JP3914026B2 - デビット端末装置、デビット集計方法およびプログラム - Google Patents

デビット端末装置、デビット集計方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP3914026B2
JP3914026B2 JP2001336951A JP2001336951A JP3914026B2 JP 3914026 B2 JP3914026 B2 JP 3914026B2 JP 2001336951 A JP2001336951 A JP 2001336951A JP 2001336951 A JP2001336951 A JP 2001336951A JP 3914026 B2 JP3914026 B2 JP 3914026B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
debit
unit
information
result
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001336951A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003141644A (ja
Inventor
俊秀 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Glory Ltd
Original Assignee
Glory Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Glory Ltd filed Critical Glory Ltd
Priority to JP2001336951A priority Critical patent/JP3914026B2/ja
Publication of JP2003141644A publication Critical patent/JP2003141644A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3914026B2 publication Critical patent/JP3914026B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技店の遊技媒体の貸出に関連する取引のデビット決済要求を公衆回線を介して情報処理センタに送信するとともに、該情報処理センタからデビット決済された取引の取引情報並びに該取引情報を所定の期間で集計した集計結果を受信するデビット端末装置、デビット集計方法およびプログラムに関し、特に、情報処理センタから取得したデビット決済の集計結果の妥当性を遊技店側で正確かつ迅速に把握することができるデビット端末装置、デビット集計方法およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、パチンコ機やパチスロ機等の遊技機を設置した遊技店で遊技を行う場合には、カード発行機から一旦記録媒体、例えばプリペイドカードを購入し、このプリペイドカードに付与された有価価値に応じてパチンコ玉やメダル等の遊技媒体を借り受ける方法が主流である。
【0003】
しかし、プリペイドカードを現金でしか購入できないとすると、たとえ金融機関の預貯金残高を多く持つ遊技客であっても、手持ちの現金がなくなった時点で、金融機関に行って預貯金を下ろさねばならないため、継続して遊技をすることができなくなる。
【0004】
このため、現金でプリペイドカードを購入するのではなく、従前のデビット決済システムを応用してデビットカード(銀行、郵便局などの金融機関が発行するキャッシュカード)でプリペイドカードを購入できるようにすることも考えられる。具体的には、遊技店内のカード発行機にデビット端末を隣接配置し、このデビット端末を店舗外部の決済センタ(情報処理センタ)と回線接続して、デビットカードによりプリペイドカードを購入できるようにすることになる。
【0005】
ところで、一般的なデビット決済システムでは、情報処理センタ(決済センタ)が、決済依頼元(遊技店)のデビット端末から依頼されたデビット決済に関する取引情報(売上情報)を例えば1日単位で集計し、この集計結果(売上集計結果)を決済依頼元のデビット端末に送信するようにしている。
【0006】
すなわち、情報処理センタは、たとえば午前0時を基準時刻として、当日の0時から24時(翌日の0時)までの24時間の間に取引されたデビット決済を機械的に集計処理して一日分の集計結果を算出することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、各遊技店では、1日ごとの集計結果を情報処理センタから受け取ることができるものの、その集計結果が適切なものであるか否かを遊技店側で効率良く調べることができないという問題がある。
【0008】
具体的には、遊技店では、現金の場合と同様に営業を終了した時点で係員の操作によりデビット決済の集計をおこなっているが、この係員の操作時点が情報処理センタの基準時刻である午前0時と異なる場合には、係員による集計結果と情報処理センタから受け付けた集計結果に差異が生ずるため、係員は日をまたがったチェックをおこなわねばならず、多大の労力を要することになる。
【0009】
特に、現在の多くのパチンコ店のように、午前10時〜午後11時まで営業する場合ではなく終日営業をおこなう場合を考えると、かかる差異が大きな問題となる。また、情報処理センタの基準時刻を午後11時とすると、やはり両者の差異が大きな問題となる。かかる差異を営業時間や情報処理センタの基準時刻により吸収することとしたのでは、将来の営業時間の変更などが生じた場合に問題が生ずることになる。
【0010】
この発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、情報処理センタから取得したデビット決済の集計結果の妥当性を遊技店側で正確かつ迅速に把握することができるデビット端末装置、デビット集計方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかるデビット端末装置は、遊技店の遊技媒体の貸出に関連する取引のデビット決済要求を公衆回線を介して情報処理センタに送信するとともに、該情報処理センタからデビット決済された取引の取引情報並びに該取引情報を所定の期間で集計した集計結果を受信するデビット端末装置であって、前記情報処理センタから受信した取引情報を記憶する記憶手段と、前記情報処理センタにより取引を集計する際の基準時刻に基づいて、前記記憶手段に記憶した前記所定の期間の取引情報を集計する集計手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】
また、請求項2の発明にかかるデビット端末装置は、請求項1の発明において、前記集計手段により集計された集計結果と前記情報処理センタから受信した集計結果とを照合可能に出力する出力手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0013】
また、請求項3の発明にかかるデビット端末装置は、請求項1または2の発明において、前記所定の期間は、1日または1月であることを特徴とする。
【0014】
また、請求項4の発明にかかるデビット集計方法は、遊技店の遊技媒体の貸出に関連する取引のデビット決済要求を公衆回線を介して情報処理センタに送信するとともに、該情報処理センタからデビット決済された取引の取引情報並びに該取引情報を所定の期間で集計した集計結果を受信するデビット端末装置のデビット集計方法であって、前記情報処理センタから受信した取引情報を記憶する記憶工程と、前記情報処理センタにより取引を集計する際の基準時刻に基づいて、前記記憶工程により記憶した前記所定の期間の取引情報を集計する集計工程とを含んだことを特徴とする。
【0015】
また、請求項5の発明にかかるデビット集計方法は、請求項4の発明において、前記集計工程により集計された集計結果と前記情報処理センタから受信した集計結果とを照合可能に出力する出力工程をさらに含んだことを特徴とする。
【0016】
また、請求項6の発明にかかるデビット集計方法は、請求項4または5の発明において、前記所定の期間は、1日または1月であることを特徴とする。
【0017】
