JPS6057910A - 樹脂モ−ルドコイル - Google Patents
樹脂モ−ルドコイルInfo
- Publication number
- JPS6057910A JPS6057910A JP58165069A JP16506983A JPS6057910A JP S6057910 A JPS6057910 A JP S6057910A JP 58165069 A JP58165069 A JP 58165069A JP 16506983 A JP16506983 A JP 16506983A JP S6057910 A JPS6057910 A JP S6057910A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- winding
- coils
- end section
- layers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/34—Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
- H01F27/343—Preventing or reducing surge voltages; oscillations
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、特高受電用変圧器等の高電圧巻線として好適
な高耐圧の樹脂モールドコイルに関する。
な高耐圧の樹脂モールドコイルに関する。
樹脂モールドコイルを用いた変圧器は、コイルの対地漂
遊容量が油入変圧器に比べて小さいため、サージインピ
ーダンスが大きくなるので、−次側の開閉時に開閉条件
や回路条件によっては異常に大きな衝撃電圧が変圧器に
加わり、絶縁を脅かすことがある。特に特高受電用変圧
器等の高電圧巻線に樹脂モールドコイルを採用する場合
、上記の衝撃電圧に耐えうるだけの絶縁強度を持たせよ
うとすると、従来の技術ではコイルが大形と々す、製造
コストも高くならざるを得なかった。
遊容量が油入変圧器に比べて小さいため、サージインピ
ーダンスが大きくなるので、−次側の開閉時に開閉条件
や回路条件によっては異常に大きな衝撃電圧が変圧器に
加わり、絶縁を脅かすことがある。特に特高受電用変圧
器等の高電圧巻線に樹脂モールドコイルを採用する場合
、上記の衝撃電圧に耐えうるだけの絶縁強度を持たせよ
うとすると、従来の技術ではコイルが大形と々す、製造
コストも高くならざるを得なかった。
従来技術とその問題点を第1図〜第5図によりさらに詳
しく説明する。
しく説明する。
第1図、第2図に示す樹脂モールドコイル1は、コイル
導体2を層間絶縁物3をはさんで多層ソレノイド状に巻
回し、その巻始め端と巻終り端から巻線端子4.5を引
き出した単一コイルの内外周を樹脂を含浸した薄葉絶縁
物6.7で覆い、コイl。
導体2を層間絶縁物3をはさんで多層ソレノイド状に巻
回し、その巻始め端と巻終り端から巻線端子4.5を引
き出した単一コイルの内外周を樹脂を含浸した薄葉絶縁
物6.7で覆い、コイl。
ル端部を樹脂層8で覆って変圧器の1脚分の高電圧巻線
としたものであるが、このような単一コイルからなる樹
脂モールドコイルを使用できるのは6kV級までの変圧
器である。
としたものであるが、このような単一コイルからなる樹
脂モールドコイルを使用できるのは6kV級までの変圧
器である。
すなわち、このような樹脂モールドコイルに開閉ザージ
等の衝撃電圧が印加された場合、コイル内部の初期電位
分布は第3図の曲線Aで示すようになり、その後、各部
の電位は上下に振動して直線Bで示す定常の電位分布に
落ち着く。この過渡期で、コイルの巻始め端および巻終
り端付近の層間(たとえば1層目と2層目の間)の電圧
分担率は、コイルの中間部の層間(たとえば4層目と5
層目の間)の電圧分担率に比べて異常に大きくなるため
、定常状態での層間電圧を高くしておくと、衝撃電圧が
印加された場合、層間で絶縁破壊を起す可能性があるか
らである。
等の衝撃電圧が印加された場合、コイル内部の初期電位
分布は第3図の曲線Aで示すようになり、その後、各部
の電位は上下に振動して直線Bで示す定常の電位分布に
落ち着く。この過渡期で、コイルの巻始め端および巻終
り端付近の層間(たとえば1層目と2層目の間)の電圧
分担率は、コイルの中間部の層間(たとえば4層目と5
層目の間)の電圧分担率に比べて異常に大きくなるため
、定常状態での層間電圧を高くしておくと、衝撃電圧が
印加された場合、層間で絶縁破壊を起す可能性があるか
らである。
このため、2[]kV級変圧器のような線路電圧の高い
特高受電用変圧器では、樹脂モールドコイルをコイル軸
方向に均等に分割し、順次直列接続して1脚分の高電圧
巻線とすることにより、コイル層間に掛かる電圧を低減
する手法が従来からとられていた。第4図はコイルを6
等分した例であり巻線端子4.5以外の第2図と対応す
る部分には同一符号にa、1)、Cの添字を付して示す
。9.10はコイル間の接続導体である。しかし、この
ようにコイルを分割した場合でも、前述のような内部電
位振動により、端部コイル1a、11)の巻線端子4.
5に近い層間には他の層間より高い電圧が川かり、絶縁
に関する信頼性は十分でない。
特高受電用変圧器では、樹脂モールドコイルをコイル軸
方向に均等に分割し、順次直列接続して1脚分の高電圧
巻線とすることにより、コイル層間に掛かる電圧を低減
する手法が従来からとられていた。第4図はコイルを6
等分した例であり巻線端子4.5以外の第2図と対応す
る部分には同一符号にa、1)、Cの添字を付して示す
。9.10はコイル間の接続導体である。しかし、この
ようにコイルを分割した場合でも、前述のような内部電
位振動により、端部コイル1a、11)の巻線端子4.
5に近い層間には他の層間より高い電圧が川かり、絶縁
に関する信頼性は十分でない。
その対策として、第5図に示すように端部コイル1a、
11)の層間絶縁物3a、3bの厚さを中間部コイル1
Cの層間絶縁物3Cより厚くして絶縁を補強することが
行なわれていたが、このようにすると、第5図に示すよ
うに端部コイル1a、1bの寸法が大きくなり、それに
伴い製造コストも高く々るという問題点があった。
11)の層間絶縁物3a、3bの厚さを中間部コイル1
Cの層間絶縁物3Cより厚くして絶縁を補強することが
行なわれていたが、このようにすると、第5図に示すよ
うに端部コイル1a、1bの寸法が大きくなり、それに
伴い製造コストも高く々るという問題点があった。
本発明の目的は、開閉サージ等の高周波の衝撃電圧に耐
えうる高い絶縁強度を有する小形で信頼性の高い樹脂モ
ールドコイルを提供することにある。
えうる高い絶縁強度を有する小形で信頼性の高い樹脂モ
ールドコイルを提供することにある。
本発明は、5個以上に分割されて直列接続された分割コ
イルを備え、上記分割コイルのうち、巻線端子寄りの端
部コイルの1層当シ巻回数を他の中間部コイルのそれよ
りも少なくしたことを特徴とする樹脂モールドコイルで
ある。
イルを備え、上記分割コイルのうち、巻線端子寄りの端
部コイルの1層当シ巻回数を他の中間部コイルのそれよ
りも少なくしたことを特徴とする樹脂モールドコイルで
ある。
本発明の一実施例を第6図によシ説明する。
本実施例は樹脂モールドコイルを端部コイル1as11
〕と中間部コイル1Cの6個に分割した例で、それぞれ
コイル導体2a、 2b、2Cを層間絶縁物3 ” 5
31)、3Cをはさんで個別に巻回して得られた多層ソ
レノイドコイルの内外周を、ガラス繊維布、ポリエステ
ル繊維布等の基材にエポキシ樹脂等の液状樹脂を含浸し
固化させてなる薄葉絶縁物6a、61)、6C17a、
71)、7Cで覆い、コイル端部をエポキシ樹脂等の液
状樹脂または高粘度パテ状樹脂を固化させてなる樹脂層
8a、8b、8Cで覆って作られている。このうち、端
部コイル1aの巻始め端および端部コイル11〕の巻終
り端から巻線端子4.5を引き出し、端部コイル1aの
巻終り端と中間部コイル1Cの巻始め端および中間部コ
イル1Cの巻終り端と端部コイル1bの巻始め端をそれ
ぞれ接続導体9.10でつないで変圧器の1脚分の高4
・ 電圧巻線を構成しである。
〕と中間部コイル1Cの6個に分割した例で、それぞれ
コイル導体2a、 2b、2Cを層間絶縁物3 ” 5
31)、3Cをはさんで個別に巻回して得られた多層ソ
レノイドコイルの内外周を、ガラス繊維布、ポリエステ
ル繊維布等の基材にエポキシ樹脂等の液状樹脂を含浸し
固化させてなる薄葉絶縁物6a、61)、6C17a、
71)、7Cで覆い、コイル端部をエポキシ樹脂等の液
状樹脂または高粘度パテ状樹脂を固化させてなる樹脂層
8a、8b、8Cで覆って作られている。このうち、端
部コイル1aの巻始め端および端部コイル11〕の巻終
り端から巻線端子4.5を引き出し、端部コイル1aの
巻終り端と中間部コイル1Cの巻始め端および中間部コ
イル1Cの巻終り端と端部コイル1bの巻始め端をそれ
ぞれ接続導体9.10でつないで変圧器の1脚分の高4
・ 電圧巻線を構成しである。
端部コイル1a、1bと中間部コイル1Cの1層当り巻
回数の割合は要求される絶縁強度にもよるが、−例を挙
げれば20:60:20というような異々る値に選定さ
れ、層数を同一とすれば各部コイルの巻回数の割合も上
記と同じになる。このように端部コイル1a、1bの1
層当り巻回数を中間部コイル1Cのそれよりも少なくす
ると、第4図、第5図のようにコイルを均等分割した場
合に比べ端部コイル1a、1bの層間に掛かる電圧はさ
らに低くなるので、巻線端子4.5に衝撃電圧が加わっ
た場合でも、端部コイル1a、1bの巻線端子付近の層
間の電圧分担率は大幅に軽減されて、層間で絶縁破壊を
起すことがなくなる。しかも、第5図のように端部コイ
ルの層間絶縁物3a、6bの厚さを増して絶縁を補強す
る必要がないので、コイルの大形化やコストの上昇を招
かずに絶縁強度を高めることができる。
回数の割合は要求される絶縁強度にもよるが、−例を挙
げれば20:60:20というような異々る値に選定さ
れ、層数を同一とすれば各部コイルの巻回数の割合も上
記と同じになる。このように端部コイル1a、1bの1
層当り巻回数を中間部コイル1Cのそれよりも少なくす
ると、第4図、第5図のようにコイルを均等分割した場
合に比べ端部コイル1a、1bの層間に掛かる電圧はさ
らに低くなるので、巻線端子4.5に衝撃電圧が加わっ
た場合でも、端部コイル1a、1bの巻線端子付近の層
間の電圧分担率は大幅に軽減されて、層間で絶縁破壊を
起すことがなくなる。しかも、第5図のように端部コイ
ルの層間絶縁物3a、6bの厚さを増して絶縁を補強す
る必要がないので、コイルの大形化やコストの上昇を招
かずに絶縁強度を高めることができる。
コイル分割数は3個に限るものではなく、コイルの印加
電圧が高い場合、巻線端子に近いコイルの層間電圧を低
減するため必要とあれば分割数をさらに多くすることも
ありうるが、本発明の特長は、均等分割の場合に比べ同
じコイル分割数で巻線端子付近の層間の電圧分担率をさ
らに軽減できる点にあり、この意味でもコスト低減の効
果が太きい。
電圧が高い場合、巻線端子に近いコイルの層間電圧を低
減するため必要とあれば分割数をさらに多くすることも
ありうるが、本発明の特長は、均等分割の場合に比べ同
じコイル分割数で巻線端子付近の層間の電圧分担率をさ
らに軽減できる点にあり、この意味でもコスト低減の効
果が太きい。
なお、上記実施例は金型不用な樹脂モールドコイルで、
各部コイルと接続導体の間を確実に絶縁するだめ各部コ
イルを個別にモールドしているが、金型を用いて注型す
る場合には、各部コイルをスペーサを介して位置決めし
、接続導体とともに一体にモールドすることも可能であ
る。
各部コイルと接続導体の間を確実に絶縁するだめ各部コ
イルを個別にモールドしているが、金型を用いて注型す
る場合には、各部コイルをスペーサを介して位置決めし
、接続導体とともに一体にモールドすることも可能であ
る。
第7図〜第9図は本発明の他の実施例を示す。
樹脂モールドコイルをコイル軸方向、すなわち上下に分
割して構成した場合、通電時に周囲の空気の対流によっ
て上部のコイルは下部のコイルより温度」二昇が大きく
、たとえば第6図において最下部のコイル1bの温度上
昇を40℃とすると、最上部のコイル1aの温度上昇は
100℃といったようにかなりの温度差が生じる。しだ
がって、温度上昇の大きい最上部のコイルに合せて各部
コイルの使用材料や電流密度を一様に決めろとコスト高
になり、不経済である。
割して構成した場合、通電時に周囲の空気の対流によっ
て上部のコイルは下部のコイルより温度」二昇が大きく
、たとえば第6図において最下部のコイル1bの温度上
昇を40℃とすると、最上部のコイル1aの温度上昇は
100℃といったようにかなりの温度差が生じる。しだ
がって、温度上昇の大きい最上部のコイルに合せて各部
コイルの使用材料や電流密度を一様に決めろとコスト高
になり、不経済である。
このような観点から、第7図の実施例は温度上昇の低い
最下部のコイル11)の層間絶縁物31)には他のコイ
ル1a、1Cの層間絶縁物6a、6Cよりも耐熱性の低
い安価な利料を用いてコスト低減を図ったもので、たと
えば層間絶縁物3a、3cとしては耐熱性の良いノーメ
ックスペーパや耐熱処理紙等を用い、層間絶縁物61)
としては普通りラフト紙を用いるといつだようにする。
最下部のコイル11)の層間絶縁物31)には他のコイ
ル1a、1Cの層間絶縁物6a、6Cよりも耐熱性の低
い安価な利料を用いてコスト低減を図ったもので、たと
えば層間絶縁物3a、3cとしては耐熱性の良いノーメ
ックスペーパや耐熱処理紙等を用い、層間絶縁物61)
としては普通りラフト紙を用いるといつだようにする。
第8図の実施例は同様に最下部のコイル1bの樹脂層8
bに他のコイル1a、1Cの樹脂層8a、8Cよりも耐
熱性の低い安価な材料を用いてコスト低減を図ったもの
で、例として樹脂層8a、8cには耐熱性の良いエポキ
シ樹脂を用い、樹脂層8bにはより耐熱性の低いポリエ
ステル樹脂等を用いる。まだ、コイルの内外周を覆う薄
葉絶縁物としても、最下部のコイル以外の他のコイル1
a、1Cには耐熱性の良いガラス繊維布を基材とした
7 薄葉絶縁物6a、6C17a、7Cを用い、最下部のコ
イル11)にはより耐熱性の低いポリエステル繊維布等
を基材とした薄葉絶縁物6 +)、7bを用いることが
できる。
bに他のコイル1a、1Cの樹脂層8a、8Cよりも耐
熱性の低い安価な材料を用いてコスト低減を図ったもの
で、例として樹脂層8a、8cには耐熱性の良いエポキ
シ樹脂を用い、樹脂層8bにはより耐熱性の低いポリエ
ステル樹脂等を用いる。まだ、コイルの内外周を覆う薄
葉絶縁物としても、最下部のコイル以外の他のコイル1
a、1Cには耐熱性の良いガラス繊維布を基材とした
7 薄葉絶縁物6a、6C17a、7Cを用い、最下部のコ
イル11)にはより耐熱性の低いポリエステル繊維布等
を基材とした薄葉絶縁物6 +)、7bを用いることが
できる。
第9図の実施例は温度上昇に余裕のある最下部のコイル
11)に他のコイル1a、lcよりも細目の導体2′1
)を用い、電流密度を上げることによってコイルを小形
化し、コスト低減を図ったものである。
11)に他のコイル1a、lcよりも細目の導体2′1
