JPH04222760A - 弾性舗装体 - Google Patents

弾性舗装体

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JPH04222760A
JPH04222760A JP41373890A JP41373890A JPH04222760A JP H04222760 A JPH04222760 A JP H04222760A JP 41373890 A JP41373890 A JP 41373890A JP 41373890 A JP41373890 A JP 41373890A JP H04222760 A JPH04222760 A JP H04222760A
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JP
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elastic
pavement body
thermal conductivity
elastic pavement
floor member
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JP41373890A
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Kazutoshi Iwasaki
岩崎 和資
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、陸上競技や球技を行
なう施設、ゴルフ場歩径路あるいはジョギングコース等
に最適な弾性舗装体に関し、特に詳しく言うと、床暖房
が求められる寒冷地における室内運動競技場等に好適な
熱伝導性を改良した弾性舗装体に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートやエポキシ樹脂、ラテック
スセメント、アスファルトコンクリート等で作られたい
わゆる硬い床上での運動は、足関節や膝関節等下肢障害
が起こり得るため、天然芝生や土がそして屋内においは
木材の床が見直されている、しかしながら、これらは保
守が大変である。そこでゴムやコルクあるいは弾性合成
樹脂等を小塊あるいは粒状にしたものを主体として、こ
れらをポリウレタン樹脂等のバインダで空隙を持たせる
ように結合した弾性舗装体が提供され、屋外運動競技場
はもとより屋内運動競技場の床材としても広く使用され
ている。
【0003】一方、寒冷地に設置された屋内運動競技場
等においては、暖房の一環として床暖房が求められるが
、屋内運動競技場の場合弾性舗装体の下面に温水パイプ
等を配設して弾性舗装体を温めることが行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように従来の弾性舗装体はゴムチップやコルクチップ
等断熱性の高い弾性体が使用され、かつチップ間の空隙
による空気断熱により熱伝導率が悪く、弾性舗装体の下
面に温水パイプ等を配設して弾性舗装体を加熱しても温
まりにくく、早期に室温を上昇させることはできなかっ
た。
【0005】そこでこの発明は、従来の弾性舗装体の弾
性を損ねることなく熱伝導率を向上させた弾性舗装体を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の弾性舗装体は
、ゴム等の弾性粒体とともに熱伝導率の高い金属の細片
が混入されていることを特徴とするものである。
【0007】この発明はまた、上述の金属細片をアルミ
ニウムの切削片で構成したことを特徴とするものである
【0008】
【作用】金属細片の混入により熱伝導率が向上し、かつ
細片状のため金属自体にも弾性が生じるので、弾性舗装
体本来の弾性を損ねることはない。
【0009】この金属細片はアルミニウムの切削加工時
等に発生する切削片で構成すれば、種々の長さの細片が
容易に得られ、熱伝導率を高めるとともに弾性も有して
いるので、弾性舗装体本来の弾性を損ねることはない。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図1に示す一実施例について
説明すると、この弾性舗装体1は小塊あるいは粒状のゴ
ムやコルクあるいは弾性合成樹脂製の従来と同様な弾性
粒体2と、アルミニウムの切削片である金属細片3とを
混合したもので構成されている。金属細片3はアルミニ
ウムの切削加工時に生じ、再生用のアルミニウム原料と
して使用されている、いわゆるダライ粉と称されている
切削片である。ここで使用するダライ粉は、例えばバイ
ト幅が5mmの切削加工時に生じる、厚みが1mm以下
で幅が平均5×5mmから1×1mmの細片とそれ以下
のパウダとの混合物が使用されるが、パウダは全体の1
0%以下となるようにふるい分けされたダライ粉が弾性
粒体2に混合されている。なお、図示していないが、こ
れら弾性粒体2と金属細片3とは、ポリウレタン樹脂等
のバインダで空隙を持たせるように結合してもよく、ま
た、弾性粒体2と金属細片3との混合物をバインダで結
合することなく所定の大きさの枠体内に充填し、上面を
平坦に均したり、フェルトマットや板で構成された表面
材あるいはウレタン樹脂を流し込む等して上面を構成し
てもよい。また、弾性粒体2と金属細片3に硅砂、砂、
砕石、鉱物繊維、あるいは発泡体等を混合させてもよい
【0011】図2は、弾性粒体2をゴムチップで構成し
、金属細片3はアルミニウムの切削くずを用い、その混
合比を変えた場合の熱伝導率を表すグラフで、実験はゴ
ムチップと切削くずとの混合比を重量比で3:1、6:
1、10:1の3種類の弾性舗装体とゴムチップのみの
弾性舗装体を、それぞれその厚みを20mmに作り、そ
れらの一面に表面温度を80℃に加熱した鉄板を面接触
させて、弾性舗装体の他方の表面の温度の変化を測定し
た。この弾性舗装体のゴムチップは古タイヤを平均粒径
が3mm以下に粉砕し、粉砕の際にできた粒径が0。5
mm以下のゴムくずは全体の10%以下にするとともに
、1液の湿気硬化型ウレタンバインダで固定した。この
バインダはゴムチップとの重量比で6分の1以下にして
構成した。なお、この時の室温は20℃であった。グラ
フは混合比が3:1の弾性体は丸点を結んだ線で、混合
比が6:1の弾性体は三角点を結んだ線で、混合比が1
0:1の弾性体は四角点を結んだ線で、そしてゴムチッ
プのみの弾性舗装体は黒丸点で結んだ線でそれぞれ表し
ている。
【0012】このグラフから明らかなように、ゴムチッ
プのみの弾性舗装体では5分後の温度差は2℃程度であ
るのに対し、混合比が3:1、6:1、10:1の弾性
舗装体においては、それぞれ9℃、7℃そして5℃あり
、2.5倍から4.5倍高く、15分経過後においては
、ゴムチップのみの弾性舗装体では5℃しか上昇しない
のに対し、混合比が3:1、6:1、10:1の弾性舗
装体においては15℃、12℃そして10℃と上昇し、
ゴムチップのみの弾性舗装体と比較して最低でも倍の温
度上昇が得られることが判る。これは、金属細片3はそ
の形状が小さな板状をしているため、弾性粒体2と混合
した時に、近辺の金属細片3同志が近くなりやすくなり
、熱伝導率がよくなったものと考えられる。
【0013】したがって、この弾性舗装体1に暖房用配
管を埋設し、配管内に温水等を通せば床暖房の弾性床材
としてはもとより壁暖房用の基材としても使用すること
ができる。また、コンクリートモルタル等の基礎層の上
に暖房用配管を埋設しその上に弾性舗装体1を施工する
こともできる。
【0014】上述実施例では平板状の細片で金属細片3
を構成しているが、切削時にカールした状態の細片でも
よいことは勿論である。
【0015】
【発明の効果】以上のようにこの発明の弾性舗装体は、
弾性粒体とともに熱伝導率の高い金属の細片が混入され
ているので、金属細片により熱伝導率を高めることがで
き、弾性舗装体の下面に温水パイプ等を施設して床を温
める床暖房に最適な弾性舗装体を提供することができる
。また金属細片は、アルミニウムの切削片で構成するこ
とにより安価に構成できるとともに、軽量であるため弾
性粒体との混合物全体を軽量化でき、腐食しにくいため
、長期にわたって安定した弾性舗装体を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を概略的に示す縦断面図で
ある。
【図2】弾性舗装体のゴムチップと切削片との混合比と
熱伝導との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1    弾性舗装体 2    弾性粒体 3    金属細片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくともゴム等の弾性粒体を所定の
    厚みに設けた弾性舗装体において、熱伝導率の高い金属
    の細片が混入されていることを特徴とする弾性舗装体。
  2. 【請求項2】  前記金属細片はアルミニウムの切削片
    であることを特徴とする請求項1に記載の弾性舗装体。
JP41373890A 1990-12-25 1990-12-25 弾性舗装体 Expired - Fee Related JP2903188B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114103285A (zh) * 2021-11-05 2022-03-01 广东丰能智慧科技有限公司 一种可不褪色的塑胶跑道颗粒面层

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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