JPH0422257Y2 - - Google Patents

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JPH0422257Y2
JPH0422257Y2 JP1984133107U JP13310784U JPH0422257Y2 JP H0422257 Y2 JPH0422257 Y2 JP H0422257Y2 JP 1984133107 U JP1984133107 U JP 1984133107U JP 13310784 U JP13310784 U JP 13310784U JP H0422257 Y2 JPH0422257 Y2 JP H0422257Y2
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JP
Japan
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boundary
thin plate
plate body
arrow
nail
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JP1984133107U
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JPS6148309U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、市街地の側溝の縁石又はコンクリー
トの路面上に取付けて市町村等の境界や公共域と
民間域との境界、その他の境界の明示用として供
される境界標示板に関する。
(従来技術) 従来の境界標示板としては、例えば実開昭53−
121856号公報に記載されたものが知られている。
この境界標示板は、中心に釘打ち込み用の釘穴
を形成した円形のプラスチツク板と、頂部に十字
状の目印を付けた釘から構成されたもので、これ
を使用するときは、隣接する土地の境界に前記釘
穴が位置するようにプラスチツク板を配置した
後、釘穴に釘を打設して取付けるものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、かかる従来の境界標示板は、釘
の頂部に形成した十字状の目印が境界上に位置す
るように取付けなければならないから、二以上の
隣接する土地に跨がつて取付けなければならず、
そのため、この境界標示板を取付けるときは隣接
する土地所有者全員の承諾がなければ取付けるこ
とができないという問題があつた。
本考案は、かかる従来の問題点を解決するため
に考案されたもので、その目的とするところは、
隣接する土地のいずれか一つの土地の上に取付け
ることで境界を明示することができると共に、路
面への取付けが強固で、雨や振動等によつても剥
離したり、回転して境界が不明になることがな
く、しかも標示が長期間に亘つて消えることがな
い境界標示板を提供することにある。
(考案が解決しようとする課題) 前記目的を解決するための手段として本考案の
境界標示板では、側溝の縁石又はコンクリートの
路面上に接着剤で接着する金属製の薄板体からな
る境界標示板であつて、前記薄板体を角形状に形
成し、かつ裏面を接着用平面として形成すると共
に、表面に、薄板体の端面部やコーナー部が境界
であることを指示する矢印を凹溝で形成し、かつ
該凹溝を赤色に塗色すると共に、前記薄板体に釘
打ち込み用の釘穴を形成した構成とした。
(作用) したがつて、本考案の境界標示板では、前記の
ように構成したので、境界標示板の設置者は、隣
地との境界を確認した後、自己の所有又は管理す
る土地の路面等に薄板体のコーナー部又は端面部
を境界と合わせて配置し接着剤及び釘で固定する
ものである。
さらに、薄板体の表面に設けた矢印後方のスペ
ースに、設置地を記入して、その表示を行うもの
である。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に示して説明す
る。
図において、1は薄板体で、略正方形状の真ち
ゆう板が用いられ、裏面が接着剤2による接着用
平面3として形成されると共に、表面には凹溝4
で形成された標示としての矢印5が赤色に塗色さ
れて表示され、かつ略中央部に釘打ち込み用の釘
穴6が形成された構造となつている。前記矢印5
は、薄板体1の端面部7を指す方向に設けられ、
端面部7が境界であることを指示している。8は
コンクリート釘で、外周に螺旋条が形成された螺
旋釘となつている。
そして、本実施例の境界標示板Aをコンクリー
トや側溝の縁石等の舗装路面Rに取付けるに際し
ては、まず、隣地との境界を確認した後、自己が
所有又は管理する土地の路面R上に薄板体1をそ
の端面部7が隣地との境界線上に位置するように
した状態で、裏面の接着用平面3を接着剤2によ
つて路面R上に接着すると共に、釘穴6から釘8
を打ち込むことにより固定するものである。
したがつて、この境界標示板Aは、真ちゆう製
の薄板体1で形成され、境界線上に端面部7を合
致させて設置することができるから、わずかの狂
いもなく正確に境界を明示することができる。
又、境界標示板Aは、接着剤1による接着力と、
釘8による固定力とで路面R上に強固に固着され
ることになるので、車の通行時における振動等に
よつても剥離したり、回転したりすることがなく
半永久的に使用することができる。又、標示とし
ての矢印5は凹溝4によつて表面に標示されてい
るので、塗色が剥げにくく、又、塗色が剥げた場
合でも凹溝によるために矢印形状は残り、確認不
能になることはない。
また、本実施例では、第1図に示すように、薄
板体1の表面に、その中心部近傍から薄板体1の
端面部7に向けて、境界を指示する矢印5を形成
し、しかも、同矢印5の後方部分で、薄板体1の
表面に、表示用のスペース10を設けている。
そして、薄板体1のスペース10に、例えば、
設置地の都道府県等名を記入して、その表示を確
実に行うことができるとともに、そのスペース1
0から矢印5が延びている為に、境界標示板を見
易くしている。
次に、第3図は境界標示板Bの他例を示すもの
である。
この実施例の境界標示板Bは、対角線上に矢印
5が標示として表示された点と、コーナ部9を境
界点上に位置させて取付ける点が前記実施例と相
違するだけである。
以上、本考案の実施例を図面により説明した
が、本考案の具体的な構成は前記した実施例に限
定されるものではない。
例えば、形状としては正方形に限ることはな
く、三角形であつてもよく、又、矢印の他に文字
やマークを組み合わせてもよい。
又、釘穴については1個所にだけ形成するもの
とは限らず、2箇所以上の複数個所に形成しても
よく、又、使用する釘についても、実施例では螺
旋釘を使用しているがストレート釘等を使用して
もよい。
(効果) 以上説明したように、本考案によれば、隣接す
る土地のいずれか一つの土地の路面上に設置する
ことにより境界を性格に明示することができるか
ら、隣地所有者の承諾が得られなくても境界標示
板を設置することができるという効果がある。
又、接着剤と釘打ちとの二通りの固定手段で路
面に固着することができるので、その固着状態が
強固になり、雨や振動等によつて剥離したり、あ
るいは回転して境界が不明になるという不都合を
防止できるし、又、標示を凹溝によつて表示した
ので、標示が消えるといつたことがなく、半永久
的に使用できるという効果もある。
又、設置が容易で、通行の邪魔にならないとい
う効果もある。
さらに、本考案によれば、薄板体の矢印後方の
スペースに、例えば、都道府県等名を記入するこ
とにより、その表示を確実に行うことができ、ま
た、そのスペースから矢印が延びている為に、境
界標示板を見易くすることができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の境界標示板を示す斜視
図、第2図は該境界標示板の取付け状態を示す断
面図、第3図は境界標示板の他例を示す平面図で
ある。 A,B……境界標示板、1……薄板体、2……
接着剤、3……接着用平面、4……凹溝、5……
矢印(標示)、6……釘穴、7……端面部、8…
…釘、9……コーナー部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 側溝の縁石又はコンクリートの路面に接着剤で
    接着する金属製の薄板体1からなる境界標示板で
    あつて、 前記薄板体1を角形状に形成し、かつ裏面を接
    着用平面3として形成するとともに、 薄板体1の表面に、その中心部近傍から薄板体
    1の端面部7又はコーナー部9に向けて、境界を
    指示する矢印5を凹溝4で形成し、かつ同凹溝4
    を赤色に塗色するとともに、 前記薄板体1に釘打ち込み用の釘穴6を形成
    し、 さらに、矢印5の後方部分で、同薄板体1の表
    面に、表示用のスペース10を設けたことを特徴
    とする境界標示板。
JP1984133107U 1984-09-01 1984-09-01 Expired JPH0422257Y2 (ja)

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JP1984133107U JPH0422257Y2 (ja) 1984-09-01 1984-09-01

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JP1984133107U JPH0422257Y2 (ja) 1984-09-01 1984-09-01

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JPS6148309U JPS6148309U (ja) 1986-04-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5757283U (ja) * 1981-07-16 1982-04-03

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JPS5757283U (ja) * 1981-07-16 1982-04-03

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