JPH0422689B2 - - Google Patents

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JPH0422689B2
JPH0422689B2 JP2008107A JP810790A JPH0422689B2 JP H0422689 B2 JPH0422689 B2 JP H0422689B2 JP 2008107 A JP2008107 A JP 2008107A JP 810790 A JP810790 A JP 810790A JP H0422689 B2 JPH0422689 B2 JP H0422689B2
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stretched
stretching
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Musuburu Yakobusen Cheru
Toosuten Niruson Kuraesu
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Rexam AB
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PLM AB
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C51/00Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
    • B29C51/08Deep drawing or matched-mould forming, i.e. using mechanical means only
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/32Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C43/36Moulds for making articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C43/361Moulds for making articles of definite length, i.e. discrete articles with pressing members independently movable of the parts for opening or closing the mould, e.g. movable pistons
    • B29C2043/3615Forming elements, e.g. mandrels or rams or stampers or pistons or plungers or punching devices
    • B29C2043/3631Forming elements, e.g. mandrels or rams or stampers or pistons or plungers or punching devices moving in a frame for pressing and stretching; material being subjected to compressing stretching
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C2949/0861Other specified values, e.g. values or ranges
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    • B29C2949/0865Crystallinity at the body portion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • Y10S428/91Product with molecular orientation
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、ポリエステルまたはポリアミド型の
熱可塑性材料好ましくはポリエチレンテレフタレ
ートの部材(element)に関する。この部材は、
ボデイ部とそれを囲むエツジ部からなり、該ボデ
イは該エツジ部の下側に位置する。部材は主に非
晶質材料または10%未満の結晶化度を有する材料
のブランクから形成される。ブランクは、例えば
平らなプレート、ブランクシエルまたはその他の
類似物である。ボデイまたはその一部は、材料の
「流れ」が生じるまでブランクを延伸することに
よつて成形され、ボデイ中「流れ」が生じるまで
延伸された材料は10〜25%の結晶化度を有する
が、エツジ部及び延伸されなかつた部分の結晶化
度は最初の10%未満のままである。
[従来技術] 熱可塑性材料から製品を製造する場合、出発材
料は多くの場合実質上平らなブランクである。最
終製品は実質的に一つの成形工程で形成されても
よいし、また所定の部材を形成してその後で最終
製品に成形してもよい。ブランクの成形は、従
来、吹込成形法または熱成形法のいずれかによつ
て行なわれている。吹込成形法では、一般に底に
厚い部分が得られる。熱成形法においては、いわ
ゆる負の熱成形(negative thermoforming
process)またはいわゆる正の熱成形(positive
thermoforming process)のいずれかが用いられ
ており、負の熱成形法においては薄い底部が得ら
れ、一方、正の熱成形法においては厚い底部が得
られる。
負の熱成形においては、加熱シートまたは加熱
フイルムをキヤビテイ上に配置し、外圧をかける
と同時にキヤビテイ内部を減圧することにより、
このフイルムまたはシートをキヤビテイにプレス
し且つ吸引する。このため、材料が或る形状のキ
ヤビテイに吸引されると、材料は延伸されて薄く
なる。もしキヤビテイがカツプ状であるならば、
薄い延伸された底部と、このカツプのエツジ方向
に厚さが増大する壁部とが得られる。
正の熱成形においては、カツプ状金型は突出し
たボデイを形成し、前記フイルムまたはシートの
材料がこの突出したボデイ上にプレスされ吸引さ
れる。このため、突出したボデイの上部に接する
材料すなわちカツプの底部は厚くて本質的に延伸
されないままであり、一方、材料の厚さはカツプ
のエツジ方向に向つて減少する。
前記負の熱成形において、カツプの底部に充分
な材料の厚さを得るためには、十分な厚さをもつ
出発材料を選ばねばならない。正の熱成形により
カツプのエツジ部区域にカツプの安定性に必要な
十分な厚さを得るためには、これまた十分な厚さ
の出発材料を選ばねばならない。負の熱成形にお
いて、成形されたカツプ間の材料は何の変形も受
けていないので、次に実際のカツプの製造後切断
される。正の熱成形においては、カツプ間の材料
はリセス内に延伸され、成形されたカツプから切
断される。正の熱成形においては、カツプの底は
かくの如くして得られ、この底は実質的には出発
材料と同じ厚さを有する。両方の熱成形法は共に
材料の無用な高い消費を必要とするので、製品の
大量生産の場合経済的に不利である。
本発明は、ポリエステルまたはポリアミド型の
熱可塑性材料好ましくはポリエチレンテレフタレ
ート(PET)から成形した部材に関する。この
ような熱可塑性材料としてはポリエチレンテレフ
タレート、ポリヘキサメチレンアジパミド、ポリ
カプロラクタム、ポリヘキサメチレンセバカミ
ド、ポリエチレン2,6−及び1,5−ナフタレ
ート、ポリテトラメチレン1,2−ジヒドロキシ
ベンゾエート及びエチレンテレフタレート、エチ
レンイソフタレートのコポリマー、又は類似のポ
リマーを挙げることができる。以下の本明細書の
記載は主としてPETと称するポリエチレンテレ
フタレートに関するが、本発明はこの材料または
既に例示した他の材料のみに限られず、他の多く
の熱可塑性材料にも適用することができる。
本発明が提起する技術上の問題点及び本発明を
より良く理解し得るために、ポリエチレンテレフ
タレートの幾つかの特性を次に記述する。
文献、例えばD.W.van krevelen,“Properties
of Polymers”Elsevier Scientific Publishing
Company,1976から、非晶質ポリエチレンテレ
フタレートが配向するとその特性が変化すること
が知られている。これらの幾つかの特性変化が、
前記文献の317頁及び319頁の図14.3及び図1
4.4に示されている。他の多くの熱可塑性材料
と同じように、PETは延伸によつて配向され得
る。通常、この延伸は同材料のガラス転移温度
Tgより高い温度で生起し、その強度特性は配向
によつて改善される。上記文献は、更に、熱可塑
性PETの場合延伸比、すなわち延伸後の長さと
延伸前の長さの比を増加したときにも、同材料の
性質が大いに改良されることを示している。延伸
比が約2から3より少し大きい値まで増大する
際、材料特性に特に大きい変化が得られる。配向
方向の強さはここでは著しく改善され、同時に密
度及び結晶化度は上昇し、ガラス転移温度Tgも
上昇する。317頁の図によれば、延伸比が3.1であ
ると、材料は単位面積当りσ=10に対応する力に
耐え、一方延伸比2.8における伸びは充分に大で
あることがわかる。
ガラス転移温度Tg以下の温度で非晶質ポリエ
チレンテレフタレートPETを「流れ領域
(flowzone)」が生じるまで延伸した場合にも、
同材料の特性が著しく改良されることが本発明に
於いて判明した。PETロツドを流れ領域成形条
件下に延伸すると、その直径はもとの約1/3に減
少する。延伸を続けていくと、該流れ領域は非晶
質材料中を連続的に移動する。ここに「流れ領
域」とは、ガラス転移温度Tg以下での延伸によ
り、PET材料内部に熱が蓄積される部位を意味
し、その結果当該部位の温度が上昇して円滑な延
伸が可能となると共に延伸部位の結晶化度も大き
くなる。
本発明は、PETから、カツプ又は容器などの
製品を製造する際の予備的成形物である部材に関
する。部材から最終製品を形成するには、例え
ば、吹込方法またはプレス(pressing)もしくは
伸長(extending)の如き機械的加工が用いられ
る。
[発明の概要] 本発明が提供する部材は、ポリエステルまたは
ポリアミド型の熱可塑性材料好ましくはポリエチ
レンテレフタレートからなる部材10であつて、
ボデイ13の口部を囲むエツジ部分12を有して
おり、非晶質材料又は結晶化度が10%以下好まし
くは、5%以下の材料のブランク14、例えば平
らなプレート、ブランクシエルのようなものから
成形されており、前記ボデイは、ブランクの材料
を移動させてその移動材料のすべての部分又は一
部を延伸させることにより成形されており、延伸
された材料は、流れ領域の形成下に延伸したのに
対応する延伸性を有しており、且つ、ボデイ13
の延伸された材料が10〜25%好ましくは12〜20%
の結晶化度を有するが、ボデイの非延伸部位の材
料の結晶化度は10%以下のもとの値のままである
ことを特徴とする。
[発明の実施態様] 本発明によれば、エツジ部及びボデイ部からな
る部材が得られる。好ましくは、材料はほぼ均一
な厚さで且つボデイ部の底全体が配向している。
本発明の1つの具体例においては、ボデイ底部の
材料は完全に又は部分的に壁部の材料の厚さに等
しい。その他の部位は、出発材料と同じ厚さ及び
物性を有する。幾つかの具体例では底はほぼ完全
に平らであるが、他の具体例においては底はカツ
プの軸に関して軸方向に変位されてもよい。この
場合、いくつかの具体例において環状のエツジ部
は壁の下端に隣接して形成され、一方他の具体例
においては底の中央部は上方の開放端から更に離
れて位置することもある。
部材は、ボデイとそれを取り囲むエツジからな
る。エツジ部の材料は主として非晶質であるかま
たは10%未満の結晶化度を有する。ボデイは壁部
及び底部を有する。壁部は、ガラス転移温度Tg
未満の温度例えば室温で流れ形成下に延伸された
材料からなり、その結晶化度は10〜25%である。
基本的な部材においては、底は主として非晶質材
料または10未満の結晶化度を有する材料からな
る。本発明の具体例中、底は所望により、ガラス
転移温度Tg未満の温度で10〜25%の結晶化度と
なるように、流れ形成下に延伸された材料、換言
すれば、延伸壁部の特性に等しい特性を有する材
料から主としてなるか、または10%未満の結晶化
度を有する材料からなる。いくつかの具体例中、
底部は、壁部の下端よりも軸方向に移動した位置
に存在する。
部材の成形にあたり、10%未満の結晶化度を有
するほぼ平らなPETブランクを、カウンターホ
ルダーの間にガラス転移温度Tg以下の温度でク
ランプ締めし、クランプ締めされた材料セクシヨ
ンによつて完全に囲繞されたゾーンを形成する。
上記ゾーンの面積よりも小さい接触面を有するプ
レスをこのゾーンにあてる。かくして閉鎖された
バンド状のゾーンが、ブランクのクランプ締めさ
れた材料の挟持セクシヨンとプレスに接した上記
ゾーンの上記部分との間に形成される。次いで、
プレス装置を上記ゾーンに接触させたまま、駆動
機構によりプレス装置をカウンターホルダーに対
し相対的に移動させる。バンド状ゾーンの材料
は、材料の流れが生起するように延伸され、同材
料は一軸方向に配向されると同時に厚さは約3分
の1に減少する。部材の壁部は延伸段階中に形成
される。
プレス装置の接触面の周囲はクランプ装置の内
径より小さいので、プレス装置の端部に隣接する
材料は最大のストレスを受ける。このため、通常
材料の流れはこの点から開始する。このことは、
プレス装置の接触面からプレス装置の側壁に至る
部分を比較的鋭いエツジで形成することにより、
更に強化される。材料の流れが一旦生じると、そ
の流れ領域は徐々にクランプ装置の方向に移動す
る。いくつかの具体例中、流れ領域がプレス機械
に達するとプレス段階を中断する。その他の具体
例にあつては、プレス段階を継続し、材料の新た
な流れをプレス機械のエツジに隣接して生起さ
せ、材料の中心に向つてこの流れ領域を移動させ
ることもある。プレス機械の接触面に接している
すべての材料が流れを経た後、クランプ装置に挟
まれている材料を更に延伸させてもよいが、この
ことを可能ならしめるためには、通常当該部位の
材料の温度をいくらか上げる必要がある。しかし
ながら、出発初期温度は、ガラス転移温度Tg以
下である。
いくつかの具体例中、延伸した材料を積極的に
冷却することが必要である。この場合、プレス機
械には好ましくは冷却装置が設けられており、該
冷却装置は、延伸中生じる材料の流れ領域が同冷
却装置に接するように配置する。
いくつかの具体例中、材料の流れはクランプ装
置に隣接する部位から生じることもある。この場
合、流れが始まる材料領域の温度を上昇させる加
熱装置をクランプ装置に取り付ける。材料の温度
は、しかしながら、やはり材料のガラス転移温度
Tg以下である。流れ状態が一旦生じると、この
流れ状態はプレス装置の接触面の方向に移動し、
プレス機械の側壁を経て同プレス機械の接触面ま
で移動することもあり得る。
クランプ装置が部材のエツジに相当する部位の
ブランクを確実に保持するために、クランプ装置
は一般に冷却装置を備えている。
本発明においては、ボデイの壁部及び底部のい
ずれにおいても、何回かの延伸段階によつて、流
れ領域下に延伸されて厚さが減じられた材料区域
と、延伸されない材料区域とを交互に含ませて形
成することも可能である。ボデイの底部の材料
を、その軸方向へ延伸段階により変位させること
もできる。
以下、本発明を添付図面を参照して更に説明す
る。
第1図及び第2図はPETのブランク14′,1
4″を示している。同図中、環状ゾーン16′,1
6″及び17′,17″が図示されている。更にゾ
ーン15′,15″が示され、これらのゾーンは環
状ゾーン17′,17″によつて囲まれている。ゾ
ーン16は、ブランクの延伸中、クランプ装置
30a-b(第4図参照)に締付けられているゾーンを
示す。ゾーン15は、ブランクの延伸中、プレス
機械20(第4図参照)のプレス面21と接して
いるゾーンを示す。ゾーン17は、ブランクの延
伸中、流れ状態が形成されるゾーンを示す。
エツジ12とボデイ13を有する部材10を第
3図に示す。ボデイは壁部18と底部11からな
つている。第3図中、壁部は、出発材料に比較し
て厚さの減少した延伸材料からできている。更
に、ゾーン19は、エツジ12に属する一部の材
料が流れ状態に変化したことを示す。
第4図から第8図に、クランプ装置30がブラ
ンク14を固定している状態を示す。クランプ装
置30間にプレス接触面21を有するプレス機械
20が配置されている。第4図では、プレス機械
20は、ブランク14の上側表面に直接プレス接
触面21が接するような位置にある。第5図はプ
レス機械が下方に移動した後の状態を示し、材料
の流れが開始している。第6図では、プレス装置
が、第3図の部材が形成されるまで移動してい
る。
第4図〜第6図に示す方法を具体化した本発明
の例について記載すると、用いたブランクは厚さ
1.8mmのPET円形シートである。このブランクを、
内径が約65mmである円形状のクランプ装置に挟持
し、プレス機械が接触する領域を除いて前記ブラ
ンクシートを60℃に加熱する。プレス機械が当た
る領域は25℃に維持したままとする。径が約50mm
の円形面(接触表面)をもつてプレス機械を次い
でブランクシートの中央部に当て、材料の流れを
開始させて第5図のように延伸させる。このと
き、プレス機械の移動速度は約3mm/minであ
り、プレス機械からブランクに負荷される力は約
1700kpである。流れ領域が一旦形成されると、
負荷する力を小さくし、例えば初期の大きさの約
2/3とする。しかし、流れ領域の大きさが大きく
なれば負荷すべき力を若干大きくしてもよい。こ
のようにして、第6図又は第3図に示すような部
材が形成される。
第7図は、プレス機械を更に移動させたもので
あり、材料の流れが更に起つている。部材10′
はこのようにして形成され、そのボデイ13′は
底部11′を有し、その底部の中央区域は、流れ
領域形成下に延伸して配向させた材料によつて囲
まれている非晶質未延伸材料からできている。第
8図では、プレス機械20が、実質上ボデイ1
3″の底部11″全体が流れを受けるまで移動して
いる。このようにして形成された部材10″は、
そのボデイの壁部及び底部が流れ状態を経て配向
されており、それぞれの厚さも減少している。
第9図及び第10図に、クランプ装置33a-b
の具体的な一態様を表わす。このクランプ装置は
冷却チヤネル31及び加熱チヤネル34を備えて
いる。同図中、加熱チヤネルの供給ラインのみを
図示する。加熱チヤネルの排出ラインは前記供給
ラインの後方にあり、上向きの矢印によつて示
す。冷却チヤネル及び加熱チヤネルは共に板状の
カバー35で覆われている。このカバー35のも
う一方の表面は、ブランクを締め付けるためのク
ランプ装置の接触面として利用される。
絶縁体32が、クランプ装置の冷却ゾーンと加
熱ゾーンとを分離している。別の具体例では、加
熱チヤネルを冷却チヤネルとして用いてもよい。
更に、上記第9図及び第10図は、同様に冷却
チヤネル22を具備したプレス装置20aの一つ
の具体例をも示している。冷却チヤネルは冷却ジ
ヤケツト23で覆われ、この冷却ジヤケツトは、
同時に、材料の延伸工程中この材料に対するプレ
ス装置の外部接触面として利用される。第9図は
前記第5図に相当するプレス装置の位置を示し、
また第10図は前記第8図に相当するプレス装置
の位置を示す。プレス装置は回転対称体の表面を
有している。その表面形状は、流れ領域形成下で
の延伸中にあつては材料が常に冷却ジヤケツトに
接触し、一方、まだ流れ状態になつていない材料
はプレス装置とクランプ装置の間のゾーンにある
いかなる装置にも接触しないようになつている。
加熱チヤネル34による材料の加熱は、材料の
流れ領域形成に寄与する。しかし、材料の温度は
常にガラス転移温度Tgよりも低くなければなら
ないので加熱は制限される。この加熱は、第10
図に示すように、材料の延伸段階がクランプ装置
の入口部のゾーンに少しくい込んでいくことを可
能にする。材料の流れ形成が容易化されている別
の具体例では、延伸段階中、材料の最初の流れを
クランプ装置の内側端部に隣接するゾーンに形成
する。流れが一旦生じた後、この流れ領域は、図
示のようにプレス装置が徐々に下方に移動するに
つれて、クランプ装置から離れてプレス装置の底
の方向に徐々に移動する。この具体例によると、
流れ領域は常に同一方向に伝わつていくので、第
4〜8図に示した具体例の場合にみられた新しい
流れ領域の形成は不要となる。
本発明の部材に関する上の記載は単に本発明の
応用例を表わしたにすぎない。本発明において
は、勿論、多数の連続する延伸段階を施すことが
可能であり、延伸ゾーンと未延伸ゾーンとを交互
に形成することができる。例えば、ボデイは未延
伸材料を含むゾーンを有するバンドからなり、一
方、底部は未延伸材料を含み且つ壁部の下端より
も軸方向に変位したゾーン、例えば環状セクシヨ
ンとすることもできる。
流れ領域形成条件下に配向された材料は、配向
方向の強度特性が改良される。この方向は材料の
延伸方向にほぼ一致する。得られた部材をガラス
転移温度Tg以上の温度に加熱すると、吹込み成
形法により、材料を上記配向方向に主として直交
する方向に更に延伸することによつて部材を容器
に再成形加工することが容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明のブランクの具体例の
説明図、第3図はボデイの底部が主として非晶質
材料からなる部材の説明図、第4図から第10図
は本発明ブランクの延伸原理を示す説明図であ
る。 10……部材、11……底部、12……エツ
ジ、13……ボデイ、14……ブランク、15,
16,17……ゾーン、20……プレス機械、2
1……プレス機械接触面、30……クランプ装
置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリエステルまたはポリアミド型の熱可塑性
    材料好ましくはポリエチレンテレフタレートから
    なる部材10であつて、ボデイ13の口部を囲む
    エツジ部分12を有しており、非晶質材料又は結
    晶化度が10%以下好ましくは、5%以下の材料の
    ブランク14、例えば平らなプレート、ブランク
    シエルのようなものから成形されており、前記ボ
    デイは、ブランクの材料を移動させてその移動材
    料のすべての部分又は一部を延伸させることによ
    り成形されており、延伸された材料は、流れ領域
    の形成下に延伸したのに対応する延伸性を有して
    おり、且つ、ボデイ13の延伸された材料が10〜
    25%好ましくは12〜20%の結晶化度を有するが、
    ボデイの非延伸部位の材料の結晶化度は10%以下
    のもとの値のままであることを特徴とする前記部
    材。 2 エツジ部分12が10%以下のもとの結晶化度
    の材料からできている特許請求の範囲第1項に記
    載の部材。 3 エツジ部分12が、10〜25%好ましくは12〜
    20%の結晶化度を有する延伸材料を含む特許請求
    の範囲第1項に記載の部材。 4 ボデイ13が中央底部分11を有しており、
    該底部分は、ブランクの中央区域をブランク挟持
    ゾーンに対して相対的に移動させることによつて
    形成されるものであり、この移動の間ブランクの
    前記中央区域および挟持されているエツジ区域の
    材料の性質は保持されたままになつている特許請
    求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の部材。
JP2008107A 1979-06-11 1990-01-17 ポリエステルまたはポリアミド型の熱可塑性材料からなる部材 Granted JPH02238924A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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