JPH04223659A - 原稿読取装置 - Google Patents
原稿読取装置Info
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- JPH04223659A JPH04223659A JP2419064A JP41906490A JPH04223659A JP H04223659 A JPH04223659 A JP H04223659A JP 2419064 A JP2419064 A JP 2419064A JP 41906490 A JP41906490 A JP 41906490A JP H04223659 A JPH04223659 A JP H04223659A
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Landscapes
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個のラインセンサ
を千鳥状に2列に配置して本体フレームに支持した広幅
読取ユニットや広幅プリンタユニット等の原稿読取装置
、特にライセンサ相互の位置決め機構に関する。
を千鳥状に2列に配置して本体フレームに支持した広幅
読取ユニットや広幅プリンタユニット等の原稿読取装置
、特にライセンサ相互の位置決め機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に従来のこの種の原稿読取装置の概
要を示す。第1・第2・第3の3本のラインセンサ1・
2・3が本体フレーム4上に千鳥状に2列に配置されて
いる場合、各ラインセンサ1・2・3の両端を固定ブラ
ケット5と可動ブラケット6とで挟持して各ラインセン
サ1・2・3ごとに本体フレーム4に位置決め固定して
いた。可動ブラケット6は、取付ネジ7を貫通させる横
長溝8を有し、本体フレーム4に対し主走査方向Aに摺
動可能であり、またバネ9によって固定ブラケット5側
に付勢されており、ラインセンサ1・2・3及び本体フ
レーム4の温度変化による膨張・収縮を吸収するように
している。ラインセンサ1・3とラインセンサ2とでは
n画素分のズレがあるため、これをメモリで補正する。
要を示す。第1・第2・第3の3本のラインセンサ1・
2・3が本体フレーム4上に千鳥状に2列に配置されて
いる場合、各ラインセンサ1・2・3の両端を固定ブラ
ケット5と可動ブラケット6とで挟持して各ラインセン
サ1・2・3ごとに本体フレーム4に位置決め固定して
いた。可動ブラケット6は、取付ネジ7を貫通させる横
長溝8を有し、本体フレーム4に対し主走査方向Aに摺
動可能であり、またバネ9によって固定ブラケット5側
に付勢されており、ラインセンサ1・2・3及び本体フ
レーム4の温度変化による膨張・収縮を吸収するように
している。ラインセンサ1・3とラインセンサ2とでは
n画素分のズレがあるため、これをメモリで補正する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
造では、次のような問題があった。すなわち、一般にラ
インセンサ1・2・3はセラミック、本体フレーム4は
アルミニュームや鉄等の金属で構成されていて、それら
は互いに熱膨張係数が違うため、温度変化によってライ
ンセンサ1・2・3間の接続部で主走査方向A及び副走
査方向Bに画素ズレが生じ、さらにはラインセンサ1・
2・3が反ったり曲がったり破損することがあった。こ
のように画素ズレを生じた場合、1画素ライン分の原稿
を読み取ったとき、ラインセンサ1・2・3相互で画素
がズレて読み取られるので、読取品質の悪い画像となり
、またプリンタに出力する場合も同様に悪いものとなる
。
造では、次のような問題があった。すなわち、一般にラ
インセンサ1・2・3はセラミック、本体フレーム4は
アルミニュームや鉄等の金属で構成されていて、それら
は互いに熱膨張係数が違うため、温度変化によってライ
ンセンサ1・2・3間の接続部で主走査方向A及び副走
査方向Bに画素ズレが生じ、さらにはラインセンサ1・
2・3が反ったり曲がったり破損することがあった。こ
のように画素ズレを生じた場合、1画素ライン分の原稿
を読み取ったとき、ラインセンサ1・2・3相互で画素
がズレて読み取られるので、読取品質の悪い画像となり
、またプリンタに出力する場合も同様に悪いものとなる
。
【0004】本発明の目的は、温度変化に対してライン
センサ相互の画素ズレを防止して読取品質を向上させ、
またラインセンサ相互の接続部の調整を簡素な構成で簡
単に行えるようにすることにある。
センサ相互の画素ズレを防止して読取品質を向上させ、
またラインセンサ相互の接続部の調整を簡素な構成で簡
