JPH04225506A - フライバックトランス - Google Patents
フライバックトランスInfo
- Publication number
- JPH04225506A JPH04225506A JP2414730A JP41473090A JPH04225506A JP H04225506 A JPH04225506 A JP H04225506A JP 2414730 A JP2414730 A JP 2414730A JP 41473090 A JP41473090 A JP 41473090A JP H04225506 A JPH04225506 A JP H04225506A
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- Japan
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- focus pack
- pack case
- case
- insulating resin
- transformer
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- Pending
Links
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 38
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 abstract 1
- 208000028659 discharge Diseases 0.000 description 9
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 2
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- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォーカスパックを備
えたフライバックトランスに関するものである。
えたフライバックトランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4にはフォーカスパックを備えたフラ
イバックトランスの一般的な回路図が示されている。フ
ライバックトランスはコアに低圧コイル8と高圧コイル
1とを巻装してなり、高圧コイル1の高圧端側は高圧整
流ダイオード10を介して陰極線管12のアノード11
に接続されている。そして、高圧コイル1の中段側にフ
ォーカスパック2の回路が接続されている。
イバックトランスの一般的な回路図が示されている。フ
ライバックトランスはコアに低圧コイル8と高圧コイル
1とを巻装してなり、高圧コイル1の高圧端側は高圧整
流ダイオード10を介して陰極線管12のアノード11
に接続されている。そして、高圧コイル1の中段側にフ
ォーカスパック2の回路が接続されている。
【0003】このフォーカスパック2の回路は、フォー
カス電圧調整抵抗体4とスクリーン電圧調整抵抗体5を
有する抵抗回路として構成されており、この抵抗回路は
、図5および図6に示すようにフォーカスパックケース
15に収容されるセラミック等の回路基板16に印刷パ
ターンによって形成されている。フォーカスパックケー
ス15にはフォーカスシャフト孔13とスクリーンシャ
フト孔14とが形成されており、フォーカスシャフト孔
13にはフォーカスシャフト17が、スクリーンシャフ
ト孔14にはスクリーンシャフト18がそれぞれ回転自
在に嵌め込まれている。
カス電圧調整抵抗体4とスクリーン電圧調整抵抗体5を
有する抵抗回路として構成されており、この抵抗回路は
、図5および図6に示すようにフォーカスパックケース
15に収容されるセラミック等の回路基板16に印刷パ
ターンによって形成されている。フォーカスパックケー
ス15にはフォーカスシャフト孔13とスクリーンシャ
フト孔14とが形成されており、フォーカスシャフト孔
13にはフォーカスシャフト17が、スクリーンシャフ
ト孔14にはスクリーンシャフト18がそれぞれ回転自
在に嵌め込まれている。
【0004】フォーカスシャフト17の先端側にはスラ
イダ6が設けられており、フォーカスシャフト17を回
転させてスライダ6をフォーカス電圧調整抵抗体4の可
変抵抗パターン上を摺動させることにより、陰極線管1
2に加えるフォーカス調整電圧を可変調整できるように
なっており、また、スクリーンシャフト18を回転して
スライダ7をスクリーン電圧調整抵抗体5の可変抵抗パ
ターン上を摺動させることにより陰極線管12に加える
スクリーン電圧を可変調整できるようになっている。
イダ6が設けられており、フォーカスシャフト17を回
転させてスライダ6をフォーカス電圧調整抵抗体4の可
変抵抗パターン上を摺動させることにより、陰極線管1
2に加えるフォーカス調整電圧を可変調整できるように
なっており、また、スクリーンシャフト18を回転して
スライダ7をスクリーン電圧調整抵抗体5の可変抵抗パ
ターン上を摺動させることにより陰極線管12に加える
スクリーン電圧を可変調整できるようになっている。
【0005】このフォーカスパックケース15はフライ
バックトランスのトランスケース3に装着され、この装
着状態でトランスケース3内にエポキシ等の絶縁注型樹
脂9が充填され、フォーカスパック2はフライバックト
ランスと一体的に固定される。なお、図5中、21は抵
抗回路の入力側に接続される導通ピン、22はフォーカ
スパック2の抵抗回路を導通ピン21を介して高圧コイ
ル1に接続するための入力端子、23はその抵抗回路の
アース端子、24は回路基板16の裏面側に設けられる
絶縁樹脂層をそれぞれ示している。
バックトランスのトランスケース3に装着され、この装
着状態でトランスケース3内にエポキシ等の絶縁注型樹
脂9が充填され、フォーカスパック2はフライバックト
ランスと一体的に固定される。なお、図5中、21は抵
抗回路の入力側に接続される導通ピン、22はフォーカ
スパック2の抵抗回路を導通ピン21を介して高圧コイ
ル1に接続するための入力端子、23はその抵抗回路の
アース端子、24は回路基板16の裏面側に設けられる
絶縁樹脂層をそれぞれ示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】周知のように、高圧コ
イル1に接続される入力端子22および導通ピン21の
回路部分(入力側高圧領域)には高圧が印加されており
、この高圧部分の絶縁はフォーカスパックケース15の
枠壁によって確保されている。
イル1に接続される入力端子22および導通ピン21の
回路部分(入力側高圧領域)には高圧が印加されており
、この高圧部分の絶縁はフォーカスパックケース15の
枠壁によって確保されている。
【0007】しかし、フォーカスパックケース15には
トランスケース3との嵌合応力やトランスケース3内に
充填される絶縁注型樹脂9の収縮硬化時に発生する応力
が加わっており、その上、成形欠陥があると、長期使用
によるフォーカスパックケース15の材料劣化や外部汚
損等と相まってフォーカスパックケース15に、抵抗回
路の高圧領域の近傍でクラック25が発生して絶縁劣化
が生じるおそれがあり、この絶縁劣化が生じると、抵抗
回路の高圧部分から外部放電が生じ、非常に危険である
。このような危険を解消するために、フォーカスパック
ケース15を二重ケースにすることも考えられるが、そ
うすると、フォーカスパック2の構成が非常に複雑とな
り、装置の製造組み立ての作業性が悪くなり、装置コス
トが高価になるという問題が生じる。
トランスケース3との嵌合応力やトランスケース3内に
充填される絶縁注型樹脂9の収縮硬化時に発生する応力
が加わっており、その上、成形欠陥があると、長期使用
によるフォーカスパックケース15の材料劣化や外部汚
損等と相まってフォーカスパックケース15に、抵抗回
路の高圧領域の近傍でクラック25が発生して絶縁劣化
が生じるおそれがあり、この絶縁劣化が生じると、抵抗
回路の高圧部分から外部放電が生じ、非常に危険である
。このような危険を解消するために、フォーカスパック
ケース15を二重ケースにすることも考えられるが、そ
うすると、フォーカスパック2の構成が非常に複雑とな
り、装置の製造組み立ての作業性が悪くなり、装置コス
トが高価になるという問題が生じる。
【0008】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、フォーカスパックケースを
簡易な構成にして外部に対する絶縁耐圧を高めるととも
に、製造組み立ての容易な、かつ、装置コストの安価な
フライバックトランスを提供することにある。
たものであり、その目的は、フォーカスパックケースを
