JPH0422621Y2 - - Google Patents

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JPH0422621Y2
JPH0422621Y2 JP1985137770U JP13777085U JPH0422621Y2 JP H0422621 Y2 JPH0422621 Y2 JP H0422621Y2 JP 1985137770 U JP1985137770 U JP 1985137770U JP 13777085 U JP13777085 U JP 13777085U JP H0422621 Y2 JPH0422621 Y2 JP H0422621Y2
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JP
Japan
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cathode ray
bracket
ray tube
angle
spacer
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JP1985137770U
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JPS6247291U (ja
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  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、スクリーン上に拡大した画像を投
映可能なビデオプロジエクタに関する。
〔考案の概要〕
この考案は、陰極線管と陰極線管用ブラケツト
との間にくさび状のスペーサを設け、投射画面の
大きさに応じてスペーサのくさび角を変えること
により陰極線管の取り付け角度を変えるようにし
たものである。
〔従来の技術〕
スクリーン上に拡大した画像を投映可能なビデ
オプロジエクタでは、スクリーンの大きさに応じ
て陰極線管の水平角度及び垂直角度を決定してや
る必要がある。
この角度を決定するのに、従来次のような手法
がとられていた。すなわち、第3図において所定
形状の陰極線管用ブラケツト1に赤、緑、青の3
色の陰極線管(図示せず)に対応して枠状の穴
2,3及び4を設け、これ等の穴の4隅に隣接し
てブラケツト1側に各陰極線管を取り付けるため
のボルト5を打ち込み或いは溶接等で取り付ける
わけであるが、その際に、赤及び青の陰極線管が
挿入される左右の穴2及び4の外側のボルト5は
特定の形状に加工された板金から成る位置決め部
材6に打ち込み等で取り付け、しかる後この位置
決め部材6をブラケツト1側にスポツト溶接して
固定し、一方、左右の穴2及び4の内側のボルト
5はブラケツト1を少し前方に押し出した上で打
ち込み等で取り付ける。これによつて陰極線管の
水平角度を決定している。そして、投射画面の大
きさに応じてワツシヤ(図示せず)を間挿し、補
正する。また、垂直角度は各穴の下側のボルト5
にワツシヤを間挿し、決定する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上述の如き構成を成す従来装置の場
合、位置決め部材6が板金で作られているため精
度がでにくい欠点がある。また、位置決め部材6
をスポツト溶接しているため加工工数が多大とな
る欠点がある。更に投射画面の大きさに応じて角
度を変えるのに、更に何枚ものワツシヤが必要と
なり、取り扱いが面倒で作業性が悪い等の欠点が
ある。
この考案は斯る点に鑑みてなされたもので、簡
単な構成で精度の良い位置決めを容易に達成でき
るビデオプロジエクタを提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案によるビデオプロジエクタは、赤、緑
及び青の3色の陰極線管15〜17と、これら3
色の各陰極線管15〜17に対応して枠状の穴1
2〜14が順次設けられたブラケツト11と、こ
のブラケツト11の両端部に設けられた夫々の穴
12及び14の4隅に隣接して取り付けられたボ
ルト18と、少なくとも上記穴12及び14の上
側/下側の2隅に隣接してブラケツト11に取り
付けられた上記ボルト18にまたがつて、陰極線
管15及び17とブラケツト11との間に挟持さ
れるくさび状のスペーサ20とを備え、投射画面
の大きさに応じて上記スペーサ20のくさび角α
を変えることにより、上記陰極線管15及び17
の取り付け角度を変えるように構成している。
〔作用〕
陰極線管用ブラケツト11の両端部に設けられ
た夫々の穴12及び14に取り付けられる陰極線
管15及び17と上記ブラケツトとの間にくさび
状のスペーサ20を設ける。そして、投射画面の
大きさに応じてスペーサのくさび角αを変える。
つまり投射画面の大きさ別に所定の角度αを持つ
たくさび状のスペーサを入れ換えることにより、
陰極線管の取り付け角度を変える。これにより、
精度の高い位置出しを容易に行うことができる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図及び第2図
に基づいて詳しく説明する。
第1図は本実施例の全体の構成を示すもので、
同図において、11は陰極線管用ブラケツト、1
2,13及び14は各陰極線管が挿入される枠状
の穴、15,16及び17は夫々赤、緑及び青の
陰極線管、18は穴12,13及び14の4隅に
隣接してブラケツト11側に打ち込み或いは溶接
等で取り付けられたボルトである。そして、この
ボルト18に各陰極線管の枠の4隅にある穴が挿
入され、ナツト19により固定される。
この各陰極線管の取り付けに先だつて、水平角
度を調整するために投射画面の大きさ別に準備さ
れたくさび状のスペーサ20が、赤の陰極線管1
5及び青の陰極線管17とブラケツト11との間
に上下2枚ずつ厚い方が外側になるようにして挟
持される。スペーサ20としては例えば第2図に
示すようなものが使用され、第2図Aはその平面
図、第2図Bは正面図である。この第2図からわ
かるように、スペーサ20は両端が〓状を成し、
一端から他端にむかつて徐々に厚さが変化するい
わゆるくさび状とされている。スペーサ20の材
料は任意のものでよく、例えばアルミが使用され
る。製法は例えば押し出しにより外形を作り、機
械加工によつて角度を出すようにしており、ダイ
キヤストによる製造も可能である。また、第2図
のような形状をとることにより、投射画面の大き
さに応じて角度を変える場合でも、陰極線管をは
ずさなくてもスペーサ20を交換できる。そし
て、このスペーサ20のくさび角αは投射画面の
大きさに対応して設定されており、例えばインチ
サイズ72″,100″及び200″を考えた場合、夫々そ
のくさび角α1,α2及びα3とするとα1>α2>α3の関
係になるように設定される。従つて、投射画面の
大きさに応じて対応するくさび角を有するスペー
サ20が間挿されることになる。なお、水平角度
の調整のときには中央にある緑の陰極線管16の
所にはスペーサ20は何も間挿されない。
一方垂直角度の調整のときには、72″の場合は
何も間挿せず、100″,200″の場合は所定の厚さを
有する平板21が各陰極線管15,16及び17
とブラケツト11の間に下側だけ1枚ずつ間挿さ
れる。
このような製造とすると、スペーサ20,21
の角度精度により直接陰極線管の角度精度が決定
される。ため、高い光学精度が出せる。
〔考案の効果〕
上述の如くこの考案によれば、くさび状のスペ
ーサを陰極線管とブラケツトの間に挿入して角度
を出すようにしたので、位置出しが正確になり精
度が向上される。また、投射画面の大きさ別に容
易されたスペーサを使用するだけでインチサイズ
が決定されるので、作り易くなり作業性が向上さ
れる。更に、投射画面の大きさに応じてスペーサ
を変える場合、陰極線管を完全に外すことなくス
ペーサを交換できるのでサービス性が向上され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す分解斜視
図、第2図はこの考案の要部の平面図及び正面
図、第3図は従来装置の一例を示す構成図であ
る。 11は陰極線管用ブラケツト、15,16,1
7は陰極線管、20,21はスペーサである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 赤、緑及び青の3色の陰極線管と、 上記3色の各陰極線管に対応して枠状の穴が順
    次設けられたブラケツトと、 上記ブラケツトの両端部に設けられた夫々の穴
    の4隅に隣接して取り付けられたボルトと、 少なくとも上記穴の上側/下側の2隅に隣接し
    て上記ブラケツトに取り付けられた上記ボルトに
    またがつて、上記陰極線管と上記ブラケツトとの
    間に挟持されるくさび状のスペーサとを備え、 投射画面の大きさに応じて上記スペーサのくさ
    び角を変えることにより、上記陰極線管の取り付
    け角度を変えるようにしたことを特徴とするビデ
    オプロジエクタ。
JP1985137770U 1985-09-09 1985-09-09 Expired JPH0422621Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985137770U JPH0422621Y2 (ja) 1985-09-09 1985-09-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985137770U JPH0422621Y2 (ja) 1985-09-09 1985-09-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6247291U JPS6247291U (ja) 1987-03-23
JPH0422621Y2 true JPH0422621Y2 (ja) 1992-05-25

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ID=31042132

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JP1985137770U Expired JPH0422621Y2 (ja) 1985-09-09 1985-09-09

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS539829U (ja) * 1976-07-09 1978-01-27
JPS5757679B2 (ja) * 1978-05-24 1982-12-06 Nippon Kokan Kk

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5757679U (ja) * 1980-09-22 1982-04-05

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS539829U (ja) * 1976-07-09 1978-01-27
JPS5757679B2 (ja) * 1978-05-24 1982-12-06 Nippon Kokan Kk

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JPS6247291U (ja) 1987-03-23

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