JPH04225468A - 商品券管理システム - Google Patents

商品券管理システム

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JPH04225468A
JPH04225468A JP2417821A JP41782190A JPH04225468A JP H04225468 A JPH04225468 A JP H04225468A JP 2417821 A JP2417821 A JP 2417821A JP 41782190 A JP41782190 A JP 41782190A JP H04225468 A JPH04225468 A JP H04225468A
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村 山 文 明
Shoji Miki
三 木 章 司
Tetsuya Nakamura
中 村 哲 也
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、偽造商品券の発見を容
易にした商品券管理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】商品券を発行する者は、商品券取締法等
の規制に従って商品券に関する一定の管理を行わなけれ
ばならない。例えば、「商品券の発行者は発行に関する
帳簿を営業所別に調整しこれを本店に備え付け、商品券
の発行年月日、発行番号、券面金額及び引換年月日をこ
れに記載しなければならない(商品券取締法施行規則9
条)」、「商品券の発行者はその毎四半期発行したる金
額、引換えたる金額及び毎四半期末現在における発行額
を券面金額別に記載したる報告書を当該四半期経過後二
十日以内に大蔵大臣に提出しなければならない(同規則
10条)」等である。
【0003】このため、商品券の管理、取扱いの現状は
、まず、各営業店毎に商品券の発行、引換をデータファ
イル(帳簿)につけて管理し、本店ではその各営業店の
データファイルを備え付けると共に、それらを集計して
全体での発行、引換えをデータファイルにつけて管理し
ている。
【0004】例えば、商品券の発行の際には各営業所の
データファイルに商品券の発行番号等のデータをつける
と共に、商品券の発行伝票またはデータファイル等の写
しを本店に送付する。本店では送付されたものに基づい
て各営業所毎の発行データを知ることが出来ると共に、
各営業所のデータを集計した全体のデータファイルに発
行した商品券が全て判るように記録されている。
【0005】次に、商品券の引換時に、引換を行った各
営業所にて、引換をしたことをその営業所に備え付けた
データファイルにつける。データファイルにつけられた
後、商品券はその伝票と共に本店に送付される。本店で
は、送付された伝票と商品券が確実に一致しているかを
確認する再勘処理を行い、一致すれば本店に備えるデー
タファイルに回収されたことを示す消し込みを行う。こ
の再勘処理、消し込み処理を行った後、商品券に穴を開
ける廃棄処理を行い、再流通を防止する。
【0006】このように、営業所でチェックされて送付
されたものを本店にて再度チェックするのは、営業所か
ら本店までの間に人手を介するため、その間で商品券が
盗まれたり、一部抜き取られて再流通しないようにし、
その様な場合にはすぐに発見出来るようにするためであ
る。
【0007】また、再勘処理後廃棄処分時に本店のデー
タファイルにて消し込みを行うのは、再勘処理後廃棄処
分までの間に消し込みを行った商品券が盗まれたりして
再流通するのを防止するためである。
【0008】このようにして、商品券の管理システムで
は、各営業所のデータを集計した本店に備えるデータフ
ァイルに基づいて商品券の発行額、引換え額、現在流通
している商品券の額等の情報を把握することが出来る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
商品券の管理システムでは、引換えた商品券について本
店に備えるデータファイルに消込処理を行うのは、各営
業所から集められた商品券の現物を再勘処理し、廃棄処
分する時であるため、商品券の実際の引換日よりも数日
遅れた時点である。従って、商品券の引換金額、流通金
額及び流通している商品券の番号等の情報の正確な把握
は数日遅れる。
【0010】また、各営業所では流通している商品券の
発行番号が分からないため、精巧な偽造商品券が出回る
と営業所を通過してしまい、本店のデータファイルで消
込処理を行う際に、既に消込済の商品券であったり、本
来、商品券に付されない発行店番号、発行番号などの付
いた商品券であったり、あるいはデータファイルにない
発行番号等であること等により、偽造商品券であること
が判明する。
【0011】こうした偽造商品券の発見は営業所で商品
と引換えた日から数日送れるため、その間に偽造商品券
が大量に出回ると、大きな損害を被る虞がある。
【0012】そこで、本発明は、発行された商品券の流
通状態を早く把握することを可能とする商品券管理方法
及び装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の商品券管理方法においては、識別番号を付して
商品券を発行し、発行された商品券の識別番号を含む商
品券データを作成してデータファイルに追加し、営業店
で使用された商品券の識別番号を読取って前記データフ
ァイルからこの識別番号を含む商品券データを探し、こ
の商品券データに使用されたことを示すデータを登録し
、各営業店から集められた使用済み商品券の識別番号を
読取って上記データファイルからこの識別番号を含む商
品券データを探し、この商品券データに回収したことを
示すデータを登録し、上記商品券データに使用されたこ
とを示すデータを登録する際に、上記商品券データに既
に上記使用されたことを示すデータ又は上記回収したこ
とを示すデータの登録が行われているとき、警告を発す
ることを特徴とする。
【0014】また、本発明の商品券管理装置は、識別番
号を付して商品券を発行する発行手段と、発行された商
品券の識別番号を含む商品券データを作成してデータフ
ァイルに追加する新規商品券データ作成手段と、営業店
で使用された商品券の識別番号を読取って上記データフ
ァイルからこの識別番号を含む商品券データを探し、こ
の商品券データに使用されたことを示すデータを登録す
る使用登録手段と、各営業店から集められた使用済み商
品券の識別番号を読取って上記データファイルからこの
識別番号を含む商品券データを探し、この商品券データ
に回収したことを示すデータを登録する回収登録手段と
を含み、上記使用登録手段は、上記商品券データに使用
されたことを示すデータを登録する際に、上記商品券デ
ータに既に上記使用されたことを示すデータ又は上記回
収したことを示すデータの登録が行われているとき、警
告を発することを特徴とする。
【0015】
【作用】データファイルには発行された全ての商品券の
商品券データが記録される。この商品券データには商品
券毎に付される識別番号、この識別番号の商品券が使用
されたことを示すデータ、この識別番号の商品券が本店
に回収されたことを示すデータ等が含まれる。上記使用
されたことを示すデータのファイルへの記録は営業所で
商品券が商品と引換えられたときに行う。上記回収され
たことを示すデータのファイルへの記録は本店に商品券
の現物が回収されたときに行う。
【0016】この結果、営業所で商品券が使用されたこ
とを示すデータを登録する際に、この使用された商品券
の識別番号とデータファイルとを比較することにより、
仮登録の際に既に使用済み、回収済み、未発行の商品券
であること等を判別することが可能となり、偽造券に対
する対応措置を素早く講じ得る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の商品券管理方法及び装置の実
施例について図面を参照しつつ説明する。
【0018】図1は本発明の全体構成の概略を示してお
り、例えば発券管理機1、発行管理機2、売上管理機3
が各営業店に配置されて商品券の発券が行われる。
【0019】商品券の発券の流れの概要について図2を
参照して説明すると、例えば発行手段たる複数台の発券
管理機1によって現金と引換えに商品券が発行される。 この商品券には一枚毎に発行年月日、店番号、発行番号
、金額等の商品券を識別するための識別番号を含む商品
券データが印字される(ステップS1)。商品券データ
は各発券管理機1から発行管理機2に提供される。発行
管理機2は商品券データを、例えば一日毎に集計する(
ステップS2)。商品券データ及び集計結果は発行管理
機2から通信回線を介してホストコンピュータによって
構成される集中管理部4に提供される(ステップS3)
。集中管理部4は、各種のデータファイルを備えており
、発行された各商品券の商品券データを集めて商品券デ
ータファイルに記録する。なお、この発行管理機2を省
略して、その機能を発券管理機1で行うことも可能であ
る。
【0020】商品券の回収の流れの概要について図3を
参照して説明する。各売場にて現金や商品券によって品
物と引換えられて(ステップS11)、店出納に一日に
売上げた現金及び商品券が収集される(ステップS12
)。収集された現金は売上管理機3によって集計され、
各商品券に記載された商品券データも読取られて集計さ
