JPH07197620A - 外装下地シート - Google Patents

外装下地シート

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JPH07197620A
JPH07197620A JP35156893A JP35156893A JPH07197620A JP H07197620 A JPH07197620 A JP H07197620A JP 35156893 A JP35156893 A JP 35156893A JP 35156893 A JP35156893 A JP 35156893A JP H07197620 A JPH07197620 A JP H07197620A
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Toshihiro Akashi
敏博 明石
Atsushi Yamamoto
篤志 山本
Akira Tokumura
晃 徳村
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 墨入れや取付け用の治具を用いることなく、
胴縁の取付けを簡単かつ短時間で行うことができ、工期
の短縮、コスト削減を行うことのできる外装下地シート
を提供する。 【構成】 所定間隔で配設された芯材44を方形状に枠
組みして面材46を張付けた壁パネル36で構成される
建屋の躯体外面に防水透湿シート50が施され、さらに
その外面側から芯材44に対し所定間隔で胴縁52が取
付けられる。外装下地シート52には、芯材44の間隔
に相応した間隔で、貼付始端の基準となる位置および胴
縁52を取付ける芯材44の位置に合致した貼付基準兼
部材取付け位置表示60をそれぞれ表面に施した。ま
た、幅狭の壁パネル36a用の貼付基準表示62,芯材
44の位置に合致した部材取付け位置表示64を施し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外装下地シートに関
し、特に外装材取付け用の複数の部材が取付けられる外
装下地シートに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建物の外装工事、例えば外壁の
外装工事にあっては、柱を立設し、この柱間に下地板を
取付け、この下地板の外側面に所定間隔で胴縁を取付
け、この胴縁上に外装材を取付けるようにしている。
【0003】この胴縁の取付けに際しては、下地板の外
側面に、胴縁取付け用の墨入れを所定間隔で行ない、こ
の墨に従って胴縁を取付けるようにしていた。
【0004】また、寒冷地等においては、結露等から建
物を保護するため、下地板の外側面に防水透湿シートを
貼付するようにしている。
【0005】例えば図7は壁パネルを用いて外壁を構成
する場合を示しており、この外壁構造にあっては、複数
枚の壁パネルを立設して連結しており、この複数枚の壁
パネル10の外側面を構成する面材12上に防水透湿シ
ート14を連続状態で貼付し、さらに、この防水透湿シ
ート14上に、図8に示すように、複数の胴縁16を壁
パネル10の芯材18に対応した間隔で取付けた後、胴
縁16上から外装材20を取付けるようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、壁パネ
ル10の外側面を構成する面材12に防水透湿シート1
4を貼付する場合、この防水透湿シート14によって面
材12の外側面が覆い隠されてしまうため、たとえ面材
12の外側面に墨入れを行なったとしても、墨位置が見
えなくなってしまい、胴縁16の取付け位置が不明にな
るものであった。
【0007】そこで、面材12の外側面に防水透湿シー
ト14を貼付する場合には、胴縁16を取付ける芯材1
8の間隔に合せた長さの治具を製作し、この治具を用い
て、防水透湿シート14上から胴縁16を所定間隔で取
付けていくようにしている。
【0008】しかし、このように治具を用いて胴縁16
を取付ける場合、建物が小さい場合にはさほどの問題は
ないが、例えば規格サイズの建物に対して、自由設計に
よるフリーサイズの建物の寸法が異なってくると、胴縁
16の取付けのための手間が多大となり、作業に時間を
要し、工期が長引き、コスト高になるという問題があっ
た。
【0009】しかも、種々の壁パネルを用い、胴縁16
を取付ける芯材18の間隔が種々異なるような場合に
は、それに対応した種類の治具が必要になり、その取扱
いも煩雑となり、より一層工期が長期化し、コスト高に
なるという問題があった。
【0010】このような問題は、壁パネルを用いる場合
に限らず、他のパネルにおいても生じ、あるいは在来工
法やツーバイフォー等の工法においても生じるものであ
る。
【0011】本発明は、前記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、その目的は、墨入れや取付け用の
治具を用いることなく、胴縁の取付けを簡単かつ短時間
で行なうことができ、工期の短縮、コスト削減を行なう
