JPH0422478B2 - - Google Patents

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JPH0422478B2
JPH0422478B2 JP60114437A JP11443785A JPH0422478B2 JP H0422478 B2 JPH0422478 B2 JP H0422478B2 JP 60114437 A JP60114437 A JP 60114437A JP 11443785 A JP11443785 A JP 11443785A JP H0422478 B2 JPH0422478 B2 JP H0422478B2
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plate
mooring
hole
pin
upper core
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Marii Haboitsukuukonroi Sutefuanii
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Corp filed Critical Westinghouse Electric Corp
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Publication of JPH0422478B2 publication Critical patent/JPH0422478B2/ja
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    • G21C19/00Arrangements for treating, for handling, or for facilitating the handling of, fuel or other materials which are used within the reactor, e.g. within its pressure vessel
    • G21C19/20Arrangements for introducing objects into the pressure vessel; Arrangements for handling objects within the pressure vessel; Arrangements for removing objects from the pressure vessel
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C19/00Arrangements for treating, for handling, or for facilitating the handling of, fuel or other materials which are used within the reactor, e.g. within its pressure vessel
    • G21C19/26Arrangements for removing jammed or damaged fuel elements or control elements; Arrangements for moving broken parts thereof
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般に、板中の穿孔からピンを取除く
ための工具に関する。本発明は特に、原子炉の上
部炉心板中に案内管集合体を係留するために用い
られる割りピンの残片を取除くことに特に適用さ
れる。
原子炉は、上部炉心板と下方炉心板との間に炉
心を配設した原子炉容器を有するのが典型的であ
る。炉心は、燃料集合体を有し、燃料集合体の多
数の燃料棒は、上部炉心板の対応する通し孔を経
て所定位置に下動される。燃料棒の挿入を案内す
るために、案内管集合体が用いられ、各々の案内
管集合体は、原子炉容器の上端付近に配設された
上部支持板上に各々支持されている。各々の案内
管集合体は、上部炉心板まで下方に延長してお
り、上部炉心板の対応した通し孔に着座するよう
に位置された底板を有し、この底板は、1対の割
り係留ピンを支持している。割り係留ピンは、着
座開口の両側の対応する係留孔に摩擦作用により
係合している。各々の案内管集合体の上端は、上
部支持板の大きな通し孔に通されている。原子炉
は、複数の支柱、熱電対その他を有し、上部炉心
板と上部支持板との間に配設されたこれらの支
柱、熱電対その他は、案内管集合体と共に、原子
炉の上部内部構造物と呼ばれるものを形成してい
る。
原子炉の燃料交換の際に、使用済燃料棒を原子
炉の炉心から取出し、新しい燃料と交換すること
が必要になる。使用済燃料を取出しうるようにす
るには、案内管集合体を予め取出さねばならな
い。割りピンの金属は、通常は、原子炉の運転サ
イクルの交互の高温と低温によつて硬化する傾向
を示すため、割りピンは脆く、破損し易くなる。
そのため、案内管集合体を引張つた時に、割りピ
ンをその穿孔から引出すのに必要な力のため、割
りピンが屡々破断され、ピンの残片が穿孔中に残
される。案内管集合体には、新しい割りピンが交
換されるが、案内管集合体を再取付けするには、
その前に、古い割りピンの残片を上部炉心板から
除去せねばならない。この除去は、除去作業が逐
行される作業ブラツトフオーム又はブリツジより
も下方の約9〜18m(30〜60フイート)に上部炉
心板があることと、原子炉容器に水が満たされて
いることとによつて、非常に複雑なものになる。
更に上部支持板が上部炉心板を遮蔽しているた
め、上部支持板の穿孔を通してしか上部炉心部を
見ることはできない。更に、割りピンの残片をそ
の穿孔から単純にポンチで押出すと、炉心に落下
し、その機能を損なうため、この方法も採用でき
ない。
本発明の一般的な目的は、原子炉容器の上部炉
心板から割りピン残片を有効に除去する手段を提
供することにある。
本発明の別の重要な目的は、上部炉心板の上面
の係留孔から割りピン残片を排除することを可能
とし、原子炉の作業プラネツトフオームから容易
に操作して、上部支持板及び上部炉心板の通し孔
を経て下動させることのできる、構造が簡単で且
つ経済的な取除き工具を提供することにある。
本発明は、最も広義には、原子炉容器の上部炉
心板中の係留孔に隣接した大きな着座開口から案
内管集合体を引出す時に該案内管集合体から脱落
することのある係留ピン残片を、原子炉容器の上
部炉心板の該係留孔から取除くために、原子炉に
おいて使用される除去工具であつて、1つの着座
開口を経て嵌合される寸法の支持手段と、該支持
手段により支持されたピン連行部材と、該ピン連
行部材が隣接した係留孔と整合されるようにし
て、該上部炉心板よりも下方の使用位置まで着座
開口を経て該支持手段を下動させるための下動手
段と、該ピン連行部材を該係留孔中に入るように
上動させて該係留ピン残片を該係留孔から連行し
離脱させるための動力手段とを有して成る取除き
工具に存する。
次に本発明の好ましい実施例を示した図面を参
照して説明する。
第1,3図には、コンクリートシールド22中
に収容された原子炉容器21を含む原子炉20が
示されている。原子炉容器21は、下部炉心板2
4と上部炉心板25との間に配設された炉心23
を有し、炉心23は、周知のように、燃料集合体
(図示しない)を備えている。上部炉心板25は、
複数の矩形の着座開口26を有し、各々の着座開
口26の向かい合う側部縁に近接して、1対の小
さな円筒状の係留孔27が形成されている(第3
図参照)。上部炉心板25には、支柱、熱電対そ
の他(図示しない)のための他の複数の開口が、
やはり周知のように通常形成されている。比較的
大きな円形の通し孔29を有する上部支持板28
は、原子炉容器21の上端付近に形成されてお
り、これらの通し孔は、上部炉心板25の着座開
口26と同軸的に整列されている。各々の通し孔
29の直径は、好ましくは、対応した着座開口2
6の長さよりも大きくする。前述したように、他
の構造物のための他の通し孔も、上部炉心板28
に形成されている。
通常の使用時には、原子炉容器21には、水位
29aまで水が満たされている。上部炉心板25
と上部支持板28との間の空所には、案内管集合
体、支柱、熱電対その他を含む原子炉の上部内部
構造物(図示しない)が配装されている。第2,
4図を参照すると、案内管集合体30のうち1つ
が示され、案内管集合体30は、頂板31と底板
32とを有し、これらの板31,32は、複数の
管33により互いに連結されている。複数の中間
板34は、案内管集合体30に更に強度を付与
し、管33を所定位置に保持するために、頂板3
1と底板32との間に等間隔に隔置されている。
直径上に隔置された止めナツト35は、底板32
の上面に固着してあり、止めナツト35中には2
つずつの割りピン36が取付けられている。より
詳しくは、各々の割りピン36は、上端に環状フ
ランジ37を有し、対応した止めナツト35のう
ち対応する1つとねじ止め係合するための雄ねじ
付連結スタツド38が該上端から上方に延長して
いる。
使用時に、割りピン36は、底板32から吊下
し、これらの割りピン36は、案内管集合体30
の底板32が上部炉心板25の1つの着座開口2
6の上方に位置された時に、該着座開口26の側
方の係留孔27に受けいれられるように配置され
る。各々の割りピン36の直径は、係留孔27の
直径よりも少し大きく、割りピン36は、係留孔
27中に摩擦ばめされるように弾性的に圧縮され
ることができる。頂板31は、上部炉心板28の
対応する通し孔29に受けいれられ、適宜の固定
手段により上部支持板28に固着されるようにな
つている。各々の着座開口26について1つの案
内管集合体30があり、これらの案内管集合体3
0は、好ましくは、1つのユニツトとして除去し
うるように、上部支持板28の上方において、相
互に連結されている。各々の案内管集合体30の
管33は、炉心23内に燃料棒を案内し挿入する
ための中心通路を、既知のように形成している。
原子炉20は、原子炉容器21の上方に、ブリ
ツジないしは作業プラツトフオーム39を備えて
いる。この作業プラツトフオーム39は、上部炉
心板25の上方の約9〜18m(30〜60フイート)
にある。作業プラツトフオーム39上の作業員
は、本発明の特徴を具体化した構成の除去工具4
0を操作する。除去工具40は、ハンドル装置5
0を支持したフレーム41を有し、このフレーム
に、マスト装置60の上端が取付けられている。
マスト装置60は、下端部付近に連行部70を支
持しており、連行部70のすぐ下方には、位置決
め板80が固着されている。ラム装置100は、
マスト装置60の下端に支持されており、上部炉
心板25の着座開口26及び上部支持板28の通
し孔29に通されうるように、その寸法が定めら
れている。除去工具40は、連行部70の直上に
おいてマスト装置60により支持された遠隔モニ
ターテレビジヨン装置110を備えている。使用
に当たり、作業プラツトフオーム39上の作業員
は、ハンドル装置50によつて除去工具40を手
で掴み、後に詳述するように、上部支持板28の
1つの通し孔29及び上部炉心板25の対応した
着座開口26を経て、ラム装置100を下動させ
る。
第5〜10図を参照すると、除去工具40は、
1対の平行な隔置された板42を備えたフレーム
41を有し、これらの板42は、上端及び下端に
おいて、上板43と下板44とによつて、またそ
の中間の位置において、中間板45によつて互い
に連結されている。アングル材46,47は、上
板43に枢着してあり、スイベルボルト48上に
おいて回動し、アングル材46,47の上端は、
ハンドルの把手49により互いに連結されてい
る。
ハンドル装置50は、板42にその下端付近に
おいて固着された連結ブロツク51を有し、連結
ブロツク51には、径方向に延びる2つの支持ア
ーム52が取付けてあり、支持アーム52の外側
端は、リング53に連結されている。このリング
53により支持された直径上に向かい合う1対の
連結断手54には、径方向外方に延びる2つのハ
ンドル55がそれぞれ連結されている。上方及び
下方に垂直に延びる整列されたハンドル56も、
各々の連結断手54に固着されている。ハンドル
56の全垂直長さは、好ましくは、約1.5m(5
フイート)とする。
マスト装置60は、2つの長い平行な管61,
62を有し、各々の管は、好ましくは、断手65
によつて互いに連結された複数の管部分から成つ
ている。連結デイスク61a,62aは、管6
1,62の下端部と一体に形成されている(第
8,9図参照)。管61,62の上端は、フレー
ム41の板44,45に固着してあり、管61,
62は、その長さに沿つて垂直に離隔された複数
の点において、複数の支持ブラケツト63により
互いに連結されている。
マスト装置60に更に強度を付与する長い連結
ロツド64は、管61,62間に、これらと平行
に延長し、適宜の固着手段により各々の支持ブラ
ケツト63に固着されている(第5図参照)。管
61,62に上端において連結された液圧取付金
具66は、フレーム41の中間板45に組付けら
れている。継手66に連結されてこれと連通する
2本のホース67は、作業プラツトホーム39上
に配設された可搬型の操作装置68まで延長して
いる。操作装置68は、好ましくは、後述するよ
うに、適切な弁と、管61,62に作動流体を圧
送するための手動操作式の液圧ポンプ69とを備
えている。
連行部70は、大体三角形の上板71と下板7
2とを有し、板71,72は、マスト装置60の
下端部付近に固着されており、剛性の枠体を形成
するように、複数の垂直に延びる金属製の板ない
しはストラツプ73により互いに連結されてい
る。この枠体中には、液圧シリンダ75が、垂直
に延長するように取付けてあり、液圧シリンダ7
5のピストン棒76は、垂直往復運動を行なうよ
うに、シリンダ75の下端から突出している。上
板71及び下板72は、管61,62はきつちり
と受けいれるための通し孔74を、また下板72
は、ピストン棒76を自由に受けいれるための通
し孔74aを、それぞれ備えている(第7図)。
液圧シリンダー75は複動型で、上端及び下端に
それぞれ近接して、ポート77,77aをそれぞ
れ有し、これらのポートは、管61,62にそれ
ぞれ形成されたポート78,78a(第5図参照)
に、適当な配管(図示しない)により連結されて
いる。好ましくは、ピストン棒76の下端部に
は、以下に詳述するように、連結スタツドないし
は連結ボルト79を受けいれるための図示しない
雌ねじ軸孔を備えている。
位置決め板80は、連行部70の下板72の少
し下方において、マスト装置60に固着されてい
る。位置決め板80は、管61,62を受けいれ
るための2つの通し孔81を有し、管61,62
は、例えば溶接によつて、位置決め板80に強く
固着することができる。位置決め板80には、ピ
ストン棒76を自由に受けいれてその往復運動を
許容する寸法とした通し孔82も形成されてい
る。位置決め板80は、ほぼ矩形の形状を有し、
また上部炉心板25の着座開口26とほぼ同じ外
法を有しているが、隅角部89は斜めに切断され
ている。しかし、間隙85を形成する2つの向か
い合うアーム83が、位置決め板80の一側に沿
つて形成され、この間隙85は、位置決め板80
に形成された不整な形状の凹所ないしは開口86
(第8,10図参照)と連通している。
位置決め板80は、着座開口26の1つにきつ
ちりと着座するように寸法が定められている。ア
ーム83は、支え面84を備えており、位置決め
板80の隣接した側面は、着座開口26の対応し
た側部壁と支え係合するための支え側面87(第
8図参照)を備えている。アーム83と向かい合
う位置決め板80の側部には、着座開口26に進
入し着座することを容易にするための斜めの案内
面88が形成されている。着座開口26と位置決
め板80との寸法が、第10図に示した配向又は
これから180゜回転した配向においてのみ位置決め
板80が着座開口26中に嵌合するように、好ま
しくは選定する。
2つのフランジ90は、アーム83に隣接し
て、位置決め板80の側部縁と一体に形成され、
その上部縁から横向きに外方に突出している。
各々のフランジ90は、位置決め板80が着座開
口26中に着座した時に上部炉心板25の上面上
に載置されて、位置決め板80を支持し、その挿
入深さを制限するための、下部支え面91を備え
ている。
位置決め板80の上面には、後に詳細に説明す
るように、排出された割りピンの残片を受けいれ
るための凹所ないしはポケツト92が、アーム8
3と反対側の側面に近接して、位置決め板80の
上面の領域に形成されている。第8,10図に最
もよく示すように、位置決め板80は、マスト装
置60の一側から横向きにアーム83が突出する
ように、アーム83と反対側の位置決め板80の
側部の付近で管61,62が位置決め板80を通
り抜けるように形成されている。
ラム装置100は、扁平な支持ブラツトフオー
ム101を有し、この支持プラツトフオームは、
大体において矩形状であるが、上記支持板28の
通し孔29(第8図参照)の半径よりも少し大き
な半径の円弧面を1つの側部縁に沿つて備えてい
る。支持プラツトフオーム101は、1対の通し
孔102(第9図参照)を、それぞれ管61,6
2を受けいれるために備えている。各々の通し孔
102は、連結デイスク61a,62a(第8,
9図)を受けいれるための大径部分103を、支
持プラツトフオーム101の底面側に備えてい
る。ピストン棒76は、支持プラツトフオーム1
01をピストン棒76の下端部に強く固定するた
めに連結ボルト79を受けいれるようにした、図
示しない穿孔を経て、支持プラツトフオーム10
1の上面と係合している。2つの円筒状の軸受プ
ツシユ104は、通し孔102との包囲関係にお
いて、支持プラツトフオーム101の上面に取付
けられ、各々がセツトプレート105により所定
位置に固着されている。
大径の基部107を備えた円筒状の立上り駆動
スタツド106は、円弧状の側部縁の中心付近に
おいて、支持プラツトフオーム101に強く固着
してあり、基部107は、適宜の連結フアスナー
108により所定位置に固着することができる。
連行スタツド106は、係留孔27を通つて自由
に嵌合し、割りピン36の両方の脚部と係合する
ように、寸法が定められている。支持プラツトフ
オーム101は、適切なバンパーピン109を備
えていてもよい。作動に当り、支持プラツトフオ
ーム101は、ピストン棒76と共に上下に運動
し、軸受ブツシユ104は、管61,62に沿つ
た自由な摺動を許容する。
モニターテレビジヨン装置110は、連行部7
0の直上において、マスト装置60上に取付けら
れている。より詳細には、モニターテレビジヨン
装置110は、上部ブラケツト111及び下部ブ
ラケツト112を備えており、これらのブラケツ
トは、管61,62とほぼ平行に軸線が配向され
て下方に指向するように、ビデオカメラ113を
所定位置に強く保持するために、支持ブラケツト
63のうちの2つに強く固着されている。取付け
スタツド114は、下部ブラケツト112によつ
て支持され、取付けスタツド114には、視界を
照明するための電灯116(第6図参照)を支持
するクランプ115が固着されている。ビデオカ
メラ113と電灯116とは、ケーブル117に
よつて接続され、ケーブル117は、作業プラツ
トフオーム39(第1図)上に取付けたモニター
ビデオ118まで、マスト装置60に沿い上方に
延長している。
作動について説明すると、案内管集合体30及
び使用済燃料を原子炉容器21から取除いた状態
で、上部支持板25の係留孔27中において破断
し残留している割りピン36の残片は、除去工具
40を使用して除去される。作業プラツトフオー
ム39上の作業員は、操作装置68とポンプ69
とを用いてピストン棒76をひと先ず完全に伸長
させた後、上部支持板28の1つの通し孔29を
経て除去工具40を原子炉容器20内に下動させ
る。なお、マスト装置60、連行部70、位置決
め板80、ラム装置100及びモニターテレビジ
ヨン装置110は、通し孔29を通り自由に嵌合
するように、寸法及び構造が選定されているもの
とする。しかし除去工具40の各部分は相互から
横方向に離隔されているので、1つの部分が上部
支持板28を通過した後に、別の部分を通し孔2
9と整列させるために、マスト装置60を多少横
方向に移動させることが必要になりうる。
モニターテレビジヨン装置110が上部支持板
28の下方に移動したら、この装置110を利用
して、上方炉心板25を遠隔から観察し、マスト
装置60が通過しつつある通し孔29に対応した
着座開口26に除去工具40を正確に整列させ
る。着座開口26を経てラム装置100を下動さ
せるように、モニターテレビジヨン装置110を
介して、ハンドル装置50を用いて除去工具40
を操作する。なお、ラム装置100と位置決め板
80とは相互に横方向に型寄せられているもので
ある。そのため、ラム装置100が上部炉心板2
5を離れた後に位置決め板80を着座開口26と
整列させるために、マスト装置60を横方向に移
動させねばならない。次に、第10図に最もよく
示すように、フランジ90が上部炉心板25の上
面と係合するまで、位置決め板80を下動させ、
着座開口26と着座係合させる。
位置決め板80をこのように着座させると、ラ
ム装置100は、1つの係留孔27の直下におい
てこれと同軸的に連行スタツド106が整合され
ている使用位置に正確に保持される。係留孔27
中において着座開口26の両側に割りピン36の
残片がある場合にも、位置決め板80の間隙85
及び凹所ないしは開口86によつて、着座開口2
6を通るラム装置100の下動と位置決め板80
の着座開口26内へのその後の着座との間におい
て、上部炉心板25の上方に突出している残片の
部分からの逃げが保証される。
ラム装置100がこようにその使用位置におか
れたら、操作者は、ポンプ69を手動操作し、液
圧シリンダ75の下端に作動流体を圧送し、ピス
トン棒76及びそれに固着された支持プラツトフ
オーム101を後退又は上動させる。ピストン棒
76及び連行ストツド106の長さは、軸受プツ
シユ104が位置決め板80に係合する前に連行
スタツド106が係留孔27に進入して完全にそ
れを通り抜けることにより、係留孔27から割り
ピン36の残片を完全に追出すように選定されて
いる。液圧系統は、好ましくは、どんな残片も完
全に除去するに足る約900〜2700Kg(2000〜6000
ポンド)の力を、係留孔27中に保留された割り
ピン36の残片に与えるように設計されている。
位置決め板80のポケツト92は、位置決め板8
0に向かつて落下する残片を捕集し、その除去を
容易にする。さもなければ、除去工具40を原子
炉容器21から取出した後に、別の機械的な掴み
工具によつて離脱された残片を取除く。残片が係
留孔27から除去された後に、ポンプ69に操作
装置68とを再び作動させ、加圧された作動流体
を液圧シリンダ75の上端に作用させ、ピストン
棒76及びラム装置100を再び下動させる。
着座開口26の他側において係留孔27中にも
う1つの割りピンの残片がある場合は、着座開口
26から位置決め板80を離脱させるに足るだけ
除去工具を上動させた後、除去工具40を180°回
動させる。次に位置決め板80を再び着座開口2
6中に着座させ、別の係留孔27の下方の使用位
置に連行スタツド106をもつてゆき、取除き作
業を反復実施する。次に着座開口26及び通し孔
29を経て原子炉容器21から除去工具40を完
全に引出して、次の通し孔29に移動させ、割り
ピンの全部の残片が上部炉心板25から除去され
るまで、この手順を反復実施する。
本発明の1つの構造モデルにおいて、全部の材
料は、ホウ酸塩を加えた原子炉等級の水と共に使
用するように設計され、原子炉の上部内部構造物
と接触しうる全ての工具部分は、これらの内部構
造物にとつて有害ではない材料、例えば300シリ
ーズのステンレス鋼から作製される。各部は、着
座開口26中の使用位置に除去工具40を着座さ
せた時に、上記炉心板25の下方の最大のすきま
が約25.4cm(10インチ)になるように配列されて
いる。除去工具40が適用される典型的な原子炉
において、上部支持板28の通し孔29の直径
は、約22.9cm(9インチ)であり、上部炉心板2
5の着座開口26は16.8cm平方(6.6インチ平方)
である。
以上に説明したように、原子炉の上部炉心板か
ら割りピンの残片を除去するための本発明による
除去工具によれば、簡単で経済的な構造によつ
て、割りピンの残片が炉心に落下することを防止
しながら、これらの残片を取除くための手動によ
る正確な遠隔操作が実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による除去工具をその作動状
態とし、また除去工具の作用を示すために原子炉
の上部内部構造物及び炉心の組立体を除去し、原
子炉容器は断面によつて示した、除去工具と原子
炉容器との配列図、第2図は、第1図の原子炉か
ら取出した案内管集合体を、一部は垂直断面によ
つて表わした側面図、第3図は、第1図の原子炉
の上部支持板の上面図であり、下方の上部支持板
を示すために上部支持板を部分的に切欠いて示す
図、第4図は、第2図の4−4線の方向にみた第
2図の案内管集合体の底面図、第5図は、座部上
により容易に嵌合するように一部分を取外し、そ
して/又は変位させて示した、本発明による除去
工具の側面図、第6図は、第5図の6−6線に沿
つて切断して示した水平断面図、第7図は、第5
図の7−7線に沿つて切断して示した水平断面
図、第8図は、上部支持板の開口に対する除去工
具の相対的な寸法を示すための、第5図の8−8
線の方向にみた底面図、第9図は、上部炉心板上
に取付けた使用位置において示した第5図の除去
工具の下端部の断片的な側面図であり、その構造
をより明瞭に示すために一部分を切欠いて示す
図、第10図は、第9図の10−10線に沿つて
切断して示した水平断面図である。 21……原子炉容器、25……上部炉心板、2
6……着座開口、27……係留孔、30……案内
管集合体、40……除去工具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 原子炉容器の上部炉心板中の係留孔に隣接し
    た大きな着座開口から案内管集合体を引出す時に
    該案内管集合体から脱落することのある係留ピン
    残片を、原子炉容器の上部炉心板の該係留孔から
    取除くために、原子炉において使用される除去工
    具であつて、1つの着座開口を経て嵌合される寸
    法の支持手段と、該支持手段により支持されたピ
    ン連行部材と、該ピン連行部材が隣接した係留孔
    と整合されるようにして、該上部炉心板よりも下
    方の使用位置まで着座開口を経て該支持手段を下
    動させるための下動手段と、該ピン連行部材を該
    係留孔中に入るように上動させて該係留ピン残片
    を該係留孔から連行し離脱させるための動力手段
    とを有して成る上部炉心板の係留孔からの係留ピ
    ン残片の除去工具。
JP60114437A 1984-05-29 1985-05-29 上部炉心板からの係留ピン残片除去工具 Granted JPS613088A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US614175 1984-05-29
US06/614,175 US4590671A (en) 1984-05-29 1984-05-29 Tool for removing split pin remnants from a nuclear reactor vessel

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS613088A JPS613088A (ja) 1986-01-09
JPH0422478B2 true JPH0422478B2 (ja) 1992-04-17

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JP60114437A Granted JPS613088A (ja) 1984-05-29 1985-05-29 上部炉心板からの係留ピン残片除去工具

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US (1) US4590671A (ja)
EP (1) EP0163476B1 (ja)
JP (1) JPS613088A (ja)
KR (1) KR930004814B1 (ja)
ES (1) ES8702712A1 (ja)

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EP0163476A2 (en) 1985-12-04
KR930004814B1 (ko) 1993-06-08
EP0163476A3 (en) 1987-09-30
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