JP3029021U - 墨出し用標識片 - Google Patents

墨出し用標識片

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JP3029021U
JP3029021U JP1996002710U JP271096U JP3029021U JP 3029021 U JP3029021 U JP 3029021U JP 1996002710 U JP1996002710 U JP 1996002710U JP 271096 U JP271096 U JP 271096U JP 3029021 U JP3029021 U JP 3029021U
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JP
Japan
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marking
pieces
piece
line
floor
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Application number
JP1996002710U
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English (en)
Inventor
静 満留
Original Assignee
岩崎プラスチック株式会社
株式会社エルミック
白瀧 冽
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築現場等の床や壁などの下地に墨を打って
印した線の所要なポイントをマークすることにより、線
が消えても迅速に再生可能とし、しかも、そのマーキン
グ作業を極めて簡便化できて、かつ安価で提供できる斬
新な墨出し用標識片を提供する。 【解決手段】 建築現場等において床、壁等の下地に対
して行った墨出しによって印された線の直線部分、交差
部分、又はコーナー部分等の所要な基準位置を指し示す
適宜なマークを表面に印すとともに裏面には粘着剤層を
設けた薄板小片状を呈して、その複数個を互いに分離可
能に集合させてそれらの裏面に剥離可能な台紙を貼り付
けて提供するようになした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、建築現場等で墨出しを行った場合に、その印された線の基準ポイン トを消失しないように残存させる墨出し用標識片に関する。
【0002】
【従来の技術】
建築現場等においてコンクリート等の床や壁などの下地に墨出し作業によって 印された線は、水に濡れる等の原因で消失してしまうことがある。このように墨 出しの線が消失すると、再び位置を定めて、最初から墨出し作業を繰り返さねば ならず、工期が延びてコストアップをまねく不利がある。
【0003】 そこで、墨出しによる線が消えた場合に、迅速且つ簡単に再生できるように、 墨出しによる線の所要な基準ポイントを指し示すマークをペンキなどで消えない ように印したり、又は、マーク用のプラスチック板などを釘打ちして留めるなど という手段が講じられている。しかしながら、このような方法は、作業が面倒で あり、又、コストアップになる不利がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、建築現場等の床や壁などの下地に墨を打って印した線の所要な基準 ポイントをマークすることにより、線が消えても迅速に再生可能とし、しかも、 そのマーキング作業を極めて簡便化できて、かつ安価で提供できる斬新な墨出し 用標識片の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、本考案の墨出し用標識片、すなわち、建築現場等において床、 壁等の下地に対して行った墨出しによって印された線の直線部分、交差部分、又 はコーナー部分等の所要な基準位置を指し示す適宜なマークを表面に印すととも に裏面には粘着剤層を設けた薄板小片状を呈して、その複数個を互いに分離可能 に集合させてそれらの裏面に剥離可能な台紙を貼り付けて提供するようになした 墨出し用標識片によって達成することができる。
【0006】
【作用】
台紙から1個の標識片を剥がし取って、墨出しされた線の所要箇所にその標識 片を置き、その裏面の粘着剤層を下地に接触させて上から押し付ければ、標識片 が下地に接着してその表面のマークが墨出しされた線の所要ポイントを指し示す ことになる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。図1乃至図4は、それぞれ異 なるマークを印した標識片を台紙と一体化した状態を示したものである。まず、 図1は、地が緑色の表面シート3に黒色の矢印マーク4を印した一辺が約20m mの正方形の標識片1を左右に8個づつ2列に並べて台紙2の上にそれぞれ剥離 可能に貼り付けたもので、各標識片1は互いに分離している。
【0008】 次に、図2は、地が緑色の表面シート7に黒色の三角マーク8を印した短辺が 約20mmで長辺が約30mmの長方形の標識片5を左右に5個づつ2列に並べ て台紙6の上にそれぞれ剥離可能に貼り付けたもので、これら各標識片5も互い に分離している。
【0009】 次に、図3は、地が緑色の表面シート11に黒色の十字マーク12を印した短 辺が約20mmで長辺が約30mmの長方形の標識片9を左右に5個づつ2列に 並べて台紙10の上にそれぞれ剥離可能に貼り付けたもので、これら各標識片9 も互いに分離している。
【0010】 次に、図4は、地が緑色の表面シート15の略半分に黒色の矩形マーク16を 印した短辺が約20mmで長辺が約30mmの長方形の標識片13を左右に5個 づつ2列に並べて台紙14の上にそれぞれ剥離可能に貼り付けたもので、これら 各標識片13も互いに分離している。
【0011】 次に、図5は、上記の3種類の標識片1,5,9を台紙2,6,10から剥離 した状態を示したものであり、それぞれ表面シート3,7,11の裏面にゴム製 強力粘着シート17,18,19を重ね合せている。なお、残りの一つの標識片 13の構造もこれらと同一である。
【0012】 次に、図6は、上記の一つの標識片1の断面を示したものである。すなわち、 表面シート3の裏面に重ね合せたゴム製強力粘着シート17は、ゴム基板20の 両面に粘着剤層21,22を設けたもので、その片面の粘着剤層21によって表 面シート3に接着した構造になっている。なお、他の3つの標識片5,9,13 の構造もこれと同一である。
【0013】 上記の各標識片1,5,9,13の形状や大きさは自由であり、上記の例に限 定されるものではない。
【0014】 また、各標識片1,5,9,13における表面シート3,7,11,15の材 質も自由であるが、耐侯性に優れたもの、特に雨などに強いものが望ましい。
【0015】 また、上記の各表面シート3,7,11,15に印すマークのデザイン及び色 も自由であり、上記のものに限定されるものではない。
【0016】 また、上記の表面シート3,7,11,15の地の色も自由であり、上記のも のに限定されるものではない。
【0017】 また、各標識片1,5,9,13の裏面に粘着剤層を設けるために、上記の例 では、ゴム基板20の両面にそれぞれ粘着剤層21,22を設けたゴム製強力粘 着シート17を利用しているが、粘着剤層の構造は自由であり、これに限定され るものではない。例えば、表面シートをゴム製として、その裏面に直に粘着剤層 を設けるようにしてもよい。
【0018】 また、上記の例では台紙2,6,10,14の上に並べる標識片1,5,9, 13を左右2列にしているが、この列の数や、一列の標識片の数も自由であり、 上記の例に限定されるものではない。
【0019】 また、上記の例では、各標識片1,5,9,13を初めから分離しているが、 最初は一枚の板状に各標識片を接続し、かつ、その境界に切取線などを設けて置 き、使用するときに、切取線の位置で各標識片を互いに切り離して分離できるよ うにしてもよい。
【0020】 次に、図7及び図8は使用例を示したものである。まず、図7は捨コンクリー ト上の基礎、柱、及び地中梁を配する位置にそれぞれ墨出しを行って、基礎及び 柱のコーナー部分に上記の標識片1をそれぞれ貼着し、又、地中梁の両側面の位 置にそれぞれ上記の標識片13を貼着したものである。
【0021】 次に、図8はコンクリート製の壁の下地に対して、間仕切壁用に積むブロック の両面位置、及び床面位置をそれぞれ示す墨出しを行って、そのラインに接する ように上記の標識片5を貼着したものである。
【0022】 上記の例は、下地がコンクリート製の場合であるが、鉄骨、石、Pタイルなど にも標識片1,5,9,13を貼着可能である。
【0023】
【考案の効果】
本考案の墨出し用標識片は上記の通りであり、墨出しを行ったときに、その印 した線の所要な基準位置に本考案の標識片を貼着して置くことにより、例えば水 に濡れて線が消えてしまったような場合に、その標識片のマークを利用して迅速 に元の墨出しを再生することができ、工期の遅れやコストアップを避けることが できる。
【0024】 また、本考案の墨出し用標識片は、台紙から剥離してコンクリート等の下地な どに貼り付けるだけでよく、取り扱いが容易で、面倒な作業が不要である。
【0025】 さらに、本考案の墨出し用標識片は、構造がシンプルで製造も容易なので、安 価で提供することができ、又、使い捨ても可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数個の標識片を台紙に貼り付けた状態の平面
図である。
【図2】複数個の標識片を台紙に貼り付けた状態の平面
図である。
【図3】複数個の標識片を台紙に貼り付けた状態の平面
図である。
【図4】複数個の標識片を台紙に貼り付けた状態の平面
図である。
【図5】台紙から剥離した3つの標識片の斜視図であ
る。
【図6】一つの標識片の断面図である。
【図7】使用状態を示す平面図である。
【図8】使用状態を示す側面図である。
【符号の説明】 1 標識片 2 台紙 3 表面シート 4 矢印マーク 5 標識片 6 台紙 7 表面シート 8 三角マーク 9 標識片 10 台紙 11 表面シート 12 十字マーク 13 標識片 14 台紙 15 表面シート 16 矩形マーク 17 ゴム製強力粘着シート 18 ゴム製強力粘着シート 19 ゴム製強力粘着シート 20 ゴム基板 21 粘着剤層 22 粘着剤層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築現場等において床、壁等の下地に対
    して行った墨出しによって印された線の直線部分、交差
    部分、又はコーナー部分等の所要な基準位置を指し示す
    適宜なマークを表面に印すとともに裏面には粘着剤層を
    設けた薄板小片状を呈して、その複数個を互いに分離可
    能に集合させてそれらの裏面に剥離可能な台紙を貼り付
    けて提供するようになした墨出し用標識片。
JP1996002710U 1996-03-14 1996-03-14 墨出し用標識片 Expired - Lifetime JP3029021U (ja)

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JP1996002710U JP3029021U (ja) 1996-03-14 1996-03-14 墨出し用標識片

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JP3029021U true JP3029021U (ja) 1996-09-17

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