JPH04226969A - 1,6−ジヒドロ−3−ジメチルアミノ−4−メチル−1,2,4−トリアジン誘導体 - Google Patents

1,6−ジヒドロ−3−ジメチルアミノ−4−メチル−1,2,4−トリアジン誘導体

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JPH04226969A
JPH04226969A JP13534491A JP13534491A JPH04226969A JP H04226969 A JPH04226969 A JP H04226969A JP 13534491 A JP13534491 A JP 13534491A JP 13534491 A JP13534491 A JP 13534491A JP H04226969 A JPH04226969 A JP H04226969A
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formula
methyl
dimethylamino
dihydro
triazine
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JP13534491A
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Kurt Findeisen
クルト・フインダイゼン
Klaus Dr Luerssen
クラウス・リユルセン
Zanteru Hansuuyoahimu
ハンス−ヨアヒム・ザンテル
Robert R Schmidt
ロベルト・アール・シユミツト
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Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D253/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D251/00
    • C07D253/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D251/00 not condensed with other rings
    • C07D253/061,2,4-Triazines
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/64Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/7071,2,3- or 1,2,4-triazines; Hydrogenated 1,2,3- or 1,2,4-triazines

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、新規な1,6−ジヒドロ−3−
ジメチルアミノ−4−メチル−1,2,4−トリアジン
誘導体、それらの複数の製造方法、および除草剤として
のそれらの使用に関する。
【0002】ある種の1,2,4−トリアジン誘導体、
例えば化合物3−ジメチルアミノ−4−メチル−6−シ
クロヘキシル−1,2,4−トリアジン−5(4H)−
オン、或は化合物3−ジメチルアミノ−4−メチル−6
−イソプロピル−1,2,4−トリアジン−5(4H)
−オンは除草剤的特性を有していることは知られている
(例えば、EP 15,452およびEP 168,3
52参照)。
【0003】しかしながら、問題となる雑草に対する従
来から公知の化合物の除草剤的活性、並びに重要な作物
植物のそれらへの耐性に関して、全ての応用分野におい
て完全に満足できるものではない。
【0004】一般式(I)
【0005】
【化13】
【0006】[式中、R1は、アルキル、シクロアルキ
ル、任意に置換されているアラルキルまたは任意に置換
されているアリールを表し、R2は、水素または基
【0
007】
【化14】 (式中、R1は上述した意味を有する)を表し、そして
Xは、酸素またはNH基を表す]の新規な1,6−ジヒ
ドロ−3−ジメチルアミノ−4−メチル−1,2,4−
トリアジン誘導体を見い出した。
【0008】更に、一般式(I)
【0009】
【化15】
【0010】[式中、R1は、アルキル、シクロアルキ
ル、任意に置換されているアラルキルまたは任意に置換
されているアリールを表し、R2は、水素または基
【0
011】
【化16】 (式中、R1は上述した意味を有する)を表し、そして
Xは、酸素またはNH基を表す]の新規な1,6−ジヒ
ドロ−3−ジメチルアミノ−4−メチル−1,2,4−
トリアジン誘導体が以下に示す方法の1つで得られるこ
とを見い出した。
【0012】(A)式(II)
【0013】
【化17】 の塩酸1−アミノ−2,2,3−トリメチル−グアニジ
ニウムと、式(III)
【0014】
【化18】 [式中、R1は、上述した意味を有し、そしてR3は、
水素またはアセチル基を表す]のシアノヒドリン誘導体
とを、1:1のモル比または1:2のモル比で、適宜希
釈剤の存在下および適宜酸結合剤の存在下反応させる(
ここで、1:1のモル比の出発物質(II):(III
)を用いたとき、R2がHを表す式(Ia)の最終生成
物が得られ、1:2のモル比の出発物質(II):(I
II)を用いたとき、R2が基
【0015】
【化19】 を表す式(Ia)の最終生成物が得られる)とき、式(
Ia)
【0016】
【化20】
【0017】[式中、R1およびR2は、上述した意味
を有する]の1,6−ジヒドロ−3−ジメチルアミノ−
4−メチル−5−イミノ−1,2,4−トリアジン誘導
体が得られる。
【0018】(B)式(Ia)
【0019】
【化21】
【0020】[式中、R1およびR2は、上述した意味
を有する]の1,6−ジヒドロ−3−ジメチルアミノ−
4−メチル−5−イミノ−1,2,4−トリアジン誘導
体(これは方法(A)に従って得られる)と水系の酸と
を、適宜希釈剤の存在下、反応させるとき、式(Ib)
【0021】
【化22】
【0022】[式中、R1およびR2は、上述した意味
を有する]の1,6−ジヒドロ−3−ジメチルアミノ−
4−メチル−1,2,4−トリアジン−5(4H)−オ
ン誘導体が得られる。
【0023】(C)式(IV)
【0024】
【化23】
【0025】[式中、R1は上述した意味を有する]の
3−ジメチルアミノ−4−メチル−1,2,4−トリア
ジン−5(4H)−オン類と、水素とを、水素添加触媒
の存在下、そして適宜希釈剤の存在下、反応させるとき
、式(Ic)
【0026】
【化24】
【0027】[式中、R1は上述した意味を有する]の
1,6−ジヒドロ−3−ジメチルアミノ−4−メチル−
1,2,4−トリアジン−5(4H)−オン誘導体が二
者択一的に得られる。
【0028】最後に、一般式(I)の新規な1,6−ジ
ヒドロ−3−ジメチルアミノ−4−メチル−1,2,4
−トリアジン誘導体は、除草剤的、特に選択的除草剤的
特性を有することを見い出した。
【0029】驚くべきことに、式(I)の1,6−ジヒ
ドロ−3−ジメチルアミノ−4−メチル−1,2,4−
トリアジン誘導体は、化合物3−ジメチルアミノ−4−
メチル−6−シクロヘキシル−1,2,4−トリアジン
−5(4H)−オンまたは3−ジメチルアミノ−4−メ
チル−6−イソプロピル−1,2,4−トリアジン−5
(4H)−オン(これらは従来技術から公知であり、化
学的にそして反応の観点から類似化合物である)と比較
すると、著しく改良された除草剤的活性を示すと共に、
作物植物選択性を著しく上昇させる。
【0030】式(I)は本発明に従う1,6−ジヒドロ
−3−ジメチルアミノ−4−メチル−1,2,4−トリ
アジン誘導体の一般的定義を与える。式(I)の好適な
化合物は、R1が、1〜12個の炭素原子を有する直鎖
もしくは分枝アルキルを表すか、或は3〜8個の炭素原
子を有するシクロアルキルを表すか、或は直鎖もしくは
分枝アルキル部分中に1〜6個の炭素原子を有しそして
アリール部分中に6〜10個の炭素原子を有しそしてア
リール部分が同一もしくは異なる置換基で任意にモノ置
換または多置換されているアラルキルを表すか、或は6
〜10個の炭素原子を有しそして同一もしくは異なる置
換基で任意にモノ置換または多置換されているアリール
を表し(各場合共、アリールの置換基は、ハロゲン、シ
アノ、アミノ、各々1〜4個の炭素原子を有する各場合
共直鎖もしくは分枝アルキル、アルコキシまたはアルキ
ルチオ、および各々1〜4個の炭素原子を有しそして1
〜9個の同一もしくは異なるハロゲン原子を有する各場
合共直鎖もしくは分枝ハロゲノアルキル、ハロゲノアル
コキシまたはハロゲノアルキルチオである)、R2が、
水素または基
【0031】
【化25】 (式中、R1は上に好適であると示した意味を有する)
を表し、そしてXが、酸素またはNH基を表す、化合物
である。
【0032】式(I)の特に好適な化合物は、R1が、
1〜6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキル
を表すか、或は3〜7個の炭素原子を有するシクロアル
キルを表すか、或は直鎖もしくは分枝アルキル部分中に
1〜4個の炭素原子を有しそしてフェニル部分が同一も
しくは異なる置換基で任意にモノ置換からトリ置換され
ているフェニルアルキルを表すか、或は同一もしくは異
なる置換基で任意にモノ置換からトリ置換されているフ
ェニルを表し(各場合共、適切な置換基は、フッ素、塩
素、臭素、アミノ、メチル、エチル、n−もしくはi−
プロピル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロ
ポキシ、メチルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオ
ロメトキシまたはトリフルオロメチルチオである)、R
2が、水素を表すか、或は基
【0033】
【化26】 (式中、R1は上に特に好適であると示した意味を有す
る)を表し、そしてXが、酸素またはNH基を表す、化
合物である。
【0034】式(I)の非常に特に好適な化合物は、R
1が、メチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n
−、i−、s−またはt−ブチルを表すか、或はシクロ
プロピル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルを表す
か、或はフェニル部分が任意にモノ置換またはジ置換さ
れているベンジルを表すか、或は任意にモノ置換または
ジ置換されているフェニルを表し(各場合共、適切な置
換基は、アミノ、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル
、メトキシまたはエトキシである)、R2が、水素を表
し、そしてXが、酸素またはNH基を表す、化合物であ
る。
【0035】製造実施例中に示した化合物は個々に挙げ
られ得る。
【0036】例えば、塩酸1−アミノ−2,2,3−ト
リメチルグアニジニウムおよびブチルアルデヒドシアノ
ヒドリンを出発物質として等分子量で使用する場合、本
発明に従う方法(A)の反応過程は以下の方程式によっ
て概要が示され得る:
【0037】
【化27】
【0038】対照的に、例えば塩酸1−アミノ−2,2
,3−トリメチルグアニジニウムおよびブチルアルデヒ
ドシアノヒドリンを出発物質として1:2のモル比で使
用する場合、本発明に従う方法(A)の反応過程は以下
の方程式によって概要が示され得る:
【0039】
【化28】
【0040】例えば、1,6−ジヒドロ−3−ジメチル
アミノ−5−イミノ−4−メチル−6−プロピル−1,
2,4−トリアジンおよび希塩酸を出発物質として使用
する場合、本発明に従う方法(B)の反応過程、即ち酸
加水分解は、以下の方程式によって概要が示され得る:
【0041】
【化29】
【0042】例えば、水素添加触媒の存在下、6−t−
ブチル−3−ジメチルアミノ−4−メチル−1,2,4
−トリアジン−5−オンおよび水素分子を出発物質とし
て使用する場合、本発明に従う方法(C)の反応過程は
以下の方程式によって概要が示され得る:
【0043】
【化30】
【0044】本発明に従う方法(A)を実施するための
出発物質として必要な式(II)の塩酸1−アミノ−2
,2,3−トリメチルグアニジニウムは公知である(例
えば、EP 15,452およびEP 283,876
および製造実施例もまた参照)。
【0045】式(III)は、本発明に従う方法(A)
を実施するための出発物質として必要なシアノヒドリン
誘導体の一般的定義を与える。この式(III)におい
てR1は、好適には、本発明に従う式(I)の物質の記
述に関連して、これらの置換基のために好適であるとし
て既に挙げた基を表す。
【0046】R3は、好適には、水素またはアセチル基
を表す。
【0047】式(III)のシアノヒドリン誘導体は、
有機化学において一般に公知の化合物である(例えば、
Houben−Weyl著「有機化学における方法」”
Methoden der organischen 
Chemie”E5巻、1413頁、1418参照)。
【0048】式(Ia)は、本発明に従う方法(B)を
実施するための出発物質として必要な1,6−ジヒドロ
−3−ジメチルアミノ−4−メチル−1,2,4−トリ
アジン誘導体の一般的定義を与える。この式(Ia)に
おいて、R1およびR2は、好適には、本発明に従う式
(I)の物質の記述に関連して、これらの置換基のため
に好適であるとして既に挙げた基を表す。
【0049】式(Ia)の1,6−ジヒドロ−3−ジメ
チルアミノ−4−メチル−1,2,4−トリアジン誘導
体は本発明に従う化合物であり、本発明に従う方法(A
)により得られる。
【0050】式(IV)は、本発明に従う方法(C)を
実施するための出発物質として必要な3−ジメチルアミ
ノ−4−メチル−1,2,4−トリアジン−5−オン類
の一般的定義を与える。この式(IV)において、R1
は、好適には、本発明に従う式(I)の物質の記述に関
連して、これらの置換基のために好適であるとして既に
挙げた基を表す。
【0051】式(IV)の3−ジメチルアミノ−4−メ
チル−1,2,4−トリアジン−5(4H)−オン類は
公知であるか、或は公知の方法によって得られる(例え
ば、EP 15,452; DE 2,908,963
; DE 2,908,964; DE 2,938,
384; DE 3,323,953;EP 168,
352参照)。
【0052】本発明に従う方法(A)を実施するために
適切な希釈剤は不活性な有機溶媒である。これらには、
特に、脂肪族、脂環式もしくは芳香族の任意にハロゲン
置換されている炭化水素類、例えばベンジン、ベンゼン
、トルエン、キシレン、クロロベンゼン、ヘキサン、シ
クロヘキサン、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化
炭素、ジオキサン、テトラヒドロフランまたはエチレン
グリコールジメチルエーテルもしくはエチレングリコー
ルジエチルエーテルなど、ニトリル類、例えばアセトニ
トリルまたはプロピオニトリル、アミド類、例えばジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチル
ホルムアニリド、N−メチルピロリドンまたはヘキサメ
チル燐酸トリアミド、エステル類、例えば酢酸エチル、
スルホキサイド類、例えばジメチルスルホキサイド、或
はアルコール類、例えばメタノール、エタノール、n−
もしくはi−プロパノールおよびn−もしくはi−ブタ
ノールが含まれる。
【0053】本発明に従う方法(A)は、好適には、適
切な酸結合剤(acid binding agent
)の存在下行われる。適切な酸結合剤は、通常用いられ
得る全ての無機および有機塩基である。以下のものが好
適に用いられる:水素化物、水酸化物、アミド類、アル
コラート類、アルカリ金属の炭酸塩類または酸性炭酸塩
類、例えば水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、水酸
化ナトリウム、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチ
ラート、カリウムt−ブチラート、炭酸ナトリウムまた
は炭酸水素ナトリウムなど、そしてまた、三級アミン類
、例えばトリエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン
、ピリジン、N,N−ジメチルアミノピリジン、ジアザ
ビシクロオクタン(DABCO)、ジアザビシクロノネ
ン(DBN)またはジアザビシクロウンデセン(DBU
)。
【0054】本発明に従う方法(A)を実施する場合、
反応温度は実質的な範囲内で変化させ得る。一般に、該
方法は0℃〜120℃、好適には20℃〜90℃の間の
温度で行われる。
【0055】R2がHである式(I)の最終生成物の製
造が望まれる場合、式(II)の塩酸1−アミノ−2,
2,3−トリメチルグアニジニウムと、式(III)の
シアノヒドリン誘導体とを、既に示したように、本発明
に従う方法(A)を実施するための実質的等モル量で反
応させる。
【0056】対照的に、R2が基
【0057】
【化31】 を表す式(I)の最終生成物の製造が望まれる場合、塩
酸1−アミノ−2,2,3−トリメチルグアニジニウム
(II)1モル当たり、少なくとも2モルのシアノヒド
リン誘導体(III)が用いられる。両方の場合共、塩
酸1−アミノ−2,2,3−トリメチルグアニジニウム
(II)1モル当たり、1〜3モル、好適には1〜2.
5モルの酸結合剤を用いる。
【0058】該反応を行った後、その反応生成物を一般
的通常の方法で処理しそして単離する。
【0059】本発明に従う方法(B)を実施するために
適切な反応体は、水の存在下の通常の無機および有機酸
類である。有機プロトン系酸類、例えば特に、塩酸、硫
酸、硝酸または燐酸を用いるのが好適である。
【0060】本発明に従う方法(B)を実施するために
適切な希釈剤は、特に、水に混合可能な有機溶媒または
水系である。適当な過剰量の水系の酸を、同時に反応体
としてそして希釈剤として用いるのが特に好適である。
【0061】本発明に従う方法(B)を実施する場合、
反応温度は実質的な範囲内で変化させ得る。一般に、該
方法は0℃〜150℃、好適には20℃〜120℃の間
の温度で行われる。
【0062】本発明に従う方法(B)を実施するために
、一般に、式(Ia)の1,6−ジヒドロ−3−ジメチ
ルアミノ−4−メチル−1,2,4−トリアジン誘導体
1モル当たり、1.0〜50.0モル、好適には1.0
〜30.0モルの水系酸(aqueous acid)
が用いられる。
【0063】該反応を行った後、その反応生成物を一般
的通常の方法で処理しそして単離する(製造実施例も参
照)。
【0064】本発明に従う方法(C)を実施するために
適切な希釈剤は、水素添加条件下で不活性な全ての溶媒
である。以下が好適に用いられ得る:飽和炭化水素、例
えば石油エーテル、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シ
クロヘキサン;アルコール類、例えばメタノール、エタ
ノール、n−プロパノールおよびi−プロパノール;或
はエーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、
テトラヒドロフラン、またはエチレングリコールジメチ
ルエーテルもしくはエチレングリコールジエチルエーテ
ル。しかしながら、該方法は希釈剤なしでも実施され得
る。
【0065】本発明に従う方法(C)に用いられ得る水
素添加触媒は、この種類の反応に通常用いられ得る全て
の触媒である。以下が好適に用いられる:ラネーニッケ
ルまたは貴金属触媒類、例えば、適宜適切な支持体、例
えばチャコールまたは二酸化ケイ素上の、パラジウム、
ルテニウム、酸化パラジウム、白金または酸化白金。
【0066】本発明に従う方法(C)を実施する場合、
反応温度は実質的な範囲内で変化させ得る。一般に、該
方法は50℃〜250℃、好適には80℃〜200℃の
間の温度で行われる。
【0067】本発明に従う方法(C)は大気圧下、しか
しまた、加圧下でも行われ得る。該方法を、水素の存在
下、加圧下で行うのが好適である。一般に、該方法は5
〜300バール、好適には10〜200バールの圧力条
件下で行われる。
【0068】本発明に従う方法(C)を実施する場合、
一般に、式(IV)の3−ジメチルアミノ−4−メチル
−1,2,4−トリアジン−5(4H)−オン1モル当
たり、3.0〜30.0モルの水素と0.001〜0.
1モル、好適には0.01〜0.1モルの触媒が用いら
れる。 これに関連して、一般に、希釈剤の存在下、要求される
特別な温度でオートクレーブ中、式(IV)の化合物を
水素と反応させる工程が続く。処理は通常の方法で行わ
れる。
【0069】本発明に従う活性化合物は、落葉剤、乾燥
剤、広葉植物死滅剤、および特に殺雑草剤として使用で
きる。雑草とは広い意味で、それらが望まれない場所で
生育する全ての植物類であると理解すべきである。本発
明に従う物質類が総合的または選択的な除草剤として作
用するかどうかは本質的に使用量に依存している。
【0070】本発明に従う活性化合物は、例えば下記の
植物に関して使用できる: 次の属の双子葉雑草:カラシ属(Sinapis)、マ
メグンバイナズナ属(Lepidium)、ヤエムグラ
属(Galium)、ハコベ属(Stellaria)
、シカギク属(Matricaria)、カミツレモド
キ属(Anthemis)、ガリンソガ属(Galin
soga)、アカザ属(Chenopodium)、イ
ラクサ属(Urtica)、キオン属(Senecio
)、ヒユ属(Amaranthus)、スベリヒユ属(
Portulaca)、オナモミ属(Xanthium
)、ヒルガオ属(Convolvulus)、サツマイ
モ属(Ipomoea)、タデ属(Polygonum
)、セスバニア属(Sesbania)、オナモミ属(
Ambrosia)、アザミ属(Cirsium)、ヒ
レアザミ属(Carduus)、ノゲシ属(Sonch
us)、ナス属(Solanum)、イヌガラシ属(R
orippa)、キカシグサ属(Rotala)、アゼ
ナ属(Lindernia)、ラミウム属(Lamiu
m)、クワガタソウ属(Veronica)、イチビ属
(Abutilon)、エヌクス属(Emex)、チョ
ウセンアサガオ属(Datura)、スミレ属(Vio
la)、チシマオドリコ属(Galeopsis)、ケ
シ属(Papaver)、ケンタウレア属(Centa
urea)、トリホリウム属(Trifolium)、
ラナンキユルス属(Ranunculus)およびタラ
クサカム属Taraxacum)。
【0071】次の属の双子葉栽培植物:ワタ属(Gos
sypium)、ダイズ属(Glycine)、フダン
ソウ属(Beta)、ニンジン属(Daucus)、イ
ンゲンマメ属(Phaseolus)、エンドウ属(P
isum)、ナス属(Solanum)、アマ属(Li
num)、サツマイモ属(Ipomoea)、ソラマメ
属(Vicia)、タバコ属(Nicotiana)、
トマト属(Lycopersicon)、ラッカセイ属
(Arachis)、アブラナ属(Brassica)
、アキノノゲシ属(Lactuca)、キュウリ属(C
ucumis)およびウリ属(Cucurbita)。
【0072】次の属の単子葉雑草:ヒエ属(Echin
ochloa)、エノコログサ属(Setaria)、
キビ属(Panicum)、メヒシバ属(Digita
ria)、アワガリエ属(Phleum)、スズメノカ
タビラ属(Poa)、ウシノケグサ属(Festuca
)、オヒシバ属(Eleusine)、ブラキアリア属
(Brachiaria)、ドクムギ属(Lolium
)、スズメノチャヒキ属(Bromus)、カラスムビ
属(Avena)、カヤツリグサ属(Cyperus)
、モロコシ属(Sorghum)、カモジグサ属(Ag
ropyron)、シノドン属(Cynodon)、ミ
ズアオイ属(Monochoria)、テンツキ属(F
imbristylis)、オモダカ属(Sagitt
aria)、ハリイ属(Eleocharis)、ホタ
ルイ属(Scirpus)、パスパルム属(Paspa
lum)、カモノハシ属(Ischaemum)、スペ
ノクレア属(Sphenoclea)、ダクチロクテニ
ウム属(Dactyloctenium)、ヌカボ属(
Agrostis)、スズメノテッポウ属(Alope
curus)およびアペラ属(Apera)、 次の属の単子葉栽培植物:イネ属(Oryza)、トウ
モロコシ属(Zea)、コムギ属(Triticum)
、オオムギ属(Hordeum)、カラスムギ属(Av
ena)、ライ属(Secale)、モロコシ属(So
rghum)、キビ属(Panicum)、サトウキギ
属(Saccharum)、アナナス属(Ananas
)、クサスギカズラ属(Asparagus)およびネ
ギ属(Allium)、しかしながら、本発明に従う活
性化合物の使用はこれらの属に何ら限定されるものでは
なく、同じ方法で他の植物に及ぶ。
【0073】該化合物は、濃度によるが、例えば工業用
地および鉄道線路上の、並びに植林されているかもしく
はされていない道路および広場上の雑草の全体的駆除用
として使用できる。同様に、該化合物は、多年性植物の
栽培、例えば造林、装飾樹木、果樹園、ぶどう園、かん
きつ類果樹園、木の実の果樹園、バナナ農園、コーヒー
栽培園、茶の栽培園、ゴム農園、油やし農園、カカオ農
園、ソフトフルーツの栽培およびホップ栽培園、芝生、
芝地および牧草地中の雑草の駆除、並びに一年性植物の
栽培における雑草の選択的駆除用として使用できる。
【0074】これに関連して、本発明に従う活性化合物
は、単子葉植物および双子葉植物栽培、例えば小麦、と
うもろこしまたは大豆、における、単子葉および双子葉
雑草の駆除に対して特に成功裏に用いられる。適当量で
用いられるとき、本発明に従う活性化合物はまた、綿用
枯葉剤として適切である。
【0075】本活性化合物は、通常の調剤、例えば液剤
、乳剤、湿潤粉剤、懸濁剤、粉剤、打ち粉、塗布剤、可
溶粉剤、粒剤、懸濁乳化濃縮物、活性化合物を含浸させ
た天然および合成材料、および重合体物質中の非常に微
細なカプセル剤に変えることができる。
【0076】これらの調剤は、公知の方法により、例え
ば活性化合物を増量剤、即ち液状溶媒類および/または
固体の担体と、任意に界面活性剤、即ち乳化剤および/
または分散剤および/または発泡剤を用いて、混合する
ことで製造される。
【0077】増量剤として水を使用する場合、例えば有
機溶媒を補助溶媒としても使用できる。液状の溶媒とし
ては、主として次のものが適当である:芳香族類、例え
ばキシレン、トルエンまたはアルキルナフタレン類、塩
素化芳香族および塩素化脂肪族炭化水素類、例えばクロ
ロベンゼン類、クロロエチレン類または塩化メチレン、
脂肪族炭化水素類、例えばシクロヘキサンまたはパラフ
ィン類、例えば石油留分、鉱物および植物油、アルコー
ル類、例えばブタノールまたはグリコール、並びにそれ
らのエーテル類およびエステル類、ケトン類、例えばア
セトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン
またはシクロヘキサノン、強極性溶媒、例えばジメチル
ホルムアミドおよびジメチルスルホキサイド、並びに水
【0078】固体の担体としては、例えばアンモニウム
塩類および粉砕した天然鉱物、例えばカオリン、粘土、
タルク、チョーク、石英、アタパルジャイト、モントモ
リロナイトまたはケイソウ土、および粉砕した合成鉱物
、例えば高度に分散したシリカ、アルミナおよびケイ酸
塩が適しており、粒剤用の固体担体としては、例えば破
砕し分級した天然石、例えば方解石、大理石、軽石、海
泡石およびドロマイト、並びに無機および有機粉末の合
成粒体および有機材料の粒体、例えばおがくず、やし殻
、とうもろこしの穂軸およびタバコの茎が適しており、
乳化剤および/または発泡剤としては、例えば非イオン
系および陰イオン系乳化剤、例えばポリオキシエチレン
脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン脂肪アルコール
エーテル類、例えばアルキルアリールポリグリコールエ
ーテル類、アルキルスルホネート類、アルキルスルフェ
ート類、アリールスルホネート類、並びにアルブミン加
水分解生成物が適しており;分散剤としては、例えばリ
グニン−亜硫酸塩廃液およびメチルセルロースが適して
いる。
【0079】接着剤、例えばカルボキシメチルセルロー
スおよび粉末、粒体またはラテックスの形状の天然およ
び合成重合体、例えばアラビアゴム、ポリビニルアルコ
ールおよびポリ酢酸ビニル、並びに天然のホスホリピッ
ド類、例えばセファリン類およびレシチン類、そして合
成ホスホリピッドが調剤中に使用され得る。他の添加剤
として鉱物油および植物油が使用され得る。
【0080】着色剤、例えば無機顔料、例えば酸化鉄、
酸化チタンおよびプルシアンブルー、並びに有機染料、
例えばアリザリン染料、アゾ染料および金属フタロシア
ニン染料、および微量栄養素、例えば鉄、マンガン、ホ
ウ素、銅、コバルト、モリブデンおよび亜鉛の塩類が使
用できる。
【0081】調剤は一般に、0.1〜95重量%、好適
には0.5〜90重量%の活性化合物を含有する。
【0082】本発明に従う活性化合物は、雑草駆除のた
め、そのまま、或はそれらの調剤の形態で、公知の除草
剤との混合物として用いられ、そしてまた仕上げ調剤ま
たはタンク混合物としても用いられ得る。
【0083】該混合物のための適切な除草剤は、公知の
除草剤、例えば穀物における雑草駆除用の1−アミノ−
6−エチルチオ−3−(2,2−ジメチルプロピル)−
1,3,5−トリアジン−2,4(1H,3H)−ジオ
ン(AMETHYDIONE)またはN−(2−ベンゾ
チアゾリル)−N,N’−ジメチル尿素(METABE
NZTHIAZURON);さとうだいこんにおける雑
草駆除用の4−アミノ−3−メチル−6−フェニル−1
,2,4−トリアジン−5(4H)−オン(METAM
ITRON)および大豆における雑草駆除用の4−アミ
ノ−6−(1,1−ジメチルエチル)−3−メチルチオ
−1,2,4−トリアジン−5(4H)−オン(MET
RIBUZIN)である。2,4−ジクロロフェノキシ
酢酸(2,4−D);4−(2,4−ジクロロフェノキ
シ)−酪酸(2,4−DB);2,4−ジクロロフェノ
キシプロピオン酸(2,4−DP);5−(2−クロロ
−4−トリフルオロメチル−フェノキシ)−2−ニトロ
−安息香酸(ACIFLUORFEN);2−クロロ−
2’,6’−ジエチル−N−メトキシ−メチルアセトア
ニリド(ALACHLOR);メチル−6,6−ジメチ
ル−2,4−ジオキソ−3−[1−(2−プロペニルオ
キシアミノ)−ブチリデン]−シクロヘキサン−カルボ
ン酸(ALLOXYDIM);2−クロロ−4−エチル
アミノ−6−イソプロピルアミノ−1,3,5−トリア
ジン(ATRAZINE);2−[[[[[(4,6−
ジメトキシピリミジン−2−イル)−アミノ]−カルボ
ニル]−アミノ]−スルホニル]−メチル]−安息香酸
メチル(BENSULPHURON);3−イソプロピ
ル−2,1,3−ベンゾチアジアジン−4−オン 2,
2−ジオキサイド(BENTAZONE);5−(2,
4−ジクロロフェノキシ)−2−ニトロ−安息香酸メチ
ル(BIFENOX);3,5−ジブロモ−4−ヒドロ
キシ−ベンゾニトリル(BROMOXYNIL);5−
アミノ−4−クロロ−2−フェニル−2,3−ジヒドロ
−3−オキシ−ピリダジン(CHLORIDAZON)
;2−{[(4−クロロ−6−メトキシ−2−ピリミジ
ニル)−アミノカルボニル]−アミノスルホニル}−安
息香酸エチル(CHLORIMURON);2−クロロ
−N−{[(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−
トリアジン−2−イル)−アミノ]−カルボニル}−ベ
ンゼンスルホンアミド(CHLORSULFURON)
;N,N−ジメチル−N’−(3−クロロ−4−メチル
フェニル)−尿素(CHLORTOLURON);エク
ソ−1−メチル−4−(1−メチル−エチル)−2−(
2−メチルフェニル−メトキシ)−7−オキサビシクロ
−(2,2,1)−ヘプタン(CINMETHYLIN
);3,6−ジクロロ−2−ピリジンカルボン酸(CL
OPYRALID);2−クロロ−4−エチルアミノ−
6−(3−シアノプロピルアミノ)−1,3,5−トリ
アジン(CYANAZINE);2−[4−(2,4−
ジクロロ−フェノキシ)−フェノキシ]−プロピオン酸
、そのメチルエステルまたはそのエチルエステル(DI
CLOFOP);2−[(2−クロロフェニル)−メチ
ル]−4,4−ジメチルイソキサゾリジン−3−オン(
DIMETHAZONE);S−エチル N,N’−ジ
−n−プロピル−チオカルバミデート(EPTAME)
;4−アミノ−6−t−ブチル−3−エチルチオ−1,
2,4−トリアジン−5(4H)−オン(ETHIOZ
IN);2−{4−[(6−クロロ−2−ベンゾキサゾ
リル)−オキシ]−フェノキシ}−プロピオン酸、その
メチルエステルまたはそのエチルエステル(FENOX
APROP);2−[4−(5−トリフルオロメチル−
2−ピリジルオキシ)−フェノキシ]−プロピオン酸ま
たはそのブチルエステル(FLUAZIFOP);N,
N’−ジメチル−N’−(3−トリフルオロメチルフェ
ニル)−尿素(FLUOMETURON);1−メチル
−3−フェニル−5−(3−トリフルオロメチルフェニ
ル)−4−ピリドン(FLURIDONE);[(4−
アミノ−3,5−ジクロロ−6−フルオロ−2−ピリジ
ニル)−オキシ]−酢酸またはその1−メチルヘプチル
エステル(FLUROXYPYR);5−(2−クロロ
−4−トリフルオロメチル−フェノキシ)−N−メチル
スルホニル−2−ニトロベンズアミド(FOMESAF
EN);2−{4−[(3−クロロ−5−(トリフルオ
ロメチル)−2−ピリジニル)−オキシ]−フェノキシ
}−プロピオン酸またはそのエチルエステル(HALO
XYFOP);3−シクロヘキシル−6−ジメチルアミ
ノ−1−メチル−1,3,5−トリアジン−2,4−ジ
オン(HEXAZINONE);2−[4,5−ジヒド
ロ−4−メチル−4−(1−メチルエチル)−5−オク
ソ−1H−イミダゾール−2−イル]−4−(5)−メ
チル安息香酸メチル(IMAZAMETHABENZ)
;2−[5−メチル−5−(1−メチルエチル)−4−
オクソ−2−イミダゾリン−2−イル]−3−キノリン
カルボン酸(IMAZAQUIN);2−[4,5−ジ
ヒドロ−4−メチル−4−イソプロピル−5−オクソ−
(1H)−イミダゾール−2−イル]−5−エチル−ピ
リジン−3−カルボン酸(IMAZETHAPYR);
3,5−ジイオド−4−ヒドロキシベンゾニトリル(I
OXYNIL);N,N−ジメチル−N’−(4−イソ
プロピルフェニル)−尿素(ISOPROTURON)
;5−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)−フ
ェノキシ]−2−ニトロ安息香酸2−エトキシ−1−メ
チル−2−オクソ−エチル(LACTOFEN);(2
−メチル−4−クロロフェノキシ)−酢酸(MCPA)
;(4−クロロ−2−メチルフェノキシ)−プロピオン
酸(MCPP);N−メチル−2−(1,3−ベンゾチ
アゾール−2−イルオキシ)−アセトアニリド(MEF
ENACET);2−クロロ−N−(2,6−ジメチル
フェニル)−N−[(1H)−ピラゾール−1−イル−
メチル]−アセトアミド(METAZACHLOR);
2−エチル−6−メチル−N−(1−メチル−2−メト
キシエチル)−クロロ−アセトアニリド(METOLA
CHLOR);2−{[[((4−メトキシ−6−メチ
ル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−アミノ)−
カルボニル]−アミノ]−スルホニル}−安息香酸また
はそのメチルエステル(METSULFURON);1
−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−4−メチル
アミノ−5−クロロ−6−ピリダゾン(NORFLUR
AZON);4−(ジ−n−プロピルアミノ)−3,5
−ジニトロベンゼンスルホンアミド(ORYZALIN
);2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェニル 3
−エトキシ−4−ニトロ−フェニルエーテル(OXYF
LUORFEN);N−(1−エチルプロピル)−3,
4−ジメチル−2,6−ジニトロアニリン(PENDI
METHALIN);O−(6−クロロ−3−フェニル
−ピリダジン−4−イル) S−オクチルチオカーボネ
ート(PYRIDATE);2−[4−(6−クロロ−
キノキサリン−2−イル−オキシ)−フェノキシ]−プ
ロピオン酸エチル(QUIZALOFOPETHYL)
;2−[1−(エトキシアミノ)−ブチリデン]−5−
(2−エチル−チオプロピル)−1,3−シクロヘキサ
ジオン(SETHOXYDIM);2−クロロ−4,6
−ビス−(エチルアミノ)−1,3,5−トリアジン(
SIMAZINE);2,4−ビス−[N−エチルアミ
ノ]−6−メチレンチオ−1,3,5−トリアジン(S
IMETRYNE);4−エチルアミノ−2−t−ブチ
ルアミノ−6−メチルチオ−s−トリアジン(TERB
UTRYNE);3−[[[[(4−メトキシ−6−メ
チル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−アミノ]
−カルボニル]−アミノ]−スルホニル]−チオフェン
−2−カルボン酸メチル(THIAMETURON);
ジイソプロピルチオカルバミン酸S−(2,3,3−ト
リクロロ−アリル)(TRI−ALLATE)および2
,6−ジニトロ−4−トリフルオロメチル−N,N−ジ
プロピルアニリン(TRI−FLURALIN)との混
合物もまた可能である。
【0084】驚くべきことに、ある種の混合物は相乗作
用も示す。
【0085】他の公知の活性化合物、例えば殺菌・殺カ
ビ剤、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、鳥駆除剤、植物栄
養素類および土壌構造改良剤との混合物も可能である。
【0086】該活性化合物はそのまま、それらの調合物
の形態またはそれらを更に希釈することにより調製した
使用形態、例えば調製済み溶剤、懸濁液、乳剤、粉剤、
塗布剤および粒剤の形態で使用できる。それらは通常の
方法、例えば液剤散布、液剤噴霧、噴霧または散布によ
り使用される。
【0087】本発明に従う活性化合物は、植物の発芽前
または後に適用できる。それらはまた、種まきの前に土
壌中に加えることもできる。
【0088】活性化合物の使用量は実質的な範囲内で変
えることができる。それは、本質的に、望まれる効果に
依存している。一般に、使用量は、土壌表面1ヘクター
ル当たり0.01〜10kgの活性化合物、好適には0
.05〜5kg/haである。
【0089】本発明に従う活性化合物の製造および使用
を下記の実施例に示す。
【0090】
【実施例】製造実施例 実施例1:
【0091】
【化32】
【0092】(方法A)メタノール200mL中の30
.5g(0.2モル)の塩酸1−アミノ−2,2,3−
トリメチルグアニジニウムおよび27.8g(0.2モ
ル)の2−ヒドロキシ−2−シクロヘキシルアセトニト
リルに、室温で30分間かけて、25.3g(0.25
モル)のトリエチルアミンを滴下する。続いて、この反
応混合物を還流温度で1時間撹拌する。処理するため、
この混合物を真空中で濃縮し、この濃縮物を水/塩化メ
チレンを用いて抽出し、そして有機相を硫酸ナトリウム
上で乾燥した後、真空中で濃縮する。精製のため、この
残留物をリグロインから再結晶する。
【0093】融点が138℃〜139℃の3−ジメチル
アミノ−4−メチル−6−シクロヘキシル−1,6−ジ
ヒドロ−5−イミノ−1,2,4−トリアジンが15.
6g(理論値の33%)得られる。
【0094】1H−NMR(CDCl3/テトラメチル
シラン): δ=1.0−1.8;2.6;3.25ppm実施例2
【0095】
【化33】
【0096】(方法A)メタノール400mL中の45
.75g(0.3モル)の塩酸1−アミノ−2,2,3
−トリメチルグアニジニウムおよび42.3g(0.3
モル)の2−アセトキシ−3−メチル−ブチロニトリル
に、27g(0.5モル)のナトリウムメチラートを加
える。続いて、この混合物を還流温度で1時間撹拌した
後、沈澱した塩を室温で吸引濾別し、そしてこの濾液を
真空中濃縮する。この残留物を水/塩化メチレンを用い
て抽出し、そして有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥した
後、真空中で濃縮する。精製のため、この生成物をリグ
ロインから再結晶する。
【0097】融点が117℃〜119℃の3−ジメチル
アミノ−4−メチル−6−イソプロピル−1,6−ジヒ
ドロ−5−イミノ−1,2,4−トリアジンが26g(
理論値の44%)得られる。
【0098】1H−NMR(CDCl3/テトラメチル
シラン): δ=0.85−0.95;1.9−2.0;2.5;3
.1;5.8;7.15ppm 実施例3
【0099】
【化34】
【0100】(方法A)メタノール250mL中の30
.5g(0.2モル)の塩酸1−アミノ−2,2,3−
トリメチルグアニジニウムおよび55.6g(0.4モ
ル)の2−ヒドロキシ−2−シクロヘキシルアセトニト
リルを、還流温度で2時間撹拌する。その後、この還流
温度を保持しながら10分内で25.3g(0.25モ
ル)のトリエチルアミンを滴下した後、撹拌を還流温度
で2時間継続する。処理のため、この冷たい溶液を真空
中濃縮し、残留物を水/塩化メチレンを用いて抽出し、
そして有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥した後、真空中
で濃縮する。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリ
カゲル;シクロヘキサン/酢酸エチル1:1)で精製す
る。
【0101】油状物として、2−シクロヘキシル−2−
[1−(6−シクロヘキシル−3−ジメチルアミノ−5
−イミノ−4−メチル−1,6−ジヒドロ−1,2,4
−トリアジニリル)]−アセトニトリルが17g(理論
値の23.8%)得られる。
【0102】1H−NMR(CDCl3/テトラメチル
シラン): δ=1.0−2.0;2.65;3.25;3.3−3
.35;3.55−3.6ppm 実施例4
【0103】
【化35】
【0104】(方法B)4.6g(0.023モル)の
3−ジメチルアミノ−4−メチル−6−イソプロピル−
1,6−ジヒドロ−5−イミノ−1,2,4−トリアジ
ンを、40mLの37%濃度塩酸と一緒に還流温度で4
0分間撹拌する。この混合物を冷却し、40mLの水で
希釈した後、アンモニア水溶液を用いてpHを弱アルカ
リに調整し、そしてこの混合物を塩化メチレンを用いて
抽出する。有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥した後、真
空中で濃縮しそして残留物をカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル;シクロヘキサン/酢酸エチル1:1)で
精製する。
【0105】油状物として、3−ジメチルアミノ−4−
メチル−6−イソプロピル−1,6−ジヒドロ−1,2
,4−トリアジン−5(4H)−オンが2.4g(理論
値の51.8%)得られる。
【0106】1H−NMR(CDCl3/テトラメチル
シラン): δ=1.0−1.05;1.2−1.3;2.25−2
.35;2.6;3.2ppm 実施例5
【0107】
【化36】
【0108】(方法B)10g(0.028モル)の2
−シクロヘキシル−2−[1−(6−シクロヘキシル−
3−ジメチルアミノ−5−イミノ−4−メチル−1,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアジニリル)]−アセト
ニトリルを、100mLの37%濃度塩酸中、還流温度
で1時間撹拌した後、この混合物を冷却し、そして氷水
と一緒に撹拌した後、アンモニア水溶液を用いてpHを
弱アルカリに調整する。沈澱してきた生成物を吸引濾別
し、水で洗浄した後、カラムクロマトグラフィー(シリ
カゲル;シクロヘキサン/酢酸エチル1:1)で精製す
る。
【0109】油状物として、2−シクロヘキシル−2−
[1−(6−シクロヘキシル−3−ジメチルアミノ−4
−メチル−1,6−ジヒドロ−1,2,4−トリアジン
−5−オン−イル)]−アセトニトリルが5g(理論値
の50%)得られる。
【0110】1H−NMR(CDCl3/テトラメチル
シラン): δ=1.0−2.1;2.6;2.9−2.95;3.
1;3.15−3.2ppm 実施例6
【0111】
【化37】
【0112】(方法C)23.6g(0.1モル)の3
−ジメチルアミノ−4−メチル−6−シクロヘキシル−
1,2,4−トリアジン−5−オンを0.3リットルの
オートクレーブ中に入れ、190mLのエタノールと2
gのPt/チャコール(5%)を加えた後、120℃で
、140バールの水素圧下6時間水素添加を行う。処理
するため、この混合物を冷却した後、濾過し、そしてこ
の濾液を真空中濃縮する。残留物をシクロヘキサン/石
油エーテルから再結晶する。
【0113】融点が90℃〜91℃の3−ジメチルアミ
ノ−4−メチル−6−シクロヘキシル−1,6−ジヒド
ロ−1,2,4−トリアジン−5(4H)−オンが19
.7g(理論値の83%)得られる。
【0114】1H−NMR(CDCl3/テトラメチル
シラン): δ=1.0−1.8;2.55;2.90;3.05;
6.15ppm 一般式(I)
【0115】
【化38】
【0116】の下記の1,6−ジヒドロ−3−ジメチル
アミノ−4−メチル−1,2,4−トリアジン誘導体が
、相当する方法および一般的製造教示に従って得られる
【0117】
【表1】
【0118】*)内部標準としてテトラメチルシラン(
TMS)を含有しているデュテロクロロホルム(CDC
l3)中で1H−NMRスペクトルを記録した。化学シ
フトはppmで表したδ−値として示されている。
【0119】出発化合物の製造: 実施例IV−1:
【0120】
【化39】
【0121】メタノール1000mL中の76.25g
(0.5モル)の塩酸1−アミノ−2,2,3−トリメ
チルグアニジニウムに、100g(0.6モル)のフェ
ニルグリオキシル酸メチルおよび101g(1モル)の
トリエチルアミンを加える。この混合物を室温で8時間
そして還流温度で更に1時間撹拌した後、冷却しそして
真空中で濃縮した後、この残留物を水と一緒に撹拌する
。沈澱してきた生成物を吸引濾別した後、シクロヘキサ
ン/酢酸エチルから再結晶する。
【0122】融点が110℃〜112℃の3−ジメチル
アミノ−4−メチル−6−フェニル−1,2,4−トリ
アジン−5−(4H)−オンが73.8g(理論値の6
4.2%)得られる。
【0123】1H−NMR(CDCl3/テトラメチル
シラン): δ=2.97;3.50;7.35−7.45;8.1
5−8.20ppm 実施例II−1
【0124】
【化40】
【0125】イソプロパノール300mL中の50g(
1モル)の水加ヒドラジンに、20℃〜25℃で撹拌し
ながら30分間かけて、イソプロパノール250mL中
の78.5g(0.5モル)の塩酸クロロトリメチルホ
ルムアミジニウム溶液を滴下する。滴下終了後、室温で
更に30分間撹拌を継続し、沈澱してきた塩酸ヒドラジ
ンを吸引濾別し、この沈澱物を150mLのイソプロパ
ノールで洗浄し、そしてこのイソプロパノール濾液を真
空中で濃縮する。
【0126】70.7g(理論値の93%)の塩酸1−
アミノ−2,2,3−トリメチルグアニジニウムが得ら
れ、これを精製することなく更に反応させる。
【0127】
【化41】
【0128】510g(5モル)のN,N,N’−トリ
メチル尿素と3リットルのクロロベンゼンとから成る撹
拌している混合物中に、80℃で2.5時間かけて、5
45g(5.5モル)のホスゲンを通す。この導入工程
が終了した後、二酸化炭素の発生が終わるまで更に45
分間撹拌を80℃で継続する。この混合物を10℃に冷
却し、そして水に対して敏感な生成物を、窒素下吸引濾
別し、そして1リットルのクロロベンゼンそして500
mLづつの石油エーテルで2回洗浄した後、真空中乾燥
する。融点が76℃〜78℃の塩酸クロロトリメチルホ
ルムアミジニウムが635.3g(理論値の81%)得
られる。
【0129】使用実施例 次の使用実施例において、比較物質として以下に示す化
合物を用いた:3−ジメチルアミノ−4−メチル−6−
シクロヘキシル−1,2,4−トリアジン−5(4H)
−オン
【0130】
【化42】
【0131】3−ジメチルアミノ−4−メチル−6−イ
ソプロピル−1,2,4−トリアジン−5(4H)−オ
【0132】
【化43】
【0133】[(A)EP 15,452に記載;(B
)EP 168,352に記載]。
【0134】実施例A 発芽前試験 溶媒:      5重量部のアセトン乳化剤:   
 1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル 活性化合物の適当な調剤を製造するため、1重量部の活
性化合物と既定量の溶媒とを混合し、既定量の乳化剤を
加え、そしてこの濃縮物を水で希釈して所望の濃度とす
る。
【0135】試験植物の種子を通常の土壌に植え付け、
そして24時間後、活性化合物の調剤を散水する。単位
面積当たりの水の量を一定に保つのが適当である。調剤
中の活性化合物の濃度は重要でなく、単位面積当たりに
施される活性化合物の量のみが決定的である。3週間後
、未処理の対照区の発育と比較して、該植物の損傷の度
合を損傷パーセントとして評価する。数字は下記を示し
ている: 0%=活性なし(未処理の対照区と同じ)100%=全
滅 この試験で、例えば製造実施例の次の化合物が、作物植
物に対する活性および選択性の両方において、従来技術
に比べ明らかに優位性を示している:8および9。
【0136】
【表2】
【0137】
【表3】
【0138】実施例B発芽後試験 溶媒:      5重量部のアセトン乳化剤:   
 1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル 活性化合物の適当な調剤を製造するため、1重量部の活
性化合物と既定量の溶媒とを混合し、既定量の乳化剤を
加え、そしてこの濃縮物を水で希釈して所望の濃度とす
る。
【0139】高さが5〜15cmの試験植物に、単位面
積当たり特定量の所望活性化合物を施すように活性化合
物の調剤を噴霧する。この噴霧した液体の濃度は、1,
000リットルの水/ha中特定量の所望活性化合物が
施されるように選択する。3週間後、未処理の対照区の
発育と比較して、該植物の損傷の度合を損傷パーセント
として評価する。数字は下記を示している:0%=活性
なし(未処理の対照区と同じ)100%=全滅この試験
で、例えば製造実施例の次の化合物が、作物植物に対す
る活性および選択性の両方において、従来技術に比べ明
らかに優位性を示している:8および9。
【0140】
【表4】
【0141】
【表5】
【0142】本発明の特徴および態様は以下のとおりで
ある。
【0143】1.一般式(I)
【0144】
【化44】
【0145】[式中、R1は、アルキル、シクロアルキ
ル、任意に置換されているアラルキルまたは任意に置換
されているアリールを表し、R2は、水素または基
【0
146】
【化45】 (式中、R1は上述した意味を有する)を表し、そして
Xは、酸素またはNH基を表す]の1,6−ジヒドロ−
3−ジメチルアミノ−4−メチル−1,2,4−トリア
ジン誘導体。
【0147】2.この式中、R1が、1〜12個の炭素
原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを表すか、或は
3〜8個の炭素原子を有するシクロアルキルを表すか、
或は直鎖もしくは分枝アルキル部分中に1〜6個の炭素
原子を有しそしてアリール部分中に6〜10個の炭素原
子を有しそしてアリール部分が同一もしくは異なる置換
基で任意にモノ置換または多置換されているアラルキル
を表すか、或は6〜10個の炭素原子を有しそして同一
もしくは異なる置換基で任意にモノ置換または多置換さ
れているアリールを表し(各場合共、アリールの置換基
は、ハロゲン、シアノ、アミノ、各々1〜4個の炭素原
子を有する各場合共直鎖もしくは分枝アルキル、アルコ
キシまたはアルキルチオ、および各々1〜4個の炭素原
子を有しそして1〜9個の同一もしくは異なるハロゲン
原子を有する各場合共直鎖もしくは分枝ハロゲノアルキ
ル、ハロゲノアルコキシまたはハロゲノアルキルチオで
ある)、R2が、水素または基
【0148】
【化46】 (式中、R1は上に示した意味を有する)を表し、そし
てXが、酸素またはNH基を表す、ことを特徴とする第
1項記載の一般式(I)のトリアジン誘導体。
【0149】3.この式中、R1が、1〜6個の炭素原
子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを表すか、或は3
〜7個の炭素原子を有するシクロアルキルを表すか、或
は直鎖もしくは分枝アルキル部分中に1〜4個の炭素原
子を有しそしてフェニル部分が同一もしくは異なる置換
基で任意にモノ置換からトリ置換されているフェニルア
ルキルを表すか、或は同一もしくは異なる置換基で任意
にモノ置換からトリ置換されているフェニルを表し(各
場合共、適切な置換基は、フッ素、塩素、臭素、アミノ
、メチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、メトキ
シ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、メチルチ
オ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシまたは
トリフルオロメチルチオである)、R2が、水素または
【0150】
【化47】 (式中、R1は上に示した意味を有する)を表し、そし
てXが、酸素またはNH基を表す、ことを特徴とする第
1項記載の一般式(I)のトリアジン誘導体。
【0151】4.この式中、R1が、メチル、エチル、
n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−またはt
−ブチルを表すか、或はシクロプロピル、シクロペンチ
ルまたはシクロヘキシルを表すか、或はフェニル部分が
任意にモノ置換またはジ置換されているベンジルを表す
か、或は任意にモノ置換またはジ置換されているフェニ
ルを表し(各場合共、適切な置換基は、アミノ、フッ素
、塩素、臭素、メチル、エチル、メトキシまたはエトキ
シである)、R2が、水素を表し、そしてXが、酸素ま
たはNH基を表す、ことを特徴とする第1項記載の一般
式(I)のトリアジン誘導体。
【0152】5.式(II)
【0153】
【化48】 の塩酸1−アミノ−2,2,3−トリメチル−グアニジ
ニウムと、式(III)
【0154】
【化49】 [式中、R1は、上述した意味を有し、そしてR3は、
水素またはアセチル基を表す]のシアノヒドリン誘導体
とを、1:1のモル比または1:2のモル比で、適宜希
釈剤の存在下および適宜酸結合剤の存在下反応させる(
ここで、1:1のモル比の出発物質(II):(III
)を用いたとき、R2がHを表す式(Ia)の最終生成
物が得られ、1:2のモル比の出発物質(II):(I
II)を用いたとき、R2が基
【0155】
【化50】 を表す式(Ia)の最終生成物が得られる)ことを特徴
とする、式(Ia)
【0156】
【化51】
【0157】[式中、R1は、アルキル、シクロアルキ
ル、任意に置換されているアラルキルまたは任意に置換
されているアリールを表し、R2は、水素または基
【0
158】
【化52】 (式中、R1は上述した意味を有する)を表す]の1,
6−ジヒドロ−3−ジメチルアミノ−4−メチル−5−
イミノ−1,2,4−トリアジン誘導体の製造方法。
【0159】6.式(Ia)
【0160】
【化53】
【0161】[式中、R1およびR2は、上述した意味
を有する]の1,6−ジヒドロ−3−ジメチルアミノ−
4−メチル−5−イミノ−1,2,4−トリアジン誘導
体(これは第5項に従って得られる)と水系の酸とを、
適宜希釈剤の存在下、反応させることを特徴とする、式
(Ib)
【0162】
【化54】
【0163】[式中、R1は、アルキル、シクロアルキ
ル、任意に置換されているアラルキルまたは任意に置換
されているアリールを表し、R2は、水素または基
【0
164】
【化55】 (式中、R1は上述した意味を有する)を表す]の1,
6−ジヒドロ−3−ジメチルアミノ−4−メチル−1,
2,4−トリアジン−5(4H)−オン誘導体の製造方
法。
【0165】7.式(IV)
【0166】
【化56】
【0167】[式中、R1は上述した意味を有する]の
3−ジメチルアミノ−4−メチル−1,2,4−トリア
ジン−5(4H)−オン類と、水素とを、水素添加触媒
の存在下、そして適宜希釈剤の存在下、反応させること
を特徴とする、式(Ic)
【0168】
【化57】
【0169】[式中、R1は、アルキル、シクロアルキ
ル、任意に置換されているアラルキルまたは任意に置換
されているアリールを表す]の1,6−ジヒドロ−3−
ジメチルアミノ−4−メチル−1,2,4−トリアジン
−5(4H)−オン誘導体の製造方法。
【0170】8.少なくとも1種の、第1項記載の式(
I)の1,6−ジヒドロ−3−ジメチルアミノ−4−メ
チル−1,2,4−トリアジン誘導体を含有しているこ
とを特徴とする除草剤。
【0171】9.雑草を駆除するための第1項記載の式
(I)の1,6−ジヒドロ−3−ジメチルアミノ−4−
メチル−1,2,4−トリアジン誘導体の使用。
【0172】10.第1項記載の式(I)の1,6−ジ
ヒドロ−3−ジメチルアミノ−4−メチル−1,2,4
−トリアジン誘導体と増量剤および/または界面活性剤
とを混合することを特徴とする除草剤の製造方法。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一般式(I) 【化1】 [式中、R1は、アルキル、シクロアルキル、任意に置
    換されているアラルキルまたは任意に置換されているア
    リールを表し、R2は、水素または基 【化2】 (式中、R1は上述した意味を有する)を表し、そして
    Xは、酸素またはNH基を表す]の1,6−ジヒドロ−
    3−ジメチルアミノ−4−メチル−1,2,4−トリア
    ジン誘導体。
  2. 【請求項2】  式(II) 【化3】 の塩酸1−アミノ−2,2,3−トリメチル−グアニジ
    ニウムと、式(III) 【化4】 [式中、R1は、上述した意味を有し、そしてR3は、
    水素またはアセチル基を表す]のシアノヒドリン誘導体
    とを、1:1のモル比または1:2のモル比で、適宜希
    釈剤の存在下および適宜酸結合剤の存在下反応させる(
    ここで、1:1のモル比の出発物質(II):(III
    )を用いたとき、R2がHを表す式(Ia)の最終生成
    物が得られ、1:2のモル比の出発物質(II):(I
    II)を用いたとき、R2が基 【化5】 を表す式(Ia)の最終生成物が得られる)ことを特徴
    とする、式(Ia) 【化6】 [式中、R1は、アルキル、シクロアルキル、任意に置
    換されているアラルキルまたは任意に置換されているア
    リールを表し、R2は、水素または基 【化7】 (式中、R1は上述した意味を有する)を表す]の1,
    6−ジヒドロ−3−ジメチルアミノ−4−メチル−5−
    イミノ−1,2,4−トリアジン誘導体の製造方法。
  3. 【請求項3】  式(Ia) 【化8】 [式中、R1およびR2は、上述した意味を有する]の
    1,6−ジヒドロ−3−ジメチルアミノ−4−メチル−
    5−イミノ−1,2,4−トリアジン誘導体(これは第
    5項に従って得られる)と水系の酸とを、適宜希釈剤の
    存在下、反応させることを特徴とする、式(Ib)【化
    9】 [式中、R1は、アルキル、シクロアルキル、任意に置
    換されているアラルキルまたは任意に置換されているア
    リールを表し、R2は、水素または基 【化10】 (式中、R1は上述した意味を有する)を表す]の1,
    6−ジヒドロ−3−ジメチルアミノ−4−メチル−1,
    2,4−トリアジン−5(4H)−オン誘導体の製造方
    法。
  4. 【請求項4】  式(IV) 【化11】 [式中、R1は上述した意味を有する]の3−ジメチル
    アミノ−4−メチル−1,2,4−トリアジン−5(4
    H)−オン類と、水素とを、水素添加触媒の存在下、そ
    して適宜希釈剤の存在下、反応させることを特徴とする
    、式(Ic) 【化12】 [式中、R1は、アルキル、シクロアルキル、任意に置
    換されているアラルキルまたは任意に置換されているア
    リールを表す]の1,6−ジヒドロ−3−ジメチルアミ
    ノ−4−メチル−1,2,4−トリアジン−5(4H)
    −オン誘導体の製造方法。
  5. 【請求項5】  少なくとも1種の、請求項1記載の式
    (I)の1,6−ジヒドロ−3−ジメチルアミノ−4−
    メチル−1,2,4−トリアジン誘導体を含有している
    ことを特徴とする除草剤。
  6. 【請求項6】  請求項1記載の式(I)の1,6−ジ
    ヒドロ−3−ジメチルアミノ−4−メチル−1,2,4
    −トリアジン誘導体と増量剤および/または界面活性剤
    とを混合することを特徴とする除草剤の製造方法。
JP13534491A 1990-05-19 1991-05-13 1,6−ジヒドロ−3−ジメチルアミノ−4−メチル−1,2,4−トリアジン誘導体 Pending JPH04226969A (ja)

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DE19904016158 DE4016158A1 (de) 1990-05-19 1990-05-19 1,6-dihydro-3-dimethylamino-4-methyl-1,2,4-triazin-derivate
DE4016158.7 1990-05-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4447258A (en) * 1979-03-07 1984-05-08 Bayer Aktiengesellschaft 3-Dimethylamino-4-methyl-1,2,4-triazin-5(4H)-ones and herbicidal compositions
DE3323935A1 (de) * 1983-07-02 1985-01-03 Bayer Ag, 5090 Leverkusen 6-(2,3-dimethyl-but-2-yl)-1,2,4-triazin-5-on-derivate
CA1229601A (en) * 1984-07-12 1987-11-24 Syngenta Participations Ag Process for the preparation of 4,6-disubstituted-3- amino-1,2,4-triazin-4h-5-ones, novel 4,6- disubstituted-3-amino-1,2,4-triazin-4h-5-ones and a method of controlling undesired plant growth

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