JPH042272Y2 - - Google Patents

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JPH042272Y2
JPH042272Y2 JP8526384U JP8526384U JPH042272Y2 JP H042272 Y2 JPH042272 Y2 JP H042272Y2 JP 8526384 U JP8526384 U JP 8526384U JP 8526384 U JP8526384 U JP 8526384U JP H042272 Y2 JPH042272 Y2 JP H042272Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、建築又は構築時においてコンクリー
ト打設予定位置の側方に位置して組立てるコンク
リート型枠の組立姿勢保持用端太材や山留工事な
どにおける打込矢板の姿勢保持用端太材等に一端
を接当させて支持する支保杆に関するものであ
る。
<従来の技術> このような支保杆には種々雑多のものが使用さ
れているが、例えば第12図に示すような主杆部
02を外管021とこれに内挿した螺杆022と
で形成し、ハンドル05の回転によつて伸縮する
ようにし、これら外管021と螺杆022との先
端部にそれぞれベース板04と頂金具01とを固
定したものが多く用いられている。
<考案が解決しようとする問題点> しかし、通常これらの支保杆における頂金具0
1は丸状か角状かの相違はあつてもその支保作用
面は主杆部02の長手方向と直交する面上に位置
するようになされていて、主杆部との相対姿勢が
一定であるため、使用時において杭力作用方向が
主杆の長手方向に沿つている場合には充分用いる
ことができるが、杭力作用方向が主杆の長手方向
に沿わない姿勢として用いなければならないとき
には、工事振動によつて頂金具の接当部分が位置
ズレを起し、時として支保作用を果さなくなる危
険性を有していた。このことは使用時における主
杆の姿勢が水平姿勢の場合又はそれに近い傾斜姿
勢の場合であつてかつ、接当相手が端太材のよう
に接当面積の少ない場合に頻発する危険があつ
た。
<問題点を解決するための手段> 本考案はかかる危険性を解消するために、支保
杆の頂端部の構造として、主杆部の頂端を当該長
手方向と直交する切断端面とし、該端面の中心線
位置の少許一側に偏した位置から当該偏した側に
向けて下降傾斜する直線状に切断し、かつ、該主
杆部の頂端近く位置において前記中心線と平行な
ピン挿通孔を貫設した構造とし、他方、水平部と
その一側面から垂下する二つの垂下連設部を有
し、該垂下連設部62,62にはそれぞれピン挿
通孔を穿設した構造の連結金具を形成し、該連結
金具を枢支ピンによつて、前記ピン挿通孔を介し
て前記主杆部に貫設したピン挿通孔に枢着した構
造としたものである。
<作用> 本考案はこのような構造としたものであつて主
杆部の姿勢に対し頂端部における被支保体の姿勢
が傾斜姿勢となつている場合には、枢支ピンによ
つて主杆部に連結されている連結金具を主杆部の
傾斜切断面側に移行させて、主杆部の長手方向に
対し傾斜姿勢に安定させて用いることができるよ
うに構成したものであつて、所謂主杆部の頂端部
に位置して被支保体に接当する金具の姿勢を主杆
部の長手方向と直交する姿勢と傾斜する姿勢とに
適宜に選択し変更して用いることができるように
してある。
<実施例> 次に実施例構造について説明する。
(第1実施例) 先ず、支保杆における主杆部の一端頂部に連結
する金具が連結金具6とアダプタ1とからなつて
いる構造について説明する。
支保杆の全体的構造については、第6図に示し
たように、上方から下方に向けて、固定用金具で
あるボルト3によつて表裏向き変更自在に連結金
具6に固定されるアダプタ1、主杆部2の一端に
連結ピン27によつて連結された連結金具6、主
杆部2及び釘穴41……付のベース板4から構成
されている。主杆部2は上部外管23と下部外管
21とからなつていて、下部外管21にはストツ
プつまみ25によつて位置固定される鋸歯状ラツ
ク杆22が内挿されており、このラツク杆22の
上方に固着されたネジ杆24が上部外管23に内
装されている。上部外管23はその下端に回転自
在に取付けられた回転ハンドル5の回転によつて
上記ネジ杆24に対し上下位置変更する構造とな
つている。
連結金具6に連結して用いるアダプタ1は、第
5図に示したように、正方形状の底壁部11が図
において上面側(何れが表背という区別はない
が、説明の便宜上第5図における上面側を以下表
面側といい、下面側を背面側という)に周辺部を
残して少許表面側に突出して形成されていて、外
周縁の各辺縁から表面側に向けて周壁部12が直
線状に突出形成され、相対向する一対の周壁部に
角形に切除された角端太接当用凹部15,15が
形成され、他の一対の周壁部には円孤形に切除さ
れた丸端太接当用凹部14,14が形成され、前
記底壁部11には、前記角端太接当用凹部13,
13の中央に位置する部分に表面側に向けて突出
する位置決め用係合部15,15が突出形成さ
れ、前記丸端太接当用凹部14,14の中央に位
置する部分に背面側に向けて突出する位置決め用
係合部16,16が突出形成され、かつ、四隅近
く部分には釘打ち用小孔17……が、また中央に
はボルト挿通用の取付孔18が、それぞれ貫設さ
れている構造となつている。
また、本考案の要部の一つを構成する連結金具
6は、第4図に示したように正方形状の平坦部6
1とその相対向する両端縁から下方に向けて屈折
する垂下部62,62とからなる断面コの字形に
形成されていて、該垂下部62,62の中央には
前記上部外管23への取付用ピン挿通孔64,6
4がそれぞれ形成され、平坦部61には、その中
央部に下方へ向けて突出した筒部66を有するネ
ジ孔65が形成され、前記垂下部62,62と直
交する端縁部には半円形に切除した前記アダプタ
1における位置決め用係合部15,15又は1
6,16と嵌合するための位置決め用嵌合部6
3,63が形成されている構造となつている。
また、本考案の要部の一つを構成する前記上部
外管23の頂端部は、第1図に示すように、頂端
の一部が図において中心線のやや左に偏した位置
Pから約20°角傾斜した下降直線状に切断されて
いて、周壁には枢支ピン27挿通用の長孔26が
貫通形成された構造となつている。
而して、該長孔26に挿通されたピン27は前
記連結金具6のピン挿通孔64,64を貫通して
連結金具6を上部外管23に回転自由状態に枢着
している。該連結金具6は第1図、第2図に示し
たように、その平坦部61が上部外管23の上端
部に対して平行な姿勢(第1図の姿勢)と傾斜し
た姿勢(第2図の姿勢)とで安定するようになつ
ている。
前記のアダプタ1は、該連結金具6に対し、第
7,8図に示すように角端太接当用凹部13を利
用して角端太に接当させて用いる姿勢と、丸端太
接当用凹部14を利用して丸端太に接当させて用
いる姿勢と、この第7,8図に示した姿勢で平坦
部材に接当させて用いることと、第9図に示すよ
うに背面側を外面として固定し平坦部に接当させ
て用いる姿勢とにそれぞれ変更して用いることが
できるようになつている。
(第2実施例) 上記の実施例構造において、第10図に示すよ
うに、連結金具6の垂下壁62の上端部位置にも
位置決め用嵌合部63′を形成し(更に他方の垂
下壁上端にも形成してもよい)、アダプタ1の底
壁部11に形成した表背面側向き位置決め用係合
部15,15又は、16,16を90°角変位して
それぞれ突出形成(表面側向き係合部15は1ヶ
所でもよい)した構造とすると、角端太接当用凹
部13,13と丸端太接当用凹部14,14とが
共に連結金具6に対して枢支ピン27に軸に平行
する姿勢に固定できるので、共に第1図の水平姿
勢と第2図の傾斜姿勢とに用いることができる。
(第3実施例) 以上の第1、第2実施例では連結金具6に対し
てアダプタ1を固定して用いる場合についての構
造を示したが、連結金具6は、それ自体を被接当
部に接当させて用いればよいものであつて、第1
1図に示した実施例は連結金具6それ自体の構造
をコ字形金具部分60と上方開口箱形部分10と
を一体構造とし、垂下壁62,62の上方に位置
する箱形部分10の周壁に角形切除凹部13,1
3とその底中央部に更に丸形切除凹部14,14
とを形成した構造としたものである。
上記の実施例中にいう構造は次のように変更し
て実施してもよい。
第1実施例に示した垂下部62のピン挿通孔
64を長孔としたもの。
第1実施例に示したアダプタ1を使用せず、
連結金具6を接当金具としたもの。
アダプタ1を平板状に形成したもの。
主杆部2の頂端部の水平線に対する下降傾斜
角を10°〜45°の範囲内に形成したもの。
<考案の効果> 本考案は、以上の実施例説明からも明らかなよ
うに、主杆部を伸縮自在構造とした支保杆におい
