JPH04222929A - 光学式情報記録再生装置 - Google Patents

光学式情報記録再生装置

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JPH04222929A
JPH04222929A JP40605690A JP40605690A JPH04222929A JP H04222929 A JPH04222929 A JP H04222929A JP 40605690 A JP40605690 A JP 40605690A JP 40605690 A JP40605690 A JP 40605690A JP H04222929 A JPH04222929 A JP H04222929A
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Yushi Matsuno
雄史 松野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体上のデータト
ラックに記録された情報を読みとるか、または記録媒体
上に光学的に情報を記録するか少なくともどちらか一方
の機能を有する情報記録再生装置の構成に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ベースとキャリッジとを結合させ
るピンは剛体でできており、ピンをベースに設けた又は
、キャリッジに設けた穴のどちらか一方に圧入固定もし
くは接着固定し、他方の穴には若干のクリアランスを設
けて摺動可能な様に支持する構造のものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の光学式情報記録
再生装置は、以上のように、ピンを圧入固定もしくは接
着固定していたので、補修のためベースとキャリッジを
分解するときにベースとキャリッジとを離間することが
非常に困難であった。
【0004】また、他方の穴側はクリアランスがあるの
で、外部からの振動や衝撃に対して、再生時には音飛び
がし易く、記録時には誤記録を生じ易いという問題があ
った。
【0005】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、組立や分解が容易にできるとと
もに、振動や衝撃に対して、記録・再生性能が向上する
光学式情報記録再生装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光学式情
報記録再生装置は、光源光学部より発せられる光を光記
憶媒体上に集光する対物レンズ,対物レンズを駆動する
アクチュエータ部,光記憶媒体からの反射光を検出する
センサ光学部,および前記各部分との信号の送受を行う
信号接続用基板部が取り付けられたベースと、ベースを
保持して移動するキャリッジ部と、を備え、前記ベース
とキャリッジ部とを半径方向にバネ性を有する略円筒状
のスプリングピンにより揺動自在に連結し、連結部分に
おける回転を利用して対物レンズの光軸と光記録媒体と
の相対角度の調整を行うことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】この発明における光学式情報記録再生装置は、
光源光学部より発せられる光を対物レンズにより光記憶
媒体上に集光し、対物レンズをアクチュエータ部により
駆動し、光記憶媒体からの反射光をセンサ光学部により
検出し、各部分との信号の送受をベースに取り付けられ
た信号接続用基板部により行い、キャリッジ部によりベ
ースを保持して移動し、半径方向にバネ性を有するピン
によりキャリッジとベースとを揺動自在に連結する。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1〜図6を用
いて説明する。
【0009】図3は、光学系の配置を説明する図である
【0010】図において、レーザ光を発する半導体レー
ザ(1)の光路上にはレーザ光を平行光束とするコリメ
ータレンズ(2)が配置されており、コリメータレンズ
(2)の下流側には偏光ビームスプリッタ(3)が配置
されている。
【0011】そして、偏光ビームスプリッタ(3)には
1/4波長板(4)が配置されており、1/4波長板(
4)の光路下流側にはレーザ光を直角に反射する反射ミ
ラー(5),(6)が配置されている。
【0012】更に、反射ミラー(6)の光路下流側には
対物レンズ(7)が配置されており、対物レンズ(7)
