JPH04228160A - テープリール - Google Patents
テープリールInfo
- Publication number
- JPH04228160A JPH04228160A JP8875191A JP8875191A JPH04228160A JP H04228160 A JPH04228160 A JP H04228160A JP 8875191 A JP8875191 A JP 8875191A JP 8875191 A JP8875191 A JP 8875191A JP H04228160 A JPH04228160 A JP H04228160A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- tape
- reel
- flange
- tape reel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 6
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 101100334009 Caenorhabditis elegans rib-2 gene Proteins 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はテープカセットに適用し
て好適なテープリールの改良に関する。
て好適なテープリールの改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】以下に、従来のテープリールのハブの構
造について、図５及び図６を参照して説明する。図５Ａ
及び図６Ａに於いて、１はハブを全体として示し、これ
は夫々円筒状で、同軸心の最外周ハブ部１ａ、中間周ハ
ブ部１ｂ及び最内周ハブ部１ｃを有する。各ハブ部１ａ
，１ｂ及び１ｃ間の間隙には、夫々一定角間隔を以て複
数のリブ２ａ，２ｂが配されている。最外周ハブ部１ａ
はテープ巻装部となり、その一部にテープクランパ４が
設けられている。最内周ハブ部１ｃの内側はＶＴＲ等の
磁気記録再生装置のリール軸に対する係合孔とされ、所
定角間隔を以て配された複数個の爪３ａが設けられてい
る。かかるハブ１は図示せざるも、円板状のフランジ上
の中心部に配され、フランジと共に、プラスチック材料
を用いて一体成形にて作られている。
造について、図５及び図６を参照して説明する。図５Ａ
及び図６Ａに於いて、１はハブを全体として示し、これ
は夫々円筒状で、同軸心の最外周ハブ部１ａ、中間周ハ
ブ部１ｂ及び最内周ハブ部１ｃを有する。各ハブ部１ａ
，１ｂ及び１ｃ間の間隙には、夫々一定角間隔を以て複
数のリブ２ａ，２ｂが配されている。最外周ハブ部１ａ
はテープ巻装部となり、その一部にテープクランパ４が
設けられている。最内周ハブ部１ｃの内側はＶＴＲ等の
磁気記録再生装置のリール軸に対する係合孔とされ、所
定角間隔を以て配された複数個の爪３ａが設けられてい
る。かかるハブ１は図示せざるも、円板状のフランジ上
の中心部に配され、フランジと共に、プラスチック材料
を用いて一体成形にて作られている。
【０００３】図５Ａのハブ１に於いては、リブ２ａ，２
ｂが同一放射線上に配され、爪３ａはリブ２ａ，２ｂの
中間の放射線上に配されている。又、図６Ａのハブ１に
於いては、リブ２ａ，２ｂ及び爪３ａが共に同一放射線
上に配されている。
ｂが同一放射線上に配され、爪３ａはリブ２ａ，２ｂの
中間の放射線上に配されている。又、図６Ａのハブ１に
於いては、リブ２ａ，２ｂ及び爪３ａが共に同一放射線
上に配されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ハブ１にテ
ープが巻装されると、ハブ１は軸心方向に力を受け、テ
ープの巻装量が多くなると、図５Ａ及び図６Ａのハブ１
は、夫々図５Ｂ及び図６Ｂに示す如く、各ハブ部１ａ，
１ｂ及び１ｃが放射方向に凹又は凸に変形する。
ープが巻装されると、ハブ１は軸心方向に力を受け、テ
ープの巻装量が多くなると、図５Ａ及び図６Ａのハブ１
は、夫々図５Ｂ及び図６Ｂに示す如く、各ハブ部１ａ，
１ｂ及び１ｃが放射方向に凹又は凸に変形する。
【０００５】ところが、図５Ａ及び図６Ｂのハブ１に於
いては、ハブ部１ａ，１ｂ及び１ｃ間の間隙に夫々配さ
れたリブ２ａ，２ｂが同一放射線上に配されているため
、テープ巻装量がかなり多い場合には、テープ巻装によ
り最外周のハブ部１ａが受ける軸心方向の力が、リブ２