ことのできる外装下地シートを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の発明は、所定間隔で配設された支持部材の外
面側に下地板を取付けた建屋の躯体外面に施され、さら
に外面側から前記支持部材に対し所定間隔で外装材取付
け用の複数の部材が取付けられる外装下地シートにおい
て、前記躯体を構成する支持部材の間隔に相応した間隔
で、貼付始端の基準となる位置および、前記外装材取付
け用の部材を取付ける支持部材の位置に合致した貼付基
準兼部材取付け位置表示、をそれぞれ表面に施したこと
を特徴としている。
【0013】第2の発明にあっては、芯材を方形状に枠
組みして少なくとも外側面に面材を張り付けた建築用パ
ネルを連設して形成した建屋の躯体外面に施され、さら
に外面側から前記芯材に対し所定間隔で外装材取付け用
の複数の部材が取付けられる外装下地シートにおいて、
前記躯体を構成する芯材の間隔に相応した間隔で、貼付
始端の基準となる位置および、前記外装材取付け用の部
材を取付ける芯材の位置に合致した貼付基準兼部材取付
け位置表示、をそれぞれ表面に施したことを特徴として
いる。
【0014】第3の発明にあっては、他の一般寸法の建
築用パネルと、これと異なる寸法の建築用パネルとを用
いて構成した建屋の外側面に施される請求項2に記載の
外装下地シートにおいて、前記異なる寸法の建築用パネ
ルに対する貼付始端の基準となる位置を示す異なる寸法
の建築用パネルの貼付基準表示と、前記外装材取付け用
の部材を取付ける芯材の位置に合致した部材取付け位置
表示、を表面に施したことを特徴としている。
【0015】第4の発明にあっては、建屋の外壁外側面
に施される請求項2又は3に記載の外装下地シートにお
いて、少なくとも前記建築用パネルの上下一方に延出す
るはみ出し部を有し、表面に土台あるいは胴差しの高さ
位置を示す取付け高さ表示を施したことを特徴としてい
る。
【0016】第5の発明にあっては、端部に重ね代を有
し、表面に重ね代基準位置表示を施したことをことを特
徴としている。
【0017】第6の発明にあっては、前記異なる寸法の
建築用パネルの貼付基準または部材取付け位置表示は、
それぞれ貼付基準兼部材取付け位置表示を中心に対称に
施され、前記取付け高さ表示及び重ね代基準位置表示
は、それぞれシート中心線位置を中心に対称に施されて
いることを特徴としている。
【0018】第7の発明にあっては、異なる寸法の建築
用パネルの貼付基準位置表示、部材取付け位置表示、取
付け高さ表示および重ね代基準位置表示に、それぞれ各
表示が何の表示であるかを示す標記を付したことを特徴
としている。
【0019】
【作用】前記構成の第1の発明にあっては、外装下地シ
ートの表面に施した貼付基準兼部材取付け位置表示を始
端にして、下地板の端部から外装下地シートを下地板に
貼付することにより、この外装下地シートの貼付と同時
に、外装下地シートの表面に部材取付け位置表示がなさ
れることとなり、この表示に従って、外装材取付け用の
複数の部材を、墨入れや取付け用の治具を用いることな
く、簡単かつ短時間で取付けることができ、工期の短
縮、コスト削減を行うことが可能となる。
【0020】第2の発明にあっては、建築用パネルを連
設して形成する建屋にあっても、外装下地シートの表面
に施した貼付基準兼部材取付け位置表示を始端にして建
築用パネルの端部から外装下地シートを建築用パネルの
外側面に貼付していくことにより、外装下地シートの貼
付と同時に、その表面に部材取付け位置表示がなされる
こととなり、この表示された位置にそれぞれ外装材取付
け用の部材を順次取付けていけば、墨入れや取付け用の
治具を用いることなく、簡単かつ短時間に外装材取付け
用の部材の取付けができ、施工時間の短縮、コストの削
減が可能となる。
【0021】第3の発明にあっては、他の一般寸法の建
築用パネルと、これと異なる寸法の建築用パネルとを用
いて建屋を構成する場合においても、外装下地シートの
表面に施した異なる寸法の建築用パネルの貼付基準表示
を貼付始端として異なる寸法の建築用パネルに対し外装
下地シートを貼付していくことにより、同時にその表面
に施した部材取付け位置表示によって部材の取付け位置
が明確となり、したがって異なる寸法の建築用パネルに
対し、簡単かつ短時間で外装材取付け用の部材を取付け
ることができ、工期の短縮化およびコストの削減が可能
となる。
【0022】第4の発明にあっては、少なくとも建築用
パネルの上下一方にはみだし部を延出させ、かつその表
面に取付け高さ表示を施すことにより、この取付け高さ
表示を建築用パネルの下端に一致させることによって、
土台あるいは胴差しの高さに合わせてはみだし部を設け
ることができ、その結果、土台あるいは胴差しの外側面
を確実に覆うことが可能となる。
【0023】第5の発明にあっては、外装下地シートの
端部に重ね代を設け、その表面に重ね代基準位置表示を
施すことにより、外装下地シートを必要な重ね代を確保
しつつ、連続して貼付することが可能となる。
【0024】第6の発明にあっては、異なる寸法の建築
用パネルの貼付基準表示や、部材取付け位置表示、取付
け高さ表示あるいは重ね代基準位置表示をそれぞれ対称
に施すことにより、外装下地シートを左右逆方向から、
