JPH04228337A - 運搬車における安全装置 - Google Patents

運搬車における安全装置

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Publication number
JPH04228337A
JPH04228337A JP40823990A JP40823990A JPH04228337A JP H04228337 A JPH04228337 A JP H04228337A JP 40823990 A JP40823990 A JP 40823990A JP 40823990 A JP40823990 A JP 40823990A JP H04228337 A JPH04228337 A JP H04228337A
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JP
Japan
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seat
safety rod
turning
safety
driver
Prior art date
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Pending
Application number
JP40823990A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiko Ukiya
浮谷 幸彦
Toshio Amano
敏夫 天野
Kenji Takahashi
賢治 高橋
Yasushi Gotou
廉史 後藤
Hideji Ishimaru
秀司 石丸
Akira Hirokawa
廣川 昌
Hiroshi Fukaya
浩 深谷
Yoshihisa Takada
高田善悠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HANIX IND CO Ltd
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
HANIX IND CO Ltd
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by HANIX IND CO Ltd, Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical HANIX IND CO Ltd
Priority to JP40823990A priority Critical patent/JPH04228337A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、不整地を走行する運
搬車の運転室に設けられた安全装置に関するものである
【0002】
【従来の技術】従来、この種の運搬車においては、オペ
レ−タの安全性を確保すべく運転室内のパネル壁面や支
柱等にル−プ状のハンドルを固設し、凹凸の多い建設現
場や悪路を走行する際にはオペレ−タはこのハンドルを
握って機体を走行させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした従
来装置の場合には、ル−プ状のハンドルを座席側に向け
て大きく張り出させると運転操作や乗降時に邪魔になっ
たり、座席の反転操作にも支障を来すといった不具合が
あった。また、運転室の乗降口には、このル−プ状のハ
ンドルとは別に取っ手が設けられ、オペレ−タはこの取
っ手を握って乗り降りするのであるが、時には座席の肘
当てを掴んで乗り降りする場合もあり、このような場合
には肘当てを変形させたり破損させてしまうことがあっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記した問
題点に鑑みて提案するものであって、走行中の安全性の
確保だけでなく、乗降動作の手助けにもなる安全装置を
提供せんとするものである。このため、次のような技術
的手段を講じた。即ち、走行装置3の上部に設けられた
運転室12内に座席15を前後反転可能に取り付けると
共に、この座席15の横側方には、上下方向に所定の長
さを有し、且つ握り部26と回動基部27とからなる安
全棒25を設け、回動基部27の回動軸心Yを、側面視
において座席の回動中心Xと略一致せしめる一方、握り
部26はその回動軸心Yに対して前後方向に偏位させて
構成したものである。
【0005】
【実施例】以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説
明する。まず、構成から説明すると、1は昇降可能な荷
台2を有する運搬車であって、ゴムクロ−ラ3にて走行
部が形成され、このゴムクロ−ラ3は、駆動輪4と転動
輪5との間に巻回され、駆動輪4は油圧モ−タ(図示省
略)にて駆動される。
【0006】機体前部における左右横方向の中央部には
エンジン7が取り付けられ、その後部には油圧ポンプ8
が取り付けられている。9はラジエ−タ、10はエア−
クリ−ナである。前記したエンジン7、ラジエ−タ9、
エア−クリナ10等はボンネット11にて覆われ、この
ボンネット11は前後方向の軸心廻りに開閉可能に構成
されている。機体前部の左側には、安全フレ−ムで覆わ
れた運転室12が設けられ、上面がフラットな床面13
の中央部には座席15が前後回動反転可能な状態で円筒
状の支持台17の上に取り付けられている。
【0007】座席15は矩形状の座席取付台18に形成
したガイドレ−ル19上を前後に移動できるように構成
されており、オペレ−タの体格に合わせて多少前後にス
ライド調節できるように構成されている。座席15の右
側の床面13より高い位置には操作パネル20が設けら
れ、この操作パネル20上であって、前記座席15の回
動中心Xと側面視において略一致する部位には油圧走行
用のレバ−22が所定範囲、前後に移動操作可能に設け
られている。この単一のレバ−22は先の油圧モ−タを
操作するものであって、左右各別に設けられた油圧モ−
タを制御して機体を前後進させる。
【0008】更に詳述すると、このレバ−22を前側に
倒すと機体は前進し、逆に後方に倒すと機体は後退し、
このレバ−22をその軸心廻りに右側あるいは左側に回
動すると回動した方向に機体が旋回するようにコントロ
−ルバルブと連動構成されている。座席15の左側に構
成された乗降口の中央部には、安全装置としての安全棒
25が設けられ、この安全棒25は次のように構成され
る。
【0009】即ち、安全棒25は、座席15に着座した
オペレ−タが掴む握り部26と、垂直支杆部28と、こ
の垂直支杆部28下部に固着された平面形状がコ字状で
下部に底板29を有する回動基部27とで構成され、回
動基部27は、運転室12の床面13に固着されたベ−
ス台30にボルト32により回動可能に枢着されている
。Yはその回動軸心である。35は回動基部27にピン
33にて枢支されたロックレバ−であり、ピン33の外
周に嵌合されたボス34から左右2枚のプレ−ト37、
37が延設され、その先端にはロックピン36が枢着さ
れている。
【0010】そして、回動基部27の上部に固着した上
板38とロックピン36に外嵌されたカラ−40との間
にはスプリング41が介装され、ロックピン36を常時
下向きに付勢している。前記ベ−ス台30の上部にはプ
レ−ト44が固着され、このプレ−ト44には回動軸心
Y廻りに90度間隔をあけて通孔45、46、47が穿
設されている。上板38の開口39から突出するロック
レバ−35の握りを押し下げてロックピン36をいずれ
かの通孔から引き抜くと回動基部27はフリ−の状態と
なり、安全棒25をその軸心Y廻りに回動させることが
できる。
【0011】なお、回動軸心Yから安全棒25の垂直支
杆部28の軸心までの偏位量は、座席15を回動させる
際に支障とならない距離であって、しかも座席15に座
ったオペレ−タが手を伸ばして握り部26を掴んだとき
に疲労しない人間工学に適った距離とするものである。 図中符号50はスロットルレバ−、52、52は運転室
12の乗降口側支柱54、55に設けた取っ手、57は
ダンプ用の油圧シリンダである。
【0012】次に上述の実施例の作用を説明する。座席
15を前方へ向けて運搬車1を前進させる場合には、安
全棒25を図1のように垂直支杆部28がその回動軸心
Yよりも前方となるようにして固定する。オペレ−タは
、悪路を走行するときには、この安全棒25を左手で握
って機体を走行させることになるため、振り落される危
険性がなく、極めて安全に作業に専念できる。
【0013】また、運転室12から降りるとき、あるい
は乗り込むときには、乗降口に設けられた安全棒25の
垂直支杆部28を掴んで乗降する。従来のように肘掛を
掴んで乗降することがなくなるから、これを変形させた
り破損させたりすることがない。なお、乗降時には安全
棒25を90度反時計方向に回転させ、ロックピン36
をプレ−ト44の通孔46に嵌入させた状態として置く
とよい。そのようにすれば、安全棒25の垂直支杆部2
8が外寄りに位置することになり、しかも座席15の左
側前部が開放されるため乗降動作がさらに容易になる。
【0014】座席15を後向きに反転させて運搬車1を
前進(図2では右方向)させるときには、まず、座席1
5が安全棒25の垂直支杆部28に当たらないように9
0度回動し、この状態で座席15を時計方向に回動させ
、ロックピン36をプレ−ト44の通孔45に挿通して
固定する。機体を走行させるときには、左手で走行レバ
−22を操作し、右手で安全棒25を握ることになるた
め、先の場合とは両手で操作する対象が逆になるが、走
行レバ−22、安全棒25共に、その回動中心が座席1
5の回動中心と側面視において略一致しているので、着
座したオペレ−タが手を伸ばす距離が座席15の反転前
後で変わらず、操作性が悪化下することがなく、走行時
の安全性も充分確保できるものである。
【0015】次に、図9乃至図12に基づいてこの実施
例の改良装置の構成を簡単に説明する。この改良装置と
前記の装置との相違する構成についてのみ新たな符号を
付し、構成が変わらない部分については、同一符号を付
けて説明する。この改良装置の特徴は、荷台2を昇降さ
せる油圧シリンダ57の操作レバ−60の向きが、前後
反転振替可能に構成されている点である。
【0016】図10に示すようにベ−ス台30の内側に
はピン62が水平横向きに固着され、このピン62に円
筒状ボス63が回動可能に嵌合されている。ボス63の
下部にはア−ム65が溶接され、また上部には下向きに
一部切欠かれた円筒体66を溶接している。この円筒体
66には、クランク状に折り曲げられた操作レバ−60
が着脱自在に嵌着されている。操作レバ−60の下部に
は横向きに係止ピン68を固着して設け、この係止ピン
68を円筒体66の切欠き部に係合させて操作レバ−6
0の廻り止めを行なっている。70は円筒体66に差し
込まれた操作レバ−60を固定させるための締着ボルト
である。
【0017】座席15の反転操作時にこの操作レバ−6
0も取外し、座席15の向きを変更した後、再び操作レ
バ−60を円筒体66に差し込んで固定する。この場合
、円筒体66は側面視において座席15の回動軸心と略
一致するように位置させて設けているので、座席15か
ら操作レバ−60に至るまでの距離が座席15の反転操
作前後で変わることがない。そして、図11の状態にお
いて、操作レバ−60を矢印A方向に回動するとピン6
2の軸心廻りにア−ム65が回動され、ア−ム65下部
に連結されたロッド72を介してバルブ75が切換えら
れ、荷台2を下降させる。操作レバ−60を反矢印A方
向に操作すると逆に荷台2は上昇するように構成されて
いる。
【0018】図9乃至図12に示す操作レバ−60は、
締着ボルト70をいちいち緩めて円筒体66から取り外
さなければならないが、このような煩わしい操作を省略
したのが、図13に示す構造である。前記した円筒体6
6に相当する筒体80の前後2ヵ所に上下方向の溝81
、81を設け、これらを水平方向の溝82で接続してい
る。筒体80の下部には、スプリング84が内装され、
一方、操作レバ−60にはピン85が打ち込まれている
。この操作レバ−60の前後向きを変更する場合には、
スプリング84に抗しながら操作レバ−60を押し下げ
、ピン85が溝82内を移動できるようにして操作レバ
−60を180度回動する。
【0019】
【発明の作用効果】この発明は前記の如く、走行装置3
の上部に設けられた運転室12内に座席15を前後反転
可能に取り付けると共に、この座席15の横側方には、
上下方向に所定の長さを有し、且つ握り部26と回動基
部27とからなる安全棒25を設け、回動基部27の回
動軸心Yを、側面視において座席の回動中心Xと略一致
せしめる一方、握り部26はその回動軸心Yに対して前
後方向に偏位させて設けたものであるから、作業中の安
全性は充分に確保できると共に、座席15が前後いずれ
の方向を向いていても常に適切な位置に安全棒25が位
置することになり、オペレ−タが長時間これに掴まって
いても疲労することが少ない。
【0020】また、この安全棒25を利用して乗降でき
るので、従来のように座席15の肘当てに掴まってこれ
を変形破損させるといった不具合は解消されるのである
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した運搬車の正面図である。
【図2】運搬車の側面図である。
【図3】運搬車の平面図である。
【図4】運転室の拡大側面図である。
【図5】屋根を取った運転室の平面図である。
【図6】安全棒の取付部の側面図であり、一部を切り欠
いたものである。
【図7】その平面断面図である。
【図8】プレ−ト44の平面図である。
【図9】改良装置の要部の側面図である。
【図10】図9の矢印C方向から見た要部の背面図であ
る。
【図11】図9のD−D線矢視図である。
【図12】操作レバ−の取り付けの様子を示す斜視図で
ある。
【図13】操作レバ−の取り付け構造を示す図である。
【符号の説明】
1    運搬車 2    荷台 3    走行装置(ゴムクロ−ラ) 7    エンジン 8    油圧ポンプ 9    ラジエ−タ 11  ボンネット 12  運転室 15  座席 25  安全棒 26  握り部 27  回動基部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  走行装置3の上部に設けられた運転室
    12内に座席15を前後反転可能に取り付けると共に、
    この座席15の横側方には、上下方向に所定の長さを有
    し、且つ握り部26と回動基部27とからなる安全棒2
    5を設け、回動基部27の回動軸心Yを、側面視におい
    て座席の回動中心Xと略一致せしめる一方、握り部26
    はその回動軸心Yに対して前後方向に偏位させて構成さ
    れていることを特徴とする運搬車における安全装置。
JP40823990A 1990-12-27 1990-12-27 運搬車における安全装置 Pending JPH04228337A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40823990A JPH04228337A (ja) 1990-12-27 1990-12-27 運搬車における安全装置

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JP40823990A JPH04228337A (ja) 1990-12-27 1990-12-27 運搬車における安全装置

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JPH04228337A true JPH04228337A (ja) 1992-08-18

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ID=18517721

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JP40823990A Pending JPH04228337A (ja) 1990-12-27 1990-12-27 運搬車における安全装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH04228337A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0841437A1 (en) * 1996-11-08 1998-05-13 ANTONIO CARRARO S.p.A. Rotating dashboard and driver post unit, particularly for bidirectional earth-movers
JP2013117112A (ja) * 2011-12-02 2013-06-13 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機の走行操作レバーとその格納装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0841437A1 (en) * 1996-11-08 1998-05-13 ANTONIO CARRARO S.p.A. Rotating dashboard and driver post unit, particularly for bidirectional earth-movers
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