Rと、該固定スクリ
ュウ42L,42Rの後方に車両の幅方向に延びて配置
されかつ昇降自在および左右方向に移動自在に支持され
てなる左右一対の移動スクリュウ43L,43Rと、こ
れら各スクリュウ42L,42R、43L,43Rを駆
動する駆動機構等によって構成されており、スクリュウ
42L,42R、43L,43Rを回転駆動することに
よって、ホッパ装置3内から前記フィーダ装置41L,
41Rを介して搬送された合材を車両の幅方向へ移送し
つつ路面上に均等に送り出すようになっている。この合
材撒き出し装置30の後方には、路面上に撒き出された
合材を敷き固める敷き均し装置31が設けられている。 敷き均し装置31は、互いに前後方向にずらして配置さ
れかつそれぞれ左右方向に移動自在に設けられた左右一
対のスクリード31L,31Rを備えている。 【0013】なお、スクリード31L,31Rは図示せ
ぬ移動装置によって互いに接近する方向あるいは離間す
る方向に移動操作され、これにより路面幅等に応じてそ
れらスクリードの外端部どうしの距離が所望する値に調
整される。また、上記のようにスクリード31R,31
Lが移動するのに伴い、移動スクリュウ43R,43も
図示しない移動装置によってスクリードの移動距離と同
程度移動操作されるようになっている。 【0014】次に、図1を参照して、この発明の一実施
例による合材撒き出し量制御装置30の構成について説
明する。図1において、45は自走車両に搭載されたデ
ィーゼルエンジンであり、このディーゼルエンジン45
によって油圧ポンプ46が駆動されるようになっている
。上記油圧ポンプ46から吐出された作動油は、圧力配
管47によって一対の電磁比例制御弁48L,48Rへ
導かれ、これら電磁比例制御弁48L,48Rによって
作動油の流量が各々調整された後、一対の圧力配管49
L,49Rによって左油圧モータ50Lと右油圧モータ
50Rへ各々導かれる。また、左右の油圧モータ50L
,50Rから各々吐出された作動油は、一対の戻り配管
51L,51Rによって電磁比例制御弁48L,48R
へ各々導かれた後、戻り配管52によって作動油タンク
53へ戻され、さらに、この作動油タンク53内に貯蔵
されている作動油が吸い込み配管54によって油圧ポン
プ46へ導かれるようになっている。 【0015】上記電磁比例制御弁48L,48Rは、電
磁石によってポペットやスプールを移動させることによ
り、左右の油圧モータ50L,50Rへ供給される作動
油の流量を各々制御するもので、電磁力が電磁石のコイ
ルに供給される励磁電流の大きさに略比例する性質を利
用している。すなわち、電磁比例制御弁48L,48R
に供給される励磁電流が大となる程、左右の油圧モータ
50L,50Rへ供給される作動油の流量が大となる。 これら左右の油圧モータ50L,50Rは、スプロケッ
トとローラチェーン55L,55Rを介して、各フィー
ダ装置41L,41Rを各々駆動すると共に、各スクリ
ュウ42L,42R、43L,43Rを各々回転駆動す
るためのものであり、これら油圧モータ50L,50R
に供給される作動油の流量を増減することにより、スク
リュウ42L,42R、43L,43Rの回転速度が任
意に調整できるようになっている。 【0016】また、56L,56Rは左右のゲート駆動
用油圧シリンダであり、ホッパ装置3の後端の左右の排
出口28L,28Rに各々開閉自在に設けられた左右の
ゲート57L,57Rの開閉度を各々調整するためのも
ので、これらの油圧シリンダ56L,56Rには、前記
油圧ポンプ46から一対のソレノイドバルブ58L,5
8Rを介して作動油が各々供給されるようになっている
。すなわち左ソレノイドバルブ58Lの一方のソレノイ
ド58Laがオンとされると、このソレノイドバルブ5
8Lを介して油圧シリンダ56Lへ正方向に作動油が供
給され、左ゲート57Lが閉じられ、逆に、他方のソレ
ノイド58Lbがオンとされると、油圧シリンダ56L
へ逆方向に作動油が供給され、ゲート57Lが開かれる
。同様に、右ソレノイドバルブ58Rの一方のソレノイ
ド58Raがオンとされると、このソレノイドバルブ5
8Rを介して油圧シリンダ56Rへ正方向に作動油が供
給され、ゲート57Rが閉じられ、逆に、他方のソレノ
イド58Rbがオンとされると、油圧シリンダ56Rへ
逆方向に作動油が供給され、ゲート57Rが開かれるよ
うになっている。 【0017】さらに、59Lおよび59Rは、車両中央
部側の敷き均し装置31の前方であって、各固定スクリ
