JPH04226921A - アテローム性動脈硬化の予防、安定または後退用医薬組成物 - Google Patents

アテローム性動脈硬化の予防、安定または後退用医薬組成物

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JPH04226921A
JPH04226921A JP3110268A JP11026891A JPH04226921A JP H04226921 A JPH04226921 A JP H04226921A JP 3110268 A JP3110268 A JP 3110268A JP 11026891 A JP11026891 A JP 11026891A JP H04226921 A JPH04226921 A JP H04226921A
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cholesterol
acid
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ジェイムズ・エル・バーギー
Werner Tshcollar
ヴェルナー・チョラー
S Yonce Cary
カリー・エス・ヨンス
James C Kawano
ジェイムズ・シー・カワノ
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ER Squibb and Sons LLC
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Bristol Myers Squibb Co
ER Squibb and Sons LLC
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアテローム性動脈硬化の
予防、安定または後退用医薬組成物、更に詳しくは、酵
素3−ヒドロキシ−3−メチルグルタリル補酵素A(H
MG CoA)リダクターゼの抑制剤(たとえばプラバ
スタチン)などのコレステロール降下剤およびアンギオ
テンシン変換酵素(ACE)抑制剤、好ましくはメルカ
プト成分含有ACE抑制剤(たとえばカプトプリルまた
はゾフェノプリル)から成り、たとえば高血圧または正
常血圧の患者に投与することにより、アテローム性動脈
硬化の進行を遅延したり、アテローム性動脈硬化の損傷
を減少または削除することができる医薬組成物に関する
【0002】
【従来の技術】血管組織に対する高い血清コレステロー
ルの前駆アテローム性動脈硬化作用は、十分に立証され
ている[ウエインステインおよびハイダーの「Am.J
.Hypertens.」(2、205〜212頁、1
989年), “アテローム発生および血管損傷におけ
るカルシウム管拮抗剤の保護作用” 参照]。
【0003】また、アテローム発生プロセスにおいて関
与しうる血小板は、賦活時に放出する媒介物質[トロン
ボキサンA2(TXA2)、血小板凝集因子(PAF)
等]を介して関与し、順次、平滑筋細胞を刺激して、収
縮かつ増殖せしめることがよく知られている。後者の作
用は、アテローム性動脈硬化プラク形成において重要な
ステップである[ホークの「Semin.Thromb
.Hemost.」(14、202〜205頁、198
8年), “血小板とアテローム性動脈硬化” 参照]
。血管平滑筋に対するプロスタノイド類の刺激作用の多
くは、内皮誘導弛緩因子(EDRF)によって逆転する
ことができ、その物質代謝の安定性および/または効力
はカプトプリルによって増大すると思われる[ゴールド
シュミットおよびタラリダの「F.A.S.E.B.J
ournal」(3、A1195、1989年), “
ラビット大動脈における内皮依存弛緩に対するカプトプ
リル暴露作用” 参照]。
【0004】さらに、最近、カプトプリルは重要にも、
高コレステロール血症患者の血清コレステロールを減少
せしめ(−18%)、かつHDLを増大する(27%)
ことがわかった[コスタらの「Am.J.Hypert
en.」(1、2219〜2239頁、1988年),
 “高脂質血症を持つ高血圧患者の血清脂質を減少させ
るカプトプリルの使用” 参照]。これらの治療効果が
コレステロール合成経路の抑制に起因する証拠はない。 すなわち、ACE抑制剤の治療機構は、プラバスタチン
やロバスタチンなどの酵素HMG CoAリダクターゼ
の抑制剤の治療機構と異なる。
【0005】エデルマン・Sらの「N.Engl.J.
Med.」(320、No.18、1219〜1220
頁、1989年), “HMG CoAリダクターゼ抑
制剤による治療中の高カリウム血症” に、患者が高脂
質血症のためロバスタチン(LS)を受容する事例およ
び患者の高血圧症は初めのうちはリシノプリルによって
十分コントロールされることが開示されている。“LS
治療は、コレスチラミンおよびニコチン酸治療でうまく
行かないときに始めた。患者は筋炎および高カリウム血
症に進行し、応急治療およびLSの使用中止後に回復し
た。患者は後にLSの摂取を再開し(立会い診察せず)
、再び厳しい筋炎および高カリウム血症に進行した。患
者はLSの使用を中止すると回復した。高カリウム血症
の危険にある患者に、LSとリシノプリルを組合せて投
与するとき、注意するよう警告される。”
【0006】ショルケンズ(ヘキスト)のヨーロッパ特
許出願0219782に、哺乳動物のアテローム性動脈
硬化、血栓症および/または末梢血管疾患に対し、AC
E抑制剤またはその生理的許容塩を使用する治療が開示
されている。さらにこの特許出願には、内皮細胞の管腔
血漿膜に主にACEが局在するので、ACE抑制剤は血
小板−内皮相互作用を干渉しうることが開示されている
。 加えて、ショルケンズの開示によれば、ACE抑制剤は
ブラジキニン(内皮細胞からのプロスタシクリン放出の
強い刺激剤)の分解を抑制することにより、ブラジキニ
ンの作用を相乗的に高め、従って、ACE抑制剤は血小
板凝集に対し抑制効果を有するとある。
【0007】ゾーン・J.らの「J.Cardiova
sc.Pharmacol.」(Vol.12(増補6
)、1988年), “種々のラット高血圧モデルにお
けるカルシウム拮抗剤またはカプトプリルによるアテロ
ーム性動脈硬化損傷の予防” に、塩過敏性ダール(D
ahl)ラットではなく、特発性高血圧症オカモトラッ
ト(SHR)における、腸間膜動脈のアテローム硬化に
対するカプトプリルの有益な効果が開示されている。
【0008】ソメヤ・N.らの「J.Cardiova
sc.Pharmacol.」(6、840〜843頁
、1984年), “特発性高血圧における血小板凝集
に対するカプトプリルの抑制効果” の840頁に、“
高血圧はアテローム性動脈硬化の発生と進行に密接に関
係する。および血小板機能は数種の血管疾患で明白な血
小板機能不全を伴って、アテローム性動脈硬化において
重要な役割を演じる。血小板凝集は高血圧患者において
増大することが報告されている。” と記載されている
。また842頁には、”高血圧被検者へのカプトプリル
の投与後の血小板凝集のインビボ抑制を証明するデータ
” が記載され、843頁には、“血小板凝集力は正常
血圧患者よりも高血圧患者の方が大きく、血小板異常は
アテローム性動脈硬化の危険因子となりうるものであり
、カプトプリルがその血圧降下作用を有する場合、カプ
トプリルはアテローム性動脈硬化および高血圧症に関係
する血栓疾患の予防に極めて有用である。” ことが記
載されている。
【0009】ミズノ・K.らの「日本内分泌学会雑誌」
(1984年2月20日), “血清リポパーオキシド
量並びに高血圧患者におけるレニン−アンギオテンシン
−アルドステロンおよびカリクレイン−キニン系に対す
る、アンギオテンシンI変換酵素抑制剤であるカプトプ
リルの作用” に、カプトプリルは高血圧患者において
血清リポパーオキシド濃度(LPX)誘発アテローム性
動脈硬化を予防する有益な抗高血圧剤であることが開示
されている。
【0010】ミズノ・K.らの「Tohoku  J.
Exp.Med.」(143(1)、127〜128頁
、1984年5月), “高血圧患者における血清脂質
パーオキシド量に対するカプトプリルの急性作用” に
、カプトプリルによるアンギオテンシン変換酵素の抑制
は、高血圧症を併発するアテローム性動脈硬化の治療へ
の可能な治療アプローチをもたらすことが提案されてい
る。
【0011】アテローム性動脈硬化におけるレニン−ア
ンギオテンシン系の役割は明らかでない。キャンプベル
−ボスウェル・アンド・ロバートソンの「Exp.an
d  Mol.Pathol」(35、265頁、19
81年)に、アンギオテンシンIIはヒトの単離した血
管平滑筋細胞の増殖を刺激することが報告されているが
、ガイスタファーらの(Circ.Res.」(62、
749〜756頁、1988年)には、ラットの単離し
た血管平滑筋細胞の増殖についての記載はない(但し、
生長刺激については除く)。
【0012】オーバーターフらの「Atheroscl
erosis」(59、383〜399頁、1986年
)に、コレステロールを与えたラビットでのAEC抑制
剤による実験によれば、アテローム性動脈硬化の進行に
重大な影響を示さないことが開示されている。
【0013】セシルの「Textbook  of  
Medicine」(16版、239〜241頁)の2
40頁に、血圧はアテローム性動脈硬化の促進因子であ
ることが記載されている。
【0014】オンデッティらのU.S.特許No.40
46889および4105776に、高血圧症の治療に
有用なACE抑制剤であるプロリン誘導体(カプトプリ
ルを含む)が開示されている。
【0015】ペトリロのU.S.特許No.43372
01に、高血圧症の治療に有用なACE抑制剤であるホ
スフィニルアルカノイル置換プロリン類(ホシノプリル
を含む)が開示されている。
【0016】U.S.特許No.4374829に、高
血圧症の治療に有用なACE抑制剤であるカルボキシア
ルキルジペプチド誘導体(エナラプリルを含む)が開示
されている。
【0017】カラニュウスキーらのU.S.特許No.
4452790に、(S)−1−[6−アミノ−2−[
[ヒドロキシ(4−フェニルブチル)ホスフィニル]オ
キシ]−1−オキソヘキシル]−L−プロリン(SQ2
9852、セラナプリル)を包含する、ホスホネート置
換アミノもしくはイミノ酸およびそれらの塩が開示され
ている。これらの化合物は、高血圧症の治療に有用なA
CE抑制剤である。
【0018】オンデッティらのU.S.特許No.43
16906に、高血圧症の治療に有用なACE抑制剤で
あるエーテルおよびチオエーテルメルカプトアシルプロ
リン類が開示されている。このオンデッティらの特許に
、ゾフェノプリルが含まれる。
【0019】血清コレステロール降下特性を有する幾種
もの化合物が知られている。これらの化合物の幾つかは
、コレステロール生成に不可欠の酵素HMG CoAリ
ダクターゼの抑制剤であって、たとえばメバスタチン(
U.S.特許No.3983140に開示)、メビノリ
ンと称することもあるロバスタチン(U.S.特許No
.4231938に開示)、プラバスタチン(U.S.
特許No.4346227に開示)およびシンビノリン
と称することもあるベロスタチン(U.S.特許No.
4448784および4450171に開示)が挙げら
れる。
【0020】血清コレステロールを降下する他の化合物
は、酵素HMG CoAリダクターゼの抑制剤とは全く
異なる機構によって上記降下作用を示す。たとえば、コ
レスチラミン、コレスチポール、DEAE−セファデッ
クス(Sephadex)およびポリ(ジアリルメチル
アミン)誘導体(たとえばU.S.特許No.4759
923および4027009に開示)などの胆汁酸金属
イオン封鎖剤の使用によって、あるいは血清 “低密度
リポ蛋白” (LDL)を明らかに降下しおよび/LD
Lを高密度リポ蛋白(HDL)に変えるプロブコールや
ジェムフィブロジルなどの抗高リポ蛋白血症剤の使用に
よって、血清コレステロールを降下しうる。
【0021】上述のU.S.特許No.4759923
には、胆汁塩金属イオン封鎖剤であるポリ(ジアリルメ
チルアミン)誘導体を、金属イオン封鎖以外の機構で血
清コレステロールを減少する薬物、たとえばクロフィブ
レート、ニコチン酸、プロブコール、ネオマイシン、p
−アミノサリチル酸またはメビノリン(ロバスタチンと
称することもある)と共に使用しうることが開示されて
いる。
【0022】スクアレンシンセターゼはミクロソーム酵
素であって、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドホ
スフェート(還元型)(NADPH)の存在下、2分子
のファルネシルピロホスフェート(FPP)の還元二量
化を触媒して、スクアレンを形成する[ポウルター・C
.D.、リリング・H.C.の「J.Wiley  a
nd  Sons」(Vol.I、チャプター8、41
3〜443頁、1981年), “イソプレノイド化合
物の生合成” およびその引用文献参照]。この酵素は
、新たなコレステロール生合成経路の最初の献身的ステ
ップ(committed step)である。このス
テップの選択的抑制は、イソペンテニルtRNA、ユビ
キノリン、およびドリコールへの不可欠経路が妨害され
ずに進行するのを可能ならしめるべきである。スクアレ
ンシンセターゼはHMGCoAリダクターゼといっしょ
に、レセプタ伝達LDL吸収によって降下調整されるこ
とが認められており[ファウスト・J.R.、ゴールド
ステイン・J.L.、ブラウン・M.S.の「Proc
.Nat.Acad.Sci.USA」(76、501
8〜5022頁、1979年)参照]、このことは、ス
クアレンシンセターゼ抑制がHMG CoAリダクター
ゼの場合に証明される如く、LDLレセプタ量の上昇調
整に導いて、最終的に、高コレステロール血症やアテロ
ーム性動脈硬化の治療や予防に有用であるという提案に
対して信頼を与える。
【0023】スクアレンシンセターゼの抑制剤への1つ
のアプローチは、FPP物質の類縁体を案出することで
ある。当該酵素への結合にはピロホスフェート成分が不
可欠であることが技術文献より明らかである。しかしな
がら、かかるピロホスフェート類は、そのアリル性C−
O開裂に対する化学的および酵素的不安定性、並びにホ
スファターゼによる代謝への感受性に基づき、薬理剤の
成分として不適当である。
【0024】P.オーチズ・デ・モンテラーノらの「J
.Med.Chem.」(20、243〜249頁、1
977年)に、一連の置換テルペノイドピロホスフェー
ト類(下記表A参照)の製法が記載され、これらの物質
はスクアレンシンセターゼ酵素の競合的抑制剤であるこ
とが示されている。これらの物質はFPPの不安定なア
リル性ピロホスフェート成分を保持する。 表A
【化5】
【0025】コレイおよびボランテの「J.Am.Ch
em.Soc.」(98、1291〜1293頁、19
76年)に、スクアレン合成の抑制剤であるFPP類縁
体Aおよびプレスクアレンピロホスフェート(PSQ−
PP)類縁体Bの製造が記載されている。(プレスクア
レンピロホスフェートは、FPPのスクアレンへの変換
の中間体である)。これらの抑制剤は、FPPおよびP
SQ−PPのアリル性酵素成分の代わりにメチレン基を
有するが、依然として下式:
【化6】 類縁体A  :   X=CH2   FPP    :   X=O
【化7】 類縁体B  :   X=CH2   PSQ−PP: X=O で示されるように、化学的および酵素的に不安定なピロ
ホスフェート結合を保持する。
【0026】ポウルターおよび共同研究者は、無機ピロ
ホスフェートの存在下で、酵素スクアレンシンセターゼ
の中間類縁抑制剤である、式:
【化8】 のシクロプロパンCを製造している[サンジファー・R
.M.らの「J.Am.Chem.Soc.」(104
、7376〜7378頁、1982年)参照]。
【0027】アルトマンおよび共同研究者、ベルトリノ
・A.らの「Biochim.Biophys.Act
a.」(530、17〜23頁、1978年)に、ファ
ルネシルアミンおよび式:
【化9】 の関連誘導体Dはスクアレンシンセターゼを抑制するこ
とが報告されているが、この抑制は特異的なものではな
く、おそらく膜分裂に関連することが明らかにされてい
る。
【0028】ポウルター・C.D.らの「J.Org.
Chem.」(51、4768頁、1986年)に、式
【化10】 の化合物Eの合成法を証明した製法が記載されているが
、生物学的データについての報告はない。
【0029】ポウルター・C.D.、ストレムラー・K
.E.の「J.A.C.S.」(109、5542頁、
1987年)に式:
【化11】 の化合物Fの合成と生物学的評価が記載されている。こ
れらの化合物は、鳥肝臓ファルネシルジホスフェートお
よびレモン皮シクラーゼの交互基質として評価された。
【0030】マックラード・R.W.およびポウルター
・C.D.らの「J.A.C.S.」(109、554
4頁、1987年)に、下記式で示されるホスフィニル
ホスホネートGおよびHは、鳥肝臓ファルネシルジホス
フェートシンセターゼによって触媒される、イソペンテ
ニルジホスフェートとジエラニルジホスフェート間の1
’−4縮合の競合的抑制剤であることが報告されている
。ホスフィニルホスホネートGおよびHはそれぞれ、1
9μMおよび71μMのKiを有する。またこの文献に
は、ホスフィニルホスホネートGとジエラニルピロホス
フェートまたはジメチルアリルピロホスフェートの酵素
反応からそれぞれ、下記式で示されるホスフィニルホス
ホネートI、およびジエラニルホスフィニルホスホネー
トJの理論的単離法が報告されている。かかる化合物I
およびJの構造は、相対的TLC移動度に基づき試験的
