JPH0422711Y2 - - Google Patents
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- JPH0422711Y2 JPH0422711Y2 JP2190786U JP2190786U JPH0422711Y2 JP H0422711 Y2 JPH0422711 Y2 JP H0422711Y2 JP 2190786 U JP2190786 U JP 2190786U JP 2190786 U JP2190786 U JP 2190786U JP H0422711 Y2 JPH0422711 Y2 JP H0422711Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ブラインドに関するものであり、詳
しくは、ブラインドのスラツト回転用のコード、
およびスラツト昇降用のコードの特に操作部の構
造に関するものである。
しくは、ブラインドのスラツト回転用のコード、
およびスラツト昇降用のコードの特に操作部の構
造に関するものである。
周知の如く、ブラインドには、スラツト群を一
定角度で回転させて採光状態を調節するための回
転コード、スラツト群を昇降させる操作コード
が、これらに付属する別別の機構と共に、設けら
れていて、ヘツドボツクスより別々に垂下されて
いる。
定角度で回転させて採光状態を調節するための回
転コード、スラツト群を昇降させる操作コード
が、これらに付属する別別の機構と共に、設けら
れていて、ヘツドボツクスより別々に垂下されて
いる。
しかしこれらの各コードは、操作部を一個所に
まとめる等の点から、ブラインドの片端側に位置
されるのが一般的であるため、双方のコードが絡
み合うなどの不具合も指摘されていた他、意匠的
にも、2組の紐等がヘツドボツクスから垂れ下つ
ているという改良余地のあるものとなつていた。
またこのような問題を解消するために、回転コー
ドを回転型の中空パイプに変更し、この中空パイ
プ内部に昇降コードを挿通させるようにした提案
もなされているが、かかる方式のものでは、回転
伝達の機構(ウオームとウオームギア等)が必要
になつて部品点数の増大、作業工数の増大、高コ
スト化等の難がある。
まとめる等の点から、ブラインドの片端側に位置
されるのが一般的であるため、双方のコードが絡
み合うなどの不具合も指摘されていた他、意匠的
にも、2組の紐等がヘツドボツクスから垂れ下つ
ているという改良余地のあるものとなつていた。
またこのような問題を解消するために、回転コー
ドを回転型の中空パイプに変更し、この中空パイ
プ内部に昇降コードを挿通させるようにした提案
もなされているが、かかる方式のものでは、回転
伝達の機構(ウオームとウオームギア等)が必要
になつて部品点数の増大、作業工数の増大、高コ
スト化等の難がある。
本考案は以上のような点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、部品数が少なくかつ簡易な
構造によつて、回転コードおよび昇降コードを都
合よく一まとめにできる構造のブラインドを提供
するところにある。
であり、その目的は、部品数が少なくかつ簡易な
構造によつて、回転コードおよび昇降コードを都
合よく一まとめにできる構造のブラインドを提供
するところにある。
また本考案の他の目的は、意匠的にも優れてい
て商品価値を高めることができる構造のブライン
ドを提供するところにある。
て商品価値を高めることができる構造のブライン
ドを提供するところにある。
前記の目的を解決するためになされた本考案よ
りなるブラインドの特徴は、ヘツドボツクスに対
して1本のロツドをその上端を支点として揺動可
能に吊持し、このロツドの揺動性によつて昇降コ
ードの摺動阻止又は摺動阻止解除のためのストツ
パ装置の動作切換えを行い、さらにスラツト群の
回転はドラムに巻付けた回転コードで操作可能と
し、この回転コードの両端を前記ロツドに摺動可
能に一対のツマミに連結することで、全体として
各操作コードを一まとめにしたところにある。
りなるブラインドの特徴は、ヘツドボツクスに対