ュウ42L,42Rの合材が撒き出される側の端部であ
る外端部近くの所定の高さ位置に、敷き均し装置31の
フレームに支持されて配置され、そこに滞留する合材の
路面からの高さ(合材までの距離)を非接触で検出する
左右のセンタセンサ(第1の非接触距離センサ)であり
、特定の周波数の超音波を下方へ向けて発射してから、
合材表面で反射して戻ってくるまでの超音波伝播時間に
基づいて、合材の高さに対応した検出データを後述する
コントローラ66へ供給する。同様に、60Lおよび6
0Rは、敷き均し装置31のスクリード31L,31R
の左右端に各々設けられた左右のエンドプレート32L
,32Rと、各移動スクリュウ43L,43Rの合材が
撒き出される側の端部である外端部との間の所定の高さ
位置に、敷き均し装置31の移動フレーム(図示略)に
支持されて配置され、エンドプレート32L,32Rの
近くに滞留する合材の路面からの高さ(合材までの距離
)を非接触で検出する左右のサイドセンサ(第2の非接
触距離センサ)であり、各センタセンサ59L,59R
と同様に超音波伝播時間に基づいて、合材の高さに対応
した検出データをコントローラ66へ供給する。 【0018】コントローラ66は車両各部の制御を行う
もので、各種演算等を行うCPU(中央処理装置)と、
CPUにおいて用いられるプログラムが記憶されたRO
M(リードオンリメモリ)と、データ一時保持用のRA
M(ランダムアクセスメモリ)と、各種データの授受を
行うI/O(入出力)インターフェイスとからなるマイ
クロコンピュータによって主に構成され、その他、CP
Uが算出した電流指令値(ディジタル信号)EL,ER
をアナログ信号に変換し、左右の比例弁アンプ67L,
67Rへ供給するD/A(ディジタル/アナログ)変換
器、CPUの指示に応じて各ソレノイドバルブ58L,
58Rに対して切換制御信号VL,VRを各々供給する
バルブ駆動回路等が設けられている。 【0019】各比例弁アンプ67L,67Rはコントロ
ーラ66から出力された各電流指令値(電圧信号)EL
,ERに各々対応する励磁電流を電磁比例制御弁48へ
供給するものである。 【0020】一方、68Lは左側の移動スクリュウ43
Lによって左側のエンドプレート32Lの内側まで送り
出されて敷き均し装置31の前方に滞留すべき合材量を
設定するための左サイド合材量設定器、69Lは敷き均
し装置31の前方であって、左側の固定スクリュウ42
Lの外端部近傍に滞留すべき合材量を設定するための左
センタ合材量設定器であり、同様に、68Rは右側の移
動スクリュウ43Rによって右側のエンドプレート32
Rの内側まで送り出されて、敷き均し装置31の前方に
滞留すべき合材量を設定するための右サイド合材量設定
器、69Rは敷き均し装置31の前方であって、右側の
固定スクリュウ42Rの外端部近傍に滞留すべき合材量
を設定するための右センタ合材量設定器である。 【0021】以上のように構成された合材撒き出し装置
の動作について、図3〜図5を参照して説明する。  
ここで、左右のフィーダ装置41L,41R、各スクリ
ュウ42L,42R、43L,43Rおよび各ゲート5
7L,57Rの動作は左側のものと右側のものとは同様
であるので、左側の各部の動作についてのみ説明する。 【0022】まず、コントローラ66内のCPUは、図
3に示すステップSP1において、左サイド合材量設定
器68Lによって設定された設定値、すなわち、固定ス
クリュウ42Lおよび移動スクリュウ43Lによって送
り出され、エンドプレート32Lの内側で滞留すべき合
材量に対応した値を取り込んだ後、次のステップSP2
において、左側のサイドセンサ60Lによって検出され
た合材の高さに対応する検出データを取り込み、そして
、次のステップSP3において、移動スクリュウ43L
および固定スクリュウ42Lの回転速度を決定する。 この場合、コントローラ66内のCPUは、サイドセン
サ60Lの検出データに基づいて、合材の高さを、図4
に示すように、高域、中域、低域の3段階に分類する。 すなわち、合材の高さが左サイド合材量設定器68Lに
よって設定された設定値と略等しかった場合は中域と判
断し、設定値よりも大であった場合は高域と判断し、設
定値よりも小であった場合は低域と判断する。さらに、
図5に示すように、高域、中域、低域の各検出域毎に、
サイドセンサ60Lの検出データの変化傾向を、増加、
一定、減少の3段階に分類する。そして、高域で増加傾
向にあると判断した場合は、スクリュウ42L,43L
