JPH04269698A - 上部ノズル取外し用工具 - Google Patents

上部ノズル取外し用工具

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JPH04269698A
JPH04269698A JP3327788A JP32778891A JPH04269698A JP H04269698 A JPH04269698 A JP H04269698A JP 3327788 A JP3327788 A JP 3327788A JP 32778891 A JP32778891 A JP 32778891A JP H04269698 A JPH04269698 A JP H04269698A
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handle pole
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ジョン・デニソーン・ウッド
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アラン・サヴィネル
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    • G21C3/32Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
【発明の分野】本発明は一般に原子炉の燃料集合体に関
し、特に、再構成可能な燃料集合体の取外し可能な上部
ノズルを取外し・再取付するための改良ハンドヘルド型
工具に関するものである。
【0002】
【先行技術の説明】多くの原子炉において、炉心は多数
の細長い燃料集合体から構成されている。従来一般の設
計によるこれらの燃料集合体は、格子により組織化され
た配列で保持された複数の燃料棒と制御棒案内シンブル
とを備えている。上記格子は、燃料集合体の長手方向に
沿って互いに離間して設けられ、且つ、制御棒案内シン
ブルに取り付けられている。燃料集合体の両端にそれぞ
れ設けられる上部ノズル及び下部ノズルは、燃料棒の対
応端部を僅かに越えて延びる案内シンブルに固定されて
いる。燃料集合体の上端部で、案内シンブルは、上部ノ
ズルのアダプタ板に設けられた通路内に取り付けられて
いる。各案内シンブルは、上部ノズルに取り付けるため
の上部スリーブを備えることができる。
【0003】原子炉におけるこのような燃料集合体の使
用中、燃料棒の幾本かに、時として、主に内部応力に起
因する割れがその長手方向に発生することがあり、その
ために、放射性の核分裂生成物が浸出等により原子炉の
一次冷却材中に侵入する可能性が生ずる。燃料棒は、燃
料集合体の上部ノズル及び下部ノズルの間の案内シンブ
ルと共に、互いに離間された配列で格子によって支持さ
れているので、破損燃料棒を検出して取り外すのは困難
である。
【0004】近年まで、このような燃料棒を取り扱うた
めには、問題の燃料集合体を炉心から取り出し、次いで
、当該燃料集合体の上下を逆転させた後、下部ノズルを
取り外す必要があった。しかし、これは手間がかかり、
逆転のために大きな装置を必要とする。
【0005】燃料集合体の交換には高い費用がかかると
いう見地から、運転及び保守経費を最小限度にするため
に再構成可能な燃料集合体が開発されてきた。燃料集合
体を再構成可能とする一般的な手段は、燃料集合体に取
外し可能な上部ノズルを設けるというものであった。再
構成可能な燃料集合体の構成の一つが、本願出願人の米
国特許第4,631,168号明細書に開示されている
。その構成は、上部ノズルを制御棒案内シンブルの上端
部に取外し可能に取り付けるための取付構造を具備して
いるというものである。
【0006】この取付構造は、上部ノズルのアダプタ板
に画成された複数の外側ソケットと、対応の案内シンブ
ルの上端部に形成された複数の内側ソケットと、この内
側ソケット内に挿入されて内側ソケットを外側ソケット
とロック係合関係に維持するための複数の着脱可能なロ
ック管とを備えている。各外側ソケットは、アダプタ板
を貫通し環状の溝を有する通路の形態をとる。また、各
内側ソケットは、案内シンブルの端部部分をアダプタ板
の通路に挿入した時に環状の溝内に着座する環状の膨出
部を有する案内シンブルの中空の上端部分の形態をとっ
ている。案内シンブルの上端部分には、複数の細長い軸
線方向のスロットが設けられており、スロットの付いた
この上端部分が内向きに弾性収縮し、それにより、大径
の膨出部をアダプタ板の通路に設けられている環状の周
溝内に挿入したり該周溝から取り出すことができるよう
になっている。このような方法で、案内シンブルの内側
ソケットは、外側ソケットとのロック係合関係に挿入さ
れたり該ロック係合関係から引き出される。
【0007】ロック管は、上部ノズルの上方から、内側
ソケットを形成している案内シンブルの中空の上端部分
内のロック位置へと挿入される。ロック管は、ロック位
置に挿入されると、内側ソケットの膨出部を上記環状の
溝と拡張ロック係合関係に保持し、内側ソケットが圧縮
解放位置に移動するのを阻止する。この解放位置になっ
た場合には、内側ソケットを外側ソケットから引き出す
ことが可能となる。このような態様において、ロック管
は、内側ソケットを外側ソケットに対してロック係合関
係に維持し、それにより、案内シンブルの上端部に対す
る上部ノズルの取付け状態を維持する。
【0008】更に、振動性の力等が原因の偶発的な離脱
を防止するために、従来、ロック管はそのロック位置で
固定されていた。前記米国特許第4,631,168号
明細書に開示されたロック管においては、ロック管を案
内シンブルの中空上端部分の内側ソケット内のロック位
置に挿入した後に、各ロック管の上部部分に一対の膨出
部を形成することとしている。これらの膨出部は、案内
シンブルの上端部分に形成された円周状の膨出部内に嵌
合し、案内シンブルの上端部分と締まりばめを形成する
【0009】本願出願人の米国特許第4,699,75
8号明細書に開示されている他の構成によるロック管に
おいては、数個の小さなディンプルないしは突起がロッ
ク管の上端部分の外面に予形成され、これらの突起は周
方向において互いに離隔され且つロック管の外面から突
出している。予形成された突起の使用によって、ロック
管をロック位置に挿入した後にロック管に膨出部を形成
する必要がなくなる。また、膨出部を形成したロック管
は使用毎に廃棄されていたが、この予形成された突起は
ロック管を再使用可能とする。
【0010】上で簡単に述べた再構成可能な燃料集合体
の構成には、国内及び国外の事業者が運転費用及び保守
費用を最小とすることができるという効果があることが
証明されている。再構成可能な燃料集合体の上部ノズル
を取り外して再取付するために開発された取付治具が、
本願出願人の米国特許第4,664,875号明細書に
開示されている。この米国特許第4,664,875号
の上部ノズル取外し・再取付治具には1つの大きな問題
点があるが、それは、その治具の重量が相当なものであ
り、治具の整列棒の下端部を上部ノズルの案内シンブル
穴から案内シンブル内に整列させて挿入するように当該
治具を取り扱うためには、天井クレーンやブロック装置
を用いることが必要となるという点にある。
【0011】従って、上部ノズルの取外し及び再取付を
効率的に且つ効果的に行うために使用される新規構成の
工具が、未だ必要とされている。
【0012】
【発明の概要】本発明は、上記必要性を満足するよう設
計された改良ハンドヘルド型工具を提供するものである
。この工具は単純、軽量で、使用が簡単で効果的なもの
である。この工具は、使用者により手で把持されて駆動
操作され、また、再構成可能な燃料集合体から上部ノズ
ルを取り外し、再度そこに上部ノズルを取り付ける場合
に、正確な作業を可能とする。このハンドヘルド型工具
の構成は、従来の治具が約90.7kg(200lb)
の重量であったのに対して、約20.4kg(45lb
)の重量の構造のものを可能とする。本発明の工具が軽
量化されたことにより、この工具を手で容易に操作する
ことができ、従来の治具では必要とされた天井クレーン
やブロック装置の必要性を排除することができる。また
、上部ノズルの取外し及び再設置を迅速に行うことがで
きる。
【0013】従って、本発明は、燃料集合体の案内シン
ブルから上部ノズルを取り外すための改良ハンドヘルド
型工具に関するものである。この工具は、(a)上部ハ
ンドルと、互いに間隔をおいた上端部及び下端部を有す
ると共に、前記上端部で前記上部ハンドルに取り付けら
れそこから下方に延びる細長いハンドルポールとを備え
ている取扱い装置、(b)案内シンブルと係合可能であ
り該案内シンブルに対して分離状態及び係合状態となる
よう駆動可能な、前記ハンドルポールの下端部であるア
ンカー装置と、リフト装置とを備えている下部工具ヘッ
ド、(c)前記アンカー装置を前記ハンドルポールの下
端部に連結すると共に、前記リフト装置を前記ハンドル
ポールの下端部に連結するための連結手段であって、前
記ハンドルポールの回転により前記リフト装置が上部ノ
ズルに対して非ロック位置とロック位置との間、及び、
前記アンカー装置に対して非掛合位置と掛合位置との間
で回転される第1の連結関係、又は、前記リフト装置が
前記アンカー装置に対して前記掛合位置に配置されると
共に上部ノズルに対して前記ロック位置に配置され、且
つ、前記アンカー装置が案内シンブルに対して前記係合
位置に配置された場合に、前記ハンドルポールの回転に
より前記リフト装置が前記アンカー装置に対して前記ハ
ンドルポールに沿って軸線方向に移動され、案内シンブ
ルから上部ノズルを持ち上げて取り外すことができるよ
うになっている第2の連結関係で、前記リフト装置及び
前記アンカー装置を連結するように機能する前記連結手
段、及び、(d)案内シンブルに対して前記分離状態と
前記係合状態となるように前記アンカー装置を駆動させ
る該アンカー装置に連結された駆動手段であって、前記
ハンドルポールに取り付けられ前記上部ハンドルから前
記下部工具ヘッドに延びる前記駆動手段、を具備してい
る。
【0014】より詳細に述べるならば、アンカー装置は
、案内シンブルに挿入可能な細長いプローブ部材を備え
ており、このプローブ部材は、案内シンブルと係合する
拡張位置と、案内シンブルから分離する収縮位置との間
で可動な拡張スリーブを有している。また、アンカー装
置は、拡張位置と収縮位置との間で拡張スリーブを駆動
させるよう、プローブ部材に伝動可能に連結された流体
駆動式アクチュエータを備えている。駆動手段は、取扱
い装置のハンドルに隣接してハンドルポールに取り付け
られた加圧流体供給源と、この供給源からプローブ部材
に延びる加圧流体供給配管を備えている。
【0015】更に、リフト装置は、上部中心部分及び複
数の脚部を有するスパイダヨークを備えており、これら
の脚部は中心部分から径方向外方に突出し更に下方に延
び、その終端部は支持部となっている。この支持部は、
リフト装置が上部ノズルに対してロック位置となるよう
に回転された場合、上部ノズルのリップの下側に配置さ
れ、また、リフト装置が非ロック位置に回転された場合
、上部ノズルのリップから離れるようになっている。 スパイダヨークの中心部分は、ねじ穴を形成する中心ハ
ブと、中心ハブから上方に延びハンドルポールの下端部
に摺動可能に嵌合される中心スリーブとから成る。
【0016】連結手段は、ハンドルポールの下端部に取
り付けられスパイダヨークの中心ハブのねじ穴に螺合さ
れるねじシャフト部材と、ハンドルポールの下端部に取
り付けられたピンと、ピンを着座関係で受け入れるよう
スパイダヨークの中心スリーブに画成された手段と、ピ
ンを中心スリーブと非着座関係となる方向に移動させる
偏倚力をピンに常に作用させ、リフト装置がハンドルポ
ールに対して第2の連結関係をとり、もってハンドルポ
ールの回転によりねじシャフト部材を中心ハブに対して
ねじ回転させ、それによりリフト装置をハンドルポール
及びアンカー装置に対して軸線方向に移動させるために
、ピン及び中心スリーブに係合する手段と、を備えてい
る。リフト装置方向の偏倚力に打ち勝つに十分な下向き
の力をハンドルポールに作用させることによって、ピン
は中心スリーブと着座関係となるよう移動されることが
でき、かかる場合、リフト装置はハンドルポールに対し
て第1の連結関係をとり、これにより、ハンドルポール
を回転させることで、上部ノズルに対してロック位置及
び非ロック位置となるよう、リフト装置をアンカー装置
に対して回転させることができる。
【0017】また、連結手段は、アンカー装置を案内シ
ンブルに対して全方向に枢動可能とするために、アンカ
ー装置をハンドルポールの下端部に連結する自在継手を
備え、アンカー装置を案内シンブルに整列させてそれと
の係合を可能とする。
【0018】本発明の上記利点や効果及びその他の利点
や効果は、本発明の一実施例を示している図面に沿って
の以下の詳細な説明を読むことによって、当業者にとっ
て明らかとなるであろう。
【0019】
【本発明のより詳細な説明】
以下の説明において、同一の参照符号は、全図面を通し
て同一又は相当部分を示している。また、以下の説明に
おいて、「前方」、「後方」、「左方」、「右方」、「
上方」、「下方」等の語は便宜上の言葉であり、限定的
な語として理解されるべきものではない。
【0020】
【全体的な説明】図面、特に図1を参照すると、従来の
再構成可能な原子炉燃料集合体が、正面図で、垂直方向
に短縮した形で符号10により総括的に示されている。 この燃料集合体10は、基本的に、原子炉 (図示しな
い) の炉心領域における下部炉心板 (図示しない)
 上に当該燃料集合体10を支持するための下端構造、
即ち下部ノズル12と、この下部ノズル12から上方に
向かって突き出して縦方向に延びる複数の案内管、即ち
案内シンブル14とを備えている。更に、この燃料集合
体10は、案内シンブル14に沿って軸線方向に互いに
隔てられた複数の横向きの格子16と、これらの格子1
6によって組織化配列で互いに横方向に隔てられ且つ支
持された複数の細長い燃料棒18とを備えている。また
、燃料集合体10は、その中心部に配置されている計装
管20と、案内シンブル14の上端に、以下で詳説する
態様で取外し可能に取り付けられる上端構造、即ち上部
ノズル22とを備えており、構成部材を損傷させること
なく取り扱うことのできる一体的な集合体を形成してい
る。
【0021】上述したように、燃料集合体10における
前記配列の燃料棒18は、燃料集合体10の長手方向に
沿って互いに離間された格子16によって、相互に隔て
られた関係で保持されている。各燃料棒18は核燃料ペ
レット24を具備しており、燃料棒18の両端は上部端
栓26と下部端栓28により閉じられ、燃料棒18を気
密に封止している。一般に、燃料棒18内に燃料ペレッ
ト24を隙間なく積み重ねた関係に保持するために、プ
レナムばね30が上部端栓26と燃料ペレット24との
間に配置されている。核分裂性物質から作られた燃料ペ
レット24は加圧水型原子炉の反応出力の発生を担って
いる。炉心に発生される熱を抜き出して有用な仕事を行
わせるために、水又はホウ素含有水のような液体減速・
冷却材が炉心の燃料集合体を通って上方に圧送される。
【0022】核分裂過程を制御するために、多数の制御
棒32が、燃料集合体10の所定の位置に配置された案
内シンブル14内で、往復運動するようになっている。 詳細に述べると、上部ノズル22は棒クラスタ制御機構
34を備えており、この制御機構34は、複数本の放射
状に延びるフルーク、即ちアーム38を具備するめねじ
付き円筒状部材36を有している。各アーム38は制御
棒32に連結されており、制御機構34は案内シンブル
14内で垂直に制御棒32を動すよう作動し、それによ
って全て周知の態様で燃料集合体10における核分裂過
程を制御するようになっている。
【0023】
【従来の上部ノズル取付構造】図1、図2及び図7に示
すように、上部ノズル22は、複数の制御棒通路42(
図19及び図20も参照)が貫通形成されている下部ア
ダプタ板40を有している。制御棒案内シンブル14の
最上端部分44は、アダプタ板40の制御棒通路42内
に同軸に配置される。燃料棒18に対する接近若しくは
アクセスを可能にするために、上部ノズル22のアダプ
タ板40は、参照符号46で総括的に示した従来の取付
構造により、案内シンブル14の上端部分44に取外し
可能に接続されている。この従来の取付構造46は、前
述の米国特許第4,631,168号明細書に開示され
たものとほぼ同様である。従って、取付構造46につい
ての説明は、ここでは、燃料集合体10の上部ノズル2
2の取外し及び再取付に用いられる本発明による改良工
具48(図8〜図16に沿って以下で説明する)の理解
を容易にするのに必要な程度に留どめる。
【0024】図2〜図7を参照すると、再構成可能な燃
料集合体10の上部ノズル取付構造46は、それぞれが
環状の周溝52(1つだけ図示する)を有する複数の通
路42(1つだけ図示する)により上部ノズルアダプタ
板40に画成された複数の外側ソケット50(1つだけ
図示する)と、案内シンブル14の上端部分44に画成
された複数の内側ソケット54(1つだけ図示する)と
、内側ソケット54を外側ソケットに対してロック係合
関係に維持するために内側ソケット54内に挿入される
複数のロック管56とを備えている。
【0025】取付構造46の各内側ソケット54は、対
応の案内シンブル14の上縁から下方に極く短い距離を
置いて該案内シンブル14の中空上端部分44に設けら
れた環状の膨出部58が画成されている。各案内シンブ
ル14の上端部分44には複数の細長い軸線方向のスロ
ット60が形成されており、スロット付き上端部分が圧
縮位置に内向きに弾性収縮し、それにより、環状の膨出
部58をアダプタ板の通路42を介して環状の溝52内
に挿入したり該溝52から取り出すことができるように
なっている。環状の膨出部58は、案内シンブル14の
上端部分44がアダプタ板の通路42に挿入された時に
環状の溝52に着座し、膨張位置となる。このような方
法で、各案内シンブル14の内側ソケット54は、アダ
プタ板40の対応の外側ソケット50に対してロック係
合関係に挿入されたり該ロック係合関係から引き外され
る。
【0026】より詳細に述べるならば、外側ソケット5
0を画成するアダプタ板40に形成された軸線方向に延
びる通路42は、上部孔62と下部孔64とから構成さ
れている。 下部孔64は、上部孔62よりも相当に大きな軸線方向
の長さを有すると共に、上述の環状の溝52を含んでお
り、この環状の溝52は、上部孔62と下部孔64との
交差部に形成された段部66の下方に短い距離で離間し
て配置されている。また、下部孔64の直径は上部孔6
2の直径よりも大きく、従って、段部66は下向きとな
っている。段部66は、内側ソケット54を外側ソケッ
ト50内に挿入する際に、通路42内に上端部分44を
軸線方向に適切に位置決めするためのストッパ又は整列
用ガイドとして機能することを主目的とする。図7に示
すように、案内シンブル14の上端部分44の上縁は段
部66に当接する。
【0027】ロック管56は、上部ノズル22の上方か
ら、内側ソケット54を形成している案内シンブル14
の中空の上端部分44内のロック位置へと挿入される。 図7に示すように、ロック管56は、ロック位置に挿入
されると、内側ソケット54の膨出部58を環状の溝5
2と拡張ロック係合関係に保持し、内側ソケット54が
圧縮解放位置に移動するのを阻止する。この解放位置に
なった場合には、内側ソケット54を外側ソケット50
から引き出すことが可能となる。このような態様におい
て、各ロック管56は、対応の内側ソケット54を外側
ソケット50に対してロック係合関係に維持し、それに
より、各案内シンブル14の上端部分44に対する上部
ノズル22の取付状態を維持する。
【0028】更に、ロック管56の外面に沿って配置さ
れた複数の小さな突起70及び僅かに外方にフレア状に
開いた(例えば1〜2度)上部周縁部分68の形態をと
る固定手段が、ロック位置でロック管56を固定するた
めに設けられている。即ち、ロック管56を内側ソケッ
ト54内に挿入した時に、内側ソケットに隙間のない摩
擦ばめが得られる。積極的な固定は、フレア状の上部周
縁部分68ではなく、突起70により可能とされる。突
起70は型成形やコイニング等のような適当な方法で予
成形され、形状がほぼ四角錐形となるように形成され、
ロック管56のロック位置に対する抜き差しの回数に拘
わらず、突起70を形成する金属が実質的に変形や寸法
変化をしないようにしている。
【0029】また、ロック管56を案内シンブル14の
上端部分44に挿入した時、突起70は、膨出部58内
に延びるように、環状の膨出部58の高さの位置に配置
され、且つ、ロック管56の外面に沿って周方向に整列
した状態で互いに離間されている。このような態様にお
いて、突起70は、膨出部58の位置で案内シンブル1
4の上端部分44と積極的な締まりばめを構成し、ロッ
ク管56がロック位置から偶発的に離脱するのを防止す
ることができる。
【0030】このロック管56は、特願平3−1943
20号明細書に開示されたハンドヘルド型工具又は米国
特許第4,639,998号明細書に開示された工具に
より、案内シンブル14の上端部分44のロック位置か
ら取り外される。これらの工具のいずれかを使用するこ
とによってロック管56を取外しできることは、本発明
の構成要素ではないので、これらの工具を更に説明する
必要はないであろう。本発明による工具48は、ロック
管56が取り外された後に、上部ノズル22を取り外す
ために用いられる。従って、本発明の工具48について
の以下の説明においては、ロック管56は既に取り外さ
れているものと仮定する。
【0031】
【本発明による改良ハンドヘルド型工具】図8〜図16
を参照すると、本発明による改良ハンドヘルド型工具4
8が示されており、この工具48は、図2〜図7の従来
の取付構造46により図1の再構成可能な燃料集合体1
0の案内シンブル14に取り付けられた取外し可能な上
部ノズル22を取外し及び再取付するためのものである
。この工具48は、その基本的構成要素として、取扱い
装置72と、下部工具ヘッド74と、連結構造76と、
駆動機構78とを含んでいる。
【0032】工具48の取扱い装置72は、環状の上部
ベール(bail)若しくは上部ハンドル80と、細長
いハンドルポール82とを備えている。ハンドルポール
82は、互いに離隔された上端部82A及び下端部82
Bを有しており、その上端部82Aで上部ハンドル80
に取り付けられている。 ハンドルポール82は、上部ハンドル80からポール8
2の下端部82Bまで下方に延びている。
【0033】工具48の下部工具ヘッド74は、アンカ
ー装置84と、リフト装置86とを有している。アンカ
ー装置84は、案内シンブル14の上端部分44と係合
することができ、また、案内シンブル14と係合状態及
び分離状態となるよう駆動可能である。より詳細に述べ
るならば、アンカー装置84は、水平プラットホーム8
8と、このプラットホーム88に取り付けられ且つプラ
ットホーム88の下側で互いに平行に延びる複数の細長
いプローブ部材90とを備えており、これらのプローブ
部材90は、燃料集合体の対応の案内シンブル14内に
挿入されるように案内シンブル14と同じ配列とされて
いる。各プローブ部材90は、外側管状部分92と、こ
の外側管状部分92内で垂直方向に移動可能な中心シャ
フト94と、中心シャフト94の下端部に固定されたテ
ーパ付きノーズ96と、外側管状部分92及び下部のテ
ーパ付きノーズ96の間で保持された拡張スリーブ98
とを有している。図15及び図16に示すように、拡張
スリーブ98には複数のスロット98Aが周方向に互い
に間隔をおいて形成されており、両端部に圧縮力を作用
させた場合に、スリーブ98を外方に湾曲させることが
できる。従って、中心シャフト94の挿入及び引抜きを
行うと、拡張スリーブ98は、対応の案内シンブル14
との分離のための収縮状態と、該案内シンブル14から
の分離のための拡張状態との間で動作する。図17は、
上部ノズルのアダプタ板40を通して案内シンブル14
の上部部分44内に挿入された1本のプローブ部材90
であって、拡張スリーブ98が案内シンブル14の内面
から分離された収縮状態にあるものを示している。図1
8は、拡張スリーブ98が拡張状態にあり、案内シンブ
ル14の内面と係合されている状態を示している。また
、アンカー装置84は、複数の油圧シリンダのような流
体駆動式アクチュエータ100を備えており、これらの
アクチュエータ100は、プラットホーム88上で支持
され、対応のプローブ部材90の可動中心シャフト94
に伝動可能に連結されており、必要に応じて、拡張スリ
ーブ98を拡張状態と収縮状態との間で駆動するように
なっている。
【0034】工具48の駆動機構78は、アンカー装置
84を案内シンブル14に対して分離状態及び係合状態
となるよう駆動するように機能する。図8〜図11に示
すように、駆動機構78は、ハンドルポール82に取り
付けられ、上部ハンドル80の隣接位置から下部工具ヘ
ッド74まで下方に延びている。より詳細には、駆動機
構78は、作動油を含んでいるような加圧流体供給源1
02と、軸線方向に互いに離隔されたブラケット106
によりハンドルポール82に取り付けられた複数の加圧
流体供給配管104とを備えている。供給配管104は
、供給源102から、アンカー装置84のプローブ部材
90に接続された流体駆動式アクチュエータに延びてい
る。
【0035】図12、図13及び図21〜図24を参照
すると、工具48のリフト装置86は、上部中心部分1
10及び複数の脚部112を有するスパイダヨーク10
8を備えており、これらの脚部112は中心部分110
から径方向外方に突出し更に下方に延び、その終端部は
、上部ノズル22のリップ22Aの下側に配置されるこ
とができ或は下側に配置されるよう構成された支持部1
14となっている。スパイダヨーク108の中心部分1
10は、ねじ穴118を形成する中心ハブ116と、中
心ハブ116から上方に延びハンドルポール82の下端
部82Bに摺動可能に嵌合される中心スリーブ120と
から成る。
【0036】工具48の連結構造76は、アンカー装置
84及びリフト装置86をハンドルポール82の下端部
82Bに分離可能に連結する。この連結構造76は、図
12及び図23に示す第1の連結関係又は図24に示す
第2の連結関係で、リフト装置86とハンドルポール8
2を連結するように機能する。図12及び図23の第1
の連結関係において、リフト装置86は、ハンドルポー
ル82を回転させることにより、上部ノズル22に対す
る非ロック位置とロック位置との間、及び、アンカー装
置84に対する非掛合位置と掛合位置との間で回転可能
となっている。リフト装置86が図22に示すように上
部ノズル22に対してロック位置となるよう回転された
場合、脚部112の支持部114は上部ノズル22のリ
ップ22A(図19及び図20参照)の下面側に配置さ
れる。一方、リフト装置86が図21に示す非ロック位
置に回転された場合、脚部112の支持部114は上部
ノズル22のリップ22Aから分離され、工具ヘッド7
4を上部ノズル22に対して上下させることができる。 また、リップ装置86がロック位置に回転された場合、
アンカー装置84との掛合位置にも配置される。この掛
合位置において、プラットホーム88の周縁部に取り付
けられたばね付勢式ピン122は、支持部114の反対
側にある脚部112の内面に設けられた垂直溝124に
係合する。
【0037】図24の第2の連結関係において、リフト
装置86は、ハンドルポール82を回転させることによ
って、ハンドルポール82に沿ってアンカー装置84に
対して軸線方向に移動することができ、リフト装置86
がアンカー装置84に対する掛合位置に配置されると共
に、上部ノズル22に対するロック位置に配置されてい
る場合、アンカー装置84の拡張スリーブ98が案内シ
ンブル14に対して係合状態とされた後であれば、上部
ノズル22を案内シンブル14から持ち上げて取り外す
ことができる。
【0038】より詳細に述べると、連結構造76は、ハ
ンドルポール82の下端部82Bに摺動可能に取り付け
られ且つリフト装置86におけるスパイダヨーク108
の中心ハブ116のねじ穴118に螺合されるねじシャ
フト部材126を備えている。また、連結構造76は、
ハンドルポール82の下端部82Bを貫通して取り付け
られた横方向に延びる係合ピン128を備えている。こ
のピン128の両端部を着座関係で受け入れるために、
スパイダヨーク108の中心スリーブ120の上縁部に
は、1対の凹部130が互いに対峙して形成されている
。また、コイルばね132が、中心スリーブ120の内
側の肩部120Aと係合ピン128との間に配置されて
これらと係合しており、ピン128に偏倚力を常時作用
させてピン128を中心スリーブ120と非着座関係と
なるように移動させ、これによりハンドルポール82は
、図24に示すように、リフト装置86に対して持ち上
げられると共に、リフト装置86はハンドルポール82
に対して前記第2の連結関係をとることができる。従っ
て、ハンドルポール82を回転すると、ねじシャフト部
材126は中心ハブ116のねじ穴118に対してねじ
回転し、それにより、リフト装置86がハンドルポール
82及びアンカー装置84に対して軸線方向に移動して
、上部ノズル22を案内シンブル14から持ち上げる。 工具48の使用者がコイルばね132の偏倚力に打ち勝
つに十分な下向きの力を上部ハンドル80及びハンドル
ポール82に作用させることによって、係合ピン128
は、中心スリーブ120の凹部130と着座関係となる
よう移動されることができる。このようにして、リフト
装置86はハンドルポール82に対して前記第1の連結
関係をとり、これにより、ハンドルポール82を回転さ
せることで、上部ノズル22に対してロック位置及び非
ロック位置となるよう、リフト装置86をアンカー装置
84に対して回転させることができる。
【0039】連結装置76は、更に、アンカー装置84
をハンドルポール82の下端部82Bに連結する自在玉
継手134を備えている。玉継手134による連結によ
って、アンカー装置84は案内シンブル14に対して全
方向的に枢動することができ、アンカー装置84を案内
シンブル14と整合させそれに適合させるのを容易化す
る。
【0040】作用について簡単に述べる。図21〜図2
4は、燃料集合体10の案内シンブル14の上部部分4
4から上部ノズル22を取り外すよう用いられた工具ヘ
ッド74を示している。図21は、上部ノズル22に配
置された工具ヘッド74のリフト装置86及びアンカー
装置84を示す図であって、リフト装置86がアンカー
装置84に対して非掛合位置にあり且つ取外し可能な上
部ノズル22に対して非ロック位置にあるところを示し
ている。図22は、工具ヘッド74のリフト装置86が
アンカー装置84に対して掛合位置となり、且つ、取外
し可能な上部ノズル22に対してロック位置となるよう
に回転された後の状態を示している。図23は、取外し
可能な上部ノズル22に対してロック位置にあるリフト
装置86を示す図であり、上部ノズル22を案内シンブ
ル14から取り外すべくリフト装置86をアンカー装置
84から上方に移動させるよう駆動される前の状態を示
している。図24は、駆動後の工具ヘッド74のリフト
装置86と、案内シンブル14から取り外された上部ノ
ズル22とを示している。上部ノズル22を取り外す場
合の前記操作とは逆の手順をとることにより、上部ノズ
ル22を案内シンブル14に再設置するよう、この工具
48を用いることができる。
【0041】本発明及びこれに付随する多くの利点は、
上の説明から理解されるであろう。また、本発明の精神
及び範囲を逸脱することなく、或はその実質的な利点を
犠牲にすることなく、形態、構成及び配列に関し種々の
変更が可能であることは明らかであり、よって、以上に
述べられた形態は単に本発明の好適な実施例に過ぎない
ことを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の再構成可能な燃料集合体を、図示を明瞭
にするため一部を断面で且つ一部を切り欠いて示す側立
面図である。
【図2】図1の再構成可能な燃料集合体の上部ノズル及
び案内シンブルに関連される従来の取付構造の構成要素
を示す軸線方向に沿っての分解断面図である。
【図3】従来の取付構造の構成要素である案内シンブル
の上端部を示す、図2の3−3線に沿って見た場合の平
面図である。
【図4】従来の取付構造のロック管を示す、図2の4−
4線に沿って見た場合の側面図である。
【図5】図4の5−5線に沿って見た場合のロック管の
平面図である。
【図6】図4のロック管の上端部を部分的に示す拡大断
面図である。
【図7】互いに組み立てられた図2の従来の取付構造の
構成要素を示す断面図である。
【図8】図2〜図7の従来の取付構造により図1の再構
成可能な燃料集合体の案内シンブルに取り付けられた取
外し可能な上部ノズルを取り外して再取付するための本
発明の工具を示す側面図であり、部分的に切り欠き短縮
した形で示す図である。
【図9】図8の9−9線に沿って見た場合の本発明の工
具の拡大平面図である。
【図10】本発明の工具の工具ヘッドを示す、図8の1
0−10線に沿って拡大断面図である。
【図11】図8の11−11線に沿って見た場合の工具
ヘッドの平面図である。
【図12】図11の12−12線に沿っての工具の軸線
方向断面図である。
【図13】図12の13−13線に沿って見た場合の工
具ヘッドの中心スリーブの側面図である。
【図14】図11の14−14線に沿って見た場合の工
具ヘッドの側面図であり、一部を切欠き断面図で示す図
である。
【図15】図14の工具ヘッドにおけるアンカー装置の
細長いプローブ部材の拡張スリーブを示す拡大側面図で
ある。
【図16】図15の16−16線に沿って見た場合の拡
張スリーブの端面図である。
【図17】上部ノズルのアダプタ板を貫通して案内シン
ブル内に挿入されたプローブ部材の一つを示す拡大軸線
方向断面図であって、拡張スリーブが収縮状態となり案
内シンブルの内面から分離されているところを示す図で
ある。
【図18】拡張スリーブが拡張状態となり案内シンブル
の内面に係合しているところを示す、図17と同様な図
である。
【図19】図1の再構成可能な燃料集合体の取外し可能
な上部ノズルと、そこに取り付けられた押さえばねを示
す拡大平面図である。
【図20】取外し可能な上部ノズルを取り付けている2
本の案内シンブルを示す、図19の20−20線に沿っ
ての上部ノズルの断面図であり、明瞭化のために押さえ
ばねを取り外して示している。
【図21】取外し可能な上部ノズルに対して非ロック位
置となるよう工具ヘッドを配置した状態を示す、図19
と同様な図である。
【図22】取外し可能な上部ノズルに対してロック位置
となるよう回転された後の工具ヘッドを示す、図21と
同様な図である。
【図23】取外し可能な上部ノズルに対してロック位置
にあるが、駆動前で上部ノズルが案内シンブルに未だ取
り付けられている状態を示す、工具ヘッドの軸線方向断
面図である。
【図24】駆動後で上部ノズルが案内シンブルから取り
外された時の工具ヘッドを示す、図23と同様な図であ
る。
【符号の説明】
10    燃料集合体 14    案内シンブル 22    上部ノズル 48    上部ノズル取外し用の工具72    取
扱い装置 74    下部工具ヘッド 76    連結構造 78    駆動機構 80    上部ハンドル 82    ハンドルポール 84    アンカー装置 86    リフト装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  核燃料集合体の案内シンブルから上部
    ノズルを取り外すための工具であって、(a)上部ハン
    ドルと、互いに間隔をおいた上端部及び下端部を有する
    と共に、前記上端部で前記上部ハンドルに取り付けられ
    そこから下方に延びる細長いハンドルポールとを備えて
    いる取扱い装置、(b)案内シンブルと係合可能であり
    該案内シンブルに対して分離状態及び係合状態となるよ
    う駆動可能なアンカー装置と、リフト装置とを備えてい
    る下部工具ヘッド、(c)前記アンカー装置を前記ハン
    ドルポールの前記下端部に連結すると共に、前記リフト
    装置を前記ハンドルポールの前記下端部に連結するため
    の連結手段であって、前記ハンドルポールの回転により
    前記リフト装置が上部ノズルに対して非ロック位置とロ
    ック位置との間、及び、前記アンカー装置に対して非掛
    合位置と掛合位置との間で回転される第1の連結関係、
    又は、前記リフト装置が前記アンカー装置に対して前記
    掛合位置に配置されると共に上部ノズルに対して前記ロ
    ック位置に配置され、且つ、前記アンカー装置が案内シ
    ンブルに対して前記係合位置に配置された場合に、前記
    ハンドルポールの回転により前記リフト装置が前記アン
    カー装置に対して前記ハンドルポールに沿って軸線方向
    に移動され、案内シンブルから上部ノズルを持ち上げて
    取り外すことができるようになっている第2の連結関係
    で、前記リフト装置及び前記アンカー装置を連結するよ
    うに機能する前記連結手段、及び、(d)案内シンブル
    に対して前記分離状態と前記係合状態となるように前記
    アンカー装置を駆動させる該アンカー装置に連結された
    駆動手段であって、前記ハンドルポールに取り付けられ
    前記上部ハンドルから前記下部工具ヘッドに延びる前記
    駆動手段、を具備する上部ノズル取外し用工具。
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