て、該支保杆の一端部の構造を前記<問題点を解
決するための手段>の項に記載したとおりの構造
としたので、支保杆によつて支保する被支保部と
ベース板接当部との相対位置関係が平行になつて
いない場合であつても、連結金具を主杆部に対し
傾斜した姿勢に安定させることができるので、支
保中に工事振動などによつて支保杆の姿勢が変化
することが少なく安定した状態で支保作業を行な
うことができるという安全面での顕著な効果を期
待できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は第1実施例を示す図で、第
1図は要部の一部切欠側面図、第2図は同側面
図、第3図は同平面図、第4図は連結金具の斜視
図、第5図はアダプタの斜視図、第6図は支保杆
の全体斜視図、第7図は頂部の側面図、第8図は
同正面図、第9図は同側面図、第10図は第2実
施例を示す斜視図、第11図は第3実施例を示す
斜視図、第12図は従来構造例を示す支保杆の全
体斜視図である。 記号2は主杆部、Pは下降傾斜切除開始位置6
は連結金具、26及び64はピン挿通孔、27は
枢支ピン、61は水平部、62は垂下連設部を示
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 主杆部2を伸縮調節して使用する建築・構築
    用支保杆の頂端部構造であつて、主杆部2の頂
    端が当該長手方向と直交する切断端面とされ、
    該端面の中心線から少許一側に偏した位置Pか
    ら当該偏した側に向けて下降傾斜する直線状に
    切断され、かつ、該主杆部2の頂端近く位置に
    おいて前記中心線と平行なピン挿通孔26が貫
    設された構造とされ、他方、水平部61とその
    一側面から垂下する二つの垂下連設部62,6
    2を有し、該垂下連設部62,62にはそれぞ
    れピン挿通孔64,64が穿設された構造の連
    結金具6を形成し該連結金具6が枢支ピン27
    によつて、前記ピン挿通孔64,64を介して
    前記主杆部2のピン挿通孔26に枢着された構
    造とされている建築・構築用支保杆の頂端部構
    造。 連結金具6それ自体が被支保材に接当する金
    具である実用新案登録請求の範囲第項に記載
    の建築・構築用支保杆の頂端部構造。
JP8526384U 1984-06-07 1984-06-07 建築・構築用支保杆の頂端部構造 Granted JPS611555U (ja)

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JP8526384U JPS611555U (ja) 1984-06-07 1984-06-07 建築・構築用支保杆の頂端部構造

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JP8526384U JPS611555U (ja) 1984-06-07 1984-06-07 建築・構築用支保杆の頂端部構造

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JPS611555U JPS611555U (ja) 1986-01-08
JPH042272Y2 true JPH042272Y2 (ja) 1992-01-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62232750A (ja) * 1986-04-02 1987-10-13 Victor Co Of Japan Ltd 磁気記録及び/又は再生装置
JPH01113850U (ja) * 1988-01-27 1989-07-31
JP2607634B2 (ja) * 1988-07-29 1997-05-07 三菱電機株式会社 磁気記録再生装置
JP2567915B2 (ja) * 1988-05-31 1996-12-25 株式会社日立製作所 磁気記録再生装置
JPH071446Y2 (ja) * 1988-06-08 1995-01-18 ハシマ株式会社 型枠保持具

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JPS611555U (ja) 1986-01-08

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