の回転速度を大幅に下げ、高域で一定であると判断した
場合は、スクリュウ42L,43Lの回転速度を少し下
げ、逆に、低域で一定であると判断した場合は、スクリ
ュウ42L,43Lの回転速度を少し上げ、低域で減少
傾向にあると判断した場合は、スクリュウ42L,43
Lの回転速度を大幅に上げ、上記以外の場合であると判
断した場合は、スクリュウ42L,43Lの回転速度を
現状のまま維持するべきであると決定する。次のステッ
プSP4においては、上記ステップSP3で決定された
スクリュウ回転速度に対応した電流指令値ELを、D/
A変換器によってアナログ信号に変換した後、比例弁ア
ンプ67Lへ出力する。これにより比例弁アンプ67L
は、コントローラ66から出力された電流指令値ELに
対応した励磁電流を電磁比例制御弁48へ供給するので
、電磁比例制御弁48を介して左油圧モータ50Lへ供
給される作動油の流量が電流指令値ELに応じた値に調
整され、この結果、スクリュウ42L,43Lの回転速
度、およびこのスクリュウ42L,43Lと連動して駆
動されるフィーダ装置41Lの搬送速度が、電流指令値
ELに応じた値となる。このようにして、左側のスクリ
ュウ42L,43Lによって、エンドプレート32Lの
内側へ送り出されて滞留する合材量が、常に、左サイド
合材量設定器68Lによって設定された値となるように
制御される。 【0023】次に、ステップSP5において、コントロ
ーラ66内のCPUは、左センタ合材量設定器69Lに
よって設定された設定値、すなわち、左側の固定スクリ
ュウ42Lの外端部近傍に滞留すべき合材量に対応した
値を取り込んだ後、次のステップSP6において、左側
のセンタセンサ59Lによって検出された合材の高さに
対応する検出データを取り込み、そして、次のステップ
SP7において、ゲート57Lの開閉度を決定する。こ
の場合、コントローラ66内のCPUは、左センタセン
サ59Lの検出データに基づいて、合材の高さを、高域
、中域、低域の3段階に分類し、すなわち、合材の高さ
が左センタ合材量設定器69Lによって設定された設定
値と略等しかった場合は中域と判断し、設定値よりも大
であった場合は高域と判断し、設定値よりも小であった
場合は低域と判断し、さらに、図5に示すように、各検
出域毎に、センタセンサ59Lの検出データの変化傾向
を、増加、一定、減少の3段階に分類する。そして、高
域で増加傾向にあると判断した場合は、左ゲート57L
を大幅に閉じ、高域で一定であると判断した場合は、ゲ
ート57Lを少し閉じ、逆に、低域で一定であると判断
した場合は、ゲート57Lを少し開き、低域で減少傾向
にあると判断した場合は、ゲート57Lを大幅に開き、
上記以外の場合であると判断した場合は、ゲート57L
の開閉度を現状のまま維持すべきであると決定する。 【0024】ここで、センタセンサ59Lは固定スクリ
ュウ42Lの合材が撒き出される側の端部近傍に配置さ
れており、この位置は合材の一連の流れの途中にあるこ
とから、たとえスクリード32Lの移動に応じて移動ス
クリュウ42Lが左右に移動する場合でも、フィーダ装
置41Lから送られてくる合材の量が多すぎる場合ある
いは少なすぎる場合には、ただちにそこに滞留する合材
の高さの変化となって表れる箇所であり、このような位
置にセンサを設けているので、高精度の制御が実現でき
る。 【0025】次のステップSP8においては、上記ステ
ップSP7で決定されたゲート開閉度に応じたバルブ駆
動信号VLが左ソレノイドバルブ58Lへ供給され、こ
れにより、左側の油圧シリンダ56Lが駆動されて左ゲ
ート57Lの開閉度が調整され、この結果、ホッパ装置
3内から排出口28Lを介して左側のフィーダ装置41
Lによって搬送される合材量が調整される。このように
して、敷き均し装置31の前方であって、左センタセン
サ59Lの下方に滞留する合材量が、常に、左センタ合
材量設定器69Lによって設定された値となるように制
御される。 【0026】なお、上述した一実施例においては、各ゲ
ート57L,57Rの開閉度によって、各フィーダ装置
41L,41Rによって搬送される合材の搬送量を調整
するようにしたが、各スクリュウ42L,42R、43
L,43Rと各フィーダ装置41L,41Rが各々別個
の油圧モータによって駆動され、電磁比例制御弁によっ
て各々別個に速度制御可能である場合においては、各フ
ィーダ装置41L,41Rを駆動する油圧モータの回転
速度を変化させて、合材の搬送量を調整するようにして
