JPH04225220A - 成膜装置 - Google Patents

成膜装置

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Publication number
JPH04225220A
JPH04225220A JP41471090A JP41471090A JPH04225220A JP H04225220 A JPH04225220 A JP H04225220A JP 41471090 A JP41471090 A JP 41471090A JP 41471090 A JP41471090 A JP 41471090A JP H04225220 A JPH04225220 A JP H04225220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
substrate
film forming
cart
chambers
Prior art date
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Pending
Application number
JP41471090A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Kawakami
伸男 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP41471090A priority Critical patent/JPH04225220A/ja
Publication of JPH04225220A publication Critical patent/JPH04225220A/ja
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  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成膜装置、特に、複数
のチャンバ間で連続して処理を行う成膜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、薄膜トランジスタ等を形成する場
合には、プラズマCVD装置やスパッタリング装置等が
用いられる。これらの装置において、生産性を向上させ
るためにインライン式が用いられる。インライン式の成
膜装置では、一般的に、外部から基板が搬入される取り
入れ室と、成膜室に搬送される基板に対して予備加熱を
行うための加熱室と、成膜処理を行う成膜室と、成膜処
理後の基板が搬入され冷却処理を行う冷却室と、基板を
外部に搬出するための取り出し室とを連続して配置して
いる。そして、これらの各室の間を移動する基板カート
を備えている。この基板カートに基板を保持し、複数の
室間を移動させて、連続した工程で成膜を行う。
【0003】前記従来のインライン式成膜装置では、各
室での処理工程は一定のタクトタイムで行われている。 そのため、1処理時間より長い処理時間が必要な工程が
ある場合には、当該工程では複数のチャンバが必要とな
る。
【0004】たとえば図7では、冷却処理が他の処理工
程の3倍の時間を必要とする成膜装置を示している。こ
の装置では、取り入れ室1、加熱室2、成膜室3、第1
冷却室31、第2冷却室32、第3冷却室33、取り出
し室5が連続して配置されており、各室間を基板を、保
持した基板カート8が移動して一連の成膜処理が行われ
る。このように、3倍の処理時間を有する冷却工程は、
3つの冷却室31〜33で処理されるので、一定のタク
トタイムを維持しながら成膜処理を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のインライン
式成膜装置では、たとえば冷却処理工程が他の工程での
処理時間に比較して3倍長い時間が必要な場合には、冷
却処理のために3個の冷却室が必要となる。そのため、
成膜装置全体が大型化してしまう。
【0006】本発明の目的は、他工程における処理時間
より長い処理時間を必要とする工程があっても、室数を
増やす必要がなく、装置全体の小型化を実現できる成膜
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る成膜装置は
、連続して配置された複数のチャンバと、成膜処理され
る基板を保持する基板保持部と、基板保持部を各チャン
バ間で搬送する搬送機構と、待機機構とを備えている。 待機機構は、少なくとも1つのチャンバ内で、基板保持
部を搬送方向と交差する方向に移動させて待機させるた
めのものである。
【0008】
【作用】本発明においては、基板を保持する基板保持部
を、搬送機構により複数のチャンバ間で搬送し成膜処理
を行う。他の処理工程で必要とされる処理時間よりも長
い時間を必要とする処理工程のチャンバでは、チャンバ
内で基板保持部を搬送方向と交差する方向に移動させて
、必要な時間待機させる。
【0009】そのため、他の処理工程よりも長い時間を
必要とする処理工程があっても、そのためのチャンバ数
を増やす必要はない。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例が適用されるインライン式
スパッタリング装置の全体概略構成を図1に示す。以下
、縦型2面方式の基板カートを採用したものを例にとる
【0011】図において、本スパッタリング装置は、基
板が搬入される取り入れ室1と、基板を予備加熱するた
めの加熱室2と、成膜処理を行うための成膜室3と、成
膜後の基板を冷却するための冷却室4と、基板を搬出す
るための取り出し室5とから構成されている。各室の隔
壁にはゲート弁6が設けられている。また、取り入れ室
1の大気側の隔壁と取り出し室5の大気側の隔壁とには
、弁7がそれぞれ設けられている。基板カート8は成膜
されるべき基板14a,14bを保持して各室を移動す
る。
【0012】次に、各室間で基板カート8を搬送する搬
送機構について図2,図3を用いて説明する。図2は、
取り入れ室1を搬送方向から見た縦断面図である。取り
入れ室1の外部には、取り入れ室1内に基板カート8を
搬入し、また搬出するための第1搬送機構9が設けられ
ている。この第1搬送機構9は、基板カート8の下部側
方に設けられたラック10に噛み合うピニオン11と、
このピニオン11に第1モータ12の回転を伝達するた
めの歯車列13とから構成されている。
【0013】基板カート8は、ほぼU字状に形成されて
おり、2つの基板14a及び14bを対向するように、
かつ縦姿勢で保持することができるようになっている。 また、基板カート8の下方には、コロ15が設けられて
いる。コロ15は、各室の底部に所定の間隔で配置され
たコロ台16に回転自在に支持されている。このように
して、基板カート8は、コロ台16に支持されたコロ1
5上を移動可能となっている。
【0014】また、図示されていないが、取り入れ室1
には真空排気を行うための真空ポンプが接続されている
【0015】加熱室2と成膜室3との構成は、従来技術
と同様であり、ここでは省略する。
【0016】冷却室4には、図4で示すように、待機機
構17と第2搬送機構18とが配置されている。
【0017】待機機構17は、3台の基板カート8を載
置可能なコロ15及びコロ台16が設置されたステーシ
ョン19を備えている。ステーション19は、その下面
にボールナット20が固定されている。一方、冷却室4
には、基板カート8の搬送方向と直交する方向にボール
スクリュー21が回転自在に設けられており、このボー
ルスクリュー21にボールナット20が螺合している。 ボールスクリュー21の一端は冷却室4の外部でモータ
22に接続されている。つまり、第2モータ22の回転
により、ステーション19は搬送方向と直交する方向に
移動が可能である。
【0018】また、ステーション19には、一定の間隔
で孔19aが形成されている。
【0019】冷却室4内の第2搬送機構18を図5及び
図6により説明する。基板カート8のラック10に噛み
合うピニオン23は、回動レバー24の一端に接続され
ている。回動レバー24の他端には、第1ギア25が回
転不能に固定されている。第1ギア25は第2ギア26
を介して第3モータ27に接続されている。このように
して、第3モータ27により、ギア25,26を介して
回動レバー24が回動し得るようになっている。
【0020】回動レバー24の両端側方には、第1プー
リ27と第2プーリ28とが配置されている。第1プー
リ27は軸によりピニオン23と一体に回転するように
接続されており、第2ピニオン28は回動レバー24に
固定された第4モータ29に接続されている。第1プー
リ27と第2プーリ28との間にはワイヤ30がかけら
れている。
【0021】取り出し室5の構成は、従来技術と同様で
ありここでは省略する。
【0022】次に動作について説明する。
【0023】まず、取り入れ室1の隔壁に取りつけられ
た弁7が開けられ、基板14a,14bが装着された基
板カート8が取り入れ室1内に搬入される。基板カート
8が取り入れ室1内に搬入されると、第1モータ12が
回転する。これにより、歯車列13を介してピニオン1
1に回転が伝達され、このピニオン11に噛み合うラッ
ク10を介して基板カート8が進行方向に移動する。基
板カート8が取り入れ室1内に搬送された後に弁7は閉
じられる。基板14a,14bが装着された基板カート
8は、取り入れ室1から加熱室2、加熱2から成膜室3
と搬送され、それぞれ処理が行われる。
【0024】成膜が終わった基板14a,14bは、基
板カート8に装着されたまま、ゲート弁6を通過して冷
却室4に搬送される。このとき、基板カート8は、ステ
ーション8の中央に配置されたコロ15上に搬送されて
くる。冷却室4内での基板カート8の搬送は、第2搬送
機構18によって行われる。すなわち、基板カート8を
搬送方向に移動させる場合は、回動レバー24は図5に
おいて時計方向に回動しており、その先端のピニオン2
3が基板カート8のラック10に噛み合っている。この
状態で、第4モータ29が回転し、第1プーリ27,第
2プーリ28及びワイヤ30を介してピニオン23が回
転する。これにより、基板カート8は搬送方向に進行す
る。
【0025】基板カート8が冷却室4内でステーション
19の所定の位置に配置されると、第4モータ29を停
止してピニオン23の回転を停止させる。次に、第3モ
ータ27を駆動して、ギヤ25,26を介して回動レバ
ー24を図5において反時計方向に回動させる。回動レ
バー24は、ステーション19の孔19aを通過して下
方に退避する。続いて第2モータ22によりボールスク
リュー21を回転させて、ステーション19を図4の右
側に移動させる。このとき、ステーション19の左側の
コロ15が中央に配置される。
【0026】次に、第3モータ27により回動レバー2
4を上昇させ、ピニオン23が基板カート8のラック1
0と噛み合い可能な位置に配置する。そして、次の基板
カート8が搬送されてくるのを待つ。
【0027】この状態で、前段の室の工程が終了すると
、2番目の基板カート8が冷却室4内に搬送されてくる
。そして、そのラック10がピニオン23と噛み合って
基板カート8が搬送される。2番目の基板カート8が冷
却室4の中央部に配置された後、前述したのと同じ動作
で回動レバー24は下方に退避する。続いて、第2モー
タ22が回転し、ステーション19を図4の左側に移動
させる。このとき、右側のコロ15が冷却室4の中央に
配置されている。
【0028】3番目の基板カート8の搬送,待機動作に
ついては前述した動作と同様である。
【0029】最初の基板カート8が冷却室内で3工程分
の時間待機させられた後、モータ22の回転により最初
の基板が冷却室4の中央に配置され、前述した第2搬送
機構18によりゲート弁6を通過して取り出し室5に搬
送される。そのとき、成膜室3からはゲート弁6を通過
して成膜された基板14a,14bを装着した次の(4
番目の)基板カート8が搬送され、ステーション19の
中央のコロ15及びコロ台16上に載置される。
【0030】以上のように、冷却室4内では、基板14
a,14bが装着された基板カート8は他の室の処理工
程の3回分の時間待機させられている。そのため、一定
のタクトタイムを維持したまま、冷却室の数を増やすこ
となく充分な冷却を行うことができる。
【0031】以上の例では、インライン式のスパッタリ
ング装置に本発明を採用したが、インライン式のプラズ
マCVD装置あるいはインライン式のエッチング装置等
に用いてもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る成膜装置は、少なくとも1
つのチャンバ内で基板保持部を搬送方向と交差する方向
に移動させて待機させる待機機構を備えている。したが
って、他の室での一定の処理工程時間より多くの時間が
かかる処理工程があっても、必要な時間だけ基板保持部
を待機させられるので、チャンバ数を増やす必要はなく
、装置全体の小型化を実現できる。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が採用されたインライン式ス
パッタリング装置の概略全体図である。
【図2】前記装置の取り入れ室の断面構成図である。
【図3】基板カートの側面図である。
【図4】冷却室の断面構成図である。
【図5】冷却室内における図3に相当する図である。
【図6】第2搬送機構の概略図である。
【図7】図7は従来例の第1図に相当する図である。
【符号の説明】
1  取り入れ室 2  加熱室 3  成膜室 4  冷却室 5  取り出し室 8  基板カート 9  第1搬送機構 14a,14b  基板 17  待機機構 18  第2搬送機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  連続して配置された複数のチャンバと
    、成膜処理される基板を保持する基板保持部と、前記基
    板保持部を各チャンバ間で搬送する搬送機構と、少なく
    とも1つの前記チャンバ内で、前記基板保持部を搬送方
    向と交差する方向に移動させて待機させる待機機構と、
    を備えた成膜装置。
JP41471090A 1990-12-26 1990-12-26 成膜装置 Pending JPH04225220A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41471090A JPH04225220A (ja) 1990-12-26 1990-12-26 成膜装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41471090A JPH04225220A (ja) 1990-12-26 1990-12-26 成膜装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04225220A true JPH04225220A (ja) 1992-08-14

Family

ID=18523159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP41471090A Pending JPH04225220A (ja) 1990-12-26 1990-12-26 成膜装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04225220A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4893178A (en) * 1986-07-29 1990-01-09 Fuji Photo Film Co., Ltd. Simulator for automatic photographic printing apparatus including inversion circuitry and spectral characteristic compensation

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4893178A (en) * 1986-07-29 1990-01-09 Fuji Photo Film Co., Ltd. Simulator for automatic photographic printing apparatus including inversion circuitry and spectral characteristic compensation

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