して1本のロツドをその上端を支点として揺動可
能に吊持し、このロツドの揺動性によつて昇降コ
ードの摺動阻止又は摺動阻止解除のためのストツ
パ装置の動作切換えを行い、さらにスラツト群の
回転はドラムに巻付けた回転コードで操作可能と
し、この回転コードの両端を前記ロツドに摺動可
能に一対のツマミに連結することで、全体として
各操作コードを一まとめにしたところにある。
前記においてのロツドとは、平板、断面コ字
状、同E字状等の他、最適には筒状特に角筒状の
ものが使用でき、筒状の場合には、昇降コードお
よび回転コードを筒内に挿通させることで、意匠
的にも特に優れたものとなる。平板等を用いる場
合には、昇降コードをこの平板ロツドの一面に添
つて延設されるようなガイド、例えばコード挿通
孔をもつた平板に固定、又は遊動型のリング等を
用いることがよい。このガイドには、回転コード
の両端が連結される一対のツマミを利用すること
もできる。
状、同E字状等の他、最適には筒状特に角筒状の
ものが使用でき、筒状の場合には、昇降コードお
よび回転コードを筒内に挿通させることで、意匠
的にも特に優れたものとなる。平板等を用いる場
合には、昇降コードをこの平板ロツドの一面に添
つて延設されるようなガイド、例えばコード挿通
孔をもつた平板に固定、又は遊動型のリング等を
用いることがよい。このガイドには、回転コード
の両端が連結される一対のツマミを利用すること
もできる。
またロツドの揺動は、少なくとも昇降コードの
摺動を阻止し又は阻止解除するストツパ装置の動
作切換えのために必要な範囲で昇降コードの導出
角度が切換えられるように揺動可能とし、さらに
破損防止等の点から前記の揺動方向とは直角な方
向にも許容されることが好ましい。このような揺
動はピンジヨイントやユニバーサルジヨイントに
よつて与えるようにすればよい。さらにまた前記
揺動角度切換えのためのロツドの揺動方向は、ヘ
ツドボツクスの長尺方向(ブラインドの横方向)
であつてもよいし、幅方向(ブラインドから手前
の方向)としてもよい。特に後者の場合にはロツ
ドの使用と相まつて操作が行い易いという利点が
得られる。
摺動を阻止し又は阻止解除するストツパ装置の動
作切換えのために必要な範囲で昇降コードの導出
角度が切換えられるように揺動可能とし、さらに
破損防止等の点から前記の揺動方向とは直角な方
向にも許容されることが好ましい。このような揺
動はピンジヨイントやユニバーサルジヨイントに
よつて与えるようにすればよい。さらにまた前記
揺動角度切換えのためのロツドの揺動方向は、ヘ
ツドボツクスの長尺方向(ブラインドの横方向)
であつてもよいし、幅方向(ブラインドから手前
の方向)としてもよい。特に後者の場合にはロツ
ドの使用と相まつて操作が行い易いという利点が
得られる。
以下本考案を図面に示す実施例に基づいて説明
する。
する。
第1図はブラインドの正面図を示し、図におい
て1はヘツドボツクス、2はこのヘツドボツクス
1内部に、その長尺方向に延びて配置された角軸
状の回転軸であり、該ヘツドボツクス1内の回転
ドラム受け3により回転可能に支持された回転ド
ラム4により軸支されている。5は回転ドラム4
に巻付けられてヘツドボツクス1の下方に垂下さ
れることにより、複数枚のスラツト6(以下スラ
ツト群という)を上下方向に間隔をおいて吊持し
ている3本のラダーコードであり、前記回転軸2
の回転に伴なつた回転ドラム4の回転により、ス
ラツト群を一定角度範囲で回転できるようになつ
ている。
て1はヘツドボツクス、2はこのヘツドボツクス
1内部に、その長尺方向に延びて配置された角軸
状の回転軸であり、該ヘツドボツクス1内の回転
ドラム受け3により回転可能に支持された回転ド
ラム4により軸支されている。5は回転ドラム4
に巻付けられてヘツドボツクス1の下方に垂下さ
れることにより、複数枚のスラツト6(以下スラ
ツト群という)を上下方向に間隔をおいて吊持し
ている3本のラダーコードであり、前記回転軸2
の回転に伴なつた回転ドラム4の回転により、ス
ラツト群を一定角度範囲で回転できるようになつ
ている。
7は昇降コードであり、ヘツドボツクス1から
各ラダーコード5に沿つて下方に垂下された一端
を有し、その下端においてスラツト群の下部に位
置する下板8に連結されている。なお、本例の昇
降コード7は、3本のラダーコード5夫々に対し
て各1本宛計3本配置され、かつ上記3本の昇降
コードの内1本は他の2本とは、スラツト群の前
後方向の反対側に配置されて下板8の傾きが生じ
ないようにされている。こらは本例における各昇
降コード7が、ラダーコード5に形成したガイド
リング5a,5a……を挿通するように配置され
ており、従前においてスラツトに形成していた昇
降コード挿通孔を省略しているためである。なお
スラツト群の長尺方向への位置ズレは、スラツト
6に形成した切欠(図示せず)をラダーコード5
に係合させる構成によつて与えている。
各ラダーコード5に沿つて下方に垂下された一端
を有し、その下端においてスラツト群の下部に位
置する下板8に連結されている。なお、本例の昇
降コード7は、3本のラダーコード5夫々に対し
て各1本宛計3本配置され、かつ上記3本の昇降
コードの内1本は他の2本とは、スラツト群の前
後方向の反対側に配置されて下板8の傾きが生じ
ないようにされている。こらは本例における各昇
降コード7が、ラダーコード5に形成したガイド
リング5a,5a……を挿通するように配置され
ており、従前においてスラツトに形成していた昇
降コード挿通孔を省略しているためである。なお
スラツト群の長尺方向への位置ズレは、スラツト
6に形成した切欠(図示せず)をラダーコード5
に係合させる構成によつて与えている。
9はヘツドボツクス1に、その長尺方向一端側
における前面部(設置ブラインドの室内側面部)
に若干突出するように組込み固着されたコード導
出用ボツクスであり、本例では、このコード導出
用ボツクス9内にストツパ装置を第2図〜第5図
に示す如く内蔵した構造に設けられている。
における前面部(設置ブラインドの室内側面部)
に若干突出するように組込み固着されたコード導
出用ボツクスであり、本例では、このコード導出
用ボツクス9内にストツパ装置を第2図〜第5図
に示す如く内蔵した構造に設けられている。
本例のこのコード導出用ボツクス9は、前記し
た昇降コードの他端側をストツパ装置を経由して
ヘツドボツクス1外部に導出させるための構造
と、前記ヘツドボツクス1内に配置した回転軸2
の回転用機構、およびこれに付属した回転操作コ
ードをヘツドボツクス外部に導出させるための構
造とを併有し、更に、このコード導出用ボツクス
9に連係して吊持された操作ロツド(コードの案
内部材を兼ねるので以下ガイド枠と称する)との
関係的構成により、構造的かつ意匠的に優れたコ
ード操作部の一部を構成する。
た昇降コードの他端側をストツパ装置を経由して
ヘツドボツクス1外部に導出させるための構造
と、前記ヘツドボツクス1内に配置した回転軸2
の回転用機構、およびこれに付属した回転操作コ
ードをヘツドボツクス外部に導出させるための構
造とを併有し、更に、このコード導出用ボツクス
9に連係して吊持された操作ロツド(コードの案
内部材を兼ねるので以下ガイド枠と称する)との
関係的構成により、構造的かつ意匠的に優れたコ
ード操作部の一部を構成する。
このコード導出部並らびにコード操作部の構
成、機能について詳細に説明すると、コード導出
用ボツクス9は、ヘツドボツクス1内に位置した
本体部9aと、該ヘツドボツクスの前面側部に第
3図に示す如く突出した張出し部9bとからなつ
ており、前記本体部9aは、仕切板10によりヘ
ツドボツクスの長尺方向に関して2部分に区画さ
れ、第3図において左半部は昇降コード7の導出
部、同右半部は回転軸2の回転操作機構および回
転操作コード18の導出部をなすように設けられ
ている。
成、機能について詳細に説明すると、コード導出
用ボツクス9は、ヘツドボツクス1内に位置した
本体部9aと、該ヘツドボツクスの前面側部に第
3図に示す如く突出した張出し部9bとからなつ
ており、前記本体部9aは、仕切板10によりヘ
ツドボツクスの長尺方向に関して2部分に区画さ
れ、第3図において左半部は昇降コード7の導出
部、同右半部は回転軸2の回転操作機構および回
転操作コード18の導出部をなすように設けられ
ている。
すなわち、昇降コードの導出部は、第4図に示
す如く、コード導出用ボツクスの本体部上面に垂
直軸回りに回転可能の3個のガイドローラ12が
設けられていて、このガイドローラ12により3
本の昇降コード7は水平面内で略直角に偏向さ
れ、更に水平軸回りに回転可能の共通の軸固定ロ
ーラ13により垂直面内下方に偏向され、前記ロ
ーラ13ピン14、ローレツトローラ15および
ローレツト斜面16とによつて構成されたストツ
パ装置を経て、張出し部9bの下面開口より下方
に昇降コード7が導出されるようになつている。
本例のストツパ装置の機能、構造は既知のものと
原理的には同様のものであり、第4図に示した下
限位置にあるローレーツトローラ15に昇降コー
ド7を接触させた状態で、ブラインドを下降(下
板の重量で下降)させれば、ローレツトローラ1
5はローレツト斜面16をせり上つてピン14と
の間で該昇降コード7を挾持しその摺動を阻止す
る。次いでこの状態からガイド棒21の下端より
垂下する昇降コード7を若干牽引し、かつ該昇降
コード7を第4図の時計回り方向に傾動させる
と、ロレーツトローラ15は該昇降コード7から
離間して下限位置に落下し、この状態で昇降コー
ド7の牽引が自由に行なえることになる。コード
導出用ボツクス9の第3図右半部は、第5図に示
す如く、前記角軸状の回転軸2に一体回転するよ
うに組付けられた回転プーリ17が設けられ、こ
の回転プーリ17に巻付けられた回転操作コード
18の両端が偏向ガイドローラ19を介して、前
記ボツクスの張出し部9bの下面開口から下方に
導出されるようになつている。このような構成に
より、回転操作コード18の一方の端部を牽引す
ることで、第5図の回転プーリ17は図の時計回
り方向又は反時計回り方向に回転し、回転軸2の
回転を介して前記したスラツト群の回転を与える
ことができるものとなる。
す如く、コード導出用ボツクスの本体部上面に垂
直軸回りに回転可能の3個のガイドローラ12が
設けられていて、このガイドローラ12により3
本の昇降コード7は水平面内で略直角に偏向さ
れ、更に水平軸回りに回転可能の共通の軸固定ロ
ーラ13により垂直面内下方に偏向され、前記ロ
ーラ13ピン14、ローレツトローラ15および
ローレツト斜面16とによつて構成されたストツ
パ装置を経て、張出し部9bの下面開口より下方
に昇降コード7が導出されるようになつている。
本例のストツパ装置の機能、構造は既知のものと
原理的には同様のものであり、第4図に示した下
限位置にあるローレーツトローラ15に昇降コー
ド7を接触させた状態で、ブラインドを下降(下
板の重量で下降)させれば、ローレツトローラ1
5はローレツト斜面16をせり上つてピン14と
の間で該昇降コード7を挾持しその摺動を阻止す
る。次いでこの状態からガイド棒21の下端より
垂下する昇降コード7を若干牽引し、かつ該昇降
コード7を第4図の時計回り方向に傾動させる
と、ロレーツトローラ15は該昇降コード7から
離間して下限位置に落下し、この状態で昇降コー
ド7の牽引が自由に行なえることになる。コード
導出用ボツクス9の第3図右半部は、第5図に示
す如く、前記角軸状の回転軸2に一体回転するよ
うに組付けられた回転プーリ17が設けられ、こ
の回転プーリ17に巻付けられた回転操作コード
18の両端が偏向ガイドローラ19を介して、前
記ボツクスの張出し部9bの下面開口から下方に
導出されるようになつている。このような構成に
より、回転操作コード18の一方の端部を牽引す
ることで、第5図の回転プーリ17は図の時計回
り方向又は反時計回り方向に回転し、回転軸2の
回転を介して前記したスラツト群の回転を与える
ことができるものとなる。
そして以上のようなコード導出用ボツクス9に
対し、本例の特徴は、その張出し部9bにユニバ
ーサルジヨイント20を介して筒状のガイド棒2
1を吊持させ、更にこのガイド棒21の筒内にコ
ードを挿通させた構造としたところにある。
対し、本例の特徴は、その張出し部9bにユニバ
ーサルジヨイント20を介して筒状のガイド棒2
1を吊持させ、更にこのガイド棒21の筒内にコ
ードを挿通させた構造としたところにある。
第6図は、コード導出用ボツクス9と、ガイド
棒21のユニバーサルジヨイント20による連結
の構造を説明するための展開図であり、前記ボツ
クスの張出し部9bの両側には、上方に開放した
縦溝9cが設けられていて、この縦溝9cにユニ
バーサルジヨイント20の一対のピン20aが嵌
入するように設けられ、またこのユニバーサルジ
ヨイント20は、前記ピン20aとは水平面内で
直交する方向のガイド棒のピン21aとの嵌合連
結により、これらボツクスとガイド棒を連結吊持
するようになつている。これによりガイド棒21
は、ヘツドボツクス1に対して前後・左右方向の
傾動が許容される。
棒21のユニバーサルジヨイント20による連結
の構造を説明するための展開図であり、前記ボツ
クスの張出し部9bの両側には、上方に開放した
縦溝9cが設けられていて、この縦溝9cにユニ
バーサルジヨイント20の一対のピン20aが嵌
入するように設けられ、またこのユニバーサルジ
ヨイント20は、前記ピン20aとは水平面内で
直交する方向のガイド棒のピン21aとの嵌合連
結により、これらボツクスとガイド棒を連結吊持
するようになつている。これによりガイド棒21
は、ヘツドボツクス1に対して前後・左右方向の
傾動が許容される。
このような連結構造を有するガイド棒21は、
ユニバーサルジヨイント20の一対のピン20a
を回転中心として、第4図時計回り方向の回転に
より、昇降コード7をストツパ装置による摺動阻
止の状態からその解除方向に傾動させることが可
能となる。なおガイド棒21の上端部又はユニバ
ーサルジヨイントには、昇降コード7の前記傾動
を大角度とし易くするための係合部を設けるよう
にしてもよい。具体的には第4図において、ガイ
ド棒の上端部に、筒内の昇降コードを図の左内側
面に可及的に近接させておくためのピン等を設け
ておく等の構成が有効に採用される。
ユニバーサルジヨイント20の一対のピン20a
を回転中心として、第4図時計回り方向の回転に
より、昇降コード7をストツパ装置による摺動阻
止の状態からその解除方向に傾動させることが可
能となる。なおガイド棒21の上端部又はユニバ
ーサルジヨイントには、昇降コード7の前記傾動
を大角度とし易くするための係合部を設けるよう
にしてもよい。具体的には第4図において、ガイ
ド棒の上端部に、筒内の昇降コードを図の左内側
面に可及的に近接させておくためのピン等を設け
ておく等の構成が有効に採用される。
また前記ガイド棒21には、上下方向に夫々摺
動自在の一対のツマミ(嵌装リング)を設け、こ
れに回転操作コード18の両端を各別に繋着させ
るようにしている。これによりツマミ22,22
をガイド棒21に沿つて上・下(つまり一方のツ
マミの下動により他方のツマミは從動的に上動)
することで、前記回転プーリ17の回転ひいては
スラツト群の回転が与えられることになる。
動自在の一対のツマミ(嵌装リング)を設け、こ
れに回転操作コード18の両端を各別に繋着させ
るようにしている。これによりツマミ22,22
をガイド棒21に沿つて上・下(つまり一方のツ
マミの下動により他方のツマミは從動的に上動)
することで、前記回転プーリ17の回転ひいては
スラツト群の回転が与えられることになる。
なお、23はガイド棒21下端から導出した昇
降コード7(3本)の先端を繋着するボタン、2
4はこのボタン23と下板8を連結した昇降補助
コードである。
降コード7(3本)の先端を繋着するボタン、2
4はこのボタン23と下板8を連結した昇降補助
コードである。
以上のような構成をなす本例のブラインドによ
れば、第1図に示される如くその外観、特にコー
ド操作部の外観は極めてシンプルで、意匠的にも
優れたものとなり、しかも機構的にも構造が簡単
でかつ部品数が少なく、低コストに構成できると
いう利点があると共に、使用上においても昇降コ
ードと回転操作コードのからみ合いという不具合
も殆ど生ずることがないという利点もあり、その
実用上の利益は大なるものがある。
れば、第1図に示される如くその外観、特にコー
ド操作部の外観は極めてシンプルで、意匠的にも
優れたものとなり、しかも機構的にも構造が簡単
でかつ部品数が少なく、低コストに構成できると
いう利点があると共に、使用上においても昇降コ
ードと回転操作コードのからみ合いという不具合
も殆ど生ずることがないという利点もあり、その
実用上の利益は大なるものがある。
なお、本考案は以上述べた第1図〜第7図で示
される一実施例のものに限定される趣旨のもので
はなく、例えばガイド棒21は筒状の他、第8図
に示す如く平板状のものとしてもよく、この場合
には、ツマミ22(又は単にコードガイドリング
として)の形状を各コードのガイド機能を兼ねた
図示内側くし歯形状のものが好ましく用いられ
る。更にガイド棒とツマミの関係構造としては他
に第9図イ,ロ,ハに例示される形式等種々のも
のを採用できることは言うまでもない。
される一実施例のものに限定される趣旨のもので
はなく、例えばガイド棒21は筒状の他、第8図
に示す如く平板状のものとしてもよく、この場合
には、ツマミ22(又は単にコードガイドリング
として)の形状を各コードのガイド機能を兼ねた
図示内側くし歯形状のものが好ましく用いられ
る。更にガイド棒とツマミの関係構造としては他
に第9図イ,ロ,ハに例示される形式等種々のも
のを採用できることは言うまでもない。
更にまた、昇降コードと回転操作コードの導出
部を前記実施例のように一体化して設けるものに
限定されるものではないし、昇降コードのストツ
パ装置による摺動阻止の解除のためのガイド棒の
傾動方向も、ブラインドの手前でなくヘツドボツ
クスの長尺方向としてもよく、ガイド棒の吊持が
ヘツドボツクス自体に対して行なわれるものであ
つてもよい。
部を前記実施例のように一体化して設けるものに
限定されるものではないし、昇降コードのストツ
パ装置による摺動阻止の解除のためのガイド棒の
傾動方向も、ブラインドの手前でなくヘツドボツ
クスの長尺方向としてもよく、ガイド棒の吊持が
ヘツドボツクス自体に対して行なわれるものであ
つてもよい。
以上述べたように、本考案によれば從来にない
コードの操作部をもつたブラインドを構成するこ
とが可能となり、簡易な構造で部品数が少ないた
めに、低コストなものとして構成できると共に、
意匠的にも極めて優れたブラインドの供給が実現
できるという効果があり、更に使用上においても
コードの絡みを有効に防止できるなど、その実用
上の利益は極めて大なるものである。
コードの操作部をもつたブラインドを構成するこ
とが可能となり、簡易な構造で部品数が少ないた
めに、低コストなものとして構成できると共に、
意匠的にも極めて優れたブラインドの供給が実現
できるという効果があり、更に使用上においても
コードの絡みを有効に防止できるなど、その実用
上の利益は極めて大なるものである。
第1図は本考案よりなる一実施例のブラインド
の正面図、第2図は同一部拡大図、第3図は同ヘ
ツドボツクスの一部拡大平断面図、第4図は第3
図A−A線縦断面図、第5図は第4図B−B線縦
断面図、第6図はガイド棒の連結吊持の構造を説
明する部品展開斜視図、第7図は第4図C−C線
断面図、第8図は他の実施例のガイド棒を説明す
る斜視図、第9図イ,ロ,ハはガイド棒とツマミ
の他の構成例を示す平断面図である。 1……ヘツドボツクス、2……回転軸、3……
回転ドラム受け、4……回転ドラム、5……ラダ
ーコード、6……スラツト、7……昇降コード、
8……下板、9……コード導出用ボツクス、9b
……張出し部、10……仕切板、12……ガイド
ローラ、13……ローラ、14……ピン、15…
…ローレツトローラ、16……ローレツト斜面、
17……回転プーリ、18……回転操作コード、
19……ガイドローラ、20……ユニバーサルジ
ヨイント、21……ガイド棒、22……ツマミ、
23……ボタン、24……昇降補助コード。
の正面図、第2図は同一部拡大図、第3図は同ヘ
ツドボツクスの一部拡大平断面図、第4図は第3
図A−A線縦断面図、第5図は第4図B−B線縦
断面図、第6図はガイド棒の連結吊持の構造を説
明する部品展開斜視図、第7図は第4図C−C線
断面図、第8図は他の実施例のガイド棒を説明す
る斜視図、第9図イ,ロ,ハはガイド棒とツマミ
の他の構成例を示す平断面図である。 1……ヘツドボツクス、2……回転軸、3……
回転ドラム受け、4……回転ドラム、5……ラダ
ーコード、6……スラツト、7……昇降コード、
8……下板、9……コード導出用ボツクス、9b
……張出し部、10……仕切板、12……ガイド
ローラ、13……ローラ、14……ピン、15…
…ローレツトローラ、16……ローレツト斜面、
17……回転プーリ、18……回転操作コード、
19……ガイドローラ、20……ユニバーサルジ
ヨイント、21……ガイド棒、22……ツマミ、
23……ボタン、24……昇降補助コード。
Claims (1)
- スラツト群を回動可能に吊持したヘツドボツク
ス内の軸体を回転操作コードが巻付けられたプー
リに係合させ、ヘツドボツクス外に導出されたこ
の操作コードの両端のいずれかへの牽引により前
記スラツト群を回転操作可能に設け、ヘツドボツ
クスから垂下された一端が前記スラツト群の下端
に位置する下板に連結され、かつヘツドボツクス
の端部近傍から外部に導出された他端部がスラツ
ト群昇降用の操作部をなす昇降コードを設け、さ
らに該昇降コードのヘツドボツクスからの導出角
度の切換えに応じて該昇降コードの摺動を阻止
し、又は阻止解除するストツパ装置を前記ヘツド
ボツクスの昇降コード導出部に設けたブラインド
において、ヘツドボツクスの昇降コード導出部に
1本の操作ロツドをその上端を支点として少なく
とも昇降コードの導出角度の切換えができる範囲
で揺動可能に吊持し、前記昇降コードの他端側を
このロツドに添設あるいは内部を挿通させ、その
先端をロツド下端から垂下させると共に、このロ
ツドにはロツド長尺方向に相対接近又は離反可能
に外装した一対のツマミを設け、前記回転操作コ
ードの両端をそれぞれ別にツマミに連結したこと
を特徴とするブラインド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2190786U JPH0422711Y2 (ja) | 1986-02-18 | 1986-02-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2190786U JPH0422711Y2 (ja) | 1986-02-18 | 1986-02-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62133897U JPS62133897U (ja) | 1987-08-24 |
JPH0422711Y2 true JPH0422711Y2 (ja) | 1992-05-25 |
Family
ID=30818783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2190786U Expired JPH0422711Y2 (ja) | 1986-02-18 | 1986-02-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0422711Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010112062A (ja) * | 2008-11-06 | 2010-05-20 | Yokota:Kk | 昇降チェーンの案内機構 |
JP6038500B2 (ja) * | 2012-06-20 | 2016-12-07 | 立川ブラインド工業株式会社 | 横型ブラインド |
JP6234692B2 (ja) * | 2013-04-12 | 2017-11-22 | 立川ブラインド工業株式会社 | 日射遮蔽装置 |
JP6235229B2 (ja) * | 2013-04-19 | 2017-11-22 | 立川ブラインド工業株式会社 | 日射遮蔽材昇降装置、サポート部材 |
-
1986
- 1986-02-18 JP JP2190786U patent/JPH0422711Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62133897U (ja) | 1987-08-24 |
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