れる(ステップS13)。現金集計データ、商品券デー
タ、商品券集計データは通信回線を介して集中管理部4
に転送される(ステップS14)。現金に関する管理は
本願の要旨ではないので説明を省略する。集中管理部4
は、転送された商品券データの識別番号によって商品券
データファイルからこの識別番号を含む商品券データを
抽出し、これに回収されたことを表す仮登録を行う。こ
の仮登録の詳しい内容については後述する。集中管理部
4は、この仮登録されるべき商品券が偽造商品券かどう
かの判別を行う(ステップS15)。例えば、既登録の
商品券データと仮登録されるべきデータとを比較して、
発行済み商品券か、既に仮登録又は回収処理された商品
券か等が判断される(ステップS16)。もし、偽造商
品券が存在すると、集中管理部4や売上精算機の表示器
に警告が表示される(ステップS17)。発行済で未回
収の商品券であると、仮登録を行う(ステップS18)
【0021】店出納に集められた商品券は、本店に送ら
れる(ステップS19)。本店では、再勘処理機5によ
って各商品券の識別番号を含む商品券データが読取られ
、管理機6に蓄積される(ステップS20)。管理機6
は、実際に本店に回収されて読取られた商品券データと
、営業店の売上精算機3によって商品券データが仮登録
されている集中管理部4の商品券データファイルとを突
き合わせ、異常がないかを判別する(ステップS22)
。例えば、商品券データファイルに発行番号等の識別番
号が記録されない商品券データである場合には偽造され
た商品券と推定され、既に回収されたことを示す消し込
みがなされている場合にも偽造された商品券と推定され
る。異常が発見された場合には、管理機6の表示部に異
常と判断された商品券のデータを示し、異常を報知する
(ステップS23)。異常が発見されない場合には、商
品券データファイルに商品券を回収したことを示す消込
登録を行い、その後、商品券に穴開け等の処理を行って
廃棄処分する(ステップS24)。
【0022】次に、商品券発行の流れについて、発券管
理機1の外観を示す図4及びフローチャート図5を参照
して説明する。
【0023】発券管理機1の紙幣等投入口11に、オペ
レータによって現金が投入されると(ステップS31)
、内部の貨幣判別部が金種及び金額を判別して入金額表
示部12に入金された金額を表示する(ステップS32
)。オペレータが商品券選択釦13を操作して金種を入
力し(ステップS33)、この金種の商品券を投出すべ
き枚数をキーボードスイッチ14の数値キーを操作して
入力すると(ステップS34)、選択券種、指定枚数が
選択券・枚数表示部20に表示され、入金の残金額と商
品券の合計金額とが比較される(ステップS35)。残
金が不足すると、再入力を行うべく、ステップS33及
び34が繰り返される。残金が不足しない場合には、商
品券原紙部15から商品券の種別毎に原紙が送り出され
、所定事項が印刷される(オンバリュー方式)。例えば
、図6に示されるように発行年月日「19900620
」、店番号「0123」、発行番号「1000010 
」、金額「01」等の一枚の商品券を特定することが出
来るようにした識別番号や図示しない商品券に関する情
報を表す番号を含むデータ、すなわち商品券データが印
刷される。 例えば金額「01」は500円、「02」は1000円
、「03」は5000円、「04」は10000円を表
す。なお、識別番号には数字の他、文字や記号が含まれ
る。
【0024】このように、商品券の発行時点で商品券と
して必須の事項を記載することにより、原紙だけでは商
品券としての価値を発揮しないため、原紙の保管が比較
的に容易である。この原紙の在庫数は在庫数表示部16
に表示されている。商品券データが印刷された商品券は
、指定された枚数だけ商品券投出部17に投出される(
ステップS36)。
【0025】キーボードスイッチ14の終了指令キーが
押圧されていない場合には(ステップS36)、引続き
券種及び枚数の入力と商品券の投出を繰返す(ステップ
S33〜36)。なお、図示しないがキーボードスイッ
チ14の訂正キーや取り消しキーを操作することにより
、入力の訂正やスタンバイ状態への復帰が可能である。
【0026】終了指令キーが押圧されていると(ステッ
プS37)、精算が行われ、差額があると釣銭投出口1
8に釣銭の投出が行われる(ステップS38)。レシー
ト発行部19は、取引きの明細を印字したレシートを発
行し、発行口に投出する(ステップS39)。なお、本
店で商品券データを付した商品券を発行し、各営業所に
分配することも出来る。
【0027】営業店の複数の発券管理機1が発行した識
別番号を含む商品券データは発行管理機2に転送されて
データが収集される。発行管理機2は、図7に示すよう
な営業店で発行した商品券の商品券データやその集計デ
ータを含む発行データファイルを作成する(ステップS
40)。このデータファイルは、例えば一日毎に集中管
理部4に転送される(ステップS41)。集中管理部4
は、送られた新規な商品券データを商品券データファイ
ルに取込んで商品券データファイルに追加し、更新する
(ステップS42)。発行管理機2及び集中管理部4は
新規商品券データ作成手段に対応する。
【0028】商品券データファイルの例を図8に示す。 店番号、発行番号、金種、発行日等の識別番号の他に、
仮登録日、消込登録日の項目を含んでおり、店番号「0
123」の商品券データが追加されて更新されている。
【0029】売上精算機3の動作について図面を参照し
て説明する。図9は売上精算機3の全体構成を示してお
り、券類処理機31、硬貨入金処理機32、包装硬貨入
金処理機33、管理機34及び紙幣入金処理機35によ
って構成される。図10は券類処理機31の構成を示す
。図11は、売上精算機3が商品券の売上データファイ
ル作成を行う手順を示すフローチャートである。
【0030】商品券の売上データファイル作成は、オペ
レータが券類処理機31の商品券投入口に商品券を投入
し、券類処理機31のスタートスイッチまたは管理機3
4からスタートを指令することによって開始される(ス
テップS51及び52)。セットされた商品券を一枚ず
つパターン読取部37及びデータ読取部38に送り出し
(ステップS53)、商品券のパターンを読み取ってパ
ターンの特徴点を抽出し、この特徴点を予め記憶された
パターンと比較する(ステップS54)。読取ったパタ
ーンが自社の商品券のパターンと一致するか判別する(
ステップS55)。他社券と判別した場合には他社用の
スタッカに収容し(ステップS56)、次の商品券の送
り出しを行う(ステップS53)。
【0031】自社の商品券であると判別したときは(ス
テップS55)、商品券に印刷された金種等の商品券デ
ータをデータ読取部38によって読取る。これを図示し
ないレジスタに一旦記憶して管理機34に転送し(ステ
ップS57)、読取った商品券を金種に対応するスタッ
カに収納する(ステップS58)。ステップS53〜5
8を繰り返して、商品券投入口に36に商品券の残りが
なくなると(ステップS59)、終了が指令されている
かどうか判別する(ステップS60)。終了が指令され
ていないときは次の商品券の設定を待ち、商品券に記載
されたデータの読取りを繰り返す(ステップS51)。 終了が指令されているときは(ステップS60)、管理
機34は収集された商品券データを集計して商品券によ
る売上データファイルを作成する(ステップS61)。
【0032】図12は、商品券による売上データファイ
ルの例を示しており、商品券の集計の結果の他、引換え
られた各商品券の商品券データが含まれる。この売上デ
ータファイルは、例えば一日毎に作成され、作成後に次
の仮登録処理を行う。
【0033】集中管理部4は、各営業店からの売上デー
タファイルに基づいて商品券が使用されたことを示す仮
登録を行う。この仮登録について図13に示されるフロ
ーチャートに従って説明する。
【0034】売上精算機3の管理機34の仮登録釦を押
圧すると(ステップS71)、上述した商品券の売上フ
ァイルが売上精算機3の管理機34から集中管理部4に
転送される(ステップS72)。集中管理部4のホスト
コンピュータは売上ファイルの各商品券データと、商品
券データファイルとを比較し(ステップS73)、売上
精算機3から送られた商品券が既に発行済みでかつ未回
収の商品券であるかどうかを判別する(ステップS74
)。例えば、商品券データファイルに同じ商品券データ
があるかで発行済であることを確認し、このデータが仮
登録がまだで、しかも再勘処理済かで未回収であること
を確認する。この結果、偽造券であると判断したときは
、偽造券の商品券データを図示しない偽造券記憶メモリ
に記憶する(ステップS75)。発行された商品券で未
回収の商品券であるときは、この商品券データを商品券
データファイルに仮登録する。この仮登録は、例えば図
8に示されるファイルの仮登録日の欄に引換えられた年
月日を記録することによって行う(ステップS76)。 解消された商品券の商品券データについて上記チェック
及び仮登録を行い(ステップS73〜77)、これが終
了すると(ステップS78)、偽造証券の有無を判断す
る(ステップS78)。上記偽造券記憶メモリに商品券
データが記憶されていないと、仮登録は終了する。仮登
録が行われて年月日が記録された商品券データファイル
の例を図14に示す。
【0035】上記偽造券記憶メモリに商品券データが記
憶されていると(ステップS78)、集中管理部4は当
該商品券データを集めて偽造証券ファイルを作成し(ス
テップS79)、これを売上精算機3に転送する(ステ
ップS80)。売上精算機3の管理機34は、その表示
器に偽造券のデータを表示し(ステップS81)、該当
する金種のスタッカから偽造券の抽出を券類処理機31
に指令する。券類処理機31は指示された金種のスタッ
カに収納された商品券を巡回させて商品券データを読取
り、偽造券のファイルと照合して偽造券を抽出し、これ
を偽造券スタッカに収納する(ステップS82)。
【0036】このようにして、営業店において偽造券が
判別される。売上精算機3及び集中管理部4は使用登録
手段に対応する。
【0037】引換えられた商品券は、営業店の店出納か
ら事務センターに送られ、再勘処理が行なわれる。図1
5は、事務センターにおいて再勘処理を行なう再勘処理
機5、管理機6、硬貨精算機62及び紙幣精算機63を
示しており、再勘処理機5は、図10に示される券類処
理器31と同様の商品券読取り及びスタック機能を備え
ている。現金の処理を行う硬貨精算機62及び紙幣精算
機63は本願の要旨に関係ないので説明を省略する。
【0038】図16は、再勘処理の手順を示す。まず、
オペレータが再勘処理器5及び管理機6を起動させて商
品券データファイルに商品券が回収されたことを登録す
る再勘処理モードを選択し、管理機6の図示しない画面
表示に従って、キーボード61によって商品券が引換え
られた売上店番号及び売上日を入力すると(ステップS
91)、次に、表示器の画面に商品券を再勘処理機5の
商品券投入口51にセットするように表示がなされる。 商品券投入口51に商品券がセットされ(ステップS9
2)、スタートボタンが押されると(ステップS93)
、商品券投入口51から商品券が一枚ずつ読取部に送り
出される(ステップS94)。商品券は図示しないパタ
ーン読取部によって読取られ(ステップS95)、自社
商品券のパターンと一致するかどうか判別される(ステ
ップS96)。一致しない商品券は、異常券収納部に収
納される(ステップS97)。一致すると、図示しない
データ読取部に送られて商品券データの読取りが行なわ
れる(ステップS98)。読取られた商品券データは一
旦管理機6の内部メモリに記憶され、商品券は収納部(
スタッカ)に収納される(ステップS99)。各収納部
に収容された商品券の枚数及び金額の合計が表示器53
に表示される。商品券投入口51にセットされた最後の
商品券を読取るまでステップS94〜99を繰り返す(
ステップS100)。終了ボタンが押し下げられないと
、商品券の再セットを待ち、ステップS92〜100を
繰り返し、商品券のパターンの鑑別と商品券データの取
り込みを行なう。
【0039】終了ボタンが押し下げられて、読取るべき
商品券の終了が指令されると(ステップS101)、内
部メモリに記憶された商品券データを集めて再勘データ
ファイルを作成する(ステップS102)。この再勘デ
ータファイルは、集中管理部4に転送される。集中管理
部4のホストコンピュータは、再勘データファイルと同
じ売上日の売上管理データファイルとを比較し(ステッ
プS103)、両者の商品券データが一致するかを判別
する(ステップS104)。一致しない場合には、不一
致の商品データを管理機6に転送して表示器に表示させ
る(ステップS105)。一致した場合(ステップS1
04)あるいは表示させた後(ステップS105)、商
品券データファイルに消込登録を行なう(ステップS1
06)。消込登録は、図17に示すように商品券データ
ファイルの一致した商品券データの消込登録日欄に再勘
処理を行なった年月日を記録することにより行なう(ス
テップS106)。消込登録された商品券の再流通を防
止するために商品券に穴開け等の破棄処理を行ない(ス
テップS107)、再勘処理を終了する。再勘処理器5
、管理機6及び集中管理部4は、回収登録手段に対応す
る。
【0040】本願の商品券管理装置においては、更に、
図18に示すように商品券による売上を集計することも
出来る。オペレータが、キーボードスイッチ61によっ
て管理機6に商品券による売上金額の表示を指令すると
、管理機6は売上日または売上期間の入力を待つ(ステ
ップS20)。売上日または売上期間がキーボードスイ
ッチ61から入力されると、これを取り込み(ステップ
S121)、売上日または売上期間を条件として商品券
データファイルのサーチを集中管理部4に指令する(ス
テップS122)。集中管理部4から転送された抽出デ
ータを内部メモリに取込み(ステップS123)、消込
登録日の登録済のものを抽出して(ステップS124)
、集計処理し、回収金額等のデータを得る(ステップS
125)。また、内部メモリから仮登録されているが消
込処理されていないものを抽出して(ステップS126
)、集計処理し、仮登録段階の未回収金額等のデータを
得る(ステップS125)。これ等を管理機6の表示器
に表示して(ステップS128)、終了する。なお、ス
テップS123〜127の処理を集中管理部4に行なわ
せることができる。また、商品券データファイルに基づ
いて、営業店ごとの売上げ額、商品券の回収率等の表示
も行い得る。
【0041】こうして、再勘処理に先行して商品券の回
収段階で商品券データファイルに仮登録を行ない、仮登
録された商品券データファイルを利用することにより、
従来、回収した商品券が営業店から事務センターに集め
られるまでの数日間偽造商品券かどうかの確認が出来な
いという不具合が解消される。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の商品券管理
方法及び装置によれば、同じ識別番号の商品券が再度使
用されると営業店段階で判別されて警告が発せられるの
で、この識別番号の商品券に対する注意が喚起され、対
応策を可及的に素早く採ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の商品券管理装置の全体構成を示すブロ
ック図。
【図2】商品券の発券の流れを説明するフローチャート
【図3】商品券の回収の流れを説明するフローチャート
【図4】商品券発券管理機1を説明する説明図。
【図5】商品券発行の流れを説明するフローチャート。
【図6】商品券の例を説明する説明図。
【図7】発行データファイルの例を説明する説明図。
【図8】商品券データファイルの例を説明する説明図。
【図9】売上管理機3を説明する説明図。
【図10】券類処理機31を説明する説明図。
【図11】商品券の売上データファイル作成を説明する
フローチャート。
【図12】商品券の売上データファイルの例を説明する
説明図。
【図13】商品券の仮登録について説明するフローチャ
ート。
【図14】仮登録された商品券データファイルの例を説
明する説明図。
【図15】再勘処理機5及び管理機6を説明する説明図
【図16】再勘処理の手順を説明するフローチャート。
【図17】消込登録を行なった商品券データファイルの
例を説明する説明図。
【図18】商品券による売上金額の表示を説明するフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1  発券管理機 2  発行管理機 3  売上精算機 4  集中管理部 5  再勘処理機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】識別番号を付して商品券を発行し、発行さ
    れた商品券の識別番号を含む商品券データを作成してデ
    ータファイルに追加し、営業店で使用された商品券の識
    別番号を読取って前記データファイルからこの識別番号
    を含む商品券データを探し、この商品券データに使用さ
    れたことを示すデータを登録し、各営業店から集められ
    た使用済み商品券の識別番号を読取って前記データファ
    イルからこの識別番号を含む商品券データを探し、この
    商品券データに回収したことを示すデータを登録し、前
    記商品券データに使用されたことを示すデータを登録す
    る際に、前記商品券データに既に前記使用されたことを
    示すデータ又は前記回収したことを示すデータの登録が
    行われているとき、警告を発することを特徴とする商品
    券管理方法。
  2. 【請求項2】識別番号を付して商品券を発行する発行手
    段と、発行された商品券の識別番号を含む商品券データ
    を作成してデータファイルに追加する新規商品券データ
    作成手段と、営業店で使用された商品券の識別番号を読
    取って前記データファイルからこの識別番号を含む商品
    券データを探し、この商品券データに使用されたことを
    示すデータを登録する使用登録手段と、各営業店から集
    められた使用済み商品券の識別番号を読取って前記デー
    タファイルからこの識別番号を含む商品券データを探し
    、この商品券データに回収したことを示すデータを登録
    する回収登録手段とを含み、前記使用登録手段は、前記
    商品券データに使用されたことを示すデータを登録する
    際に、前記商品券データに既に前記使用されたことを示
    すデータ又は前記回収したことを示すデータの登録が行
    われているとき、警告を発することを特徴とする商品券
    管理装置。
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