JPH0422817Y2 - - Google Patents
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- JPH0422817Y2 JPH0422817Y2 JP3790887U JP3790887U JPH0422817Y2 JP H0422817 Y2 JPH0422817 Y2 JP H0422817Y2 JP 3790887 U JP3790887 U JP 3790887U JP 3790887 U JP3790887 U JP 3790887U JP H0422817 Y2 JPH0422817 Y2 JP H0422817Y2
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Landscapes
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、ベルトによる一段動力伝達を行な
う攪拌機において駆動・従動の両軸を移動しない
で、ベルトの交換を行うことのできる撹拌機に関
する。
う攪拌機において駆動・従動の両軸を移動しない
で、ベルトの交換を行うことのできる撹拌機に関
する。
第8図は、従来のプーリを使用したベルト伝達
式の攪拌機の構造を示す。図中、1は従動側プー
リ、2はベルト、3は電動機、4は支柱、5は出
力軸、6は電動機架台、7は取付フランジ、8は
スクリユーである。
式の攪拌機の構造を示す。図中、1は従動側プー
リ、2はベルト、3は電動機、4は支柱、5は出
力軸、6は電動機架台、7は取付フランジ、8は
スクリユーである。
この様な構造のプーリは1は、通常円板ないし
円環状の外周側面にベルト溝を施し、直接キーを
介して回転軸5に取付けられる。このためベルト
変換に際しては、駆動軸(すなわち電動機軸)と
従動軸(すなわち出力軸)との軸間距離を変化さ
せる必要がある。
円環状の外周側面にベルト溝を施し、直接キーを
介して回転軸5に取付けられる。このためベルト
変換に際しては、駆動軸(すなわち電動機軸)と
従動軸(すなわち出力軸)との軸間距離を変化さ
せる必要がある。
そこで従来は電動機架台6に対して電動機3を
移動できる構造にし、両者の相対位置を調整でき
るように図示しないテンシヨンナツトが施されて
いる。このテンシヨンナツトを操作して電動機3
を出力軸5側に移動してベルト交換作業を行つて
いた。
移動できる構造にし、両者の相対位置を調整でき
るように図示しないテンシヨンナツトが施されて
いる。このテンシヨンナツトを操作して電動機3
を出力軸5側に移動してベルト交換作業を行つて
いた。
この種のプーリ構造では、ベルト交換に対する
調整に際して、電動機3を移動させなければなら
ないが、電動機3の小型である場合は斯かる作業
も容易であるが、大型である場合は各架台6に厚
鋼材を用いて強化するが、前記テンシヨンナツト
の操作が困難となる。特に直接外気に露されたた
め電動機3と架台6との摺動面がメツキ部がはが
れて錆付いたときにはベルト交換作業が不可能と
なることがある。しかも、ベルト2の交換作業を
可能とするため、駆動軸と従動軸との軸間距離を
フアンプレートより大きく採つている。従つて長
いベルト周長の結果、伸びに対する弊害が多く、
スリツプ事故ないしベルトの自然脱落が多発す
る。このため数ケ月毎にテンシヨンナツトによる
張力調整が不可欠となる他、撹拌機全体が大型化
する欠点があつた。
調整に際して、電動機3を移動させなければなら
ないが、電動機3の小型である場合は斯かる作業
も容易であるが、大型である場合は各架台6に厚
鋼材を用いて強化するが、前記テンシヨンナツト
の操作が困難となる。特に直接外気に露されたた
め電動機3と架台6との摺動面がメツキ部がはが
れて錆付いたときにはベルト交換作業が不可能と
なることがある。しかも、ベルト2の交換作業を
可能とするため、駆動軸と従動軸との軸間距離を
フアンプレートより大きく採つている。従つて長
いベルト周長の結果、伸びに対する弊害が多く、
スリツプ事故ないしベルトの自然脱落が多発す
る。このため数ケ月毎にテンシヨンナツトによる
張力調整が不可欠となる他、撹拌機全体が大型化
する欠点があつた。
この考案は、動力の伝達容量の大きい伝達機に
適用しても駆動軸および従動軸の双方の軸芯位置
を移動せずに、固定のままでベルト交換作業が行
いうると共に、単一のハウジング内に収納するこ
とにより入出力軸の軸間距離を小さくしてベルト
の伸びに対する弊害を無くしたベルト伝達式の攪
拌機を提供することを目的としている。
適用しても駆動軸および従動軸の双方の軸芯位置
を移動せずに、固定のままでベルト交換作業が行
いうると共に、単一のハウジング内に収納するこ
とにより入出力軸の軸間距離を小さくしてベルト
の伸びに対する弊害を無くしたベルト伝達式の攪
拌機を提供することを目的としている。
この考案では、駆動軸側又は従動軸に設定され
るプーリの少なくとも一方は、支持台と、プーリ
円板と、クサビ部材とから構成し、プーリ円板が
支持台上を他方の軸の方向に摺動可能となし、し
かも取付軸に対しプーリ円板が同軸に位置決めさ
せるのをクサビ部材で行わせたものである。
るプーリの少なくとも一方は、支持台と、プーリ
円板と、クサビ部材とから構成し、プーリ円板が
支持台上を他方の軸の方向に摺動可能となし、し
かも取付軸に対しプーリ円板が同軸に位置決めさ
せるのをクサビ部材で行わせたものである。
このような構成によれば可動型プーリを移動さ
せるだけで、駆動軸および従動軸自体の移動を全
く伴わないで、ベルトの交換作業を行うことがで
きる利点がある。このことは、駆動軸ないし従動
軸に重量の極めて大きな機器が接合されている場
合にも、これ等の機器自体を移動させる必要が全
くないため、出力容量の大きなベルト伝達式の攪
拌機には最適であり、危険場所への攪拌機を適用
できる。
せるだけで、駆動軸および従動軸自体の移動を全
く伴わないで、ベルトの交換作業を行うことがで
きる利点がある。このことは、駆動軸ないし従動
軸に重量の極めて大きな機器が接合されている場
合にも、これ等の機器自体を移動させる必要が全
くないため、出力容量の大きなベルト伝達式の攪
拌機には最適であり、危険場所への攪拌機を適用
できる。
またこの考案の攪拌機では単一の機枠に駆動
軸、従動軸を収納しているので、ベルトの周長が
短いため伸びに対する影響が少く、機枠内に簡単
なテンシヨン機構を付加すれば、保守頻度が著し
く減少する。
軸、従動軸を収納しているので、ベルトの周長が
短いため伸びに対する影響が少く、機枠内に簡単
なテンシヨン機構を付加すれば、保守頻度が著し
く減少する。
この考案の一実施例を図面に従つて説明する。
第1図AおよびBは一実施例のベルト伝達式の
撹拌機の縦断面図および横断面図である。
撹拌機の縦断面図および横断面図である。
図中、30はベルト伝達式の攪拌機であり、そ
の楕円偏平のハウジング30aの一方の平面側に
誘導電動機25が、また他方の平面側に出力フラ
ンジ部36が取付けられている。この実施例では
従動軸11の先端には攪拌手段であるスクリユー
59が固着され、また基端には大径プーリ10
が、固着されている。また電動機25の回転軸す
なわち駆動軸22には小径プーリ21が設置され
ている。さらに大径プーリ10の上方に位置させ
てハウジング30aには、保守用員の手を挿入し
て作業ができる程度の広い保守用開孔34が施さ
れ、この開孔34を開放してベルト20の交換作
業が行われる。さらに開孔34には蓋体31が設
置される。蓋体31は錘状をなし、その先端に通
気孔33が施され、この通気孔33への雨滴、砂
塵の侵入防止に保護カバー32が設置されてい
る。
の楕円偏平のハウジング30aの一方の平面側に
誘導電動機25が、また他方の平面側に出力フラ
ンジ部36が取付けられている。この実施例では
従動軸11の先端には攪拌手段であるスクリユー
59が固着され、また基端には大径プーリ10
が、固着されている。また電動機25の回転軸す
なわち駆動軸22には小径プーリ21が設置され
ている。さらに大径プーリ10の上方に位置させ
てハウジング30aには、保守用員の手を挿入し
て作業ができる程度の広い保守用開孔34が施さ
れ、この開孔34を開放してベルト20の交換作
業が行われる。さらに開孔34には蓋体31が設
置される。蓋体31は錘状をなし、その先端に通
気孔33が施され、この通気孔33への雨滴、砂
塵の侵入防止に保護カバー32が設置されてい
る。
また、第1図Bから明らかな通り、駆動軸22
および従動軸11の間には張力調整装置40が施
されている。この調整装置40は、支柱41に枢
支されているレバー47の先間位置にテンシヨン
プーリ43を取付けられ、さらにバネ46および
