JP2566765B2 - 動力伝達車 - Google Patents

動力伝達車

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、伝動用の円板車と回転軸との相互間で動
力伝達を行う動力伝達車に関し、特に円板車の回転中心
軸が取付回転軸芯に対して同軸ないし偏心させ得る動力
伝達車に関する。
〔従来の技術〕
第5図(A),(B),(C)はいずれも従来の伝導
体の一例としてVベルト或いはスクラムベルトなどの回
転軸芯の方向に所定の幅、厚さを持った伝導体に対応し
た動力伝達車を用いている伝達装置の概略構成を示す。
同図(A)は出力軸O1と入力軸O2の軸間距離aが長い例
を、同図(B)は軸間距離bが比較的短かく張力車4の
移動量が多い例を、同図(C)は軸間距離Cが更に短く
張力車4の移動量が少ない例をそれぞれ示している。
一般にこの種の伝達装置では、出力軸O1には攪拌機、
圧縮機、送風機などのように重量の大きい負荷が取付け
られているため、ベルト3の交換に際しては、いずれの
場合も入力軸O2を移動し、伝達車2からベルト3を外し
交換する。特に同図(B),(C)の例ではテンション
プーリ4の背圧をスプリング6の解放によって取り去
り、軸O4を中心にプーリ4を回動して軸O3を移動させて
から行う。
この場合、第5図(B)は背圧の解放後はすでにベル
ト3′の張力が除去された場合の例を、また第5図
(C)は背圧解放後にもベルト3″に大きな張力がなお
も残存している場合の例をそれぞれ示している。前者で
は実際にベルト3′に厚みがあるためV溝から取外れな
いので、軸O2を軸O1の方向に移動してから取外すことが
必要であり、また後者では、軸O2を移動し一担ベルト
3″に印加されているベルト張力などの外力を除去し、
続いてベルトをV溝から取外すため更に移動し両者を加
算した量だけ軸O2を移動してから、ベルト3″を取外す
ことが始めて可能になる。
〔問題点〕
第5図(A),(B),(C)のいずれの例も、出力
軸O1または入力軸O2のいずれかを移動させなければ、伝
導体3の交換保守は不可能であるため、負荷装置また電
動機等を移動するための摺動機構が不可欠である。
特に、この種の回転軸の摺動機構は、負荷装置側の回
転軸または原動機側の回転軸と一体であるため、重量物
である負荷装置または原動機自体を同時に移動させる方
式が一般的である。このことは従来のプーリ伝達車を張
帯電動機類に適用した場合には安価である反面、全体構
成がコンパクト化できず,更にはこの張帯類に損傷を与
えずに着脱する操作性や、伸びに対する保守管理性は著
しく煩雑さを伴う欠点がある。
またこの種の動力伝達車で、伝達円板車を頻繁に交換
して回転数を変更したり消耗部分を交換する場合にも、
従来の伝達車にあってはギャプーラ等の特殊工具類を用
意しなければ軸から取外せず、更に芯出し或いはアライ
メント調整などの複雑な作業が不可欠である。
〔目的〕
この発明は、伝導張帯の張力などの外力が常時印加さ
れている場合あるいは既に該外力が除去されている場合
に拘わらず、回転軸自体を移動させず移動円板車のみを
単独に着脱したり或いは移動させ、移動円板車の回転中
心と回転軸芯とを互に同軸または偏心させながら、回転
軸と移動円板車との間で適正な動力伝達を行わせる動力
伝達車を提供するものである。
〔問題点を解決するための技術的手段〕
この第一の発明の動力伝達車では、ブッシュと、支持
台と、移動円板車とからなる動力伝達車を装着する回転
軸とは別体で上記支持台を上記回転軸に組付し、この移
動円板車が上記支持台とブッシュとで挾み込むと共に、
上記移動円板車と回転軸との相互間の動力伝達が上記支
持台を介在して伝達させたものである。
また第二の発明の動力伝達車では、第一の発明の構成
に加えて動力伝達車の停止中にもその移動円板車に外力
が印加されている場合のように、この外力に抗して移動
円板車の回転中心と回転軸の軸芯とを互に同軸または偏
心させるため上記支持台または上記ブッシュに施したネ
ジ巻上体によって上記移動円板車を該軸芯と垂直の方向
に摺動させるための偏心装置を施されたものである。
〔作用〕