に臨んでモータ(図示せず)により回転される光記録媒
体(8)が配置されている。
【0013】一方、偏光ビームスプリッタ(3)により
ほぼ直角に偏向された光路上には凸レンズ(9)、凹レ
ンズ(10)およびシリンドリカルレンズ(11)が順
に配置されており、シリンドリカルレンズ(11)の光
路下流側には第一の光検出器(12)が配置されている
【0014】この様な光学系において、半導体レーザ(
1)から出射されたレーザ光(13a)は、コリメータ
レンズ(2)によりほぼ平行に光束に変換され、偏光ビ
ームスプリッタ(3)、1/4波長板(4)を通過し、
反射ミラー(5)及び(6)でほぼ直角に2回折り曲げ
られて対物レンズ(7)に入射し、光記録媒体(8)上
に光スポットを形成する。
【0015】そして、光記録媒体(8)により反射され
た光束(13b)は、入射光とは逆行して対物レンズ(
7)、反射ミラー(6),(5)、および1/4波長板
(4)を通過し、偏光ビームスプリッタ(3)により直
角に反射される。
【0016】それから、反射光(13c)は、凸レンズ
(9)、凹レンズ(10)、およびシリンドリカルレン
ズ(11)を経て、第一の光検出器(12)により受光
される。
【0017】ここで、第一の光検出器(12)は光記録
媒体(8)上の情報を検出するのと同時に、光記録媒体
(8)と対物レンズ(7)との間の距離と、光記録媒体
(8)上の図示しないトラックと光スポットのずれ量を
検出し、それぞれの検出量に応じて対物レンズ(7)を
光軸方向(Z方向)と、トラックとほぼ直交する方向(
X方向)に制御する機構になっている。
【0018】本発明の光学式情報記録再生装置は光ピッ
クアップ部(105)とキャリッジ部(106)に大別
され、光ピックアップ部(105)は、以上のような光
学系の配置を実現するべく光源光学部(101)、セン
サ光学部(102)、アクチュエータ部(103)、信
号接続用基板部(104)、及び上記各部分を固定する
本体ベース(24)からなり、光ピックアップ部(10
5)は、キャリッジ部(106)に搭載されてラジアル
方向(x方向)に移動可能な構成となっている。  以
下、各部毎にわけて説明を行う。
【0019】101:光源光学部 図2は光ピックアップ部の構成図であり、図において、
(14)は光源部ホルダ、(15)は高周波重畳回路ケ
ース、(16)は高周波重畳回路ケースのふた、(17
a)、(17b)は高周波重畳回路基板、(18)は貫
通コンデンサ、(19a)、(19b)、(19c)は
本体ベース(24)に固定する固定ネジである。
【0020】図4は光源部ホルダ部の断面図であり、光
源部ホルダ(14)は筒体から成り、図に示すように一
端開口部を塞ぐように半導体レーザ(1)が圧入固定さ
れ、他端開口部を塞ぐようにコリメータレンズ(2)が
接着固定されている。
【0021】半導体レンズ(1)は、高周波重畳回路ケ
ース(15)を挟むようにして高周波重畳回路基板(1
7a)に3本のリード線が半田付けされ、高周波重畳回
路ケース(15)を固定ネジ(19a)、(19b)で
本体ベース(24)に固定することにより半導体レーザ
(1)が本体ベースに押し付けられるように固定されて
いる。
【0022】高周波重畳回路基板(17b)は固定ネジ
(19c)で本体ベースに固定されており、高周波重畳
回路基板(17a)とは貫通コンデンサ(18)で接続
されている。
【0023】そして、高周波重畳回路ケースのふた(1
6)で覆われており、不要輻射の低減をはかっている。 尚、高周波重畳回路基板(17b)にはボリウム(図示
せず)が付いており、最適の高周波重畳レベルを設定が
可能である。
【0024】102:センサ光学部 図2において、(20)は凸レンズホルダ、(21)は
センサレンズホルダ、(22)は固定バネ、(23)は
固定ネジである。
【0025】図5はセンサ光学部の断面図である。図に
おいて、凸レンズホルダ(20)は筒体であり、凸レン
ズ(19)が接着固定されている。
【0026】また、センサレンズホルダ(21)も筒体
であり、凹レンズ(10)、シリンドリカルレンズ(1
1)が接着固定されている。本体ベース(24)におい
て、センサ光学部が取り付けられる部分は図のように同
軸加工されており、凸レンズホルダ(20)とセンサレ
ンズホルダ(21)の中心軸、即ち凸レンズ(9)、凹
レンズ(10)、シリンドリカルレンズ(11)の光軸
が一致する構造となっている。
【0027】更に、センサレンズホルダ(21)は2枚
のレンズ厚に比べて長い構造になっており、さらに幅の
広い板状の固定バネ(22)でセンサレンズホルダ(2
1)の円筒面に加工された平面を押さえ固定しているの
で、センサレンズホルダ(21)の光軸方向の調整に際
して光軸が傾きにくくなっている。
【0028】103:アクチュエータ部対物レンズ(7
)を保持するレンズホルダ(25)は、中央に高精度に
形成された軸受け部(25a)を介し、支軸(26)に
回転方向に回動自在かつ軸方向に摺動自在に嵌着されて
いる。
【0029】また、レンズホルダ(25)には、中央に
穴のあいたバランサ(27)と、1個の焦点制御用コイ
ル(28)及び2個のトラック制御用コイル(29a)
,(29b)が接着固定されている。
【0030】更に、図6はレンズホルダに第一の中継基
板を貼りつける構造の説明図であり、同図に示すように
、焦点制御用コイル(28)及びトラック制御用コイル
(29a),(29b)の配線及び給電用の4本のリー
ド線(30)を半田づけするための第一の中継基板(3
1)はレンズホルダ(25)上の凸部(25b)と軸受
け部の円弧(25c)で位置決めし貼り付けられている
【0031】第二の中継基板(33)は、反射ミラー(
5)、1/4波長板(4)、偏向ビームスプリッタ(3
)、凸レンズ(9)等の光学部品を覆うようにベース(
24)に1ケ所のボス及び1ケ所のネジ(32)で固定
されており、第一の中継基板(25)から出たリード線
(30)は上記第二の中継基板(33)に半田付けされ
ている。
【0032】焦点制御用コイル(28)は、切り欠きの
ある焦点制御用ヨーク(34)とラジアル着磁されたN
dーFeプラスチックマグネット製の焦点制御用マグネ
ット(35a),(35b)から形成される磁気回路中
に配置され、焦点制御用コイル(28)に所要の電流を
通電することにより対物レンズ(7)を軸摺動方向(z
方向)に移動させることができる。
【0033】そして、トラック制御用コイル(29a)
,(29b)は、トラック制御用ヨーク(36a),(
36b)と、2極着磁されたNdーFeプラスチックマ
グネット製のトラック制御用マグネット(37a),(
37b)から形成される磁気回路中に配置されされてお
りトラック制御用コイル(29a),(29b)に所要
の電流を通電することにより軸回転方向(θz方向)に
対物レンズ(7)を回転差せることができる。
【0034】また、焦点制御用ヨーク(34)には、支
軸(26)が焦点制御用ヨーク(34)底面よりはみだ
して圧入または接着して立設されており、焦点制御用磁
気回路は、底面よりはみだした支軸(26)を位置決め
に利用してベース(24)に固定されている。
【0035】更に、焦点制御用ヨーク(34)上には支
軸(26)を通して、ゴムまたはプラスチック製の円盤
状のストッパ(38)が配置されていて、レンズホルダ
(25)は上記ストッパ(38)と衝突し軸摺動方向(
z方向)下方の移動量の規制をしており、衝突時の消音
にも効果がある。
【0036】そして、レンズホルダ(25)を弾性的に
支持している支持ゴム(39)は、2ケ所の角穴でレン
ズホルダ(25)に取り付けられるととに4ケ所の丸穴
でベース(24)に設けられたボスにはめ込まれている
【0037】また、支持ゴム(39)のベース側固定部
の一部には、半円状の突起(39a),(39b)が設
けられていて、ここにレンズホルダ(25)の側面が衝
突することにより軸回転方向(θz方向)の回動量の規
制が可能である。
【0038】次に、軸回転方向(θz方向)の対物レン
ズ位置検出機構の説明をする。
【0039】位置検出機構は、基板を介してベース(2
4)に裏側より2本のねじ(40a),(40b)で固
定されている略平行光源部である発光ダイオード(41
),アパーチャとして利用している前記バランサ(27
),及びバランサ(27)を発光ダイオード(41)で
挟み込むような位置に設けられた第二の光検出器(42
)から構成されていて、レンズホルダ(25)の回動に
ともなって、第二の光検出器(42)上のバランサ(2
7)の穴を通過したスポットも移動するようになってい
る。
【0040】第二の光検出器(42)は、分割線がスポ
ット移動方向に垂直な二分割光検出器で各々の出力の差
信号により前記対物レンズ(7)の一検出信号を得るこ
とができる。
【0041】また、第二の光検出器(42)が取り付け
られた、アルミ基板(43)は、二ケ所のU字形の切り
欠き(43a),(43b)を持ち、ベース(24)の
ボス(24e),(24f)に勘合させることによりy
方向の位置決めを行うとともにx方向に移動することに
より初期位置の調整を行い、その後に接着固定している
【0042】そして、上記アルミ基板(43)以外のア
クチュエータ部、第二の中継基板(33)及びベース(
24)上の空間に配置された光学部品を覆うようにカバ
ー(44)が、3本のネジ(45a),(45b),(
45c)によりベース(24)に固定されている。
【0043】更に、カバー(44)は、レンズホルダ(
25)が軸摺動方向(z方向)上方に移動したとき軸受
け部(25a)の上端部と衝突する構成となっており軸
摺動方向(z方向)上方の移動量の規制が可能である。
【0044】104:信号接続用基板部D高周波重畳基
板(17a),(17b),半導体レーザ(1),第一
光検出器(12),第二の光検出器(42),発光ダイ
オード(41),アクチュエータ部は、それぞれ電圧・
電流の供給や信号電圧の取り出しが必要であり、これら
を一つのコネクタで賄えるように一枚のフレキシブル基
板である信号接続用基板(46)を、ベース(24)の
底面及び側面にはわせ、上記各部分と接続している。
【0045】信号接続用基板(46)は、ベース(24
)の出口付近で、ベース底面の二ケ所のボス(24a)
,(24b)に、穴部(46a),(46b)をはめ込
み、さらに下方よりプラスチック製の押さえ板(47)
が上記ボス(24a),(24b)にはめ込まれベース
(24)から浮かないように固定されている。
【0046】信号接続用基板(46)に於いて発光ダイ
オード(41)との接続部はガラスエポキシ基板(46
c)が熱融着されており、第一光検出器(12)との接
続部にはアルミ基板(46d)が熱融着されていて、高
周波重畳回路基板(17a)には、(46e)部で貫通
コンデンサ(18)を介して半田付けされている。
【0047】第二の光検出器(42)から出ている3本
のリード線(48)及び第二の中継基板(33)から出
ている4本のリード線(49)は、図示されていないベ
ース(24)底面の穴を通りベース(24)裏側の信号
接続用基板(46)のランド上に半田付けされている。
【0048】106:キャリッジ部 図1は本発明による光学式情報記録再生装置を示す構成
図であり、図において、キャリッジ(52)には、2つ
のリニアボールベアリング(55a),(55b)が間
にバネ(56)を介してはめ込まれ、両端はCリング(
57a),(57b)により固定されている。
【0049】一方、キャリッジ(52)上の光ピックア
ップ部(105)をはさんでリニアボールベアリング(
55a),(55b)と反対側にはリニアボールベアリ
ング(55a),(55b)の中心とほぼ同じ高さにラ
ジアルボールベアリング(58)が偏心ピン(59)を
介してネジ(60)により固定され、偏心ピン(59)
の他端はラジアルボールベアリング(58)の抜け止め
にリング(61)がはめこまれている。
【0050】更に、キャリッジ(52)には図示されて
いないリニア駆動用コイルをネジ固定し取り付ける穴(
52c),(52d)が設けられておりキャリッジ(5
2)底面に貼り着けられたリニア駆動用コイル基板(6
2)を介して(62a)部で信号接続用基板(46)に
半田付けされている。
【0051】以上のように、キャリッジは2個のリニア
ボールベアリング(55a),(55b)と1個のラジ
アルボールベアリング(58)により図示していない2
本の平行軸上をラジアル方向(x方向)にスムースに移
動することができる。
【0052】また、キャリッジ部(106)にピックア
ップ部(105)を取り付けた状態でもキャリッジ(5
2)の穴(52a)をとおしてセンサレンズ(21)の
位置調整が可能である。
【0053】次に、光ピックアップ部(105)とキャ
リッジ部(106)の接続方法及び傾角調整方法につい
て説明する。
【0054】図1において光ピックアップ部(105)
は、ベース(24)の対物レンズ(7)の中心と支軸(
26)の中心を結ぶ線上に設けられた穴(24c),(
24d)において断面がC形になった2本のスプリング
ピン(51a),(51b)でキャリッジ(52)の位
置直線上にある穴(52a),(52b)を介してθy
方向のみに回転可能に固定されている。
【0055】そして、光ピックアップ部(105)は、
傾角調整用バネ(53)を介してキャリッジ(52)の
下方から傾角調整用ネジ(54)の回転量に応じて光ピ
