JPH04225226A - プラズマ処理装置 - Google Patents
プラズマ処理装置Info
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- JPH04225226A JPH04225226A JP2407007A JP40700790A JPH04225226A JP H04225226 A JPH04225226 A JP H04225226A JP 2407007 A JP2407007 A JP 2407007A JP 40700790 A JP40700790 A JP 40700790A JP H04225226 A JPH04225226 A JP H04225226A
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- JP
- Japan
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- mesh
- wafer
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- ions
- plasma
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- 238000004380 ashing Methods 0.000 description 20
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- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Plasma Technology (AREA)
- ing And Chemical Polishing (AREA)
- Drying Of Semiconductors (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラズマ処理装置に関す
る。詳しくは、プラズマ処理室と反応室との間にイオン
除去用のメッシュを設けられたプラズマ処理装置、例え
ばダウンフローアッシング装置等のプラズマ処理装置に
関する。
る。詳しくは、プラズマ処理室と反応室との間にイオン
除去用のメッシュを設けられたプラズマ処理装置、例え
ばダウンフローアッシング装置等のプラズマ処理装置に
関する。
【0002】近年、半導体産業における製造プロセスで
は、ウェハサイズの大口径化や、それに伴う歩留りの向
上及びスループットの向上等が要求されている。このた
め、例えば、ドライエッチング,アッシング等における
ウェハ面内均一性、処理速度を夫々向上させると共に、
ダメージの少ない処理が必要である。
は、ウェハサイズの大口径化や、それに伴う歩留りの向
上及びスループットの向上等が要求されている。このた
め、例えば、ドライエッチング,アッシング等における
ウェハ面内均一性、処理速度を夫々向上させると共に、
ダメージの少ない処理が必要である。
【0003】
【従来の技術】図3は従来のダウンフローアッシング装
置の一例の構成図を示す。同図において、マグネトロン
1からのマイクロ波及びガス導入口2からの反応ガスは
プラズマ室3に導入され、ここで反応ガスがプラズマ化
される。反応室4にはウェハ5が設置され、排出口6か
らの排気によって反応室4は真空引きされている。プラ
ズマ室3で発生されたプラズマは、プラズマ室3と反応
室4との間に設けられた拡散板7にてその中のイオン(
直進運動性をもつ)を除去されて活性種(浮遊運動性を
もつ)のみ反応室4に入り、ウェハ5はこの活性種によ
ってアッシングされる。
置の一例の構成図を示す。同図において、マグネトロン
1からのマイクロ波及びガス導入口2からの反応ガスは
プラズマ室3に導入され、ここで反応ガスがプラズマ化
される。反応室4にはウェハ5が設置され、排出口6か
らの排気によって反応室4は真空引きされている。プラ
ズマ室3で発生されたプラズマは、プラズマ室3と反応
室4との間に設けられた拡散板7にてその中のイオン(
直進運動性をもつ)を除去されて活性種(浮遊運動性を
もつ)のみ反応室4に入り、ウェハ5はこの活性種によ
ってアッシングされる。
【0004】図4は従来装置の他の例の構成図を示し、
同図中、図3と同一構成部分には同一番号を付す。この
ものは、図3に示す装置における拡散板7に代ってメッ
シュ8を設けたものであり、図3に示す装置と同様に、
プラズマ中のイオンがメッシュ8により除去されて活性
種のみ反応室4に入り、アッシングが行なわれる。
同図中、図3と同一構成部分には同一番号を付す。この
ものは、図3に示す装置における拡散板7に代ってメッ
シュ8を設けたものであり、図3に示す装置と同様に、
プラズマ中のイオンがメッシュ8により除去されて活性
種のみ反応室4に入り、アッシングが行なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3に示す従来装置は
、イオンを略完全に除去できるが、プラズマ室3からの
ガス流が拡散板7と仕切板7aとの間から反応室4間の
周辺方向に流出してウェハ5の周辺部に偏り、アッシン
グの面内分布が悪化する問題点があった。
、イオンを略完全に除去できるが、プラズマ室3からの
ガス流が拡散板7と仕切板7aとの間から反応室4間の
周辺方向に流出してウェハ5の周辺部に偏り、アッシン
グの面内分布が悪化する問題点があった。
【0006】一方、図4に示す従来装置は、メッシュ構
造であるためにガス流がウェハ5全面に均等に当ってア
ッシングの面内分布を良好にできるが、イオンがメッシ
ュ8の孔部分をそのまま通過してしまうこともあるため
、イオンを完全に除去できず、プラズマが反応室4に広
がってウェハ5へのダメージが大きくなってしまい、良
好なアッシングを行ない得ない問題点があった。
造であるためにガス流がウェハ5全面に均等に当ってア
ッシングの面内分布を良好にできるが、イオンがメッシ
ュ8の孔部分をそのまま通過してしまうこともあるため
、イオンを完全に除去できず、プラズマが反応室4に広
がってウェハ5へのダメージが大きくなってしまい、良
好なアッシングを行ない得ない問題点があった。
【0007】本発明は、面内分布が良好で、かつ、ダメ
ージが少なく、高効率の処理を行ない得るプラズマ処理
装置を提供することを目的とする。
ージが少なく、高効率の処理を行ない得るプラズマ処理
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、メッシュを少
なくとも2重以上の多重構造とし、隣り合うメッシュの
孔を平面内上ずらして配置した構成とする。
なくとも2重以上の多重構造とし、隣り合うメッシュの
孔を平面内上ずらして配置した構成とする。
【0009】
【作用】プラズマ室で発生したプラズマは上側メッシュ
によってイオンをある程度除去され、続いて下側メッシ
ュの孔は上側メッシュの孔とずれているのでこの下側メ
ッシュによって残りのイオンを除去される。これにより
、1重メッシュ構造の従来例に比してウェハへのダメー
ジを抑えることができ、このようにダメージを抑えるこ
とができるので、メッシュとウェハとの間隔を近づけて
配置でき、高効率の処理を行なうことができる。この場
合、活性種はメッシュを通過して反応に寄与するので、
拡散板を用いた従来例に比してウェハの面内分布を均一
にできる。これらにより、従来例よりも良好なプラズマ
処理を行なうことができる。
によってイオンをある程度除去され、続いて下側メッシ
ュの孔は上側メッシュの孔とずれているのでこの下側メ
ッシュによって残りのイオンを除去される。これにより
、1重メッシュ構造の従来例に比してウェハへのダメー
ジを抑えることができ、このようにダメージを抑えるこ
とができるので、メッシュとウェハとの間隔を近づけて
配置でき、高効率の処理を行なうことができる。この場
合、活性種はメッシュを通過して反応に寄与するので、
拡散板を用いた従来例に比してウェハの面内分布を均一
にできる。これらにより、従来例よりも良好なプラズマ
処理を行なうことができる。
【0010】又、メッシュの孔の密度,大きさ,隣り合
うメッシュの間隔を夫々異ならせ、これらを適宜調節す
ることにより、イオンの除去,活性種のロスを自在に制
御でき、様々な目的のプラズマ処理に応用できる。
うメッシュの間隔を夫々異ならせ、これらを適宜調節す
ることにより、イオンの除去,活性種のロスを自在に制
御でき、様々な目的のプラズマ処理に応用できる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成図を示し、同
図中、図3と同一構成部分には同一番号を付してその説
明を省略する。図1中、10はメッシュで、上側メッシ
ュ10a、下側メッシュ10bにて構成されており、こ
れらにて2重構造とされている。上側メッシュ10a,
下側メッシュ10bは、図2(A)(平面図)、図2(
B)(断面図)に示す如く、夫々の孔10a′,10b
′の位置を平面内においてずらして配置されている。
図中、図3と同一構成部分には同一番号を付してその説
明を省略する。図1中、10はメッシュで、上側メッシ
ュ10a、下側メッシュ10bにて構成されており、こ
れらにて2重構造とされている。上側メッシュ10a,
下側メッシュ10bは、図2(A)(平面図)、図2(
B)(断面図)に示す如く、夫々の孔10a′,10b
′の位置を平面内においてずらして配置されている。
【0012】図1において、プラズマ室3で発生したプ
ラズマは、上側メッシュ10aによってイオンをある程
度除去され、残りのイオン,活性種ともに上側メッシュ
10aを通過し、下側メッシュ10bに突入する。この
とき、下側メッシュ10bの孔10b′は上側メッシュ
10aの孔10a′とずれているため、上側メッシュ1
0aで除去されなかったイオンは下側メッシュ10bで
通過を阻害される。これにより、図4に示す従来例に比
べ、イオンは反応室4へ進入されず、従って、従来例に
比してウェハ5へのダメージを抑えることができる。
ラズマは、上側メッシュ10aによってイオンをある程
度除去され、残りのイオン,活性種ともに上側メッシュ
10aを通過し、下側メッシュ10bに突入する。この
とき、下側メッシュ10bの孔10b′は上側メッシュ
10aの孔10a′とずれているため、上側メッシュ1
0aで除去されなかったイオンは下側メッシュ10bで
通過を阻害される。これにより、図4に示す従来例に比
べ、イオンは反応室4へ進入されず、従って、従来例に
比してウェハ5へのダメージを抑えることができる。
【0013】一方、活性種は上側メッシュ10a,下側
メッシュ10bでやや阻害され乍らもこれらを通過し、
反応室4へ進入して反応に寄与する。この場合、活性種
が通過するのはメッシュであるので、図3に示す拡散板
7を用いた従来例に比してウェハ5の面内分布を均一に
できる。又、ウェハ5へのダメージを従来例に比して抑
えることができるので、メッシュ10とウェハ5との間
隔を従来例に比して近づけて配置でき、これにより、従
来例に比して高効率の処理を行なうことができる。
メッシュ10bでやや阻害され乍らもこれらを通過し、
反応室4へ進入して反応に寄与する。この場合、活性種
が通過するのはメッシュであるので、図3に示す拡散板
7を用いた従来例に比してウェハ5の面内分布を均一に
できる。又、ウェハ5へのダメージを従来例に比して抑
えることができるので、メッシュ10とウェハ5との間
隔を従来例に比して近づけて配置でき、これにより、従
来例に比して高効率の処理を行なうことができる。
【0014】このように本発明によれば、メッシュを多
重構造にしたので、図3に示す従来例に比して面内分布
を良好に得ることができ、かつ、図4に示す従来例に比
して低ダメージの処理を行なうことができ、しかも、従
来例に比して高効率に処理できる。この場合、上側メッ
シュ10aと下側メッシュ10bとの間隔を適宜調節す
ることにより、イオンの除去,活性種のロスを自在に制
御でき、様々な目的のプラズマ処理に応用することがで
きる。又、メッシュ10の孔10a′,10b′の大き
さ及びその密度を適宜調節することにより、面内分布を
向上できる。以下、図1に示す装置を用いて行なった実
験及びその結果について説明する。 (実験1)上側メッシュ10aと下側メッシュ10bと
の間隔を5mm、孔10a′,10b′の径を5mm、
孔10a′,10b′の密度を5個/4cm2 (面内
均一)、下側メッシュ10bとウェハ5との間隔を5c
m、アッシングガスを酸素、ガス流量を1,000sc
cm、マイクロ波の周波数を2.45GHz、圧力を1
Torr、ウェハ温度を200℃としてノボラックレジ
ストのアッシングを試みた。図3に示す従来装置では、
アッシングレート8,000Å/min 、面内分布±
25%であったものが、本発明では、アッシングレート
12,000Å/min 、面内分布±10%となり、
従来例に比して良好なアッシングを行なうことができた
。 (実験2)上側メッシュ10aと下側メッシュ10bと
の間隔を3mmとし、孔10a′,10b′の径,密度
,下側メッシュ10bとウェハ5との間隔、アッシング
ガス等その他は実験1と同一条件で実験を行なった。こ
の結果、アッシングレート10,000Å/min 、
面内分布±9%となり、従来例に比して良好なアッシン
グを行なうことができた。
重構造にしたので、図3に示す従来例に比して面内分布
を良好に得ることができ、かつ、図4に示す従来例に比
して低ダメージの処理を行なうことができ、しかも、従
来例に比して高効率に処理できる。この場合、上側メッ
シュ10aと下側メッシュ10bとの間隔を適宜調節す
ることにより、イオンの除去,活性種のロスを自在に制
御でき、様々な目的のプラズマ処理に応用することがで
きる。又、メッシュ10の孔10a′,10b′の大き
さ及びその密度を適宜調節することにより、面内分布を
向上できる。以下、図1に示す装置を用いて行なった実
験及びその結果について説明する。 (実験1)上側メッシュ10aと下側メッシュ10bと
の間隔を5mm、孔10a′,10b′の径を5mm、
孔10a′,10b′の密度を5個/4cm2 (面内
均一)、下側メッシュ10bとウェハ5との間隔を5c
m、アッシングガスを酸素、ガス流量を1,000sc
cm、マイクロ波の周波数を2.45GHz、圧力を1
Torr、ウェハ温度を200℃としてノボラックレジ
ストのアッシングを試みた。図3に示す従来装置では、
アッシングレート8,000Å/min 、面内分布±
25%であったものが、本発明では、アッシングレート
12,000Å/min 、面内分布±10%となり、
従来例に比して良好なアッシングを行なうことができた
。 (実験2)上側メッシュ10aと下側メッシュ10bと
の間隔を3mmとし、孔10a′,10b′の径,密度
,下側メッシュ10bとウェハ5との間隔、アッシング
ガス等その他は実験1と同一条件で実験を行なった。こ
の結果、アッシングレート10,000Å/min 、
面内分布±9%となり、従来例に比して良好なアッシン
グを行なうことができた。
【0015】このように、本発明では多重メッシュ構造
を用いているために図3に示す従来例に比してウェハへ
のダメージが少なく、その分だけメッシュとウェハとを
近づけて配置できるので、従来例に比してアッシングレ
ートを向上でき、しかも良好な面内分布を得ることがで
きる。更に、孔10a′,10b′の径、その密度を変
化させた実験結果は次のようである。
を用いているために図3に示す従来例に比してウェハへ
のダメージが少なく、その分だけメッシュとウェハとを
近づけて配置できるので、従来例に比してアッシングレ
ートを向上でき、しかも良好な面内分布を得ることがで
きる。更に、孔10a′,10b′の径、その密度を変
化させた実験結果は次のようである。
【0016】(実験3)上側メッシュ10aと下側メッ
シュ10bとの間隔を3mm、孔10a′,10b′の
径を2mm、孔10a′,10b′の密度を20個/4
cm2 (面内均一)、下側メッシュ10bとウェハ5
との間隔等その他は実験1と同一条件で実験を行なった
。この結果、アッシングレート13,000Å/min
、面内分布±7%となり、アッシングレート,面内分
布ともに実験1,2の場合よりも更に良好な結果が得ら
れた。
シュ10bとの間隔を3mm、孔10a′,10b′の
径を2mm、孔10a′,10b′の密度を20個/4
cm2 (面内均一)、下側メッシュ10bとウェハ5
との間隔等その他は実験1と同一条件で実験を行なった
。この結果、アッシングレート13,000Å/min
、面内分布±7%となり、アッシングレート,面内分
布ともに実験1,2の場合よりも更に良好な結果が得ら
れた。
【0017】(実験4)上側メッシュ10aと下側メッ
シュ10bとの間隔を3mm、孔10a′,10b′の
径を2mm、孔10a′,10b′の密度を中央部23
個/4cm2 、周囲部18個/4cm2 、その他は
実験1と同一条件で実験を行なった。この結果、アッシ
ングレート13,000Å/min 、面内分布±5%
となり、特に面内分布に関しては実験3の場合よりも更
に良好な結果が得られた。
シュ10bとの間隔を3mm、孔10a′,10b′の
径を2mm、孔10a′,10b′の密度を中央部23
個/4cm2 、周囲部18個/4cm2 、その他は
実験1と同一条件で実験を行なった。この結果、アッシ
ングレート13,000Å/min 、面内分布±5%
となり、特に面内分布に関しては実験3の場合よりも更
に良好な結果が得られた。
【0018】なお、前記各実施例はメッシュが2重構造
であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、3
重構造以上であってもよい。
であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、3
重構造以上であってもよい。
【0019】又、前記各実施例は同一メッシュにおいて
孔の大きさが均一であるが、面内分布をより良好に得る
ことができ、アッシングレートを向上できるのであれば
、同一メッシュにおいて孔の大きさを異ならせるように
してもよい。
孔の大きさが均一であるが、面内分布をより良好に得る
ことができ、アッシングレートを向上できるのであれば
、同一メッシュにおいて孔の大きさを異ならせるように
してもよい。
【0020】更に、多重構造の各メッシュの孔を、同一
メッシュ内では同一径にし、異なるメッシュに対しては
異なる径にしてもよい。
メッシュ内では同一径にし、異なるメッシュに対しては
異なる径にしてもよい。
【0021】又更に、3重構造以上のもので、隣り合う
メッシュの間隔を夫々異ならせるようにしてもよい。
メッシュの間隔を夫々異ならせるようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、メッシュを2重以上の
多重構造として夫々の孔を平面内上ずらしているので、
従来の1重構造のものに比してウェハへのダメージを抑
えることができ、これにより、メッシュとウェハとの間
隔を近づけることができるので、高効率の処理を行なう
ことができ、又、拡散板を用いた従来例に比してウェハ
の面内分布を均一にできる。これらにより、従来例に比
して良好なプラズマ処理を行なうことができる。
多重構造として夫々の孔を平面内上ずらしているので、
従来の1重構造のものに比してウェハへのダメージを抑
えることができ、これにより、メッシュとウェハとの間
隔を近づけることができるので、高効率の処理を行なう
ことができ、又、拡散板を用いた従来例に比してウェハ
の面内分布を均一にできる。これらにより、従来例に比
して良好なプラズマ処理を行なうことができる。
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】本発明におけるメッシュの構成図である。
【図3】従来の一例の構成図である。
【図4】従来の他の例の構成図である。
【符号の説明】
3 プラズマ室
4 反応室
5 ウェハ
10 メッシュ
10a 上側メッシュ
10b 下側メッシュ
10a′,10b′ 孔
Claims (5)
- 【請求項1】 プラズマ室(3)と反応室(4)との
間にイオン除去用のメッシュ(10)を設けられたプラ
ズマ処理装置において、上記メッシュ(10)を、少な
くとも2重以上の多重構造(10a,10b)としてな
ることを特徴とするプラズマ処理装置。 - 【請求項2】 上記多重構造の隣り合うメッシュ(1
0a,10b)の孔(10a′,10b′)を平面内上
ずらして配置してなることを特徴とする請求項1のプラ
ズマ処理装置。 - 【請求項3】 上記メッシュ(10)の孔(10a′
,10b′)の密度を異ならせてなることを特徴とする
請求項1又は2のプラズマ処理装置。 - 【請求項4】 上記メッシュ(10)の孔(10a′
,10b′)の大きさを異ならせてなることを特徴とす
る請求項1又は2又は3のプラズマ処理装置。 - 【請求項5】 上記メッシュ(10)は少なくとも3
重であり、隣り合うメッシュの間隔を異ならせてなるこ
とを特徴とする請求項1又は2又は3又は4のプラズマ
処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2407007A JPH04225226A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | プラズマ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2407007A JPH04225226A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | プラズマ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04225226A true JPH04225226A (ja) | 1992-08-14 |
Family
ID=18516628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2407007A Withdrawn JPH04225226A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | プラズマ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04225226A (ja) |
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH08148473A (ja) * | 1994-11-15 | 1996-06-07 | Toshiba Corp | プラズマ処理装置 |
JPH08167596A (ja) * | 1994-12-09 | 1996-06-25 | Sony Corp | プラズマ処理装置、プラズマ処理方法及び半導体装置の作製方法 |
US5669583A (en) * | 1994-06-06 | 1997-09-23 | University Of Tennessee Research Corporation | Method and apparatus for covering bodies with a uniform glow discharge plasma and applications thereof |
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JPH10223606A (ja) * | 1997-01-31 | 1998-08-21 | Shibaura Eng Works Co Ltd | レジストアッシング装置 |
US5866986A (en) * | 1996-08-05 | 1999-02-02 | Integrated Electronic Innovations, Inc. | Microwave gas phase plasma source |
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JP2002203843A (ja) * | 2000-10-03 | 2002-07-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラズマ処理方法及び装置 |
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