また、請求項7の発明に係るプログラムは、請求項4〜6のいずれか一つに記載された方法をコンピュータに実行させることで、そのプログラムを機械読み取り可能となり、これによって、請求項4〜6のいずれか一つの動作をコンピュータによって実現することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるデビット端末装置、デビット集計方法およびプログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0019】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1である遊技システムの概略構成を示すブロック図である。ここで、本実施の形態の遊技システムでは、記録媒体として会員カードMC、プリペイドカードPCを適用する。
【0020】
会員カードMCは、住所や氏名等の会員情報を登録した会員である遊技客に対して遊技店が発行する合成樹脂製のカード(JIS2)であり、各種情報が磁気記録及び印字してある。擬態的には、発行店の識別情報や会員コード等の会員識別情報が磁気記録してあると共に、発行した店コード、会員コード等の情報が印字してあり、記録内容の一部を目視できるようになっている。
【0021】
一方、プリペイドカードPCとは、遊技客に対して遊技店が都度発行する紙製などの磁気カードであり、各種情報が磁気記録及び印字してある。具体的には、発行店の識別情報、カード固有の識別コード、発行金額、カード種別等が磁気記録してあると共に、発行店、カード固有識別情報(例えば発行機番号+連番)、発行金額及び有効期限等が目視できるように印字してある。
【0022】
これら会員カードMC及びプリペイドカードPCは、その材質や板厚及び記録内容が相違するものの、縦横の寸法が同一であるとともに、各種情報を磁気記録するための磁気ストライプも同一の位置に設けてある。
【0023】
また、会員カードMC、プリペイドカードPCには、それぞれパチンコ玉を借り受ける際の基準となる有価価値、具体的には「度数」と称される有価価値を付与してある。ここでいう「度数」とは、パチンコ玉の貸出処理単位であり、所定のレートで設定してある。一般的には、1度数が100円に対応し(例えば、3000円のプリペイドカードには、30度数が付与される)、1度数でパチンコ玉25個だけ貸し出すように設定してある。本実施の形態の場合、その度数は、個々のプリペイドカードには記録せず、後述するターミナルコントローラ10に記憶させてある。
【0024】
なお、この実施形態では、会員カードMCあるいはプリペイドカードPCには、後述するデビット子機70によるデビット決済により入金された入金金額に応じた有価価値を価値付けすることができる。
【0025】
図1に示すように、本実施の形態の遊技システムでは、それぞれ「島」と呼ばれるグループごとに複数のパチンコ機20が並設してあると共に、各島にカード処理ユニット30、カード発行機40、カード精算機50等の記録媒体処理装置が適宜設けてある。
【0026】
パチンコ機20は、パチンコ玉を遊技領域に発射して利用客が遊技を行う部分である。カード処理ユニット30は、挿入される会員カードあるいはプリペイドカードに関連付けられた度数の残数(以下、残度数という)を上限とするパチンコ玉の貸し出し処理を主機能とするものである。このカード処理ユニット30は、遊技店に設置された複数のパチンコ機20それぞれに対して1台ずつペアとなるように用意され、パチンコ機20の相互間に挟まれる形で設置してある。
【0027】
カード発行機40は、現金決済あるいは後述するデビット子機70によるデビット決済により入金された場合に、その入金金額に応じた有価価値(度数)が関連付けられるプリペイドカードの発行処理、並びに会員カードあるいはプリペイドカードに関連付けられた度数に対する加算処理を主機能とするものであり、遊技店に数台ずつ設置してある。遊技客は、カード発行機40から発行されたプリペイドカードや、新たな度数が加算された会員カードあるいはプリペイドカードをカード処理ユニット30に挿入して、遊技媒体例えばパチンコ玉を借り受けることで、パチンコ遊技を行うことが可能となる。カード精算機50は、会員カードあるいはプリペイドカードに関連付けられた有価価値(度数)を現金として払い戻す処理を主機能とするものである。
【0028】
これらのパチンコ機20、カード処理ユニット30、カード発行機40及びカード精算機50は、各島に設けた島コントローラ60を通じてターミナルコントローラ10と称される管理装置の制御下にある。このターミナルコントローラ10は、遊技店に少なくとも1台設置してあり、設置した遊技店の統括管理、例えばカード管理、会員の管理、売上管理等を行うと共に、会員カードやプリペイドカードに関連付けられた有価価値に関する情報を記憶管理する部分である。
【0029】
デビット子機70(特許請求の範囲に記載のデビット端末に対応)は、カード発行機40に付設されると共に、公衆回線網1000を介して情報処理センタ1001と接続される。このデビット子機70は、公衆回線網1000を介して情報処理センタ1001との間で、デビット決済に関する決済情報(この詳細な内容については後述する)を送受信するように設定してある。
【0030】
図2は、ターミナルコントローラ10の内部構成を示すブロック図である。
ターミナルコントローラ10は、CPU11、RAM12、ROM13、入力部14、表示部15及び通信インタフェース部16を有している。
【0031】
CPU11は、プログラムやデータに基づいて各種機能を実現している。例えばプリペイドカードPCや会員カードMC毎の度数を管理する機能、デビット子機70からの集計処理結果の表示依頼に基づいてその集計処理結果を表示部15に表示させる機能を有する。このような機能を実現するにあたって必要となるプログラム及びデータは、RAM12あるいはROM13に格納されており、CPU11が必要に応じてこれを読み出しまたは更新する。
【0032】
RAM12は度数管理テーブル120を記憶している。この度数管理テーブル120の一例を、図3に示す。図3に示す度数管理テーブル120は、プリペイドカードPCに関する情報を示したものであり、現金決済分の情報121と、デビット決済分の情報122とから構成されている。デビット決済分の情報122の購入度数は、後述するデビット子機70によるデビット決済により入金された金額相当分の度数(有価価値)を示すものである。なお、会員カードMCに関する情報についても、上記プリペイドカードPCに関する情報の場合と同様のフォーマットで管理される。この場合、カード固有識別コードに代替して会員コードが登録されることとなる。
【0033】
次に、カード発行機40及びこれに付設されるデビット子機70について説明する。図4は、本実施の形態で適用するデビット子機70およびカード発行機40の外観を示した正面図であり、図5は、カード発行機40の内部構成を示すブロック図であり、図6はデビット子機70の内部構成を示すブロック図である。
【0034】
本実施の形態1では、図4に示すように、カード発行機40及びデビット子機70を、それぞれ個別の筐体41、71に別々のユニットとして設けてある。カード発行機40の筐体41及びデビット子機70の筐体71は、それぞれの前面に開閉可能な扉体42、72を備えて構成してある。各扉体42、72は、筐体41、71との間に主錠手段43、73が設けてあり、閉成した状態で施錠することが可能である。
【0035】
次に、図4及び図5を参照しながらカード発行機40を説明する。カード発行機40は、筐体41の前面に設けた扉体42に会員カード挿入/返却口44、プリペイドカード発行口45、紙幣挿入/返却口46、選択スイッチ47、取消スイッチ48、表示部49及びハンディ収容凹部42aを備えている。
【0036】
会員カード挿入/返却口44は、会員カードMCを受け入れてこれを会員カード処理部401に取り込む一方、会員カード処理部401において所望の処理を施した後の会員カードMCを返却するための開口である。会員カード処理部401は、取り込んだ会員カードMCに磁気記録されている会員識別情報を読み取り、その読み取り結果を後述の発行制御部402に与える部分である。
【0037】
プリペイドカード発行口45は、プリペイドカード処理部403で発行処理したプリペイドカードPCを排出するための開口である。プリペイドカード処理部403は、例えば、予め装填されたロール紙(図示せず)を適宜切断・印字・データ処理し、これをプリペイドカードPCとして発行する部分である。
【0038】
