JPH04222772A - 鋼管コンクリート柱の打設装置及び打設方法 - Google Patents

鋼管コンクリート柱の打設装置及び打設方法

Info

Publication number
JPH04222772A
JPH04222772A JP41440390A JP41440390A JPH04222772A JP H04222772 A JPH04222772 A JP H04222772A JP 41440390 A JP41440390 A JP 41440390A JP 41440390 A JP41440390 A JP 41440390A JP H04222772 A JPH04222772 A JP H04222772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
tremie
hopper
steel pipe
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP41440390A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2690818B2 (ja
Inventor
Toshio Fujiwara
敏夫 藤原
Kiyoshi Tanaka
清 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP2414403A priority Critical patent/JP2690818B2/ja
Publication of JPH04222772A publication Critical patent/JPH04222772A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2690818B2 publication Critical patent/JP2690818B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、鋼管コンクリ−ト柱の
コンクリ−ト打設の省力化を図り、施工性を良くした打
設装置と打設方法とに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、鋼管コンクリ−ト柱を施工する場
合、図3に示すように2〜3層程度を一節とする鋼管柱
21を所定の位置に設置し、鋼管部を溶接した後、鋼管
柱21と梁22とを接続し、さらにスラブ配筋等の作業
をして、鋼管柱21内にコンクリ−トを打設している。 【0003】このコンクリ−ト打設をする場合は、図4
に示すようにフレキシブルチュ−ブ23を介してトレミ
−管24が連通されているバケット25を使用し、それ
を地上に置いて生コン車からバケット25にコンクリ−
トを流し込む。そしてこのバケット25をクレ−ンフッ
ク26にて上昇させてから下降させることによりトレミ
−管24の下端を鋼管柱11内に挿入し、鋼管柱21内
の下部より50〜100cm程度の間隔で順次トレミ−
管24を上昇させつつコンクリート打設を行っていた。 【0004】                   
                         