ックアップ部(105)をラジアル方向(θy方向)に
傾角調整が可能となっている。  更に、ラジアルボー
ルベアリング(58)が取り付けられている偏心ピン(
59)を回転することにより光ピックアップ(105)
が取り付けられたキャリッジ部(106)をジッタ方向
(θx方向)に傾角調整することができる。
【0056】次いで、図7と図8において、ベース(2
4)とキャリッジ(52)の組立方法を説明する。
【0057】ベースの穴(24c),(24d)とキャ
リッジの穴(52a),(52b)をほぼ合わせておき
、前記スプリングピン(51a),(51b)を図7の
矢視方向へ押し込む。
【0058】すると、スプリングピン(51)に設けた
テーパ部(51c),(51d)からスプリングピンは
、半径方向に収縮し、前記キャリッジの穴(52a),
(52b)に入り込み、続いてベースの穴(24c),
(24d)にも入り込む。
【0059】前記スプリングピン(51a),(51b
)の外径は、自然状態では、ベースの穴(24c),(
24d)及びキャリッジの穴(52a),(52b)よ
り大きくできており、ベースの穴(24c),(24d
)やキャリッジの穴(52a),(52b)に挿入した
とき収縮し、かつスプリングピン(51a),(51b
)の半径方向へのせん断加重90Kgf以上に設定され
ている。
【0060】また、スプリングピンのバネ力により穴(
24c),(24d),(52a),(52b)に挿入
した状態では、クリアランスは生じない。
【0061】図9は、本光学式情報記録再生装置をCD
プレーヤに組み込んで、再生させた時の耐衝撃試験のデ
ータを示し、試験は軟式テニスボールをCDプレーヤの
ある決められた位置に落としたとき何cmの高さまで音
飛びしないかを試験したデータである。
【0062】図の横軸は、前記スプリングピンのせん断
加重を示し、縦軸は軟式テニスボールを落下させた時、
音飛びしない高さを示す。
【0063】図中白丸(0)は従来の剛体のピンを示す
。従来ピンでは、約12cmの高さで音飛びしていたも
のが、せん断加重60Kgfでは、30cmの高さまで
改善されており、更にせん断加重90Kgf以上にする
と急激に改善されることが試験により判明した。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、ベースとキャリッジとを半径方向にバネ性を有する略
円筒状のスプリングピンにより連結したので、ベースと
キャリッジの組立、分解が容易にできると同時に、スプ
リングピンと穴のクリアランスがなくなるので、振動や
衝撃に対して、性能が向上する装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光学式情報記録再生装置を示す構
成図。
【図2】ピックアップ部の構成図。
【図3】光学系の配置を説明する斜視図。
【図4】光源部ホルダ部の断面図。
【図5】センサ光学部の断面図。
【図6】レンズホルダに第一の中継基板を貼りつける構
造の説明図。
【図7】ベースとキャリッジの結合部を示す断面図。
【図8】スプリングピンの形状を示す図。
【図9】衝撃試験の結果を示すデータである。
【符号の説明】
(7)  対物レンズ (8)  光記録媒体 (24)  ベース (51a),(51b)  スプリングピン(101)
  光源光学部 (102)  センサ光学部 (103)  アクチュエータ部 (104)  信号接続用基板部 (105)  ピックアップ部 (106)  キャリッジ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光源光学部より発せられる光を光記憶
    媒体上に集光する対物レンズ,対物レンズを駆動するア
    クチュエータ部,光記憶媒体からの反射光を検出するセ
    ンサ光学部,および前記各部分との信号の送受を行う信
    号接続用基板部が取り付けられたベースと、ベースを保
    持して移動するキャリッジ部と、を備える光学式情報記
    録再生装置において、前記ベースとキャリッジ部とを略
    円筒状での半径方向にバネ性を有するスプリングピンに
    より揺動自在に連結し、連結部分における回転を利用し
    て対物レンズの光軸と光記録媒体との相対角度の調整を
    行うことを特徴とする光学式情報記録再生装置。
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