単に行えるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数個のライ
ンセンサを千鳥状に2列に配置して本体フレームに支持
した原稿読取装置において、本体フレームに接続部材を
主走査方向に摺動可能に装着し、該接続部材に、隣接す
る前記ラインセンサ相互の主走査方向の位置決めを行う
主走査方向位置決め部材を設けたことを特徴とする。上
記接続部材に、隣接するラインセンサ相互の副走査方向
の位置決めを行う副走査方向位置決め部材をさらに設け
ることができる。主走査方向及び副走査方向のいずれの
位置決め部材も偏心カムで構成すると良い。
ンセンサを千鳥状に2列に配置して本体フレームに支持
した原稿読取装置において、本体フレームに接続部材を
主走査方向に摺動可能に装着し、該接続部材に、隣接す
る前記ラインセンサ相互の主走査方向の位置決めを行う
主走査方向位置決め部材を設けたことを特徴とする。上
記接続部材に、隣接するラインセンサ相互の副走査方向
の位置決めを行う副走査方向位置決め部材をさらに設け
ることができる。主走査方向及び副走査方向のいずれの
位置決め部材も偏心カムで構成すると良い。
【0006】
【作用】隣接するラインセンサは、本体フレームに対し
主走査方向に摺動可能な接続部材を介して相互に位置決
めされるので、ラインセンサを本体フレームの温度変化
による変形と無関係にできる。
主走査方向に摺動可能な接続部材を介して相互に位置決
めされるので、ラインセンサを本体フレームの温度変化
による変形と無関係にできる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に従い詳細に
説明する。図1及び図2において、箱状の本体フレーム
10内には光源11・12が平行に配置され、原稿13
が保護ガラス14を透して照明されるようになっている
。本体フレーム10の上面には、所定の角度で互いに反
対方向に傾斜する斜面15・16が形成され、一方の斜
面15上には第1及び第3のラインセンサ17・19、
他方の斜面16上には第2のラインセンサ18が設置さ
れている。これらラインセンサ17・18・19は、そ
れらの受光部17a・18a・19aが平行になるよう
にかつ千鳥状に配置されている。また、本体フレーム1
0に設けられた長孔20・21内に、ラインセンサ17
・18・19にそれぞれ対応する等倍集束性ロッドレン
ズアレイ22・23(第1のラインセンサ17に対応す
るものは図示せず)が配置され、これらラインセンサ1
7・18・19は、同一読取ライン24上の画像が各ラ
インセンサ17・18・19の受光部17a・18a・
19aにそれぞれ正立で結像されるように後述のように
調整される。
説明する。図1及び図2において、箱状の本体フレーム
10内には光源11・12が平行に配置され、原稿13
が保護ガラス14を透して照明されるようになっている
。本体フレーム10の上面には、所定の角度で互いに反
対方向に傾斜する斜面15・16が形成され、一方の斜
面15上には第1及び第3のラインセンサ17・19、
他方の斜面16上には第2のラインセンサ18が設置さ
れている。これらラインセンサ17・18・19は、そ
れらの受光部17a・18a・19aが平行になるよう
にかつ千鳥状に配置されている。また、本体フレーム1
0に設けられた長孔20・21内に、ラインセンサ17
・18・19にそれぞれ対応する等倍集束性ロッドレン
ズアレイ22・23(第1のラインセンサ17に対応す
るものは図示せず)が配置され、これらラインセンサ1
7・18・19は、同一読取ライン24上の画像が各ラ
インセンサ17・18・19の受光部17a・18a・
19aにそれぞれ正立で結像されるように後述のように
調整される。
【0008】第1のラインセンサ17は、主走査方向A
については、その一端を押圧バネ25で押圧し他端を本
体フレーム10の基準突部26に圧接させて位置決めさ
れている。また、副走査方向Bについては、固定ネジ2
7でそれぞれ回転を規制できる一対の偏心カム28に、
一対の押圧バネ29で押圧して圧接させ、両端部を個別
に調整可能に位置決めし、受光部17aの受光ラインを
同一読取ライン24に一致させる。
については、その一端を押圧バネ25で押圧し他端を本
体フレーム10の基準突部26に圧接させて位置決めさ
れている。また、副走査方向Bについては、固定ネジ2
7でそれぞれ回転を規制できる一対の偏心カム28に、
一対の押圧バネ29で押圧して圧接させ、両端部を個別
に調整可能に位置決めし、受光部17aの受光ラインを
同一読取ライン24に一致させる。
【0009】第2及び第3のラインセンサ18・19も
互いの反対側の端部については、同様に、固定ネジ30
でそれぞれ回転を規制できる偏心カム31と押圧バネ3
2とにより調整可能に副走査方向Bに位置決めされるが
、相互の対向側の端部ついては次のような機構によって
相互に位置決めされる。
互いの反対側の端部については、同様に、固定ネジ30
でそれぞれ回転を規制できる偏心カム31と押圧バネ3
2とにより調整可能に副走査方向Bに位置決めされるが
、相互の対向側の端部ついては次のような機構によって
相互に位置決めされる。
【0010】本体フレーム10上に、第2及び第3のラ
インセンサ18・19の対向側の端部を上側から覆う接
続部材33が装着されている。該接続部材33は、本体
フレーム10の上面に植設された一対のピン35を貫通
させる一対の案内長孔36を有し、主走査方向Aに摺動
可能になっている。また、接続部材33は、押圧バネ3
7によって第2のラインセンサ18側に付勢されている
。この接続部材33の裏面(下面)には、第2及び第3
のラインセンサ18・19の主走査方向Aの位置決めを
それぞれ行うための偏心カム38・39、及びこれらラ
インセンサ18・19の副走査方向Bの位置決めを行う
ための偏心カム40・41が、それぞれ固定ネジ42で
回転を規制できるように取り付けられている。偏心カム
40は本体フレーム10に設けられた押圧バネ43と対
応し、偏心カム41は同様に本体フレーム10に設けら
れた押圧バネ44と対応する。偏心カム38は、本体フ
レーム10に設けられた偏心カム45とで第2のライン
センサ18を主走査方向Aに挟持し、偏心カム39は、
本体フレーム10に設けられた押圧バネ46とで第3の
ラインセンサ19を挟持する。
インセンサ18・19の対向側の端部を上側から覆う接
続部材33が装着されている。該接続部材33は、本体
フレーム10の上面に植設された一対のピン35を貫通
させる一対の案内長孔36を有し、主走査方向Aに摺動
可能になっている。また、接続部材33は、押圧バネ3
7によって第2のラインセンサ18側に付勢されている
。この接続部材33の裏面(下面)には、第2及び第3
のラインセンサ18・19の主走査方向Aの位置決めを
それぞれ行うための偏心カム38・39、及びこれらラ
インセンサ18・19の副走査方向Bの位置決めを行う
ための偏心カム40・41が、それぞれ固定ネジ42で
回転を規制できるように取り付けられている。偏心カム
40は本体フレーム10に設けられた押圧バネ43と対
応し、偏心カム41は同様に本体フレーム10に設けら
れた押圧バネ44と対応する。偏心カム38は、本体フ
レーム10に設けられた偏心カム45とで第2のライン
センサ18を主走査方向Aに挟持し、偏心カム39は、
本体フレーム10に設けられた押圧バネ46とで第3の
ラインセンサ19を挟持する。
【0011】偏心カム45は、基準突部26の近傍に設
置され、固定ネジ46によってその回転を規制できるよ
うになっている。また、全偏心カム28・31・38・
39・40・41・45は、本体フレーム10の中心線
に近いところに配置されている。なお、接続部材33は
、副走査方向に揺動しないように図示しない押圧バネに
よって副走査方向の一方側へ付勢されている。
置され、固定ネジ46によってその回転を規制できるよ
うになっている。また、全偏心カム28・31・38・
39・40・41・45は、本体フレーム10の中心線
に近いところに配置されている。なお、接続部材33は
、副走査方向に揺動しないように図示しない押圧バネに
よって副走査方向の一方側へ付勢されている。
【0012】第2のラインセンサ18の位置決めは、次
のように行う。第1のラインセンサ17を上記のように
主走査方向Aについて基準位置にセットするとともに、
副走査方向Bの位置調整をした後、基準寸法の治具を読
取面に設置して偏心カム45と偏心カム38とで第2の
ラインセンサ18の主走査方向の位置を調整し、該ライ
ンセンサ18の受光部18aの一端18bを、第1のラ
インセンサ17の受光部17aの他端17bと主走査方
向に一致させる。また、偏心カム31と偏心カム40と
により副走査方向の位置を調整し、受光部18aの受光
ラインを同一読取ライン24に一致させる。
のように行う。第1のラインセンサ17を上記のように
主走査方向Aについて基準位置にセットするとともに、
副走査方向Bの位置調整をした後、基準寸法の治具を読
取面に設置して偏心カム45と偏心カム38とで第2の
ラインセンサ18の主走査方向の位置を調整し、該ライ
ンセンサ18の受光部18aの一端18bを、第1のラ
インセンサ17の受光部17aの他端17bと主走査方
向に一致させる。また、偏心カム31と偏心カム40と
により副走査方向の位置を調整し、受光部18aの受光
ラインを同一読取ライン24に一致させる。
【0013】第3のラインセンサ19の位置決めは、次
のように行う。第2のラインセンサ18を上記のように
位置調整をした後、偏心カム39で第3のラインセンサ
19の主走査方向の位置を調整し、該ラインセンサ19
の受光部19aの一端19bを、第2のラインセンサ1
8の受光部18aの他端18cと主走査方向に一致させ
る。また、偏心カム41と偏心カム31とにより副走査
方向の位置を調整し、受光部19aの受光ラインを同一
読取ライン24に一致させる。
のように行う。第2のラインセンサ18を上記のように
位置調整をした後、偏心カム39で第3のラインセンサ
19の主走査方向の位置を調整し、該ラインセンサ19
の受光部19aの一端19bを、第2のラインセンサ1
8の受光部18aの他端18cと主走査方向に一致させ
る。また、偏心カム41と偏心カム31とにより副走査
方向の位置を調整し、受光部19aの受光ラインを同一
読取ライン24に一致させる。
【0014】上記のような調整は常温で行う。本体フレ
ーム10は一般に軽量の高力アルミニュームで構成され
るのに対し、ラインセンサ17・18・19は一般にセ
ラミックで構成され、その受光部17a・18a・19
aはシリコンで構成される。従って、本体フレーム10
とラインセンサ17・18・19とは熱膨張係数が異な
るため、温度変化に対しては本体フレーム10の方がラ
インセンサ17・18・19より大きく膨張する。また
、本体フレーム10の長さは長いため(例えば約1m)
、主走査方向の伸縮率は副走査方向のそれに比べ大であ
る。
ーム10は一般に軽量の高力アルミニュームで構成され
るのに対し、ラインセンサ17・18・19は一般にセ
ラミックで構成され、その受光部17a・18a・19
aはシリコンで構成される。従って、本体フレーム10
とラインセンサ17・18・19とは熱膨張係数が異な
るため、温度変化に対しては本体フレーム10の方がラ
インセンサ17・18・19より大きく膨張する。また
、本体フレーム10の長さは長いため(例えば約1m)
、主走査方向の伸縮率は副走査方向のそれに比べ大であ
る。
【0015】このような温度による変化に対し、本装置
では第2のラインセンサ18と第3のラインセンサ19
相互の主走査方向A及び副走査方向Bの位置調整を、本
体フレーム10に対し主走査方向に摺動可能な接続部材
33を介して行うため、本体フレーム10の熱による収
縮を該接続部材33によって吸収し、ラインセンサ18
・19への影響を回避できる。また、本体フレーム10
に設けられた基準突部26を基準として第1のラインセ
ンサ17の主走査方向の位置決めを行い、該基準突部2
6の近傍に第2のラインセンサ18のための偏心カム4
5を設置しているため、温度変化に対する第1と第2の
ラインセンサ17・18の画素ズレを無視できる程度に
少なくできる。さらに、全偏心カム28・31・38・
39・40・41・45は、本体フレーム10の中心線
に近いところに配置されているため、全ラインセンサ1
7・18・19について、本体フレーム10の副走査方
向の収縮による影響も少なくできる。
では第2のラインセンサ18と第3のラインセンサ19
相互の主走査方向A及び副走査方向Bの位置調整を、本
体フレーム10に対し主走査方向に摺動可能な接続部材
33を介して行うため、本体フレーム10の熱による収
縮を該接続部材33によって吸収し、ラインセンサ18
・19への影響を回避できる。また、本体フレーム10
に設けられた基準突部26を基準として第1のラインセ
ンサ17の主走査方向の位置決めを行い、該基準突部2
6の近傍に第2のラインセンサ18のための偏心カム4
5を設置しているため、温度変化に対する第1と第2の
ラインセンサ17・18の画素ズレを無視できる程度に
少なくできる。さらに、全偏心カム28・31・38・
39・40・41・45は、本体フレーム10の中心線
に近いところに配置されているため、全ラインセンサ1
7・18・19について、本体フレーム10の副走査方
向の収縮による影響も少なくできる。
【0016】なお、ラインセンサ17・18・19およ
び接続部材33は、図示しない浮き上がり防止用の押圧
バネによってそれぞれ本体フレーム10に対する浮き上
がりを防止される。ラインセンサ17・18・19が浮
いていると、原稿13上の画像が受光部17a・18a
・19aに結像されないため、解像度が低下し読取品質
が悪くなる。
び接続部材33は、図示しない浮き上がり防止用の押圧
バネによってそれぞれ本体フレーム10に対する浮き上
がりを防止される。ラインセンサ17・18・19が浮
いていると、原稿13上の画像が受光部17a・18a
・19aに結像されないため、解像度が低下し読取品質
が悪くなる。
【0017】ロッドレンズアレイ22・23は、本体フ
レーム10に対してそれぞれ次のように位置決めされる
(図示しない第1のラインセンサ17に対応するものも
同様)。図3は、その位置決め構造の一例をロッドレン
ズアレイ22について示す。ロッドレンズアレイ22は
、その両端部を一対の押し上げバネ47によって上方へ
付勢され、ラインセンサ18の受光部18aに結像する
ように一対の高さ調整ネジ48によって本体フレーム1
0に対する高さを調整される。そして、ロッドレンズア
レイ22は、本体フレーム10との熱膨張係数による変
化を吸収するため、中央において1個の固定ネジ49に
より本体フレーム10に固定される。
レーム10に対してそれぞれ次のように位置決めされる
(図示しない第1のラインセンサ17に対応するものも
同様)。図3は、その位置決め構造の一例をロッドレン
ズアレイ22について示す。ロッドレンズアレイ22は
、その両端部を一対の押し上げバネ47によって上方へ
付勢され、ラインセンサ18の受光部18aに結像する
ように一対の高さ調整ネジ48によって本体フレーム1
0に対する高さを調整される。そして、ロッドレンズア
レイ22は、本体フレーム10との熱膨張係数による変
化を吸収するため、中央において1個の固定ネジ49に
より本体フレーム10に固定される。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果がある
。■ 温度変化に対してラインセンサ相互の接続部に
おける主走査方向及び副走査方向の画素ズレを防止でき
、読取品質の高い画像が得られる。■ ラインセンサ
相互の位置調整を、接続部材上で精度良くかつ容易に行
えるので、調整の作業性が向上する。■ ラインセン
サ相互の調整精度が向上するので、短いラインセンサを
多数使用して長尺な原稿読取装置を安価に提供できる。
。■ 温度変化に対してラインセンサ相互の接続部に
おける主走査方向及び副走査方向の画素ズレを防止でき
、読取品質の高い画像が得られる。■ ラインセンサ
相互の位置調整を、接続部材上で精度良くかつ容易に行
えるので、調整の作業性が向上する。■ ラインセン
サ相互の調整精度が向上するので、短いラインセンサを
多数使用して長尺な原稿読取装置を安価に提供できる。
【図1】本発明による原稿読取装置の一例の概要平面図
である。
である。
【図2】図1のI−I線断面図である。
【図3】上記原稿読取装置におけるロッドレンズアレイ
の位置決め構造の一例の概要図である。
の位置決め構造の一例の概要図である。
【図4】従来例の概要平面図である。
10 本体フレーム
17 第1のラインセンサ
18 第2のラインセンサ
19 第3のラインセンサ
33 接続部材
38 第2のラインセンサの主走査方向位置決め用の
偏心カム 39 第3のラインセンサの主走査方向位置決め用の
偏心カム 40 第2のラインセンサの副走査方向位置決め用の
偏心カム 41 第3のラインセンサの副走査方向位置決め用の
偏心カム
偏心カム 39 第3のラインセンサの主走査方向位置決め用の
偏心カム 40 第2のラインセンサの副走査方向位置決め用の
偏心カム 41 第3のラインセンサの副走査方向位置決め用の
偏心カム
Claims (3)
- 【請求項1】 複数個のラインセンサを千鳥状に2列
に配置して本体フレームに支持した原稿読取装置におい
て、前記本体フレームに接続部材を主走査方向に摺動可
能に装着し、該接続部材に、隣接する前記ラインセンサ
相互の主走査方向の位置決めを行う主走査方向位置決め
部材を設けたことを特徴とする、原稿読取装置。 - 【請求項2】 前記接続部材に、隣接する前記ライン
センサ相互の副走査方向の位置決めを行う副走査方向位
置決め部材を設けたことを特徴とする、請求項1記載の
原稿読取装置。 - 【請求項3】 前記主走査方向位置決め部材及び副走
査方向位置決め部材が偏心カムである、請求項2記載の
原稿読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2419064A JP2572307B2 (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 原稿読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2419064A JP2572307B2 (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 原稿読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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