に決定される。彼等は、ホスフィニルホスホネートIが
スクアレンシンセターゼの潜在的抑制剤であると仮定し
た。
【化12】
【0031】カプソン・T.L.のユタ大学医化学学部
のPhD論文(1987年6月)における、アブストラ
クト、目次、16, 17, 40〜43, 48〜5
1頁、要約に、スクアレンシンセターゼの中間類縁抑制
剤として、式:
【化13】 のシクロプロパン化合物が開示されている。
【0032】S.A.ビラーらの「Journal  
of  Medicinal  Chemistry」
(Vol.31、No.10、1869〜1871頁、
1988年)に、イソプレノイド(ホスフィニルメチル
)ホスホネート(PMP)類はスクアレンシンセターゼ
を抑制することが開示されている。これらのホスホネー
ト類は、式:
【化14】 ここで、R1は
【化15】 で示される。
【0033】U.S.特許No.4871721および
4924024に、式:
【化16】 (式中、Qは
【化17】 または結合;Zは−(CH2)n−または−(CH2)
p−CH=CH−(CH2)m−;nは1〜5; pは
0、1または2; mは0、1または2;R, R1お
よびR1aは同一もしくは異なって、H、低級アルキル
または金属イオン; およびR2およびR3は同一もし
くは異なって、Hまたはハロゲンである)のリン含有ス
クアレンシンセターゼ抑制剤が開示されている。
【0034】
【発明の構成と効果】本発明は、コレステロール降下剤
[好ましくは酵素3−ヒドロキシ−3−メチルグルタリ
ル補酵素A(HMG CoA)リダクターゼの抑制剤]
およびアンギオテンシン変換酵素(ACE)抑制剤から
成ることを特徴とする哺乳動物のアテローム性動脈硬化
の予防、安定または後退用医薬組成物を提供するもので
ある。すなわち、治療上有効量の上記二成分の薬物を組
合せて、長期間にわたり全身投与、たとえば経口または
非経口投与することにより、所望の治療効果が達成され
る。
【0035】本発明において、アテローム性動脈硬化の
 “安定” とは、アテローム性動脈硬化の進行を下降
状態に遅延および/または新しいアテローム性動脈硬化
損傷の形成の抑制を指称する。また、アテローム性動脈
硬化の“後退” とは、アテローム性動脈硬化損傷の減
少および/または削除を指称する。
【0036】上記組合せるコレステロール降下剤とAC
E抑制剤の重量比は、約0.001:1〜1000:1
、好ましくは約0.05:1〜100:1の範囲で選定
すればよい。
【0037】多発性アテローム発生刺激の除去は、本発
明の適切な薬物から成る医薬組成物の投与によれば、単
独療法に比べて治療上の利点が大きい。加えて、所望の
治療効果を達成する上で、かかる適切な薬物組合せの特
定成分を単独使用した場合に必要な量よりも、かなり低
い用量で個々の成分を使用すればよい。すなわち、治療
組合せを構成する個々の成分の用量を縮小することによ
り、特に各成分が異なる薬理機構の作用を有する場合、
患者における特異的な副作用をもたらす潜在性が最小と
なる。別個の作用機構を持つ薬物成分を組合せた本発明
医薬組成物は、同薬物成分をそれぞれ単独で、たとえ最
大許容用量で投与したときに達成しうる治療効果よりも
大きい最大治療効果をもたらすことが認められる。
【0038】本発明で使用しうるコレステロール降下剤
またはコレステロール生合成の抑制剤である薬物として
は、酵素HMG CoAリダクターゼの抑制剤、スクア
レンシンセターゼ抑制剤、フィブリン酸誘導体、胆汁酸
金属イオン封鎖剤、プロブコール、ニコチン酸等が挙げ
られる。
【0039】本発明での使用に好適な上記酵素HMG 
CoAリダクターゼの抑制剤としては、これらに限定さ
れるものではないが、たとえばメバスタチンおよびU.
S.特許No.3983140に開示の関連化合物、ロ
バスタチン(メビノリン)およびU.S.特許No.4
231938に開示の関連化合物、プラバスタチンおよ
びU.S.特許No.4346227に開示の関連化合
物、ベロスタチン(シンビノリン)およびU.S.特許
No.4448784および4450171に開示の関
連化合物が挙げられ、ロバスタチン、プラバスタチンま
たはベロスタチンが好ましい。本発明で使用しうる他の
酵素HMG CoAリダクターゼの抑制剤としては、こ
れらに限定されるものではないが、たとえばフルインド
スタチン(Sandoz  XU−62−320)、U
.S.特許No.4613610に開示のメバロノラク
トン誘導体のピラゾール類縁体、PCT出願WO86/
03488に開示のメバロノラクトン誘導体のインデン
類縁体、6−[2−(置換ピロール−1−イル)アルキ
ル]ピラン−2−オンおよびU.S.特許No.464
7576に開示のその誘導体、サール(Searle)
のSC−45355(3−置換ペンタンジ酸誘導体)ジ
クロロアセテート、PCT出願WO86/07054に
開示のメバロノラクトンのイミダゾール類縁体、フラン
ス特許No.2596393に開示の3−カルボキシ−
2−ヒドロキシ−プロパン−ホスホン酸誘導体、ヨーロ
ッパ特許出願No.0221025に開示の2,3−ジ
置換ピロール、フランおよびチオフェン誘導体、U.S
.特許No.4686237に開示のメバロノラクトン
のナフチル類縁体、U.S.特許No.4499289
に開示のオクタヒドロ−ナフタレン類、ヨーロッパ特許
出願No.0142146A2、並びに他の公知のHM
G CoAリダクターゼ抑制剤が挙げられる。
【0040】さらに、本発明での使用に好適な、HMG
 CoAリダクターゼの抑制に用いるホスフィン酸化合
物がGB2205837に開示され、該ホスフィン酸化
合物は式:
【化18】 (式中、Xは−O−または−NH−、nは1または2お
よびZは疎水性アンカーである)の成分を有する。
【0041】上記ホスフィン酸化合物の具体例としては
、(S)−4−[[[4’−フルオロ−3,3’,5−
トリメチル[1,1’−ビフェニル]−2−イル]メト
キシ]メトキシホスフィニル]−3−ヒドロキシブタン
酸メチルエステルまたはそのモノリチウム塩、(S)−
4−[[[4’−フルオロ−3,3’,5−トリメチル
[1,1’−ビフェニル]−2−イル]メトキシ]ヒド
ロキシホスフィニル]−3−ヒドロキシブタン酸ジリチ
ウム塩、(3S)−4−[[[4’−フルオロ−3,3
’,5−トリメチル[1,1’−ビフェニル]−2−イ
ル]メトキシ]メチルホスフィニル]−3−ヒドロキシ
ブタン酸モノリチウム塩、(S)−4−[[[2,4−
ジクロロ−6−[(4−フルオロフェニル)メトキシ]
フェニル]メトキシ]メトキシホスフィニル]−3−ヒ
ドロキシブタン酸モノリチウム塩、(3S)−4−[[
[2,4−ジクロロ−6−[(4−フルオロフェニル)
メトキシ]フェニル]メトキシ]ヒドロキシホスフィニ
ル]−3−ヒドロキシブタン酸ジリチウム塩、(3S)
−4−[[2,4−ジクロロ−6−[(4−フルオロフ
ェニル)メトキシ]フェニル]メトキシ]メチルホスフ
ィニル]−3−ヒドロキシブタン酸またはそのメチルエ
ステル、および(S)−4−[[[[4’−フルオロ−
3,3’,5−トリメチル[1,1’−ビフェニル−2
−イル]メチル]アミノ]メトキシホスフィニル]−3
−ヒドロキシブタン酸モノリチウム塩が挙げられる。
【0042】本発明での使用に好適な別種の酵素HMG
 CoAリダクターゼ抑制剤として、GB220583
8に開示のホスフィン酸化合物が挙げられ、これらのホ
スフィン酸化合物は式:
【化19】 (式中、Xは−CH2−、−CH2−CH2−、−CH
=CH−、−CH2CH2CH2−、−C≡C−または
−CH2O−(OはZに結合)、およびZは疎水性アン
カーである)の成分を有する。
【0043】上記ホスフィン酸化合物の具体例としては
、(S)−4−[[[1−(4−フルオロフェニル)−
3−(1−メチルエチル)−1H−インドール−2−イ
ル]エチニル]ヒドロキシホスフィニル]−3−ヒドロ
キシブタン酸、またはそのナリトウム塩(SQ3360
0)(これが好ましい)もしくはジリチウム塩、(S)
−4−[[(E)−2−[4’−フルオロ−3,3’,
5−トリメチル[1,1’−ビフェニル]−2−イル]
エテニル]ヒドロキシホスフィニル]−3−ヒドロキシ
ブタン酸またはそのジリチウム塩、(S)−4−[[2
−[4’−フルオロ−3,3’,5−トリメチル[1,
1’−ビフェニル]−2−イル]エチル]ヒドロキシホ
スフィニル]−3−ヒドロキシブタン酸メチルエステル
またはそのモノもしくはジアルカリ金属塩、(S)−4
−[[[4’−フルオロ−3,3’,5−トリメチル[
1,1’−ビフェニル]−2−イル]エチニル]メトキ
シホスフィニル]−3−ヒドロキシブタン酸またはその
メチルエステル、(5Z)−4−[[2−[4’−フル
オロ−3,3’,5−トリメチル[1,1’−ビフェニ
ル]−2−イル]エテニル]ヒドロキシホスフィニル]
−3−ヒドロキシブタン酸またはそのメチルエステル、
