JP2003141644A - デビット端末装置、デビット集計方法およびプログラム - Google Patents

デビット端末装置、デビット集計方法およびプログラム

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JP2003141644A JP2001336951A JP2001336951A JP2003141644A JP 2003141644 A JP2003141644 A JP 2003141644A JP 2001336951 A JP2001336951 A JP 2001336951A JP 2001336951 A JP2001336951 A JP 2001336951A JP 2003141644 A JP2003141644 A JP 2003141644A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集計対象の周期(期間)を経過した任意の時
点において売上集計処理の指示があった場合であって
も、正確な売上情報を迅速に把握することができるよう
にすること。 【解決手段】 デビット子機70は、Y日を経過する
と、該Y日において取引された決済処理の決済結果#1
〜#120について集計処理を実施する。さらに、例え
ば、時刻「00:45(午前0時45分)」に集計指示
があった場合、デビット子機70は、該Y日分および時
刻「00:00(午前0時00分)」から時刻「00:
45(午前0時45分)」までの時間において取引され
た決済処理の決済結果#1〜#123について集計処理
を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技店の遊技媒体
の貸出に関連する取引のデビット決済要求を公衆回線を
介して情報処理センタに送信するとともに、該情報処理
センタからデビット決済された取引の取引情報並びに該
取引情報を所定の期間で集計した集計結果を受信するデ
ビット端末装置、デビット集計方法およびプログラムに
関し、特に、情報処理センタから取得したデビット決済
の集計結果の妥当性を遊技店側で正確かつ迅速に把握す
ることができるデビット端末装置、デビット集計方法お
よびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、パチンコ機やパチスロ機等の遊技
機を設置した遊技店で遊技を行う場合には、カード発行
機から一旦記録媒体、例えばプリペイドカードを購入
し、このプリペイドカードに付与された有価価値に応じ
てパチンコ玉やメダル等の遊技媒体を借り受ける方法が
主流である。
【0003】しかし、プリペイドカードを現金でしか購
入できないとすると、たとえ金融機関の預貯金残高を多
く持つ遊技客であっても、手持ちの現金がなくなった時
点で、金融機関に行って預貯金を下ろさねばならないた
め、継続して遊技をすることができなくなる。
【0004】このため、現金でプリペイドカードを購入
するのではなく、従前のデビット決済システムを応用し
てデビットカード(銀行、郵便局などの金融機関が発行
するキャッシュカード)でプリペイドカードを購入でき
るようにすることも考えられる。具体的には、遊技店内
のカード発行機にデビット端末を隣接配置し、このデビ
ット端末を店舗外部の決済センタ(情報処理センタ)と
回線接続して、デビットカードによりプリペイドカード
を購入できるようにすることになる。
【0005】ところで、一般的なデビット決済システム
では、情報処理センタ(決済センタ)が、決済依頼元
(遊技店)のデビット端末から依頼されたデビット決済
に関する取引情報(売上情報)を例えば1日単位で集計
し、この集計結果(売上集計結果)を決済依頼元のデビ
ット端末に送信するようにしている。
【0006】すなわち、情報処理センタは、たとえば午
前0時を基準時刻として、当日の0時から24時(翌日
の0時)までの24時間の間に取引されたデビット決済
を機械的に集計処理して一日分の集計結果を算出するこ
とになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各遊技
店では、1日ごとの集計結果を情報処理センタから受け
取ることができるものの、その集計結果が適切なもので
あるか否かを遊技店側で効率良く調べることができない
という問題がある。
【0008】具体的には、遊技店では、現金の場合と同
様に営業を終了した時点で係員の操作によりデビット決
済の集計をおこなっているが、この係員の操作時点が情
報処理センタの基準時刻である午前0時と異なる場合に
は、係員による集計結果と情報処理センタから受け付け
た集計結果に差異が生ずるため、係員は日をまたがった
チェックをおこなわねばならず、多大の労力を要するこ
とになる。
【0009】特に、現在の多くのパチンコ店のように、
午前10時〜午後11時まで営業する場合ではなく終日
営業をおこなう場合を考えると、かかる差異が大きな問
題となる。また、情報処理センタの基準時刻を午後11
時とすると、やはり両者の差異が大きな問題となる。か
かる差異を営業時間や情報処理センタの基準時刻により
吸収することとしたのでは、将来の営業時間の変更など
が生じた場合に問題が生ずることになる。
【0010】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたものであって、情報処理センタから取得したデ
ビット決済の集計結果の妥当性を遊技店側で正確かつ迅
速に把握することができるデビット端末装置、デビット
集計方法およびプログラムを提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明にかかるデビット
端末装置は、遊技店の遊技媒体の貸出に関連する取引の
デビット決済要求を公衆回線を介して情報処理センタに
送信するとともに、該情報処理センタからデビット決済
された取引の取引情報並びに該取引情報を所定の期間で
集計した集計結果を受信するデビット端末装置であっ
て、前記情報処理センタから受信した取引情報を記憶す
る記憶手段と、前記情報処理センタにより取引を集計す
る際の基準時刻に基づいて、前記記憶手段に記憶した前
記所定の期間の取引情報を集計する集計手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0012】また、請求項2の発明にかかるデビット端
末装置は、請求項1の発明において、前記集計手段によ
り集計された集計結果と前記情報処理センタから受信し
た集計結果とを照合可能に出力する出力手段をさらに備
えたことを特徴とする。
【0013】また、請求項3の発明にかかるデビット端
末装置は、請求項1または2の発明において、前記所定
の期間は、1日または1月であることを特徴とする。
【0014】また、請求項4の発明にかかるデビット集
計方法は、遊技店の遊技媒体の貸出に関連する取引のデ
ビット決済要求を公衆回線を介して情報処理センタに送
信するとともに、該情報処理センタからデビット決済さ
れた取引の取引情報並びに該取引情報を所定の期間で集
計した集計結果を受信するデビット端末装置のデビット
集計方法であって、前記情報処理センタから受信した取
引情報を記憶する記憶工程と、前記情報処理センタによ
り取引を集計する際の基準時刻に基づいて、前記記憶工
程により記憶した前記所定の期間の取引情報を集計する
集計工程とを含んだことを特徴とする。
【0015】また、請求項5の発明にかかるデビット集
計方法は、請求項4の発明において、前記集計工程によ
り集計された集計結果と前記情報処理センタから受信し
た集計結果とを照合可能に出力する出力工程をさらに含
んだことを特徴とする。
【0016】また、請求項6の発明にかかるデビット集
計方法は、請求項4または5の発明において、前記所定
の期間は、1日または1月であることを特徴とする。
【0017】また、請求項7の発明に係るプログラム
は、請求項4〜6のいずれか一つに記載された方法をコ
ンピュータに実行させることで、そのプログラムを機械
読み取り可能となり、これによって、請求項4〜6のい
ずれか一つの動作をコンピュータによって実現すること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかるデビット端末装置、デビット集計方法およ
びプログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0019】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1である遊技システムの概略構成を示すブロック図
である。ここで、本実施の形態の遊技システムでは、記
録媒体として会員カードMC、プリペイドカードPCを
適用する。
【0020】会員カードMCは、住所や氏名等の会員情
報を登録した会員である遊技客に対して遊技店が発行す
る合成樹脂製のカード(JIS2)であり、各種情報が
磁気記録及び印字してある。擬態的には、発行店の識別
情報や会員コード等の会員識別情報が磁気記録してある
と共に、発行した店コード、会員コード等の情報が印字
してあり、記録内容の一部を目視できるようになってい
る。
【0021】一方、プリペイドカードPCとは、遊技客
に対して遊技店が都度発行する紙製などの磁気カードで
あり、各種情報が磁気記録及び印字してある。具体的に
は、発行店の識別情報、カード固有の識別コード、発行
金額、カード種別等が磁気記録してあると共に、発行
店、カード固有識別情報(例えば発行機番号+連番)、
発行金額及び有効期限等が目視できるように印字してあ
る。
【0022】これら会員カードMC及びプリペイドカー
ドPCは、その材質や板厚及び記録内容が相違するもの
の、縦横の寸法が同一であるとともに、各種情報を磁気
記録するための磁気ストライプも同一の位置に設けてあ
る。
【0023】また、会員カードMC、プリペイドカード
PCには、それぞれパチンコ玉を借り受ける際の基準と
なる有価価値、具体的には「度数」と称される有価価値
を付与してある。ここでいう「度数」とは、パチンコ玉
の貸出処理単位であり、所定のレートで設定してある。
一般的には、1度数が100円に対応し(例えば、30
00円のプリペイドカードには、30度数が付与され
る)、1度数でパチンコ玉25個だけ貸し出すように設
定してある。本実施の形態の場合、その度数は、個々の
プリペイドカードには記録せず、後述するターミナルコ
ントローラ10に記憶させてある。
【0024】なお、この実施形態では、会員カードMC
あるいはプリペイドカードPCには、後述するデビット
子機70によるデビット決済により入金された入金金額
に応じた有価価値を価値付けすることができる。
【0025】図1に示すように、本実施の形態の遊技シ
ステムでは、それぞれ「島」と呼ばれるグループごとに
複数のパチンコ機20が並設してあると共に、各島にカ
ード処理ユニット30、カード発行機40、カード精算
機50等の記録媒体処理装置が適宜設けてある。
【0026】パチンコ機20は、パチンコ玉を遊技領域
に発射して利用客が遊技を行う部分である。カード処理
ユニット30は、挿入される会員カードあるいはプリペ
イドカードに関連付けられた度数の残数(以下、残度数
という)を上限とするパチンコ玉の貸し出し処理を主機
能とするものである。このカード処理ユニット30は、
遊技店に設置された複数のパチンコ機20それぞれに対
して1台ずつペアとなるように用意され、パチンコ機2
0の相互間に挟まれる形で設置してある。
【0027】カード発行機40は、現金決済あるいは後
述するデビット子機70によるデビット決済により入金
された場合に、その入金金額に応じた有価価値(度数)
が関連付けられるプリペイドカードの発行処理、並びに
会員カードあるいはプリペイドカードに関連付けられた
度数に対する加算処理を主機能とするものであり、遊技
店に数台ずつ設置してある。遊技客は、カード発行機4
0から発行されたプリペイドカードや、新たな度数が加
算された会員カードあるいはプリペイドカードをカード
処理ユニット30に挿入して、遊技媒体例えばパチンコ
玉を借り受けることで、パチンコ遊技を行うことが可能
となる。カード精算機50は、会員カードあるいはプリ
ペイドカードに関連付けられた有価価値(度数)を現金
として払い戻す処理を主機能とするものである。
【0028】これらのパチンコ機20、カード処理ユニ
ット30、カード発行機40及びカード精算機50は、
各島に設けた島コントローラ60を通じてターミナルコ
ントローラ10と称される管理装置の制御下にある。こ
のターミナルコントローラ10は、遊技店に少なくとも
1台設置してあり、設置した遊技店の統括管理、例えば
カード管理、会員の管理、売上管理等を行うと共に、会
員カードやプリペイドカードに関連付けられた有価価値
に関する情報を記憶管理する部分である。
【0029】デビット子機70(特許請求の範囲に記載
のデビット端末に対応)は、カード発行機40に付設さ
れると共に、公衆回線網1000を介して情報処理セン
タ1001と接続される。このデビット子機70は、公
衆回線網1000を介して情報処理センタ1001との
間で、デビット決済に関する決済情報(この詳細な内容
については後述する)を送受信するように設定してあ
る。
【0030】図2は、ターミナルコントローラ10の内
部構成を示すブロック図である。ターミナルコントロー
ラ10は、CPU11、RAM12、ROM13、入力
部14、表示部15及び通信インタフェース部16を有
している。
【0031】CPU11は、プログラムやデータに基づ
いて各種機能を実現している。例えばプリペイドカード
PCや会員カードMC毎の度数を管理する機能、デビッ
ト子機70からの集計処理結果の表示依頼に基づいてそ
の集計処理結果を表示部15に表示させる機能を有す
る。このような機能を実現するにあたって必要となるプ
ログラム及びデータは、RAM12あるいはROM13
に格納されており、CPU11が必要に応じてこれを読
み出しまたは更新する。
【0032】RAM12は度数管理テーブル120を記
憶している。この度数管理テーブル120の一例を、図
3に示す。図3に示す度数管理テーブル120は、プリ
ペイドカードPCに関する情報を示したものであり、現
金決済分の情報121と、デビット決済分の情報122
とから構成されている。デビット決済分の情報122の
購入度数は、後述するデビット子機70によるデビット
決済により入金された金額相当分の度数(有価価値)を
示すものである。なお、会員カードMCに関する情報に
ついても、上記プリペイドカードPCに関する情報の場
合と同様のフォーマットで管理される。この場合、カー
ド固有識別コードに代替して会員コードが登録されるこ
ととなる。
【0033】次に、カード発行機40及びこれに付設さ
れるデビット子機70について説明する。図4は、本実
施の形態で適用するデビット子機70およびカード発行
機40の外観を示した正面図であり、図5は、カード発
行機40の内部構成を示すブロック図であり、図6はデ
ビット子機70の内部構成を示すブロック図である。
【0034】本実施の形態1では、図4に示すように、
カード発行機40及びデビット子機70を、それぞれ個
別の筐体41、71に別々のユニットとして設けてあ
る。カード発行機40の筐体41及びデビット子機70
の筐体71は、それぞれの前面に開閉可能な扉体42、
72を備えて構成してある。各扉体42、72は、筐体
41、71との間に主錠手段43、73が設けてあり、
閉成した状態で施錠することが可能である。
【0035】次に、図4及び図5を参照しながらカード
発行機40を説明する。カード発行機40は、筐体41
の前面に設けた扉体42に会員カード挿入/返却口4
4、プリペイドカード発行口45、紙幣挿入/返却口4
6、選択スイッチ47、取消スイッチ48、表示部49
及びハンディ収容凹部42aを備えている。
【0036】会員カード挿入/返却口44は、会員カー
ドMCを受け入れてこれを会員カード処理部401に取
り込む一方、会員カード処理部401において所望の処
理を施した後の会員カードMCを返却するための開口で
ある。会員カード処理部401は、取り込んだ会員カー
ドMCに磁気記録されている会員識別情報を読み取り、
その読み取り結果を後述の発行制御部402に与える部
分である。
【0037】プリペイドカード発行口45は、プリペイ
ドカード処理部403で発行処理したプリペイドカード
PCを排出するための開口である。プリペイドカード処
理部403は、例えば、予め装填されたロール紙(図示
せず)を適宜切断・印字・データ処理し、これをプリペ
イドカードPCとして発行する部分である。
【0038】紙幣挿入/返却口46は、紙幣を受け入れ
てこれを紙幣処理部404に取り込む部分である。紙幣
処理部404は、取り込まれた紙幣の金種を識別してそ
の識別結果を後述の発行制御部402に与えると共に、
識別可能な紙幣を金種別に分類して紙幣回収箱405に
収納する一方、識別不能な紙幣を返却するための部分で
ある。
【0039】選択スイッチ47及び取消スイッチ48
は、それぞれ外部操作入力部として設けたもので、利用
客によってON操作された場合に個別の検出信号を後述
の発行制御部402に与える部分である。
【0040】表示部49は、後述の発行制御部402か
ら与えられた入力ガイダンス等の各種情報を表示するた
めの部分であり、例えば液晶表示器によって構成してあ
る。
【0041】ハンディ収容凹部42aは、補助扉体42
bによって開閉可能、かつ扉体42の主錠手段43とは
個別の補助錠手段42cによって施錠可能な凹所であ
る。この補助錠手段42cには、施錠状態にあるか否か
を検出すると共に、その検出結果を常時、発行制御部4
02に与える施錠検出センサ406を設けてある。上記
ハンディ収容凹部42aには、ハンディ端末入力機40
7を設けてある。
【0042】ハンディ端末入力機407は、各種機能ス
イッチやテンキースイッチを備えて構成したもので、内
部操作入力として機能する。このハンディ端末入力機4
07の各種機能スイッチやテンキーがON操作された場
合には、上述した選択スイッチ47や取消スイッチ48
と同様に、それぞれ個別の検出信号が後述の発行制御部
402に与えられることになる。
【0043】発行制御部402は、予め与えられたプロ
グラムや会員カード処理部401、紙幣処理部404、
選択スイッチ47、取消スイッチ48、施錠検出センサ
406及びハンディ端末入力機407から与えられた情
報に基づいて各部の制御を行うための部分である。
【0044】この発行制御部402は、第1通信インタ
フェース部408及び第2通信インタフェース部409
を通じて外部と適宜情報交換することが可能である。本
実施の形態では、第1通信インタフェース部408が、
後述する島コントローラ60を介してターミナルコント
ローラ10に接続してある一方、第2通信インタフェー
ス部409が、デビット子機70に接続してある。
【0045】次に、図4及び図6を参照しながらデビッ
ト子機70を説明する。デビット子機70は、外観的に
は、図4に示すように、筐体71の前面に設けた扉体7
2にデビットカード挿入/返却口74、レシート排出口
75、表示部76及び外部操作入力部77を備えている
と共に、扉体72を開成した場合に露出する部分に内部
操作入力部78を備えている。また、デビット子機70
は、プログラムやデータに基づいて各種機能を遂行する
ために必要な内部構成として、図6に示すように、デビ
ット制御部701、記憶部702、デビットカード処理
部703、レシート発行部704、集計処理部705、
照合処理部706、第1通信インタフェース部707及
び第2通信インタフェース部708を備えている。
【0046】デビット制御部701は、記憶部702に
格納されているプログラムやデータに基づいて各種機能
を実行するものである。また、デビット制御部701
は、デビットカード処理部703、外部操作入力部77
及び内部操作入力部78から与えられた情報に基づいて
各部の制御を行う。例えば、デビットカード処理部70
3による処理内容及び外部操作入力部77の操作内容に
応じてデビット決済処理を実行する機能を有している。
また、デビット制御部701は、第1通信インタフェー
ス部707及び第2通信インタフェース部708を介し
て外部と適宜情報交換することが可能である。
【0047】デビットカード挿入/返却口74は、デビ
ットカードDCを受け入れてこれをデビットカード処理
部703に取り込む一方、デビットカード処理部703
において所望の処理を施した後のデビットカードDCを
返却するための開口である。デビットカード処理部70
3は、取り込んだデビットカードDCに磁気記録されて
いる情報を読み取り、その読み取り結果を後述のデビッ
ト制御部701に与える部分である。
【0048】レシート排出口75は、レシート発行部7
04において印字処理されたレシートRCを排出するた
めの開口である。レシート発行部704は、後述のデビ
ット制御部701から与えられた情報をレシートRCと
して印字出力するための部分である。例えば、デビット
決済による取引が行われた場合には、該取引の明細書が
印字出力される。更には、所定の操作に基づいて、日計
集計あるいは月計集計された売上処理結果が印字出力さ
れる。
【0049】表示部76は、後述のデビット制御部70
1から与えられた入力ガイダンスや設定ガイダンス等の
各種情報を表示するための部分であり、例えば液晶表示
器によって構成してある。例えば、日計集計あるいは月
計集計された売上処理結果がディスプレイ表示される。
【0050】外部操作入力部77は、確認キー77aや
取消スイッチ77b等の各種機能スイッチ、さらにはデ
ビットカードDCの暗証番号を入力するためのテンキー
77cを備えて構成したものである。この外部操作入力
部77の所定のキーがON操作された場合には、その操
作されたキーに対応する検出信号が後述のデビット制御
部701に与えられることになる。
【0051】内部操作入力部78は、集計処理すべき旨
を指示するための指示キー78aと、売上情報を集計さ
せる際に、日計集計か月計集計かを指定するための日計
処理モード及び月計処理モードに対応する日計モードキ
ー78b、月計モードキー78cと、集計処理結果を出
力させる際に、表示か印刷かを指定するための表示モー
ド及び印刷モードに対応する表示モードキー78d、印
刷モードキー78eと、後述する情報処理センタ100
1で集計した売上集計結果と、自局(デビット子機7
0)で集計した売上集計結果とを照合すべく旨を指定す
るための照合モードに対応する照合モードキー78f
と、上述した各キーの操作内容を有効にするための確定
キー78gとを有している。
【0052】この内部操作入力部78の所定のキーがO
N操作された場合には、その操作されたキーに対応する
検出信号が、デビット制御部701、集計処理部705
あるいは照合処理部706に与えられることになる。
【0053】この実施の形態1では、指示キー78a
と、日計モードキー78b及び月計モードキー78cの
何れかのモードキーと、表示モードキー78d及び印刷
モードキー78eの何れかのモードキーとが押下され、
その後、確定キー78gが押下された場合には、各キー
78a〜78eの操作内容が有効化されるように設定さ
れている。また、各キー78a〜78eの押下に加え
て、照合モードキー78fが押下され、その後、確定キ
ー78gが押下された場合には、各キー78a〜78f
の操作内容が有効化されるように設定されている。
【0054】指示キー78a、日計モードキー78b、
月計モードキー78cが押下され操作内容が有効化され
た場合には、これらのキーに対応する検出信号が集計処
理部705に与えられ、また表示モードキー78d、印
刷モードキー78eが押下され操作内容が有効化された
場合には、これらのキーに対応する検出信号がデビット
制御部701に与えられ、さらに照合モードキー78f
が押下され操作内容が有効化された場合には、このキー
に対応する検出信号がデビット制御部701及び照合処
理部706に与えられる。
【0055】集計処理部705は、後述する前提条件に
従って売上集計処理を実行すると共に、指示キー78
a、日計モードキー78b、月計モードキー78cがO
N操作されたキーに対応する検出信号に基づいて所定の
処理を実行する。すなわち、指示キー78a及び日計モ
ードキー78bに対応する検出信号に基づいて、1日分
の売上情報を集計し、この売上集計結果をデビット制御
部701に与える。一方、指示キー78a及び月計モー
ドキー78cに対応する検出信号に基づいて、1ヶ月分
の売上情報を集計し、この売上集計結果をデビット制御
部701に与える。
【0056】デビット制御部701は、表示モードキー
78dに対応する検出信号に基づいて、集計処理部70
5から受け取った売上集計結果と、情報処理センタ10
01からの売上集計結果とを比較可能なように、表示部
76に表示させる。一方、印刷モードキー78eに対応
する検出信号が入力されていた場合には、集計処理部7
05から受け取った売上集計結果と、情報処理センタ1
001からの売上集計結果とを比較可能なように、レシ
ート発行部704からレシートを発行させる。
【0057】また、デビット制御部701は、表示モー
ドキー78dまたは印刷モードキー78eに対応する検
出信号と、照合モードキー78fに対応する検出信号と
を入力した場合には、集計処理部705から受け取った
売上集計結果と、情報処理センタ1001からの売上集
計結果とを、照合処理部706に渡して照合処理を依頼
する。そして照合処理部706からの照合結果は、表示
モードキー78dまたは印刷モード78eに対する検出
信号に応じて、表示部76によって表示されるか、ある
いはレシート発行部704からレシート発行される。
【0058】照合処理部706は、デビット制御部70
1から渡された2つの売上集計結果を照合し、この照合
した結果をデビット制御部701に返す。なお、この照
合処理部706による照合については、下記の実施の形
態3において詳述する。
【0059】本実施の形態1では、デビット子機70
は、上述したように、内部操作入力部78の各キーの操
作(押下)内容に応じて図7に示す内容にしたがった処
理(事象内容)を実行するように設定されている。図7
は、内部操作入力部78の各キーの操作(押下)応じた
事象内容の一例を示している。なお、図7において、記
号「○」は該当するキーが押下されたことを示し、ま
た、指示キー78a及び確定キー78gは押下されてい
るものとする。
【0060】第1通信インタフェース部707はカード
発行機40との間でデータの送受信を行う。また、第2
通信インタフェース部708は、公衆回線網1000を
介してデビットカードシステムの情報処理センタ100
1との間でデータの送受信を行う。
【0061】情報処理センタ1001は、図1に示すよ
うに、クリアリングセンタ1011を含むCAFIS
(Credit and Finance Information System)ネットワ
ーク1010、並びに利用客の口座を有するデビットカ
ード発行銀行1020、情報処理センタ1001の口座
を有する加盟店銀行1040に接続されている。
【0062】この情報処理センタ1001では、デビッ
ト子機70からの決済要求に含まれる各種情報に基づい
てCAFISネットワーク1010のクリアリングセン
タ1011に決済処理を依頼する。クリアリングセンタ
1011は、デビットカード発行銀行(利用客の口座を
有する銀行)、加盟店銀行1040(情報処理センタ1
001の口座を有する銀行)の間で決済処理を行う。
【0063】この決済処理には、即時実行が必要な処理
と、予め設定した期間(例えば3営業日)の経過後に実
施される処理とがある。即時処理が必要な処理として
は、例えば、今回の決済要求に応じた金額をデビットカ
ード発行銀行1020において利用客の口座から引き落
とす処理がある。この即時処理が終了すると、クリアリ
ングセンタ1011は、直ちに情報処理センタ1001
に対して処理が終了した旨の通知を行う。
【0064】通知を受けた情報処理センタ1001は、
この通知に基づき、公衆回線網1000を介して、決済
要求を送出したデビット子機70に対して決済終了通知
を送信する。なお、即時実行分以外の決済処理は、予め
決められた期間(例えば3営業日)の経過後に実施さ
れ、上述したクリアリングセンタ1011や情報処理セ
ンタ1001のセンタ手数料を差し引いた代金が○○銀
行1050が有するカード会社センタ1060の口座に
振り込まれる。さらにその後、カード会社と遊技店との
取決めに従い、○○銀行1050におけるカード会社セ
ンタ1060の口座から△△銀行1070が有する遊技
店の口座に対して、最終的に、プリペイドカードの使用
度数に基づいて算出される代金が振り込まれることにな
る。
【0065】次に、デビット子機70が売上集計処理を
実施する際の前提条件について説明する。本実施の形態
1では、デビット子機70の集計処理部705は、図示
しない内部タイマを有しており、この内部タイマに基づ
いて、図8に示すように、情報処理センタ1001が売
上集計処理を実施する基準とすべく周期に同期して売上
集計処理を実施するように設定されている。具体的に
は、情報処理センタ1001は、図8に示すように、例
えばY日の時刻t0(00:00)〜時刻t1(24:
00)までの24時間を1周期Tとし、同様に、(Y+
1)日の時刻t1(00:00)〜時刻t2(24:0
0)までの24時間を1周期Tとした場合に、この周期
T(1日単位)毎に、この周期内において取引された取
引情報(つまり売上情報)の集計処理(つまり売上集計
処理)を実施するように設定してある。
【0066】同様に、集計処理部705も、Y日の時刻
t0(00:00)〜時刻t1(24:00)までの2
4時間を1周期Tとし、同様に、(Y+1)日の時刻t
1(00:00)〜時刻t2(24:00)までの24
時間を1周期Tとした場合に、この周期T(1日単位)
毎に、この周期内において取引された取引情報(つまり
売上情報)の集計処理(つまり売上集計処理)を実施す
るように設定してある。
【0067】また、図8において、例えば、時刻t0を
X月の初日の00:00とし、時刻t1をX月の最終日
の24:00とした場合には、周期Tは1ヶ月となり、
また、時刻t1を(X+1)月の初日の00:00と
し、時刻t2を(X+1)月の最終日の24:00とし
た場合にも、周期Tは1ヶ月となる。従って、情報処理
センタ1001及びデビット子機70(の集計処理部7
05)において、この周期T(1ヶ月単位)毎に、この
周期内において取引された取引情報(つまり売上情報)
の集計処理(つまり売上集計処理)を実施することによ
り、1ヶ月分の集計結果を得ることができる。厳密に
は、1ヶ月は、28日(又は29日)、30日、31日
の何れかであるが、この実施の形態では、周期T(1ヶ
月単位)は、その日数には関係なく、1月、2月、・・
・、12月などの当月の初日から最終日までの期間を示
すものとする。
【0068】なお、この実施の形態1では、所定の1日
における時刻00:00〜時刻24:00までの24時
間を1周期Tとした場合に、この1周期T分についての
売上集計処理を「1日単位売上集計処理」と定義し、こ
の1日単位売上集計処理により得られた結果を「1日単
位売上集計処理結果」と定義する。また、所定の月の1
日における時刻00:00〜当該所定の月の最終日にお
ける時刻24:00までの1ヶ月を1周期Tとした場合
に、この1周期T分についての売上集計処理を「1ヶ月
単位売上集計処理」と定義し、この1ヶ月単位売上集計
処理された結果を「1ヶ月単位売上集計処理結果」と定
義する。
【0069】因みに、情報処理センタ1001は、所定
の周期Tを経過した所定の時点において、定期的に、
「1日単位売上集計処理結果」あるいは「1ヶ月単位売
上集計処理結果」を、デビット子機70に対して送信す
るように設定してある。
【0070】次に、デビット子機70の決済処理につい
て図9を参照して説明する。図9はその決済処理動作を
示すフローチャートである。以下においては、デビット
決済要求のみが行われ、デビット決済取り消し要求は行
われないものとする。
【0071】デビット子機70では、デビット制御部7
01は、デビット決済要求があるか否かを判断し(ステ
ップS101)、この要求がある場合には、そのデビッ
ト決済要求を情報処理センタ1001に対して送信する
(ステップS102)。
【0072】このデビット決済要求があるか否かの判断
は、デビットカード処理部703を通じてデビットカー
ドDCが挿入され、また外部操作入力部77のテンキー
77cの操作による暗証番号の入力され、さらに確認キ
ー77aが押下されたか否かに基づいて行われる。ま
た、デビットカードDCが挿入された場合は、そのデビ
ットカードDCのカード情報を読み取り、このカード情
報に含まれる口座番号を取得する。さらに、カード発行
機40からは、選択スイッチ47における選択されたス
イッチを示す選択情報つまり入金金額情報が送信されて
くるので、この入金金額情報を取得する。なお、デビッ
ト決済要求には、上述した口座番号、暗証番号及び入金
金額の各情報が含まれている。
【0073】情報処理センタ1001では、デビット子
機70からの決済要求に含まれる各種情報に基づいてC
AFISネットワーク1010のクリアリングセンタ1
011に決済処理を依頼する。クリアリングセンタ10
11は、デビットカード発行銀行(利用客の口座を有す
る銀行)120、加盟店銀行1040(情報処理センタ
1001の口座を有する銀行)の間で決済処理を行う。
クリアリングセンタ1011では、上述した即時処理を
実施し、その後、情報処理センタ1001に対して処理
が終了した旨の通知を行う。通知を受けた情報処理セン
タ1001は、この通知に基づき、公衆回線網1000
を介して、決済要求を送出したデビット子機70に対し
て決済終了通知(デビット決済結果)を送信する。
【0074】デビット制御部701は、情報処理センタ
1001からの決済終了通知(デビット決済結果)を受
信したか否かを判断し(ステップS103)、決済終了
通知を受信した場合には、その決済終了通知に基づいて
デビット決済が正常に終了したか否かを判断し(ステッ
プS104)、正常に終了した場合には、この決済終了
通知(デビット決済結果)を記憶部702に格納すると
共に(ステップS105)、正常終了した旨をカード発
行機40に対して送信する。
【0075】正常終了した旨を受信したカード発行機4
0においては、上述した選択情報つまり入金金額情報に
応じた有価価値(度数)が価値付けされたプリペイドカ
ードが発行されたり、前もって挿入された会員カードや
プリペイドカードに該有価価値が価値付けされることに
なる。
【0076】上記ステップS105を終了したデビット
制御部701は制御権を集計処理部705に渡す。この
集計処理部705では、内部タイマ(図示せず)に基づ
いて、一定のタイミングつまり「当日の24:00」に
達したか否かを判断し(ステップS106)、一定のタ
イミングに達していない場合には、上記ステップS10
1に戻り、一方、一定のタイミングに達した場合は、
「売上集計処理(TOTAL1)」(この処理の詳細に
ついては後述する)つまり「1日単位売上集計処理」を
実行し(ステップS107)、その後、上記ステップS
101に戻る。ステップS101においては、制御権
は、集計処理部705からデビット制御部701に渡さ
れる。
【0077】ステップS104において異常終了である
と判断したデビット制御部701は、異常処理を実施し
た後(ステップS108)、上記ステップS101に戻
る。ステップS108の異常処理では、例えば、エラー
(デビット決済エラー)である旨が表示部76に表示さ
れると共に、レシート発行部704からエラーで旨が印
字されたレシートが発行される。
【0078】上記ステップS101においてデビット決
済要求でないと判断したデビット制御部701は、制御
権を集計処理部705に渡す。この集計処理部705
は、集計処理指示があるか否かを判断し(ステップS1
09)、指示がない場合には上記ステップS101に戻
り、一方、指示がある場合には、「売上集計処理(TO
TAL2)」(この処理の詳細については後述する)を
実行し(ステップS110)、その後、この処理を終了
する。
【0079】次に、上述した決済処理においてデビット
決済が全て正常に終了したものとした場合における売上
集計処理に着目して説明する。この場合の売上集計処理
を、図10を参照して説明する。図10は、デビット子
機70、情報処理センタ1001及び利用客の銀行間で
実施される情報の送受信処理手順を示すシーケンス図で
ある。
【0080】図10において、決済要求#1の「#1」
は決済要求が1回目であることを示し、決済結果#1の
「#1」は決済要求#1に対する決済結果であることを
示すもとする。同様に、例えば、決済要求#120の
「#120」は決済要求が120回目であることを示
し、決済結果#120の「#120」は決済要求#12
0に対する決済結果であることを示すもとする。
【0081】まず、X月Y日の時間00:00を経過し
た後、デビット子機70に対して決済要求#1があった
場合には、上述したようにデビット子機70からの決済
要求#1は、公衆回線網1000を介して情報処理セン
タ1001に送信される。この情報処理センタ1001
では、クリアリングセンタ1011に決済処理を依頼す
る。クリアリングセンタ1011は、デビットカード発
行銀行(利用客の口座を有する銀行)1020との間で
決済処理を行う。この決済結果#1(決済終了通知)
は、デビットカード発行銀行1020からクリアリング
センタ1011を介して、情報処理センタ1001に入
力される。情報処理センタ1001では、受け取った決
済結果#1を、自己の記憶装置(図示せず)に格納する
と共に、公衆回線網1000を介してデビット子機70
に対して送信する。デビット子機70では、デビット制
御部701が、情報処理センタ1001からの決済結果
#1を記憶部702に格納する。以後、デビット子機7
0に対して決済要求がある毎に、上記同様の決済処理が
行われる。
【0082】そして、X月Y日の時刻24:00に達す
ると、デビット子機70では、集計処理部705は、記
憶部702に格納されているY日(図8の周期Tに相
当)分の決済結果を基に「売上集計処理(TOTAL
1)」つまり「1日単位売上集計処理」を実施する。こ
の「売上集計処理(TOTAL1)」は、図9に示した
決済処理においけるステップS107の「売上集計処理
(TOTAL1)」に相当するものである。この「売上
集計処理(TOTAL1)」では、具体的は、決済結果
#1から決済結果#120までの120の決済結果が集
計されることになる。
【0083】しかし、X月Y日の時刻24:00を経過
した後においても、デビット子機70に対して決済要求
がある場合には、上述したような決済処理が行われる。
ここで、決済要求#121から決済要求#123の3つ
の決済要求が順次行われると、上述したようにして、こ
れらに対応する決済結果#121〜決済結果#123が
デビット子機70に入力されることになる。デビット子
機70では、デビット制御部701が決済結果#121
〜決済結果#123を順次、記憶部702に格納する。
【0084】そして、X月(Y+1)日の時刻00:4
5の時点において、係員が、図7に示した例における事
象内容を実施させるべく内部操作入力部78を操作して
集計指示を行ったとする。
【0085】すると、集計処理部705は、記憶部70
2に記憶されているY日(図8の周期Tに相当)の決済
結果、及び(Y+1)日の時刻00:00〜時刻00:
45までの時間の間の決済結果に基づいて、「売上集計
処理(TOTAL2)」を実施する。この「売上集計処
理(TOTAL2)」では、具体的には、決済結果#1
から決済結果#123までの123の決済結果が集計さ
れることになる。
【0086】この実施の形態1では、この「売上集計処
理(TOTAL2)」を「日計売上集計処理」と定義
し、この「日計売上集計処理」により得られた結果を
「日計売上集計処理結果」と定義することとする。
【0087】ところで、一日単位集計処理結果及び日計
売上集計処理結果は、上述した内部操作入力部78のキ
ー78a〜78fの押下状態(図7参照)に応じて、表
示部76に表示されるか、あるいはレシート発行部70
4からレシートとして発行されレシート排出口75から
排出される。
【0088】図11は、表示部76に表示される「日計
売上集計処理結果」及び「1日単位売上集計処理結果」
の一例を示している。また、図12は、レシート排出口
55から排出されるレシートに印字される「日計売上集
計処理結果」及び「1日単位売上集計処理結果」の一例
を示している。なお、図11および図12において、
「日計」の欄の情報が「日計売上集計処理結果」に相当
し、「デビット決済集計」の欄の情報が「1日単位売上
集計処理結果」に相当する。
【0089】すなわち、集計処理部705は、係員の集
計指示が行われ無くとも、記憶部702の記憶内容に基
づいて、集計対象とする所定の周期Tにおいて自局が処
理した決済結果の「1日単位売上集計処理」を実施する
と共に、記憶部702の記憶内容に基づいて、集計対象
とする所定の周期T、及び任意の時点(時刻00:4
5)を含む今回の周期((Y+1)日に対応する周期
T)における起点となる時点(時刻00:00)から当
該任意の時点(時刻00:45)までの期間中における
自局が処理した決済結果の「日計売上集計処理」を実行
する。
【0090】なお、上述した実施の形態1では、周期T
が1日の場合について説明したが、周期Tが1ヶ月の場
合も、上記同様の処理を実施することで「1ヶ月単位売
上集計処理結果」及び「月計売上集計処理結果」を求め
ることができる。
【0091】また、上述した実施の形態1では、周期T
が1日の場合において、時刻00:00〜時刻24:0
0までの24時間としたが、本発明はこれに限定される
ことなく、例えば当日の時刻01:00〜翌日の時刻0
1:00までの24時間という具合に、周期Tは24時
間であれば良い。
【0092】以上説明したように、実施の形態1によれ
ば、デビット子機70は、情報処理センタ1001から
受信した取引情報を記憶しておき、情報処理センタ10
01により取引を集計する際の基準時刻に基づいて、記
憶した所定の期間の取引情報(1日単位売上集計処理結
果)を集計するよう構成したので、情報処理センタ10
01による集計処理の結果と同一の集計結果を取得する
ことができる。このため、係員により集計操作がなされ
る場合のように両者のずれがなくなり、集計作業を迅速
かつ効率良くおこなうことが可能になる。
【0093】なお、デビット子機70によって集計され
た集計結果(1日単位売上集計処理結果)と情報処理セ
ンタ1001から受信した集計結果とを、照合可能に表
示形式あるいは印刷形式で出力するようデビット子機7
0を構成することもできる。これによって、係員が集計
結果を対比しつつ、その相違を確認することが可能にな
る。
【0094】(実施の形態2)実施の形態1では、集計
処理部705は、一定のタイミングに達した時点で「1
日単位売上集計処理」を実施するようにしているが、本
発明はこれに限定されることなく、係員による集計処理
指示があった後、「1日単位売上集計処理」及び「日計
売上集計処理」を実施するようにしても良い。
【0095】そこで、この実施の形態2では、係員によ
る集計処理指示があった後に、「1日単位売上集計処
理」及び「日計売上集計処理」が実施される場合の処理
について説明する。なお、この実施の形態2では、図1
に示した実施の形態1である遊技システムの構成と同様
の構成になっている。
【0096】この場合、集計処理部705は、内部タイ
マ(図示せず)を有しているものの、実施の形態1の場
合とは異なり、情報処理センタ1001が売上集計処理
を実施すべく周期Tに同期して、売上集計処理を実施せ
ず、係員による集計指示があった時点で、「一日単位売
上集計処理」及び「日計売上集計処理」を実施するよう
に設定してある。
【0097】図13に示すように、デビット子機70で
は、デビット制御部701は、図9に示した第1の実施
の形態における処理手順のステップS101〜S105
の処理と同様の処理を実施し(ステップS201〜ステ
ップS205)、その後、制御権を集計処理部705に
渡す。
【0098】集計処理部705は、集計処理指示がある
か否かを判断し(ステップS206)、指示がない場合
には上記ステップS201に戻り、一方、指示がある場
合には、「売上集計処理(TOTAL1)」つまり「1
日単位売上処理」を実行すると共に(ステップS20
7)、「売上集計処理(TOTAL2)」つまり「日計
売上処理」を実行する(ステップS208)。このステ
ップS208が終了した場合には、この処理が終了す
る。
【0099】ステップS201においてデビット決済で
ないと判断された場合は、ステップS206に進む。こ
の場合は、制御権はデビット制御部701から集計処理
部705に渡される。また、ステップS204において
決済終了通知が異常終了であると判断したデビット制御
部701は、ステップS209を介してステップS20
1に戻る。
【0100】次に、上述した決済処理においてデビット
決済が全て正常に終了したものととした場合における売
上集計処理に着目して説明する。この場合の売上集計処
理を、図14を参照して説明する。図14は、デビット
子機70、情報処理センタ1001及びデビットカード
発行銀行1020の間で実施される情報の送受信処理手
順を示すシーケンス図である。
【0101】この実施の形態2では、図14に示すシー
ケンス図においては、決済要求#1、・・・、#12
0、#121、・・・、#123、及び決済結果#1、
・・・、#120、#121、・・・、#123は、図
10に示した実施の形態1の場合と同様のタイミングで
送受信されているものとする。また、係員による集計処
理指示を行うタイミング(時点)も、図10に示した実
施の形態1の場合と同様に、時刻00:045であるも
のとする。従って、ここでは、デビット決済に関する情
報の送受信処理については省略する。
【0102】ところで、この実施の形態2では、集計処
理部705は、図14に示すように時刻00:00〜時
刻24:00(時刻00:00)の間の周期Tの時刻2
4:00に達した場合であっても、「一日単位売上集計
処理」は実施しない。
【0103】しかし、次の周期Tにおける時刻00:4
5において、係員による集計指示(具体的には内部操作
入力部78の操作)があった場合、集計処理部705
は、記憶部702の記憶内容に基づいて、集計対象とす
る周期T((Y+1)日に対応する周期)において自局
が処理した決済結果の集計処理(すなわち「一日単位売
上処理」)を実施すると共に、前記集計対象とする周期
T、及び任意の時点を含む今回の周期における起点とな
る時点から当該任意の時点までの期間中における自局が
処理した決済結果の集計処理(すなわち「日計売上処
理」)を実施する。
【0104】この例では、「一日単位売上処理」及び
「日計売上処理」は、図9に示した実施の形態1の場合
と同様の決済結果についての集計処理が実施される。そ
の結果として、一日単位売上集計処理結果及び日計売上
集計処理結果は、上述した内部操作入力部78のキー7
8a〜78fの押下状態(図7参照)に応じて、表示部
76に表示されるか(図11参照)、あるいはレシート
発行部704からレシートとして発行されレシート排出
口75から排出される(図12参照)。
【0105】なお、上述した実施の形態2では、周期T
が1日の場合について説明したが、周期Tが1ヶ月の場
合も、上記同様の処理を実施することで「1ヶ月単位売
上集計処理結果」及び「月計売上集計処理結果」を求め
ることができる。
【0106】以上説明したように、実施の形態2によれ
ば、上記実施の形態1と同様の作用効果を期待すること
ができる。
【0107】(実施の形態3)この実施の形態3では、
実施の形態1、2におけるデビット子機70による売上
集計処理の結果と、情報処理センタ1001から送信さ
れてくる売上処理結果とに基づく、デビット子機70に
よる所定の処理について説明する。ここでは、「1日単
位売上集計処理」及び「日計売上集計処理」が実施され
る場合の処理について説明する。なお、この実施の形態
2では、図1に示した実施の形態1である遊技システム
の構成と同様の構成になっている。
【0108】デビット子機70では、上述した実施の形
態1、2の場合と同様にして、「一日単位売上集計処
理」及び「日計売上集計処理」が実施され、結果とし
て、上述した実施の形態1、2の場合と同様の「一日単
位売上集計処理結果」及び「日計売上集計処理結果」が
得られる。
【0109】一方、情報処理センタ1001は、決済依
頼元(遊技店)のデビット子機70から依頼されたデビ
ット決済に関する取引情報(売上情報)を、例えば1日
単位で集計し、この売上集計結果を決済依頼元のデビッ
ト子機70に送信するように設定してある。
【0110】そこで、デビット子機70において、デビ
ット制御部701は、集計処理部705から取得した売
上集計結果すなわち、「一日単位売上集計処理結果」及
び「日計売上集計処理結果」のうち、係員(遊技店)が
一日の売上の締めとして集計処理させた結果である「日
計売上集計処理結果」を一時的に保持すると共に、情報
処理センタ1001から送信される売上集計結果(これ
は「一日単位集計処理結果」に相当)を取得する。
【0111】そして、デビット制御部701は、一時的
に保持している「日計売上集計処理結果」と、情報処理
センタ1001からの売上集計結果(「一日単位集計処
理結果」相当)とを比較可能に表示するよう、これらの
処理結果を含む表示依頼要求をターミナルコントローラ
10に対して送信する。この表示依頼要求は、カード発
行機40、島コントローラ60を介してターミナルコン
トローラ10に入力される。
【0112】ターミナルコントローラ10では、CPU
11が、デビット子機70からの2つの売上処理結果を
比較可能に表示部15に表示する。図15は、表示部1
5に表示される売上処理結果の対比例を示したものであ
る。
【0113】なお、上記実施の形態3では、デビット子
機70では、自己が処理した「日計売上集計処理結果」
と、情報処理センタ1001からの売上集計結果(「一
日単位集計処理結果」相当)とを比較可能に表示するよ
うにしているが、ターミナルコントローラ10にプリン
タを設けて、印刷形式で出力するようにしてもよい。
【0114】次に、実施の形態3の応用について説明す
る。この場合、デビット子機70では、デビット制御部
701は、上述したようにして取得した「日計売上集計
処理結果」と、情報処理センタ1001からの売上集計
結果(「一日単位集計処理結果」相当)とを照合するよ
う、これらの処理結果を含む照合依頼要求を照合処理部
706に送出する。この照合依頼要求を受け取った照合
処理部706は、受け取った2つの売上処理結果の照合
処理を実施し、この照合処理結果つまり相互に一致しな
い決済結果をデビット制御部701に送出する。
【0115】デビット制御部701は、照合処理部70
6からの照合結果を表示するよう、この照合結果を含む
表示依頼要求をターミナルコントローラ10に対して送
信する。この表示依頼要求は、カード発行機40、島コ
ントローラ60を介してターミナルコントローラ10に
入力される。
【0116】ターミナルコントローラ10では、CPU
11が、デビット子機70からの照合結果を表示部15
に表示する。図16は、表示部15に表示される照合結
果例を示したものである。
【0117】なお、この実施の形態3では、デビット制
御部701は、照合処理部706による照合結果が、デ
ビット子機70の表示部76に表示可能な場合は、表示
依頼要求をターミナルコントローラ10に送信すること
なく、当該照合結果を表示部76に表示するようにして
も良い。また、照合処理部706による照合結果を、レ
シート発行部704によってレシートに印字して出力す
るようにしてもよいし、ターミナルコントローラ10に
プリンタを設けて、印刷形式で出力するようにしてもよ
い。
【0118】以上説明したように、実施の形態3によれ
ば、デビット子機70では、自己が処理した「日計売上
集計処理結果」と、情報処理センタ1001からの売上
集計結果(「一日単位集計処理結果」相当)とを比較可
能に、表示形式あるいは印刷形式で出力させるようにし
ているので(図15参照)、遊技店の係員は、これらの
処理結果の異同のチェックを容易に行うことが可能とな
る。
【0119】また、実施の形態3によれば、デビット子
機70が処理した結果である「日計売上集計処理結果」
と、情報処理センタ1001からの売上集計結果(「一
日単位集計処理結果」相当)とを照合し、これらの売上
集計結果で相互に一致しない決済結果のみを、表示形式
あるいは印刷形式で出力させるようにしているので(図
16参照)、遊技店の係員は、1日分の売上として締め
たデビット決済の取引のうち、2日分に跨って計上して
いる決済結果を容易に認識することができる。
【0120】(実施の形態4)上述した実施の形態1〜
3では、デビット子機70の集計処理部705は、内部
タイマ(図示せず)の計時に基づいて、周期T内におい
て取引された決済結果であるか否かを判断するようにし
ているが、本発明はこれに限定されることなく、情報処
理センタ1001から送信される決済結果を含む電文情
報に記録されている決済時間情報に基づいて、周期T内
において取引された決済結果であるか否かを判断するよ
うにしても良い。
【0121】そこで、実施の形態4では、電文情報に記
録されている決済時間情報に基づいて、周期T内におい
て取引された決済結果であるいか否かを判定する処理に
ついて説明する。なお、この実施の形態4では、図1に
示した実施の形態1である遊技システムの構成と同様の
構成になっている。
【0122】図17は、デビット子機70、情報処理セ
ンタ1001及び利用客の銀行間で実施される情報の送
受信処理手順を示すシーケンス図である。
【0123】デビット子機70の集計処理部705は、
例えば、決済結果#120を含んでいる電文情報に記録
されている決済時間情報に基づいて、当該決済結果#1
20がY日に対応する周期T内(図8参照)において取
引されたものであるかを判定する。この場合、利用者の
銀行において決済された時間が「23:59:45(2
3時59分45秒)」を示す旨であった場合には、利用
者の銀行の端末からは、この決済時間と、決済結果#1
20(決済金額、決済された旨などの情報)とがセット
された電文情報が送信されることとなる。この電文情報
は、上述したようにクリアリングセンタ1011及び情
報処理センタ1001を介して、デビット子機70に入
力される。
【0124】デビット子機70では、デビット制御部7
01が取得した電文情報を記憶部702に格納する。集
計処理部705が、内部タイマの計時を基に周期T分に
ついての「一日単位売上集計処理」を実施するべく、記
憶部702を検索した際に、時刻24:00近傍におい
て取引された決済結果については、内部タイマの計時の
値を参照せずに、電文情報に記録されている決済時間情
報を参照して、当該周期Tにおいて取引されたかを判定
する。
【0125】具体的には、集計処理部705は所定のタ
イミング「24:00:00(24時00分00秒)」
に達した時点で「一日単位売上集計処理」を実施するの
であるから、時刻「00:00:30(午前0時0分3
0秒)に受信された決済結果#120は本来ならば(Y
+1)日目において取引されたものとなる。しかし、本
実施の形態4では、所定のタイミングから一定時間を経
過した時点までの取引については、電文情報に含まれる
決済時簡情報を参照するように設定されているので、集
計処理部705は、電文情報に含まれる決済時簡情報を
参照し、この参照の結果、決済時間は「23:59:4
5(23時59分45秒)」であると認識して、決済結
果#120を、Y日において取引されたものとして売上
集計処理を実施する。
【0126】以上説明したように、実施の形態4によれ
ば、デビット子機70は、電文情報に付加される決済時
簡情報の基づいて所定の周期(期間)において取引され
たデビット決済分の決済結果であるか否かを判定するよ
うにしているので、一定のタイミング近傍においてデビ
ット決済が行われた場合であっても、実態に即した正確
な所定の周期分についての売上集計処理結果を求めるこ
とができ、よって、遊技店の係員は、より一層、実態に
即した売上を把握することが可能となる。
【0127】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、情報処理センタから受信した取引情報を記憶し
ておき、情報処理センタにより取引を集計する際の基準
時刻に基づいて、記憶した所定の期間の取引情報を集計
するよう構成したので、情報処理センタによる集計処理
の結果と同一の集計結果を取得することができる。この
ため、係員により集計操作がなされる場合のように両者
のずれがなくなり、集計作業を迅速かつ効率良くおこな
うことができる。
【0128】また、請求項2の発明によれば、集計され
た集計結果と前記情報処理センタから受信した集計結果
とを照合可能に出力するよう構成したので、係員が集計
結果を対比しつつ、その相違を確認することができる。
【0129】また、請求項3の発明によれば、所定の期
間は、1日または1月としたので、一日単位または一月
単位の集計結果を迅速かつ効率良く照合し、もって照合
作業を迅速かつ効率良くおこなうことができる。
【0130】また、請求項4の発明によれば、情報処理
センタから受信した取引情報を記憶しておき、情報処理
センタにより取引を集計する際の基準時刻に基づいて、
記憶した所定の期間の取引情報を集計するよう構成した
ので、情報処理センタによる集計処理の結果と同一の集
計結果を取得することができる。このため、係員により
集計操作がなされる場合のように両者のずれがなくな
り、集計作業を迅速かつ効率良くおこなうことができ
る。
【0131】また、請求項5の発明によれば、集計され
た集計結果と前記情報処理センタから受信した集計結果
とを照合可能に出力するよう構成したので、係員が集計
結果を対比しつつ、その相違を確認することができる。
【0132】また、請求項6の発明によれば、所定の期
間は、1日または1月としたので、一日単位または一月
単位の集計結果を迅速かつ効率良く照合し、もって照合
作業を迅速かつ効率良くおこなうことができる。
【0133】また、請求項7の発明によれば、請求項4
〜6のいずれか一つに記載された方法をコンピュータに
実行させることで、そのプログラムを機械読み取り可能
となり、これによって、請求項4〜6のいずれか一つの
動作をコンピュータによって実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である遊技システムの概
略構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1におけるターミナルコントローラ
の内部構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態1におけるターミナルコントローラ
に格納された度数管理テーブルを示す図である。
【図4】実施の形態1で適用するデビット子機及びカー
ド発行機の外観を示す正面図である。
【図5】実施の形態1におけるカード発行機の内部構成
を示すブロック図である。
【図6】実施の形態1におけるデビット子機の内部構成
を示すブロック図である。
【図7】実施の形態1における内部操作入力部のキー操
作に応じた事象内容の一例を示す図である。
【図8】実施の形態1におけるデビット子機の売上集計
処理の前提条件を説明するための図である。
【図9】実施の形態1におけるデビット子機の決済処理
の処理動作を示すフローチャートである。
【図10】実施の形態1におけるデビット子機、情報処
理センタ及びデビットカード発行銀行の間で実施される
情報の送受信処理手順を示すシーケンス図である。
【図11】実施の形態1におけるデビット子機による売
上集計処理の結果の表示例を示す図である。
【図12】実施の形態1におけるデビット子機による売
上集計処理の結果の印字例を示す図である。
【図13】実施の形態2におけるデビット子機の決済処
理の処理動作を示すフローチャートである。
【図14】実施の形態2におけるデビット子機、情報処
理センタ及びデビットカード発行銀行の間で実施される
情報の送受信処理手順を示すシーケンス図である。
【図15】実施の形態3におけるデビット子機による売
上集計処理の結果の表示例を示す図である。
【図16】実施の形態3におけるデビット子機による照
合処理の結果の表示例を示す図である。
【図17】実施の形態4におけるデビット子機、情報処
理センタ及びデビットカード発行銀行の間で実施される
情報の送受信処理手順を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
10 ターミナルコントローラ 11 CPU 12 RAM 13 ROM 14 入力部 15 表示部 16 通信インタフェース部 20 パチンコ機 30 カード処理ユニット 40 カード発行機 44 会員カード挿入/返却口 45 プリペイドカード発行口 46 紙幣挿入/返却口 47 選択スイッチ 48 取消スイッチ 49 表示部 50 カード精算機 60 島コントローラ 70 デビット子機 71 筐体 72 扉体 73 主錠手段 74 デビットカード挿入/返却口 75 レシート排出口 76 表示部 77 外部操作入力部 78 係員モードスイッチ(内部操作入力部) 78a 指示キー 78b 日計モードキー 78c 月計モードキー 78d 表示モードキー 78e 印刷モードキー 78f 照合モードキー 78g 確定キー 701 デビット制御部 702 記憶部 703 デビットカード処理部 704 レシート発行部 705 集計処理部 706 照合処理部 707 第1通信インタフェース部 708 第2通信インタフェース部 1000 公衆回線網 1001 情報処理センタ 1011 CAFISネットワーク 1020 デビットカード発行銀行 1040 加盟店銀行 1050 ○○銀行 1060 カード会社センタ 1061 公衆回線網 1070 △△銀行
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 404 G06F 17/60 404 ZEC ZEC

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技店の遊技媒体の貸出に関連する取引
    のデビット決済要求を公衆回線を介して情報処理センタ
    に送信するとともに、該情報処理センタからデビット決
    済された取引の取引情報並びに該取引情報を所定の期間
    で集計した集計結果を受信するデビット端末装置であっ
    て、 前記情報処理センタから受信した取引情報を記憶する記
    憶手段と、 前記情報処理センタにより取引を集計する際の基準時刻
    に基づいて、前記記憶手段に記憶した前記所定の期間の
    取引情報を集計する集計手段とを備えたことを特徴とす
    るデビット端末装置。
  2. 【請求項2】 前記集計手段により集計された集計結果
    と前記情報処理センタから受信した集計結果とを照合可
    能に出力する出力手段をさらに備えたことを特徴とする
    請求項1に記載のデビット端末装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の期間は、1日または1月であ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載のデビット
    端末装置。
  4. 【請求項4】 遊技店の遊技媒体の貸出に関連する取引
    のデビット決済要求を公衆回線を介して情報処理センタ
    に送信するとともに、該情報処理センタからデビット決
    済された取引の取引情報並びに該取引情報を所定の期間
    で集計した集計結果を受信するデビット端末装置のデビ
    ット集計方法であって、 前記情報処理センタから受信した取引情報を記憶する記
    憶工程と、 前記情報処理センタにより取引を集計する際の基準時刻
    に基づいて、前記記憶工程により記憶した前記所定の期
    間の取引情報を集計する集計工程とを含んだことを特徴
    とするデビット集計方法。
  5. 【請求項5】 前記集計工程により集計された集計結果
    と前記情報処理センタから受信した集計結果とを照合可
    能に出力する出力工程をさらに含んだことを特徴とする
    請求項4に記載のデビット集計方法。
  6. 【請求項6】 前記所定の期間は、1日または1月であ
    ることを特徴とする請求項4または5に記載のデビット
    集計方法。
  7. 【請求項7】 前記請求項4〜6に記載された方法をコ
    ンピュータに実行させるプログラム。
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