JPH04227299A - スチームアイロン - Google Patents

スチームアイロン

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JPH04227299A
JPH04227299A JP12014191A JP12014191A JPH04227299A JP H04227299 A JPH04227299 A JP H04227299A JP 12014191 A JP12014191 A JP 12014191A JP 12014191 A JP12014191 A JP 12014191A JP H04227299 A JPH04227299 A JP H04227299A
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water
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spring
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベースの下面から適宜ス
チームを噴出させることのできるスチームアイロンに関
する。
【0002】
【従来技術】この種のスチームアイロンにおいては、ス
チーム用の水を収容する水タンクを設け、またヒータを
備えるベースの上面に蒸発室を形成し、この蒸発室に滴
下ノズルを臨ませ、この滴下ノズルを開閉機構を介して
開閉操作し、その開放により水タンク内の水を滴下ノズ
ルを通して蒸発室に滴下し、この水をベースの熱で蒸発
させてスチームとし、このスチームを順次ベースの下面
側に導いて噴出させるようになっている。
【0003】そして水タンクに対する注水および排水の
作業を容易にするために、水タンクをアイロン本体とは
別個のカセット式に構成し、アイロン使用時には水タン
クをアイロン本体に装着し、水タンクに対する注排水時
には水タンクをアイロン本体から取り外してその作業を
行なうことができるようにしたものが提供されている。
【0004】このように水タンクがカセット式に構成さ
れているスチームアイロンにおいては、水タンクの底部
に流出口が、上面にその流出口の開閉用の押しボタンが
それぞれ設けられ、水タンクをアイロン本体に装着した
状態のもとで上記押しボタンを操作して流出口を開放す
ることにより、水タンク内の水をその流出口を通してベ
ースの蒸発室内に供給することができるようになってい
る。そして水タンクをアイロン本体から取り外す際に、
上記押しボタンを再操作して流出口を閉じ、この状態で
水タンクを取り外すものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のスチームアイロンにおいては、押しボタンの再操
作を忘れて流出口が開放する状態のまま、水タンクをア
イロン本体から取り外してしまうと、その流出口から水
が漏れ、アイロン本体やその周辺などを汚してしまう難
点がある。
【0006】一方、ベースの温度がスチームを発生させ
る充分な温度に達していれば、滴下ノズルから滴下され
た水は速やかに蒸発してスチームとなり、したがってこ
のような状態のもとで滴下ノズルを開放操作すれば問題
がないが、しかしベースがスチームの発生適温に達して
いない状態、すなわち例えばアイロンの不使用時、ヒー
タへの通電直後の時、或いは使用途中に電源コードが室
内コンセントから抜き取られたような場合のもとで、滴
下ノズルが開放操作され、蒸発室内に水が滴下されると
、蒸発が適正に行なわれず、蒸発室内に水が溜まり、ベ
ースの腐蝕を招いたり、ベースの下面から水滴が漏れる
などという不具合が発生してしまう。
【0007】本発明はこのような点に着目してなされた
もので、その目的とするところは、水タンクをアイロン
本体から取り外した際には、その動作で自動的に水タン
クの流出口を閉止でき、またベースがスチームの発生適
温に達しない限り、蒸発室内に水が滴下されることがな
いスチームアイロンを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような目的
を達成するために、蒸発室およびこの蒸発室に連通する
噴出孔を有したベースとこのベースの上部に設けられた
