JPS61112962A - 工具折損検出装置 - Google Patents
工具折損検出装置Info
- Publication number
- JPS61112962A JPS61112962A JP59235426A JP23542684A JPS61112962A JP S61112962 A JPS61112962 A JP S61112962A JP 59235426 A JP59235426 A JP 59235426A JP 23542684 A JP23542684 A JP 23542684A JP S61112962 A JPS61112962 A JP S61112962A
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- Japan
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- tool
- breakage
- signal
- sensor
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N29/00—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
- G01N29/14—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object using acoustic emission techniques
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- Biochemistry (AREA)
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の分野〕
本発明は工作機械における工具の折損や異常を切削加工
及び折損時に発生するアコースティックエミッション(
以下AEという)を利用して監視。
及び折損時に発生するアコースティックエミッション(
以下AEという)を利用して監視。
自動検出する工具折損検出装置に関するものである。
本発明はAEセンサの感度を調整するために工具折損時
に得られるAE倍信号周波数を含む擬似折損信号を発生
する擬似折損信号発生手段を設けると共に、擬似折損信
号発生手段を取付ける加工対象の表面が必ずしも均一で
ないことに鑑み、標準レベルで擬似折損信号発生手段を
駆動して得られる受波レベルとその基準出力レベルとの
比をAEセンサの感度調整時の擬似折損信号発生手段の
補正値として記憶するようにしている。そして工作時に
はその補正値によって補正したレベルで擬似折損信号発
生手段を駆動するので、正確なレベルの擬似折損信号を
用いてAEセンサの感度を調整することが可能となり、
信頼性の高い工具折損検出装置とすることができる。
に得られるAE倍信号周波数を含む擬似折損信号を発生
する擬似折損信号発生手段を設けると共に、擬似折損信
号発生手段を取付ける加工対象の表面が必ずしも均一で
ないことに鑑み、標準レベルで擬似折損信号発生手段を
駆動して得られる受波レベルとその基準出力レベルとの
比をAEセンサの感度調整時の擬似折損信号発生手段の
補正値として記憶するようにしている。そして工作時に
はその補正値によって補正したレベルで擬似折損信号発
生手段を駆動するので、正確なレベルの擬似折損信号を
用いてAEセンサの感度を調整することが可能となり、
信頼性の高い工具折損検出装置とすることができる。
工作機械において工具を用いて加工対象(以下ワークと
いう)を切削加工する場合、何らかの原因で工具が折損
し又切屑のつまりを起こして異常切削している場合があ
る。近年の工場自動化の進展に伴いこのような工具の折
損や異常切削を自動的に検出することが強く要求されて
いる。こうした工作機械の工具の折損を検出する一手法
として、従来より工作機械の工具やワークの近傍にAE
センサを設け、そこから得られるAE倍信号基づいて工
具の折損を検出する装置が提案されている。
いう)を切削加工する場合、何らかの原因で工具が折損
し又切屑のつまりを起こして異常切削している場合があ
る。近年の工場自動化の進展に伴いこのような工具の折
損や異常切削を自動的に検出することが強く要求されて
いる。こうした工作機械の工具の折損を検出する一手法
として、従来より工作機械の工具やワークの近傍にAE
センサを設け、そこから得られるAE倍信号基づいて工
具の折損を検出する装置が提案されている。
しかしながら従来の工具折損検出装置によれば、ワーク
の近傍にAEセンサが設けられるためその取付位置によ
ってAE倍信号レベルが大幅に異なる。そのため従来の
工具折損検出装置ではAEセンサの感度を工具の大きさ
に応じてあらかじめ定められた標準値に設定し、個々の
工作機械の工具。
の近傍にAEセンサが設けられるためその取付位置によ
ってAE倍信号レベルが大幅に異なる。そのため従来の
工具折損検出装置ではAEセンサの感度を工具の大きさ
に応じてあらかじめ定められた標準値に設定し、個々の
工作機械の工具。
AEセンサ間の減衰率を試行錯誤で補正していた。
しかるに工具の折損時のAE倍信号折損時にしか得られ
ないのでAEセンサの取付位置や取付状態の確認が!’
ffl L < 、工具の折損を確実に検出することが
困難であった。更に工具の種類、例えばドリル径を変更
した時や回転速度等の切削条件を異ならせたとき、更に
形状や材質の異なるワーク毎にAE倍信号レベルが異な
るため、調整が困難であり使い難く信頼性に問題がある
という欠点があった。
ないのでAEセンサの取付位置や取付状態の確認が!’