紙幣挿入/返却口46は、紙幣を受け入れてこれを紙幣処理部404に取り込む部分である。紙幣処理部404は、取り込まれた紙幣の金種を識別してその識別結果を後述の発行制御部402に与えると共に、識別可能な紙幣を金種別に分類して紙幣回収箱405に収納する一方、識別不能な紙幣を返却するための部分である。
【0039】
選択スイッチ47及び取消スイッチ48は、それぞれ外部操作入力部として設けたもので、利用客によってON操作された場合に個別の検出信号を後述の発行制御部402に与える部分である。
【0040】
表示部49は、後述の発行制御部402から与えられた入力ガイダンス等の各種情報を表示するための部分であり、例えば液晶表示器によって構成してある。
【0041】
ハンディ収容凹部42aは、補助扉体42bによって開閉可能、かつ扉体42の主錠手段43とは個別の補助錠手段42cによって施錠可能な凹所である。この補助錠手段42cには、施錠状態にあるか否かを検出すると共に、その検出結果を常時、発行制御部402に与える施錠検出センサ406を設けてある。上記ハンディ収容凹部42aには、ハンディ端末入力機407を設けてある。
【0042】
ハンディ端末入力機407は、各種機能スイッチやテンキースイッチを備えて構成したもので、内部操作入力として機能する。このハンディ端末入力機407の各種機能スイッチやテンキーがON操作された場合には、上述した選択スイッチ47や取消スイッチ48と同様に、それぞれ個別の検出信号が後述の発行制御部402に与えられることになる。
【0043】
発行制御部402は、予め与えられたプログラムや会員カード処理部401、紙幣処理部404、選択スイッチ47、取消スイッチ48、施錠検出センサ406及びハンディ端末入力機407から与えられた情報に基づいて各部の制御を行うための部分である。
【0044】
この発行制御部402は、第1通信インタフェース部408及び第2通信インタフェース部409を通じて外部と適宜情報交換することが可能である。本実施の形態では、第1通信インタフェース部408が、後述する島コントローラ60を介してターミナルコントローラ10に接続してある一方、第2通信インタフェース部409が、デビット子機70に接続してある。
【0045】
次に、図4及び図6を参照しながらデビット子機70を説明する。デビット子機70は、外観的には、図4に示すように、筐体71の前面に設けた扉体72にデビットカード挿入/返却口74、レシート排出口75、表示部76及び外部操作入力部77を備えていると共に、扉体72を開成した場合に露出する部分に内部操作入力部78を備えている。また、デビット子機70は、プログラムやデータに基づいて各種機能を遂行するために必要な内部構成として、図6に示すように、デビット制御部701、記憶部702、デビットカード処理部703、レシート発行部704、集計処理部705、照合処理部706、第1通信インタフェース部707及び第2通信インタフェース部708を備えている。
【0046】
デビット制御部701は、記憶部702に格納されているプログラムやデータに基づいて各種機能を実行するものである。また、デビット制御部701は、デビットカード処理部703、外部操作入力部77及び内部操作入力部78から与えられた情報に基づいて各部の制御を行う。例えば、デビットカード処理部703による処理内容及び外部操作入力部77の操作内容に応じてデビット決済処理を実行する機能を有している。また、デビット制御部701は、第1通信インタフェース部707及び第2通信インタフェース部708を介して外部と適宜情報交換することが可能である。
【0047】
デビットカード挿入/返却口74は、デビットカードDCを受け入れてこれをデビットカード処理部703に取り込む一方、デビットカード処理部703において所望の処理を施した後のデビットカードDCを返却するための開口である。デビットカード処理部703は、取り込んだデビットカードDCに磁気記録されている情報を読み取り、その読み取り結果を後述のデビット制御部701に与える部分である。
【0048】
レシート排出口75は、レシート発行部704において印字処理されたレシートRCを排出するための開口である。レシート発行部704は、後述のデビット制御部701から与えられた情報をレシートRCとして印字出力するための部分である。例えば、デビット決済による取引が行われた場合には、該取引の明細書が印字出力される。更には、所定の操作に基づいて、日計集計あるいは月計集計された売上処理結果が印字出力される。
【0049】
表示部76は、後述のデビット制御部701から与えられた入力ガイダンスや設定ガイダンス等の各種情報を表示するための部分であり、例えば液晶表示器によって構成してある。例えば、日計集計あるいは月計集計された売上処理結果がディスプレイ表示される。
【0050】
外部操作入力部77は、確認キー77aや取消スイッチ77b等の各種機能スイッチ、さらにはデビットカードDCの暗証番号を入力するためのテンキー77cを備えて構成したものである。この外部操作入力部77の所定のキーがON操作された場合には、その操作されたキーに対応する検出信号が後述のデビット制御部701に与えられることになる。
【0051】
内部操作入力部78は、集計処理すべき旨を指示するための指示キー78aと、売上情報を集計させる際に、日計集計か月計集計かを指定するための日計処理モード及び月計処理モードに対応する日計モードキー78b、月計モードキー78cと、集計処理結果を出力させる際に、表示か印刷かを指定するための表示モード及び印刷モードに対応する表示モードキー78d、印刷モードキー78eと、後述する情報処理センタ1001で集計した売上集計結果と、自局(デビット子機70)で集計した売上集計結果とを照合すべく旨を指定するための照合モードに対応する照合モードキー78fと、上述した各キーの操作内容を有効にするための確定キー78gとを有している。
【0052】
この内部操作入力部78の所定のキーがON操作された場合には、その操作されたキーに対応する検出信号が、デビット制御部701、集計処理部705あるいは照合処理部706に与えられることになる。
【0053】
この実施の形態1では、指示キー78aと、日計モードキー78b及び月計モードキー78cの何れかのモードキーと、表示モードキー78d及び印刷モードキー78eの何れかのモードキーとが押下され、その後、確定キー78gが押下された場合には、各キー78a〜78eの操作内容が有効化されるように設定されている。また、各キー78a〜78eの押下に加えて、照合モードキー78fが押下され、その後、確定キー78gが押下された場合には、各キー78a〜78fの操作内容が有効化されるように設定されている。
【0054】
指示キー78a、日計モードキー78b、月計モードキー78cが押下され操作内容が有効化された場合には、これらのキーに対応する検出信号が集計処理部705に与えられ、また表示モードキー78d、印刷モードキー78eが押下され操作内容が有効化された場合には、これらのキーに対応する検出信号がデビット制御部701に与えられ、さらに照合モードキー78fが押下され操作内容が有効化された場合には、このキーに対応する検出信号がデビット制御部701及び照合処理部706に与えられる。
【0055】
集計処理部705は、後述する前提条件に従って売上集計処理を実行すると共に、指示キー78a、日計モードキー78b、月計モードキー78cがON操作されたキーに対応する検出信号に基づいて所定の処理を実行する。すなわち、指示キー78a及び日計モードキー78bに対応する検出信号に基づいて、1日分の売上情報を集計し、この売上集計結果をデビット制御部701に与える。一方、指示キー78a及び月計モードキー78cに対応する検出信号に基づいて、1ヶ月分の売上情報を集計し、この売上集計結果をデビット制御部701に与える。
【0056】
デビット制御部701は、表示モードキー78dに対応する検出信号に基づいて、集計処理部705から受け取った売上集計結果と、情報処理センタ1001からの売上集計結果とを比較可能なように、表示部76に表示させる。一方、印刷モードキー78eに対応する検出信号が入力されていた場合には、集計処理部705から受け取った売上集計結果と、情報処理センタ1001からの売上集計結果とを比較可能なように、レシート発行部704からレシートを発行させる。
【0057】
また、デビット制御部701は、表示モードキー78dまたは印刷モードキー78eに対応する検出信号と、照合モードキー78fに対応する検出信号とを入力した場合には、集計処理部705から受け取った売上集計結果と、情報処理センタ1001からの売上集計結果とを、照合処理部706に渡して照合処理を依頼する。そして照合処理部706からの照合結果は、表示モードキー78dまたは印刷モード78eに対する検出信号に応じて、表示部76によって表示されるか、あるいはレシート発行部704からレシート発行される。
【0058】
照合処理部706は、デビット制御部701から渡された2つの売上集計結果を照合し、この照合した結果をデビット制御部701に返す。なお、この照合処理部706による照合については、下記の実施の形態3において詳述する。
【0059】
本実施の形態1では、デビット子機70は、上述したように、内部操作入力部78の各キーの操作(押下)内容に応じて図7に示す内容にしたがった処理(事象内容)を実行するように設定されている。図7は、内部操作入力部78の各キーの操作(押下)応じた事象内容の一例を示している。なお、図7において、記号「○」は該当するキーが押下されたことを示し、また、指示キー78a及び確定キー78gは押下されているものとする。
【0060】
第1通信インタフェース部707はカード発行機40との間でデータの送受信を行う。また、第2通信インタフェース部708は、公衆回線網1000を介してデビットカードシステムの情報処理センタ1001との間でデータの送受信を行う。
【0061】
情報処理センタ1001は、図1に示すように、クリアリングセンタ1011を含むCAFIS(Credit and Finance Information System)ネットワーク1010、並びに利用客の口座を有するデビットカード発行銀行1020、情報処理センタ1001の口座を有する加盟店銀行1040に接続されている。
【0062】
この情報処理センタ1001では、デビット子機70からの決済要求に含まれる各種情報に基づいてCAFISネットワーク1010のクリアリングセンタ1011に決済処理を依頼する。クリアリングセンタ1011は、デビットカード発行銀行(利用客の口座を有する銀行)、加盟店銀行1040(情報処理センタ1001の口座を有する銀行)の間で決済処理を行う。
【0063】
この決済処理には、即時実行が必要な処理と、予め設定した期間(例えば3営業日)の経過後に実施される処理とがある。即時処理が必要な処理としては、例えば、今回の決済要求に応じた金額をデビットカード発行銀行1020において利用客の口座から引き落とす処理がある。この即時処理が終了すると、クリアリングセンタ1011は、直ちに情報処理センタ1001に対して処理が終了した旨の通知を行う。
【0064】
通知を受けた情報処理センタ1001は、この通知に基づき、公衆回線網1000を介して、決済要求を送出したデビット子機70に対して決済終了通知を送信する。なお、即時実行分以外の決済処理は、予め決められた期間(例えば3営業日)の経過後に実施され、上述したクリアリングセンタ1011や情報処理センタ1001のセンタ手数料を差し引いた代金が○○銀行1050が有するカード会社センタ1060の口座に振り込まれる。さらにその後、カード会社と遊技店との取決めに従い、○○銀行1050におけるカード会社センタ1060の口座から△△銀行1070が有する遊技店の口座に対して、最終的に、プリペイドカードの使用度数に基づいて算出される代金が振り込まれることになる。
【0065】
次に、デビット子機70が売上集計処理を実施する際の前提条件について説明する。本実施の形態1では、デビット子機70の集計処理部705は、図示しない内部タイマを有しており、この内部タイマに基づいて、図8に示すように、情報処理センタ1001が売上集計処理を実施する基準とすべく周期に同期して売上集計処理を実施するように設定されている。具体的には、情報処理センタ1001は、図8に示すように、例えばY日の時刻t0(00:00)〜時刻t1(24:00)までの24時間を1周期Tとし、同様に、(Y+1)日の時刻t1(00:00)〜時刻t2(24:00)までの24時間を1周期Tとした場合に、この周期T(1日単位)毎に、この周期内において取引された取引情報(つまり売上情報)の集計処理(つまり売上集計処理)を実施するように設定してある。
【0066】
同様に、集計処理部705も、Y日の時刻t0(00:00)〜時刻t1(24:00)までの24時間を1周期Tとし、同様に、(Y+1)日の時刻t1(00:00)〜時刻t2(24:00)までの24時間を1周期Tとした場合に、この周期T(1日単位)毎に、この周期内において取引された取引情報(つまり売上情報)の集計処理(つまり売上集計処理)を実施するように設定してある。
【0067】
また、図8において、例えば、時刻t0をX月の初日の00:00とし、時刻t1をX月の最終日の24:00とした場合には、周期Tは1ヶ月となり、また、時刻t1を(X+1)月の初日の00:00とし、時刻t2を(X+1)月の最終日の24:00とした場合にも、周期Tは1ヶ月となる。従って、情報処理センタ1001及びデビット子機70(の集計処理部705)において、この周期T(1ヶ月単位)毎に、この周期内において取引された取引情報(つまり売上情報)の集計処理(つまり売上集計処理)を実施することにより、1ヶ月分の集計結果を得ることができる。厳密には、1ヶ月は、28日(又は29日)、30日、31日の何れかであるが、この実施の形態では、周期T(1ヶ月単位)は、その日数には関係なく、1月、2月、・・・、12月などの当月の初日から最終日までの期間を示すものとする。
【0068】
なお、この実施の形態1では、所定の1日における時刻00:00〜時刻24:00までの24時間を1周期Tとした場合に、この1周期T分についての売上集計処理を「1日単位売上集計処理」と定義し、この1日単位売上集計処理により得られた結果を「1日単位売上集計処理結果」と定義する。また、所定の月の1日における時刻00:00〜当該所定の月の最終日における時刻24:00までの1ヶ月を1周期Tとした場合に、この1周期T分についての売上集計処理を「1ヶ月単位売上集計処理」と定義し、この1ヶ月単位売上集計処理された結果を「1ヶ月単位売上集計処理結果」と定義する。
【0069】
因みに、情報処理センタ1001は、所定の周期Tを経過した所定の時点において、定期的に、「1日単位売上集計処理結果」あるいは「1ヶ月単位売上集計処理結果」を、デビット子機70に対して送信するように設定してある。
【0070】
次に、デビット子機70の決済処理について図9を参照して説明する。図9はその決済処理動作を示すフローチャートである。以下においては、デビット決済要求のみが行われ、デビット決済取り消し要求は行われないものとする。
【0071】
デビット子機70では、デビット制御部701は、デビット決済要求があるか否かを判断し(ステップS101)、この要求がある場合には、そのデビット決済要求を情報処理センタ1001に対して送信する(ステップS102)。
【0072】
このデビット決済要求があるか否かの判断は、デビットカード処理部703を通じてデビットカードDCが挿入され、また外部操作入力部77のテンキー77cの操作による暗証番号の入力され、さらに確認キー77aが押下されたか否かに基づいて行われる。また、デビットカードDCが挿入された場合は、そのデビットカードDCのカード情報を読み取り、このカード情報に含まれる口座番号を取得する。さらに、カード発行機40からは、選択スイッチ47における選択されたスイッチを示す選択情報つまり入金金額情報が送信されてくるので、この入金金額情報を取得する。なお、デビット決済要求には、上述した口座番号、暗証番号及び入金金額の各情報が含まれている。
【0073】
情報処理センタ1001では、デビット子機70からの決済要求に含まれる各種情報に基づいてCAFISネットワーク1010のクリアリングセンタ1011に決済処理を依頼する。クリアリングセンタ1011は、デビットカード発行銀行(利用客の口座を有する銀行)120、加盟店銀行1040(情報処理センタ1001の口座を有する銀行)の間で決済処理を行う。クリアリングセンタ1011では、上述した即時処理を実施し、その後、情報処理センタ1001に対して処理が終了した旨の通知を行う。通知を受けた情報処理センタ1001は、この通知に基づき、公衆回線網1000を介して、決済要求を送出したデビット子機70に対して決済終了通知(デビット決済結果)を送信する。
【0074】
デビット制御部701は、情報処理センタ1001からの決済終了通知(デビット決済結果)を受信したか否かを判断し(ステップS103)、決済終了通知を受信した場合には、その決済終了通知に基づいてデビット決済が正常に終了したか否かを判断し(ステップS104)、正常に終了した場合には、この決済終了通知(デビット決済結果)を記憶部702に格納すると共に(ステップS105)、正常終了した旨をカード発行機40に対して送信する。
