JPH0320342Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0320342Y2 JPH0320342Y2 JP1984046685U JP4668584U JPH0320342Y2 JP H0320342 Y2 JPH0320342 Y2 JP H0320342Y2 JP 1984046685 U JP1984046685 U JP 1984046685U JP 4668584 U JP4668584 U JP 4668584U JP H0320342 Y2 JPH0320342 Y2 JP H0320342Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- hopper
- underwater
- conduit
- outer tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 208000034699 Vitreous floaters Diseases 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Underground Or Underwater Handling Of Building Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はコンクリート打設装置に関するもので
あり、殊に、水中コンクリート打設時に起重機船
等を必要としない水中コンクリート打設装置に関
するものである。
あり、殊に、水中コンクリート打設時に起重機船
等を必要としない水中コンクリート打設装置に関
するものである。
例えば、水と分離しにくい水中コンクリートを
海底等に打設する場合、従来、上部がじようご形
をなし、下部が筒状になつたトレミー管を用いて
いたが、この場合、トレミー管を吊るための起重
機船などを必要とし、設備が大がかりとなると共
に、位置決めや移動に時間がかかるという問題が
あつた。
海底等に打設する場合、従来、上部がじようご形
をなし、下部が筒状になつたトレミー管を用いて
いたが、この場合、トレミー管を吊るための起重
機船などを必要とし、設備が大がかりとなると共
に、位置決めや移動に時間がかかるという問題が
あつた。
また、コンクリート打設に従つて、トレミー管
自身を起重機により順次上方に吊り上げるという
作業が必要であり、この際にトレミー管が揺動
し、コンクリートを打設しようとする位置からず
れるという恐れがあつた。
自身を起重機により順次上方に吊り上げるという
作業が必要であり、この際にトレミー管が揺動
し、コンクリートを打設しようとする位置からず
れるという恐れがあつた。
そこで、本考案は前記従来の問題点を解消する
ためになされたものであり、コンクリート打設時
に起重機船等を不要とし、その打設コストの低減
をはかりうるコンクリート打設装置を提供するこ
とを目的としたものである。
ためになされたものであり、コンクリート打設時
に起重機船等を不要とし、その打設コストの低減
をはかりうるコンクリート打設装置を提供するこ
とを目的としたものである。
即ち、本考案のコンクリート打設装置は、コン
クリート供給用のホツパにフロータを設けると共
に、該ホツパの吐出口に接続したフレキシブルな
コンクリート導管の先端部の外側に、外管を上下
にスライド可能な程度の間〓をもつて上下にスラ
イド自在に形成することにより構成される。
クリート供給用のホツパにフロータを設けると共
に、該ホツパの吐出口に接続したフレキシブルな
コンクリート導管の先端部の外側に、外管を上下
にスライド可能な程度の間〓をもつて上下にスラ
イド自在に形成することにより構成される。
以下図面を参照して本考案の一実施例を説明す
ると、ます第１図の断面図に示すごとく、水中コ
ンクリート打設装置は上部の水中コンクリート供
給用のホツパ１及びその下部の吐出口２に接続す
るフレキシブルな材質からなるコンクリート導管
３からなり、このホツパ１には左右にフロータ４
を取付けることにより水面Ｗ上に浮上するように
なつている。 なお、本実施例ではホツパ１に別
体のフロータ４を２個取付けているが、ホツパ１
を二重構造に形成してフロータを一体に形成して
もよい。
ると、ます第１図の断面図に示すごとく、水中コ
ンクリート打設装置は上部の水中コンクリート供
給用のホツパ１及びその下部の吐出口２に接続す
るフレキシブルな材質からなるコンクリート導管
３からなり、このホツパ１には左右にフロータ４
を取付けることにより水面Ｗ上に浮上するように
なつている。 なお、本実施例ではホツパ１に別
体のフロータ４を２個取付けているが、ホツパ１
を二重構造に形成してフロータを一体に形成して
もよい。
次に、このホツパ１の吐出口２にはダンパ５が
設けられ、これをエアシリンダ６によつて開閉操
作するようになつている。
設けられ、これをエアシリンダ６によつて開閉操
作するようになつている。
更に、コンクリート導管３の先端部は、外管３
Ａ及び内管３Ｂからなる二重管に形成されてお
り、この外管３Ａは内管３Ｂに対して上下にスラ
イド可能となつており、その外管３Ａと内管３Ｂ
とは、外管３Ａが上下にスライド可能な程度の間
〓があるだけで、両者の継ぎ目の間からは積極的
に水が流入しないようにしており、その上下操作
はワイヤ７を介して水上からウインチ８により行
なわれるようになつている。なお外管３Ａの上下
は潜水夫が打設状況をウインチ８の操作員に伝え
ることにより、その状況に応じて行われる。
Ａ及び内管３Ｂからなる二重管に形成されてお
り、この外管３Ａは内管３Ｂに対して上下にスラ
イド可能となつており、その外管３Ａと内管３Ｂ
とは、外管３Ａが上下にスライド可能な程度の間
〓があるだけで、両者の継ぎ目の間からは積極的
に水が流入しないようにしており、その上下操作
はワイヤ７を介して水上からウインチ８により行
なわれるようになつている。なお外管３Ａの上下
は潜水夫が打設状況をウインチ８の操作員に伝え
ることにより、その状況に応じて行われる。
上記の構成からなるコンクリート打設装置の作
用について説明すると、まず水面Ｗ上に浮上させ
たホツパ１の吐出口２がダンパ５により閉じられ
た状態で、ホツパ１内に水中コンクリートを充満
させた後、ダンパ５をエアシリンダ６により開放
すると、ホツパ１内の水中コンクリートはコンク
リート導管３内の水を押し出しながら第２図のご
とく内管３Ｂ及び外管３Ａ経由、海底Ｂ上の所定
のコンクリート打設位置に打設開始され、この水
中コンクリート９の打設高さが第３図のごとく上
昇するに従い、潜水夫の指示に応じて外管３Ａを
ウインチ８により引きあげるようにしている。
用について説明すると、まず水面Ｗ上に浮上させ
たホツパ１の吐出口２がダンパ５により閉じられ
た状態で、ホツパ１内に水中コンクリートを充満
させた後、ダンパ５をエアシリンダ６により開放
すると、ホツパ１内の水中コンクリートはコンク
リート導管３内の水を押し出しながら第２図のご
とく内管３Ｂ及び外管３Ａ経由、海底Ｂ上の所定
のコンクリート打設位置に打設開始され、この水
中コンクリート９の打設高さが第３図のごとく上
昇するに従い、潜水夫の指示に応じて外管３Ａを
ウインチ８により引きあげるようにしている。
また、水中コンクリート９の打設位置を移動さ
せる際は、外管３Ａを引きあげると共に、コンク
リート導管３自身も別なウインチにより引きあげ
ながら所定の位置に移動する。〔考案の効果〕 上記実施例のごとくダンパ５をホツパ１に設け
ることにより、ホツパ１内に水中コンクリートを
満杯の状態からコンクリート導管３経由落下させ
る際、水中コンクリートの最初の落下部分のみが
水と接触しながら自由落下するが、そのあとに続
く水中コンクリートは水と接触することなく落下
するため、水中コンクリートのコンクリート導管
３の通過時において、水と接触するチヤンスが減
り、打設される水中コンクリートの品質の低下を
防止することができる。
せる際は、外管３Ａを引きあげると共に、コンク
リート導管３自身も別なウインチにより引きあげ
ながら所定の位置に移動する。〔考案の効果〕 上記実施例のごとくダンパ５をホツパ１に設け
ることにより、ホツパ１内に水中コンクリートを
満杯の状態からコンクリート導管３経由落下させ
る際、水中コンクリートの最初の落下部分のみが
水と接触しながら自由落下するが、そのあとに続
く水中コンクリートは水と接触することなく落下
するため、水中コンクリートのコンクリート導管
３の通過時において、水と接触するチヤンスが減
り、打設される水中コンクリートの品質の低下を
防止することができる。
また、ホツパ１にフロータ４を設けているの
で、作業船や起重機船等を使用する必要がなく、
また、コンクリート導管３の先端部も外管３Ａを
内管３Ｂに対してスライド可能にしているので、
水中コンクリート打設時にその先端部がコンクリ
ート中に埋没することもなく、正確なコンクリー
ト打設がなされる。
で、作業船や起重機船等を使用する必要がなく、
また、コンクリート導管３の先端部も外管３Ａを
内管３Ｂに対してスライド可能にしているので、
水中コンクリート打設時にその先端部がコンクリ
ート中に埋没することもなく、正確なコンクリー
ト打設がなされる。
従つて、本考案のコンクリート打設装置を採用
すれば、コンクリート打設時に作業船や起重機船
等を不要とするので、設備が簡単になり、作業コ
ストがそれだけ低減すると共に、水中コンクリー
ト打設時の位置決めや移動も容易になるという利
点がある。
すれば、コンクリート打設時に作業船や起重機船
等を不要とするので、設備が簡単になり、作業コ
ストがそれだけ低減すると共に、水中コンクリー
ト打設時の位置決めや移動も容易になるという利