も勿論構わない。 【0027】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、第1の非接触距離センサによって固定スクリュウの撒
き出し側の端部近傍に滞留する合材の滞留量が検出され
、この滞留量に応じてフィーダ装置によって搬送される
合材の搬送量が制御される一方、第2の非接触距離セン
サによって移動スクリュウの撒き出し側の端部近傍に滞
留する合材の滞留量が検出され、この滞留量に応じて移
動スクリュウおよび固定スクリュウによって路面の幅方
向へ送り出される合材が連続的に制御されるので、敷き
均し装置の前方に滞留する合材量が常に一定に保たれる
と共に、合材を路面の幅方向へ均一に送り出すことがで
き、この結果、敷き均される路面の平坦化が図られ、道
路の品質が向上する。 【0028】特に、第1の非接触距離センサを、固定ス
クリュウの後方ではなく、合材の一連の流れの途中であ
る、固定スクリュウの合材が撒き出される側の端部近傍
に設けているので、検出にあたりタイムラグが大きい等
の不具合も生じなく、良好な制御が行えるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる合材撒き出し量制御装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】(イ)および(ロ)は同合材撒き出し量制御装
置が適用されるアスファルト・フィニシャの構成を示す
側面図および平面図である。
【図3】この実施例の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図4】同実施例におけるサイドセンサ60Lおよびセ
ンタセンサ59Lの検出域を説明するための図である。
【図5】同実施例におけるサイドセンサ60Lおよびセ
ンタセンサ59Lの各検出結果と各部の制御内容との関
係を説明するための図である。
【符号の説明】
28L  排出口 28R  排出口 31  敷き均し装置 31L  エンドプレート 31R  エンドプレート 41L  フィーダ装置 41R  フィーダ装置 42L  固定スクリュウ 42R  固定スクリュウ 43L  移動スクリュウ 43R  移動スクリュウ 48  電磁比例制御弁(回転速度調整手段)50L 
 油圧モータ 50R  油圧モータ 58L  ソレノイドバルブ(搬送量調整手段)58R
  ソレノイドバルブ(搬送量調整手段)59L  セ
ンタセンサ(第1の非接触センサ)59R  センタセ
ンサ(第1の非接触距離センサ)60L  サイドセン
サ(第2の非接触距離センサ)60R  サイドセンサ
(第2の非接触距離センサ)66  コントローラ(制
御手段) 67L  比例制御アンプ 67R  比例制御アンプ 68L  サイド合材量設定器 68R  サイド合材量設定器 69L  センタ合材量設定器 69R  センタ合材量設定器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  前段のホッパ装置からフィーダ装置に
    よって搬送された合材を、合材撤き出し装置の固定スク
    リュウと該固定スクリュウの後方に左右方向に移動自在
    に設けられた移動スクリュウによって路面の幅方向へ撒
    き出し、この路面上に撤き出された合材を、敷き均し装
    置により敷き固めるようにした舗装機械において、前記
    フィーダ装置によって搬送される合材の搬送量を無段階
    に調整する搬送量調整手段と、前記両スクリュウの回転
    速度を無段階に調整する回転速度調整手段と、前記固定
    スクリュウの合材が撒き出される側の端部近傍に設けら
    れて、そこに滞留する合材の高さを検出する第1の非接
    触距離センサと、前記移動スクリュウの合材が撒き出さ
    れる側の端部近傍に設けられて、そこに滞留する合材の
    高さを検出する第2の非接触距離センサと、前記第1の
    非接触距離センサの検出結果に基づいて前記搬送量調整
    手段による合材の搬送量を連続的に制御するとともに、
    前記第2の非接触距離センサの検出結果に基づいて前記
    回転速度調整手段による固定スクリュウおよび移動スク
    リュウの回転速度を連続的に制御する制御手段と、を具
    備することを特徴とする舗装機械の合材撒き出し量制御
    装置。
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