           【発明が解決しようとする課題】従来の鋼管コンクリ−
ト柱の施工方法では、バケットとトレミ−管とを一体に
長く(例えば20〜25m)連結してあるため、コンク
リ−トの荷卸しのために大きなスペ−スを要した。また
トレミ−管を鋼管内に挿入する場合は、バケットをクレ
−ンにより相当高くまで上昇させなければならず、クレ
−ン操作が困難であった。さらに鋼管内にトレミ−管を
挿入する場合、鋼管内にはダイヤフラム等の突起がある
ので、トレミ−管の挿入に手間どり、相当の時間を要す
るものであった。 【0005】また鋼管内へのコンクリ−トの打設に際し
ては、トレミ−管下端を徐々に上昇させる必要があるた
めにバケットを徐々に上昇させることになり、バケット
内のコンクリ−トをトレミ−管へ供給するための開閉弁
の操作が困難になる。このようにバケット等を高く上昇
させる必要があるために風の影響でバケット等が揺れて
作業しにくく、コンクリ−ト打設に多くの時間を要した
りして施工性が悪いものであった。 【0006】そこで本発明は、バケットを鋼管の上部位
置にまで上昇させ、その位置から移動させなくてもコン
クリ−ト打設をできるようにして、バケットの移動操作
を容易にするとともに、風による悪影響を受けにくくし
て施工性を良くすることを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成できるようにした鋼管コンクリ−ト柱の打設装置と打
設方法とである。 【0008】打設装置の発明は、下部がロ−ト状に形成
されたホッパ−の下部通孔に、トレミ−管を貫通させ、
トレミ−管の長手方向に適宜間隔で開口を設け、それら
各開口にホッパ−からトレミ−管内への流入のみを可能
とする開閉蓋を設けたものである。 【0009】打設方法の発明は、上記打設装置を使用し
、コンクリ−ト柱を打設するために固定した鋼管の上部
にホッパ−を配置して、その下部通孔にトレミ−管を貫
通させる。そしてホッパ−内にコンクリ−トを流入させ
て、トレミ−管の開口からコンクリ−トをトレミ−管内
に流入させ、さらにトレミ−管の下方から鋼管の下方に
流出させる。さらにトレミ−管を所定間隔ごとに引き上
げて、トレミ−管の上方の開口から順次下方の開口に変
更してコンクリ−トをトレミ−管内へ流入させることに
より、次々にコンクリ−ト打設するようにした。 【0010】 【作用】上記の鋼管コンクリ−ト柱の打設装置と打設方
法では、フレキシブルホ−スを連結したコンクリ−トバ
ケットを、所定位置に固定した鋼管の上部位置にクレ−
ンで吊り上げるだけで移動させることなく、バケットか
らホッパ−を介してトレミ−管内にコンクリ−トを流入
させてコンクリ−トを打設することができる。またトレ
ミ−管はそれ単独の状態でクレ−ンにより吊り上げて鋼
管内へ挿入させ、鋼管内へのコンクリ−ト打設に伴ない
、徐々にトレミ−管を上昇させるが、トレミ−管はバケ
ットに比較して外形が小さいため風の影響を受けにくく
、作業性が良い。 【0011】 【実施例】本発明の一実施例を図1と図2により説明す
る。 【0012】鋼管コンクリ−ト柱を施工する場合、2〜
3層分の長さの柱状鋼管1 を所定位置に固定し、さら
に梁2 に接続するとともにスラブ筋の作業の後に、鋼
管1 内にコンクリ−トを打設する。このコンクリ−ト
打設には、ホッパ−3 と長いトレミ−管4 とを組合
わせた打設装置を使用する。 【0013】ホッパ−3 は下部がロ−ト状に形成され
、その下部中央に通孔5 を有している。またホッパ−
3 の外周に脚6 が取付けられ、所定位置に固定され
た鋼管1 の上部のスラブ上に保持できるようになって
おり、ホッパ−3 に後記するようにコンクリ−トが流
入されるようになっている。 【0014】ホッパ−3 の下部通孔5 にトレミ−管
4 が摺動可能に貫通され、通孔5 の周縁にゴムパッ
キン7 が取付けられて、トレミ−管4 の周壁との間
の気密性が保たれるようになっている。トレミ−管4 
の長手方向に適宜間隔で複数個の開口8 が設けられ、
各開口8の内側にそれぞれ、開閉蓋9 の上端が軸着さ
れており、開閉蓋9 はコンクリ−トがホッパ−3 か
らトレミ−管4 内へのみ流入可能に開放できるように
なっている。またトレミ−管4 の下部外周壁に棒状バ
イブレ−タ10が取付けられ、そのケ−ブルはトレミ−
管4 の周壁に沿って配置され、トレミ−管4 を振動
させてコンクリ−トを下方へ流れ易くできるようになっ
ている。 【0015】上記の打設装置を使用して鋼管コンクリ−
ト柱を打設をする場合、初めに鋼管1 を所定位置に固
定し、さらにホッパ−3 を鋼管1 の上部のスラブ上
に配置する。そしてトレミ−管4 をクレ−ンフック1
3a により吊り上げて、ホッパ−3 の下部通孔5 
を貫通させてトレミ−管4 の下部を鋼管1内に挿入さ
せ、上部位置の開口8 を通孔5 の上部位置に一致さ
せる。この場合、ホッパ−の通孔5 から下方に突出し
たトレミ−管4の下部周壁に棒状バイブレ−タ10を取