簡易な構成にして外部に対する絶縁耐圧を高めるととも
に、製造組み立ての容易な、かつ、装置コストの安価な
フライバックトランスを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明は、フォーカス調整電圧供給用の可変抵抗体を含む
抵抗回路が形成されている回路基板がフォーカスパック
ケースに収容され、このフォーカスパックケースがフラ
イバックトランスのトランスケースに装着されてなるフ
ライバックトランスにおいて、少なくとも前記抵抗回路
の入力側高圧周辺部分には前記フォーカスパックケース
の内周側面に溝部を介して対向する壕壁が形成され、前
記溝部に回路基板を絶縁する絶縁樹脂層が充填形成され
ていることを特徴として構成されており、また、前記構
成において、フォーカスパックケースの頂面からは抵抗
回路の入力側高圧領域を囲む隔壁が突設され、この隔壁
内の空間部に絶縁樹脂が充填形成されて前記入力側高圧
領域が絶縁樹脂により覆われていることも本発明の特徴
的な構成とされている。
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明は、フォーカス調整電圧供給用の可変抵抗体を含む
抵抗回路が形成されている回路基板がフォーカスパック
ケースに収容され、このフォーカスパックケースがフラ
イバックトランスのトランスケースに装着されてなるフ
ライバックトランスにおいて、少なくとも前記抵抗回路
の入力側高圧周辺部分には前記フォーカスパックケース
の内周側面に溝部を介して対向する壕壁が形成され、前
記溝部に回路基板を絶縁する絶縁樹脂層が充填形成され
ていることを特徴として構成されており、また、前記構
成において、フォーカスパックケースの頂面からは抵抗
回路の入力側高圧領域を囲む隔壁が突設され、この隔壁
内の空間部に絶縁樹脂が充填形成されて前記入力側高圧
領域が絶縁樹脂により覆われていることも本発明の特徴
的な構成とされている。
【0010】
【作用】本発明では、フォーカスパックケースの内周側
面に溝部を介して壕壁が形成されており、この溝部に絶
縁樹脂層が形成されることで、回路基板の高圧部分の絶
縁耐圧が飛躍的に高まり、回路基板から外部への放電は
確実に防止される。
面に溝部を介して壕壁が形成されており、この溝部に絶
縁樹脂層が形成されることで、回路基板の高圧部分の絶
縁耐圧が飛躍的に高まり、回路基板から外部への放電は
確実に防止される。
【0011】また、抵抗回路の入力側高圧領域を絶縁樹
脂により覆った構成では、回路基板側の外部に対する絶
縁耐圧がさらに高まり、外部放電に対する安全性はさら
に高められる。
脂により覆った構成では、回路基板側の外部に対する絶
縁耐圧がさらに高まり、外部放電に対する安全性はさら
に高められる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例の説明において、従来例と同一の
部分には同一符号を付し、その詳細な重複説明は省略す
る。
する。なお、本実施例の説明において、従来例と同一の
部分には同一符号を付し、その詳細な重複説明は省略す
る。
【0013】図1には本発明に係るフライバックトラン
スの第1の実施例が示されている。この実施例が前記従
来例と異なる特徴的なことは、フォーカスパックケース
15の内周側面20の全周に沿って、該内周側面20に
溝部26を介して対向する壕壁27を形成したことであ
る。
スの第1の実施例が示されている。この実施例が前記従
来例と異なる特徴的なことは、フォーカスパックケース
15の内周側面20の全周に沿って、該内周側面20に
溝部26を介して対向する壕壁27を形成したことであ
る。
【0014】そして、このフォーカスパックケース15
はトランスケース3に嵌合され、この嵌合状態でトラン
スケース内にエポキシ等の絶縁注型樹脂9が注入される
。 この注入された絶縁注型樹脂9は溝部26に入り込む結
果、この溝部26に絶縁樹脂層28が形成され、フォー
カスパックケースの機械的強度が高められるとともに、
抵抗回路は壕壁27と絶縁樹脂層28とフォーカスパッ
クケース15の枠壁とによって絶縁されるので、その高
圧部分の絶縁耐圧が飛躍的に高められ、たとえ、フォー
カスパックケース15に材料劣化等に起因して前記高圧
部分の付近でクラックが生じても、回路基板16側から
外部に放電を起こすことがなく、安全性の高いフライバ
ックトランスの提供が可能となる。
はトランスケース3に嵌合され、この嵌合状態でトラン
スケース内にエポキシ等の絶縁注型樹脂9が注入される
。 この注入された絶縁注型樹脂9は溝部26に入り込む結
果、この溝部26に絶縁樹脂層28が形成され、フォー
カスパックケースの機械的強度が高められるとともに、
抵抗回路は壕壁27と絶縁樹脂層28とフォーカスパッ
クケース15の枠壁とによって絶縁されるので、その高
圧部分の絶縁耐圧が飛躍的に高められ、たとえ、フォー
カスパックケース15に材料劣化等に起因して前記高圧
部分の付近でクラックが生じても、回路基板16側から
外部に放電を起こすことがなく、安全性の高いフライバ
ックトランスの提供が可能となる。
【0015】また、フォーカスパックケース15の構成
も、溝部26を介して壕壁27を形成する極めて簡易な
ものであるから、成形が容易であり、絶縁耐圧を高める
ためにフォーカスパックケースを二重ケースにする場合
に比べ、その製造が非常に容易となり、絶縁耐圧の優れ
たフォーカスパックケースを安価に製作することが可能
となる。
も、溝部26を介して壕壁27を形成する極めて簡易な
ものであるから、成形が容易であり、絶縁耐圧を高める
ためにフォーカスパックケースを二重ケースにする場合
に比べ、その製造が非常に容易となり、絶縁耐圧の優れ
たフォーカスパックケースを安価に製作することが可能
となる。
【0016】図2および図3には本発明の第2の実施例
が示されている。この実施例は、フォーカスパックケー
ス15の頂面30から回路基板16側に向けて抵抗回路
の入力側高圧領域を囲む隔壁31を突設し、この隔壁3
1と回路基板16で囲まれた空間32内に絶縁樹脂33
を注型充填し、抵抗回路の入力側高圧領域を覆ったもの
であり、それ以外の構成は前記第1の実施例と同様であ
る。前記絶縁樹脂33の材料はトランスケース3内に注
型充填される絶縁注型樹脂9や回路基板16の裏面側に
形成される絶縁樹脂層24と同一のものであってもよく
異なったものであってもよい。
が示されている。この実施例は、フォーカスパックケー
ス15の頂面30から回路基板16側に向けて抵抗回路
の入力側高圧領域を囲む隔壁31を突設し、この隔壁3
1と回路基板16で囲まれた空間32内に絶縁樹脂33
を注型充填し、抵抗回路の入力側高圧領域を覆ったもの
であり、それ以外の構成は前記第1の実施例と同様であ
る。前記絶縁樹脂33の材料はトランスケース3内に注
型充填される絶縁注型樹脂9や回路基板16の裏面側に
形成される絶縁樹脂層24と同一のものであってもよく
異なったものであってもよい。
【0017】この実施例によれば、抵抗回路の入力側高
圧領域は絶縁樹脂33により絶縁被覆されて放電エネル
ギが弱められるとともに、壕壁27、絶縁樹脂層28お
よびフォーカスパックケース15の枠壁とによって厳重
に絶縁されるので、入力側高圧領域からの外部放電に対
する安全性はよりいっそう高められることになる。
圧領域は絶縁樹脂33により絶縁被覆されて放電エネル
ギが弱められるとともに、壕壁27、絶縁樹脂層28お
よびフォーカスパックケース15の枠壁とによって厳重
に絶縁されるので、入力側高圧領域からの外部放電に対
する安全性はよりいっそう高められることになる。
【0018】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ことはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上
記各実施例では、フォーカスパックケース15に形成す
る壕壁27をフォーカスパックケース15の内周側面2
0の全周に亘り形成したが、この壕壁27は抵抗回路の
入力側高圧領域の周りの所定の区間に形成したものでも
よい。
ことはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上
記各実施例では、フォーカスパックケース15に形成す
る壕壁27をフォーカスパックケース15の内周側面2
0の全周に亘り形成したが、この壕壁27は抵抗回路の
入力側高圧領域の周りの所定の区間に形成したものでも
よい。
【0019】また、上記各実施例では、フォーカスパッ
クケース15をトランスケース3に嵌合して、トランス
ケース内に絶縁注型樹脂9を注入充填するときに溝部2
6内の絶縁樹脂層28を同時に形成するようにしたが、
この絶縁樹脂層28はフォーカスパックケース15をト
ランスケース3に嵌合する前の段階で形成しておくこと
もできる。 この場合は、絶縁樹脂層28の材料は絶縁注型樹脂9と
異なる材料にすることもできる。
クケース15をトランスケース3に嵌合して、トランス
ケース内に絶縁注型樹脂9を注入充填するときに溝部2
6内の絶縁樹脂層28を同時に形成するようにしたが、
この絶縁樹脂層28はフォーカスパックケース15をト
ランスケース3に嵌合する前の段階で形成しておくこと
もできる。 この場合は、絶縁樹脂層28の材料は絶縁注型樹脂9と
異なる材料にすることもできる。
【0020】さらに、前記第2の実施例の場合において
も、抵抗回路の入力側高圧領域を覆う絶縁樹脂33はフ
ォーカスパックケース15に回路基板16を取り付けた
状態で、フォーカスパックケース15をトランスケース
3に嵌合する前の段階で形成しておいてもよく、あるい
は、フォーカスパックケース15をトランスケース3に
嵌合した後で、トランスケース3内に注入する絶縁樹脂
を用いてトランスケース内の注型と同時に行うようにし
てもよい。
も、抵抗回路の入力側高圧領域を覆う絶縁樹脂33はフ
ォーカスパックケース15に回路基板16を取り付けた
状態で、フォーカスパックケース15をトランスケース
3に嵌合する前の段階で形成しておいてもよく、あるい
は、フォーカスパックケース15をトランスケース3に
嵌合した後で、トランスケース3内に注入する絶縁樹脂
を用いてトランスケース内の注型と同時に行うようにし
てもよい。
【0021】さらに、上記各実施例では、フォーカスパ
ックの抵抗回路を高圧コイル1の中段に接続した場合で
説明したが、本発明は前記抵抗回路を高圧コイルの最終
段(高圧出力端)に接続した場合についても適用できる
ものである。
ックの抵抗回路を高圧コイル1の中段に接続した場合で
説明したが、本発明は前記抵抗回路を高圧コイルの最終
段(高圧出力端)に接続した場合についても適用できる
ものである。
【0022】
【発明の効果】本発明は、フォーカスパックケースの内
周側面に絶縁樹脂層が形成されるものであるから、フォ
ーカスパックの抵抗回路の高圧部分の絶縁がその絶縁樹
脂層と壕壁とフォーカスパックケースの枠壁とによって
行われるので、絶縁耐圧が高められ、高圧部分から外部
への放電に対する危険は確実に防止されることになる。 しかも、前記絶縁樹脂層はフォーカスパックケースを補
強する効果があるので、フォーカスパックケースの機械
的強度を高めることができる。
周側面に絶縁樹脂層が形成されるものであるから、フォ
ーカスパックの抵抗回路の高圧部分の絶縁がその絶縁樹
脂層と壕壁とフォーカスパックケースの枠壁とによって
行われるので、絶縁耐圧が高められ、高圧部分から外部
への放電に対する危険は確実に防止されることになる。 しかも、前記絶縁樹脂層はフォーカスパックケースを補
強する効果があるので、フォーカスパックケースの機械
的強度を高めることができる。
【0023】また、フォーカスパックの抵抗回路の入力
側高圧領域を絶縁樹脂層で覆った構成にあっては、その
高圧部分の放電エネルギを弱めて絶縁耐圧をよりいっそ
う高めることができ、高圧部分の外部放電に対する安全
性をさらに高めることができる。
側高圧領域を絶縁樹脂層で覆った構成にあっては、その
高圧部分の放電エネルギを弱めて絶縁耐圧をよりいっそ
う高めることができ、高圧部分の外部放電に対する安全
性をさらに高めることができる。
【0024】さらに、前記絶縁耐圧を高めるための構成
はフォーカスパックケースの内周側面に溝部を介して壕
壁を形成する簡易な構成であるから、そのケース製造が
容易となり、本発明の優れた装置を安価に提供すること
ができる。
はフォーカスパックケースの内周側面に溝部を介して壕
壁を形成する簡易な構成であるから、そのケース製造が
容易となり、本発明の優れた装置を安価に提供すること
ができる。
【図1】本発明に係るフライバックトランスの第1の実
施例を示す要部断面構成図である。
施例を示す要部断面構成図である。
【図2】本発明に係るフライバックトランスの第2の実
施例を示す要部断面構成図である。
施例を示す要部断面構成図である。
【図3】前記図2の要部部分を示す平面図である。
【図4】フライバックトランスの一般的な回路図である
。
。
【図5】従来のフライバックトランスのフォーカスパッ
ク部分を示す断面説明図である。
ク部分を示す断面説明図である。
【図6】フォーカスパックケースと回路基板との関係を
フォーカスパックケースの平面側から見た図で示す説明
図である。
フォーカスパックケースの平面側から見た図で示す説明
図である。
15 フォーカスパックケース
16 回路基板
26 溝部
27 壕壁
28 絶縁樹脂層
31 隔壁
33 絶縁樹脂
Claims (2)
- 【請求項1】 フォーカス調整電圧供給用の可変抵抗
体を含む抵抗回路が形成されている回路基板がフォーカ
スパックケースに収容され、このフォーカスパックケー
スがフライバックトランスのトランスケースに装着され
てなるフライバックトランスにおいて、少なくとも前記
抵抗回路の入力側高圧周辺部分には前記フォーカスパッ
クケースの内周側面に溝部を介して対向する壕壁が形成
され、前記溝部に回路基板を絶縁する絶縁樹脂層が充填
形成されていることを特徴とするフライバックトランス
。 - 【請求項2】 フォーカス調整電圧供給用の可変抵抗
体を含む抵抗回路が形成されている回路基板がフォーカ
スパックケースに収容され、このフォーカスパックケー
スがフライバックトランスのトランスケースに装着され
てなるフライバックトランスにおいて、少なくとも前記
抵抗回路の入力側高圧周辺部分には前記フォーカスパッ
クケースの内周側面に溝部を介して対向する壕壁が形成
され、前記溝部に回路基板を絶縁する絶縁樹脂層が充填
形成されるとともに、フォーカスパックケースの頂面か
らは抵抗回路の入力側高圧領域を囲む隔壁が突設され、
この隔壁内の空間部に絶縁樹脂が充填形成されて前記入
力側高圧領域が絶縁樹脂により覆われていることを特徴
とするフライバックトランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2414730A JPH04225506A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | フライバックトランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2414730A JPH04225506A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | フライバックトランス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04225506A true JPH04225506A (ja) | 1992-08-14 |
Family
ID=18523179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2414730A Pending JPH04225506A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | フライバックトランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04225506A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007242959A (ja) * | 2006-03-09 | 2007-09-20 | Denso Corp | 点火コイル |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5753605B2 (ja) * | 1976-08-18 | 1982-11-13 | ||
JPS59150079A (ja) * | 1983-02-16 | 1984-08-28 | Oki Electric Ind Co Ltd | 無電解めつき方法 |
JPS61140502A (ja) * | 1984-12-14 | 1986-06-27 | Tokuyama Soda Co Ltd | 除草剤組成物 |
JPH02256202A (ja) * | 1988-12-05 | 1990-10-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高圧用可変抵抗器 |
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