ffl L < 、工具の折損を確実に検出することが
困難であった。更に工具の種類、例えばドリル径を変更
した時や回転速度等の切削条件を異ならせたとき、更に
形状や材質の異なるワーク毎にAE倍信号レベルが異な
るため、調整が困難であり使い難く信頼性に問題がある
という欠点があった。
本発明はこのような従来の工具折損検出装置の問題点に
鑑みてなされたものであって、AEセンサの感度を調整
するために工具折損時のAE倍信号同一のAE倍信号発
生する擬似折損信号発生手段を設けると共に、擬似折損
信号発生手段より正確なレベルのAE倍信号発生させて
AEセンサの感度値を調整することによってワークの形
状や材質2表面状態に依存することなく正確に感度を設
定することができる工具折損検出装置を提供することを
目的とする。
鑑みてなされたものであって、AEセンサの感度を調整
するために工具折損時のAE倍信号同一のAE倍信号発
生する擬似折損信号発生手段を設けると共に、擬似折損
信号発生手段より正確なレベルのAE倍信号発生させて
AEセンサの感度値を調整することによってワークの形
状や材質2表面状態に依存することなく正確に感度を設
定することができる工具折損検出装置を提供することを
目的とする。
本発明は工作機械の工具近傍に設けられたAE七ンサを
有し、工具の折損時に得られるAE倍信号基づいて折損
を検出する工具折損検出装置であって、工具の折損時に
得られるAE倍信号周波数を含む擬似折損信号を発生す
る擬似折損信号発生手段と、外部入力に基づいて増幅率
を変えてAEセンサのAE倍信号増幅する可変増幅率増
幅器と、擬似折損信号発生手段の基準駆動レベルとその
補正値、該基準駆動レベルでの駆動時にAEセンサの基
準出力レベルを記憶する領域及び各工具毎の最適感度値
を記憶する領域を有する記憶手段と、擬似折損信号発生
手段を基準駆動レベルで駆動しその際得られる受波レベ
ルを基準受波レベルと比較して補正値を算出する補正値
算出手段、用いられる工具に対応して該補正値により補
正された駆動レベルにより擬似折損信号発生手段を駆動
し可変増幅率増幅器の増幅率を最適値に設定する感度設
定手段を含む制御手段と、を具備することを特徴とする
ものである。
有し、工具の折損時に得られるAE倍信号基づいて折損
を検出する工具折損検出装置であって、工具の折損時に
得られるAE倍信号周波数を含む擬似折損信号を発生す
る擬似折損信号発生手段と、外部入力に基づいて増幅率
を変えてAEセンサのAE倍信号増幅する可変増幅率増
幅器と、擬似折損信号発生手段の基準駆動レベルとその
補正値、該基準駆動レベルでの駆動時にAEセンサの基
準出力レベルを記憶する領域及び各工具毎の最適感度値
を記憶する領域を有する記憶手段と、擬似折損信号発生
手段を基準駆動レベルで駆動しその際得られる受波レベ
ルを基準受波レベルと比較して補正値を算出する補正値
算出手段、用いられる工具に対応して該補正値により補
正された駆動レベルにより擬似折損信号発生手段を駆動
し可変増幅率増幅器の増幅率を最適値に設定する感度設
定手段を含む制御手段と、を具備することを特徴とする
ものである。
このような特徴を有する本発明によれば、工作機械によ
る加工を行う前に擬似折損信号発生手段により工具の折
損時の擬似折損信号を発生させてAEセンサの感度を調
整している。このときあらかじめ擬似折損信号発生手段
を基準駆動レベルで駆動し、そのときAEセンサより得
られる受波レベルを基準出力レベルと比較することよっ
てその駆動レベルの補正値を得ている。そしてその補正
値により補正した値で擬(以折損信号発生手段を駆動す
ることによって適正なレベルの擬似折損信号を発生させ
ることが可能となる。こうして発生する擬似折損信号を
用いてAEセンサの感度を調整すれば、ワークの表面状
態や材質にもかかわらず正確に且つ容易に調整すること
が可能となる。
る加工を行う前に擬似折損信号発生手段により工具の折
損時の擬似折損信号を発生させてAEセンサの感度を調
整している。このときあらかじめ擬似折損信号発生手段
を基準駆動レベルで駆動し、そのときAEセンサより得
られる受波レベルを基準出力レベルと比較することよっ
てその駆動レベルの補正値を得ている。そしてその補正
値により補正した値で擬(以折損信号発生手段を駆動す
ることによって適正なレベルの擬似折損信号を発生させ
ることが可能となる。こうして発生する擬似折損信号を
用いてAEセンサの感度を調整すれば、ワークの表面状
態や材質にもかかわらず正確に且つ容易に調整すること
が可能となる。
こうした調整を終えた後擬似折損信号発生手段を外して
工具を取付ければ、工具折損時には擬似折損信号と同一
の経路によってAE倍信号AEセンサに伝えられる。そ
して適正な感度のAEセンサによってAE倍信号信号処
理部に伝えられるので、工具折損の信頼性を大幅に向上
させることが可能となり使い易い工具折損検出装置とす
ることができる。
工具を取付ければ、工具折損時には擬似折損信号と同一
の経路によってAE倍信号AEセンサに伝えられる。そ
して適正な感度のAEセンサによってAE倍信号信号処
理部に伝えられるので、工具折損の信頼性を大幅に向上
させることが可能となり使い易い工具折損検出装置とす
ることができる。
第1図は本発明による工具折損検出装置の一実施例を示
すブロック図である。本実施例は数値制御装置を用いて
制御されるボール盤に取付けられた工具折損検出装置を
示すものであって、ワーク1はボール盤のベース上に固
定されており、ワーク1の上部よりドリル2を回転させ
て所定速度で押下しワーク1を開口する。ドリル2は数
値制御装置3によってその動作が制御されている。ここ
で用いられるドリルは図示しない自動工具交換器によっ
て自動的に交換されるものとする。さてワーク1の上部
のドリルの刃が接触する位置にワーク1に切削を行う前
にあらかしめAEセンサと同じ<PZT等からなる擬似
折損信号発生器4が取付けられる。駆動回路5はこの擬
似折損信号発生器4を駆動するものであって、あらかし
め工具の折損時のAE出力波形と相似で且つ同一のパワ
ースペクトル分布を持つ駆動波形を発振するよう構成さ
れており、その振幅レベルは外部より与えられる。そし
てワーク1が配置される工具の近傍、例えば第1図に示
すようにベース上にAE倍信号検出するAEセンサ6を
設ける。AEセンサ6はドリル2等の工具からのAE倍
信号擬似折損信号発生器4からのAE倍信号検出する広
帯域のAEセンサであって、その出力はAE信号処理部
7に与えられる。へE信号処理部7ばAEセンサ6から
の信号を所定のレベルセ増幅すると共に工具の折損、異
常切削の信号を検知し、入出力インターフェース8を通
じて中央演算装置(以下CPUという)9に与えるもの
である。CPU9にはシステム制御プログラムを記憶す
るリードオンリメモリ (J22下ROMという)10
と、この数値制御装置3によって用いられる工具に対応
するAEセンサの感度情報を含むランダムアクセスメモ
リ (以下RAMという)11から成る記憶手段が接続
されている。CPU9には更に入出力インターフェース
12を介して切削中のAE信号レベル、工具の異常切削
や折損を表示する表示器13、及び工具の番号や種類、
標準のAEセンサの感度を設定する入カキ−14が接続
される。更に信号伝送ライン15を介して数値制御装置
3が接続されている。CPU9はこれらの入力に基づい
て所定の擬似折損信号発生器4の駆動レベルを駆動回路
5に与え、AE信号処理部7より得られるAE信号レベ
ルに基づいて最適の感度を検出し、それをRAM1lに
順次保持すると共に以後それに対応する工具が用いられ
るときにその感度に設定するように制御するものである
。
すブロック図である。本実施例は数値制御装置を用いて
制御されるボール盤に取付けられた工具折損検出装置を
示すものであって、ワーク1はボール盤のベース上に固
定されており、ワーク1の上部よりドリル2を回転させ
て所定速度で押下しワーク1を開口する。ドリル2は数
値制御装置3によってその動作が制御されている。ここ
で用いられるドリルは図示しない自動工具交換器によっ
て自動的に交換されるものとする。さてワーク1の上部
のドリルの刃が接触する位置にワーク1に切削を行う前
にあらかしめAEセンサと同じ<PZT等からなる擬似
折損信号発生器4が取付けられる。駆動回路5はこの擬
似折損信号発生器4を駆動するものであって、あらかし
め工具の折損時のAE出力波形と相似で且つ同一のパワ
ースペクトル分布を持つ駆動波形を発振するよう構成さ
れており、その振幅レベルは外部より与えられる。そし
てワーク1が配置される工具の近傍、例えば第1図に示
すようにベース上にAE倍信号検出するAEセンサ6を
設ける。AEセンサ6はドリル2等の工具からのAE倍
信号擬似折損信号発生器4からのAE倍信号検出する広
帯域のAEセンサであって、その出力はAE信号処理部
7に与えられる。へE信号処理部7ばAEセンサ6から
の信号を所定のレベルセ増幅すると共に工具の折損、異
常切削の信号を検知し、入出力インターフェース8を通
じて中央演算装置(以下CPUという)9に与えるもの
である。CPU9にはシステム制御プログラムを記憶す
るリードオンリメモリ (J22下ROMという)10
と、この数値制御装置3によって用いられる工具に対応
するAEセンサの感度情報を含むランダムアクセスメモ
リ (以下RAMという)11から成る記憶手段が接続
されている。CPU9には更に入出力インターフェース
12を介して切削中のAE信号レベル、工具の異常切削
や折損を表示する表示器13、及び工具の番号や種類、
標準のAEセンサの感度を設定する入カキ−14が接続
される。更に信号伝送ライン15を介して数値制御装置
3が接続されている。CPU9はこれらの入力に基づい
て所定の擬似折損信号発生器4の駆動レベルを駆動回路
5に与え、AE信号処理部7より得られるAE信号レベ
ルに基づいて最適の感度を検出し、それをRAM1lに
順次保持すると共に以後それに対応する工具が用いられ
るときにその感度に設定するように制御するものである
。
次に第2図はAE信号処理部7の詳細な構成を示すブロ
ック図である。本図においてAEセンサ6の出力はまず
アナログスイッチ20に与えられる。アナログスイッチ
20はCPU9からの制御信号に基づいてアナログ信号
を断続するスイッチであって、その出力端は可変増幅率
増幅器21に接続されている。増幅器21はCPU9か
らの制御入力に基づいて増幅率を設定することができる
可変増幅率増幅器であって、その出力を二つのバンドパ
スフィルタ22.23及び入出力インターフェース8を
介してCPU9に与えるものである。
ック図である。本図においてAEセンサ6の出力はまず
アナログスイッチ20に与えられる。アナログスイッチ
20はCPU9からの制御信号に基づいてアナログ信号
を断続するスイッチであって、その出力端は可変増幅率
増幅器21に接続されている。増幅器21はCPU9か
らの制御入力に基づいて増幅率を設定することができる
可変増幅率増幅器であって、その出力を二つのバンドパ
スフィルタ22.23及び入出力インターフェース8を
介してCPU9に与えるものである。
バンドパスフィルタ22ば中心周波数300 K Hz
。
。
バンドパスフィルタ23は中心周波数50KI’tzの
フィルタであって、夫々の中心周波数付近の信号のみを
次段の検波器24.25に伝える。検波器24.25は
夫々その入力信号を検波し振幅に応した出力を得るもの
であって、検波器24の出力は微分回路26に、検S器
24,25の出力は夫々比較器27に与えられる。これ
らのパンドパスフィルタ22,23、検出器24.25
及び比較器27により折損時のAE倍信号識別する周波
数識別手段を形成している。微分回路26は入力信号の
急峻な変化分のみを次段のレベル判定器28に伝える。
フィルタであって、夫々の中心周波数付近の信号のみを
次段の検波器24.25に伝える。検波器24.25は
夫々その入力信号を検波し振幅に応した出力を得るもの
であって、検波器24の出力は微分回路26に、検S器
24,25の出力は夫々比較器27に与えられる。これ
らのパンドパスフィルタ22,23、検出器24.25
及び比較器27により折損時のAE倍信号識別する周波
数識別手段を形成している。微分回路26は入力信号の
急峻な変化分のみを次段のレベル判定器28に伝える。
レベル判定器28は所定の基準レベルと入力信号とを比
較するものであり、入力信号が大きければ出力を折損検
出回路29と異常切削検出回路30に伝える。又比較器
27ば検波器24゜25の出力を比較し、検波器24の
出力が大きい場合にのみ出力を折損検出回路29に伝え
る。折損検出回路29はこれらの入力の論理積をとって
工具の折損を検出する論理回路であって、検出信号を入
出力インターフェース8を介してCPU9に伝える。又
異常切削検出回路30はレベル判定器28の出力に基づ
いて異常切削を検出して入出力インターフェース8を介
してCPU9に伝えるものである。
較するものであり、入力信号が大きければ出力を折損検
出回路29と異常切削検出回路30に伝える。又比較器
27ば検波器24゜25の出力を比較し、検波器24の
出力が大きい場合にのみ出力を折損検出回路29に伝え
る。折損検出回路29はこれらの入力の論理積をとって
工具の折損を検出する論理回路であって、検出信号を入
出力インターフェース8を介してCPU9に伝える。又
異常切削検出回路30はレベル判定器28の出力に基づ
いて異常切削を検出して入出力インターフェース8を介
してCPU9に伝えるものである。
次に本実施例の工具折損検出装置の操作について説明す
る。まず擬似折損信号発生器4が取付けられるワークの
表面はワーク毎に異なるため、工作を行うワークの表面
粗さに対応してその駆動レベルを変えてAEセンサ4の
感度を調整する必要がある。従ってまず第3図に示すよ
うにワーク1上に擬似折損信号発生器4とAEセンサ6
とを所定間隔l、例えば10 cmを隔てて固定する。
る。まず擬似折損信号発生器4が取付けられるワークの
表面はワーク毎に異なるため、工作を行うワークの表面
粗さに対応してその駆動レベルを変えてAEセンサ4の
感度を調整する必要がある。従ってまず第3図に示すよ
うにワーク1上に擬似折損信号発生器4とAEセンサ6
とを所定間隔l、例えば10 cmを隔てて固定する。
そして第4図のフローチャー1・に示すようにステップ
4゜においてAEセンサの感度を標準感度、例えば20
dBに設定する。次いでステップ41に進み駆動回路5
を用いられる工具の標準駆動出力に設定して擬似折損信
号発生器4を駆動する。そしてそのときにABセンサ6
より得られる出力レベルPを測定し、第5図に示すよう
にROMl0にあらがしめ記憶させている基準出力レベ
ルPOと比較してその比をdBによって算出して補止値
Aとし、RAMII内の所定領域に記憶する(ステ、7
プ42〜44)。このとき擬似折損信号発生器4とAE
センサ6との間隔ρは一定であり又AEセンサ6の感度
も一定であるので、両者の出力レベルP、P。
4゜においてAEセンサの感度を標準感度、例えば20
dBに設定する。次いでステップ41に進み駆動回路5
を用いられる工具の標準駆動出力に設定して擬似折損信
号発生器4を駆動する。そしてそのときにABセンサ6
より得られる出力レベルPを測定し、第5図に示すよう
にROMl0にあらがしめ記憶させている基準出力レベ
ルPOと比較してその比をdBによって算出して補止値
Aとし、RAMII内の所定領域に記憶する(ステ、7
プ42〜44)。このとき擬似折損信号発生器4とAE
センサ6との間隔ρは一定であり又AEセンサ6の感度
も一定であるので、両者の出力レベルP、P。
の相違はワーク1の表面粗さにのみ依存している。
従ってこの補正値A(dB)を用いてワーク1に固をの
表面状態を補正することが可能となる。
表面状態を補正することが可能となる。
次に本発明による工具毎の感度設定方法について第6図
のフローチャートを参照しつつ説明する。
のフローチャートを参照しつつ説明する。
動作を開始するとまずステップ50において入カキ−1
4より使用者によって入力されたそのとき用いられてい
る工具の大きさに対応するデータ(マガジン番号)を読
み込む。そしてステップ51に進んでその大きさに対応
した擬似折損信号発生器4の駆動レベルを駆動回路5に
与える。このとき前述のフローチャートにおいて算出さ
れたワークの表面状態に固有の補正値Aを加えて駆動レ
ベルとする。そうすれば駆動回路5によって駆動されて
擬似折損信号発生器4より正確なレベルの擬似折損信号
がワーク1及びベースを介してAEセンサ6に伝えられ
る。このときAEセンサ6に得られる擬似折損信号は工
具の折損時と同一のパワースペク1−ルを有し、更に時
間領域においても折損時の波形と類似の波形を有してい
る。このAE倍信号AE信号処理部7に伝えられアナロ
グスイッチ20及び可変増幅率増幅器21を介して入出
カインターフェース8からCPU9に伝えられる。CP
U9はステップ52においてAEセンサの信号レベルを
可変増幅率増幅器21の増幅率によって調整し、ステッ
プ53に進んでその出力レベルが適正であるかどうかを
チェックする。このレベルが適正でなければステップ5
4において必要な増幅率の増減を算出し、ステップ52
に戻って可変増幅率増幅器21の増幅率を変更する。そ
してステップ52から54のループを繰り返しその増幅
率を適正に調整する。こうして得られた最適の増幅率を
RAM11の所定領域にマガジン番号と共に記憶する(
ステップ55)。次いでステップ56に進んで全ての工
具について感度設定が終了したかどうかをチェックし、
その設定が終了していなければステップ50に戻って他
の工具によって同様の処理を繰り返す。こうして数値制
御装置3によって用いられる工具の全てについての感度
値を調整し、第5図にメモリマツプを示すように数値制
御装置により用いられる工具の全てのマガジン番号とそ
のときの最適な増幅率を順次記憶、して感度設定処理を
終了する。
4より使用者によって入力されたそのとき用いられてい
る工具の大きさに対応するデータ(マガジン番号)を読
み込む。そしてステップ51に進んでその大きさに対応
した擬似折損信号発生器4の駆動レベルを駆動回路5に
与える。このとき前述のフローチャートにおいて算出さ
れたワークの表面状態に固有の補正値Aを加えて駆動レ
ベルとする。そうすれば駆動回路5によって駆動されて
擬似折損信号発生器4より正確なレベルの擬似折損信号
がワーク1及びベースを介してAEセンサ6に伝えられ
る。このときAEセンサ6に得られる擬似折損信号は工
具の折損時と同一のパワースペク1−ルを有し、更に時
間領域においても折損時の波形と類似の波形を有してい
る。このAE倍信号AE信号処理部7に伝えられアナロ
グスイッチ20及び可変増幅率増幅器21を介して入出
カインターフェース8からCPU9に伝えられる。CP
U9はステップ52においてAEセンサの信号レベルを
可変増幅率増幅器21の増幅率によって調整し、ステッ
プ53に進んでその出力レベルが適正であるかどうかを
チェックする。このレベルが適正でなければステップ5
4において必要な増幅率の増減を算出し、ステップ52
に戻って可変増幅率増幅器21の増幅率を変更する。そ
してステップ52から54のループを繰り返しその増幅
率を適正に調整する。こうして得られた最適の増幅率を
RAM11の所定領域にマガジン番号と共に記憶する(
ステップ55)。次いでステップ56に進んで全ての工
具について感度設定が終了したかどうかをチェックし、
その設定が終了していなければステップ50に戻って他
の工具によって同様の処理を繰り返す。こうして数値制
御装置3によって用いられる工具の全てについての感度
値を調整し、第5図にメモリマツプを示すように数値制
御装置により用いられる工具の全てのマガジン番号とそ
のときの最適な増幅率を順次記憶、して感度設定処理を
終了する。
次にこうして設定した各工具に対応する最適感度のデー
タを用いて工具の折損を監視する監視動作について説明
する。第7図はこの監視動作を示すフローチャー]・で
あって、監視動作を開始するとまずステップ60におい
てその工具に対応した増幅率の最適値をRAMIIより
読出し、入出力インターフェース8を介してAE信号処
理部7の可変増幅率増幅器21の増幅率を設定する。そ
うすればワーク1の切削に応してAEセンサ6よりAE
倍信号アナログスイッチ20を介して与えられ、最適の
増幅率によって増幅されて二つのバンドパスフィルタ2
2.23に与えられる。さて通常の切削加工時にAEセ
ンサ6より与えられるAE倍信号パワースペクトルの分
布は、摩擦や衝撃の場合も含めて第8図の曲線すに示子
ように周波数5゜K llz付近に集中しており、それ
より高い周波数領域では単調に減衰する分布となってい
る。又多くの実験より知られるように工具の折損時のパ
ワースペクトルの分布は第8図の曲線aにより表され、
周波数300KIlz付近にピークを持つことが明らか
となっている。これは信号源が機械的振動を原因とする
ものでなく、工具の非可塑性破壊時に生じる超音波特有
の現象が起こるためと考えられる。
タを用いて工具の折損を監視する監視動作について説明
する。第7図はこの監視動作を示すフローチャー]・で
あって、監視動作を開始するとまずステップ60におい
てその工具に対応した増幅率の最適値をRAMIIより
読出し、入出力インターフェース8を介してAE信号処
理部7の可変増幅率増幅器21の増幅率を設定する。そ
うすればワーク1の切削に応してAEセンサ6よりAE
倍信号アナログスイッチ20を介して与えられ、最適の
増幅率によって増幅されて二つのバンドパスフィルタ2
2.23に与えられる。さて通常の切削加工時にAEセ
ンサ6より与えられるAE倍信号パワースペクトルの分
布は、摩擦や衝撃の場合も含めて第8図の曲線すに示子
ように周波数5゜K llz付近に集中しており、それ
より高い周波数領域では単調に減衰する分布となってい
る。又多くの実験より知られるように工具の折損時のパ
ワースペクトルの分布は第8図の曲線aにより表され、
周波数300KIlz付近にピークを持つことが明らか
となっている。これは信号源が機械的振動を原因とする
ものでなく、工具の非可塑性破壊時に生じる超音波特有
の現象が起こるためと考えられる。
従って二つのバンドパスフィルタ22.23により夫々
の周波数成分付近のAE倍信号みを取出して検波器24
..25より検波し、その出方レベルを比較すれば通常
時と工具折損時とを明確に識別することが可能である。
の周波数成分付近のAE倍信号みを取出して検波器24
..25より検波し、その出方レベルを比較すれば通常
時と工具折損時とを明確に識別することが可能である。
即ち通宝の切削時には周波数50Kl!z付近のAE倍
信号パワーが周波数300K Hz付近のパワーより大
きく、工具の折損時には300KHz付近のパワーが周
波数50 K Hz付近のパワーより大きいからである
。比較器27はこれらの出力を比較して工具の折損時に
のみ信号を折損検出回路29に与えている。
信号パワーが周波数300K Hz付近のパワーより大
きく、工具の折損時には300KHz付近のパワーが周
波数50 K Hz付近のパワーより大きいからである
。比較器27はこれらの出力を比較して工具の折損時に
のみ信号を折損検出回路29に与えている。
一方切削加工時に生しる切屑と工具、ワークとの接触や
摩擦によって第8図の曲線aで示されるパワースペクト
ル分布と似た信号が発生ずる場合がある。この場合には
バンドパスフィルタ22゜23の中心周波数やQの値、
及び比較器27のスレッシュホールドレベル等を適切に
設定しても切屑と工具やワークの接触、摩擦による信号
を工具の折損信号と誤って判断することがある。従って
本発明においては工具の折損時に見られるAE倍信号時
間領域の波形にも着目し、これらの信号を分離している
。即ち工具の折損時に得られるAE信号波形は第9図f
a)に示すように折損時に鋭い立上りを有する信号とな
っており、一方切屑と工具やワークの接触、摩擦によっ
て発生するAE倍信号第9図(1))に示すように鋭い
立上りを示さず所定期間信号が継続する波形となってい
る。従って第2図のブロック図に示すように検波器24
の出力を微分回路26に与え、折損時等の急峻な信号の
みを分離してレベル判定器28に与える。レベル判定器
28は入力信号が大きいときに出力を折損検出回路29
及び異常切削検出回路30に与える。
摩擦によって第8図の曲線aで示されるパワースペクト
ル分布と似た信号が発生ずる場合がある。この場合には
バンドパスフィルタ22゜23の中心周波数やQの値、
及び比較器27のスレッシュホールドレベル等を適切に
設定しても切屑と工具やワークの接触、摩擦による信号
を工具の折損信号と誤って判断することがある。従って
本発明においては工具の折損時に見られるAE倍信号時
間領域の波形にも着目し、これらの信号を分離している
。即ち工具の折損時に得られるAE信号波形は第9図f
a)に示すように折損時に鋭い立上りを有する信号とな
っており、一方切屑と工具やワークの接触、摩擦によっ
て発生するAE倍信号第9図(1))に示すように鋭い
立上りを示さず所定期間信号が継続する波形となってい
る。従って第2図のブロック図に示すように検波器24
の出力を微分回路26に与え、折損時等の急峻な信号の
みを分離してレベル判定器28に与える。レベル判定器
28は入力信号が大きいときに出力を折損検出回路29
及び異常切削検出回路30に与える。
異常切削検出回路30はレベル判定器28の出力に基づ
いて入出力インターフェース8よりCPU9に異常切削
を伝える。第7図に示すフローチャートにおいてCPU
9は異常切削信号回@30から異常切削信号が伝えられ
るかどうかをチェックしており (ステップ61)、こ
の信号がなければ正常な切削動作が行われているのでス
テップ62に進んで表示器13より切削レベルを表示す
る。そしてステップ60に戻って同様の処理を繰り返し
、ステップ60〜62の処理を実行しつつ切削の異常を
監視している。さて異常切削検出回路3oより異常切削
信号が伝えられればステップ63に進んで折損検出回路
29より折損信号が与えられるがどうかをチェックする
。折損検出回路29は比較器27とレベル判定器28の
論理積によって工具の折損を検知し、工具折損時には入
出力インターフェース8よりCPU9に折損出力を伝え
る。従ってステップ63において折損信号が与えられる
がどうかをチェックし、これが与えられなければ異常切
削が行われているのでステップ64において表示器13
より異常切削を表示してステップ6oに戻る。又ステッ
プ63において折損検出信号が与えられれば工具の折損
が検出されたので、ステップ65に進んで表示器13よ
り工具の折損を表示すると共に数値制御装置3にそのデ
ータを伝えて動作を停止する。そしてステツプ66に進
んでAE信号処理部7のアナログスイッチ20をオフと
して処理を終了する。
いて入出力インターフェース8よりCPU9に異常切削
を伝える。第7図に示すフローチャートにおいてCPU
9は異常切削信号回@30から異常切削信号が伝えられ
るかどうかをチェックしており (ステップ61)、こ
の信号がなければ正常な切削動作が行われているのでス
テップ62に進んで表示器13より切削レベルを表示す
る。そしてステップ60に戻って同様の処理を繰り返し
、ステップ60〜62の処理を実行しつつ切削の異常を
監視している。さて異常切削検出回路3oより異常切削
信号が伝えられればステップ63に進んで折損検出回路
29より折損信号が与えられるがどうかをチェックする
。折損検出回路29は比較器27とレベル判定器28の
論理積によって工具の折損を検知し、工具折損時には入
出力インターフェース8よりCPU9に折損出力を伝え
る。従ってステップ63において折損信号が与えられる
がどうかをチェックし、これが与えられなければ異常切
削が行われているのでステップ64において表示器13
より異常切削を表示してステップ6oに戻る。又ステッ
プ63において折損検出信号が与えられれば工具の折損
が検出されたので、ステップ65に進んで表示器13よ
り工具の折損を表示すると共に数値制御装置3にそのデ
ータを伝えて動作を停止する。そしてステツプ66に進
んでAE信号処理部7のアナログスイッチ20をオフと
して処理を終了する。
こうすれば工作機械において見られる他の信号、例えば
ソレノイドの開閉に伴うスパイク状の電気ノイズはバン
ドパスフィルタ22.検波器24を介して微分回路26
よりレベル判定器28に伝えられることもあるが、その
パワースペクトルは第8図の曲線Cに示すように単Km
減少の分布を有しており、比較器27から出力が得られ
ない。又ワーク1やワーク1のベースに物体が衝突した
ときに生じる衝撃波が考えられるが、この場合にも機械
的な振動のためパワースペクトルは低い周波数に集中し
ており周波数300 K Ilz (4近では大きく減
衰しているため、比較器27より出力は得られず工具折
損信号を生じることはない。このように周波数領域の折
損検出と時間領域の折損検出の両者を組み合わせること
によって確実に工具の折損のみを検出することが可能と
なる。このようにして工具の折損が検出されればアナロ
グスイッチ2゜をオフとして以後AE倍信号入力を停止
している。
ソレノイドの開閉に伴うスパイク状の電気ノイズはバン
ドパスフィルタ22.検波器24を介して微分回路26
よりレベル判定器28に伝えられることもあるが、その
パワースペクトルは第8図の曲線Cに示すように単Km
減少の分布を有しており、比較器27から出力が得られ
ない。又ワーク1やワーク1のベースに物体が衝突した
ときに生じる衝撃波が考えられるが、この場合にも機械
的な振動のためパワースペクトルは低い周波数に集中し
ており周波数300 K Ilz (4近では大きく減
衰しているため、比較器27より出力は得られず工具折
損信号を生じることはない。このように周波数領域の折
損検出と時間領域の折損検出の両者を組み合わせること
によって確実に工具の折損のみを検出することが可能と
なる。このようにして工具の折損が検出されればアナロ
グスイッチ2゜をオフとして以後AE倍信号入力を停止
している。
これは工具の折損後に発生する折損した工具とワークと
の異常接触や摩擦により発生する大きなAE倍信号更に
折損と判定しないようにするためである。
の異常接触や摩擦により発生する大きなAE倍信号更に
折損と判定しないようにするためである。
尚本実施例はAEセンサより得られるAE倍信号工具折
損時に得られる周波数成分と通常の切削時に得られる周
波数成分とを通すバントパスフィルタを設げ、そのレベ
ルを比較すると共にAEセンサより急激に立上る信号が
与えられたときに信号を出す検出手段の論理積によって
工具の折損を検出するようにしているが、この信号処理
は従来の工具折損検出装置と同じく単なるレベルの比較
によって行うようにすることもできる。
損時に得られる周波数成分と通常の切削時に得られる周
波数成分とを通すバントパスフィルタを設げ、そのレベ
ルを比較すると共にAEセンサより急激に立上る信号が
与えられたときに信号を出す検出手段の論理積によって
工具の折損を検出するようにしているが、この信号処理
は従来の工具折損検出装置と同じく単なるレベルの比較
によって行うようにすることもできる。
又本実施例は工具毎のマガジン番号とそれに対応する増
幅率のデータを工具折損検出装置内のメモリに保持する
ようにしているが、数値制御装置内のメモリにこのデー
タを保持するしでもよい。
幅率のデータを工具折損検出装置内のメモリに保持する
ようにしているが、数値制御装置内のメモリにこのデー
タを保持するしでもよい。
更に本実施例は数値制御装置に適用した折損検吊装置に
ついて説明しているが、本発明は他の工作機械、例えば
旋盤やフライス盤等の種々の工作機械、更に大規模なマ
シニングセンタに適用することも可能である。
ついて説明しているが、本発明は他の工作機械、例えば
旋盤やフライス盤等の種々の工作機械、更に大規模なマ
シニングセンタに適用することも可能である。
第1図は本発明による工具折損検出装置の一実施例を示
すブロック図、第2図はAE信号処理部の詳細な構成を
示すブロック図、第3図は補正値検出時のワーク上に配
置される擬似折損信号発生器とAEセンサとの配置を示
す側面図、第4図は本実施例の工具折損検出装置の擬似
折損信号発生器の補正値を算出するためのフローチャー
ト、第5図は補正値とAEセンサ感度を記憶している状
態を示すメモリマツプ、第6図は本実施例の工具折損検
出装置の感度の自動設定処理を示すフローチャート、第
7図はこうして得られた感度データに基づいて切削状況
を監視する場合の処理を示すフローチャート、第8図は
AEセンサ6より得られるAE倍信号パワースペクトル
を示す図、第9図falは工具折損時に得られるAE信
号波形、第9図(blは切屑が生じる場合に得られるA
E信号波形を示す図である。 1−−−−−−ワーク 2−−−−−−ドリル 3
−一−−−・−数値制御装置 4−−−−−−一擬似
折損信号発生器 5−一−−−−駆動回路 6−−
−−−−−A Eセンサ 7−−−−−−−A E信
号処理部 8 、 12−−−−−一・入出力インタ
ーフェース 9−−−−−−−CPU
10−−−−−−−ROM 11−・−−−−
−RAM 13−−−−−−一表示器 14−−
−−−−・入カキ−20−・−アナログスイッチ 2
1−曲可変増幅率増幅器 22.23−・−一−−−
バンドパスフィルタ 24 、 25−−−−−一検
波器 26−−−−−−−微分回路 27−−−−
−−−比較器 28−−−−−−一レベル判定器
29−−−−−−一折損検出回路特許出願人 立石
電機株式会社 代理人 弁理士 岡本官喜(他1名) 第3図 第5図 第6 第4図
すブロック図、第2図はAE信号処理部の詳細な構成を
示すブロック図、第3図は補正値検出時のワーク上に配
置される擬似折損信号発生器とAEセンサとの配置を示
す側面図、第4図は本実施例の工具折損検出装置の擬似
折損信号発生器の補正値を算出するためのフローチャー
ト、第5図は補正値とAEセンサ感度を記憶している状
態を示すメモリマツプ、第6図は本実施例の工具折損検
出装置の感度の自動設定処理を示すフローチャート、第
7図はこうして得られた感度データに基づいて切削状況
を監視する場合の処理を示すフローチャート、第8図は
AEセンサ6より得られるAE倍信号パワースペクトル
を示す図、第9図falは工具折損時に得られるAE信
号波形、第9図(blは切屑が生じる場合に得られるA
E信号波形を示す図である。 1−−−−−−ワーク 2−−−−−−ドリル 3
−一−−−・−数値制御装置 4−−−−−−一擬似
折損信号発生器 5−一−−−−駆動回路 6−−
−−−−−A Eセンサ 7−−−−−−−A E信
号処理部 8 、 12−−−−−一・入出力インタ
ーフェース 9−−−−−−−CPU
10−−−−−−−ROM 11−・−−−−
−RAM 13−−−−−−一表示器 14−−
−−−−・入カキ−20−・−アナログスイッチ 2
1−曲可変増幅率増幅器 22.23−・−一−−−
バンドパスフィルタ 24 、 25−−−−−一検
波器 26−−−−−−−微分回路 27−−−−
−−−比較器 28−−−−−−一レベル判定器
29−−−−−−一折損検出回路特許出願人 立石
電機株式会社 代理人 弁理士 岡本官喜(他1名) 第3図 第5図 第6 第4図
Claims (2)
- (1)工作機械の工具近傍に設けられたAEセンサを有
し、工具の折損時に得られるAE信号に基づいて折損を
検出する工具折損検出装置において、 工具の折損時に得られるAE信号の周波数を含む擬似折
損信号を発生する擬似折損信号発生手段と、 外部入力に基づいて増幅率を変えて前記AEセンサのA
E信号を増幅する可変増幅率増幅器と、前記擬似折損信
号発生手段の基準駆動レベルとその補正値、該基準駆動
レベルでの駆動時にAEセンサの基準出力レベルを記憶
する領域及び各工具毎の最適感度値を記憶する領域を有
する記憶手段と、 前記擬似折損信号発生手段を基準駆動レベルで駆動しそ
の際得られる受波レベルを基準受波レベルと比較して補
正値を算出する補正値算出手段、用いられる工具に対応
して該補正値により補正された駆動レベルにより前記擬
似折損信号発生手段を駆動し前記可変増幅率増幅器の増
幅率を最適値に設定する感度設定手段を含む制御手段と
、を具備することを特徴とする工具折損検出装置。 - (2)前記制御手段の補正値算出手段は、AEセンサの
基準出力レベルに基づいて受波レベルの比をdB値とし
て算出し補正値とするものであることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の工具折損検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59235426A JPS61112962A (ja) | 1984-11-08 | 1984-11-08 | 工具折損検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59235426A JPS61112962A (ja) | 1984-11-08 | 1984-11-08 | 工具折損検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61112962A true JPS61112962A (ja) | 1986-05-30 |
Family
ID=16985931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59235426A Pending JPS61112962A (ja) | 1984-11-08 | 1984-11-08 | 工具折損検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61112962A (ja) |
-
1984
- 1984-11-08 JP JP59235426A patent/JPS61112962A/ja active Pending
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