JPH04229281A - ワイヤドットプリンタ - Google Patents
ワイヤドットプリンタInfo
- Publication number
- JPH04229281A JPH04229281A JP41601190A JP41601190A JPH04229281A JP H04229281 A JPH04229281 A JP H04229281A JP 41601190 A JP41601190 A JP 41601190A JP 41601190 A JP41601190 A JP 41601190A JP H04229281 A JPH04229281 A JP H04229281A
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- JP
- Japan
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- printing
- wire
- impact force
- signal
- dot printer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 238000012937 correction Methods 0.000 abstract description 5
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤドットプリンタ
に係わり、特に、ワイヤドット印字ヘッドを用いたドッ
トマトリクスプリンタの構造に関するものである。
に係わり、特に、ワイヤドット印字ヘッドを用いたドッ
トマトリクスプリンタの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、ワイヤドットプリンタは多
種媒体に対する印字可能性が優れているとともに複写能
力が優れていること等により、従来より各種の情報処理
出力装置として用いられており、近年その高速性、およ
び高信頼性が益々要求されている。上記ワイヤドットプ
リンタの印字動作を、図5に示すバネチャージ型ワイヤ
ドットプリンタを例にとって説明する。図5は、下半分
を断面にして示している。図5において、41は印字ワ
イヤであり、上記印字ワイヤ41の基部は、アーマチュ
ア42の先端に固定されている。また、上記アーマチュ
ア42は、バイアス用板バネ3の先端部に支持されてい
る。更に、上記バイアス用板ばね43の基部は、第1ヨ
ーク45と第2ヨーク46に挟まれた状態でガイドフレ
ーム44上に固定支持されている。次いで、47は永久
磁石、48はコアであり、上記コア48には消磁コイル
49が巻装されている。
種媒体に対する印字可能性が優れているとともに複写能
力が優れていること等により、従来より各種の情報処理
出力装置として用いられており、近年その高速性、およ
び高信頼性が益々要求されている。上記ワイヤドットプ
リンタの印字動作を、図5に示すバネチャージ型ワイヤ
ドットプリンタを例にとって説明する。図5は、下半分
を断面にして示している。図5において、41は印字ワ
イヤであり、上記印字ワイヤ41の基部は、アーマチュ
ア42の先端に固定されている。また、上記アーマチュ
ア42は、バイアス用板バネ3の先端部に支持されてい
る。更に、上記バイアス用板ばね43の基部は、第1ヨ
ーク45と第2ヨーク46に挟まれた状態でガイドフレ
ーム44上に固定支持されている。次いで、47は永久
磁石、48はコアであり、上記コア48には消磁コイル
49が巻装されている。
【0003】次に、上記のように構成されたワイヤドッ
ト印字ヘッドの動作を簡単に説明する。初期状態におい
ては、永久磁石47の磁力によりアーマチュア42がバ
イアス用板ばね43を撓ませながらコア48に吸引され
ている。このような初期状態において、基板50を通じ
て駆動電流を供給し消磁コイル49を励磁すると、永久
磁石47の磁束が打ち消される。これにより、上記永久
磁石47の磁束による吸引が解除され、上記バイアス用
板ばね43がその弾性復元力により元の状態に復旧する
。この復旧動作に伴い、アーマチュア42及びそれに固
着されている印字ワイヤ41が、図中右側の方向に駆動
され、上記印字ワイヤ41がインクリボン51および印
字媒体52を介してプラテン53を打撃し、上記印字媒
体52上に画素を印刷する。
ト印字ヘッドの動作を簡単に説明する。初期状態におい
ては、永久磁石47の磁力によりアーマチュア42がバ
イアス用板ばね43を撓ませながらコア48に吸引され
ている。このような初期状態において、基板50を通じ
て駆動電流を供給し消磁コイル49を励磁すると、永久
磁石47の磁束が打ち消される。これにより、上記永久
磁石47の磁束による吸引が解除され、上記バイアス用
板ばね43がその弾性復元力により元の状態に復旧する
。この復旧動作に伴い、アーマチュア42及びそれに固
着されている印字ワイヤ41が、図中右側の方向に駆動
され、上記印字ワイヤ41がインクリボン51および印
字媒体52を介してプラテン53を打撃し、上記印字媒
体52上に画素を印刷する。
【0004】上記印字ワイヤ41は、上記プラテン53
を打撃した後はその反発力により、図5中左側方向への
復帰動作を開始する。一方、このときに消磁コイル49
の励磁が停止され、永久磁石47の磁束が再び流れるよ
うになる。これにより、アーマチュア42はコア48に
再び吸引されて上記したような初期状態に復帰して、1
回の印字動作を終了する。このような印字動作を、複数
の印字ワイヤのそれぞれについて選択的に行うことによ
り、上記印字媒体52上にドット構成の文字や記号等を
記録するようにしている。
を打撃した後はその反発力により、図5中左側方向への
復帰動作を開始する。一方、このときに消磁コイル49
の励磁が停止され、永久磁石47の磁束が再び流れるよ
うになる。これにより、アーマチュア42はコア48に
再び吸引されて上記したような初期状態に復帰して、1
回の印字動作を終了する。このような印字動作を、複数
の印字ワイヤのそれぞれについて選択的に行うことによ
り、上記印字媒体52上にドット構成の文字や記号等を
記録するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記印字媒体52上に
正常なドットマトリクス文字を印刷するためには、複数
の複数の印字ワイヤ41の全てについて、ある一定以上
の打撃力(以下インパクト力と言う)でもって上記イン
クリボン51、印字媒体52およびプラテン53を打撃
する必要がある。しかし、上記印字ワイヤ41のインパ
クト力は、各印字ワイヤ41のそれぞれについてバラツ
キが生じてしまうことがある。上記インパクト力のバラ
ツキは、長期使用による板ばね43のへたりやワイヤの
消耗、或いは折れ等のような種々の原因により、図5に
示すプラテン53と印字ワイヤ41の先端との間隔、す
なわちワイヤギャップΔGにバラツキが生じるために発
生することが多い。このような原因でインパクト力がば
らつくことにより、ある印字ワイヤ41のインパクト力
が基準値を下回ると、上記印字ワイヤ41によるドット
を印字することができなくなり、ドット脱けを生じるこ
とがある。これは、ワイヤドットプリンタにとって非常
に大きな問題の1つになっている。特に、金融機関等で
用いられるプリンタのように、再印刷がきかない重要な
印字媒体に印字するものについては、大きな問題となっ
ていた。
正常なドットマトリクス文字を印刷するためには、複数
の複数の印字ワイヤ41の全てについて、ある一定以上
の打撃力(以下インパクト力と言う)でもって上記イン
クリボン51、印字媒体52およびプラテン53を打撃
する必要がある。しかし、上記印字ワイヤ41のインパ
クト力は、各印字ワイヤ41のそれぞれについてバラツ
キが生じてしまうことがある。上記インパクト力のバラ
ツキは、長期使用による板ばね43のへたりやワイヤの
消耗、或いは折れ等のような種々の原因により、図5に
示すプラテン53と印字ワイヤ41の先端との間隔、す
なわちワイヤギャップΔGにバラツキが生じるために発
生することが多い。このような原因でインパクト力がば
らつくことにより、ある印字ワイヤ41のインパクト力
が基準値を下回ると、上記印字ワイヤ41によるドット
を印字することができなくなり、ドット脱けを生じるこ
とがある。これは、ワイヤドットプリンタにとって非常
に大きな問題の1つになっている。特に、金融機関等で
用いられるプリンタのように、再印刷がきかない重要な
印字媒体に印字するものについては、大きな問題となっ
ていた。
【0006】本発明は上述の問題点に鑑み、ワイヤドッ
トプリンタを起動するときのイニシャル動作として、全
印字ワイヤのインパクト力をチェックすることができる
ようにして、脱ドットの生じない信頼性に優れたワイヤ
ドットプリンタを提供できるようにすることを目的とす
る。
トプリンタを起動するときのイニシャル動作として、全
印字ワイヤのインパクト力をチェックすることができる
ようにして、脱ドットの生じない信頼性に優れたワイヤ
ドットプリンタを提供できるようにすることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のワイヤドットプ
リンタは、先端に印字ワイヤが取り付けられているアー
マチュアを揺動自在に複数個支持して可動部を構成する
とともに、上記各印字ワイヤを駆動するための駆動部を
各可動部毎に設け、上記各可動部を印字情報に基いて選
択的に駆動して上記印字ワイヤをヘッドの前方に突出さ
せることにより、プラテンに装着されている印字媒体上
にドットを形成し、上記印字情報に基く文字や記号等を
印字するようにしたワイヤドットプリンタにおいて、上
記印字ワイヤにより打撃され、その打撃力に応じた大き
さの信号を出力する圧電素子と、上記圧電素子から出力
される上記信号の大きさと所定の基準レベルとを比較す
るためのインパクト力検出手段と、上記インパクト力検
出手段から導出される検出信号に基いて上記印字ワイヤ
のインパクト力を判断するインパクト力判断手段とを具
備している。
リンタは、先端に印字ワイヤが取り付けられているアー
マチュアを揺動自在に複数個支持して可動部を構成する
とともに、上記各印字ワイヤを駆動するための駆動部を
各可動部毎に設け、上記各可動部を印字情報に基いて選
択的に駆動して上記印字ワイヤをヘッドの前方に突出さ
せることにより、プラテンに装着されている印字媒体上
にドットを形成し、上記印字情報に基く文字や記号等を
印字するようにしたワイヤドットプリンタにおいて、上
記印字ワイヤにより打撃され、その打撃力に応じた大き
さの信号を出力する圧電素子と、上記圧電素子から出力
される上記信号の大きさと所定の基準レベルとを比較す
るためのインパクト力検出手段と、上記インパクト力検
出手段から導出される検出信号に基いて上記印字ワイヤ
のインパクト力を判断するインパクト力判断手段とを具
備している。
【0008】
【作用】圧電素子を配設し、各印字ワイヤのインパクト
力に応じた大きさの信号を上記圧電素子から出力すると
ともに、上記信号の大きさを検出し、その検出値に基い
て上記印字ワイヤのインパクト力を判断することにより
、複数の印字ワイヤの内の一つでもインパクト力が弱い
ものがあれば、それを確実に検出することができる。 このため、上記検出に基いて印字速度を遅くしたり、消
磁コイルの駆動時間を伸ばしたりするような印字補正を
行うことができるようになり、インパクト力が不足した
状態で印字が行われるのを防止することができる。
力に応じた大きさの信号を上記圧電素子から出力すると
ともに、上記信号の大きさを検出し、その検出値に基い
て上記印字ワイヤのインパクト力を判断することにより
、複数の印字ワイヤの内の一つでもインパクト力が弱い
ものがあれば、それを確実に検出することができる。 このため、上記検出に基いて印字速度を遅くしたり、消
磁コイルの駆動時間を伸ばしたりするような印字補正を
行うことができるようになり、インパクト力が不足した
状態で印字が行われるのを防止することができる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示すワイヤドッ
トプリンタの機能構成図である。図1から明らかなよう
に、本実施例のワイヤドットプリンタは動作制御部1、
ギャップ調整機構2、インパクト力検出手段3、インパ
クト力判断手段4、ヘッド駆動回路5、表示部6、印字
ヘッド7等によって構成されている。また、図1で示し
た本実施例のワイヤドットプリンタの具体的な構成は、
図3の機構概念図に示すように構成されている。図3に
おいて、11は圧電素子、14は印字媒体、15はイン
クリボンカートリッジ、16はインクリボン、17は印
字ヘッドキャリジシャフト、19はインパクト力チェッ
ク制御基板、20は印字ヘッド駆動用メイン基板、21
は液晶ディスプレイ、22はオペレーションパネル、2
3はインタフェース基板、24はインタフェースーケー
ブル、25は電源、26はペーパハンドリングノブ、2
7は筺体である。ギャップ調整機構2は、印字ヘッド7
とプラテン13との対向間隔を調整するためのもので、
このギャップ調整機構2を動作させることにより、ワイ
ヤギャップΔGを所定値に調整する。インパクト力検出
手段3は、各印字ワイヤ1のインパクト力を検出するた
めに設けられているもので、本実施例においては圧電素
子11を配設してインパクト力検出手段3を構成してい
る。上記圧電素子11は、印字媒体14が巻装されてい
ないプラテン13上の端部に配設されていて、印字ワイ
ヤに打撃されたときにそのインパクト力に応じた大きさ
の信号電圧を出力する。上記インパクト力検出手段3に
よって検出されたインパクト力を示す信号S1は、イン
パクト力判断手段4に供給される。インパクト力判断手
段4には、図2の構成図に示すようになコンパレータ8
が設けられていて、上記信号S1とコンパレータ8に設
定されている基準値とが比較される。本実施例において
は、切り換え器9を設け、上記切り換え器9の切り換え
状態を変えることにより、第1のスライスレベルAおよ
び第2のスライスレベルBの2つを自由に選択すること
ができるようになっている。
トプリンタの機能構成図である。図1から明らかなよう
に、本実施例のワイヤドットプリンタは動作制御部1、
ギャップ調整機構2、インパクト力検出手段3、インパ
クト力判断手段4、ヘッド駆動回路5、表示部6、印字
ヘッド7等によって構成されている。また、図1で示し
た本実施例のワイヤドットプリンタの具体的な構成は、
図3の機構概念図に示すように構成されている。図3に
おいて、11は圧電素子、14は印字媒体、15はイン
クリボンカートリッジ、16はインクリボン、17は印
字ヘッドキャリジシャフト、19はインパクト力チェッ
ク制御基板、20は印字ヘッド駆動用メイン基板、21
は液晶ディスプレイ、22はオペレーションパネル、2
3はインタフェース基板、24はインタフェースーケー
ブル、25は電源、26はペーパハンドリングノブ、2
7は筺体である。ギャップ調整機構2は、印字ヘッド7
とプラテン13との対向間隔を調整するためのもので、
このギャップ調整機構2を動作させることにより、ワイ
ヤギャップΔGを所定値に調整する。インパクト力検出
手段3は、各印字ワイヤ1のインパクト力を検出するた
めに設けられているもので、本実施例においては圧電素
子11を配設してインパクト力検出手段3を構成してい
る。上記圧電素子11は、印字媒体14が巻装されてい
ないプラテン13上の端部に配設されていて、印字ワイ
ヤに打撃されたときにそのインパクト力に応じた大きさ
の信号電圧を出力する。上記インパクト力検出手段3に
よって検出されたインパクト力を示す信号S1は、イン
パクト力判断手段4に供給される。インパクト力判断手
段4には、図2の構成図に示すようになコンパレータ8
が設けられていて、上記信号S1とコンパレータ8に設
定されている基準値とが比較される。本実施例において
は、切り換え器9を設け、上記切り換え器9の切り換え
状態を変えることにより、第1のスライスレベルAおよ
び第2のスライスレベルBの2つを自由に選択すること
ができるようになっている。
【0010】次に、このように構成された本実施例のワ
イヤドットプリンタのインパクト力チェック動作を、図
4のアルゴリズムを参照して説明する。先ず、電源が投
入されるとワイヤプラテンギャップ調整機構2により、
ワイヤプラテンギャップ、すなわち図5で示したワイヤ
ギャップΔGを調整する。この調整時においては、イニ
シャルポジションとして印字ヘッド7は圧電素子11の
前に待機している。次に、ヘッド駆動回路5およびイン
パクト力検出手段3の制御により、印字ヘッド7に設け
られている複数のワイヤ−アーマチュア系をそれぞれ単
独で駆動する。これにより、圧電素子11が印字ワイヤ
によって打撃され、そのインパクト力に応じた大きさの
信号電圧S1が圧電素子11から出力され、その電圧値
がインパクト力判断手段4のバッファ(図示せず)に入
れられる。
イヤドットプリンタのインパクト力チェック動作を、図
4のアルゴリズムを参照して説明する。先ず、電源が投
入されるとワイヤプラテンギャップ調整機構2により、
ワイヤプラテンギャップ、すなわち図5で示したワイヤ
ギャップΔGを調整する。この調整時においては、イニ
シャルポジションとして印字ヘッド7は圧電素子11の
前に待機している。次に、ヘッド駆動回路5およびイン
パクト力検出手段3の制御により、印字ヘッド7に設け
られている複数のワイヤ−アーマチュア系をそれぞれ単
独で駆動する。これにより、圧電素子11が印字ワイヤ
によって打撃され、そのインパクト力に応じた大きさの
信号電圧S1が圧電素子11から出力され、その電圧値
がインパクト力判断手段4のバッファ(図示せず)に入
れられる。
【0011】上記バッファに入った信号電圧値S1はコ
ンパレータ8に供給され、そこに設定されている基準値
と比較される。本実施例においては、上記したようにコ
ンパレータ8が第1および第2のスライスレベルA、B
を有しており、先ず最初に、上記信号電圧値S1が第1
のスライスレベルAより上であるか否かが検出される。 このようなインパクト力の検出は、全てのワイヤーアー
マチュア系について行われる。そして、全てのワイヤー
アーマチュア系のインパクト力が上記第1のスライスレ
ベルAより上になっていれば、インパクト力は正常と判
断される。したがって、この場合は印字が可能であるこ
とを示す信号S2がインパクト力判断手段4から出力さ
れ、その後は通常の印字動作が行われる。
ンパレータ8に供給され、そこに設定されている基準値
と比較される。本実施例においては、上記したようにコ
ンパレータ8が第1および第2のスライスレベルA、B
を有しており、先ず最初に、上記信号電圧値S1が第1
のスライスレベルAより上であるか否かが検出される。 このようなインパクト力の検出は、全てのワイヤーアー
マチュア系について行われる。そして、全てのワイヤー
アーマチュア系のインパクト力が上記第1のスライスレ
ベルAより上になっていれば、インパクト力は正常と判
断される。したがって、この場合は印字が可能であるこ
とを示す信号S2がインパクト力判断手段4から出力さ
れ、その後は通常の印字動作が行われる。
【0012】一方、上記インパクト力の判断において、
第1のスライスレベルAよりも低い値しか出力すること
ができないワイヤーアーマチュア系が1つでもあれば、
ワイヤプラテンギャップΔGを再度確認する。そして、
上記ワイヤプラテンギャップが正しければ、比較用のス
ライスレベルを第2のスライスレベルBに切り換える信
号S3を動作制御部1から切り換え器9に導出する。こ
れにより、コンパレータ8における基準レベルが切り換
えられ、バッファ内の値が第2のスライスレベルBによ
り評価されるようになる。なお、第2のスライスレベル
Bと第1のスライスレベルAとの大小関係は、第2のス
ライスレベルB<第1のスライスレベルAである。
第1のスライスレベルAよりも低い値しか出力すること
ができないワイヤーアーマチュア系が1つでもあれば、
ワイヤプラテンギャップΔGを再度確認する。そして、
上記ワイヤプラテンギャップが正しければ、比較用のス
ライスレベルを第2のスライスレベルBに切り換える信
号S3を動作制御部1から切り換え器9に導出する。こ
れにより、コンパレータ8における基準レベルが切り換
えられ、バッファ内の値が第2のスライスレベルBによ
り評価されるようになる。なお、第2のスライスレベル
Bと第1のスライスレベルAとの大小関係は、第2のス
ライスレベルB<第1のスライスレベルAである。
【0013】第2のスライスレベルBとの比較の結果、
全てのワイヤーアーマチュア系が第2のスライスレベル
Bを上まわれば、十分とは言えないまでも印字可能と判
断する。この場合、印字速度を落としたり、或いは消磁
コイルの駆動時間を伸ばす等の補正を行いながら印字を
行うことにより、高品質の印字を行うことができる。ま
た、この比較の結果が第2のスライスレベルBを下回る
ようでであれば、印字ヘッド交換が必要な旨を液晶ディ
スプレイ等により構成されてる表示部6に表示する。一
方、ワイヤプラテンギャップΔGが適当でない場合は、
ワイヤギャップ調整機構2によりワイヤプラテンギャッ
プを再度調整し、最初の印字ヘッドの各ワイヤーアーマ
チュア系のインパクト力のチェックに戻り、上述した動
作を最初から繰り返し行う。
全てのワイヤーアーマチュア系が第2のスライスレベル
Bを上まわれば、十分とは言えないまでも印字可能と判
断する。この場合、印字速度を落としたり、或いは消磁
コイルの駆動時間を伸ばす等の補正を行いながら印字を
行うことにより、高品質の印字を行うことができる。ま
た、この比較の結果が第2のスライスレベルBを下回る
ようでであれば、印字ヘッド交換が必要な旨を液晶ディ
スプレイ等により構成されてる表示部6に表示する。一
方、ワイヤプラテンギャップΔGが適当でない場合は、
ワイヤギャップ調整機構2によりワイヤプラテンギャッ
プを再度調整し、最初の印字ヘッドの各ワイヤーアーマ
チュア系のインパクト力のチェックに戻り、上述した動
作を最初から繰り返し行う。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述したように、各印字ワイヤ
のインパクト力に応じた大きさの信号電圧を圧電素子か
ら出力できるようにするとともに、上記信号電圧の大き
さに基いて上記印字ワイヤのインパクト力を判断するよ
うにしたので、複数の印字ワイヤの内の一つでもインパ
クト力が弱い場合は、印字速度を遅くしたり、或いは消
磁コイルの駆動時間を伸ばしたりするような印字補正を
行いながら印字するようにできる。また、このような印
字補正を行っても高品質な印字が得られない場合には、
上記印字ヘッドを交換する対策を施すことができる。し
たがって、インパクト力の不足による脱ドットが発生す
るのを確実に防止することができ、非常に信頼性に優れ
たワイヤドットプリンタを提供することができる。
のインパクト力に応じた大きさの信号電圧を圧電素子か
ら出力できるようにするとともに、上記信号電圧の大き
さに基いて上記印字ワイヤのインパクト力を判断するよ
うにしたので、複数の印字ワイヤの内の一つでもインパ
クト力が弱い場合は、印字速度を遅くしたり、或いは消
磁コイルの駆動時間を伸ばしたりするような印字補正を
行いながら印字するようにできる。また、このような印
字補正を行っても高品質な印字が得られない場合には、
上記印字ヘッドを交換する対策を施すことができる。し
たがって、インパクト力の不足による脱ドットが発生す
るのを確実に防止することができ、非常に信頼性に優れ
たワイヤドットプリンタを提供することができる。
【図1】本発明の一実施例を示すワイヤドットプリンタ
の機能構成図である。
の機能構成図である。
【図2】インパクト力検出手段の一例を示す回路構成図
である。
である。
【図3】ワイヤドットプリンタの機構を説明するための
概略構成図である。
概略構成図である。
【図4】ワイヤドットプリンタの動作説明図である。
【図5】ばねチャージ型ワイヤドット印字ヘッドの一般
的な構成を説明するための側面図である。
的な構成を説明するための側面図である。
1 動作制御部
2 ギャップ調整機構
3 インパクト力検出手段
4 インパクト力判断手段
6 表示部
7 印字ヘッド
11 圧電素子
13 プラテン
14 印字媒体
16 インクリボン
Claims (1)
- 【請求項1】 先端に印字ワイヤが取り付けられてい
るアーマチュアを揺動自在に複数個支持して可動部を構
成するとともに、上記各印字ワイヤを駆動するための駆
動部を各可動部毎に設け、上記各可動部を印字情報に基
いて選択的に駆動して上記印字ワイヤをヘッドの前方に
突出させることにより、プラテンに装着されている印字
媒体上にドットを形成し、上記印字情報に基く文字や記
号等を印字するようにしたワイヤドットプリンタにおい
て、上記印字ワイヤにより打撃され、その打撃力に応じ
た大きさの信号を出力する圧電素子と、上記圧電素子か
ら出力される上記信号の大きさと所定の基準レベルとを
比較するためのインパクト力検出手段と、上記インパク
ト力検出手段から導出される検出信号に基いて上記印字
ワイヤのインパクト力を判断するインパクト力判断手段
とを具備することを特徴とするワイヤドットプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41601190A JPH04229281A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | ワイヤドットプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41601190A JPH04229281A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | ワイヤドットプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04229281A true JPH04229281A (ja) | 1992-08-18 |
Family
ID=18524266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41601190A Pending JPH04229281A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | ワイヤドットプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04229281A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0976540A (ja) * | 1995-09-20 | 1997-03-25 | Nec Field Service Ltd | ドットインパクト式プリンタの印字ヘッド寿命判定装置 |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP41601190A patent/JPH04229281A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0976540A (ja) * | 1995-09-20 | 1997-03-25 | Nec Field Service Ltd | ドットインパクト式プリンタの印字ヘッド寿命判定装置 |
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