付け、そのケ−ブルはトレミ−管4 に添って取付ける
。なお、ホッパ−3 とトレミ−管4 とを、組合せた
状態で吊り上げて、トレミ−管4 とホッパ−3 とを
所定位置に配置させることも可能である。 【0016】次に地上でフレキシブルホ−ス11を連結
したバケット12に生コン車からコンクリ−トを流入さ
せ、クレ−ンフック13b によりバケット12を吊り
上げてホッパ−3 の上部位置に保持させ、フレキシブ
ルホ−ス11をホッパ−3 内に入れる。そしてバケッ
ト11の開閉弁操作によりコンクリ−トをホッパ−3 
内へ流入させれば自重でトレミ−管4 の開閉蓋9 が
開放して、コンクリ−トがトレミ−管4内に流入し、鋼
管1の下部にコンクリ−トを打設できる。なお、バケッ
ト12を吊上げることなく、コンクリ−トポンプにより
ホッパ−3 にコンクリ−トを送ることが可能である。 【0017】所定高さのコンクリ−ト打設が終了すると
、トレミ−管4 をクレ−ンフック13a で吊り上げ
て、前の開口8 より1つ下の開口8 がホッパ−の通
孔5 の上部位置となるようにして、前記と同様にコン
クリ−ト打設をする。このようにしてトレミ−管4を順
次吊り上げてコンクリ−ト打設することにより、鋼管コ
ンクリ−ト柱の打設が終了すると、トレミ−管4 とホ
ッパ−3 とを鋼管1の上部から取外して作業を完了す
る。 【0018】 【発明の効果】本発明の鋼管コンクリ−ト柱の打設装置
あるいは打設方法によれば、バケットとトレミ−管とは
別体であるのでバケットの移動操作が容易であってコン
クリ−ト荷卸し用のスペ−スが少なくてよく、トレミ−
管を鋼管内に挿入する作業も時間を要すことなく簡単に
行なえる。またバケットは、ホッパ−の上部位置に保持
するままで移動しなくてよいので、コンクリ−トバケッ
トの開閉弁操作が容易であり、しかも作業中に風の影響
を受けにくく、コンクリ−ト打設が容易であって施工性
が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の打設装置の要部断面図である。
【図2】打設装置を使用して鋼管コンクリ−ト柱を施工
する方法を示す説明図である。
【図3】従来の鋼管コンクリ−ト柱の施工方法を示す説
明図である。
【図4】従来の打設方法でバケットにコンクリ−トを流
入させる状態の説明図である。
【符号の説明】
1  鋼管 3  ホッパ− 4  トレミ−管 8  開口 9  開閉蓋 11  フレキシブルホ−ス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  下部がロ−ト状に形成されたホッパ−
    の外周に脚を取付けて、コンクリ−トを打設する鋼管の
    上部にホッパ−を保持可能とし、ホッパ−下部の通孔に
    トレミ−管を気密性を保って摺動できるように貫通させ
    、トレミ−管の周壁に、その長手方向に適宜間隔で開口
    を設け、トレミ−管のそれぞれの開口にホッパ−内から
    トレミ−管内への流入のみを可能とする開閉蓋を設けた
    ことを特徴とする鋼管コンクリ−ト柱の打設装置。
  2. 【請求項2】  長手方向に適宜間隔で開口を有しそれ
    ら各開口に内方へのみ開放可能な開閉蓋を有するトレミ
    −管と、下部に通孔を有するホッパ−とを用意し、コン
    クリ−ト柱を打設するために固定した鋼管の上部にホッ
    パ−を配置し、ホッパ−の下部通孔にトレミ−管を気密
    性を有するように貫通させ、ホッパ−内にコンクリ−ト
    を流入させてトレミ−管の開口からコンクリ−トをトレ
    ミ−管内に流入させることにより、コンクリ−トをトレ
    ミ−管の下方から鋼管の下部へ流出させ、トレミ−管を
    所定間隔ごとに引上げてトレミ−管の上方の開口から順
    次下方の開口に変更してコンクリ−トをトレミ−管内へ
    流入させることを特徴とする鋼管コンクリ−ト柱の打設
    方法。
JP2414403A 1990-12-26 1990-12-26 鋼管コンクリート柱の打設装置及び打設方法 Expired - Fee Related JP2690818B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2414403A JP2690818B2 (ja) 1990-12-26 1990-12-26 鋼管コンクリート柱の打設装置及び打設方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2414403A JP2690818B2 (ja) 1990-12-26 1990-12-26 鋼管コンクリート柱の打設装置及び打設方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04222772A true JPH04222772A (ja) 1992-08-12
JP2690818B2 JP2690818B2 (ja) 1997-12-17

Family

ID=18522890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2414403A Expired - Fee Related JP2690818B2 (ja) 1990-12-26 1990-12-26 鋼管コンクリート柱の打設装置及び打設方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2690818B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05272240A (ja) * 1992-03-25 1993-10-19 Fujita Corp 充填鋼管コンクリート柱のコンクリート打設方法
JPH07133666A (ja) * 1993-11-09 1995-05-23 Ando Kensetsu Kk 有孔コンクリート打設管
CN104612158A (zh) * 2014-12-13 2015-05-13 广西科技大学 一种钢筋连接接头的灌浆方法
CN108798024A (zh) * 2017-04-27 2018-11-13 中建城市建设发展有限公司 一种防倒流钢管混凝土顶升接口装置及其施工方法
CN110005053A (zh) * 2019-04-18 2019-07-12 中南大学 一种子结构拼装装配式框架结构及其建造方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003003567A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Nkk Corp コンクリート充填鋼管柱の施工方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54129127U (ja) * 1978-02-28 1979-09-07
JPS55119848U (ja) * 1979-02-19 1980-08-25
JPS61159559U (ja) * 1985-03-26 1986-10-03
JP3113052U (ja) * 2005-05-11 2005-09-02 純一 村越 ごみ運搬具

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54129127U (ja) * 1978-02-28 1979-09-07
JPS55119848U (ja) * 1979-02-19 1980-08-25
JPS61159559U (ja) * 1985-03-26 1986-10-03
JP3113052U (ja) * 2005-05-11 2005-09-02 純一 村越 ごみ運搬具

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05272240A (ja) * 1992-03-25 1993-10-19 Fujita Corp 充填鋼管コンクリート柱のコンクリート打設方法
JPH07133666A (ja) * 1993-11-09 1995-05-23 Ando Kensetsu Kk 有孔コンクリート打設管
CN104612158A (zh) * 2014-12-13 2015-05-13 广西科技大学 一种钢筋连接接头的灌浆方法
CN108798024A (zh) * 2017-04-27 2018-11-13 中建城市建设发展有限公司 一种防倒流钢管混凝土顶升接口装置及其施工方法
CN110005053A (zh) * 2019-04-18 2019-07-12 中南大学 一种子结构拼装装配式框架结构及其建造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2690818B2 (ja) 1997-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN211773659U (zh) 钢管支撑柱兼做结构柱的固定调垂防上浮装置
US20100308487A1 (en) Septic tank form
JPH04222772A (ja) 鋼管コンクリート柱の打設装置及び打設方法
RU2769634C1 (ru) Устройство для изготовления полых бетонных изделий, способ изготовления полых бетонных изделий и полая бетонная конструкция
US3856453A (en) Facing ring and pouring chute for vertically cast concrete pipe
JPH04222773A (ja) 鋼管コンクリート柱の打設装置及び打設方法
JPH0925719A (ja) 深礎用移設足場
JP2001241287A (ja) 立坑の構築方法及び同構築方法に使用する構体の組み立て方法並びに同組み立て方法に使用する組み立て装置
JP2012062660A (ja) 場所打ちコンクリート杭の杭頭処理方法および杭頭処理装置
WO1980002708A1 (en) A method for performing underwater casting of concrete structures,and an apparatus for carrying out the method
JPH09111848A (ja) 地下遊水構造物
CN217651832U (zh) 一种用于沉箱浇筑的吊泵
US4759663A (en) Method of placing concrete into a steel encasement
CN217128235U (zh) 一种管状混凝土浇筑工具
CN221545650U (zh) 一种地下连续墙沙袋回填装置
CN212641456U (zh) 一种振捣杆快装竖井钢筋笼的施工系统
JPH03172423A (ja) 大型コンクリート製品の吊上設定装置
JP2004052331A (ja) 水中コンクリート打設用型枠及び水中構造物の製造方法。
JPH0320342Y2 (ja)
JP2000226981A (ja) 立坑土留工の施工法
JPS6355277A (ja) 貯液槽の構築方法
JPS62117915A (ja) 余盛コンクリ−トの処理工法
JPS5934604Y2 (ja) 砂杭用網袋への砂供給装置
JPH08144686A (ja) 立坑の構築方法
JPH07259054A (ja) 既設貯水ダムの取水設備施工法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees