JPH04223844A - センサー異常診断機能付砥石接触検出装置 - Google Patents

センサー異常診断機能付砥石接触検出装置

Info

Publication number
JPH04223844A
JPH04223844A JP40706790A JP40706790A JPH04223844A JP H04223844 A JPH04223844 A JP H04223844A JP 40706790 A JP40706790 A JP 40706790A JP 40706790 A JP40706790 A JP 40706790A JP H04223844 A JPH04223844 A JP H04223844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
abnormality
contact
signal
grinding wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP40706790A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhisa Yamada
山 田 勝 久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kure Norton KK
Original Assignee
Kure Norton KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kure Norton KK filed Critical Kure Norton KK
Priority to JP40706790A priority Critical patent/JPH04223844A/ja
Publication of JPH04223844A publication Critical patent/JPH04223844A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なセンサー異常診断
機能付砥石接触検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年各種作業と同様に研削、研磨作業に
おいても広く自動化、省力化が図られている。例えば研
削盤において各種研削砥石を使用して金属その他の被削
材を研削加工したり、立方晶窒化硼素(CBN)ホイー
ルやダイヤモンドホイールなどの超砥粒ホイールをドレ
スしたりする場合にも自動化、省力化が図られている。 この場合、砥石と被削材又はドレッサーとが接触した瞬
間を各種センサーで検出しそれから自動的に砥石が回転
して研削加工が行われるようになっている。
【0003】センサーが正常に機能している場合は上記
研削加工やドレス処理は自動的に行なわれるが、センサ
ーが破損したり、センサーと電源を接続するリード線が
断線、短絡などして正常に機能しなくなると砥石の破壊
、機械の破損など大きな事故を招来する。これらの事故
を未然に防止するためにセンサーを絶えず監視する必要
があり、その異常は一般に作業者が不審をもったとき発
見されて他のセンサーと取替えるか、その他の測定器を
用いて確認する方法をとっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】各種研削作業の自動化
、省力化をすすめていくに当たっても安全上センサーの
異常を常に作業者が確認する必要があるため、完全な自
動化、省力化を図ることができず、その解決が望まれて
いた。
【0005】
【課題を解決するための手段】かくて本発明はかかる難
点を解決してセンサーの異常を自動的に確認して何ら事
故を招来することなく砥石の接触を検出し、以て砥石に
よる研削加工の完全な自動化、省力化を図りうる装置を
提供することを目的とするものである。
【0006】よって、本発明は砥石が被削材又はドレッ
サーと接触した瞬間発生する超音波を感知してその接触
を電気的に検出する超音波センサーと、このセンサーか
らの電気信号を増幅、検波、識別比較する接触信号出力
回路とを有する砥石接触検出装置において、前記超音波
センサーに異常診断用電気信号を送る回路と、該超音波
センサーから送られてくる砥石接触時の電気信号と異常
診断用電気信号を識別検波し、異常時には警報を発する
異常警報出力回路を更に設けたことを特徴とする、セン
サー異常診断機能付砥石接触検出装置を提供するもので
ある。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照しつ
つ詳細に説明する。
【0008】図面において、1は研削盤のテーブルドレ
ッサー、あるいは砥石軸等砥石と被削材又はドレッサー
が接触した瞬間発生するたとえばAE(acousti
c emission )波と呼ばれる超音波を検出す
る超音波センサー(又はAEセンサー)であり、砥石と
の接触を検出しやすい位置におかれる。この超音波によ
る信号は通常数十キロヘルツ以上の超音波領域を持って
いる。
【0009】このセンサー1にはこのセンサー1からの
電気的信号を増幅、検波、識別比較する装置5,6,7
を有する接触信号出力回路12が設けられている。この
回路の作用を図1について説明すれば、上記センサー1
から発生する電気信号はセンサー1のコードをとおりセ
ンサー1とは別体の装置本体内部(図1において点線で
囲まれている部分)の信号増幅器3に入り増幅される。 次いでAE用バンドパスフィルター4により接触信号以
外の信号(ノイズ)をできるだけ除去し、接触信号のみ
を接触信号直線検波器5に通して検波し、次に接触信号
比較設定器6に通す。この接触信号比較設定器6ではあ
らかじめ設定しておいたレベル電圧よりも大きい電圧が
入ってくると、砥石が被削材又はドレッサーと接触した
と判断し、増幅器7を通して接触信号出力を出す。この
出力はリレー接点であったり、オープンコレクター使用
の無接点出力であったりする。前者は有接点であり、一
方後者はトランジスターを使用した無接点であり、応答
速度が早いことを利用してCNC装置の制御等に使用さ
れることが多い。
【0010】この装置本体内に異常検出用信号発生回路
2を組み込み、この回路から異常検出用低周波電気信号
をAEセンサー1に常時流しておく。更にこの本体内に
異常検出用バンドパスフィルター8、そして異常信号直
線検波器9、異常信号比較設定器10、増幅器11から
なる異常警報出力回路13を設ける。上記低周波電気信
号は接触信号のような超音波領域ではないため、AE用
バンドパスフィルター4を通ることはなく、異常検出用
バンドパスフィルター8及び異常信号直線検波器9を通
り、異常信号比較設定器10で設定されたレベル電圧を
超えたとき増幅器11を通って異常警報出力を出す。
【0011】今センサーが異常、たとえばセンサー断線
のときには信号増幅器3の入力はほぼ0Vの低周波成分
であるために、AE用バンドパスフィルターを通ること
なく、異常警報出力回路を流れ、まず異常信号検出バン
ドパスフィルター8を経て異常信号を検波識別して異常
警報出力を出す。またセンサー短絡で異常の場合、信号
増幅器3の入力は異常検出用信号発生回路2で発生する
ある電圧をもった低周波信号が入力され、高周波成分は
ないのでさきと同様に異常信号検出用バンドパスフィル
ターを経て識別検波し異常警報出力を出す。
【0012】波形でみると正常なときはAEセンサーの
波形+異常検出用信号の波形(原信号VL =0.9V
、センサーを通るとVl =0.3V)が信号増幅器3
に入り、AE信号はAEバンドパスフィルター4を経て
接触信号直線検波器5、接触信号比較設定器6、増幅器
7を通り、一方異常検出用信号は異常検出用バンドパス
フィルター8、異常信号直線検波器9を経て異常信号比
較設定器10に入る。この異常信号比較設定器10では
、センサー断線のときの入力電圧、殆ど0V、短絡のと
きの入力電圧VL 内の値でしかもVl より大きい値
、たとえば0.5Vにセットしておく。短絡のときはV
L =0.9Vが入り異常警報となり断線のときは殆ど
0Vが入り異常警報となるのである。異常警報出力を確
実ならしめ同時に研削盤を非常停止させるようにすれば
、研削盤自動運転装置におけるAEセンサーに異常が生
じてもこれによる事故を未然に防ぐことができる。
【0013】さて、実際にCNC円筒研削盤において、
AEセンサーを砥石軸上に設置し本装置の接触信号出力
回路と異常警報出力回路をこの研削盤のシーケンスの砥
石自動切込み、及び非常停止回路に組み込み、自動運転
をスタートさせ、AEセンサーのリード線を故意に切断
して動作の確認を行なった結果、何回繰り返してもその
時点で研削盤は、非常停止が働き、異常警報出力が確実
に動作していることが確認できた。
【0014】
【発明の効果】以上のことから明らかなように本装置を
各種研削盤に取付けて、研削盤の自動化をはかれば、A
Eセンサーを常時監視することになり、センサーに異常
が発生した場合には、異常警報を発することにより研削
盤の自動停止を行なうことができ、人が常時監視するこ
となく、砥石破壊の防止、研削盤の破損事故の防止が可
能となり、研削盤の自動運転の信頼性が向上し、自動化
、無人化、省力化のコストダウンに、また安全運転に優
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置のブロック図を示す。
【符号の説明】
1  AEセンサー 2  異常検出用信号発生回路 3  信号増幅器 4  AE用バンドパスフィルター 5  接触信号直線検波器 6  接触信号比較設定器 7  増幅器 8  異常検出用バンドパスフィルター9  異常信号
直線検波器 10  異常信号比較設定器 11  増幅器 12  接触信号出力回路 13  異常警報出力回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】砥石が被削材又はドレッサーと接触した瞬
    間発生する超音波を感知してその接触を電気的に検出す
    る超音波センサーと、このセンサーからの電気信号を増
    幅、検波、識別比較する接触信号出力回路とを有する砥
    石接触検出装置において、前記超音波センサーに異常診
    断用電気信号を送る回路と、該超音波センサーから送ら
    れてくる砥石接触時の電気信号と異常診断用電気信号を
    識別検波し、異常時には警報を発する異常警報出力回路
    を更に設けたことを特徴とする、センサー異常診断機能
    付砥石接触検出装置。
JP40706790A 1990-12-26 1990-12-26 センサー異常診断機能付砥石接触検出装置 Pending JPH04223844A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40706790A JPH04223844A (ja) 1990-12-26 1990-12-26 センサー異常診断機能付砥石接触検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40706790A JPH04223844A (ja) 1990-12-26 1990-12-26 センサー異常診断機能付砥石接触検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04223844A true JPH04223844A (ja) 1992-08-13

Family

ID=18516693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP40706790A Pending JPH04223844A (ja) 1990-12-26 1990-12-26 センサー異常診断機能付砥石接触検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04223844A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010005758A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Howa Mach Ltd 工作機械のドアロック制御装置
JP2010005759A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Howa Mach Ltd 工作機械のドアロック制御装置
CN102975119A (zh) * 2012-11-16 2013-03-20 清华大学 一种数控外圆磨床运行及工艺状态监控与诊断系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010005758A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Howa Mach Ltd 工作機械のドアロック制御装置
JP2010005759A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Howa Mach Ltd 工作機械のドアロック制御装置
CN102975119A (zh) * 2012-11-16 2013-03-20 清华大学 一种数控外圆磨床运行及工艺状态监控与诊断系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4332161A (en) Acoustic detection of tool wear and fracture
JPS6224945A (ja) モニタとモニタを最適化する方法
US4441103A (en) Unusual vibration transducer apparatus in machine tools
JPH04223844A (ja) センサー異常診断機能付砥石接触検出装置
JP2004534664A (ja) 工作機械の加工プロセスの検査装置と検査方法
JPS59166448A (ja) 適応制御nc工作機械装置
JPS5531542A (en) Abnormality detecting system for tool or work in machine tool
JP4576503B2 (ja) 平面研削方法
JPS6069550A (ja) 研削割れ検出方法及び装置
EP0566853A2 (en) Method and apparatus for dressing a grinding wheel
JPS6232070B2 (ja)
JPS62120948A (ja) 工具折損検出装置
JPH02232147A (ja) 工具監視装置
JPS6210055Y2 (ja)
JPH074733B2 (ja) 加工監視装置
JPS6322938B2 (ja)
JPS61132860A (ja) 工具折損検出装置
JPH0215954A (ja) 工具異常監視方法
JPH066253B2 (ja) 工具折損検出装置
JPS61112962A (ja) 工具折損検出装置
JPS63295158A (ja) アコ−スティック・エミッション法による工具の異常検出装置
JPS61265268A (ja) 研削異常検出装置
JPS61132858A (ja) 工具折損検出装置
JPS6161939B2 (ja)
JP3074219B2 (ja) 砥石のドレッシング装置