ガイドピン44によつてレバー47の先端を当接
し、バネ46の一端を押圧調整するニツプル45
で室外から張力の調整が行い得るように構成され
る。さらにガイドピン44はニツプル45の中心
貫通孔を介して室外に突出し、ニツプル45との
相対位置によつてベルト20への張力の大きさを
常時指示している。
および従動軸11の間には張力調整装置40が施
されている。この調整装置40は、支柱41に枢
支されているレバー47の先間位置にテンシヨン
プーリ43を取付けられ、さらにバネ46および
ガイドピン44によつてレバー47の先端を当接
し、バネ46の一端を押圧調整するニツプル45
で室外から張力の調整が行い得るように構成され
る。さらにガイドピン44はニツプル45の中心
貫通孔を介して室外に突出し、ニツプル45との
相対位置によつてベルト20への張力の大きさを
常時指示している。
次に可動型のプーリ10の構造を説明する。第
2図AおよびBは、プーリ10の断面図および平
面図を示している。同図中、10はプーリ、11
は従動軸であり、キー12を介して支持台13が
設置される。なおこの支持台13は従動軸11と
同材で一体に加工してもよい。この支持台13は
回転軸芯から遠れた位置にネジ穴13aが施さ
れ、また上方は平面部13bが形成される。14
はクサビ部材で、円錐状のクサビ部14aと、ボ
ルト貫通孔14b、軸挿入孔14cとで形成さ
れ、貫通孔14bにはボルト17が貫通され、抜
落ち防止用の止具18が圧入されている。15は
プーリ円板で、三つの部分すなわちベルト溝部1
5a、平面部15b、クサビ受部15cで形成さ
れ、さらに溝部15aにはV溝15gが、平面部
15bには互に同一方向に向けられた複数の長穴
15eが、クサビ受部15cには従動軸11と同
軸に円錐状の開孔15fが施けてある。さらに長
穴15eには支持台13のネジ穴13aとの間で
プーリ円板15を固定するためのボルト16が取
付けられている。第1図では、プーリ円板15が
支持台13上にて従動軸11と同軸に配置された
様子を示している。また第2図Bは4つのボルト
が配置されている様子を示している。
2図AおよびBは、プーリ10の断面図および平
面図を示している。同図中、10はプーリ、11
は従動軸であり、キー12を介して支持台13が
設置される。なおこの支持台13は従動軸11と
同材で一体に加工してもよい。この支持台13は
回転軸芯から遠れた位置にネジ穴13aが施さ
れ、また上方は平面部13bが形成される。14
はクサビ部材で、円錐状のクサビ部14aと、ボ
ルト貫通孔14b、軸挿入孔14cとで形成さ
れ、貫通孔14bにはボルト17が貫通され、抜
落ち防止用の止具18が圧入されている。15は
プーリ円板で、三つの部分すなわちベルト溝部1
5a、平面部15b、クサビ受部15cで形成さ
れ、さらに溝部15aにはV溝15gが、平面部
15bには互に同一方向に向けられた複数の長穴
15eが、クサビ受部15cには従動軸11と同
軸に円錐状の開孔15fが施けてある。さらに長
穴15eには支持台13のネジ穴13aとの間で
プーリ円板15を固定するためのボルト16が取
付けられている。第1図では、プーリ円板15が
支持台13上にて従動軸11と同軸に配置された
様子を示している。また第2図Bは4つのボルト
が配置されている様子を示している。
第3図A及びBは本実施例プーリによるベルト
交換動作を示す動作説明図である。この説明図で
は、22は駆動軸すなわち電動機回転軸であり、
駆動プーリ21が組み付けられた様子を示し、本
実施例のプーリ10は従動側プーリの側に用いた
例を示す。同図Aはベルト20が正常に巻掛けさ
れたプーリ状態を示し、同図Bはクサビ部材14
をネジ手段すなわちボルト17を解放することに
よつて従動軸11の先端部より取外した様子を示
す。すなわち、第2図Bで示した様に複数のボル
トのうちボルト16bを取外し、ボルト16aは
或る程度緩める。この状態で次にクサビ部材14
をボルト17によつて解放すると、これに伴いプ
ーリ円板15には予めベルト20による押圧力が
印加されているので、プーリ円板15は支持台1
3上を駆動軸22の方向に摺動し、クサビ部材1
4を取外すと、ベルト20はプーリ外周との間に
長さのスキ間が確保される。従つてこのスキ間
を利用して、ベルト20の交換が可能である。
交換動作を示す動作説明図である。この説明図で
は、22は駆動軸すなわち電動機回転軸であり、
駆動プーリ21が組み付けられた様子を示し、本
実施例のプーリ10は従動側プーリの側に用いた
例を示す。同図Aはベルト20が正常に巻掛けさ
れたプーリ状態を示し、同図Bはクサビ部材14
をネジ手段すなわちボルト17を解放することに
よつて従動軸11の先端部より取外した様子を示
す。すなわち、第2図Bで示した様に複数のボル
トのうちボルト16bを取外し、ボルト16aは
或る程度緩める。この状態で次にクサビ部材14
をボルト17によつて解放すると、これに伴いプ
ーリ円板15には予めベルト20による押圧力が
印加されているので、プーリ円板15は支持台1
3上を駆動軸22の方向に摺動し、クサビ部材1
4を取外すと、ベルト20はプーリ外周との間に
長さのスキ間が確保される。従つてこのスキ間
を利用して、ベルト20の交換が可能である。
また新規なベルト20′を装填するときは、上
述とは逆の順序に従い、ベルト20′をプーリ円
板15の溝15dに挿入するようにプーリ円板1
5を摺動させてから、クサビ部材14を再びボル
ト17によつて従動軸11に装填する。このボル
ト17の締め付けに応じてクサビ部材14はプー
リ円板15をベルト20′を巻掛けする方向に摺
動させる結果となりので、最後にプーリ円板15
の中心軸芯は従動軸11の軸芯と一致する。その
4つのボルト16a,16bを締め付けることに
よつてベルト20′の変換は完了する。
述とは逆の順序に従い、ベルト20′をプーリ円
板15の溝15dに挿入するようにプーリ円板1
5を摺動させてから、クサビ部材14を再びボル
ト17によつて従動軸11に装填する。このボル
ト17の締め付けに応じてクサビ部材14はプー
リ円板15をベルト20′を巻掛けする方向に摺
動させる結果となりので、最後にプーリ円板15
の中心軸芯は従動軸11の軸芯と一致する。その
4つのボルト16a,16bを締め付けることに
よつてベルト20′の変換は完了する。
〔第2実施例〕
上述の実施例では、クサビ部材14の装填中心
線が従動軸11の軸芯と一致する場合を述べて来
たが、これに限るものではなく、クサビ部材14
を回転軸芯から外れた位置に設けても良い。第4
図はこの例を示す。この例では、クサビ部材14
が複数個設けられているが、プーリ10に不用意
な振動を招かないようにするため、各クサビ部材
14の重量バランスを等しくするような同一形状
にしてある。ベルト交換の手順は上述の実施例と
ほぼ同様である。なお、プーリ円板15の支持台
13に対する摺動量はV溝の深さ以上であればよ
く、これに応じてクサビ部材14のクサビ部14
aの傾斜角および長さを選べばよい。またこれ等
の実施例ではVベルトで説明したが、他の歯付タ
イミングベルト等にも本発明の技術思想を適用で
きることは言うまでもない。
線が従動軸11の軸芯と一致する場合を述べて来
たが、これに限るものではなく、クサビ部材14
を回転軸芯から外れた位置に設けても良い。第4
図はこの例を示す。この例では、クサビ部材14
が複数個設けられているが、プーリ10に不用意
な振動を招かないようにするため、各クサビ部材
14の重量バランスを等しくするような同一形状
にしてある。ベルト交換の手順は上述の実施例と
ほぼ同様である。なお、プーリ円板15の支持台
13に対する摺動量はV溝の深さ以上であればよ
く、これに応じてクサビ部材14のクサビ部14
aの傾斜角および長さを選べばよい。またこれ等
の実施例ではVベルトで説明したが、他の歯付タ
イミングベルト等にも本発明の技術思想を適用で
きることは言うまでもない。
〔第3実施例〕
第5図はこの考案の第3実施例を示し、この実
施例にあつては、電動機25が設置される第1開
口部37及び出力フランジ部36が装着される第
2開口部は、互いに隣接して、ともに中空ハウジ
ング本体30の一側面に設置されており、前記中
空ハウジング本体30の他側面にそのほぼ全面に
渡つて開口した第3開口部34が設置されてお
り、この第3開口部34がアルミダイカスト製の
軽量化された蓋体31で開口可能に閉鎖されてい
る。
施例にあつては、電動機25が設置される第1開
口部37及び出力フランジ部36が装着される第
2開口部は、互いに隣接して、ともに中空ハウジ
ング本体30の一側面に設置されており、前記中
空ハウジング本体30の他側面にそのほぼ全面に
渡つて開口した第3開口部34が設置されてお
り、この第3開口部34がアルミダイカスト製の
軽量化された蓋体31で開口可能に閉鎖されてい
る。
この第4実施例においては、第3開口部34が
大きいのでベルト20の交換作業が容易に行なう
ことができる。この実施例においても第1実施例
と同様にして同様の効果を発揮することができ
る。
大きいのでベルト20の交換作業が容易に行なう
ことができる。この実施例においても第1実施例
と同様にして同様の効果を発揮することができ
る。
〔第4実施例〕
第6図は、この考案の第4実施例を示す。この
実施例においては、駆動軸22及び従動軸11の
両軸に、支持台13とプーリ円板15とからなる
プーリ10が装着されており、これらプーリ1
0,10間にベルト20が張設されている。その
結果この実施例においては、ベルト20の交換の
際、プーリ円板15を互いに近接する方向に移動
することができるので、ベルト20の交換が容易
に行なえる。
実施例においては、駆動軸22及び従動軸11の
両軸に、支持台13とプーリ円板15とからなる
プーリ10が装着されており、これらプーリ1
0,10間にベルト20が張設されている。その
結果この実施例においては、ベルト20の交換の
際、プーリ円板15を互いに近接する方向に移動
することができるので、ベルト20の交換が容易
に行なえる。
〔第5実施例〕
第7図A,Bは、この考案の第5実施例を示
す。この実施例は電動機25の回転が駆動軸22
に固着されたプーリ10と、従動軸21に固着さ
れた小径プーリ21との間で増速され撹拌ととも
に混合を行なういわゆる混合機を示す。60は軸
11に固着された撹拌スクリーン、61は機台、
63はばね64を介して支柱62に支持された揺
動枠である。
す。この実施例は電動機25の回転が駆動軸22
に固着されたプーリ10と、従動軸21に固着さ
れた小径プーリ21との間で増速され撹拌ととも
に混合を行なういわゆる混合機を示す。60は軸
11に固着された撹拌スクリーン、61は機台、
63はばね64を介して支柱62に支持された揺
動枠である。
この考案に係る攪拌機によれば、可動型のプー
リのプーリ円板がベルト巻掛け方向に摺動できる
ようにしたため、電動機などの駆動軸ならびに出
力負荷が取付けられる従動軸のいずれにも、移動
することが不可能な程の大重量の物体が装備され
ている場合であつても、これ等の重量物を移動さ
せることなくベルトの交換が容易に達成すること
ができる。従つて、例えば従来のように大型電動
機を摺動させるために、著しく複雑で広いスペー
スを必要とされるのに対し、本考案によれば周囲
機器の移動は全く不用であるため、ベルト動力伝
達機自体を単一の機枠にまとめることができる利
点がある。このことは駆動軸と従動軸との軸間距
離を小さくできるもので、従来のように周長の長
いベルトを使用する必要がなくなり、ベルトの伸
びに対しても伸びの積算量が少くて済むので、保
守用員が頻繁に張力の調整管理を行う必要がな
く、簡単かつ小型のテンシヨンプーリ機構の付加
のみで、ほとんどベルトの伸びに対する保守管理
が不用となる利点があり、工業的価値は大きい。
リのプーリ円板がベルト巻掛け方向に摺動できる
ようにしたため、電動機などの駆動軸ならびに出
力負荷が取付けられる従動軸のいずれにも、移動
することが不可能な程の大重量の物体が装備され
ている場合であつても、これ等の重量物を移動さ
せることなくベルトの交換が容易に達成すること
ができる。従つて、例えば従来のように大型電動
機を摺動させるために、著しく複雑で広いスペー
スを必要とされるのに対し、本考案によれば周囲
機器の移動は全く不用であるため、ベルト動力伝
達機自体を単一の機枠にまとめることができる利
点がある。このことは駆動軸と従動軸との軸間距
離を小さくできるもので、従来のように周長の長
いベルトを使用する必要がなくなり、ベルトの伸
びに対しても伸びの積算量が少くて済むので、保
守用員が頻繁に張力の調整管理を行う必要がな
く、簡単かつ小型のテンシヨンプーリ機構の付加
のみで、ほとんどベルトの伸びに対する保守管理
が不用となる利点があり、工業的価値は大きい。
さらに、伝達装置を単一機枠内にコンパクト化
したことから出力軸に取付けられる負荷装置がス
クリユーなどのような長手方向に広面積を必要と
する機器である場合にも設置しやすく、また危険
場所に設置されたときにも保守作業が簡易に行い
うる利点がある。
したことから出力軸に取付けられる負荷装置がス
クリユーなどのような長手方向に広面積を必要と
する機器である場合にも設置しやすく、また危険
場所に設置されたときにも保守作業が簡易に行い
うる利点がある。
第1図AおよびBは、それぞれ本考案の一実施
例ベルト伝達式の攪拌機の縦断面図および横断面
図を示し、第2図AおよびBは、同実施例装置に
取付けられるプーリの断面図および平面図を示
し、第3図AおよびBは、同実施例を用いてベル
ト変換作業の手順を示す動作説明図で、第4図は
本考案の他の実施例プーリの断面図を示す。さら
に第5図AおよびBはこの考案の第3実施例の断
面図、第6図はこの考案の第4実施例の断面図、
第7図A,Bはこの考案の第3実施例の平面図と
一部切欠正面図、第8図は従来のプーリを用いた
ベルト伝達の撹拌機の構成図を示す。 10……プーリ、11……回転軸、13……支
持台、14……クサビ部材、15……プーリ円
板、16……ボルト、20……ベルト、21……
プーリ、22……駆動軸、25……誘導電動機、
30……ベルト伝達装置、31……ハウジング,
32……保守蓋体、33……通気孔、34……保
守開孔、36……出力フランジ、40……張力調
整装置、43……テンシヨンプーリ、50……点
検カバー。
例ベルト伝達式の攪拌機の縦断面図および横断面
図を示し、第2図AおよびBは、同実施例装置に
取付けられるプーリの断面図および平面図を示
し、第3図AおよびBは、同実施例を用いてベル
ト変換作業の手順を示す動作説明図で、第4図は
本考案の他の実施例プーリの断面図を示す。さら
に第5図AおよびBはこの考案の第3実施例の断
面図、第6図はこの考案の第4実施例の断面図、
第7図A,Bはこの考案の第3実施例の平面図と
一部切欠正面図、第8図は従来のプーリを用いた
ベルト伝達の撹拌機の構成図を示す。 10……プーリ、11……回転軸、13……支
持台、14……クサビ部材、15……プーリ円
板、16……ボルト、20……ベルト、21……
プーリ、22……駆動軸、25……誘導電動機、
30……ベルト伝達装置、31……ハウジング,
32……保守蓋体、33……通気孔、34……保
守開孔、36……出力フランジ、40……張力調
整装置、43……テンシヨンプーリ、50……点
検カバー。
Claims (1)
- 回転動力源に連結する駆動軸、及び該駆動軸の
回転が伝達され、かつスクリユー等の撹拌手段が
装着される従動軸をこの両軸の軸間距離が移動し
ないように機枠に枢支し、この両軸にベルトが張
張されるプーリを固着し、この両プーリの少なく
とも一方は、軸に固着される支持台と該支持台上
に沿つて他方のプーリに向けて移動することので
きるプーリ円板を有し、該プーリ円板の前記支持
台に対する固着を解除して前記プーリ円板を他方
のプーリに向けて移動しベルトを交換するように
したことを特徴とする攪拌機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3790887U JPH0422817Y2 (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3790887U JPH0422817Y2 (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63144831U JPS63144831U (ja) | 1988-09-22 |
JPH0422817Y2 true JPH0422817Y2 (ja) | 1992-05-26 |
Family
ID=30849656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3790887U Expired JPH0422817Y2 (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0422817Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-17 JP JP3790887U patent/JPH0422817Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63144831U (ja) | 1988-09-22 |
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