ａ，２ｂを介して最内周リブ部１ｃに強力に伝達される
ため、係合孔３がかなり縮小変形し、この係合孔に対す
るリール軸の挿脱が頗る困難になるという欠点があった
。
いては、ハブ部１ａ，１ｂ及び１ｃ間の間隙に夫々配さ
れたリブ２ａ，２ｂが同一放射線上に配されているため
、テープ巻装量がかなり多い場合には、テープ巻装によ
り最外周のハブ部１ａが受ける軸心方向の力が、リブ２
ａ，２ｂを介して最内周リブ部１ｃに強力に伝達される
ため、係合孔３がかなり縮小変形し、この係合孔に対す
るリール軸の挿脱が頗る困難になるという欠点があった
。
【０００６】かかる点に鑑み、本発明は、ハブに対する
テープ巻装による、リール軸に対する係合孔の縮小変形
の程度を少なくすることのできるテープリールを提案し
ようとするものである。
テープ巻装による、リール軸に対する係合孔の縮小変形
の程度を少なくすることのできるテープリールを提案し
ようとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、フランジ５と
、このフランジ５の中心部に設けられたハブ１とを有し
、このハブ１は同軸心のＮ（≧３）個のハブ部１ａ〜１
ｃと、その各間隙に夫々配された各複数のリブ２ａ，２
ｂと、Ｎ個のハブ部１ａ〜１ｃのうちの最内周ハブ部１
ｃに設けられた、リール軸に対する係合孔３とから構成
されて成るテープリールに於いて、Ｎ個のハブ部１ａ〜
１ｃの各間隙の隣接するもの１ａ，１ｂ；１ｂ，１ｃ同
士に設けられた各複数のリブ２ａ，２ｂの相対位置を異
ならしめるようにしたものである。
、このフランジ５の中心部に設けられたハブ１とを有し
、このハブ１は同軸心のＮ（≧３）個のハブ部１ａ〜１
ｃと、その各間隙に夫々配された各複数のリブ２ａ，２
ｂと、Ｎ個のハブ部１ａ〜１ｃのうちの最内周ハブ部１
ｃに設けられた、リール軸に対する係合孔３とから構成
されて成るテープリールに於いて、Ｎ個のハブ部１ａ〜
１ｃの各間隙の隣接するもの１ａ，１ｂ；１ｂ，１ｃ同
士に設けられた各複数のリブ２ａ，２ｂの相対位置を異
ならしめるようにしたものである。
【０００８】
【作用】かかる本発明によれば、ハブ１にテープ巻装に
よって軸心に向かう力が加えられた場合、各複数のリブ
２ａ，２ｂの軸心に向かう方向の変位は、夫々リブ部１
ｂ，１ｃの変形によって、かなり吸収され、ハブ１に対
するテープ巻装による、リール軸に対する係合孔３の縮
小変形の程度が少なくなる。
よって軸心に向かう力が加えられた場合、各複数のリブ
２ａ，２ｂの軸心に向かう方向の変位は、夫々リブ部１
ｂ，１ｃの変形によって、かなり吸収され、ハブ１に対
するテープ巻装による、リール軸に対する係合孔３の縮
小変形の程度が少なくなる。
【０００９】
【実施例】以下に、図１〜図４を参照して、本発明をデ
ジタルＶＴＲのテープカセットに適用した一実施例を詳
細に説明する。先ず、図１及び図２を参照して、テープ
リールの構造を説明するも、図１及び図２に於いて、図
５及び図６と対応する部分には同一符号を付して説明す
る。１はハブを全体として示し、これは外周に歯５ａが
形成された円板状のフランジ５の中心部に植立され、フ
ランジ５と共に、プラスチック材料を用いて一体成形さ
れる。又、ハブ１の遊端には他の円板状のフランジ６が
固着され、両フランジ５，６はハブ１を介して、互いに
略平行に対向せしめられる。
ジタルＶＴＲのテープカセットに適用した一実施例を詳
細に説明する。先ず、図１及び図２を参照して、テープ
リールの構造を説明するも、図１及び図２に於いて、図
５及び図６と対応する部分には同一符号を付して説明す
る。１はハブを全体として示し、これは外周に歯５ａが
形成された円板状のフランジ５の中心部に植立され、フ
ランジ５と共に、プラスチック材料を用いて一体成形さ
れる。又、ハブ１の遊端には他の円板状のフランジ６が
固着され、両フランジ５，６はハブ１を介して、互いに
略平行に対向せしめられる。
【００１０】ハブ１は、互いに同軸心Ｘに配され、夫々
円筒状の最外周ハブ部１ａ、中間周ハブ部１ｂ及び最内
周ハブ部１ｃと、ハブ部１ａ，１ｂの間隙に６０°置き
に配された６個の板状リブ２ａ及びハブ部１ｂ，１ｃの
間隙に６０°置きに配された、板及び円柱の連結体から
成る６個のリブ２ｂと、最内周ハブ部１ｃの内側に設け
られた、３０°置きに配された１２個の爪３ａを有する
、リール軸に対する係合孔３とから一体的に構成される
。この場合、ハブ部１ａはハブ部１ｂ，１ｃに比しその
高さが大となっている。
円筒状の最外周ハブ部１ａ、中間周ハブ部１ｂ及び最内
周ハブ部１ｃと、ハブ部１ａ，１ｂの間隙に６０°置き
に配された６個の板状リブ２ａ及びハブ部１ｂ，１ｃの
間隙に６０°置きに配された、板及び円柱の連結体から
成る６個のリブ２ｂと、最内周ハブ部１ｃの内側に設け
られた、３０°置きに配された１２個の爪３ａを有する
、リール軸に対する係合孔３とから一体的に構成される
。この場合、ハブ部１ａはハブ部１ｂ，１ｃに比しその
高さが大となっている。
【００１１】リブ２ｂは、隣接するリブ２ａ間の中間位
置に対応し、且つ隣接する爪３ａの中点位置に対応する
如く設けられている。
置に対応し、且つ隣接する爪３ａの中点位置に対応する
如く設けられている。
【００１２】７はＶＴＲの円柱状のリール軸を示し、そ
の周面には１２０°置きに３個の爪７ａが設けられ、テ
ープリールを支持する円板状のリール台８の中心部に一
体的に植立されている。
の周面には１２０°置きに３個の爪７ａが設けられ、テ
ープリールを支持する円板状のリール台８の中心部に一
体的に植立されている。
【００１３】他のフランジ６には、その中心部に円形の
突出部６ａが形成され、この突出部６ａはハブ１のハブ
部１ｂ，１ｃに支持されると共に、突出部６ｂに穿設さ
れた孔にリブ２ａ，２ｂが嵌合せしめられ、突出部６ｂ
とリブ２ｂの頂部との間の接着又は溶着により、フラン
ジ６がハブ１に取付けられる。又、フランジ６の突出部
６ａの周縁部はハブ部１ａと衝合して支持される。
突出部６ａが形成され、この突出部６ａはハブ１のハブ
部１ｂ，１ｃに支持されると共に、突出部６ｂに穿設さ
れた孔にリブ２ａ，２ｂが嵌合せしめられ、突出部６ｂ
とリブ２ｂの頂部との間の接着又は溶着により、フラン
ジ６がハブ１に取付けられる。又、フランジ６の突出部
６ａの周縁部はハブ部１ａと衝合して支持される。
【００１４】因みに、フランジ５，６の直径は１７８．
５ｍｍ、最外周ハブ部１ａの外形は５８ｍｍ、係合孔３
の内径は３２ｍｍである。
５ｍｍ、最外周ハブ部１ａの外形は５８ｍｍ、係合孔３
の内径は３２ｍｍである。
【００１５】次に、このテープリールの動作を説明する
。ハブ１のハブ部１ａにテープが多量に巻装されて、軸
心Ｘに向かう力が加えられると、ハブ部１ａの、リブ２
ａに対する中間部が軸心Ｘに向って凹み、リブ２ａは軸
心Ｘに向って変位する。かくすると、ハブ部１ｂの、リ
ブ２ｂに対する中間部が軸心Ｘに向って凹み、リブ２ｂ
は軸心Ｘに向って変位する。かくすると、ハブ部１ｃの
、リブ２ｂに対する対応部付近が軸心Ｘに向って凹み、
ハブ部１ｃ全体が縮小変形するが、その程度は僅かであ
る。又、ハブ部の個数を増せば、それだけ最内周ハブ部
の、リール軸に対する係合孔の縮小変形の程度は、一層
僅かになる。
。ハブ１のハブ部１ａにテープが多量に巻装されて、軸
心Ｘに向かう力が加えられると、ハブ部１ａの、リブ２
ａに対する中間部が軸心Ｘに向って凹み、リブ２ａは軸
心Ｘに向って変位する。かくすると、ハブ部１ｂの、リ
ブ２ｂに対する中間部が軸心Ｘに向って凹み、リブ２ｂ
は軸心Ｘに向って変位する。かくすると、ハブ部１ｃの
、リブ２ｂに対する対応部付近が軸心Ｘに向って凹み、
ハブ部１ｃ全体が縮小変形するが、その程度は僅かであ
る。又、ハブ部の個数を増せば、それだけ最内周ハブ部
の、リール軸に対する係合孔の縮小変形の程度は、一層
僅かになる。
【００１６】図３及び図４に、上述したテープリールを
用いたデジタルＶＴＲ用の大形のテープカセットを示す
。１０は供給及び巻取り用のテープリールを示し、Ｔは
これらリール１０に巻装される磁気テープを示す。図３
は、図４に示すテープカセットの筐体１１の下ハーフ１
２上にテープリール１０が配された状態を示す。１３は
、テープカセットの不使用時に、テープリールの回動を
阻止するための爪で、テープリールのフランジ５の外周
に形成された歯と噛合する。
用いたデジタルＶＴＲ用の大形のテープカセットを示す
。１０は供給及び巻取り用のテープリールを示し、Ｔは
これらリール１０に巻装される磁気テープを示す。図３
は、図４に示すテープカセットの筐体１１の下ハーフ１
２上にテープリール１０が配された状態を示す。１３は
、テープカセットの不使用時に、テープリールの回動を
阻止するための爪で、テープリールのフランジ５の外周
に形成された歯と噛合する。
【００１７】尚、テープリールのフランジ６は省略する
こともできる。
こともできる。
【００１８】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、ハブに対する
テープ巻装による、リール軸に対する係合孔の縮小変形
の程度を少なくすることができる。従って、係合孔に対
するリール軸の挿脱が困難になる虞は殆ど無くなる。よ
って、上述した例示寸法の如き大形のテープリールに、
多量のテープを巻装する場合に、頗る効果的である。
テープ巻装による、リール軸に対する係合孔の縮小変形
の程度を少なくすることができる。従って、係合孔に対
するリール軸の挿脱が困難になる虞は殆ど無くなる。よ
って、上述した例示寸法の如き大形のテープリールに、
多量のテープを巻装する場合に、頗る効果的である。
【図１】本発明によるテープリールの一部を示す平面図
【図２】本発明によるテープリールの断面図
【図３】図
１及び図２のテープリールを備えたテープカセットの下
ハーフを示す平面図
１及び図２のテープリールを備えたテープカセットの下
ハーフを示す平面図
【図４】テープカセットの側面図
【図５】従来のテープリールのハブの構造及びその変形
状態を示す平面図
状態を示す平面図
【図６】従来のテープリールのハブの構造及びその変形
状態を示す平面図
状態を示す平面図
【符号の説明】
１ ハブ
１ａ〜１ｃ ハブ部
２ａ，２ｂ リブ
３ リール軸に対する係合孔
５，６ フランジ
Claims (1)
- 【請求項１】 フランジと、該フランジの中心部に設
けられたハブとを有し、該ハブは同軸心のＮ（≧３）個
のハブ部と、その各間隙に夫々配された各複数のリブと
、上記Ｎ個のハブ部のうちの最内周ハブ部に設けられた
、リール軸に対する係合孔とから構成されて成るテープ
リールに於いて、上記Ｎ個のハブ部の各間隙の隣接する
もの同士に設けられた各複数のリブの相対位置を異なら
しめるようにしたことを特徴とするテープリール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8875191A JPH087972B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | テープリール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8875191A JPH087972B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | テープリール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04228160A true JPH04228160A (ja) | 1992-08-18 |
| JPH087972B2 JPH087972B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=13951610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8875191A Expired - Lifetime JPH087972B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | テープリール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH087972B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6311917B1 (en) * | 1997-09-10 | 2001-11-06 | Kenji Hashizume | Tape reel for tape cassette |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP8875191A patent/JPH087972B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6311917B1 (en) * | 1997-09-10 | 2001-11-06 | Kenji Hashizume | Tape reel for tape cassette |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH087972B2 (ja) | 1996-01-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |