JPS6240133A - 電子銃の電極 - Google Patents
電子銃の電極Info
- Publication number
- JPS6240133A JPS6240133A JP17971285A JP17971285A JPS6240133A JP S6240133 A JPS6240133 A JP S6240133A JP 17971285 A JP17971285 A JP 17971285A JP 17971285 A JP17971285 A JP 17971285A JP S6240133 A JPS6240133 A JP S6240133A
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- JP
- Japan
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- thin metal
- metal plate
- hole
- metallic thin
- electrode
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は陰極線管の電子銃に関し、特にその制御電極
または第1の加速電極の構造に関する。
または第1の加速電極の構造に関する。
[従来の技術]
従来、この種の電極は、金属薄板をプレス加工で成形し
ていた。しかし、回転非対称の電界レンズを形成するイ
ンライン型電子銃では、回転非対称性にもとず〈電子ビ
ームスポットの形状の変形が生じ、解像度の低下、コン
トラストの低下、さらには色ずれの一因ともなっていた
。
ていた。しかし、回転非対称の電界レンズを形成するイ
ンライン型電子銃では、回転非対称性にもとず〈電子ビ
ームスポットの形状の変形が生じ、解像度の低下、コン
トラストの低下、さらには色ずれの一因ともなっていた
。
このような問題点を解決するため、制御電極や、第1の
加速電極の電子ブームが通る透孔の軸方向の断面形状を
回転非対称形に形成して上記収束歪の補正を行うことが
行なわれている。
加速電極の電子ブームが通る透孔の軸方向の断面形状を
回転非対称形に形成して上記収束歪の補正を行うことが
行なわれている。
第2図(a)は上記回転非対称形の透孔を形成した従来
の第1の加速電極の正面図、同図(b)はそのB−B矢
視断面図で、(1)は第1の加速電極、(2)は電子ビ
ームが通過する透孔、(3)は回転非対称形の凹部で、
この例は長方形の凹部である。
の第1の加速電極の正面図、同図(b)はそのB−B矢
視断面図で、(1)は第1の加速電極、(2)は電子ビ
ームが通過する透孔、(3)は回転非対称形の凹部で、
この例は長方形の凹部である。
(4)は第1の加速電極(1)を電子銃に組立てる際に
、ビードガラスに固着するための取付脚である。
、ビードガラスに固着するための取付脚である。
[発明が解決しようとする問題点]
このように構成された第1の加速電極は、一枚の金属薄
板をプレス加工によって透孔(2)、凹部(3)および
取付脚(4)を形成していたため、次のような問題点が
あった。
板をプレス加工によって透孔(2)、凹部(3)および
取付脚(4)を形成していたため、次のような問題点が
あった。
■厚さ0.2〜0 、3m−の薄い金属板を用いたとき
は、補強のためのエンボス加工を要し、平面度が悪くな
る。
は、補強のためのエンボス加工を要し、平面度が悪くな
る。
■厚い金属板を用いたときは、凹部の深さを所定値にす
るための更に大きい凹部を前面に形成する必要があるた
め、加工工数が増加する。
るための更に大きい凹部を前面に形成する必要があるた
め、加工工数が増加する。
またプレス加工によって形成した凹部の透孔をとり囲む
周囲の壁面が傾斜面となるため、補正特性にばらつきを
生じる。
周囲の壁面が傾斜面となるため、補正特性にばらつきを
生じる。
この発明はこのような問題点を解決するためになされた
もので、電極面の平面度が良く、かつ精度の良い回転非
対称形の凹部を形成した電極を得ることを目的とする。
もので、電極面の平面度が良く、かつ精度の良い回転非
対称形の凹部を形成した電極を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
この発明に係る電極は、透孔を形成した第1の金属薄板
と、回転非対称形の透孔を形成した第2の金属薄板と、
補強材と取付脚とを兼ねた支持部材とを同軸に重ね合わ
せて一体に固着したものである。
と、回転非対称形の透孔を形成した第2の金属薄板と、
補強材と取付脚とを兼ねた支持部材とを同軸に重ね合わ
せて一体に固着したものである。
[作用]
回転非対称形の四部の深さは第2の金属薄板の厚さによ
って定まり、かつその凹部の壁面は第2の金属薄板に形
成された透孔の壁面で形成されるので垂直面となる。
って定まり、かつその凹部の壁面は第2の金属薄板に形
成された透孔の壁面で形成されるので垂直面となる。
また、このように平板状の第1.第2の金属薄板を重ね
合わせて固着することにより、歪を生じないので、電極
の平面度が向上する。
合わせて固着することにより、歪を生じないので、電極
の平面度が向上する。
[発明の実施例]
第1図(a)はこの発明の一実施例の正面図、同図(b
)はそのB−B矢視断面図、同図(c)はこの実施例の
電極を構成する第1の金属薄板、同図(d)は同じく第
2の金属薄板、同図(e)は同じく支持部材である。
)はそのB−B矢視断面図、同図(c)はこの実施例の
電極を構成する第1の金属薄板、同図(d)は同じく第
2の金属薄板、同図(e)は同じく支持部材である。
図において、(5)は第1の透孔(2a)と組立時の位
置決め孔(以下、ガイド孔という)(8)とが形成され
ている第1の金属薄板、(7)は回転非対称形の第2の
透孔(3a)と、ガイド孔(6)とが形成されている第
2の金属薄板、(8)は透孔(3a)よりも十分に大き
い透孔(8)と、取付脚(4)と、ガイド孔(θ)とが
形成されている補強材を兼ねた支持部材である。
置決め孔(以下、ガイド孔という)(8)とが形成され
ている第1の金属薄板、(7)は回転非対称形の第2の
透孔(3a)と、ガイド孔(6)とが形成されている第
2の金属薄板、(8)は透孔(3a)よりも十分に大き
い透孔(8)と、取付脚(4)と、ガイド孔(θ)とが
形成されている補強材を兼ねた支持部材である。
これらの部材(5) 、 (7) 、 (8)は、
まず第1の金属薄板(5)と第2の金属薄板(7)とを
、ガイド孔(8)を組立治具のガイドピン(図示せず)
に挿入して同軸に位置決めし、レーザ溶接などの歪の生
じない手段で周縁の複数個所で固着する。ついで、支持
部材(8)をガイドピンに挿入して同軸に位置決めし、
同様の手段で第1.第2の金属薄板(5) 、 (7
)に対して固着する。第1図(a)中、×印(lO)は
、固着個所を示す。
まず第1の金属薄板(5)と第2の金属薄板(7)とを
、ガイド孔(8)を組立治具のガイドピン(図示せず)
に挿入して同軸に位置決めし、レーザ溶接などの歪の生
じない手段で周縁の複数個所で固着する。ついで、支持
部材(8)をガイドピンに挿入して同軸に位置決めし、
同様の手段で第1.第2の金属薄板(5) 、 (7
)に対して固着する。第1図(a)中、×印(lO)は
、固着個所を示す。
石のように構成した電極は、平面度が良く、また透孔(
3a)で形成される回転非対称形の四部(3)は、精度
よく、かつその凹部(3)の壁面も垂直に形成されるの
で、補正特性のばらつきが少なくなる。
3a)で形成される回転非対称形の四部(3)は、精度
よく、かつその凹部(3)の壁面も垂直に形成されるの
で、補正特性のばらつきが少なくなる。
上記実施例では、第1の加速電極を例に説明したが、同
様の回転非対称形の凹部を形成する制御電極についても
同様に適用できる。
様の回転非対称形の凹部を形成する制御電極についても
同様に適用できる。
[発明の効果]
この発明は以上説明したように、電子ビームが通る透孔
を形成した第1の金属薄板と、回転非対称形の四部を形
成する透孔を形成した第2の金属薄板と、補強材を兼ね
た取付脚を形成した支持部材とを重ね合わせて一体に固
着したので、電極の平面度がよく、かつ精度の良い補正
用の凹部が形成できる効果がある。
を形成した第1の金属薄板と、回転非対称形の四部を形
成する透孔を形成した第2の金属薄板と、補強材を兼ね
た取付脚を形成した支持部材とを重ね合わせて一体に固
着したので、電極の平面度がよく、かつ精度の良い補正
用の凹部が形成できる効果がある。
第1図(&)はこの発明の一実施例の正面図、同図(b
)はそのB−B矢視断面図、同図(c) 、 (d)
、(e)はそれぞれこの実施例の電極を構成する第1、
第2の金属薄板および支持部材の正面図、第2図(a)
は従来の第1の加速電極の正面図、同図(b)はそのB
−B矢視断面図である。 (1)・・・第1の加速電極、 (2a)・・・第1の
透孔、(3)・・・凹部、 (3a)・・・第2の透孔
、(0・・・取付脚、(5)・・・第1の金属薄板、(
8)・・・位置決め孔、(7)・・・第2の金属薄板、
(8)・・・支持部材、(8)・・・大きな透孔、(1
0)・・・固着個所。 なお、図中、同一符号はそれぞれ同一、またt±相当部
分を示す。
)はそのB−B矢視断面図、同図(c) 、 (d)
、(e)はそれぞれこの実施例の電極を構成する第1、
第2の金属薄板および支持部材の正面図、第2図(a)
は従来の第1の加速電極の正面図、同図(b)はそのB
−B矢視断面図である。 (1)・・・第1の加速電極、 (2a)・・・第1の
透孔、(3)・・・凹部、 (3a)・・・第2の透孔
、(0・・・取付脚、(5)・・・第1の金属薄板、(
8)・・・位置決め孔、(7)・・・第2の金属薄板、
(8)・・・支持部材、(8)・・・大きな透孔、(1
0)・・・固着個所。 なお、図中、同一符号はそれぞれ同一、またt±相当部
分を示す。
Claims (2)
- (1)電子ビームが通る第1の透孔が形成されている第
1の金属薄板と、この第1の金属薄板に重ねられて固着
されかつ上記第1の金属薄板の透孔と一定の位置関係で
もつて第2の透孔が形成されている第2の金属薄板と、
これらの第1、第2の金属薄板に重ねられて固着されて
いる支持部材とで構成してなる電子銃の電極。 - (2)固着手段がレーザ溶接である特許請求の範囲第1
項記載の電子銃の電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17971285A JPS6240133A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 電子銃の電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17971285A JPS6240133A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 電子銃の電極 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6240133A true JPS6240133A (ja) | 1987-02-21 |
Family
ID=16070553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17971285A Pending JPS6240133A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 電子銃の電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6240133A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0336733U (ja) * | 1989-08-17 | 1991-04-10 | ||
JPH0375963U (ja) * | 1989-11-23 | 1991-07-30 | ||
KR20030037210A (ko) * | 2001-11-03 | 2003-05-12 | 삼성에스디아이 주식회사 | 칼라 음극선관용 전자총의 스크린 전극 및, 그것을 구비한전자총과 칼러 음극선관 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5546397A (en) * | 1978-09-25 | 1980-04-01 | Rca Corp | Electron gun |
-
1985
- 1985-08-14 JP JP17971285A patent/JPS6240133A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5546397A (en) * | 1978-09-25 | 1980-04-01 | Rca Corp | Electron gun |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0336733U (ja) * | 1989-08-17 | 1991-04-10 | ||
JPH0375963U (ja) * | 1989-11-23 | 1991-07-30 | ||
KR20030037210A (ko) * | 2001-11-03 | 2003-05-12 | 삼성에스디아이 주식회사 | 칼라 음극선관용 전자총의 스크린 전극 및, 그것을 구비한전자총과 칼러 음극선관 |
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