ハンドルとを備えたアイロン本体と、このアイロン本体
の前部に着脱自在に設けられた水タンクと、この水タン
クの底部に設けられた流出口および上記アイロン本体か
ら水タンクを取り外したときに上記流出口を閉状態とす
る弁機構と、上記水タンクのアイロン本体に対する装着
に応じて上記弁機構を開放保持する開放体と、上記水タ
ンク内を上記流出口を通して上記蒸発室内へ連通させた
導水路と、この導水路を開閉する開閉機構と、この開閉
機構の動作をスプリングの付勢力により拘束して上記導
水路を常閉する拘束機構と、上記ベースの温度がスチー
ム発生適温に達した際にその温度を感知して動作する感
熱応動体を有しこの感熱応動体の動作で上記拘束機構を
上記スプリングに抗して動作させて上記開閉機構に対す
る拘束を解除する熱応動解除機構とを具備するようにし
たものである。
【0009】
【作用】水タンクをアイロン本体から取り外すと、水タ
ンクの弁機構が開放体から離脱し、この動作で弁機構に
より水タンクの流出口が閉じられ、その内部の水の流出
が防止される。
【0010】またベースがスチーム発生適温よりも低い
温度のときには、開閉機構の動作がスプリングにより拘
束され、この拘束により導水路が常閉され、蒸発室内へ
の水の滴下が阻止される。そしてこのような状態からベ
ースの温度がスチーム発生適温にまで上昇すると、感熱
応動体が動作し、この動作で上記スプリングに抗して開
閉機構に対する拘束が解除され、この解除により導水路
の開放、つまり蒸発室内への水の滴下が可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0012】図中1はアイロン本体、2はアイロン本体
1の前部に着脱自在に設けれたカセット式の水タンクで
ある。アイロン本体1は、ベース3の上面をカバー4で
覆い、このカバー4の上面に遮熱板5を設け、さらにこ
の遮熱板5の上面にハンドル6を取け付けてなる。
【0013】ベース3にはヒータ7が鋳込まれていると
ともに、上面に蒸発室8、分流室9、案内室10が形成
され、これら各室8,9,10の上面が共通の蓋板11
で気密的に閉塞され、この蓋体11の上方側に導水体1
2が設けられている。
【0014】蓋体11には分流室9に対向して開口13
が形成され、この開口13の上方に弁ケース14が設け
られている。そして上記蒸発室8は上記弁ケース14か
ら開口13を通して分流室9に連通し、また案内室10
に対しては直接連通している。そして分流室9および案
内室10にはそれぞれベース3の下面側に連通する噴出
孔15,16が設けられている。
【0015】水タンク2は例えば合成樹脂で形成され、
上面から見た形状がほぼU字状をなし、その両側部がハ
ンドル6の前端側の両側部に跨がるように配置している
。水タンク2の底部には流出口17および弁機構18が
設けられ、弁機構18は支持体19に摺動自在に支持さ
れた弁杆20の中間部に円板状の弁体21を取け付け、
この弁体21をスプリング22を介して上記流出口17
の配置側、つまり流出口17を閉塞する方向に弾性的に
付勢してなる。そして弁杆20の下端が流出口17の内
側中心部に突出している。
【0016】導水体12は互いに連通する導入部25お
よび導出部26を有し、導入部25の上面に導入口27
が形成されているとともに、その内底部に開放体として
の押上ピン28が垂直に突設されている。水タンク2の
流出口17には接続板29が設けられ、この接続板29
が上記導入口27に着脱自在にかつ液密的に嵌合して接
続し、上記押上ピン28が弁杆20に当接して弁体21
をスプリング22に抗して押し上げ、流出口17を開放
状態に保持し、これにより水タンク2内に収容された水
が流出口17を通して導入部25および導出部26に導
入されている。
【0017】導出部26には滴下ノズル30が設けられ
、この滴下ノズル30の先端が蓋板11を貫通してベー
ス3の蒸発室8内に臨み、この滴下ノズル30および上
記導入部25、導出部26により水タンク2内を蒸発室
8内に連通させる導水路が構成されている。そして導入
部26内には開閉杆31が上下動自在に挿入され、この
開閉杆31の上下動作で滴下ノズル30の先端のノズル
孔32が開閉されるようになっている。
【0018】ハンドル6の前端上部には回動自在のカム
盤35およびこのカム盤35を回動操作する操作体36
が収納され、操作体36には操作摘み37が一体に設け
られ、この操作摘み37がハンドル6の外部に突出して
いる。ハンドル6の上面には表示プレート34が設けら
れ、この表示プレート34の周縁部に温度設定の指示表
示やスチーム発生の指示表示が施こされ、この周縁部に
沿って上記操作摘み37を移動させることができるよう
になっている。
【0019】カム盤35には下面の周縁側にその周縁に
沿う円弧状の第1および第2のカム面38,39が形成
されている。これらカム面38,39は、それぞれ一端
側から他端側に向かって高低差を有する傾斜状に形成さ
れている。
【0020】滴下ノズル30を開閉する開閉杆31の上
端側は、遮熱板5およびハンドル6のリブ40をそれぞ
れ摺動自在に貫通してハンドル6の内部上方に突出し、
その上端が連動杆41の内孔42内に摺動自在に挿入さ
れている。連動杆41はスプリング43により上方側に
弾性的に付勢され、その付勢力で上端が上記第1のカム
面38に弾性的に当接している。
【0021】44は調節杆で、この調節杆44は、ヒー
タ7の通電を制御してベース3の温度を調節する温度調
節器(図示せず)に設けられた連動片45に連結し、上
端が上記第2のカム面39に上記連動片44の付勢力で
弾性的に当接している。
【0022】ベース3の上面には蒸発室8の近傍に位置
して凹所47が形成され、この凹所47内に感熱応動体
として例えば反転式のバイメタル48が収納されている
。このバイメタル48には応動杆49が当接し、この応
動杆49の上端に規制板50が固着され、この規制板5
0の一端に透孔51が形成され、この透孔51に上記開
閉杆31が挿通している。そして規制板50の下方側に
位置して開閉杆31に係止板52が取け付けられ、この
係止板52に規制板50が当接している。
【0023】開閉杆31にはスプリング53が設けられ
、このスプリング53により開閉杆31が上方側に弾性
的に付勢されている。上記応動杆49にはスプリング5
4が設けられ、このスプリング54により応動杆49が
下方側に弾性的に付勢されている。この応動杆49のス
プリング54は上記開閉杆31のスプリング53よりも
その弾性力が強く、したがってこの応動杆49のスプリ
ング54により規制板50を介して開閉杆31がスプリ
ング53に抗して押圧され、これにより滴下ノズル30
のノズル孔32が常閉されている。
【0024】分流室9の上部に設けられた弁ケース14
には、開口13に対向して弁体55が設けられ、この弁
体55は支軸56を介して上下動自在に支持されている
とともに、スプリング57により上方側に弾性的に付勢
されている。そして支軸56に操作杆58が当接し、こ
の操作杆58はカム盤35の中心を摺動自在に挿通して
その上端がハンドル6の上端部分に達している。
【0025】ハンドル6の上端には操作ボタン60が設
けられ、この操作ボタン60はほぼ上半部がハンドル6
の上面からその上方に突出し、下半部が操作体36の内
側に摺動自在に収納されている。
【0026】操作ボタン60はスプリング61,62を
介して上方側に弾性的に付勢され、これらスプリング6
1,62に抗して操作ボタン60を下方に押し込むと、
操作杆58を介して支軸56が押圧され、弁体55が下
降して開口13に衝合し、これにより開口13が閉塞さ
れ、この状態が保持される。そして操作ボタ60を再度
押圧すると、操作ボタン60が突出し、スプリング57
の弾性力で弁体55が上昇し、開口13が開放されるよ
うになっている。
【0027】ハンドル6の前端上部には係止体65がハ
ンドル6の前後方向に沿って摺動自在に設けられている
。この係止体65は中間部に図3に示すように輪環状の
基部66を有し、この基部66の一端側に係止片67が
、他端側に操作摘み68がそれぞれ一体的に設けられて
いる。そしてこの係止体65はスプリング69によりハ
ンドル6の前方側に弾性的に付勢され、輪環状の基部6
6の内側に操作体36が遊合配置し、係止片67がハン
ドル6の前方に突出し、操作摘み68がハンドル6の上
面からその上方に突出している。
【0028】水タンク2の背面上部にはほぼ水平に突片
70が突出し、この突片70が弁機構18におけるスプ
リング22の弾性力に基づいて上記係止片67の下面に
圧接し、これによりアイロン本体1に対する水タンク2
の保持が図られている。
【0029】水タンク2の前面上部には注水口72が形
成され、さらにその前面の全体が窓フレーム73で覆わ
れている。窓フレーム73のほぼ上半部には上記注水口
72と対向する注水窓74が形成され、また窓フレーム
73の内面に蓋板75が上下に摺動自在に装着されてい
る。蓋板75の上端縁には摘み76が一体的に突出し、
この摘み76が注水窓74を通して窓フレーム73の前
面側に臨んでいる。
【0030】蓋板75の背面には、上端および下端部分
に位置してそれぞれ凹所77,78が形成され、さらに
水タンク2の前面中間部に板ばね79が設けられ、いま
図2および図6においてその板ばね79が蓋板75の下
端側の凹所78に弾性的に嵌合し、これにより蓋板75
が窓フレーム73の上部側に保持され、注水窓74が閉
塞されている。次に作用について説明する。
【0031】操作摘み37を介して操作体36を回動操
作し、その操作摘み37を表示プレート34の「スチー
ム」の位置に合わせると、ヒータ7が通電される。また
操作体36の回動に伴ってカム盤35も一体的に回動し
、この回動に応じてそれぞれカム面38,39の高低差
により連動杆41および調節杆44が上昇変位する[図
7(a)]。そしてその調節杆44により温度調節器に
対する設定操作が行なわれる。
【0032】連動杆41は上述のように上昇するが、開
閉杆31は規制板50により拘束されており、したがっ
て開閉杆31は上昇せず、ノズル孔32は閉塞されたま
まの状態に保持される。
【0033】ヒータ7の通電によりベース3が徐々に温
度上昇し、その温度がスチームを発生するに充分な温度
にまで達すると、それをバイメタル48が感知し、反転
する。このバイメタル48の反転によりスプリング54
に抗して応動杆49および規制板50が一体的に上昇し
、規制板50による開閉杆31の拘束が解除され、この
解除により開閉杆31がスプリング53の付勢力で上昇
し、ノズル孔32が開放される[図7(b)]。
【0034】ノズル孔32の開放により、水タンク2の
流出口17を通して導水体12内に導入された水が順次
蒸発室8内に滴下される。そしてこの水がベース3の熱
で蒸発してスチームとなり、このスチームが弁ケース1
4から開口13を通して分流室9に、また直接案内室1
0にそれぞれ流入し、さらにこれら両室9,10からそ
れぞれ噴出孔15,16を通してベース3の下面側に噴
出する。ここで、操作ボタン60を押圧し、弁体55を
介して開口13を閉塞すれは、分流室9の噴出孔15か
らのスチームの噴出は停止し、案内室10の噴出孔16
からのみスチームが集中して噴出する。
【0035】操作摘み37を「スチーム」の表示位置か
ら外し、例えば「中温」の表示位置に合わせると、カム
面38,39に押圧されてそれぞれ連動杆41および調
節杆44が下降変位する。そして調節杆44の下降によ
り温度調節器がベース3の温度を「中温」に保つように
設定操作される。また、連動杆41の下降により開閉杆
31がスプリング53に抗して押圧され、ノズル孔32
が閉塞され、これによりスチームの噴出が停止する[図
7(c)]。
【0036】温度調節器による設定温度の切換りにより
ベース3の温度がスチーム発生時の温度よりも低下する
と、バイメタル48が逆反転し、応動杆49および規制
板50がスプリング54の付勢力で下降し、規制板50
により開閉杆31が拘束され、ノズル孔32の閉塞状態
が確実に保持される。このような動作は操作摘み37を
表示プレート34の「高温」、「低温」の表示位置に合
わせた場合も同様である。
【0037】また、操作摘み37を表示プレート34の
「スチーム」の表示位置に合わせた状態のもとで、例え
ば電源コードのプラグを室内コンセントから引き抜いて
ヒータ7への通電を切った場合においては、ベース3の
温度低下に伴いバイメタル48が逆反転し、操作摘み3
7の位置に拘りなく、開閉杆31が規制板50によりス
プリング53に抗して強制的に押圧され、ノズル孔32
が閉塞され、スチームの噴出が停止する。
【0038】このようにベース3がスチームの発生に適
する温度に保持されていない限り、ノズル孔32は常に
強制的に閉塞され、したがって蒸発室8内に不用意に水
が溜まるようなことがない。
【0039】水タンク2内に水を補給する場合には、そ
の水タンク2をアイロン本体1から取り外すわけである
が、その手順について説明すると、まず、係止体65の
操作摘み68に指先を引っ掛けてその係止体65をスプ
リング69に抗してハンドル6の後方側に摺動させる。
【0040】この操作により係止片67が水タンク2の
突片70から離脱し、これに伴い弁機構18のスプリン
グ22の弾性力により水タンク2の全体がホップするよ
うに浮き上り、したがって水タンク2をアイロン本体1
から容易に取り外すことができる。そして水タンク2が
浮き上ると、弁機構18の弁杆20が押上ピン28から
離脱し、これに応じて弁体21がスプリング22の弾性
力で流出口17の配置側に移動し、この弁体21により
流出口17が自動的に閉塞され、したがって水タンク2
から水が漏れるようなことがない。
【0041】アイロン本体1から水タンク2を取り外し
たのちには、蓋板75の摘み76を指先に引っ掛けてそ
の蓋板75を下方に引き下げ、注水窓74を開放し、こ
の注水窓74から注水口72を通して水タンク2内に水
を補給する。蓋板75の引き下げに伴い、板ばね79が
蓋板75の下端の凹所78から離脱し、上端の凹所77
に嵌合し、したがって蓋板75の下降位置が確実に定ま
り、注水窓74の開放状態が安定する。また蓋板75の
周縁は窓フレーム73の周壁により囲まれて保護されて
いるから、この蓋板75が不用意に損傷したり変形する
ようなことがない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、水
タンクをアイロン本体から取り外した際に、その動作で
自動的に水タンクの流出口が閉じられるから、水タンク
内の水が流出してアイロン本体やその周辺などを汚すよ
うなことがなく、またベースがスチームの発生適温に達
しない限り、蒸発室内に水が滴下せず、したがって蒸発
室内に水が溜まってベースを腐蝕させたり、ベースの下
面から水滴が漏れるようなことがない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるスチームアイロンの断
面図。
【図2】そのスチームアイロンの斜視図。
【図3】そのスチームアイロンの一部を分解して示す斜
視図。
【図4】そのスチームアイロンにおける表示プレートの
平面図。
【図5】そのスチームアイロンにおける窓フレームおよ
び蓋板を示す斜視図。
【図6】その蓋板の装着部分の一部を示す断面図。
【図7】そのスチームアイロンにおける開閉杆の動作を
説明するための説明図。
【符号の説明】
1…アイロン本体 2…水タンク 3…ベース 6…ハンドル 8…蒸発室 15…噴出孔 16…噴出孔 17…流出口 18…弁機構 28…押上ピン 31…開閉杆 48…バイメタル 49…応動杆 50…規制板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  蒸発室およびこの蒸発室に連通する噴
    出孔を有したベースとこのベースの上部に設けられたハ
    ンドルとを備えたアイロン本体と、このアイロン本体の
    前部に着脱自在に設けられた水タンクと、この水タンク
    の底部に設けられた流出口および上記アイロン本体から
    水タンクを取り外したときに上記流出口を閉状態とする
    弁機構と、上記水タンクのアイロン本体に対する装着に
    応じて上記弁機構を開放保持する開放体と、上記水タン
    ク内を上記流出口を通して上記蒸発室内へ連通させた導
    水路と、この導水路を開閉する開閉機構と、この開閉機
    構の動作をスプリングの付勢力により拘束して上記導水
    路を常閉する拘束機構と、上記ベースの温度がスチーム
    発生適温に達した際にその温度を感知して動作する感熱
    応動体を有しこの感熱応動体の動作で上記拘束機構を上
    記スプリングに抗して動作させて上記開閉機構に対する
    拘束を解除する熱応動解除機構とを具備したことを特徴
    とするスチームアイロン。
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