JPH0422841Y2 - - Google Patents

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JPH0422841Y2
JPH0422841Y2 JP11845986U JP11845986U JPH0422841Y2 JP H0422841 Y2 JPH0422841 Y2 JP H0422841Y2 JP 11845986 U JP11845986 U JP 11845986U JP 11845986 U JP11845986 U JP 11845986U JP H0422841 Y2 JPH0422841 Y2 JP H0422841Y2
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nozzle
pipe
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pipes
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は除水機に於けるノズル装置に係り、更
に詳しくは、水切り目的物の表面に付着している
洗浄液を、ブロアーよりのエアーをノズル管の先
端の扁平形状の吐出端末より広角に拭き付けて除
去する徐水機に於けるノズル装置に関する。
[従来の技術] 周知の通り、食品パツクや化粧品容器、あるい
は電子部品等に於いては、各流通段階での移動
時、製造工程間の受渡し時等でその表面を洗浄液
で戦場している。そして、洗浄した後は表面に付
着した洗浄液を、除水機と呼ばれる装置によつて
除去するようにしている。
上記除水機には、水切り目的物を一側方向から
他側方向へ搬送する為のコンベアと、水切り目的
物を一側方向から他側方向に搬送する過程に於い
て、ブロアーよりの空気を水切り目的物の表面に
吹き付けて、その表面に付着している洗浄液を除
去する為のノズル装置が配設されている。
従来の除水機に於けるノズル装置は大別すれば
次の2種類用いられている。
従来技術のは第6図に示すように筒状の吐出
管に小穴を所定ピツチで設けただけのものであ
る。
且つそのは第7図、第8図に示すように円筒
状の吐出管に長手方向に沿つてスリツトを設けた
ものである。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来技術に於いては、吐出管よりのエア
ーは小穴より、略まつすぐに水切り目的物に向か
つて流れるのみなので、小穴と小穴の間に空気流
が生ぜず水切り目的物の表面に当る空気は主とし
て第6図のa部分のみであり、b部分には比較的
当らずピツチに対応した態様でムラを生ずる。即
ち、水切り目的物に向かつてa部分に流れるの
で、水切り目的物の表面に均一にエアーをあてる
ことがでず、即ち水切り目的物の表面に付着して
いる洗浄液を均一に除去することができない。
上記従来技術に於いては、円筒状の吐出管に
スリツトが形成されているので、水切り目的物の
全幅、全高にエアーをあてることができ、且つ上
記水切り目的物に空気をむらなくあてることがで
きるが、スリツトの断面積が比較的大きいので吐
出管からスリツトを通して流すエアーの流速を比
較的大きくすることができず、吐出管の周りの空
気の流れを誘う効果が低く、主としてスリツトか
ら吐出した空気流Aのみなので、上記水切り目的
物の付着している洗浄液の除去に対しては改善の
余地が残されている。
即ち、水の除去効率は、単位時間に単位面積当
りに当る空気流量に比例して大きくなるので、吐
出空気流のみであると、この当る空気量を大きく
する為に一定の限界がある。
従つて本考案の目的とする所は、円筒状の吐
出管にノズル管を配設し、そのノズル管を円筒状
の基部と基部先端に於いて扁平面と狭面を有し、
前方へ空気を広角に吐出できる形状にすることに
よつて、ノズル管よりの空気を広角に吐出可能と
成し、ノズル管の配設ピツチに関係なく、水切り
目的物の表面に対して均一に空気をあてることが
できる除水機に於けるノズル装置を提供するにあ
る。又円筒状の吐出管に配設するノズル管の先
端を絞り、流路断面積を急に絞ることにより、そ
の基部先端より吐出されるエアーの流速を速くす
ることによりノズル管の周面の空気をノズル管自
体から吐出した空気に同伴して水切り目的物に向
かつて吐出させることにより水切り目的物に当て
る空気流量を増大させることができる除水機に於
けるノズル装置を提供するにある。
[問題点を解決する為の手段] 本考案は上記目的を達成する為に次の技術的手
段を有する。即ち、実施例に対応する添付図面に
使用した符号を用いて説明すると、前工程に於い
てその表面に洗浄液を吹き付けられた水切り目的
物を、駆動手段で駆動されるコンベア手段によつ
て一側から他側へ搬送する過程でブロアーよりの
エアーを上下方向から吹き付けて、その表面に付
着している洗浄液を水切りする為の除水機に於け
るノズル装置に於いて;このノズル装置12はブ
ロアー25より供給されたエアーが注入せる筒状
の吐出管13,14と、この吐出管13,14の
長手方向に沿つて所定ピツチで配設されている複
数のノズル管15より成り上記ノズル管15の
各々は円筒状の基部16aとこの基部先端16b
に於いて扁平面17と狭面18を有し、空気を前
方へ広角に吐出できる形状に形成された吐出端末
19より成り、且つ上記ノズル管15の各々は狭
面18を隣り合わせるように上記ピッチで吐出管
13,14に装着されていることを特徴とする除
水機に於けるノズル装置である。
[作用] 本考案は上記技術手段より成るので、ブロアー
25より供給したエアーは筒状の吐出管13,1
4に流入す。そして吐出管13,14の各々に於
いては、そこからノズル管15より空気が水切り
目的物2に向かつて吐出せしめられ、水切り目的
物表面の付着水を除去する。
上記空気の吐出過程に於いて、このノズル管1
5の各々は円筒状の基部16aに対して、先端1
6bが流路断面積が狭くするように絞られ、且つ
広角になつている。広角になつていることによ
り、空気が先端16bから広がつて吐出される為
に、このノズル管15が間隔を置いて配設されて
いても水切り目的物2に空気がピツチに対応した
態様で不均一に当ることがなく、比較的各部均一
に当る。又、先端16aの流路断面積が絞られて
いることにより絞り部分で流速が大となりこの大
きな速度エネルギーによりノズル管15の周りの
空気を誘引して水切り目的物2に当てる。
[実施例] 次に添付図面に従い本考案の好適な実施例を詳
述する。
図中1は、除水機を示し、前工程に於いてその
表面に消毒液等の洗浄液を吹き付けられた水切り
目的物2の表面に付着している洗浄液を除去する
為の装置である。
上記除水機1の略中央にはコンベア手段3が水
平に配設されている。上記コンベア手段3はモー
タより成る駆動手段4によつて駆動され、上記駆
動手段4のトルクをベルト9を介して伝達されて
回転する駆動プーリ10と駆動プーリ10に対向
して配設された従動プーリ11の間にベルトを巻
設したものであつて、除水機1内の本体ケーシン
グ5の一側7に形成された搬入口6から水切り目
的物2を、一側7から他側8へ搬送する為に配設
されたものである。
このコンベア手段3としては、上下方向にエア
ーを通すことができるものでさえあれば実用化さ
れている種々のものを使用することができる。
次いで12はノズル装置であり、筒状の吐出管
13,14と送風機構19によつて構成されてい
る。
上記吐出管13,14は、一端面30から送風
機構19からの空気が導入され、他端面31は閉
じているもので筒状に形成され、その周面には、
第4図、第5図に示すようにノズル管15が複数
所定ピツチで配設されている。
上記ノズル管15の各々は円筒状の基部16a
とこの基部先端16bより成り、その基部先端1
6bは、扁平面17と狭面18を有するように、
吐出端末19が絞られて略平らに形成されてい
る。この結果、基部16aの流路断面形状は円形
であるも、端末19は細溝状であり、基部16a
の流路断面積に比して、端末19の流路断面積は
著しく絞られている。そして上記ノズル管15は
吐出管13,14の長手方向に沿つてノズル管1
5の各々の狭面18が隣り合うようにして吐出管
13,14に挿着されている。
即ち各々のノズル管15は広い扁平面17を、
正面なり、背面なりに位置させるようにして所定
ピツチで隣り合つて配設されている。
上記に於いてノズル管15の基部16aの端末
と上記吐出管13の内壁面が一致するように挿着
して、互いに接着する。この例の吐出管13の直
径38mm、ノズル管15の直径8mm、ノズル管の全
長20mm、ノズル管の基部16aの長さ10mm、絞ら
れている部分の長さ5mm、幅11mm、配列ピツチ18
mmである。
このように形成された吐出管13,14は水切
り目的物2の搬送面21を中にして上下左右に配
設されている。本実施例に於いては、上下に1対
づつ更に左右に1対づつに配設した例を示してい
る。
上記吐出管13,14の内、上下側に配設され
ている吐出管13のうち下側の場合は、ノズル管
15の吐出端末19が上方に向けて本体ケーシン
グ5上に固着されており、且つ上側に吐出管13
がある場合は、その吐出管13の周面に形成され
たノズル管15の吐出端末19が下方に向くよう
にして、上下動機構の支持体22に固着されてい
る。
本実施例に於いてはそれらの吐出管13,13
を吐出管支持環24,24を介して取付けた例を
示している。又、上記吐出管14は左右にも配設
されており内側にノズル管15は取着されてい
る。
そして、左右動機構の支持体23に取着されて
左右動できるように構成されている。
更に上記送風機構20は、ブロアー25とブロ
アーモータ26で構成したものであり、ブロアー
25とブロアーモータ26の間はベルト27を介
して接続されている。
上記ブロアー25の送風口25aには送風本管
27が接続されている。この送風本管27には複
数の送風支管28が連なり、この送風支管28が
上記吐出管13,14の各々に、伸縮性を有する
給気ホース29を介して接続されている。
次に上記実施例の動作を説明する。
この実施例の除水機を使用する時には、図示せ
ざる起動スイツチを操作してブロアーモータ26
とコンベア手段3の駆動手段4を駆動させる。
これによつてブロアー25が駆動してその送風
口25aからエアーが送風本管27内に送給され
ると共に、コンベア手段3が駆動してその搬送面
21は一側7から他側8方向へ移動を開始する。
上記送風本管27内に送給されたエアーは、給気
ホース29を通つて吐出管13,14に送られ、
これら吐出管13,14の周面に形成されている
所定ピツチの複数のノズル管15の各々の吐出端
末19から吐出される。
上記に於いて、ノズル管15の各々は円筒状の
基部16aに対し、先端16bが流路断面積が狭
くするように絞られて、かつ広角になつているこ
とにより、空気が先端16bから広がつて吐出さ
れる為に、このノズル管15が間隔を置いて配設
されても水切り目的物2のa,b各部に均一に空
気が当り比較的各部に均一に当る。又、先端16
bの流路断面積が絞られていることにより絞り部
分で流速が大となりこの大きな速度エネルギーに
よりノズル管15の周りの空気を誘引して水切り
目的物2に当てることが可能である。図中Aはノ
ズル管よりの空気、Bは誘引状態を示している。
このような動作状態にある除水機1の搬入口6
から前工程に於いて表面に消毒液等の洗浄液を吹
き付けられた水切り目的物2が送り込まれると、
この水切り目的物2は、上記コンベア手段3の搬
送面21上に載せられて除水機1内を一側7から
他側8に搬送されていく。
除水機1内には、上記搬送面21を中にして上
下左右に吐出管13,14が配設されており、こ
れら吐出管13,14の周面に形成されているノ
ズル管15の吐出端末19からはエアーが搬送面
21側に向けて吐出されている。
その為に、搬送面21上を一側7から他側8方
向に搬送されていく水切り目的物2は吐出管1
3,14の間を通過する時にその表面にエアーが
吐出される。
上記水切り目的物2は前記したように、前工程
に於いて、洗浄液を吹き付けられているので、そ
の表面には、洗浄液が付着しているが、この洗浄
液が上記エアーによつて吹き飛ばされて除水され
る。
本実施例に於いては、上下1対づつ、更に左右
に1対づつ吐出管13,14を配設したもので、
上記除水を有効に行うことができる。而して、上
例に於いては、ノズル管15の基部16aをやや
長目のものとして示したが、より短かくてもよ
い。
[考案の効果] 以上詳述した如く本考案は、円筒状の吐出管1
3,14にノズル管15を配設し、そのノズル管
15を円筒状の基部16aと基部先端16bに於
いて扁平面17と狭面18を有し、前方へ空気を
広角に吐出できる形状にすることによつて、ノズ
ル管15よりの空気を広角に吐出可能と成したの
で、ノズル管15の配設ピツチに関係なく、水切
り目的物2の表面に対して均一に空気をあてるこ
とができる。更に上記円筒状の吐出管13,14
に配設されているノズル管15の先端16bを絞
り、流路断面積を急に絞ることにより、その基部
先端16bより吐出されるエアーの流速を速くす
ることによりノズル管15の周囲の空気をノズル
管15自体から吐出した空気に同伴して水切り目
的物2に向かつて吐出させることにより水切り目
的物2に当てる空気流を増大させることができる
除水機に於けるノズル装置を提供する等種々の利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
添付図面第1図〜第5図は本考案の実施例を示
し、第1図は縦断面側面図、第2図は上部吐出管
の取付け状態を示す拡大断面図、第3図は左右方
向の吐出管を示す拡大図、第4図は吐出管及びノ
ズル管を示す断面を含む側面図、第5図は第4図
のX−X線に沿う断面図、第6図は、従来技術の
内の吐出管に小穴が形成されている状態を示す縦
断側面図、第7図は、従来技術の内の吐出管にス
リツトが形成されている状態を示す縦断側面図、
第8図は第7図のY−Y線に沿う断面図をそれぞ
れ示している。 尚、図中、1……除水機、2……水切り目的
物、3……コンベア手段、7……一側、8……他
側、12……ノズル装置、13,14……吐出
管、15……ノズル管、16a……基部、16b
……先端、17……扁平面、18……狭面、19
……吐出端末、をそれぞれ示している。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前工程に於いてその表面に洗浄液を吹き付けら
    れた水切り目的物を、駆動手段で駆動されるコン
    ベア手段によつて一側から他側へ搬送する過程で
    ブロアーよりのエアーを上下方向から吹き付け
    て、その表面に付着している洗浄液を水切りする
    為の除水機に於けるノズル装置に於いて;このノ
    ズル装置12はブロアー25より供給されたエア
    ーが注入せる筒状の吐出管と、この吐出管の長手
    方向に沿つて所定ピツチで配設されている複数の
    ノズル管15より成り上記ノズル管15の各々は
    円筒状の基部16aとこの基部先端16bに於い
    て扁平面17と狭面18を有し、空気を前方へ広
    角に吐出できる形状に形成された吐出端末19よ
    り成り、且つ上記ノズル管15の各々は狭面18
    を隣り合わせるように上記ピッチで吐出管に装着
    されていることを特徴とする除水機に於けるノズ
    ル装置。
JP11845986U 1986-08-01 1986-08-01 Expired JPH0422841Y2 (ja)

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JP2525097Y2 (ja) * 1988-10-20 1997-02-05 セイコープレシジョン株式会社 トラクタ機構
JP3867072B2 (ja) * 2003-09-24 2007-01-10 新日本製鐵株式会社 金属帯上の液切りノズル

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