(S)−4−[[2−[3−(4−フルオロフェニル)
−1−(1−メチルエチル)−1H−インドール−2−
イル]エチル]メトキシホスフィニル]−3−ヒドロキ
シブタン酸メチルエステル、(S)−4−[[2−[[
1,1’−ビフェニル]−2−イル]エチル]メトキシ
ホスフィニル]−3−ヒドロキシブタン酸メチルエステ
ル、(S)−4−[[2−[4’−フルオロ−3,3’
,5−トリメチル[1,1’−ビフェニル]−2−イル
]エチル]ヒドロキシホスフィニル]−3−ヒドロキシ
ブタン酸ジリチウム塩、(S)−4−[[2−[4’−
フルオロ−3,3’,5−トリメチル[1,1’−ビフ
ェニル]−2−イル]エチニル]ヒドロキシホスフィニ
ル]−3−ヒドロキシブタン酸ジリチウム塩、(SZ)
−4−[[2−[4’−フルオロ−3,3’,5−トリ
メチル[1,1’−ビフェニル]−2−イル]エテニル
]ヒドロキシホスフィニル]−3−ヒドロキシブタン酸
ジリチウム塩、(S)−4−[[2−[3−(4−フル
オロフェニル)−1−(1−メチルエチル)−1H−イ
ンドール−2−イル]エチル]ヒドロキシホスフィニル
]−3−ヒドロキシブタン酸ジリチウム塩、(S)−4
−[[2−[[1,1’−ビフェニル]−2−イル]エ
チル]ヒドロキシホスフィニル]−3−ブタン酸ジリチ
ウム塩、(S)−4−(ヒドロキシメトキシホスフィニ
ル)−3−[[(1,1’−ジメチルエチル)ジフェニ
ルシリル]オキシ]ブタン酸メチルエステルまたはその
ジシクロヘキルアミン(1:1)塩、(S)−4−[[
2−[1−(4−フルオロフェニル)−3−(1−メチ
ルエチル)−1−インドール−2−イル]エチニル]ヒ
ドロキシホスフィニル]−3−ヒドロキシブタン酸ある
いはそのジリチウムもしくはジナトリウム塩またはそれ
らのメチルエステル、(E)−4−[[2−[3−(4
−フルオロフェニル)−1−(1−メチルエチル)−1
H−インドール−2−イル]エテニル]ヒドロキシホス
フィニル]−3−ヒドロキシブタン酸もしくはそのジリ
チウム塩またはそれらのメチルエステル、4−[[2−
[4’−フルオロ−3,3’,5−トリメチル[1,1
’−ビフェニル]−2−イル]エチル]ヒドロキシホス
フィニル]−3−ヒドロキシブタン酸もしくはそのジリ
チウム塩またはそれらのメチルエステル、(E)−4−
[[2−[4’−フルオロ−3,3’,5−トリメチル
[1,1’−ビフェニル]−2−イル]エテニル]ヒド
ロキシホスフィニル]−3−ヒドロキシブタン酸もしく
はそのジリチウム塩またはそれらのメチルエステル、(
S)−4−[[[2,4−ジメチル−6−[(4−フル
オロフェニル)メトキシ]フェニル]エチル]ヒドロキ
シホスフィニル]−3−ヒドロキシブタン酸もしくはそ
のジリチウム塩またはそれらのメチルエステル、(S)
−4−[[[2,4−ジメチル−6−[(4−フルオロ
フェニル)メトキシ]フェニル]エチニル]ヒドロキシ
ホスフィニル]−3−ヒドロキシブタン酸もしくはその
ジリチウム塩またはそれらのメチルエステル、(S)−
4−[[2−[3,5−ジメチル[1,1’−ビフェニ
ル]−2−イル]エチル]ヒドロキシホスフィニル]−
3−ヒドロキシブタン酸もしくはそのジリチウム塩また
はそれらのメチルエステル、(S)−4−[[2−[4
’−フルオロ−3,5−ジメチル[1,1’−ビフェニ
ル]−2−イル]エチル]ヒドロキシホスフィニル]−
3−ヒドロキシブタン酸もしくはそのジリチウム塩また
はそれらのメチルエステル、(S)−4−[[2−[[
1,1’−ビフェニル]−2−イル]エチニル]ヒドロ
キシホスフィニル]−3−ヒドロキシブタン酸もしくは
そのジリチウム塩またはそれらのメチルエステル、(S
)−4−[[2−[5−(4−フルオロフェニル)−3
−(1−メチルエチル)−1−フェニル−1H−ピラゾ
ール−4−イル]エチニル]メトキシホスフィニル]−
3−ヒドロキシブタン酸メチルエステル、(S)−4−
[[2−[1−(4−フルオロフェニル)−3−(1−
メチルエチル)−1H−インドール−2−イル]エチル
]ヒドロキシホスフィニル]−3−ヒドロキシブタン酸
もしくはそのジリチウム塩またはそれらのメチルエステ
ル、(S)−4−[[2−[5−(4−フルオロフェニ
ル)−3−(1−メチルエチル)−1−フェニル−1H
−ピラゾール−4−イル]エチニル]ヒドロキシホスフ
ィニル]−3−ヒドロキシブタン酸ジリチウム塩、(E
)−4−[[2−[5−(4−フルオロフェニル)−3
−(1−メチルエチル)−1−フェニル−1H−ピラゾ
ール−4−イル]エテニル]メトキシホスフィニル]−
3−ヒドロキシブタン酸メチルエステル、(E)−4−
[[2−[5−(4−フルオロフェニル)−3−(1−
メチルエチル)−1−フェニル−1H−ピラゾール−4
−イル]エテニル]ヒドロキシホスフィニル]−3−ヒ
ドロキシブタン酸ジリチウム塩、(S)−4−[[2−
[5−(4−フルオロフェニル)−3−(1−メチルエ
チル)−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル]
エチル]メトキシホスフィニル]−3−ヒドロキシブタ
ン酸メチルエステル、(S)−4−[[2−[5−(4
−フルオロフェニル)−3−(1−メチルエチル)−1
−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル]エチル]ヒ
ドロキシホスフィニル]−3−ヒドロキシブタン酸ジリ
チウム塩、(S)−4−[[2−[3−(4−フルオロ
フェニル)−5−(1−メチルエチル)−1−フェニル
−1H−ピラゾール−4−イル]エチル]メトキシホス
フィニル]−3−ヒドロキシブタン酸メチルエステル、
(S)−4−[[2−[3−(4−フルオロフェニル)
−5−(1−メチルエチル)−1−フェニル−1H−ピ
ラゾール−4−イル]エチル]ヒドロキシホスフィニル
]−3−ヒドロキシブタン酸ジリチウム塩、(S)−4
−[[2−[3−(4−フルオロフェニル)−5−(1
−メチルエチル)−1−フェニル−1H−ピラゾール−
4−イル]エチニル]メトキシホスフィニル]−3−ヒ
ドロキシブタン酸メチルエステル、(S)−4−[[2
−[3−(4−フルオロフェニル)−5−(1−メチル
エチル)−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル
]エチニル]ヒドロキシホスフィニル]−3−ヒドロキ
シブタン酸ジリチウム塩、(S)−4−[[[4−(4
−フルオロフェニル)−1−(1−メチルエチル)−3
−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル]エチニル]
メトキシホスフィニル]−3−ヒドロキシブタン酸メチ
ルエステル、(S)−4−[[[4−(4−フルオロフ
ェニル)−1−(1−メチルエチル)−3−フェニル−
1H−ピラゾール−5−イル]エチニル]ヒドロキシホ
スフィニル]−3−ヒドロキシブタン酸ジリチウム塩、
(S)−4−[[2−[4−(4−フルオロフェニル)
−1−(1−メチルエチル)−3−フェニル−1H−ピ
ラゾール−5−イル]エチル]メトキシホスフィニル]
−3−ヒドロキシブタン酸メチルエステル、(S)−4
−[[2−[4−(4−フルオロフェニル)−1−(1
−メチルエチル)−3−フェニル−1H−ピラゾール−
5−イル]エチル]ヒドロキシホスフィニル]−3−ヒ
ドロキシブタン酸ジリチウム塩、(S)−4−[[[1
−(4−フルオロフェニル)−4−(1−メチルエチル
)−2−フェニル−1H−イミダゾール−5−イル]エ
チニル]メトキシホスフィニル]−3−ヒドロキシブタ
ン酸メチルエステル、(S)−4−[[[1−(4−フ
ルオロフェニル)−4−(1−メチルエチル)−2−フ
ェニル−1H−イミダゾール−5−イル]エチニル]メ
トキシホスフィニル]−3−ヒドロキシブタン酸メチル
エステル、(S)−4−[[2−[1−(4−フルオロ
フェニル)−4−(1−メチルエチル)−2−フェニル
−1H−イミダゾール−5−イル]エチル]メトキシホ
スフィニル]−3−ヒドロキシブタン酸メチルエステル
、(S)−4−[[2−[1−(4−フルオロフェニル
)−4−(1−メチルエチル)−2−フェニル−1H−
イミダゾール−5−イル]エチル]ヒドロキシホスフィ
ニル]−3−ヒドロキシブタン酸ジリチウム塩、(S)
−4−[[[2−(シクロヘキシルメチル)−4,6−
ジメチルフェニル]エチニル]ヒドロキシホスフィニル
]−3−ヒドロキシブタン酸もしくはそのジリチウム塩
またはそれらのメチルエステル、4−[[2−[2−(
シクロヘキシルメチル)−4,6−ジメチルフェニル]
エテニル]ヒドロキシホスフィニル]−3−ヒドロキシ
ブタン酸もしくはそのジリチウム塩またはそれらのメチ
ルエステル、(S)−4−[[2−[2−(シクロヘキ
シルメチル)−4,6−ジメチルフェニル]エチル]ヒ
ドロキシホスフィニル]−3−ヒドロキシブタン酸もし
くはそのジリチウム塩またはそれらのメチルエステル、
4−[[[[4’−フルオロ−3,3’,5−トリメチ
ル[1,1’−ビフェニル]−2−イル]オキシ]メチ
ル]ヒドロキシホスフィニル]−3−ヒドロキシブタン
酸もしくはそのジリチウム塩またはそれらのメチルエス
テル、4−[[[4’−フルオロ−3,3’,5−トリ
メチル[1,1’−ビフェニル]−2−イル]メチル]
ヒドロキシホスフィニル]−3−ヒドロキシブタン酸も
しくはそのジリチウム塩またはそれらのメチルエステル
、(S)−4−[[[1−(4−フルオロフェニル)−
3−メチル−2−ナフタレニル]エチニル]ヒドロキシ
ホスフィニル]−3−ヒドロキシブタン酸もしくはその
ジリチウム塩またはそれらのメチルエステル、(E)−
4−[[2−[1−(4−フルオロフェニル)−3−メ
チル−2−ナフタレニル]エテニル]ヒドロキシホスフ
ィニル]−3−ヒドロキシブタン酸もしくはそのジリチ
ウム塩またはそれらのメチルエステル、(S)−4−[
[2−[1−(4−フルオロフェニル)−3−メチル−
2−ナフタレニル]エチル]ヒドロキシホスフィニル]
−3−ヒドロキシブタン酸もしくはそのジリチウム塩ま
たはそれらのメチルエステル、4−[[3−[4’−フ
ルオロ−3,3’,5−トリメチル[1,1’−ビフェ
ニル]−2−イル]プロピル]メトキシホスフィニル]
−3−ヒドロキシブタン酸メチルエステル、4−[[3
−[4’−フルオロ−3,3’,5−トリメチル[1,
1’−ビフェニル]−2−イル]プロピル]ヒドロキシ
ホスフィニル]−3−ヒドロキシブタン酸ジリチウム塩
、[1S−[1α(R*),2α,4αβ,8β,8a
α]]−4−[[2−[8−(2,2−ジメチル−1−
オキソブトキシ)デカヒドロ−2−メチル−1−ナフタ
レニル]エチル]メトキシホスフィニル]−3−ヒドロ
キシブタン酸メチルエステル、[1S−[1α(R*)
,2α,4aβ,8β,8aβ]]−4−[[2−[8
−(2,2−ジメチル−1−オキソブトキシ)デカヒド
ロ−2−メチル−1−ナフタレニル]エチル]ヒドロキ
シホスフィニル]−3−ヒドロキシブタン酸ジリチウム
塩、(S)−4−[[[3’−(4−フルオロフェニル
)スピロ]シクロペンタン−1,1’−[1H]インデ
ン]−2−イル]エチニル]メトキシホスフィニル]−
3−ヒドロキシブタン酸メチルエステル、および(S)
−4−[[[3’−(4−フルオロフェニル)スピロ]
シクロペンタン−1,1’−[1H]インデン]−2−
イル]エチニル]ヒドロキシホスフィニル]−3−ヒド
ロキシブタン酸ジリチウム塩が挙げられる。
【0044】本発明での使用に好適なスクアレンシンセ
ターゼ抑制剤としては、これらに限定されるものでない
が、たとえば上記S.A.ビラーらの文献に開示の、式
【化20】 ここで、R1は
【化21】 で示されるようなイソプレノイド(ホスフィニルメチル
)ホスホネート類(それらのトリ酸、トリエステル、ト
リカリウム塩およびトリナトリウム塩を含む)、並びに
U.S.特許No.4871721および492402
4およびビラーらの「J.Med.Chem.」(Vo
l.31、No.10、1869〜1871頁、198
8年)に開示の他のスクアレンシンセターゼ抑制剤が挙
げられる。
【0045】さらに、本発明での使用に好適な他のスク
アレンシンセターゼ抑制剤としては、たとえばP.オー
チズ・デ・モンテラーノらの「J.Med.Chem.
」(20、243〜249頁、1977年)に開示のテ
ルペノイドピロホスフェート類; コレイおよびボラン
テの「J.Am.Chem.Soc.」(98、129
1〜1293頁、1976年)に開示のファルネシルホ
スフェート類縁体Aおよびプレスクアレンホスフェート
(PSQ−PP)類縁体; マックラード・R.W.ら
の「J.A.C.S.」(109、5544頁、198
7年)に記載のホスフィニルホスホネート類; および
カプソン.T.L.のユタ大学医化学学部のPhD論文
(1987年6月)におけける、アブストラクト、目次
、16, 17,40〜43, 48〜51頁、要約に
記載のシクロプロパン類が挙げられる。
【0046】プラバスタチン、ロバスタチンもしくはベ
ロスタチンあるいは上記ピラーらの文献に開示されてい
るようなスクアレンシンセターゼ抑制剤またはそれらの
組合せ混合物が好ましく、かかる組合せでのHMG C
oAリダクターゼ抑制剤とスクアレンシンセターゼ抑制
剤の重量比は約0.05:1〜100:1である。
【0047】本発明での使用に好適で、酵素HMG C
oAリダクターゼまたはスクアレンシンセターゼの抑制
と異なって機能する他のコレステロール降下剤としては
、これらに限定されるものでないが、たとえば抗高リポ
蛋白血症剤、たとえばフェノフィブレート、ジェムフィ
ブロジル、クロフィブレート、ベザフィブレート、シプ
ロフィブレート、クリノフィブレート等のフィブリン酸
誘導体、プロブコール、およびU.S.特許No.36
74836に開示の関連化合物(プロブコールとジェム
フィブロジルが好ましい)、胆汁酸金属イオン封鎖剤、
たとえばコレスチラミン、コレスチポールおよびDEA
E−セファデックス(Sephadex)[Secho
lex(登録商標)、Polidexide(登録商標
)]、並びにクロフィブレート、リポスタビル(ローヌ
−ポウレンク)、エーザイE−5050(N置換エタノ
ラミン誘導体)、イマニキシル(HOE−402)テト
ラヒドロリプスタチン(THL)、イスチグマスタニル
ホスホリルコリン(SPC、ロッシュ)、アミノシクロ
デキストリン(田辺製薬)、アジノモトAJ−814(
アズレン誘導体)、メリナミド(住友)、Sadoz5
8−035、アメリカン・シアナミドCL−27708
2およびCL−283546(ジ置換尿素誘導体)、ニ
コチン酸、ネオマイシン、p−アミノサリチル酸、アス
ピリン、U.S.特許No.4759923に開示のポ
リ(ジアリルメチルアミン)誘導体、U.S.特許No
.4027009に開示のポリ(ジアリルメチルアンモ
ニウムクロリド)第4級アミンおよびイオネン類、およ
び酵素HMG CoAリダクターゼまたはスクアレンシ
ンセターゼの抑制と異なる機構によってコレステロール
を降下させる他の公知の血清コレステロール降下剤が挙
げられる。
【0048】酵素HMG CoAリダクターゼの抑制剤
のいずれかの組合せ、特にプラバスタチンと上記ビラー
らの文献記載のイソプレノイド(ホスフィニルメチル)
ホスホネート類、ジェムフィブロジルまたはフェノフィ
ブレートの組合せも好ましい。
【0049】本発明で使用しうるACE抑制剤として好
ましくは、たとえば上記オンデッティらのU.S.特許
No.4046889に開示されているようなメルカプ
ト(−S−)成分を含有する化合物、たとえば置換プロ
リン誘導体(カプトプリル、すなわち1−[(2S)−
3−メルカプト−2−メチルプロピオニル]−L−プロ
リンが好ましい)、およびU.S.特許No.4316
906に開示されているような置換プロリン類のメルカ
プトアシル誘導体(ゾフェノプリルが好ましい)が挙げ
られる。
【0050】本発明で使用しうるメルカプト含有ACE
抑制剤の他の具体例としては、たとえば「Clin.E
xp.Pharmacol.Physiol.」(10
、131、1983年)に開示のレンチアプリル(フェ
ンチアプリル, 参天)、並びに式:
【化22】 のピボプリル、および式:
【化23】 のYS980が挙げられる。
【0051】さらに本発明で使用しうる他のACE抑制
剤としては、たとえば上記U.S.特許No.4374
829に開示の化合物(N−(1−エトキシカルボニル
−3−フェニルプロピル)−L−アラニル−L−プロリ
ン、すなわちエナラプリルが好ましい)、U.S.特許
No.4452790に開示のホスホネート置換アミノ
もしくはイミノ酸またはそれらの塩((S)−1−[6
−アミノ−2−[[ヒドロキシ−(4−フェニルブチル
)ホスフィニル]オキシ]−1−オキソヘキシル]−L
−プロリン、すなわちSQ29852またはセラナプリ
ルが好ましい)、上記U.S.特許No.416826
7に開示のホスフィニルアルカノイルプロリン類(ホシ
ノプリルが好ましい)、U.S.特許No.43372
01に開示のホスフィニルアルカノイル置換プロリン類
、および上記U.S.特許No.4432971に開示
のホスホンアミデート類が挙げられる。
【0052】さらにまた、本発明で使用しうるACE抑
制剤の具体例としては、ヨーロッパ特許No.8082
2および60668に開示のビーチャム(Beecha
m)のBRL36378; CA.102: 7258
8VおよびJap.Pharmacol.40: 37
3(1986)に開示のチューガイのMC−838; 
U.K.特許No.2103614に開示のチバ・ガイ
ギーのCGS14824、すなわち3−([1−エトキ
シカルボニル−3−フェニル−(1S)−プロピル]ア
ミノ)−2,3,4,5−テトラヒドロ−2−オキソ−
1−(3S)−ベンズアゼピン−1−酢酸・HClおよ
びU.S.特許No.4473575に開示のCGS1
6617、すなわち3(S)−[[(1S)−5−アミ
ノ−1−カルボキシペンチル]アミノ]−2,3,4,
5−テトラヒドロ−2−オキソ−1H−1−ベンズアゼ
ピン−1−エタン酸; Eur.Therap.Res
.39: 671(1986), 40: 543(1
986)に開示のセタプリル(アラセプリル, 大日本
製薬); ヨーロッパ特許No.79−022およびC
urr.Ther.Res.40: 74(1986)
に開示のラミプリル(ヘキスト); Arzneimi
ttelforschung35: 1254(198
5)に開示のRu44570(ヘキスト); J.Ca
rdiovasc.Pharmacol.9: 39(
1987)に開示のシラザプリル(ホフマン・ラ・ロッ
シュ); FEBS  Lett.165: 201(
1984)に開示のRo31−2201(ホフマン・ラ
・ロッシュ); Curr.Therap.Res.3
7: 342(1985)およびヨーロッパ特許出願N
o.12−401に開示のリシノプリル(メルク); 
U.S.特許No.4385051に開示のインダラプ
リル(デラプリル); J.Cardiovasc.P
harmacol.5: 643, 655(1983
)に開示のインドラプリル(シェリング); Acta
.Pharmacol.Toxicol.59(増補5
): 173(1986)に開示のスピラプリル(シェ
リング); Eur.J.Clin.Pharmaco
l.31: 519(1987)に開示のペリンドプリ
ル(セルビア); U.S.特許No.4344949
に開示のキナプリル(ワーナー・ランバート)およびP
harmacologist 26: 243, 26
6(1984)に開示のCI925(ワーナー・ランバ
ート)、すなわち[3S−[2[R(*)R(*)]]
3R(*)]−2−[2−[[1−(エトキシカルボニ
ル)−3−フェニルプロピル]アミノ]−1−オキソプ
ロピル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−6,7−ジ
メトキシ−3−イソキノリンカルボン酸・HCl; J
.Med.Chem.26: 394(1983)に開
示のWY−44221(ウィース)が挙げられる。
【0053】ACE抑制剤としてプロリン誘導体または
置換プロリン誘導体が好ましく、最も好ましいのはメル
カプト基を含有するACE抑制剤である。
【0054】本発明の医薬組成物を用いて治療に行うに
当り、該医薬組成物を哺乳動物、たとえばサル、イヌ、
ネコ、ラット、ヒト等に投与されてよく、このような医
薬組成物は通常の全身投与用剤形、たとえば錠剤、カプ
セル剤、エリキシル剤または注射液の剤形で調合するこ
とができる。また上記剤形は、必要な担体物質、賦形剤
、潤滑剤、緩衝剤、抗菌剤、増量剤(たとえばマンニト
ール)、酸化防止剤(たとえばアスコルビン酸または重
亜硫酸ナトリウム)などを包含してもよい。経口投与用
剤形が好ましいが、非経口投与用剤形も同様に十分満足
な結果が得られる。
【0055】投与量は、患者の年令、体重および症状、
並びに投与経路、投与剤形、生活規制および所望結果に
応じて、注意深く調整しなければならない。
【0056】すなわち、経口投与の場合、満足な結果を
得るには、HMG CoAリダクターゼ抑制剤を「Ph
ysician’s  Desk  Referenc
e」に記載のロバスタチンの場合に用いられているよう
な用量、たとえば約1〜2000mg、好ましくは約4
〜200mgの範囲内の用量で用い、これと組合せるス
クアレンシンセターゼ抑制剤を、約10〜2000mg
、好ましくは約25〜200mgの範囲内の用量で用い
ればよい。
【0057】好ましい経口投与用剤形、たとえば錠剤ま
たはカプセル剤は、約0.1〜100mg、好ましくは
約5〜80mg(より好ましくは約10〜40mg)の
量のHMGCoAリダクターゼ抑制剤、または約10〜
500mg、好ましくは約25〜200mgの量のスク
アレンシンセターゼ抑制剤を含有する。
【0058】他の血清コレステロール降下剤が存在する
場合、それらのそれぞれを、「Physician’s
  Desk  Reference」に記載の通常の
用量、たとえば約2〜7500mg、好ましくは約2〜
4000mgの範囲内の用量で用いればよい。
【0059】ACE抑制剤に関し、経口投与の場合、満
足な結果を得るには、ACE抑制剤を約0.01〜10
0mg/kg、好ましくは約0.1〜5mg/kgの量
で使用すればよい。
【0060】好ましい経口投与用剤形、たとえば錠剤ま
たはカプセル剤は、約0.1〜500mg、好ましくは
約2〜5mg(より好ましくは約1〜3mg)の量のA
CE抑制剤を含有する。
【0061】非経口投与の場合、ACE抑制剤を約0.
005〜10mg/kg、好ましくは約0.005〜0
.3mg/kgの量で使用すればよい。
【0062】コレステロール降下剤とACE抑制剤は、
同一の経口投与用剤形中、または同時に投与される別々
に分離した経口投与用剤形で使用される。
【0063】本発明の医薬組成物は、上述の剤形で1日
当り1回用量または2〜4回の分割用量で投与すること
ができる。患者への投与は、低用量で開始し、その後徐
々に高用量とすることが得策である。
【0064】有効成分の1種または両種を上記範囲用量
で含有し、残りが生理学的に許容しうる担体または通常
の医薬実務で許容される他の物質である、たとえば全重
量約2〜2000mgの各種寸法の錠剤を製造すること
ができる。これらの錠剤には勿論、分割投与するための
刻目を入れることができる。同様にして、ゼラチンカプ
セルとすることもできる。
【0065】また液体製剤は、有効成分の1種または両
種を、1〜4杯の茶サジで所望用量が得られるように、
製薬投与で許容される通常の液体ビヒクルに溶解または
懸濁することによって製造することができる。
【0066】かかる投与用剤形は、1日当り1〜4回患
者に投与することができる。
【0067】変法として、用量スケジュールをより細か
く管理するため、有効成分をそれぞれ別々に、個々の単
位用量で同時にまたは注意深く調和した時間で投与する
ことができる。血中濃度は投与の管理スケジュールによ
って高められ、かつ維持されるので、2つの有効成分の
同時存在によって、同じ結果が得られる。有効成分のそ
れぞれを、上述と同様な方法で、分離単位投与用剤形に
て別々に調合することができる。
【0068】コレステロール降下剤とACE抑制剤の固
定した組合せがより都合よく、特に経口投与用の錠剤ま
たはカプセル剤において好ましい。
【0069】医薬組成物の調合に際し、上記量の有効成
分を、個々のタイプの単位投与用剤形にて、通常の医薬
実務に従い、生理学的に許容しうるビヒクル、担体、賦
形剤、結合剤、保存剤、安定剤、フレーバー等と共に配
合する。
【0070】錠剤に添加しうるアジュバンドの具体例は
、トラガカントゴム、アラビアゴム、コーンスターチま
たはゼラチンなどの結合剤; リン酸二カルシウムまた
はセルロースなどの賦形剤; コーンスターチ、ポテト
スターチ、アルギン酸などの崩壊剤; ステアリン酸ま
たはステアリン酸マグネシウムなどの潤滑剤; スクロ
ース、アスパルテーム(aspartame)、ラクト
ースまたはサッカリンなどの甘味剤; オレンジ、ペパ
ーミント、冬緑油またはチェリーなどのフレーバーであ
る。単位投与用剤形がカプセル剤のとき、カプセル剤は
上記種類の物質に加えて、脂肪油などの液体担体を含有
してもよい。単位投与用剤形の物理的形態の改変のため
、あるいはコーチングとして他の種々の物質を存在させ
てよい。たとえば、錠剤またはカプセル剤にセラックも
しくはシュガーまたは両方を塗布されてよい。シロップ
剤またはエリキシル剤は、有効成分、担体として水、ア
ルコールなど、可溶化剤としてグリセロール、甘味剤と
してスクロース、保存剤としてメチルパラベンやプロピ
ルパラベン、染料およびチェリーまたはオレンジなどの
フレーバーを含有することができる。
【0071】上述の有効成分の幾つかは、一般に公知で
医薬的に許容しうる塩、たとえばアルカリ金属塩および
他の一般的塩基性塩または酸付加塩等を形成する。従っ
て、基本物質への言及は、親化合物に実質上等価するこ
とが知られている一般的塩を含むことを意図する。
【0072】これらの配合製剤は長期間にわたり、すな
わち、アテローム性動脈硬化が残ったりあるいは症候が
続く限り投与される。週2回、週1回、月1回の割合で
所定用量を付与しうるような徐放性製剤も使用すること
ができる。最小限度の薬効を得るには、少なくとも1〜
2週間の投与期間が必要である。
【0073】
【実施例】
  実施例1   成分                     
                         
            重量部  プラバスタチン 
                         
                    .....
  7  ラクトース               
                         
          .....67  微結晶セルロ
ース                       
                     ....
.20  クロスカルメロース(croscarmel
lose)・ナトリウム              
.....  2  ステアリン酸マグネシウム   
                         
        .....  1  酸化マグネシウ
ム                        
                    .....
  3上記組成分を有する錠剤形状のプラバスタチン製
剤を、以下の手順に従って製造する。上記プラバスタチ
ン、酸化マグネシウムおよびラクトースの一部(30%
)を、適当なミキサーにて2〜10分間混合する。得ら
れる混合物を#12〜#40メッシュサイズスクリーン
に通す。 微結晶セルロース、クロスカルメロース・ナトリウムお
よび残りのラクトースを加え、混合物を2〜10分間混
合する。次いでステアリン酸マグネシウムを加え、混合
を1〜3分間続ける。次に、得られる均質混合物を打錠
して、5mgのプラバスタチンをそれぞれ含有する錠剤
を得る。上記プラバスタチン錠剤と共に経口投与するの
に好適なカプトプリル製剤を、以下の手順に従って製造
する。   成分                     
                         
             g  1−[(2S)−3
−メルカプト−2−メチルプロピオニル]−L−プロリ
ン(カプトプリル)                
               .....  7  
コーンスターチ                  
                         
.....50  ゼラチン            
                         
            .....  7.5  ア
ビセル(Avicel)(微結晶セルロース)    
                  .....25
  ステアリン酸マグネシウム           
                      ...
..  2.5上記成分から100mgの1−[(2S
)−3−メルカプト−2−メチルプロピオニル]−L−
プロリンをそれぞれ含有する1000個の錠剤を以下の
方法で製造する。上記カプトプリルおよびコーンスター
チを、ゼラチンの水溶液と混合する。混合物を乾燥し、
粉砕して微粉末とする。アビセル、次いでステアリン酸
マグネシウムを粗砕しながら混合する。次いでこれをタ
ブレット成形機にて打錠し、7mgの有効成分をそれぞ
れ含有する1000個の錠剤を形成する。本発明に従い
、上記プラバスタチン錠剤とカプトプリル錠剤を組合せ
て投与することにより、アテローム性動脈硬化を治療ま
たは予防することができる。なお、かかるプラバスタチ
ン錠剤およびカプトプリル錠剤をそれぞれ粉砕して粉末
とし、これらを単一のカプセルの中で混合使用してもよ
い。
【0074】実施例2 20mgのプラバスタチンと、通常のロバスタチン錠剤
で用いられる不活性成分(すなわちセルロース、着色剤
、ラクトース、ステアリン酸マグネシウムおよびスター
チ)および1990PDRに記載の保存剤であるブチル
化ヒドロキシアニソールを含有する。プラバスタチン錠
剤を、通常の製剤法に従って製造する。本発明に従い、
上記プラバスタチン錠剤を、7mgのエナラプリルおよ
び1990PDRに記載の不活性成分を含有するエナラ
プリル錠剤と組合せ、すなわち分離投与用剤形または同
一の投与用剤形で使用することにより、アテローム性動
脈硬化を治療または予防することができる。
【0075】実施例3 500mgのクロフィブレートと5mgのエナラプリル
および1990PDRに記載の不活性成分を含有する錠
剤を、本発明に従い、分離投与用剤形でまたは単一のカ
プセル剤中に混合して使用することにより、アテローム
性動脈硬化を治療または予防することができる。
【0076】実施例4〜6 実施例1〜3に記載の方法に従って、アテローム性動脈
硬化の治療または予防に用いる錠剤として、シプロフィ
ブレート、ベザフィブレート、クリノフィブレート、カ
プトプリル、セラナプリルまたはホシノプリルを組合せ
た錠剤を製造する。
【0077】実施例7 250mgのフェノフィブレートおよび下記添加成分を
含有するフェノフィブレート錠剤を、通常の方法に従っ
て製造する。添加成分: コーンスターチ、エチルセル
ロース、グリセリン、ヒドロキシプロピルセルロース、
ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910、酸化鉄
、ラクトース、ステアリン酸マグネシウム、微結晶セル
ロース、ポリソルベート80、タルクおよび二酸化チタ
ン。 上記フェノフィブレート錠剤をリシノプリル5mg錠剤
と共に用いて、アテローム性動脈硬化を治療または予防
する。
【0078】   実施例8   成分                     
                         
             mg   (E,E)−[
ジフルオロ[ヒドロキシ(4,8,12−トリメチル−
3,7,11−トリデカトリエニル)ホスフィニル]メ
チル]ホスホン酸トリカリウム塩(上記ビラーらの文献
の記載に従って製造したスクアレンシンセターゼ抑制剤
)                        
                         
       .....100  アビセル    
                         
                 .....112
.5  ラクトース                
                         
   .....113  コーンスターチ     
                         
          .....  17.5  ステ
アリン酸                     
                     ....
.    7                   
                         
             計  350上記組成分の
錠剤を、十分なバルク量から、以下の手順に従って製造
する。すなわち、上記スクアレンシンセターゼ抑制剤、
アビセル、および一部のステアリン酸をスラッグし、か
かるスラッグを粉砕し、#2スクリーンに通し、次いで
ラクトース、コーンスターチおよび残りのステアリン酸
と混合する。混合物をタブレット成形機にて打錠し、3
50mgのカプセル型錠剤とする。この錠剤に、半分分
割のための刻目を入れる。本発明に従い、上記スクアレ
ンシンセターゼ抑制剤錠剤を、カプトプリル5mg錠剤
と組合せて投与することにより、アテローム性動脈硬化
を治療または予防することができる。
【0079】実施例9および10 20mgのロバスタチン、不活性成分(セルロース、着
色剤、ラクトース、ステアリン酸マクネシウムおよびス
ターチ)および1990PDRに記載の保存剤であるブ
チル化ヒドロキシアニソールを含有する、ロバスタチン
錠剤を、通常の製剤法に従って製造する。本発明に従い
、上記ロバスタチン錠剤を実施例7のフェノフィブレー
ト錠剤と組合せ、すなわち分離投与用剤形または同一の
投与用剤形で使用することにより、アテローム性動脈硬
化を治療または予防することができる。
【0080】   実施例11および12   成分                     
                         
             mg   (E,E,E)
−[ジフルオロ[ヒドロキシ(4,8,12−トリメチ
ル−1,3,7,11−トリデカテトラエニル)ホスフ
ィニル]メチル]ホスホン酸トリカリウム塩(上記ビラ
ーらの文献の記載に従って製造したスクアレンシンセタ
ーゼ抑制剤)                   
                         
            .....100  コーン
スターチ                     
                   ..... 
 50  ゼラチン                
                         
     .....    7.5  アビセル  
                         
                   ..... 
 25  ステアリン酸マクネシウム        
                      ...
..    2.5                
                         
                計  185上記組
成分を有する錠剤形状の製剤を、実施例1の記載に従っ
て製造する。本発明に従い、上記製剤をカプトプリル錠
剤またはセラナプリル錠剤と、分離投与用剤形でまたは
単一カプセル剤形中に混合して使用することにより、ア
テローム性動脈硬化を治療することができる。
【0081】実施例13 250mgのプロブコールおよび1990PDRに記載
の下記添加成分を含有するプロブコール錠剤を、通常の
方法に従って製造する。添加成分: コーンスターチ、
エチルセルロース、グリセリン、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース291
0、酸化鉄、ラクトース、ステアリン酸マグネシウム、
微結晶セルロース、ポリソルベート80、タルクおよび
二酸化チタン。前記実施例に記載のACE抑制剤製剤を
本発明に従い、上記プロブコール錠剤と組合せて使用す
ることにより、アテローム性動脈硬化を治療することが
できる。さらに、かかるACE抑制剤製剤のいずれかあ
るいは全てとプロブコール錠剤をそれぞれ、粉砕して粉
末とし、これらを単一カプセル中で混合使用してもよい
【0082】実施例14 300mgのジェムフィブロジルおよび1990PDR
に記載の下記添加成分を含有する、カプセル剤を通常の
製剤法に従って製造する。添加成分: ポリソルベート
80NF、スターチNFおよびシリカゲル。上記ジェム
フィブロジルカプセル剤をACE抑制剤のいずれかと組
合せて投与するか、あるいは両製剤をそれぞれ粉砕して
粉末とし、ジェムフィブロジルおよびACE抑制剤を含
有する単一のカプセル剤として使用することにより、ア
テローム性動脈硬化を治療することができる。
【0083】実施例15 4gのコレスチラミン、アカシアゴム、クエン酸、着色
剤、フレーバー、ポリソルベート80、プロピレングリ
コールアルギネートおよび1990PDRに記載のスク
ロースを含有するコレスチラミン樹脂に、本発明に従っ
て上記ACE抑制剤錠剤を組合せて使用することにより
、アテローム性動脈硬化を治療することができる。
【0084】実施例16 本発明に従い、上記ACE抑制剤錠剤をニコチン酸、コ
レスチポール、デキストロチロキシンまたは他の血清コ
レステロール降下剤と組合せて使用することにより、ア
テローム性動脈硬化を治療または予防することができる
。なお、本発明によれば、いずれかのコレステロール降
下剤といずれかのACE抑制剤を組合せて使用しうるこ
とが理解されよう。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  コレステロール降下剤およびアンギオ
    テンシン変換酵素(ACE)抑制剤から成ることを特徴
    とする哺乳動物のアテローム性動脈硬化の予防、安定ま
    たは後退用医薬組成物。
  2. 【請求項2】  コレステロール降下剤が、酵素3−ヒ
    ドロキシ−3−メチルグルタリル補酵素A(HMG C
    oA)リダクターゼの抑制剤である請求項1に記載の組
    成物。
  3. 【請求項3】  酵素HMG CoAリダクターゼの抑
    制剤が、メバスタチン、ロバスタチン、プラバスタチン
    またはベロスタチンである請求項2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】  酵素HMG CoAリダクターゼの抑
    制剤が、メバロノラクトンのピラゾール類縁体、メバロ
    ノラクトンのインデン類縁体、3−カルボキシ−2−ヒ
    ドロキシプロパン−ホスフィン酸誘導体、6−[2−(
    置換ピロール−1−イル)アルキル]ピラン−2−オン
    、メバロノラクトンのイミダゾール類縁体、メバロノラ
    クトンの複素環類縁体、メバロノラクトンのナフチル類
    縁体、オクタヒドロ−ナフタレン、フルインドスタチン
    、ロバスタチンのケト類縁体、または2,3−ジ置換ピ
    ロール、フランもしくはチオフェンである請求項2に記
    載の組成物。
  5. 【請求項5】  コレステロール降下剤が、式:【化1
    】 (式中、R1は 【化2】 である)で示される、酵素スクアレンシンセターゼの抑
    制剤である請求項1に記載の組成物。
  6. 【請求項6】  酵素HMG CoAリダクターゼの抑
    制剤が、式: 【化3】 (式中、Xは−O−または−NH−、nは1または2、
    およびZは疎水性アンカーである)で示される請求項2
    に記載の組成物。
  7. 【請求項7】  酵素HMG CoAリダクターゼの抑
    制剤が、式: 【化4】 (式中、Xは−CH2−、−CH2−CH2−、−CH
    =CH−、−CH2CH2CH2−、−C≡C−または
    −CH2O−(ここで、OはZに結合)、およびZは疎
    水性アンカーである)で示される請求項2に記載の組成
    物。
  8. 【請求項8】  酵素HMG CoAリダクターゼの抑
    制剤が、(S)−4−[[[1−(4−フルオロフェニ
    ル)−3−(1−メチルエチル)−1H−ヒドロキシホ
    スフィニル]−3−ヒドロキシブタン酸またはそのジナ
    トリウム塩(SQ33600)もしくはジリチウム塩で
    ある請求項7に記載の組成物。
  9. 【請求項9】  コレステロール降下剤が、ジェムフィ
    ブロジル、フェノフィブレート、クロフィブレート、ベ
    ザフィブレート、シプロフィブレートまたはクリノフィ
    ブレートであるフィブリン酸誘導体である請求項1に記
    載の組成物。
  10. 【請求項10】  コレステロール降下剤が、プロブコ
    ール、ジェムフィブロジル、クロフィブレート、デキス
    トロチロキシンもしくはそのナトリウム塩、コレスチポ
    ールもしくはその塩酸塩、コレスチラミン、ニコチン酸
    、ネオマイシン、p−アミノサリチル酸またはアスピリ
    ンである請求項1に記載の組成物。
  11. 【請求項11】  ACE抑制剤が、メルカプト含有A
    CE抑制剤である請求項1に記載の組成物。
  12. 【請求項12】  ACE抑制剤が、置換プロリン誘導
    体である請求項1に記載の組成物。
  13. 【請求項13】  ACE抑制剤が、メルカプト成分を
    含有し、置換プロリン誘導体である請求項1に記載の組
    成物。
  14. 【請求項14】  ACE抑制剤が、置換プロリン誘導
    体である請求項11に記載の組成物。
  15. 【請求項15】  ACE抑制剤が、カプトプリル、ゾ
    フェノプリル、エナラプリル、セラナプリル、ホシノプ
    リル、リシノプリルまたはフェンチアプリルである請求
    項1に記載の組成物。
  16. 【請求項16】  ACE抑制剤が、ホスホネート置換
    アミノもしくはイミノ酸またはそれらの塩、プロリン誘
    導体、置換プロリン誘導体、置換プロリンのメルカプト
    アシル誘導体、カルボキシアルキルジペプチド誘導体、
    ホスフィニルアルカノイルプロリン誘導体、またはホス
    ホンアミデート誘導体である請求項1に記載の組成物。
  17. 【請求項17】  ACE抑制剤が、カルボキシアルキ
    ルジペプチド誘導体である請求項16に記載の組成物。
  18. 【請求項18】  ACE抑制剤が、ホスフィニルアル
    カノイルプロリン誘導体、ホスホンアミデート誘導体、
    またはホスホネート置換アミノもしくはイミノ酸または
    それらの塩である請求項1に記載の組成物。
  19. 【請求項19】  アテローム性動脈硬化の損傷を安定
    または後退せしめる請求項1に記載の組成物。
  20. 【請求項20】  コレステロール降下剤とACE抑制
    剤の重量比が、約0.001:1〜1000:1である
    請求項1に記載の組成物。
  21. 【請求項21】  コレステロール降下剤が、プラバス
    タチンである請求項19に記載の組成物。
  22. 【請求項22】  コレステロール降下剤がプラバスタ
    チンで、ACE抑制剤がカプトプリル、ホシノプリルま
    たはセラナプリルである請求項1に記載の組成物。
  23. 【請求項23】  プラバスタチンまたはSQ3360
    0である、酵素HMGCoAリダクターゼの抑制剤から
    成ることを特徴とする医薬組成物。
  24. 【請求項24】  ACE抑制剤と組合せて用いられ、
    プラバスタチンまたはSQ33600とACE抑制剤の
    重量比が約0.001:1〜1000:1である請求項
    23に記載の組成物。
  25. 【請求項25】  ACE抑制剤が、カプトプリル、セ
    ラナプリル、ゾフェノプリル、ホシノプリル、エナラプ
    リルまたはリシノプリルである請求項24に記載の組成
    物。
  26. 【請求項26】  プラバスタチンおよびカプトプリル
    から成ることを特徴とする医薬組成物。
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