JPH0423099Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0423099Y2 JPH0423099Y2 JP1986133582U JP13358286U JPH0423099Y2 JP H0423099 Y2 JPH0423099 Y2 JP H0423099Y2 JP 1986133582 U JP1986133582 U JP 1986133582U JP 13358286 U JP13358286 U JP 13358286U JP H0423099 Y2 JPH0423099 Y2 JP H0423099Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propelled
- self
- pipe
- wheeled vehicle
- wheeled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 235000008730 Ficus carica Nutrition 0.000 description 1
- 244000025361 Ficus carica Species 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は自走式管内通線車に関する。
従来技術とその問題点
水道管、ガス管などの既設管の管内補修工事に
於ては、準備工として管内通線を必要とすること
が多い。従来このような管内通線に際しては、通
常流体圧を受けて管内移動されるピグにより線材
を管内に引込んでいるが、このような通線手段で
は、線材が引込まれて行くにつれて引込み抵抗が
漸新的に増加して行き、また管の途中に屈曲部が
あると、引込み抵抗は一層大きなものとなるの
で、通線距離の長い管や屈曲部を含むような管に
は適用できなかつた。またピクの管内移動のため
に相当大きな流体圧を必要とするので、ブロワー
その他付帯設備が大型化し、設備費が高くつく難
点があつた。
於ては、準備工として管内通線を必要とすること
が多い。従来このような管内通線に際しては、通
常流体圧を受けて管内移動されるピグにより線材
を管内に引込んでいるが、このような通線手段で
は、線材が引込まれて行くにつれて引込み抵抗が
漸新的に増加して行き、また管の途中に屈曲部が
あると、引込み抵抗は一層大きなものとなるの
で、通線距離の長い管や屈曲部を含むような管に
は適用できなかつた。またピクの管内移動のため
に相当大きな流体圧を必要とするので、ブロワー
その他付帯設備が大型化し、設備費が高くつく難
点があつた。
本考案はこのような従来の問題点を一掃するこ
とを目的としてなされたものである。
とを目的としてなされたものである。
問題点を解決するための手段
本考案は、車輪の外径を全高とする管内走行用
自走二輪車の複数台が自在接手部を介して管軸方
向に連設され、最後尾を除く他の自走二輪車に
は、車軸駆動用の電気モータとその電源とが装備
され、一方最後尾の自走二輪車は上記電気モータ
並びに電源を無装備であつて、その車軸上に通線
材巻装のスプールがフリーに嵌装支持されてお
り、且つ最後尾の自走二輪車は、一台手前の自走
二輪車より歯車伝動機構を介して駆動力を受ける
よう構成されていることを特徴とする自走式管内
通線車に係る。
自走二輪車の複数台が自在接手部を介して管軸方
向に連設され、最後尾を除く他の自走二輪車に
は、車軸駆動用の電気モータとその電源とが装備
され、一方最後尾の自走二輪車は上記電気モータ
並びに電源を無装備であつて、その車軸上に通線
材巻装のスプールがフリーに嵌装支持されてお
り、且つ最後尾の自走二輪車は、一台手前の自走
二輪車より歯車伝動機構を介して駆動力を受ける
よう構成されていることを特徴とする自走式管内
通線車に係る。
実施例
以下に本考案の一実施例を添附図面にもとづき
説明すると次の通りである。
説明すると次の通りである。
図に於て、1,1′は車輪3の外径を全高とす
る自走二輪車で、複数台例えば4台が管軸方向に
上下方向に屈曲自在な自在接手部2を介して連設
されている。
る自走二輪車で、複数台例えば4台が管軸方向に
上下方向に屈曲自在な自在接手部2を介して連設
されている。
最後尾の自走二輪車1′を除く、各自走二輪車
1には、車輪3駆動用の電気モータ4とその電源
としての乾電池5が搭載され、上記電気モータ4
の回転は、一対の歯車6a,6aを介して車輪7
に伝達され、車輪7の軸端部の車輪3,3を積極
駆動するようになつている。
1には、車輪3駆動用の電気モータ4とその電源
としての乾電池5が搭載され、上記電気モータ4
の回転は、一対の歯車6a,6aを介して車輪7
に伝達され、車輪7の軸端部の車輪3,3を積極
駆動するようになつている。
上記電気モータ4及び乾電池5を支持するため
に、上記自走車1の車軸7に、車輪3よりも小さ
い外径にして両端閉塞の筒状部材8が、両端板8
aの中心の取付け穴8bに於てフリーに嵌装さ
れ、この筒状部材8の内面に、電気モータ4及び
乾電池5が取付けられている。之等筒状部材8,
8の相互は、前記自在接手部2により連結され、
車軸7に対し回止めされている。
に、上記自走車1の車軸7に、車輪3よりも小さ
い外径にして両端閉塞の筒状部材8が、両端板8
aの中心の取付け穴8bに於てフリーに嵌装さ
れ、この筒状部材8の内面に、電気モータ4及び
乾電池5が取付けられている。之等筒状部材8,
8の相互は、前記自在接手部2により連結され、
車軸7に対し回止めされている。
最後尾の自走二輪車1′の車軸7′は、それより
一台手前の自走二輪車1の車軸7と、一対の平歯
車9a,9b及び中間歯車9cを介して連結さ
れ、自走二輪車1の駆動源を利用して駆動される
ようになつている。上記中間歯車9cは、自走車
1,1′間の自在接手部2の連結ピン2a上に備
えられている。
一台手前の自走二輪車1の車軸7と、一対の平歯
車9a,9b及び中間歯車9cを介して連結さ
れ、自走二輪車1の駆動源を利用して駆動される
ようになつている。上記中間歯車9cは、自走車
1,1′間の自在接手部2の連結ピン2a上に備
えられている。
最後尾の自走二輪車1′は、一台手前の自走二
輪車1に搭載の駆動源を利用して、歯車伝動機構
を介し駆動されるような構成になつているので、
その車軸7′の周りは空きスペースになつている。
この空きスペースを利用して上記車軸7′上にス
プール10aがフリーに巻装され、該スプール1
0a上に通線材10bが巻装されている。通線材
10b巻装のスプール10aは比較的高重量とな
るが、該スプール10aは車軸7′に嵌装支持さ
れているので、重量バランスが非常によくなり、
高重量スプール10aが原因で転倒するという危
険性がなくなる。
輪車1に搭載の駆動源を利用して、歯車伝動機構
を介し駆動されるような構成になつているので、
その車軸7′の周りは空きスペースになつている。
この空きスペースを利用して上記車軸7′上にス
プール10aがフリーに巻装され、該スプール1
0a上に通線材10bが巻装されている。通線材
10b巻装のスプール10aは比較的高重量とな
るが、該スプール10aは車軸7′に嵌装支持さ
れているので、重量バランスが非常によくなり、
高重量スプール10aが原因で転倒するという危
険性がなくなる。
スプール10aに巻取られた通線材10bの巻
崩れを防止するために、スプール10aの両側部
の車軸7′上に、側板11,11を、その中心の
取付け穴11a,11aに於て、フリーに嵌装す
るようにしてもよい。この側板11,11はその
端部に於て、一台手前の自走二輪車1の筒状部材
8と自在接手部2を介して連結され、車軸7′か
ら回止めされている。
崩れを防止するために、スプール10aの両側部
の車軸7′上に、側板11,11を、その中心の
取付け穴11a,11aに於て、フリーに嵌装す
るようにしてもよい。この側板11,11はその
端部に於て、一台手前の自走二輪車1の筒状部材
8と自在接手部2を介して連結され、車軸7′か
ら回止めされている。
本考案通線車は上述の通りの構造を有し、施工
に際しては、第2図に示すように管a内に設置
し、最後尾の自走二輪車1′より引出した通線材
10bの始端部を管aの入口部に固定しておく。
この状態で電気モータ4の作動をして自走二輪車
1′,1…を管a内を走行移動すると、この走行
移動につれ、最後尾の自走二輪車1′から通線材
10bが繰出されて行く。この通線材10bの繰
出し時には、自走二輪車1′,1…にスプール1
0aの回転抵抗が負荷されるが、スプール10a
の回転抵抗は殆んど無視できる程度に小さいの
で、自走二輪車1′,1…の走行移動に何等抵抗
を与えることなしに管内に通線して行くことがで
き、管路の長い管や屈曲部を含むような管の通線
にも都合よく適用することができる。
に際しては、第2図に示すように管a内に設置
し、最後尾の自走二輪車1′より引出した通線材
10bの始端部を管aの入口部に固定しておく。
この状態で電気モータ4の作動をして自走二輪車
1′,1…を管a内を走行移動すると、この走行
移動につれ、最後尾の自走二輪車1′から通線材
10bが繰出されて行く。この通線材10bの繰
出し時には、自走二輪車1′,1…にスプール1
0aの回転抵抗が負荷されるが、スプール10a
の回転抵抗は殆んど無視できる程度に小さいの
で、自走二輪車1′,1…の走行移動に何等抵抗
を与えることなしに管内に通線して行くことがで
き、管路の長い管や屈曲部を含むような管の通線
にも都合よく適用することができる。
更に管a内には、第3図に示されるような凹段
部a1や第4図に示されるような登り板a2が存在す
ることが多いが、本考案では自在接手部2の屈曲
自在性により自走二輪車1′及び1…がその連設
に拘わらず個別に管aの内底面に安定確実に接地
するので、各自走二輪車1′及び1…が協同して、
このような凹段部a1や登り板a2を支障なく乗り越
えて行くことができ、また比較的高重量の通線材
巻装スプール10aを備えているに拘わらず重量
バランスがよいことに加え、車輪3の外径を全高
とし走行姿勢が低いので、凹断部a1や登り坂a2を
転倒の危険性なしに安定確実に登り下りでき、空
回りや転倒ひいては前進不能などのトラブル原因
を一掃できる。
部a1や第4図に示されるような登り板a2が存在す
ることが多いが、本考案では自在接手部2の屈曲
自在性により自走二輪車1′及び1…がその連設
に拘わらず個別に管aの内底面に安定確実に接地
するので、各自走二輪車1′及び1…が協同して、
このような凹段部a1や登り板a2を支障なく乗り越
えて行くことができ、また比較的高重量の通線材
巻装スプール10aを備えているに拘わらず重量
バランスがよいことに加え、車輪3の外径を全高
とし走行姿勢が低いので、凹断部a1や登り坂a2を
転倒の危険性なしに安定確実に登り下りでき、空
回りや転倒ひいては前進不能などのトラブル原因
を一掃できる。
効 果
本考案通線車によれば、自走車の管内走行移動
につれ管内に通線材を繰出しながら通線を行い得
るような構成になつているので管内への通線材の
引込み抵抗が実質的になくなると共に、管内の凹
段部や登り坂をも支障なく乗り越えることがで
き、特に屈曲部、凹段部及び登り坂を含み且つ通
線距離の長い管の通線に適用して有用である。
につれ管内に通線材を繰出しながら通線を行い得
るような構成になつているので管内への通線材の
引込み抵抗が実質的になくなると共に、管内の凹
段部や登り坂をも支障なく乗り越えることがで
き、特に屈曲部、凹段部及び登り坂を含み且つ通
線距離の長い管の通線に適用して有用である。
第1図は本考案の一実施例を示す1部横断平面
図、第2図は管内設置状況を示す側面図、第3図
及び第4図は管内の凹段部及び登り坂部分の通過
状況を示す説明図である。 図に於て、1′,1は自走車、2は自在接手部、
3は車輪、4は電気モータ、5は乾電池、6a,
6bは歯車、7,7′は車軸、8は筒状部材、9
a,9b及び9cは歯車、10aはスプール、1
1は側板である。
図、第2図は管内設置状況を示す側面図、第3図
及び第4図は管内の凹段部及び登り坂部分の通過
状況を示す説明図である。 図に於て、1′,1は自走車、2は自在接手部、
3は車輪、4は電気モータ、5は乾電池、6a,
6bは歯車、7,7′は車軸、8は筒状部材、9
a,9b及び9cは歯車、10aはスプール、1
1は側板である。
Claims (1)
- 車輪の外径を全高とする管内走行用自走二輪車
の複数台が自在接手部を介して管軸方向に連設さ
れ、最後尾を除く他の自走二輪車には、車軸駆動
用の電気モータとその電源とが装備され、一方最
後尾の自走二輪車は上記電気モータ並びに電源を
無装備であつて、その車軸上に通線材巻装のスプ
ールがフリーに嵌装支持されており、且つ最後尾
の自走二輪車は、一台手前の自走二輪車より歯車
伝動機構を介し駆動力を受けるよう構成されてい
ることを特徴とする自走式管内通線車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986133582U JPH0423099Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986133582U JPH0423099Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6339076U JPS6339076U (ja) | 1988-03-14 |
JPH0423099Y2 true JPH0423099Y2 (ja) | 1992-05-28 |
Family
ID=31034025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986133582U Expired JPH0423099Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0423099Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101027658B1 (ko) * | 2010-11-03 | 2011-04-12 | 김용대 | 배관용 선통 장치 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59147260A (ja) * | 1983-02-12 | 1984-08-23 | Kubota Ltd | 管中の走行装置 |
JPS6047596B2 (ja) * | 1979-05-02 | 1985-10-22 | 東芝テック株式会社 | 表示装置を備えた電子機器 |
JPS6123964A (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-01 | Hitachi Ltd | 配管内走行装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58194958U (ja) * | 1982-06-10 | 1983-12-24 | 日本電信電話株式会社 | 円形断面トンネル用無軌道走行車の姿勢制御装置 |
JPS6047596U (ja) * | 1983-09-12 | 1985-04-03 | 株式会社 タカラ | 走行玩具 |
-
1986
- 1986-08-29 JP JP1986133582U patent/JPH0423099Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6047596B2 (ja) * | 1979-05-02 | 1985-10-22 | 東芝テック株式会社 | 表示装置を備えた電子機器 |
JPS59147260A (ja) * | 1983-02-12 | 1984-08-23 | Kubota Ltd | 管中の走行装置 |
JPS6123964A (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-01 | Hitachi Ltd | 配管内走行装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6339076U (ja) | 1988-03-14 |
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