JPH0422689Y2 - - Google Patents
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- JPH0422689Y2 JPH0422689Y2 JP15907985U JP15907985U JPH0422689Y2 JP H0422689 Y2 JPH0422689 Y2 JP H0422689Y2 JP 15907985 U JP15907985 U JP 15907985U JP 15907985 U JP15907985 U JP 15907985U JP H0422689 Y2 JPH0422689 Y2 JP H0422689Y2
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- drive cable
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- drive
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- 239000005357 flat glass Substances 0.000 claims description 23
- 238000007665 sagging Methods 0.000 claims description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 6
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 241001074085 Scophthalmus aquosus Species 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
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- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、窓ガラスを駆動ケーブルによつて昇
降駆動させる窓ガラスの昇降装置に関し、自動車
の窓に用いられるものである。
降駆動させる窓ガラスの昇降装置に関し、自動車
の窓に用いられるものである。
(従来の技術)
従来、この種の昇降装置としては、例えば、窓
ガラスの昇降軌跡に沿つてガイドレールを設け、
該ガイドレールに沿つて駆動ケーブルを縦動可能
に配索し、窓ガラスに固結され該ガイドレールに
摺動可能に嵌合したキヤリアプレートを前記駆動
ケーブルに固結する一方、該駆動ケーブルの端部
をアウタチユーブに挿通させて駆動部に連結して
成り、第7図に示すように、駆動ケーブルAのた
るみを防止するために、該駆動ケーブルAが挿通
したアウタチユーブBを圧縮方向に付勢するばね
部材Cが該アウタチユーブBの一端に装備された
ものがある。
ガラスの昇降軌跡に沿つてガイドレールを設け、
該ガイドレールに沿つて駆動ケーブルを縦動可能
に配索し、窓ガラスに固結され該ガイドレールに
摺動可能に嵌合したキヤリアプレートを前記駆動
ケーブルに固結する一方、該駆動ケーブルの端部
をアウタチユーブに挿通させて駆動部に連結して
成り、第7図に示すように、駆動ケーブルAのた
るみを防止するために、該駆動ケーブルAが挿通
したアウタチユーブBを圧縮方向に付勢するばね
部材Cが該アウタチユーブBの一端に装備された
ものがある。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような従来の窓ガラスの昇
降装置では、駆動ケーブルAが引つ張られる方向
(図の矢印とは反対の方向)に駆動される際には、
駆動ケーブルAの摺動抵抗を小さくするためにア
ウタチユーブBはほぼまつすぐに延びていること
が望ましいので、アウタチユーブBの長さを短く
した場合には、駆動ケーブルAがたるむ方向(図
の矢印方向)に駆動される際に、ほぼまつすぐに
延びた長さの短いアウタチユーブBを図の一点鎖
線で示すように撓ませるためには、ばね部材Cの
ばね力を大きくする必要があり、そのために駆動
ケーブルAの張りが強くなり、該駆動ケーブルA
を駆動する駆動部の操作ハンドルの操作力が重く
なり、操作性が悪くなつてしまうという問題点が
あつた。
降装置では、駆動ケーブルAが引つ張られる方向
(図の矢印とは反対の方向)に駆動される際には、
駆動ケーブルAの摺動抵抗を小さくするためにア
ウタチユーブBはほぼまつすぐに延びていること
が望ましいので、アウタチユーブBの長さを短く
した場合には、駆動ケーブルAがたるむ方向(図
の矢印方向)に駆動される際に、ほぼまつすぐに
延びた長さの短いアウタチユーブBを図の一点鎖
線で示すように撓ませるためには、ばね部材Cの
ばね力を大きくする必要があり、そのために駆動
ケーブルAの張りが強くなり、該駆動ケーブルA
を駆動する駆動部の操作ハンドルの操作力が重く
なり、操作性が悪くなつてしまうという問題点が
あつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
成されたもので、アウタチユーブの長さを短くし
た場合でも、アウタチユーブを圧縮方向に付勢す
るばね部材のばね力を大きくすることなく、該駆
動ケーブルのたるみを防止するために該アウタチ
ユーブを撓ませることができ、操作性の良い窓ガ
ラスの昇降装置を提供することを目的としてい
る。
成されたもので、アウタチユーブの長さを短くし
た場合でも、アウタチユーブを圧縮方向に付勢す
るばね部材のばね力を大きくすることなく、該駆
動ケーブルのたるみを防止するために該アウタチ
ユーブを撓ませることができ、操作性の良い窓ガ
ラスの昇降装置を提供することを目的としてい
る。
(問題点を解決するための手段)
かかる目的を達成するための本考案の要旨は、
ガイドレールに沿つて駆動ケーブルを縦動可能に
配索し、該駆動ケーブルをアウタチユーブに挿通
させて駆動部に連結し、該アウタチユーブの両端
を、ガイドレール側のベースプレートと駆動部側
のベースプレートとに取付部材を介して連結し、
かつ該駆動ケーブルのたるみを防止すべく該アウ
タチユーブを圧縮方向に付勢した窓ガラスの昇降
装置において、 前記アウタチユーブの両端に配置された前記取
付部材の少なくとも一方を、角度的に変位可能な
よう、該取付部材に対し、入口側から奥側に向か
つて徐々に巾が狭くなり、入口側では振れ方向に
遊びを有する取付孔を介して前記ベースプレート
に接続したことを特徴とする窓ガラスの昇降装置
に存する。
ガイドレールに沿つて駆動ケーブルを縦動可能に
配索し、該駆動ケーブルをアウタチユーブに挿通
させて駆動部に連結し、該アウタチユーブの両端
を、ガイドレール側のベースプレートと駆動部側
のベースプレートとに取付部材を介して連結し、
かつ該駆動ケーブルのたるみを防止すべく該アウ
タチユーブを圧縮方向に付勢した窓ガラスの昇降
装置において、 前記アウタチユーブの両端に配置された前記取
付部材の少なくとも一方を、角度的に変位可能な
よう、該取付部材に対し、入口側から奥側に向か
つて徐々に巾が狭くなり、入口側では振れ方向に
遊びを有する取付孔を介して前記ベースプレート
に接続したことを特徴とする窓ガラスの昇降装置
に存する。
(作用)
そして、上記窓ガラスの昇降装置では、駆動ケ
ーブルがたるむ方向に駆動され、アウタチユーブ
が付勢力により撓もうとする際に、アウタチユー
ブの両端に配置された取付部材の少なくとも一方
が角度的に変位し、該アウタチユーブがスムーズ
に撓むように成つている。
ーブルがたるむ方向に駆動され、アウタチユーブ
が付勢力により撓もうとする際に、アウタチユー
ブの両端に配置された取付部材の少なくとも一方
が角度的に変位し、該アウタチユーブがスムーズ
に撓むように成つている。
(実施例)
以下、図面に基づいて本考案の各実施例を説明
する。
する。
第1図から第5図は本考案の第1実施例を示し
ており、第2図に示す窓ガラスの昇降装置1は、
自動車のドア内に装着され、図示略の窓ガラスを
昇降させるためのものである。
ており、第2図に示す窓ガラスの昇降装置1は、
自動車のドア内に装着され、図示略の窓ガラスを
昇降させるためのものである。
第2図に示すように、窓ガラスの昇降装置1に
おいて、取付部たるドア内部にはレール部材10
が配置されており、該レール部材10には窓ガラ
スの昇降方向に沿つて一対のガイドレール11,
12が前後に並行して形成されている。該レール
部材10のベースプレート13にはブラケツト1
4,15が固結されており、該ブラケツト14,
15はドアのインナパネルにボルトにより締結さ
れる。
おいて、取付部たるドア内部にはレール部材10
が配置されており、該レール部材10には窓ガラ
スの昇降方向に沿つて一対のガイドレール11,
12が前後に並行して形成されている。該レール
部材10のベースプレート13にはブラケツト1
4,15が固結されており、該ブラケツト14,
15はドアのインナパネルにボルトにより締結さ
れる。
ガイドレール11に沿つて縦動可能な駆動ケー
ブル20A,20Bが、ベースプレート13に装
着されたガイドプーリ21,22に取り回されて
いる。
ブル20A,20Bが、ベースプレート13に装
着されたガイドプーリ21,22に取り回されて
いる。
窓ガラスに固結されたキヤリアプレート30
は、ガイドレール11,12に摺動可能に嵌合し
ており、該キヤリアプレート30は駆動ケーブル
20A,20Bの各端部に固結されている。
は、ガイドレール11,12に摺動可能に嵌合し
ており、該キヤリアプレート30は駆動ケーブル
20A,20Bの各端部に固結されている。
ガイドプーリ21に巻掛けられた駆動ケーブル
20Aは可撓性を有するアウタチユーブ40に挿
通しており、一方ガイドプーリ22に巻掛けられ
た駆動ケーブル20Bは可撓性を有するアウタチ
ユーブ50に挿通している。駆動ケーブル20
A,20Bの各端部は駆動部60の巻付けプーリ
61は互いに逆方向に巻付けられて係止されてい
る。
20Aは可撓性を有するアウタチユーブ40に挿
通しており、一方ガイドプーリ22に巻掛けられ
た駆動ケーブル20Bは可撓性を有するアウタチ
ユーブ50に挿通している。駆動ケーブル20
A,20Bの各端部は駆動部60の巻付けプーリ
61は互いに逆方向に巻付けられて係止されてい
る。
該駆動部6のベースプレート62は前記ブラケ
ツト14,15と同様にドアのインナパネルにボ
ルトにより締結される。
ツト14,15と同様にドアのインナパネルにボ
ルトにより締結される。
アウタチユーブ40の一端は取付部材としての
プラグ41を介してレール部材10のベースプレ
ート13に、その他端は取付部材としてのプラグ
42を介して駆動部60のベースプレート62に
それぞれ取付けられている。
プラグ41を介してレール部材10のベースプレ
ート13に、その他端は取付部材としてのプラグ
42を介して駆動部60のベースプレート62に
それぞれ取付けられている。
アウタチユーブ50の一端は取付部材としての
プラグ51を介してレール部材10のベースプレ
ート13に、その他端は取付部材としてのプラグ
52を介して駆動部60のベースプレート62に
それぞれ取付けられている。
プラグ51を介してレール部材10のベースプレ
ート13に、その他端は取付部材としてのプラグ
52を介して駆動部60のベースプレート62に
それぞれ取付けられている。
アウタチユーブ40,50はほぼまつすぐに配
索されており、該アウタチユーブ40は駆動部6
0の取付け位置の関係上アウタチユーブ50に比
べて短くなつている。
索されており、該アウタチユーブ40は駆動部6
0の取付け位置の関係上アウタチユーブ50に比
べて短くなつている。
第1図から第5図に示すように、前記プラグ4
1はベースプレート13の取付孔16に角度的に
変位可能に取付けられている。
1はベースプレート13の取付孔16に角度的に
変位可能に取付けられている。
第3図および第4図に示すように、該取付孔1
6は、ベースプレート13の端面13aに開設さ
れた挿入口16aと、該挿入口16aから連続し
て形成され、入口側から奥側に向つて徐々に幅が
狭くなつた揺動制限孔16bとから成つており、
該揺動制限孔16bの端部には円弧状係合部16
cが形成されている。
6は、ベースプレート13の端面13aに開設さ
れた挿入口16aと、該挿入口16aから連続し
て形成され、入口側から奥側に向つて徐々に幅が
狭くなつた揺動制限孔16bとから成つており、
該揺動制限孔16bの端部には円弧状係合部16
cが形成されている。
第1図および第3図に示すように、前記プラグ
41は、頭部41Aと、取付孔16の挿入口16
aに挿入可能な基部41Bと、揺動制限孔16b
に結合する接続部41Cとから成つている。
41は、頭部41Aと、取付孔16の挿入口16
aに挿入可能な基部41Bと、揺動制限孔16b
に結合する接続部41Cとから成つている。
頭部41Aには、アウタチユーブ40の端部が
嵌合した保持穴41aと、駆動ケーブル20Aが
貫通した貫通孔41bと、頭部41Aから保持穴
41aに達した切割り41cとが形成されてい
る。
嵌合した保持穴41aと、駆動ケーブル20Aが
貫通した貫通孔41bと、頭部41Aから保持穴
41aに達した切割り41cとが形成されてい
る。
第3図および第4図に示すように、接続部41
Cは同じ幅で延び、その先端部41dは前記円弧
状係合部16cと当接するように円弧状に形成さ
れている。取付孔16がプラグ41の接続部41
Cに対して入口側では振れ方向に遊びを有してい
るので、該接続部41Cは円弧状係合部16cと
の係合部を支点にして、該接続部41Cの側部が
揺動制限孔16bの端部で制限される範囲内で揺
動可能と成つている。
Cは同じ幅で延び、その先端部41dは前記円弧
状係合部16cと当接するように円弧状に形成さ
れている。取付孔16がプラグ41の接続部41
Cに対して入口側では振れ方向に遊びを有してい
るので、該接続部41Cは円弧状係合部16cと
の係合部を支点にして、該接続部41Cの側部が
揺動制限孔16bの端部で制限される範囲内で揺
動可能と成つている。
また、該接続部41Cは、プラグ41を取付孔
16に取付けた際に、頭部41Aの下面と基部4
1Bの上面とでベースプレート13を弾発的に挟
持するようにその高さが定められている。
16に取付けた際に、頭部41Aの下面と基部4
1Bの上面とでベースプレート13を弾発的に挟
持するようにその高さが定められている。
第1図に示すように、前記プラグ42には、ア
ウタチユーブ40の端部が嵌合した保持穴42a
と、駆動ケーブル20Aが貫通した貫通孔42b
とが形成されている。該保持穴42a内には、ア
ウタチユーブ40を圧縮する方向に付勢するばね
部材43が張設されている。
ウタチユーブ40の端部が嵌合した保持穴42a
と、駆動ケーブル20Aが貫通した貫通孔42b
とが形成されている。該保持穴42a内には、ア
ウタチユーブ40を圧縮する方向に付勢するばね
部材43が張設されている。
第2図に示すように、駆動部60のベースプレ
ート62から巻付けプーリ61の駆動シヤフト6
1aが突出しており、駆動シヤフト61aには図
示略の手動ハンドルあるいはモータが連結され
る。
ート62から巻付けプーリ61の駆動シヤフト6
1aが突出しており、駆動シヤフト61aには図
示略の手動ハンドルあるいはモータが連結され
る。
上記構成を有する窓ガラスの昇降装置1では、
駆動部60の駆動シヤフト61aを前記手動ハン
ドルあるいはモータにより回転させると、ガイド
プーリ21,22間で駆動ケーブル20A,20
Bが縦動し、キヤリアプレート30を介して窓ガ
ラスが昇降する。
駆動部60の駆動シヤフト61aを前記手動ハン
ドルあるいはモータにより回転させると、ガイド
プーリ21,22間で駆動ケーブル20A,20
Bが縦動し、キヤリアプレート30を介して窓ガ
ラスが昇降する。
いま、窓ガラスを上昇させるために前記手動ハ
ンドルあるいはモータにより駆動シヤフト61a
を回転して巻付けプーリ61を第2図で時計方向
に回転すると、駆動ケーブル20Aが巻付けプー
リ61に巻き取られると共に駆動ケーブル20B
が巻付けプーリ61から解放されていき、ガイド
プーリ21,22間で駆動ケーブル20A,20
Bが上昇し、キヤリアプレート30を介して窓ガ
ラスが上昇する。
ンドルあるいはモータにより駆動シヤフト61a
を回転して巻付けプーリ61を第2図で時計方向
に回転すると、駆動ケーブル20Aが巻付けプー
リ61に巻き取られると共に駆動ケーブル20B
が巻付けプーリ61から解放されていき、ガイド
プーリ21,22間で駆動ケーブル20A,20
Bが上昇し、キヤリアプレート30を介して窓ガ
ラスが上昇する。
このとき、駆動ケーブル20Aは引つ張られる
方向(第1図の矢印で示す方向)に駆動されるの
で、アウタチユーブ40はばね部材43の付勢力
に抗して第1図の実線で示すようにほぼまつすぐ
に延びている。
方向(第1図の矢印で示す方向)に駆動されるの
で、アウタチユーブ40はばね部材43の付勢力
に抗して第1図の実線で示すようにほぼまつすぐ
に延びている。
次に、窓ガラスを下降させるために、前記手動
ハンドルあるいはモータにより駆動シヤフト61
aを回転して巻付けプーリ61を第2図で反時計
方向に回転すると、駆動ケーブル20Bが巻付け
プーリ61に巻き取られると共に駆動ケーブル2
0Aが巻付けプーリ61から解放されていき、ガ
イドプーリ21,22間で駆動ケーブル20A,
20Bが下降し、キヤリアプレート30を介して
窓ガラスが下降する。
ハンドルあるいはモータにより駆動シヤフト61
aを回転して巻付けプーリ61を第2図で反時計
方向に回転すると、駆動ケーブル20Bが巻付け
プーリ61に巻き取られると共に駆動ケーブル2
0Aが巻付けプーリ61から解放されていき、ガ
イドプーリ21,22間で駆動ケーブル20A,
20Bが下降し、キヤリアプレート30を介して
窓ガラスが下降する。
このとき、駆動ケーブル20Aはたるむ方向
(第1図の矢印で示す方向)に駆動されるので、
ほぼまつすぐに延びていたアウタチユーブ40は
ばね部材43の圧縮力によつて第1図の破線で示
すように撓もうとする。
(第1図の矢印で示す方向)に駆動されるので、
ほぼまつすぐに延びていたアウタチユーブ40は
ばね部材43の圧縮力によつて第1図の破線で示
すように撓もうとする。
このとき、プラグ41には回動力が作用するの
で、該プラグ41は、円弧状係合部16cと接続
部41Cの先端部41dとの係合部を支点にして
該接続部41Cの側部が揺動制限孔16bの端部
に当たるまで揺動する。該プラグ41の揺動に伴
つて、アウタチユーブ40はばね部材43の圧縮
力によつて第1図の破線で示す位置までスムーズ
に撓む。これによつて、駆動ケーブル20Aのた
るみが吸収される。
で、該プラグ41は、円弧状係合部16cと接続
部41Cの先端部41dとの係合部を支点にして
該接続部41Cの側部が揺動制限孔16bの端部
に当たるまで揺動する。該プラグ41の揺動に伴
つて、アウタチユーブ40はばね部材43の圧縮
力によつて第1図の破線で示す位置までスムーズ
に撓む。これによつて、駆動ケーブル20Aのた
るみが吸収される。
次に、第6図に基づいて本考案の第2実施例を
説明する。
説明する。
この第2実施例は、上記第1実施例のプラグ4
1および取付孔16を変形したもので、他の構成
については上記第1実施例のものと同様である。
1および取付孔16を変形したもので、他の構成
については上記第1実施例のものと同様である。
第6図bに示すように、該取付孔16は、ベー
スプレート13の端面13aに開設された挿入口
16dと、該挿入口16dから連続してほぼ同じ
幅で延び、その端部に円弧状係合部16fが形成
された長孔16eとから成つている。
スプレート13の端面13aに開設された挿入口
16dと、該挿入口16dから連続してほぼ同じ
幅で延び、その端部に円弧状係合部16fが形成
された長孔16eとから成つている。
第6図aおよび第6図bに示すように、該取付
孔16に角度的に変位可能に取付けられるプラグ
41は、頭部41Aと、取付孔16の挿入口16
dに挿入可能な円板状の基部41Dと、長孔16
eの円弧状係合部16fに係合する枢軸41Eと
から成つている。
孔16に角度的に変位可能に取付けられるプラグ
41は、頭部41Aと、取付孔16の挿入口16
dに挿入可能な円板状の基部41Dと、長孔16
eの円弧状係合部16fに係合する枢軸41Eと
から成つている。
頭部41Aには、上記第1実施例の場合と同様
に、アウタチユーブ40の端部が嵌合した保持穴
41aと、駆動ケーブル20Aが貫通した貫通孔
(図示省略)と、頭部41Aから保持穴41aに
達した切割り41cとが形成されている。
に、アウタチユーブ40の端部が嵌合した保持穴
41aと、駆動ケーブル20Aが貫通した貫通孔
(図示省略)と、頭部41Aから保持穴41aに
達した切割り41cとが形成されている。
前記枢軸41Eは、長孔16eを通つて円弧状
係合部16fと係合可能であり、該枢軸41Eは
円弧状係合部16fとの係合部を支点にして回動
可能である。また、該枢軸41Eは、プラグ41
を取付孔16に取付けた際に、頭部41Aの下面
と円板状の基部41Dの上面とでベースプレート
13を弾発的に挟持するようにその高さが定めら
れている。
係合部16fと係合可能であり、該枢軸41Eは
円弧状係合部16fとの係合部を支点にして回動
可能である。また、該枢軸41Eは、プラグ41
を取付孔16に取付けた際に、頭部41Aの下面
と円板状の基部41Dの上面とでベースプレート
13を弾発的に挟持するようにその高さが定めら
れている。
したがつて、この第2実施例では、前記駆動ケ
ーブル20Aがたるむ方向(第1図の矢印とは反
対の方向)に駆動される際に、該プラグ41は、
長孔16eの円弧状係合部16fに係合した枢軸
41Eを中心にして回動し、該プラグ41の回動
に伴つて、前記アウタチユーブ40はばね部材4
3の圧縮力によつて第1図の破線で示す位置まで
スムーズに撓む。
ーブル20Aがたるむ方向(第1図の矢印とは反
対の方向)に駆動される際に、該プラグ41は、
長孔16eの円弧状係合部16fに係合した枢軸
41Eを中心にして回動し、該プラグ41の回動
に伴つて、前記アウタチユーブ40はばね部材4
3の圧縮力によつて第1図の破線で示す位置まで
スムーズに撓む。
なお、本考案は上記実施例に限定されるもので
はなく、アウタチユーブ40の両端に配置された
プラグ41および42を、角度的に変位可能にベ
ースプレート13およびベースプレート62に取
付けて構成してもよい。
はなく、アウタチユーブ40の両端に配置された
プラグ41および42を、角度的に変位可能にベ
ースプレート13およびベースプレート62に取
付けて構成してもよい。
(考案の効果)
本考案に係る窓ガラスの昇降装置によれば、駆
動ケーブルがたるむ方向に駆動され、アウタチユ
ーブが圧縮力により撓もうとする際に、アウタチ
ユーブの両端に配置された取付部材の少なくとも
一方が角度的に変位し、該アウタチユーブがスム
ーズに撓むので、アウタチユーブの長さを短くし
た場合でも、アウタチユーブを圧縮方向に付勢す
るばね部材のばね力を大きくすることなく、該ア
ウタチユーブを撓ませることができ、したがつて
駆動ケーブルを駆動する操作ハンドルの操作力が
軽く、操作性が良い。
動ケーブルがたるむ方向に駆動され、アウタチユ
ーブが圧縮力により撓もうとする際に、アウタチ
ユーブの両端に配置された取付部材の少なくとも
一方が角度的に変位し、該アウタチユーブがスム
ーズに撓むので、アウタチユーブの長さを短くし
た場合でも、アウタチユーブを圧縮方向に付勢す
るばね部材のばね力を大きくすることなく、該ア
ウタチユーブを撓ませることができ、したがつて
駆動ケーブルを駆動する操作ハンドルの操作力が
軽く、操作性が良い。
第1図から第5図は本考案の第1実施例を示し
ており、第1図は主要部を示す説明図、第2図は
窓ガラスの昇降装置を示す斜視図、第3図は取付
部材と相手側の取付部位との関係を示す斜視図、
第4図は第3図の−線断面図、第5図は第3
図の−線断面図、第6図は本考案の第2実施
例を示しており、第6図aは取付部材を示す斜視
図、第6図bは第6図aで示す取付部材の枢軸部
での断面図、第7図は従来例を示す説明図であ
る。 1……窓ガラスの昇降装置、11,12……ガ
イドレール、13……ガイドレール側のベースプ
レート、20A,20B……駆動ケーブル、4
0,50……アウタチユーブ、41,42,5
1,52……プラグ(取付部材)、60……駆動
部。
ており、第1図は主要部を示す説明図、第2図は
窓ガラスの昇降装置を示す斜視図、第3図は取付
部材と相手側の取付部位との関係を示す斜視図、
第4図は第3図の−線断面図、第5図は第3
図の−線断面図、第6図は本考案の第2実施
例を示しており、第6図aは取付部材を示す斜視
図、第6図bは第6図aで示す取付部材の枢軸部
での断面図、第7図は従来例を示す説明図であ
る。 1……窓ガラスの昇降装置、11,12……ガ
イドレール、13……ガイドレール側のベースプ
レート、20A,20B……駆動ケーブル、4
0,50……アウタチユーブ、41,42,5
1,52……プラグ(取付部材)、60……駆動
部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ガイドレールに沿つて駆動ケーブルを縦動可能
に配索し、該駆動ケーブルをアウタチユーブに挿
通させて駆動部に連結し、該アウタチユーブの両
端を、ガイドレール側のベースプレートと駆動部
側のベースプレートとに取付部材を介して連結
し、かつ該駆動ケーブルのたるみを防止すべく該
アウタチユーブを圧縮方向に付勢した窓ガラスの
昇降装置において、 前記アウタチユーブの両端に配置された前記取
付部材の少なくとも一方を、角度的に変位可能な
よう、該取付部材に対し、入口側から奥側に向か
つて徐々に巾が狭くなり、入口側では振れ方向に
遊びを有する取付孔を介して前記ベースプレート
に接続したことを特徴とする窓ガラスの昇降装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15907985U JPH0422689Y2 (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15907985U JPH0422689Y2 (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6267077U JPS6267077U (ja) | 1987-04-25 |
JPH0422689Y2 true JPH0422689Y2 (ja) | 1992-05-25 |
Family
ID=31083170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15907985U Expired JPH0422689Y2 (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0422689Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1018708A (ja) * | 1996-07-03 | 1998-01-20 | Mitsuba Corp | 車両用の電動式スライドドア |
JP2003082926A (ja) * | 2001-09-07 | 2003-03-19 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両ドア開閉駆動装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2535513Y2 (ja) * | 1991-10-07 | 1997-05-14 | 株式会社大井製作所 | ワイヤ式ウインドウレギュレータのワイヤ緊張装置 |
-
1985
- 1985-10-17 JP JP15907985U patent/JPH0422689Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1018708A (ja) * | 1996-07-03 | 1998-01-20 | Mitsuba Corp | 車両用の電動式スライドドア |
JP2003082926A (ja) * | 2001-09-07 | 2003-03-19 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両ドア開閉駆動装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6267077U (ja) | 1987-04-25 |
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