JPH04228381A - シーラント組立体及び車体キャビティを密封する方法 - Google Patents

シーラント組立体及び車体キャビティを密封する方法

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JPH04228381A
JPH04228381A JP3092354A JP9235491A JPH04228381A JP H04228381 A JPH04228381 A JP H04228381A JP 3092354 A JP3092354 A JP 3092354A JP 9235491 A JP9235491 A JP 9235491A JP H04228381 A JPH04228381 A JP H04228381A
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JP
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sealant
body member
plug
retainer cap
cavity
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Application number
JP3092354A
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English (en)
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David R Cieslik
デーヴィッド・レイ・シースリク
Patrick L Miller
パトリック・リー・ミラー
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Orbseal Inc
Original Assignee
Orbseal Inc
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/04Door pillars ; windshield pillars
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S277/00Seal for a joint or juncture
    • Y10S277/931Seal including temperature responsive feature
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャビティを密封する
機構及びその方法に関し、より具体的には、時折その中
を空気が流動して望ましくない騒音を発生させ、又時折
その中に流体が侵入して有害な作用を生じさせるキャビ
ティを密封する技術に関する。本発明は、ピラーのよう
な自動車の車体の部品を製造するときに形成されるキャ
ビティに特に適用可能である。
【0002】
【従来の技術】各種の製造物品は、例えば、風及び水が
侵入し、望ましくない風に伴う騒音を発生させる箇所に
キャビティが形成され、物品がそのキャビティ内に残る
水によって腐食する可能性を増大させることがある。自
動車の場合、フロントガラス及びその他の窓の輪郭を画
成し屋根を支持するピラーがかかる製造物品の例である
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自動車技術の進展に伴
い、自動車の室内はより静粛となり、自動車の搭乗者は
自動車の走行に伴って発生される騒音により敏感になっ
ている。これら騒音の1つに風に起因する騒音がある。 かかる騒音には、幾つかの発生源があり、各々、騒音を
最小とする措置の対象となるものである。かかる騒音の
発生源の1つは、車体を各種の薄板金属部品から組み立
ててピラーを含む車体部分を形成するときに形成される
室内又はキャビティであることが最近分かった。これら
ピラーは、通常、「A」、「B」及び「C」型ピラーと
称される。これらピラーは、車体の下部と屋根とを接続
し、屋根の支持体を提供するものである。「A」型ピラ
ーは、フロントガラスの各側部と前方サイドドアの前端
との間の搭乗者室の斜め前方にあるピラーである。 「B」型ピラーは、典型的な4ドアセダン、ステーショ
ンワゴン等の前方ドアと後方ドアとの間にあるピラーで
ある。故に、「B」型ドアは前方サイドウィンドを後方
サイドウィンドから分離するものである。「C」型ピラ
ーは、搭乗者室の斜め後方で後方サイドウィンドの各側
部で典型的な2ドア乗用車又は典型的な4ドアセダンに
おける全ての搭乗者室のサイドドアの後方部分にある。
【0004】近年、これらピラーは、相互に取り付けて
、契合するフランジを適所に溶接し、自動車の特定の車
体部分を形成する内側及び外側薄板金属にて形成されて
いる。各ピラーの相補的な板部品の殆どは、離間されて
その板の間に中空スペース又はキャビティを形成する。 かかる望ましくない騒音を発生させ、その内部に水が入
った場合、劣化の原因となるのはかかる型式の凹所又は
キャビティであることが分かっている。かかる水分の原
因は、雨、雪、自動車の洗浄水、及びすれ違う自動車、
特にトラックが撥ねかえす道路の水である。この道路の
水は、路面の水が凍結することが冬期の一般的な現象で
ある地域において、その冬期中、氷を溶融させるために
使用される塩化ナトリウムのような腐食促進剤を含んで
いるため、特に望ましくないものである。
【0005】故に、ピラーの中空部分又はキャビティを
通って空気が流動するのを阻止する一方、水及び同様の
流体がキャビティに入りそのキャビティを流動し、多数
の箇所に残り、発錆の原因となるのを阻止することが望
ましい。
【0006】防錆に対する努力の結果、自動車の組み立
ての完了前、防錆塗料又は化合物によって自動車の車体
を電着塗装することが可能となった。次に、これら塗料
又は化合物は、一般に、車体全体又は車体の一部分をそ
の塗料又は化合物が車体又は車体の一部分の内面及び外
面にて乾燥しこれらに付着する温度及び適当な時間、加
熱炉中で焼き付けて硬化させる。電着塗装法は、一般に
、帯電させた塗料又は化合物、及び逆極性に帯電させた
ターゲット部材を使用して、ピラーの中空部分又はキャ
ビティを含む車体部分の全てのキャビティ及び凹所内に
塗料又は化合物を塗布する段階を含んでいる。自動車の
車体がかかるターゲット部材に該当する。通常、電着塗
装工程の直後に行われる焼き付け工程は、車体の全体又
はその車体の一部を炉内に入れる段階と、その車体の全
体又はその一部を所定の時間、所定の温度にて加熱する
段階とを含んでいる。これら温度及び時間は、使用する
特定の塗料又は化合物が適所にて硬化するようなものと
する。
【0007】中空のピラー、特に、「A」型ピラーは望
ましくない風騒音が最も発生し易いピラーであるため、
その内の有害な空気流を最小にするための試みとして、
流体形態のシーラー(封止剤)を供給するホースをピラ
ーのアクセス穴中に挿入する。次に、ポンプで送出可能
でかつ膨張可能なシーラーをピラーの空所部分内に送出
する。これは、最初、ピラーを車体の他の部分に組み立
てた後に行われていた。これは、又一般的に電着塗装塗
料を塗布し、硬化させた後にも行われていた。シーラー
は、ピラー内に送入する直前に物理的に混合される成分
を含んでおり、各種の成分は反応してその後、シーラー
は直ぐに膨張する。
【0008】シーラーは、各ピラーの空所又はキャビテ
ィが十分に充填されて相当な遮断効果が得られるまで流
体の流動特性を保持しなければならないため、かかる反
応が開始する時間は可能な限り慎重に制御しなければな
らなかった。しかし、シーラーの流動特性を保持するか
かる必要性のため、シーラーが適正に膨張する前に、あ
る種のシーラーはピラー外に漏れ出てその流動特性を失
ってしまい、ピラーの長さに沿って穴が残り、空気がそ
の穴を通って流動し、その穴は又水分の侵入、及びその
後も水分が残留するという問題を生じさせる。かかる穴
はときどき実際に笛のようにピラーを通る空気流により
発生される可聴の騒音を増大させ、これにより軽減しな
ければならない筈の状態がそのまま持続される。
【0009】シーラーの流体流動特性を維持する必要性
から、シーラーがピラーの長さに沿って過剰に流動する
ことと相俟って、シーラーが膨張するときにピラーの空
所又はキャビティの少なくとも密封可能な部分が最も低
い位置に位置決めされるような位置に向かって密封され
るべきピラーの各部分を方向決めされる結果となる。こ
のことは、ピラー部分を車体の他の部分に組み立てる前
、故に、電着塗装及び焼き付け工程前に行わなければな
らない。次に、シーラーがピラーの内面を覆うため、こ
の内面はその後、防錆剤により電着塗装されず、シーラ
ーがこれら表面に強固に付着しなかったならば、自動車
の寿命中、かかる領域が錆易い箇所となる。
【0010】このように、この方法は、全く効果がない
訳ではないが、完全には満足し得るものではなく、時間
がかかり、又、望ましい程度以上のコストがかかる。
【0011】空気の流動及び錆の問題点を解決するため
の別の試みは、熱膨張可能なシーラーを使用し、該シー
ラーを適当なキャビティ内に導入する方法であり、この
方法はシーラーの導入直前に予め混合する必要がなく、
シーラーは塗料の乾燥及び硬化中、車体部分に加えられ
る熱によって膨張しかつ硬化するため、シーラーの導入
時からシーラーの膨張及び硬化を慎重に制御することを
必要としない。しかし、シーラーは、液体であるか、又
液体のように流動する粉末状固体の形態であるかどうか
を問わずシーラーを十分な流動特性によって導入し、そ
の導入箇所からキャビティ内に配置することを要する。 上述の方法と同様、このシーラーは又、シーラーにとっ
て適正な位置ではないより低い高さに配置しなければな
らず、シーラーは時折、キャビティを通りかつキャビテ
ィ外に漏れ出し、空気及びその他の流体が通る通路をキ
ャビティ内に形成する。この方法は、適用上の問題の一
部を解決するものの、遭遇する全ての問題点を満足し得
る程度に解決し得るものではない。
【0012】
【課題を解決するための手段】所定の量の膨張可能なシ
ーラー材料から成る予形成した整形シーラントプラグを
使用する方法は、該プラグをピラーの中間部分と連通す
るピラーアクセス穴内に挿入する段階と、該プラグが膨
張する前及び膨張する間、該プラグを適所に保持する段
階とを備えており、ピラーを断面方向に方向決めすると
きに必要とされるように、従来のシーラーの漏れを解消
する。電着塗装工程中、プラグを膨張させる反応剤を導
入することのようなその他の手段によってかかる膨張可
能なシーラント材料を膨張させることは可能であるが、
例えば、熱膨張可能なシーラント材料を使用し、塗装工
程における炉内での加熱乾燥及び硬化段階にてその後の
焼き付けによる利点を完全に享受し得るようにすること
が望ましい。ピラー部分を組み立てて、一体の車体を形
成する前に、シーラーの注入及び膨張を予め実施するこ
とは不要となる。かかる予形成されかつ整形した膨張可
能なシーラントは、適当なリテーナにより、ピラー自体
の組み立て時点から電着塗装の焼き付け工程直前の時点
までの任意の段階にてピラーに取り付けることが出来る
【0013】電着塗装加熱工程前に遭遇する外気温度よ
りもかなり高い温度を受けるまで膨張を開始しない乾燥
した予形成しかつ整形した熱膨張可能なシーラントであ
るが、電着塗装加熱工程中における高温度範囲、及びそ
の工程中その高い温度が存在する時間の範囲内で膨張可
能であるシーラントを使用することにより、膨張可能な
シーラントプラグがキャビティ内の適所に配置され、そ
の後、ピラーの全内面を防錆剤で被覆し、その後広い意
味で塗料と考えられる防鎮剤を所定の位置に焼き付ける
ことが出来る。このシーラントは、焼き付け工程が十分
に行われた後に始めて膨張し、シーラントを挿入しかつ
保持したアクセス穴領域の両側部に配置したキャビティ
の所定の長手方向部分内のピラー空所又はキャビティを
充填する。従来のような流体の流動特性を備える必要は
ない。次に、膨張したシーラントは、ピラーの方向に関
係なく、空気及び水を含む望ましくない流体流がキャビ
ティ内の所望の領域に流動するのを正確に防止する。
【0014】予形成した膨張可能なシーラントプラグを
保持する方法は、該プラグが迅速かつ容易に取り付ける
ことができると共に、シーラントプラグをピラーの内面
に対する所望の位置に保持する一方、シーラントプラグ
の挿入保持の瞬間から電着塗装焼き付け工程中、シーラ
ントが膨張しかつ硬化するまでピラーを処理するキャビ
ティとして機能する予形成した膨張可能なシーラントプ
ラグの取り付けを提供するようなものでなければならな
い。膨張するシーラントはアクセス穴を通じて外方に膨
張しないようにしなければならず、このため、シーラン
トは膨張中、ピラーの空所内に保持されている。
【0015】故に、かかるリテーナはリテーナキャップ
の形態に設計されている。該リテーナキャップは、膨張
可能なシーラントプラグと協働可能に契合してシーラン
トプラグをアクセス穴に挿入する前、及びその挿入後、
プラグ及びリテーナキャップを副組立体として所望の組
み立て状態に保持するための手段を有する。リテーナキ
ャップは又、ピラーのアクセス穴の外周と協働し、膨張
可能なシーラントプラグがピラーキャビティ内に適正に
配置された状態にてキャップをピラーに掛け止めする手
段を備えている。リテーナキャップはシーラントの膨張
段階中、アクセス穴を閉じ、その位置に保持され、シー
ラントが該アクセス穴を通って外方に膨張するのを阻止
する。
【0016】シーラントの膨張は、電着塗装焼き付け工
程中、加熱することにより行うことが望ましいが、ある
場合には、その他の時点及び他の方法例えば局部的に加
熱し、必須の時間だけ必須の温度領域を実現し、適正に
膨張したシーラントが得られるようにすることが望まし
いこともある。
【0017】
【実施例】本発明は、自動車車体のピラーのような車体
部材に適用される場合について説明する。本発明は又、
閉塞を必要とするキャビティを備えるその他の製造物品
に適用することも可能であることも理解すべきである。 図1に示したピラー10の部分は、典型的な乗用車の車
体「A」型ピラーの上方部分である。該ピラー10は、
プレス加工内側板12、及びプレス加工外側板14の組
み合わせ体にて形成された溶接薄板金属の副組立体とし
て形成される。
【0018】内側板12は、適当な形状の板の中央部分
20により接続された概ね長手方向に伸長するフランジ
16、18を備えている。図示した好適な実施例におい
て、アクセス穴22がシーラント密封手段をピラーのキ
ャビティ内に配置すべき適当な箇所にて板の中央部分2
0に形成される。穴22は、以下に説明するリテーナキ
ャップの下方に配置されているため、図2に最も明確に
示してある。外側板14は、適当な形状の板の中央部分
28により接続された概ね長手方向に伸長するフランジ
24、26を備えている。これらフランジ16、24、
及びフランジ18、26は、それぞれ図1及び図2に図
示するように、完全に面係合した状態に配置した契合フ
ランジである。次に、これらフランジは、スポット溶接
のような適当な手段により相互に溶接し、プレス加工内
側板12及び外側板14を共に接続し、ピラーの副組立
体10を形成する。板の中央部分20、28は、ピラー
10に所望の剛性及び荷重支承能力を提供すると同時に
、ピラー10内で長手方向に伸長する空所即ちキャビテ
ィ30を画成する。キャビティ30は長手方向に伸長す
る密閉スペースであり、アクセス穴22が内側板12の
中心部分20を経て該スペースに開放する。
【0019】副組立体の一部であるシーラント組立体3
2は、シーラントプラグ34を膨張させキャビティ30
を閉塞した後の状態が図1及び図2に図示されている。 膨張したシーラントは、これら図面で参照符号34′で
示してある。シーラントプラグ状のシーラント34は、
膨張前の状態が図3及び図4に示されている。
【0020】図3及び図4の膨張可能なシーラントプラ
グ34は円筒状の形状であることが望ましく、内側板1
2の内面36から外側板14の内面38までの穴22の
軸線に沿ったスペースと略同一長さである。シーラント
プラグ34の容積は、慎重に制御し、膨張したシーラン
ト34′の容積が制御可能であるようにする。例えば、
シーラントは加熱されたとき8倍に膨張するならば、シ
ーラントプラグ34は膨張したシーラント34′の所望
の容積の1/8である。
【0021】シーラントプラグ34に加えて、シーラン
ト組立体32は、リテーナキャップ40を備えている。 このリテーナキャップ40は比較的硬質なプラスチック
材料にて形成することが望ましい。典型的な例は、硬質
ナイロンから成るキャップである。このリテーナキャッ
プは金属にて形成することが出来るが、この場合、かか
るプラスチック材料を使用する場合に見られない発錆と
いう不必要な問題が伴う。リテーナキャップ40は、そ
の保持機能を失うことなく、電着塗装の焼き付け工程の
熱に耐え得ることを要する。
【0022】リテーナキャップ40は円形であり、アク
セス穴22の径より幾分大きい径を有する図示した基部
42を有している。周方向に離間した一連の保持脚部4
4、及び軸方向に位置決めしたピン46が基部42の一
方の側48から伸長している。これら保持脚部44及び
ピン46は基部42の面に対して垂直であることが望ま
しい。ピン46は、基部42の中心を通る軸線50に沿
って位置決めする。この軸線は又、保持脚部44がそれ
を中心として周方向に離間される軸線でもある。これら
保持脚部44は軸線50に対して平行であることが望ま
しいが、保持脚部44は所望であれば幾分斜めに傾ける
ことも出来る。基部42と反対の保持脚部44の端部に
は、外側スナップフック52が形成される。フック52
の外面54は、フックの切欠き56から保持脚部の外端
58に向けてテーパーを付け、リテーナキャップをアク
セス穴22内に挿入し易くするカム状のガイド面を提供
するようにする。
【0023】図面に図示した好適な実施例において、保
持脚部44の外端58は、リテーナキャップ一体部分と
して成形された幾分可撓性の案内支持リング60の部分
により接続される。故に、リング60は、リング部分と
、該リング部分により接続される保持脚部44とからな
る。リング60の部分的な内面62が形成された円部分
の径は、保持脚部44の内面64が形成される円部分の
径と等しくすることが望ましい。故に、内面62、64
は組み合わさって、周方向に伸長する完全なリングの内
面を形成し、リング部分の内面62は保持脚部44の円
筒状部分の連続部分となって内面64を画成する。リン
グの内面62、64の径は予め膨張させたシーラントプ
ラグ34の外径と等しくするか又は僅かに大きくするこ
とが望ましい。保持脚部44を接続するリング部分によ
り形成されるリング60の部分は、保持脚部の片持ち状
の可撓性を許容するのに十分な薄さ及び可撓性を備える
ことが望ましいが、これと同時にかかる可撓性に対して
半径方向に幾分抵抗力を持たせるようにすることが望ま
しい。この最後の特性は、リテーナキャップをアクセス
穴22内に取り付けた後、該キャップの保持機能を増す
働きをする。しかし、ある取り付け例の場合、リング6
0は省略し、保持脚部はキャップの基部42から遠方の
端部にて接続されないようにすることが出来る。
【0024】ピン46は、尖鋭であり、保持脚部44と
概ね同程度に基部42から伸長した自由端を有している
。該ピン46は所望であればこれら保持脚部より幾分長
くし又は短くすることが出来る。予成形した膨張可能な
シーラントは、その軸線50上に位置決めされかつシー
ラントの端部70を通って開放する小さい軸方向に伸長
する凹所68を備えることが出来る。組み立てを簡単に
するため、シーラントの両端70、72には、凹所68
を形成し、シーラントプラグの一端がリテーナキャップ
内に挿入可能であるようにすることが出来る。この凹所
68は必ずしも必要ないが、該凹所68はシーラントプ
ラグのリテーナキャップへの取り付けを容易にするであ
ろう。これは、特に、ピン46が保持脚部44より幾分
長く、このため、シーラントプラグの任意の部分がキャ
ップ40に係合する前に、シーラントプラグ34に係合
しかつ該プラグ内に貫入し始める場合に当て嵌まる。
【0025】膨張可能なシーラントプラグ34をリテー
ナキャップ40に固着しかつ取り付ける場合、その軸方
向中心はピンの尖鋭端66の上に配置され、キャップは
キャップの基部42の側面48がシーラントプラグの端
部70に係合するまでシーラント上に押し付けられる。 シーラントプラグがピンの上に押し付けられると、該シ
ーラントプラグはリング60及び保持脚部44内を軸方
向に動かされる。ピン46はシーラントの端部70の凹
所68よりも大きい径であるため、ピンを受け入れるシ
ーラントプラグ34の端部を半径方向に膨張させる。か
かる凹所68が存在しない場合に、ピンは挿入段階が進
むのに伴ってそれ自体の凹所を形成する。何れの場合で
も、該ピンは該ピンがその内部に伸長する膨張可能なシ
ーラントプラグ34の部分を半径方向に膨張させる。こ
の膨張により、一方では、シーラントプラグと保持脚部
との間、他方においては、シーラントプラグとリテーナ
リングとの間により緊密な握持関係が保証される。
【0026】膨張可能なシーラントプラグ34は乾燥発
泡ゴムと幾分同様の幾分ばね状の弾性を備えており、こ
れにより保持脚部のスナップフックが横方向内方に動く
のに抵抗し、この弾性力は副組立体32を本体部材のキ
ャビティ30内に挿入する際は、保持脚部のカム面54
の穴の外周又は縁部のカム動作による力よりは小さい。 このばね状の弾性抵抗力は、スナップフックがその弾性
力により掛止したならば、穴の外周又は縁部から外れる
のを阻止するのに有効である。
【0027】整形した膨張可能なシーラントプラグ34
を形成し、該プラグ34をリテーナキャップ40の保持
脚部44内に挿入した後、プラグ34及びリテーナキャ
ップ40によりこのように形成された副組立体は一時的
に貯蔵し、又は残りの工程を行うべき位置に搬送するこ
とが出来る。
【0028】典型的に、各本体部材10は1つのアクセ
ス穴22があればよいが、2又は2以上のかかる穴を形
成し、プラグ及びキャップの副組立体32をかかる穴の
各々に挿入することも本発明の範囲に属することである
。かかる構成は、複数の膨張したシーラント34′が長
手方向に離間し又は長手方向に接続する関係にある、シ
ーラントのキャビティ30内での離間した位置を提供す
ることになる。説明を簡単にするため、1つのかかるプ
ラグ及びキャップ副組立体32のみを本体部材に挿入す
ることも考えられる。
【0029】図3に図示したようなプラグ及びキャップ
副組立体32はアクセス穴22内に挿入し、保持脚部4
4は穴を通って伸長し、掛止切欠き56が内側板12の
内面36に係合する状態にて該内側板12に掛け止めさ
れる。故に、シーラントプラグ34はキャビティ30内
に位置決めされる。該プラグ34は内壁の面38に向け
て該キャビティを略横断して伸長する。
【0030】本体部材10の電着塗装段階は副組立体3
2の取り付け前に行うことが出来る。これにより板12
、14の全内面36、38は、シーラントプラグ34が
未硬化塗料で被覆されることなく塗料により保護するこ
とが可能となる。しかし、副組立体32の取り付け後に
電着塗装工程を行っても満足すべき効果が得られる。 シーラントプラグ34に接着する塗料は必須の熱を加え
たとき、依然、所望通りに膨張可能であるためシールの
性能に悪影響を及ぼすことはない。
【0031】次に、電着塗装焼き付け段階を行うとき、
電着塗装塗料、本体部材及びシーラントプラグ34は所
定の温度まで加熱し、所定の時間その温度を維持する。 塗料を焼き付け、硬化させることに加えて、シーラント
プラグ34に加えられる熱は本体部材のキャビティ内で
シーラントを膨張させ、次に硬化させる働きをする。こ
れにより膨張したシーラントプラグ34′が形成され、
該プラグが本体部材のキャビティを閉塞しかつ密封し、
有害な風騒音及び水の侵入を防止する。リテーナキャッ
プ40はアクセス穴22内のその取り付け位置に保持し
、該アクセス穴22を閉じた状態に維持し、このため、
膨張するシーラントがアクセス穴を通って外方に膨張し
ないようにする。
【0032】プラグ34を形成する熱膨張可能なシーラ
ント材料は、塗料の加熱炉での加熱中、膨張しかつ硬化
してキャビティ30内で所望の密封閉塞を実現し得るよ
うにしなければならない。かかるシーラントは悪臭を発
生させず、人間に有害な作用を及ぼさないものであるこ
とが望ましい。該シーラントは約750%乃至850%
の範囲で膨張し、135°C〜204.4°C(275
°F乃至400°F)の範囲の温度で約30分乃至60
分、焼き付けたとき硬化するようにする。これら範囲は
700%乃至900%の膨張範囲に変え、20分程度の
僅かに短い時間に制限することも可能である。重要な制
限は、塗料の焼き付け時間及び温度により設定され、こ
れは異なる塗料を使用する場合に応じて変化させること
が出来る。しかし、これら上記の範囲は現在の電着塗装
塗料の焼き付け及び硬化方法に対応するものである。
【0033】シーラント34′は、一週間塩水噴霧を行
い、37.8°C(100°F)の温度及び100%の
湿度で3週間置き、周期的な熱応力を加え、又は204
.4°C(400°F)以下までの高温を1時間加えた
場合でさえ、膨張したシーラント34′とキャビティ壁
36、38との間には何ら腐食の兆候が観察されないも
のであることを要する。膨張したシーラントは70°C
で2週間エージングしたとき、脆弱性又は亀裂が全く生
じないことを要する。 該シーラントは十分に安定しており、54°Cの温度で
72時間保持した後に何ら有害か効果が生じないような
ものであることを要する。該シーラントは、亀裂又は接
着低下を伴わずに−29°Cの温度で少なくとも15イ
ンチポンドの2回の衝撃に耐え得るものであることを要
する。 該シーラントは5%以下、望ましくは2%以下の吸水性
であることを要する。該シーラントは電着塗装塗料法の
焼き付け及び硬化段階中に膨張したとき、該電着塗装法
に適合し得るものであることを要する。該シーラントは
裸火を少なくとも50回当てたとき発火しないことを要
する。
【0034】かかるシーラントは、ミズリー州、モーバ
レイのオーブシール(Orbseal)コーポレーショ
ンにより製造され、オーブシール仕様書136.2に記
載されている。このシーラントはシーラントプラグ34
のようなプラグとして成形可能な極めて膨張可能である
乾燥シーラント材料である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化する自動車ピラーの部品を切欠
き断面図で示す断面斜視図である。
【図2】図1の矢印2−2の方向に沿った図1の自動車
ピラーの断面図である。該シーラントは断面図を取った
ピラーのキャビティの部分を充填し得るように膨張させ
た後の状態で示してある。
【図3】シーラントの膨張前の図1及び図2のシーラン
ト組立体を示す斜視図である。
【図4】図3の矢印4−4の方向に沿った図3のシーラ
ント組立体の断面図である。
【符号の説明】
10  ピラー副組立体              
  12  内側板14  外側板         
               22  アクセス穴 30  キャビティ                
    32  シーラント組立体 34  膨張前のシーラントプラグ      34′
  膨張後のシーラントプラグ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  騒音を発生させる空気流が通過し、及
    び液体が通過するのを阻止し得るように閉塞すべき長手
    方向に伸長するキャビティを有する車体部材であって、
    閉塞すべきキャビティ部分の付近にて前記キャビティ内
    に対して開口しているアクセス穴を有する車体部材に使
    用するシーラント組立体において、リテーナキャップ及
    び前記リテーナキャップに取り付けられた膨張可能なシ
    ーラントプラグを備え、前記プラグがアクセス穴を通じ
    て車体部材のキャビティ内に伸長し得るように予整形さ
    れ、前記リテーナキャップが前記シーラントプラグと協
    働可能に契合し、前記プラグ及び前記リテーナキャップ
    を共に所望の組み立てた関係に保持する第1の手段を備
    え、前記リテーナキャップが、本体部材のアクセス穴の
    縁部と協働し前記シーラントプラグが本体部材のキャビ
    ティ内に位置決めされた状態にて前記リテーナキャップ
    を本体部材に掛け止めする第2の手段を更に備え、前記
    シーラントプラグが前記リテーナキャップにより前記適
    所に保持され、前記プラグが本体部材のキャビティ内に
    位置決めされながらその後に膨張可能であるようにされ
    、そのように膨張したとき、アクセス穴の両側部に位置
    する前記キャビティの所定の長手方向部分において該キ
    ャビティを充填し、空気及び水を含む有害な流体流が侵
    入しないように閉塞し得るようにし、前記リテーナキャ
    ップが本体部材のアクセス穴を閉塞し、前記シーラント
    プラグが膨張している間、前記シーラントプラグがアク
    セス穴を通じて外方に膨張するのを阻止し得るようにし
    たことを特徴とするシーラント組立体。
  2. 【請求項2】  請求項1のシーラント組立体にして、
    前記膨張可能なシーラントプラグが本体部材のアクセス
    穴の径より僅かに小さい径を有する円筒体であり、前記
    膨張可能なシーラントプラグの容積が、膨張したシーラ
    ントプラグにより充填すべき本体部材のキャビティの長
    手方向部分の容積を前記シーラントプラグの膨張率で割
    った値に少なくとも等しいようにすることを特徴とする
    シーラント組立体。
  3. 【請求項3】  請求項1のシーラント組立体にして、
    前記リテーナキャップが、本体部材のアクセス穴の径よ
    り大きい径で且つ本体部材のアクセス穴の直ぐ周囲にて
    本体部材の外面に適合する一側部を備えるように予整形
    されて前記リテーナキャップを本体部材のアクセス穴を
    通じて本体部材に掛け止めしたとき、前記本体部材の穴
    を閉じる関係に契合し得るようにした基部を有すること
    を特徴とするシーラント組立体。
  4. 【請求項4】  請求項1のシーラント組立体にして、
    前記リテーナキャップが本体部材のアクセス穴の径より
    大きい径の基部と、円に沿って配置され、前記キャップ
    の基部の一方の側から伸長しかつ該側に対して略垂直で
    ある周方向に離間した一連の片持ちばね状保持脚部とを
    備え、前記保持脚部の各々が、横方向内方及び外方を向
    いた側壁と、前記リテーナの基部から長手方向に離間し
    た関係にて前記外方を向いた側壁に形成された横方向外
    方を向いたスナップフックとを備え、前記保持脚部が前
    記スナップフックに隣接して、前記外方向を向いた側壁
    に形成されたカム面を備え、前記カム面が、前記リテー
    ナキャップを前記アクセス穴内に挿入したとき、本体部
    材のアクセス穴の外周に係合し得るようにされ、前記ス
    ナップフックが、本体部材のアクセス穴を通って伸長し
    得るようにされかつ横方向外方へのばね動作により、前
    記穴の外周下方に掛止することで前記リテーナキャップ
    を本体部材に固着し、前記リテーナキャップが前記シー
    ラントプラグの膨張圧力により外れるのを阻止し得るよ
    うにしたことを特徴とするシーラント組立体。
  5. 【請求項5】  騒音を発生させる空気流が通過し、及
    び液体が通過するのを阻止し得るように閉塞すべき長手
    方向に伸長するキャビティを有する車体部材であって、
    閉塞すべきキャビティ部分の付近にて前記キャビティ内
    に対して開口しているアクセス穴を有する車体部材に使
    用するシーラント組立体において、リテーナキャップ及
    び前記リテーナキャップに取り付けられた膨張可能なシ
    ーラントプラグを備え、前記プラグがアクセス穴を通じ
    て車体部材のキャビティ内に伸長し得るように明確な形
    状に予整形され、前記リテーナキャップが前記シーラン
    トプラグと協働可能に契合し、前記プラグ及び前記リテ
    ーナキャップを共に所望の組み立て関係に保持する第1
    の手段を備え、前記リテーナキャップが、本体部材のア
    クセス穴の縁部と協働し前記シーラントプラグが本体部
    材のキャビティ内に位置決めされた状態にて前記リテー
    ナキャップを本体部材に掛け止めする第2の手段を更に
    備え、前記シーラントプラグが前記リテーナキャップに
    より前記適所に保持され、前記プラグが本体部材のキャ
    ビティ内に位置決めされながら本体部材にかけられた熱
    によってその後に膨張可能であるようにされ、そのよう
    に膨張したとき、アクセス穴の両側部に位置する前記キ
    ャビティの所定の長手方向部分において該キャビティを
    充填し、空気及び水を含む望ましくない流体流が侵入し
    ないように閉塞し得るようにし、前記リテーナキャップ
    が本体部材のアクセス穴を閉塞し、前記シーラントプラ
    グが前記の熱によって膨張している間、前記シーラント
    プラグがアクセス穴を通じて外方に膨張するのを阻止し
    得るようにしたことを特徴とするシーラント組立体。
  6. 【請求項6】  請求項5のシーラント組立体にして、
    前記明確な形状の前記熱膨張可能なシーラントプラグが
    、本体部材のアクセス穴の径より僅かに小さい径を有す
    る円筒体であり、前記膨張可能なシーラントプラグの容
    積が、膨張したシーラントプラグにより充填すべき本体
    部材のキャビティの長手方向部分の容積を加熱したとき
    の前記シーラントプラグの膨張率で割った値に少なくと
    も等しいようにすることを特徴とするシーラント組立体
  7. 【請求項7】  請求項6のシーラント組立体にして、
    前記熱膨張可能なシーラントプラグの容積が、加熱した
    ときに、前記膨張したシーラントプラグにより充填すべ
    き本体部材のキャビティの長手方向断面の容積を前記シ
    ーラントプラグの膨張率で割った値より大きく、前記シ
    ーラントプラグが熱により膨張したとき、それによって
    、完全に充填すべき本体部材のキャビティの長手方向部
    分に長手方向で隣接する本体部材のキャビティの長手方
    向部分の一部分において全断面を完全には充填しないけ
    れども長手方向外側部分を前記シーラントプラグが有す
    るように、前記本体部材のキャビティが充填されること
    を確実なものとしていることを特徴とするシーラント組
    立体。
  8. 【請求項8】  請求項5のシーラント組立体にして、
    前記リテーナキャップが、本体部材のアクセス穴の径よ
    り大きい径で且つ本体部材のアクセス穴の直ぐ周囲にて
    本体部材の外面に適合する一側部を備えるように予整形
    されて前記リテーナキャップを本体部材のアクセス穴を
    通じて本体部材に掛け止めしたとき、前記本体部材の穴
    を閉じる関係に契合し得るようにした基部を有すること
    を特徴とするシーラント組立体。
  9. 【請求項9】  請求項1のシーラント組立体にして、
    前記リテーナキャップが本体部材のアクセス穴の径より
    大きい径の基部と、円に沿って配置され前記キャップの
    基部の一方の側から伸長しかつ該側に対して略垂直であ
    る周方向に離間した一連の片持ちばね状保持脚部とを備
    え、前記保持脚部の各々が、横方向内方及び外方を向い
    た側壁と、前記リテーナ基部から長手方向に離間した関
    係にて前記外方を向いた側壁に形成された横方向外方を
    向いたスナップフックとを備え、前記保持脚部が前記ス
    ナップフックに隣接する前記外方向を向いた側壁に形成
    されたカム面を備え、前記カム面が、前記リテーナキャ
    ップを前記穴内に挿入したとき、本体部材のアクセス穴
    の外周に係合し得るようにされ、前記スナップフックが
    本体部材のアクセス穴を通って伸長し得るようにされ、
    横方向外方へのばね動作により、前記穴の外周下方に掛
    止することで前記リテーナキャップを本体部材に固着し
    、前記リテーナキャップが前記シーラントプラグの膨張
    圧力により外れるのを阻止し得るようにしたことを特徴
    とするシーラント組立体。
  10. 【請求項10】  請求項9のシーラント組立体にして
    、前記リテーナキャップ保持脚部が前記リテーナキャッ
    プの基部の反対側の端部に一体に形成された支持リング
    を有し、前記リングの内径が前記シーラントプラグをき
    ちっと受け入れかつ前記保持脚部の内側壁の軸方向に伸
    長する連続部分であり、前記支持リングが前記シーラン
    トプラグを支持し、又、前記シーラントプラグが熱によ
    り膨張して前記リテーナキャップに膨張圧力を作用させ
    る間、前記スナップフックを釈放させるような十分な片
    持ち動作に抗して前記保持脚部を支持することを特徴と
    するシーラント組立体。
  11. 【請求項11】  請求項10のシーラント組立体にし
    て、前記熱膨張可能なシーラントプラグが又、前記保持
    脚部の内側壁によってきちっと受け入れられることを特
    徴とするシーラント組立体。
  12. 【請求項12】  請求項10のシーラント組立体にし
    て、前記熱膨張可能なシーラントプラグが、前記保持脚
    部のスナップフックの横方向内方への動きに抵抗する幾
    分ばね状の弾性力を備え、前記弾性力は、前記シーラン
    トプラグ、及び前記リテーナキャップの保持脚部を本体
    部材のキャビティ内に挿入する間、前記脚部におけるカ
    ム動作による力には負ける力であり、前記シーラントプ
    ラグのばね状弾性力抵抗が、前記スナップフックがその
    下方に掛止したならば、前記スナップフックが本体部材
    のアクセス穴の外周から外れるのを防止する働きをする
    ことを特徴とするシーラント組立体。
  13. 【請求項13】  請求項10のシーラント組立体にし
    て、前記リテーナキャップが、前記保持脚部の位置の円
    と同軸状に位置決めされかつ前記リテーナキャップの基
    部から伸長するピンを備え、前記シーラントプラグが前
    記ピンの上に突き刺さり前記プラグを前記リテーナキャ
    ップに更に保持し得るようにしたことを特徴とするシー
    ラント組立体。
  14. 【請求項14】  膨張可能なシーラントプラグとリテ
    ーナキャップとを備えるシーラント組立体において使用
    するためのリテーナキャップであって、前記リテーナキ
    ャップが、前記リテーナキャップをその内部に挿入しか
    つ固着して、リテーナキャップをそのように挿入しかつ
    固着したとき、前記穴を覆うようにした本体部材の穴の
    径より大きい径の基部と、円に沿って位置決めされ、前
    記リテーナキャップの基部の一側部から伸長しかつ前記
    リテーナキャップの基部に対して略垂直である周方向に
    離間した一連の片持ち状ばね状保持脚部と、前記保持脚
    部の位置の円と同軸状に位置決めされかつ前記リテーナ
    キャップの基部の前記一側部から伸長するピンであって
    、シーラントプラグに突き刺さり前記プラグを前記リテ
    ーナキャップに更に保持し得るようにしたピンとを備え
    、前記保持脚部の各々が、横方向内方及び外方を向いた
    側壁と、前記リテーナキャップの基部から長手方向に離
    間した関係にて前記外方を向いた側壁に形成された横方
    向外方を向いたスナップフックとを有し、前記保持脚部
    が、前記スナップフックに隣接する前記外方向を向いた
    側壁に形成された外端カム面を有し、前記カム面が、前
    記リテーナキャップを前記穴内に挿入したとき、本体部
    材の穴の外周を画成する本体部材の材料に係合し得るよ
    うにされ、前記スナップフックが、本体部材穴を通って
    伸長し得るようにされ、横方向外方向へのばね動作によ
    り、前記穴の外周を画成する本体部材の材料の下方に掛
    止することで前記リテーナキャップを本体部材に固着し
    、前記リテーナキャップが前記シーラントプラグの膨張
    圧力により外れるのを阻止するようにしたことを特徴と
    するリテーナキャップ。
  15. 【請求項15】  請求項14のリテーナキャップにし
    て、前記リテーナキャップ保持脚部が、前記リテーナキ
    ャップの基部の反対側端部に一体に形成された弾性的な
    可撓性の支持リングを有し、前記リングの内径が、前記
    膨張可能なシーラントプラグをきちっと受け入れ得るよ
    うにされると共に、前記保持脚部の内側壁の軸方向に伸
    長する延長部分であり、前記支持リングが、前記膨張可
    能なシーラントプラグを支持し得るようにされると共に
    、前記シーラントプラグが熱により膨張し、前記リテー
    ナキャップに膨張圧力を作用させる間、前記スナップフ
    ックを釈放させる十分な片持ち動作に抗して前記保持脚
    部を弾性的に支持するようにしたことを特徴とするリテ
    ーナキャップ。
  16. 【請求項16】  望ましくない風の騒音及び水が侵入
    しないよう本体部材のキャビティを密封する方法にして
    、(a)整形した熱膨張可能なシーラントプラグを明確
    な形状に形成する段階と、 (b)前記形成したプラグをリテーナキャップの保持脚
    部に挿入しかつ前記プラグをリテーナキャップに固着す
    る段階と、 (c)本体部材のキャビティに開放する本体部材の穴内
    に前記プラグ及びリテーナキャップの保持脚部を挿入す
    る段階と、 (d)少なくともシーラントプラグを所定の温度まで加
    熱し、少なくともシーラントプラグを所定の時間、前記
    温度に維持し、前記所定の時間、シーラントプラグに付
    与される熱が前記シーラントプラグに作用し、本体部材
    のキャビティ内でシーラントプラグを膨張させかつ膨張
    したシーラントプラグを形成し、前記プラグが望ましく
    ない風の騒音が発生し及び水が侵入しないよう本体部材
    のキャビティを閉塞しかつ密封するようにする段階と、
    (e)本体キャビティの穴内に取り付けられたリテーナ
    キャップを保持し、膨張するシーラントプラグに対して
    前記穴を閉じた状態に維持する段階とを備えることを特
    徴とする方法。
  17. 【請求項17】  望ましくない風の騒音及び水が侵入
    しないよう本体部材のキャビティを密封する方法にして
    、(a)整形した熱膨張可能なシーラントプラグを形成
    する段階と、 (b)前記形成したプラグをリテーナキャップの保持脚
    部に挿入しかつ前記プラグをリテーナキャップに固着す
    る段階と、 (c)本体部材のキャビティに開放する本体部材の穴内
    に前記プラグ及びリテーナキャップの保持脚部を挿入す
    る段階と、 (d)少なくともシーラントプラグを135°C〜20
    4.4°C(275°F乃至400°F)の範囲の所定
    の温度に加熱する段階と、 (e)少なくともプラグの温度を20乃至60分の範囲
    内のある所定の時間、概ね所定の温度に維持する段階と
    、(f)本体部材のキャビティ内で作用する所定の時間
    、シーラントプラグに加えられる熱に応答してシーラン
    トプラグを700%乃至900%の容積だけ膨張させ、
    膨張したシーラントプラグを形成し、前記プラグが望ま
    しくない風による騒音及び水が侵入しないよう本体部材
    のキャビティを閉塞しかつ密封するようにする段階と、
    (e)本体キャビティの穴内に取り付けられたリテーナ
    キャップを保持し、膨張するシーラントプラグに対して
    前記穴を閉じた状態に維持する段階とを備えることを特
    徴とする方法。
  18. 【請求項18】  望ましくない空気流による騒音及び
    水が侵入しないように自動車車体のピラーのような車体
    部材のキャビティを密封する方法にして、(a)前記キ
    ャビティ内の所望の位置にて熱膨張可能なシーラントプ
    ラグを車体部材キャビティ内に挿入する段階と、 (b)前記熱膨張可能なシーラントプラグを所望の位置
    にて本体部材のキャビティ内に保持する段階と、(c)
    その上に焼き付けるべき保護被覆により車体部材を電着
    塗装する段階と、 (d)前記保護被覆が硬化するまで、所定の温度範囲及
    び所定の時間、車体部材及びシーラントプラグを焼き付
    ける段階と、 (e)焼き付け段階中に付与される熱を利用する段階と
    、 (f)シーラントプラグを膨張させ、本体部材キャビテ
    ィ断面部分を充填すると共に、望ましくない空気流の騒
    音及び水が侵入しないように前記キャビティを密封する
    段階とを備えることを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】  請求項18の方法にして、前記段階
    (d)において、本体部材及びシーラントプラグを13
    5°C〜204.4°C(275°F乃至400°F)
    の範囲内の所定の温度まで加熱し、本体部材及びシーラ
    ントプラグの温度を20乃至60分の範囲内の所定の時
    間、概ね所定の温度に維持する段階を備え、前記段階(
    f)において、本体部材のキャビティ内にて作用する所
    定の時間、シーラントプラグに加えられる熱に応答して
    シーラントプラグを700%乃至900%の容積だけ膨
    張させる段階を備え、前記段階(f)において、本体キ
    ャビティの穴内に取り付けられたリテーナキャップの保
    持状態を継続することにより、膨張するシーラントプラ
    グに対して前記穴を閉じた状態に維持し、シーラントプ
    ラグの膨張が保持脚部に圧力状の力を作用させ、保持脚
    部が保持状態を継続する傾向を一層強める段階を備える
    ことを特徴とする方法。
JP3092354A 1990-04-23 1991-04-23 シーラント組立体及び車体キャビティを密封する方法 Pending JPH04228381A (ja)

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