第一の発明では、支持台を回転軸と別体に取付けたの
で、ブッシュを抜取ったときに移動円板車を単独で取り
外したり或いは支持台面に沿って自在に偏心摺動させる
ことが極めて簡易にできる。またブッシュを組付けたと
きには移動円板車をブッシュと支持台とで挾持するので
安定した動力伝達を可能になる。従ってブッシュを抜取
って移動円板車を偏心させれば、負荷装置や原動装置と
連結した回転軸自体を移動させなくても、部品類の交換
など補修作業が迅速かつ簡易に達成できる。
第二の発明では、この動力伝達車に外力が常時印加さ
れているような場合にも、移動円板車を偏心装置のネジ
巻上体の操作により徐々に偏心させて外力を緩やかに除
去した後に第一の発明と同様の操作ができ、その後に復
帰させるときには再び外力を付与させて元の状態に復帰
させることができる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例動力伝達車を示し、同図
(A)は縦断面図、同図(B)は平面図である。
第1図において、10は動力伝達車であり、回転軸11に
取付けられている。動力伝達車10は、次のような主要な
構成部分から構成される。すなわち回転軸11に別体で装
着される支持台12と、この支持台12に施した平面部12a
で案内されながら、この平面部上を偏心摺動する移動円
板車13と、さらに移動円板車13と回転軸11または支持台
12との間に介在させたブッシュ14とで構成されている。
本実施例では動力伝達車10がプーリに適用されている
例で以下に説明する。まず移動円板車13は第2図の通り
中央部に貫通口13fが、また外周部13aにはV溝13bが、
更に放射状に4つの長穴13cが施されている。また支持
台12は動力伝達のためキー17を介して回転軸11に配置さ
れており、上方の平面部12aには円板車13が配置され、
ブッシュ14の着脱に伴い軸11と同軸位置または偏心位置
に摺動可能に構成される。そこで移動円板車13は運転時
には回転軸11との間では支持台12に施したクランプ手段
としての固着装置15によって支持台12を介して動力伝達
される。
一方、ブッシュ14は、内筒側が回転軸11にまた外筒側
が移動円板車13のボス部13dの内筒に一致するように形
成された円筒部14aと、閉止部14bとからなる。この閉止
部14bはネジ巻上体16が施され、ブッシュ14を回転軸の
軸芯と同軸に係止している。すなわち閉止部14bに設け
た貫通孔14cに設けたネジ巻上体16は、上側係止体とし
て働く頭部16aと、下側係止体16bとを上下に配し、或る
程度の余裕をもって組付けられている。ネジ部16cを着
脱するのに応じてブッシュ14がこれ等係止体の作用で着
脱される。なおブッシュ14をボス13dに固定しも良い。
この様な構成において、動力伝達車10が伝達車として
機能する通常の運転状態では、固着装置としてのクラン
プ手段15およびネジ巻上体16は係止しており、しかも移
動円板車13は伝導体が巻掛けされていても、ブッシュ14
はボス13dと回転軸11との間に介在しているので、移動
円板車13の回転中心軸と回転軸11の軸芯は常時一致し、
同軸状態が保証される。しかも円板車13は支持台12にク
ランプ手段15で固着しているため、支持台12上を滑るこ
とはない。なお、ここでクランプ機能とは動力伝達機能
を果すことを示し、ボルト15にて円板車と支持台との間
の動力伝達することを意味する。
次に第2図(A),(B)は本実施例の動力伝達車10
をプーリ伝達車として用いた際の伝導体の交換作業を行
う手順を示す説明図である。例えば既に第5図(B)の
場合に述べた様にテンションプーリ4の背圧を解除する
と伝達車10は伝導体3との密着状態から解放されてい
る。この場合には、移動円板車13にはモーメントないし
外力が加わっていないので、第2図(A)のようにネジ
巻上体16によりブッシュ14の取外しが容易に可能であ
る。このときボス13dの回転軸11の間および伝達部13aの
内壁面と支持台12の外縁壁との間は少くとも伝導体3を
溝13bから取外すのに必要な移動量L以上に隔てられて
構成されている。従って第2図(B)の通り移動円板車
13の回転中心軸Cは、回転軸11の軸芯Oは距離Lだけ摺
動できる状態となる。そこでこの実施例ではクランプ手
段のうち第1図(B)のように移動方向に長穴13cの方
向が向けられていない方の手段15bを取り外し、クラン
プと摺動ガイドの両機能を持つ手段15aを緩めるだけで
円板車13は支持台12上を移動させることができる。この
ときクランプ手段としてのボルト15は円板車13を軸芯と
垂直方向に摺動するのを案内すると共にボルト頭による
円板車13の抜止機能を果す案内装置として働く。従っ
て、この実施例ではクランプ手段15を固定装置15bと、
案内装置15aと同種のボルトで構成したが、初めから別
体で構成しても良く、その際は案内装置15aは円板車13
が支持台12を当初から締め込む構成にする必要はない。
続いて、円板車13を移動して、第2図(B)のように
距離lが得られ伝導体3の取外しが達成される。再び伝
導体3を伝達車10に巻掛けするには、この逆の手順で作
業ればよい。
〔他の実施例〕
第3図(A),(B)はこの発明の他の実施例の動力
伝達車を示しており、この場合にもプーリ伝達車に適用
した場合の例で説明する。この実施例では第1図の実施
例の動力伝達車10の円板車13の回転中心軸Cをこれに加
わる外力に抗して強制的に軸心Oと同軸ないし偏心させ
る偏心装置29を施した例を示している。
すなわち、本実施例では、従来例の第5図(C)に示
した様に、テンションプーリ4を移動して、伝導体3へ
の背圧を解除した際にも伝導体3と円板車13との間に大
きな張力が残存し、円板車13に外力が常時作用している
場合に特に有効な例である。
第3図(A),(B)において、ボルト26と基準スタッ
トボルト27とが施され、受座28のネジ溝を貫通した2つ
のネジ巻上体25の一方を締上げ他方を緩めて移動円板車
13の中心軸を回転軸11の軸芯に一致させる。さらにこの
際の円板車13の摺動を伝導体3の張力に抗して行う必要
上、本実施例では2つのガイドレール12cが支持台12
に、また溝13eが円板車13に施されたガイド手段すなわ
ち案内装置を形成し、これもこの例では偏心装置29の一
部となっている。円板車13の中心軸Cが回転軸芯Oに復
帰した後は、四つのクランプ手段15の締め付けで作業が
完了する。
続いて、第4図は、さらに本発明の別の実施例動力伝
達車の断面図であり、この場合は動力伝達車をスプロケ
ットに適用した例を示す。この例も、第3図実施例と同
様に円板車13を強制的に摺動させる偏心装置を持つと共
に、通常の運転時にはクランプ手段15を用いることな
く、中心位置決め機能を持つブッシュ14自体に更にクラ
ンプ機能をも兼ねそな得ている周知のクランプブッシュ
30を組み込んだ例である。
クランプブッシュ30はインナ部材31とアウタ部材32と
の各テーパ部34が複数のボルト33によって相互の厚味を
変化させボス13dと回転軸11間をクランプしている。ク
ランプブッシュ30の作用は、既に周知であるので、ここ
でその詳細は省略するが、両部材31,32間に図示しない
抜止ネジにてインナ部材31のみをアウタ部材32と分離し
て徐々に抜取ることが可能である。その際チェーンによ
る外力が印加している場合には、インナ部材31の抜取量
ないし着脱量に応じてスプロケット円板車13は支持台12
上をその外力の方向に偏心し始める。したがって、この
場合にも第3図の実施例と全く同様に各部材31,32のテ
ーパ部34自体が、締付ボルト23と抜止ネジとの双方がネ
ジ巻上体として働くことを利用し、強制的に円板車13を
垂直方向に摺動させる偏心装置29として同時に作用す
る。
続いて、インナ部材31で円板車に加わる外力を除去し
た後、締付圧力を除去されたアウタ部材32は容易に抜取
りが可能で、所定の間隙Lを移動できる。なお、インナ
部材31を抜取る際に、抜止ネジ手段としての第一のネジ
巻上体にてアウタ部材32と分離し、その後円滑な抜取り
のために、第1図,第3図実施例の様なブッシュ14の閉
止部14bと、その貫通孔に施した第二のネジ巻上体16と
を一体で本実施例のインナ部材31に施し、二つのネジ巻
上体で構成することも当業者に容易であり、円板車13の
偏心摺動を円滑に行い得る。
またクランプ機能と中心位置決めのためのセンタリン
グ機能とを行うクランプブッシュとしては、周知のもの
が多種存在し、例えばテーパ部に階段上に多数設けたイ
ンナおよびアウタ部材からなるもの等があるが、クラン
プブッシュ30としては他の形式のものでもよい。更には
圧力媒体を封入しピストンを介在してクランピングボル
トで加圧する形式でも良く、更に複数のクランプブッシ
ュを複合する形式のものでも良いことは明白である。
なお、第4図の実施例では、第1図,第3図に示すよ
うにボルト15a,15b(破線参照)からなる固着装置と、
或いは摺動の案内のためのボルト15aまたはスタッド27
および長穴13cなどからなる案内装置を別々に付加して
も良い。また第3図のような偏心装置として巻上機25、
ガイドレール装置12c,13eを付加してもよい。また、ク
ランプブッシュ30が移動円板車13を回転軸11にクランプ
している場合を示したが、本実施例の場合でも第3図の
ような複数のクランプ手段としてのボルト15を付加して
も良く、この場合は支持台12は回転軸11との間にキー17
を介在させなくても良い。
上述の実施例ではVベルトおよびチェーンなどの伝達
体に適する伝達車で説明したが、アイドラー・ホイー
ル、ギヤ、ドラムなど軸と円板車との間で動力伝達を果
すならば如何なる型式でも良く、張帯の有無形状,種類
などに制約されるものではないことは明白である。
〔発明の効果〕
この第一の発明によれば、移動円板車が、回転軸とは
別体で施した支持台とブッシュとの間で挾み込まれ、ブ
ッシュのみを着脱するだけで、移動円板車をきわめて容
易に偏心摺動させることができるだけでなく、同円板車
の着脱交換も特殊工具等を使用せずにきわめて簡易に交
換が可能になる。特に回転軸と円板車との間の動力伝達
を支持台を介して行い得ることから、例えば伝達機にお
けるプーリ、歯車、スプロケットなどのように変速比を
変更したい場合にも特殊な工具を使用すること無く、ボ
ルト類の簡易な工具のみで迅速に交換できる利点があ
る。特に、例えば、Vベルト用プーリ或いは斜歯の歯車
のように張帯や相手歯車とかみ合い状態の円板車にあっ
ては、直接軸芯方向に抜取ることが不可能な場合がある
が、斯かる場合に回転軸またはこの軸と一体の原動機、
負荷装置などの機器類ごと移動させなくても、該軸に対
して移動円板車のみを単独で偏心摺動させることが出来
るため、この円板車自体の交換がきわめて迅速に行うこ
とができる。
また第二の発明のように、移動円板車に常時外力が印
加されている様な時には、ネジ巻上体によって移動円板
車を徐々に軸心に垂直の方向に任意に偏心させることが
出来るため、その外力を徐々に除去してから、これ等の
機能を果す利点がある。更に、この種の動力伝達車を例
えば張帯伝達機に適用すると回転軸を移動することなく
円板車のみを単独で同軸ないし偏心操作ができるため、
張帯の交換保守が軸を移動させないで実現することがで
きるから、ベルト伝達機でありながら歯車伝達機と全く
同時に入出力軸およびこれ等に連なる機器を一体に組付
けした新たな動力伝達機の分野を具現化できる効果があ
るため、その工業的な価値はきわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図(A),(B)はこの発明の一実施例動力伝達車
の断面図、平面図で 第2図(A),(B)は同実施例装置を張帯伝達機に適
用した際の張帯取外し手順を示す動作説明図で、さらに 第3図(A),(B)はこの発明の他の実施例動力伝達
車の断面図、平面図 第4図はこの発明の更に他の実施例の動力伝達車として
クランプブッシュを用いた場合の断面図 第5図は従来の動力伝達車を用いた伝達機の動作説明図
である。 10…動力伝達車、11…回転軸、12…支持台、13…移動円
板車、14…ブッシュ、15…クランプ手段、15a…固着装
置、15b…案内装置、16…ネジ巻上体、17…キー、25…
ネジ巻上体、12c…ガイドレール、29…偏心装置、39…
クランプブッシュ

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸芯と同軸でかつ着脱自在に配置され
    るブッシュと、回転軸と別体に形成され該回転軸に装着
    される支持台と、上記ブッシュと係合中に回転中心が該
    回転軸芯と同軸にまた上記ブッシュの抜取時に上記支持
    台面に沿って偏心摺動する移動円板車とからなり、上記
    移動円板車は上記ブッシュおよび支持台にて挾持され、
    上記回転軸と上記移動円板車との相互間の動力伝達が上
    記支持台を介在して伝達されてなる動力伝達車。
  2. 【請求項2】上記移動円板車は、上記回転軸との間で動
    力伝達を行うクランプ・ブッシュを介在させてなる特許
    請求の範囲第1項記載の動力伝達車。
  3. 【請求項3】上記ブッシュは、互にテーパ部をもつイン
    ナ部材とアウタ部材とネジ巻上体とからなるクランプ・
    ブッシュで構成してなる特許請求の範囲第2項記載の動
    力伝達車。
  4. 【請求項4】上記ブッシュは、圧力媒体を封入しピスト
    ンをネジ巻上体で加圧するクランプ・ブッシュで構成し
    てなる特許請求の範囲第2項記載の動力伝達車。
  5. 【請求項5】上記支持台は、上記回転軸との間でキー装
    置またはクランプ装置を介して動力伝達されてなる特許
    請求の範囲第1項記載の動力伝達車。
  6. 【請求項6】上記支持台は、上記移動円板車との間で固
    着装置を介して動力伝達されてなる特許請求の範囲第5
    項記載の動力伝達車。
  7. 【請求項7】上記支持台は、上記移動円板車の抜取を阻
    止すると共に回転軸芯に垂直方向への摺動を案内する案
    内装置を有する特許請求の範囲第5項記載の動車伝達
    車。
  8. 【請求項8】上記支持台に施す案内装置は、上記移動円
    板に施した長穴と、この長穴を貫通して上記支持台に取
    付けたボルトとで構成してなる特許請求の範囲第7項記
    載の動力伝達車。
  9. 【請求項9】回転軸芯と同軸でかつ着脱自在に配置され
    るブッシュと、回転軸と別体に形成され該回転軸に装着
    される支持台と、上記ブッシュと係合中に回転中心が該
    回転軸芯と同軸にまた上記ブッシュの抜取時に上記支持
    台面に沿って偏心摺動する移動円板車とからなり、上記
    移動円板車は上記ブッシュおよび上記支持台にて挟持さ
    れ、上記回転軸と上記移動円板車との相互間の動力伝達
    が上記支持台または上記ブッシュを介在して伝達され、
    さらに常時外力を印加される上記移動円板車が該外力に
    抗して該回転中心と上記回転軸の軸芯とを同軸または偏
    心させるため上記支持台または上記ブッシュに施したネ
    ジ巻上体によって上記移動円板車を摺動させる偏心装置
    を施されてなる動力伝達車。
  10. 【請求項10】上記移動円板車に加わる外力は、上記移
    動円板車に巻掛される張帯による張力である特許請求の
    範囲第9項記載の動力伝達車。
  11. 【請求項11】上記ブッシュは、上記回転軸の軸芯と同
    軸位置でかつ該ブッシュに施した閉止部に上部および下
    部係止部をもつ上記ネジ巻上体を有してなる特許請求の
    範囲第9項または第10項記載の動力伝達車。
  12. 【請求項12】上記ネジ巻上体は、上記ブッシュを形成
    している互にテーパ部をもつインナ部材とアウタ部材と
    の相互間を当接させる別のネジ巻上体を含んでなる特許
    請求の範囲第10項または第11項記載の動力伝達車。
  13. 【請求項13】上記偏心装置は、上記外力の付与または
    解除を上記ブッシュの上記インナおよびアウタ部材のテ
    ーパ部で構成してなる特許請求の範囲第12項記載の動力
    伝達車。
  14. 【請求項14】上記偏心装置は、上記移動円板車と上記
    支持台との間に設けた調整ボルトにより上記外力に抗し
    て巻上げてなる特許請求の範囲第9項または第10項記載
    の動力伝達車。
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