)を用い、電流密度を上げることによってコイルを小形
化し、コスト低減を図ったものである。
第7図〜第9図に示した各種のコスト低減策を適宜併用
することにより、さらにコストを低減し。
することにより、さらにコストを低減し。
経済的な樹脂モールドコイルが得られる。
第10図は本発明の一実施例における樹脂モールドコイ
ルを用いたモールド変圧器の外観図で、前述のように分
割して構成した1脚分の高電圧巻線11を低電圧巻線1
2と組合せて鉄心16のU、 V、W脚にそれぞれ装着
し、モールド変圧器を構成する。したがって、高電圧巻
線11が小形になれば、鉄心160寸法も小さくなシ、
変圧器全体を小形化できる。
ルを用いたモールド変圧器の外観図で、前述のように分
割して構成した1脚分の高電圧巻線11を低電圧巻線1
2と組合せて鉄心16のU、 V、W脚にそれぞれ装着
し、モールド変圧器を構成する。したがって、高電圧巻
線11が小形になれば、鉄心160寸法も小さくなシ、
変圧器全体を小形化できる。
・ 8 ・
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来の均等分割された樹脂モールドコ
イルに比べ、同じコイル分割数で衝撃電圧印加時におけ
る巻線端子付近の層間の電圧分担率をさらに軽減するこ
とができるだめ、端部コイルの層間絶縁物の厚さを厚く
して絶縁の補強をしなくても衝撃電圧による内部電位振
動に十分酬えうるだけの絶縁強度を持たせることが可能
となり、特高用変圧器等の高電圧巻線として使用するに
適したより小形で信頼性の高い樹脂モールドコイルが得
られる。
イルに比べ、同じコイル分割数で衝撃電圧印加時におけ
る巻線端子付近の層間の電圧分担率をさらに軽減するこ
とができるだめ、端部コイルの層間絶縁物の厚さを厚く
して絶縁の補強をしなくても衝撃電圧による内部電位振
動に十分酬えうるだけの絶縁強度を持たせることが可能
となり、特高用変圧器等の高電圧巻線として使用するに
適したより小形で信頼性の高い樹脂モールドコイルが得
られる。
第1図は従来の単一コイルからなる樹脂モールドコイル
の外観図、第2図はその断面図、第6図はコイル内部の
電位分布を示す図、第4図、第5図は従来の均等分割さ
れた樹脂モールドコイルの断面図、第6図〜第9図は本
発明の実施例を示すコイル断面図、第10図は本発明の
一実施例における樹脂モールドコイルを適用したモール
ド変圧器の外観図である。 1a、 1b、 1c・・・分割コイル1a、1b・・
・端部コイル 1C・・・中間部コイル 2a、2b、2′b、’l c−・コイル導体3a、
3b、3’b、 3c、6a、6b、6′b、6C17
a、7b、7′b、7C18a、8b、8′b、f3c
m・−絶縁物4.5・・・巻線端子 9.10・・・コイル間の接続導体 代理人弁理士 中村純之助 1 − 東9 牙9図 tlO図
の外観図、第2図はその断面図、第6図はコイル内部の
電位分布を示す図、第4図、第5図は従来の均等分割さ
れた樹脂モールドコイルの断面図、第6図〜第9図は本
発明の実施例を示すコイル断面図、第10図は本発明の
一実施例における樹脂モールドコイルを適用したモール
ド変圧器の外観図である。 1a、 1b、 1c・・・分割コイル1a、1b・・
・端部コイル 1C・・・中間部コイル 2a、2b、2′b、’l c−・コイル導体3a、
3b、3’b、 3c、6a、6b、6′b、6C17
a、7b、7′b、7C18a、8b、8′b、f3c
m・−絶縁物4.5・・・巻線端子 9.10・・・コイル間の接続導体 代理人弁理士 中村純之助 1 − 東9 牙9図 tlO図
Claims (2)
- (1)3個以上に分割されて直列接続された分割コイル
を備え、上記分割コイルのうち、巻線端子寄シの端部コ
イルの1層当シ巻回数を他の中間部コイルのそれよりも
少なくしたことを特徴とする樹脂モールドコイル。 - (2)最下部に設けられた分割コイルは、他の分割コイ
ルとは異なる耐熱性の絶縁物が用いられて構成されるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の樹脂モール
ドコイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58165069A JPH0611009B2 (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 樹脂モ−ルドコイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58165069A JPH0611009B2 (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 樹脂モ−ルドコイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6057910A true JPS6057910A (ja) | 1985-04-03 |
JPH0611009B2 JPH0611009B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=15805273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58165069A Expired - Lifetime JPH0611009B2 (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 樹脂モ−ルドコイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0611009B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023195126A1 (ja) * | 2022-04-07 | 2023-10-12 | 三菱電機株式会社 | 静止誘導機器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57117629U (ja) * | 1981-01-13 | 1982-07-21 | ||
JPS605107U (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-14 | 富士電機株式会社 | 誘導電器の巻線 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS605107B2 (ja) * | 1976-11-26 | 1985-02-08 | 株式会社日立製作所 | 固体撮像装置 |
-
1983
- 1983-09-09 JP JP58165069A patent/JPH0611009B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57117629U (ja) * | 1981-01-13 | 1982-07-21 | ||
JPS605107U (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-14 | 富士電機株式会社 | 誘導電器の巻線 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0611009B2 (ja) | 1994-02-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3891955A (en) | Electrical inductive apparatus | |
US5504469A (en) | Electrical conductors | |
US7046492B2 (en) | Power transformer/inductor | |
US3748616A (en) | Transformer winding structure using corrugated spacers | |
JP2000173836A (ja) | 静止誘導機器 | |
US3713061A (en) | Insulation structure transformer windings | |
US3466584A (en) | Winding for a stationary induction electrical apparatus | |
EP0307036B1 (en) | Transformer | |
US4571570A (en) | Winding for static induction apparatus | |
JPS6057910A (ja) | 樹脂モ−ルドコイル | |
US3548357A (en) | Encapsulated electrical inductive apparatus | |
RU2107350C1 (ru) | Литой трансформатор | |
US2958058A (en) | High voltage transformer | |
US5973584A (en) | High-voltage transformer for a television receiver | |
JP2001196237A (ja) | 静止誘導電器の円板巻線 | |
US3702452A (en) | Electrical windings | |
JPS637010B2 (ja) | ||
JP2000311826A (ja) | 高圧トランス | |
JPH10340818A (ja) | 誘導電器巻線 | |
JPH0331058Y2 (ja) | ||
SU1636871A1 (ru) | Помехоподавл ющий фильтр | |
JPS638094Y2 (ja) | ||
US3040281A (en) | Electrical apparatus | |
JPS63211710A (ja) | 多重円筒巻線 | |
GB2065383A (en) | Transformers and windings therefor |