点がある。
また、コンクリート打設時にコンクリート導管
が揺動する恐れがないため、打設位置がずれるこ
とがなく、正確なコンクリート打設が行なわれる
という利点もある。
が揺動する恐れがないため、打設位置がずれるこ
とがなく、正確なコンクリート打設が行なわれる
という利点もある。
第１図は本考案の実施例における水中コンクリ
ート打設装置の断面図、第２図及び第３図は第１
図のコンクリート導管の先端部の作用を説明する
断面図である。 １…ホツパ、２…吐出口、３…コンクリート導
管、３Ａ…外管、３Ｂ…内管、４…フロータ、８
…ウインチ、９…水中コンクリート。
ート打設装置の断面図、第２図及び第３図は第１
図のコンクリート導管の先端部の作用を説明する
断面図である。 １…ホツパ、２…吐出口、３…コンクリート導
管、３Ａ…外管、３Ｂ…内管、４…フロータ、８
…ウインチ、９…水中コンクリート。
Claims (1)
- コンクリート供給用のホツパにフロータを設け
ると共に、該ホツパの吐出口に接続したフレキシ
ブルなコンクリート導管の先端部の外側に、外管
を上下にスライド可能な程度の間〓をもつて上下
にスライド自在に形成したことを特徴とするコン
クリート打設装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4668584U JPS60159052U (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | コンクリ−ト打設装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4668584U JPS60159052U (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | コンクリ−ト打設装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60159052U JPS60159052U (ja) | 1985-10-23 |
| JPH0320342Y2 true JPH0320342Y2 (ja) | 1991-05-01 |
Family
ID=30561316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4668584U Granted JPS60159052U (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | コンクリ−ト打設装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60159052U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0639785B2 (ja) * | 1985-11-11 | 1994-05-25 | 鹿島建設株式会社 | コンクリ−ト打設用伸縮式打設管装置 |
| JP4605730B2 (ja) * | 2001-03-09 | 2011-01-05 | 株式会社フジタ | 水中打設工法および水中打設具 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS544526A (en) * | 1977-06-08 | 1979-01-13 | Centre Electron Horloger | Alphanumeric data input device |
| JPS5423484A (en) * | 1977-07-25 | 1979-02-22 | Hitachi Ltd | Semiconductor integrated circuit and its manufacture |
-
1984
- 1984-04-02 JP JP4668584U patent/JPS60159052U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS544526A (en) * | 1977-06-08 | 1979-01-13 | Centre Electron Horloger | Alphanumeric data input device |
| JPS5423484A (en) * | 1977-07-25 | 1979-02-22 | Hitachi Ltd | Semiconductor integrated circuit and its manufacture |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60159052U (ja) | 1985-10-23 |
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