【0075】
正常終了した旨を受信したカード発行機40においては、上述した選択情報つまり入金金額情報に応じた有価価値(度数)が価値付けされたプリペイドカードが発行されたり、前もって挿入された会員カードやプリペイドカードに該有価価値が価値付けされることになる。
【0076】
上記ステップS105を終了したデビット制御部701は制御権を集計処理部705に渡す。この集計処理部705では、内部タイマ(図示せず)に基づいて、一定のタイミングつまり「当日の24:00」に達したか否かを判断し(ステップS106)、一定のタイミングに達していない場合には、上記ステップS101に戻り、一方、一定のタイミングに達した場合は、「売上集計処理(TOTAL1)」(この処理の詳細については後述する)つまり「1日単位売上集計処理」を実行し(ステップS107)、その後、上記ステップS101に戻る。ステップS101においては、制御権は、集計処理部705からデビット制御部701に渡される。
【0077】
ステップS104において異常終了であると判断したデビット制御部701は、異常処理を実施した後(ステップS108)、上記ステップS101に戻る。ステップS108の異常処理では、例えば、エラー(デビット決済エラー)である旨が表示部76に表示されると共に、レシート発行部704からエラーで旨が印字されたレシートが発行される。
【0078】
上記ステップS101においてデビット決済要求でないと判断したデビット制御部701は、制御権を集計処理部705に渡す。この集計処理部705は、集計処理指示があるか否かを判断し(ステップS109)、指示がない場合には上記ステップS101に戻り、一方、指示がある場合には、「売上集計処理(TOTAL2)」(この処理の詳細については後述する)を実行し(ステップS110)、その後、この処理を終了する。
【0079】
次に、上述した決済処理においてデビット決済が全て正常に終了したものとした場合における売上集計処理に着目して説明する。この場合の売上集計処理を、図10を参照して説明する。図10は、デビット子機70、情報処理センタ1001及び利用客の銀行間で実施される情報の送受信処理手順を示すシーケンス図である。
【0080】
図10において、決済要求#1の「#1」は決済要求が1回目であることを示し、決済結果#1の「#1」は決済要求#1に対する決済結果であることを示すもとする。同様に、例えば、決済要求#120の「#120」は決済要求が120回目であることを示し、決済結果#120の「#120」は決済要求#120に対する決済結果であることを示すもとする。
【0081】
まず、X月Y日の時間00:00を経過した後、デビット子機70に対して決済要求#1があった場合には、上述したようにデビット子機70からの決済要求#1は、公衆回線網1000を介して情報処理センタ1001に送信される。この情報処理センタ1001では、クリアリングセンタ1011に決済処理を依頼する。クリアリングセンタ1011は、デビットカード発行銀行(利用客の口座を有する銀行)1020との間で決済処理を行う。この決済結果#1(決済終了通知)は、デビットカード発行銀行1020からクリアリングセンタ1011を介して、情報処理センタ1001に入力される。情報処理センタ1001では、受け取った決済結果#1を、自己の記憶装置(図示せず)に格納すると共に、公衆回線網1000を介してデビット子機70に対して送信する。デビット子機70では、デビット制御部701が、情報処理センタ1001からの決済結果#1を記憶部702に格納する。以後、デビット子機70に対して決済要求がある毎に、上記同様の決済処理が行われる。
【0082】
そして、X月Y日の時刻24:00に達すると、デビット子機70では、集計処理部705は、記憶部702に格納されているY日(図8の周期Tに相当)分の決済結果を基に「売上集計処理(TOTAL1)」つまり「1日単位売上集計処理」を実施する。この「売上集計処理(TOTAL1)」は、図9に示した決済処理においけるステップS107の「売上集計処理(TOTAL1)」に相当するものである。この「売上集計処理(TOTAL1)」では、具体的は、決済結果#1から決済結果#120までの120の決済結果が集計されることになる。
【0083】
しかし、X月Y日の時刻24:00を経過した後においても、デビット子機70に対して決済要求がある場合には、上述したような決済処理が行われる。ここで、決済要求#121から決済要求#123の3つの決済要求が順次行われると、上述したようにして、これらに対応する決済結果#121〜決済結果#123がデビット子機70に入力されることになる。デビット子機70では、デビット制御部701が決済結果#121〜決済結果#123を順次、記憶部702に格納する。
【0084】
そして、X月(Y+1)日の時刻00:45の時点において、係員が、図7に示した例における事象内容を実施させるべく内部操作入力部78を操作して集計指示を行ったとする。
【0085】
すると、集計処理部705は、記憶部702に記憶されているY日(図8の周期Tに相当)の決済結果、及び(Y+1)日の時刻00:00〜時刻00:45までの時間の間の決済結果に基づいて、「売上集計処理(TOTAL2)」を実施する。この「売上集計処理(TOTAL2)」では、具体的には、決済結果#1から決済結果#123までの123の決済結果が集計されることになる。
【0086】
この実施の形態1では、この「売上集計処理(TOTAL2)」を「日計売上集計処理」と定義し、この「日計売上集計処理」により得られた結果を「日計売上集計処理結果」と定義することとする。
【0087】
ところで、一日単位集計処理結果及び日計売上集計処理結果は、上述した内部操作入力部78のキー78a〜78fの押下状態(図7参照)に応じて、表示部76に表示されるか、あるいはレシート発行部704からレシートとして発行されレシート排出口75から排出される。
【0088】
図11は、表示部76に表示される「日計売上集計処理結果」及び「1日単位売上集計処理結果」の一例を示している。また、図12は、レシート排出口55から排出されるレシートに印字される「日計売上集計処理結果」及び「1日単位売上集計処理結果」の一例を示している。なお、図11および図12において、「日計」の欄の情報が「日計売上集計処理結果」に相当し、「デビット決済集計」の欄の情報が「1日単位売上集計処理結果」に相当する。
【0089】
すなわち、集計処理部705は、係員の集計指示が行われ無くとも、記憶部702の記憶内容に基づいて、集計対象とする所定の周期Tにおいて自局が処理した決済結果の「1日単位売上集計処理」を実施すると共に、記憶部702の記憶内容に基づいて、集計対象とする所定の周期T、及び任意の時点(時刻00:45)を含む今回の周期((Y+1)日に対応する周期T)における起点となる時点(時刻00:00)から当該任意の時点(時刻00:45)までの期間中における自局が処理した決済結果の「日計売上集計処理」を実行する。
【0090】
なお、上述した実施の形態1では、周期Tが1日の場合について説明したが、周期Tが1ヶ月の場合も、上記同様の処理を実施することで「1ヶ月単位売上集計処理結果」及び「月計売上集計処理結果」を求めることができる。
【0091】
また、上述した実施の形態1では、周期Tが1日の場合において、時刻00:00〜時刻24:00までの24時間としたが、本発明はこれに限定されることなく、例えば当日の時刻01:00〜翌日の時刻01:00までの24時間という具合に、周期Tは24時間であれば良い。
【0092】
以上説明したように、実施の形態1によれば、デビット子機70は、情報処理センタ1001から受信した取引情報を記憶しておき、情報処理センタ1001により取引を集計する際の基準時刻に基づいて、記憶した所定の期間の取引情報(1日単位売上集計処理結果)を集計するよう構成したので、情報処理センタ1001による集計処理の結果と同一の集計結果を取得することができる。このため、係員により集計操作がなされる場合のように両者のずれがなくなり、集計作業を迅速かつ効率良くおこなうことが可能になる。
【0093】
なお、デビット子機70によって集計された集計結果(1日単位売上集計処理結果)と情報処理センタ1001から受信した集計結果とを、照合可能に表示形式あるいは印刷形式で出力するようデビット子機70を構成することもできる。これによって、係員が集計結果を対比しつつ、その相違を確認することが可能になる。
【0094】
(実施の形態2)
実施の形態1では、集計処理部705は、一定のタイミングに達した時点で「1日単位売上集計処理」を実施するようにしているが、本発明はこれに限定されることなく、係員による集計処理指示があった後、「1日単位売上集計処理」及び「日計売上集計処理」を実施するようにしても良い。
【0095】
そこで、この実施の形態2では、係員による集計処理指示があった後に、「1日単位売上集計処理」及び「日計売上集計処理」が実施される場合の処理について説明する。なお、この実施の形態2では、図1に示した実施の形態1である遊技システムの構成と同様の構成になっている。
【0096】
この場合、集計処理部705は、内部タイマ(図示せず)を有しているものの、実施の形態1の場合とは異なり、情報処理センタ1001が売上集計処理を実施すべく周期Tに同期して、売上集計処理を実施せず、係員による集計指示があった時点で、「一日単位売上集計処理」及び「日計売上集計処理」を実施するように設定してある。
【0097】
図13に示すように、デビット子機70では、デビット制御部701は、図9に示した第1の実施の形態における処理手順のステップS101〜S105の処理と同様の処理を実施し(ステップS201〜ステップS205)、その後、制御権を集計処理部705に渡す。
【0098】
集計処理部705は、集計処理指示があるか否かを判断し(ステップS206)、指示がない場合には上記ステップS201に戻り、一方、指示がある場合には、「売上集計処理(TOTAL1)」つまり「1日単位売上処理」を実行すると共に(ステップS207)、「売上集計処理(TOTAL2)」つまり「日計売上処理」を実行する(ステップS208)。このステップS208が終了した場合には、この処理が終了する。
【0099】
ステップS201においてデビット決済でないと判断された場合は、ステップS206に進む。この場合は、制御権はデビット制御部701から集計処理部705に渡される。また、ステップS204において決済終了通知が異常終了であると判断したデビット制御部701は、ステップS209を介してステップS201に戻る。
【0100】
次に、上述した決済処理においてデビット決済が全て正常に終了したものととした場合における売上集計処理に着目して説明する。この場合の売上集計処理を、図14を参照して説明する。図14は、デビット子機70、情報処理センタ1001及びデビットカード発行銀行1020の間で実施される情報の送受信処理手順を示すシーケンス図である。
【0101】
この実施の形態2では、図14に示すシーケンス図においては、決済要求#1、・・・、#120、#121、・・・、#123、及び決済結果#1、・・・、#120、#121、・・・、#123は、図10に示した実施の形態1の場合と同様のタイミングで送受信されているものとする。また、係員による集計処理指示を行うタイミング(時点)も、図10に示した実施の形態1の場合と同様に、時刻00:045であるものとする。従って、ここでは、デビット決済に関する情報の送受信処理については省略する。
【0102】
ところで、この実施の形態2では、集計処理部705は、図14に示すように時刻00:00〜時刻24:00(時刻00:00)の間の周期Tの時刻24:00に達した場合であっても、「一日単位売上集計処理」は実施しない。
【0103】
しかし、次の周期Tにおける時刻00:45において、係員による集計指示(具体的には内部操作入力部78の操作)があった場合、集計処理部705は、記憶部702の記憶内容に基づいて、集計対象とする周期T((Y+1)日に対応する周期)において自局が処理した決済結果の集計処理(すなわち「一日単位売上処理」)を実施すると共に、前記集計対象とする周期T、及び任意の時点を含む今回の周期における起点となる時点から当該任意の時点までの期間中における自局が処理した決済結果の集計処理(すなわち「日計売上処理」)を実施する。
【0104】
この例では、「一日単位売上処理」及び「日計売上処理」は、図9に示した実施の形態1の場合と同様の決済結果についての集計処理が実施される。その結果として、一日単位売上集計処理結果及び日計売上集計処理結果は、上述した内部操作入力部78のキー78a〜78fの押下状態(図7参照)に応じて、表示部76に表示されるか(図11参照)、あるいはレシート発行部704からレシートとして発行されレシート排出口75から排出される(図12参照)。
【0105】
なお、上述した実施の形態2では、周期Tが1日の場合について説明したが、周期Tが1ヶ月の場合も、上記同様の処理を実施することで「1ヶ月単位売上集計処理結果」及び「月計売上集計処理結果」を求めることができる。
【0106】
以上説明したように、実施の形態2によれば、上記実施の形態1と同様の作用効果を期待することができる。
【0107】
(実施の形態3)
この実施の形態3では、実施の形態1、2におけるデビット子機70による売上集計処理の結果と、情報処理センタ1001から送信されてくる売上処理結果とに基づく、デビット子機70による所定の処理について説明する。ここでは、「1日単位売上集計処理」及び「日計売上集計処理」が実施される場合の処理について説明する。なお、この実施の形態2では、図1に示した実施の形態1である遊技システムの構成と同様の構成になっている。
【0108】
デビット子機70では、上述した実施の形態1、2の場合と同様にして、「一日単位売上集計処理」及び「日計売上集計処理」が実施され、結果として、上述した実施の形態1、2の場合と同様の「一日単位売上集計処理結果」及び「日計売上集計処理結果」が得られる。
【0109】
一方、情報処理センタ1001は、決済依頼元(遊技店)のデビット子機70から依頼されたデビット決済に関する取引情報(売上情報)を、例えば1日単位で集計し、この売上集計結果を決済依頼元のデビット子機70に送信するように設定してある。
【0110】
そこで、デビット子機70において、デビット制御部701は、集計処理部705から取得した売上集計結果すなわち、「一日単位売上集計処理結果」及び「日計売上集計処理結果」のうち、係員(遊技店)が一日の売上の締めとして集計処理させた結果である「日計売上集計処理結果」を一時的に保持すると共に、情報処理センタ1001から送信される売上集計結果(これは「一日単位集計処理結果」に相当)を取得する。
【0111】
そして、デビット制御部701は、一時的に保持している「日計売上集計処理結果」と、情報処理センタ1001からの売上集計結果(「一日単位集計処理結果」相当)とを比較可能に表示するよう、これらの処理結果を含む表示依頼要求をターミナルコントローラ10に対して送信する。この表示依頼要求は、カード発行機40、島コントローラ60を介してターミナルコントローラ10に入力される。
【0112】
ターミナルコントローラ10では、CPU11が、デビット子機70からの2つの売上処理結果を比較可能に表示部15に表示する。図15は、表示部15に表示される売上処理結果の対比例を示したものである。
【0113】
なお、上記実施の形態3では、デビット子機70では、自己が処理した「日計売上集計処理結果」と、情報処理センタ1001からの売上集計結果(「一日単位集計処理結果」相当)とを比較可能に表示するようにしているが、ターミナルコントローラ10にプリンタを設けて、印刷形式で出力するようにしてもよい。
【0114】
次に、実施の形態3の応用について説明する。この場合、デビット子機70では、デビット制御部701は、上述したようにして取得した「日計売上集計処理結果」と、情報処理センタ1001からの売上集計結果(「一日単位集計処理結果」相当)とを照合するよう、これらの処理結果を含む照合依頼要求を照合処理部706に送出する。この照合依頼要求を受け取った照合処理部706は、受け取った2つの売上処理結果の照合処理を実施し、この照合処理結果つまり相互に一致しない決済結果をデビット制御部701に送出する。
【0115】
デビット制御部701は、照合処理部706からの照合結果を表示するよう、この照合結果を含む表示依頼要求をターミナルコントローラ10に対して送信する。この表示依頼要求は、カード発行機40、島コントローラ60を介してターミナルコントローラ10に入力される。
【0116】
ターミナルコントローラ10では、CPU11が、デビット子機70からの照合結果を表示部15に表示する。図16は、表示部15に表示される照合結果例を示したものである。
【0117】
なお、この実施の形態3では、デビット制御部701は、照合処理部706による照合結果が、デビット子機70の表示部76に表示可能な場合は、表示依頼要求をターミナルコントローラ10に送信することなく、当該照合結果を表示部76に表示するようにしても良い。また、照合処理部706による照合結果を、レシート発行部704によってレシートに印字して出力するようにしてもよいし、ターミナルコントローラ10にプリンタを設けて、印刷形式で出力するようにしてもよい。
【0118】
以上説明したように、実施の形態3によれば、デビット子機70では、自己が処理した「日計売上集計処理結果」と、情報処理センタ1001からの売上集計結果(「一日単位集計処理結果」相当)とを比較可能に、表示形式あるいは印刷形式で出力させるようにしているので(図15参照)、遊技店の係員は、これらの処理結果の異同のチェックを容易に行うことが可能となる。
【0119】
また、実施の形態3によれば、デビット子機70が処理した結果である「日計売上集計処理結果」と、情報処理センタ1001からの売上集計結果(「一日単位集計処理結果」相当)とを照合し、これらの売上集計結果で相互に一致しない決済結果のみを、表示形式あるいは印刷形式で出力させるようにしているので(図16参照)、遊技店の係員は、1日分の売上として締めたデビット決済の取引のうち、2日分に跨って計上している決済結果を容易に認識することができる。
【0120】
(実施の形態4)
上述した実施の形態1〜3では、デビット子機70の集計処理部705は、内部タイマ(図示せず)の計時に基づいて、周期T内において取引された決済結果であるか否かを判断するようにしているが、本発明はこれに限定されることなく、情報処理センタ1001から送信される決済結果を含む電文情報に記録されている決済時間情報に基づいて、周期T内において取引された決済結果であるか否かを判断するようにしても良い。
【0121】
そこで、実施の形態4では、電文情報に記録されている決済時間情報に基づいて、周期T内において取引された決済結果であるいか否かを判定する処理について説明する。なお、この実施の形態4では、図1に示した実施の形態1である遊技システムの構成と同様の構成になっている。
【0122】
図17は、デビット子機70、情報処理センタ1001及び利用客の銀行間で実施される情報の送受信処理手順を示すシーケンス図である。
【0123】
デビット子機70の集計処理部705は、例えば、決済結果#120を含んでいる電文情報に記録されている決済時間情報に基づいて、当該決済結果#120がY日に対応する周期T内(図8参照)において取引されたものであるかを判定する。この場合、利用者の銀行において決済された時間が「23:59:45(23時59分45秒)」を示す旨であった場合には、利用者の銀行の端末からは、この決済時間と、決済結果#120(決済金額、決済された旨などの情報)とがセットされた電文情報が送信されることとなる。この電文情報は、上述したようにクリアリングセンタ1011及び情報処理センタ1001を介して、デビット子機70に入力される。
【0124】
デビット子機70では、デビット制御部701が取得した電文情報を記憶部702に格納する。集計処理部705が、内部タイマの計時を基に周期T分についての「一日単位売上集計処理」を実施するべく、記憶部702を検索した際に、時刻24:00近傍において取引された決済結果については、内部タイマの計時の値を参照せずに、電文情報に記録されている決済時間情報を参照して、当該周期Tにおいて取引されたかを判定する。
【0125】
具体的には、集計処理部705は所定のタイミング「24:00:00(24時00分00秒)」に達した時点で「一日単位売上集計処理」を実施するのであるから、時刻「00:00:30(午前0時0分30秒)に受信された決済結果#120は本来ならば(Y+1)日目において取引されたものとなる。しかし、本実施の形態4では、所定のタイミングから一定時間を経過した時点までの取引については、電文情報に含まれる決済時簡情報を参照するように設定されているので、集計処理部705は、電文情報に含まれる決済時簡情報を参照し、この参照の結果、決済時間は「23:59:45(23時59分45秒)」であると認識して、決済結果#120を、Y日において取引されたものとして売上集計処理を実施する。
【0126】
以上説明したように、実施の形態4によれば、デビット子機70は、電文情報に付加される決済時簡情報の基づいて所定の周期(期間)において取引されたデビット決済分の決済結果であるか否かを判定するようにしているので、一定のタイミング近傍においてデビット決済が行われた場合であっても、実態に即した正確な所定の周期分についての売上集計処理結果を求めることができ、よって、遊技店の係員は、より一層、実態に即した売上を把握することが可能となる。
【0127】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、情報処理センタから受信した取引情報を記憶しておき、情報処理センタにより取引を集計する際の基準時刻に基づいて、記憶した所定の期間の取引情報を集計するよう構成したので、情報処理センタによる集計処理の結果と同一の集計結果を取得することができる。このため、係員により集計操作がなされる場合のように両者のずれがなくなり、集計作業を迅速かつ効率良くおこなうことができる。
【0128】
また、請求項2の発明によれば、集計された集計結果と前記情報処理センタから受信した集計結果とを照合可能に出力するよう構成したので、係員が集計結果を対比しつつ、その相違を確認することができる。
【0129】
また、請求項3の発明によれば、所定の期間は、1日または1月としたので、一日単位または一月単位の集計結果を迅速かつ効率良く照合し、もって照合作業を迅速かつ効率良くおこなうことができる。
【0130】
また、請求項4の発明によれば、情報処理センタから受信した取引情報を記憶しておき、情報処理センタにより取引を集計する際の基準時刻に基づいて、記憶した所定の期間の取引情報を集計するよう構成したので、情報処理センタによる集計処理の結果と同一の集計結果を取得することができる。このため、係員により集計操作がなされる場合のように両者のずれがなくなり、集計作業を迅速かつ効率良くおこなうことができる。
【0131】
また、請求項5の発明によれば、集計された集計結果と前記情報処理センタから受信した集計結果とを照合可能に出力するよう構成したので、係員が集計結果を対比しつつ、その相違を確認することができる。
【0132】
また、請求項6の発明によれば、所定の期間は、1日または1月としたので、一日単位または一月単位の集計結果を迅速かつ効率良く照合し、もって照合作業を迅速かつ効率良くおこなうことができる。
【0133】
また、請求項7の発明によれば、請求項4〜6のいずれか一つに記載された方法をコンピュータに実行させることで、そのプログラムを機械読み取り可能となり、これによって、請求項4〜6のいずれか一つの動作をコンピュータによって実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である遊技システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1におけるターミナルコントローラの内部構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態1におけるターミナルコントローラに格納された度数管理テーブルを示す図である。
【図4】実施の形態1で適用するデビット子機及びカード発行機の外観を示す正面図である。
【図5】実施の形態1におけるカード発行機の内部構成を示すブロック図である。
【図6】実施の形態1におけるデビット子機の内部構成を示すブロック図である。
【図7】実施の形態1における内部操作入力部のキー操作に応じた事象内容の一例を示す図である。
【図8】実施の形態1におけるデビット子機の売上集計処理の前提条件を説明するための図である。
【図9】実施の形態1におけるデビット子機の決済処理の処理動作を示すフローチャートである。
【図10】実施の形態1におけるデビット子機、情報処理センタ及びデビットカード発行銀行の間で実施される情報の送受信処理手順を示すシーケンス図である。
【図11】実施の形態1におけるデビット子機による売上集計処理の結果の表示例を示す図である。
【図12】実施の形態1におけるデビット子機による売上集計処理の結果の印字例を示す図である。
【図13】実施の形態2におけるデビット子機の決済処理の処理動作を示すフローチャートである。
【図14】実施の形態2におけるデビット子機、情報処理センタ及びデビットカード発行銀行の間で実施される情報の送受信処理手順を示すシーケンス図である。
【図15】実施の形態3におけるデビット子機による売上集計処理の結果の表示例を示す図である。
【図16】実施の形態3におけるデビット子機による照合処理の結果の表示例を示す図である。
【図17】実施の形態4におけるデビット子機、情報処理センタ及びデビットカード発行銀行の間で実施される情報の送受信処理手順を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
10 ターミナルコントローラ
11 CPU
12 RAM
13 ROM
14 入力部
15 表示部
16 通信インタフェース部
20 パチンコ機
30 カード処理ユニット
40 カード発行機
44 会員カード挿入/返却口
45 プリペイドカード発行口
46 紙幣挿入/返却口
47 選択スイッチ
48 取消スイッチ
49 表示部
50 カード精算機
60 島コントローラ
70 デビット子機
71 筐体
72 扉体
73 主錠手段
74 デビットカード挿入/返却口
75 レシート排出口
76 表示部
77 外部操作入力部
78 係員モードスイッチ(内部操作入力部)
78a 指示キー
78b 日計モードキー
78c 月計モードキー
78d 表示モードキー
78e 印刷モードキー
78f 照合モードキー
78g 確定キー
701 デビット制御部
702 記憶部
703 デビットカード処理部
704 レシート発行部
705 集計処理部
706 照合処理部
707 第1通信インタフェース部
708 第2通信インタフェース部
1000 公衆回線網
1001 情報処理センタ
1011 CAFISネットワーク
1020 デビットカード発行銀行
1040 加盟店銀行
1050 ○○銀行
1060 カード会社センタ
1061 公衆回線網
1070 △△銀行

Claims (7)

  1. 遊技店の遊技媒体の貸出に関連する取引のデビット決済要求を公衆回線を介して情報処理センタに送信するとともに、該情報処理センタからデビット決済された取引の取引情報並びに該取引情報を所定の期間で集計した集計結果を受信するデビット端末装置であって、
    前記情報処理センタから受信した取引情報を記憶する記憶手段と、
    前記情報処理センタにより取引を集計する際の基準時刻に基づいて、前記記憶手段に記憶した前記所定の期間の取引情報を集計する集計手段と
    を備えたことを特徴とするデビット端末装置。
  2. 前記集計手段により集計された集計結果と前記情報処理センタから受信した集計結果とを照合可能に出力する出力手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のデビット端末装置。
  3. 前記所定の期間は、1日または1月であることを特徴とする請求項1または2に記載のデビット端末装置。
  4. 遊技店の遊技媒体の貸出に関連する取引のデビット決済要求を公衆回線を介して情報処理センタに送信するとともに、該情報処理センタからデビット決済された取引の取引情報並びに該取引情報を所定の期間で集計した集計結果を受信するデビット端末装置のデビット集計方法であって、
    前記情報処理センタから受信した取引情報を記憶する記憶工程と、
    前記情報処理センタにより取引を集計する際の基準時刻に基づいて、前記記憶工程により記憶した前記所定の期間の取引情報を集計する集計工程と
    を含んだことを特徴とするデビット集計方法。
  5. 前記集計工程により集計された集計結果と前記情報処理センタから受信した集計結果とを照合可能に出力する出力工程をさらに含んだことを特徴とする請求項4に記載のデビット集計方法。
  6. 前記所定の期間は、1日または1月であることを特徴とする請求項4または5に記載のデビット集計方法。
  7. 前記請求項4〜6に記載された方法をコンピュータに実行させるプログラム。
JP2001336951A 2001-11-01 2001-11-01 デビット端末装置、デビット集計方法およびプログラム Expired - Fee Related JP3914026B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001336951A JP3914026B2 (ja) 2001-11-01 2001-11-01 デビット端末装置、デビット集計方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001336951A JP3914026B2 (ja) 2001-11-01 2001-11-01 デビット端末装置、デビット集計方法およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003141644A JP2003141644A (ja) 2003-05-16
JP3914026B2 true JP3914026B2 (ja) 2007-05-16

Family

ID=19151690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001336951A Expired - Fee Related JP3914026B2 (ja) 2001-11-01 2001-11-01 デビット端末装置、デビット集計方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3914026B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5140060B2 (ja) * 2009-11-25 2013-02-06 株式会社日立製作所 売上情報管理装置、売上情報管理システム、および売上情報管理方法
CN112579556A (zh) * 2019-09-27 2021-03-30 中兴通讯股份有限公司 日切数据卸载方法、装置、设备及介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003141644A (ja) 2003-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5830227B2 (ja) 代行収納システム及び代行収納方法
JPH07160791A (ja) 公営競技プリペイドカードシステム
JP2011062440A (ja) 貨幣出金装置および貨幣出金システム
JP3914026B2 (ja) デビット端末装置、デビット集計方法およびプログラム
JP4097723B2 (ja) 遊技用システム
JP3503250B2 (ja) 自動販売機
JP3522242B2 (ja) コイン型ic記憶媒体及びコイン型ic記憶媒体を用いる代金支払装置
JP4245396B2 (ja) デビット利用料徴収システム
JP2703940B2 (ja) カード取引処理装置
JP5193688B2 (ja) 両替機システム
JP2003044936A (ja) コイン型ic記憶媒体を用いる代金支払装置
JP3263673B2 (ja) 電子財布システム
JP2003111967A (ja) 遊技媒体貸出システム
JP4097724B2 (ja) 遊技用システム
JP3328650B2 (ja) 電子財布システム
JP2003144737A (ja) 遊技媒体貸出システム
JP3293785B2 (ja) 商取引端末装置
JP3293786B2 (ja) 商取引装置
JP3964115B2 (ja) 遊技用システム
JP2003103015A (ja) 遊技システム
JP2021165954A (ja) 金銭登録機、取引管理システム及びプログラム
JP3293787B2 (ja) キャッシュレス媒体
JP2002282522A (ja) 記録媒体精算装置および遊技場システム
JP2021196715A (ja) 金銭登録機、取引管理システム及びプログラム
JPS60674Y2 (ja) 取引処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041007

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20051213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100209

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140209

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees