JPS591876Y2 - 鉄道車両用台車 - Google Patents
鉄道車両用台車Info
- Publication number
- JPS591876Y2 JPS591876Y2 JP667079U JP667079U JPS591876Y2 JP S591876 Y2 JPS591876 Y2 JP S591876Y2 JP 667079 U JP667079 U JP 667079U JP 667079 U JP667079 U JP 667079U JP S591876 Y2 JPS591876 Y2 JP S591876Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- electric motor
- motor
- bevel gear
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Gear Transmission (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、2輪軸を1電動機で駆動し、電動機の軸中心
線を輪軸の軸中心線に対して直角に配置した鉄道車両用
台車に関するものである。
線を輪軸の軸中心線に対して直角に配置した鉄道車両用
台車に関するものである。
従来、外国例えばヨーロッパでは、電動機の軸中心線を
輪軸に直角に配置した1台車1電動機方式の台車が用い
られていた。
輪軸に直角に配置した1台車1電動機方式の台車が用い
られていた。
この1台車1電動機方式の台車においては、1台車の前
後輪軸を電動機軸で直接駆動し、駆動系がつながってい
るため、前後輪を単独で駆動する1輪軸l電動機方式よ
り粘着力が大幅に向上する。
後輪軸を電動機軸で直接駆動し、駆動系がつながってい
るため、前後輪を単独で駆動する1輪軸l電動機方式よ
り粘着力が大幅に向上する。
このため、車両のスリップ限界が上がり、けん列特性が
向上するので、編成軍としての動力車の数を減らせる等
の利点がある。
向上するので、編成軍としての動力車の数を減らせる等
の利点がある。
この従来の1台車1電動機方式の台車を第1図および第
2図によって説明する。
2図によって説明する。
第1図および第2図において、1は主電動機、6は主電
動機1の軸に設けたかさ歯車、7はかさ歯車6と噛合う
か−さ歯車を有したかさ歯車軸で、輪軸10に弾性接手
9を介して連結されている。
動機1の軸に設けたかさ歯車、7はかさ歯車6と噛合う
か−さ歯車を有したかさ歯車軸で、輪軸10に弾性接手
9を介して連結されている。
この構成において、主電動機1の駆動力はかさ歯車6、
かさ歯車軸7および弾性接手9を介して輪軸10に伝え
られる。
かさ歯車軸7および弾性接手9を介して輪軸10に伝え
られる。
ところで、このような構成においては、電動機1の容量
を1輪軸1電動機方式で用いられている電動機の2倍と
しなければならないため、当然電動機1の外径が大きく
なるとともに長さが長くなる。
を1輪軸1電動機方式で用いられている電動機の2倍と
しなければならないため、当然電動機1の外径が大きく
なるとともに長さが長くなる。
電動機1の長さが長くなると台車全長が長くなり、車体
の床下に対するスペースが大きくなって床下機器の取付
けに障害となる。
の床下に対するスペースが大きくなって床下機器の取付
けに障害となる。
また、電動機1が大きくなると、車輪径の制約から電動
機1が車両限界Aの外に出てしまうという欠点があった
。
機1が車両限界Aの外に出てしまうという欠点があった
。
これらの欠点は、かさ歯車6およびかさ歯車7のみを用
いた1段減速が主体で減速比が大きくとれず、電動機1
として高速回転のものを使用して電動機1を含む駆動系
全体を小さくするこ、とができないためである。
いた1段減速が主体で減速比が大きくとれず、電動機1
として高速回転のものを使用して電動機1を含む駆動系
全体を小さくするこ、とができないためである。
さらに、電動機1を車両限界Aの外に出さないように取
付けるために、電動機1の中心を輪軸10の中心に対し
上方にオフセットするとしても、かさ歯車6およびかさ
歯車軸7のかさ歯車をハイポイドギヤにする必要があり
、オフセット量に限界があるため、容易にオフセットで
きないという欠点があった。
付けるために、電動機1の中心を輪軸10の中心に対し
上方にオフセットするとしても、かさ歯車6およびかさ
歯車軸7のかさ歯車をハイポイドギヤにする必要があり
、オフセット量に限界があるため、容易にオフセットで
きないという欠点があった。
上記の点に鑑み本考案は、駆動系の重量増加を最小限に
とどめ、主電動機を含む駆動系全体を小型軽量にすると
ともに、主電動機中心を車軸中心より上側に簡単にオフ
セットでき、主電動機を容易に車両限界内に収めること
のできる台車を得ることを目的としたもので゛ある。
とどめ、主電動機を含む駆動系全体を小型軽量にすると
ともに、主電動機中心を車軸中心より上側に簡単にオフ
セットでき、主電動機を容易に車両限界内に収めること
のできる台車を得ることを目的としたもので゛ある。
次に本考案を第3図および第4図に示す一実施例によっ
て説明する。
て説明する。
図において、上記従来例と同一符号は同一部品を示すも
のである。
のである。
1′は最高回転数を600Or 、 p、m、程度まで
上げることのできるインダクションモータを採用した主
電動機、3は該主電動機1′の軸2に取付けられた外歯
歯車、4は該外歯歯車3に噛合う内歯歯車である。
上げることのできるインダクションモータを採用した主
電動機、3は該主電動機1′の軸2に取付けられた外歯
歯車、4は該外歯歯車3に噛合う内歯歯車である。
5は主電動機1′側端部に前記内歯歯車4が設けられ、
他端部にかさ歯車6が設けられた中間軸である。
他端部にかさ歯車6が設けられた中間軸である。
該中間軸5のかさ歯車6は輪軸10に弾性接手を介して
設けられているかさ歯車軸7のかさ歯車と噛合っている
。
設けられているかさ歯車軸7のかさ歯車と噛合っている
。
なお、図中Bは主電動機1′の軸中心高さ、Cは輪軸1
0の軸中心高さを示す。
0の軸中心高さを示す。
このような構成において、駆動力は主電動機1′の軸2
から外歯歯車3および内歯歯車4を介して中間軸5に伝
わり、該中間軸5からがさ歯車6、かさ歯車軸7および
弾性接手9を介して輪軸10へ伝えられる。
から外歯歯車3および内歯歯車4を介して中間軸5に伝
わり、該中間軸5からがさ歯車6、かさ歯車軸7および
弾性接手9を介して輪軸10へ伝えられる。
このような構成によれば、駆動系が2段減速となり高減
速比が得られるため、主電動機1′とじて高速回転の電
動機を採用でき、主電動機1′の小型化が図れるととも
に、駆動系に外歯歯車3および内歯歯車4を用い、2段
減速の駆動系を構成しているため、該駆動系自体の構成
を簡単にでき、小型軽量化が図れる。
速比が得られるため、主電動機1′とじて高速回転の電
動機を採用でき、主電動機1′の小型化が図れるととも
に、駆動系に外歯歯車3および内歯歯車4を用い、2段
減速の駆動系を構成しているため、該駆動系自体の構成
を簡単にでき、小型軽量化が図れる。
また、第4図に示すように外歯歯車3と内歯歯車4の噛
合点を上方に位置させることにより、主電動機1′の軸
中心高さBを輪軸10の軸中心高さCより上側に簡単に
オフセットでき、主電動機1′を容易に車両限界A内に
収めることができる。
合点を上方に位置させることにより、主電動機1′の軸
中心高さBを輪軸10の軸中心高さCより上側に簡単に
オフセットでき、主電動機1′を容易に車両限界A内に
収めることができる。
以上説明したように本考案によれば、駆動系の構成を簡
単にできるとともに小型軽量化が図れる。
単にできるとともに小型軽量化が図れる。
また、主電動機を容易に車両限界内に収めることができ
る。
る。
第1図は従来の1台車1電動機方式の台車を示す平面図
、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は本考案によ
る台車の一実施例を示す平面図、第4図は第3図のB−
B断面図である。 1′・・・主電動機、2・・・軸、3・・・外歯歯車、
4・・・内歯歯車、5・・・中間軸、6・・・かさ歯車
、7・・・がさ歯車軸、9・・・弾性接手、10・・・
輪軸。
、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は本考案によ
る台車の一実施例を示す平面図、第4図は第3図のB−
B断面図である。 1′・・・主電動機、2・・・軸、3・・・外歯歯車、
4・・・内歯歯車、5・・・中間軸、6・・・かさ歯車
、7・・・がさ歯車軸、9・・・弾性接手、10・・・
輪軸。
Claims (1)
- 2輪軸を1電動機で駆動するとともに該電動機の軸中心
線を輪軸の軸中心線に対して直角に配置し、前記電動機
の軸と輪軸のかさ歯車軸との間に中間軸を設け、前記電
動機軸に外歯歯車を設け、中間軸の電動機側端部に前記
外歯歯車に噛合う内歯歯車を設け、中間軸の輪軸側端部
に前記かさ歯車軸のかさ歯車と噛合うかさ歯車を設けた
鉄道車両用台車において、前記電動機軸に設けた外歯歯
車の中心を中間軸に設けた内歯歯車の中心より上方に配
置したことを特徴とする鉄道車両用台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP667079U JPS591876Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | 鉄道車両用台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP667079U JPS591876Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | 鉄道車両用台車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55107475U JPS55107475U (ja) | 1980-07-28 |
JPS591876Y2 true JPS591876Y2 (ja) | 1984-01-19 |
Family
ID=28813684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP667079U Expired JPS591876Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | 鉄道車両用台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591876Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-24 JP JP667079U patent/JPS591876Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55107475U (ja) | 1980-07-28 |
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