あるいは上下逆に貼付することができ、外装下地シート
を方向にとらわれることなく簡単にかつ確実に貼付する
ことが可能となる。
【0025】第7の発明にあっては、外装下地シートを
初めて扱う人でも各表示が何の表示であるかが一目でわ
かり、専門的知識や熟練を必要とすることなく、だれで
も簡単に貼付でき、かつ、胴縁の取付けも簡単に行うこ
とができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0027】図1〜図6は、本発明の一実施例に係る外
装下地シートとしての防水透湿シートを示す図である。
【0028】本実施例においては、図6に示すように、
基礎30上に一階の床パネル32を載置し、この基礎3
0上の床パネル32外周部に半土台34を載置し、これ
ら床パネル32および半土台34上に跨がる状態にして
壁パネル36を立設し、さらにこの壁パネル36の上端
に二階の床パネル38を載置し、この二階の床パネル3
8の外周に胴差し40を載置し、さらに、これら二階の
床パネル38および胴差し40に跨がるように二階の壁
パネル36を立設して建屋の躯体外壁部を構成するよう
にしている。
【0029】また、壁パネル36は、図2に示すよう
に、横方向に連結されて所定の外壁面が得られるように
なっており、建屋の角部においては、図4および図5に
示すように、所定の幅W1に設定された一般寸法の壁パ
ネル36と、この一般寸法の壁パネル36よりも、その
厚さTだけ短くされた幅W2を有する幅狭の壁パネル3
6aとを、幅狭の壁パネル36aの側端面に一般寸法幅
の壁パネル36の側端面が幅狭の壁パネル36aの厚さ
方向中心位置に合致するように、一般寸法幅の壁パネル
36の内側面を当接させ、さらに、その一般寸法幅の壁
得パネル36の側端面に結合材42を取付けて一体化す
るようにしている。すなわち、一般寸法幅の壁パネル3
6が勝ち側、幅狭の壁パネル36aが負け側に設定され
るようになっている。なお、壁パネル36および36a
は、芯材44を方形状に枠組みして、その両面に面材4
6を張付けて構成されるもので、芯材44は、両側部に
配設された縦芯材44a,44bと、これら両側部の縦
芯材44a,44bのそれぞれの中央位置に配設された
中間の芯材44c,44dがそれぞれ柱となる支持部材
を構成するようになっている。
【0030】そして、このようにして構成された壁パネ
ル36,36aの外側に位置する面材46上に防水透湿
シート50を貼付し、この防水透湿シート50上から各
縦芯材44a,44b,44c,44dに対し胴縁52
を取付け、さらに、この胴縁52上に図示せぬ外装材を
取付け、この胴縁52間に形成された空間を介して外壁
内の通気を行うようにするとともに、防水透湿シート5
0によって外壁内の結露を防止するようにしている。
【0031】この防水透湿シート50は、図1に示すよ
うに、その表面に一般寸法幅の壁パネル36の縦芯材4
4a、44cの間隔に相応した間隔で、一般寸法幅の壁
パネル36に対する防水透湿シート50の貼付始端の基
準となる位置および胴縁52の取付け位置を示す貼付基
準兼部材取付け位置表示60が縦線で表示され、この貼
付基準兼部材取付け位置表示60の上下端にその基準位
置を明確にする蝶マーク61が施されている。具体的に
は、この貼付基準兼部材取付け位置表示60は、隣接す
る5本が一組として一枚の一般寸法幅の壁パネル36に
相応するように設定されており、両側2本の貼付基準兼
部材取付け位置表示60が両側の縦芯材44aの外側
端、すなわち、一般寸法幅の壁パネル36の幅W1に相
応させて施され、中央の貼付基準兼部材取付け位置表示
60は、その両側の貼付基準兼部材取付け位置表示60
の中間位置、すなわち、中央の縦芯材44cの芯位置に
施されるようになっている。なお、中央の貼付基準兼部
材取付け位置表示60の両側に位置する貼付基準兼部材
取付け位置表示60は、特殊寸法の建築用パネルの貼付
基準および胴縁の取付け位置を表示するもので、他と等
間隔で設定されている。したがって、いずれかの貼付基
準兼部材取付け位置表示60を連設された一般寸法幅の
壁パネル36の一端に一致させて貼付すれば、各貼付基
準兼部材取付け位置表示60は、連設した一般寸法幅の
壁パネル36の連結部分および中間の縦芯材44cの芯
位置に一致することとなり、この貼付基準兼部材取付け
位置表示60に対し、胴縁52の中央を合致させて胴縁
52を取付ければ、胴縁52は確実に一般寸法幅の壁パ
ネル36の芯材に取付けられることとなる。
【0032】また、この一般寸法幅の壁パネル36用の
貼付基準兼部材取付け位置表示60の図中右側には、幅
狭の壁パネル36aに対する貼付始端の基準となる位置
を示す貼付基準表示62が施され、この貼付基準表示6
2と一般寸法幅の壁パネル36用の貼付基準兼部材取付
け位置表示60との中間位置には、幅狭の壁パネル36
aの中間の縦芯材44dの芯位置を示す部材取付け位置
表示64が施されている。この幅狭の壁パネル36a用
の貼付基準表示62は、一般寸法幅の壁パネル36の厚
さtに相当する分だけ貼付基準兼部材取付け位置表示6
0よりも右側に位置し、部材取付け位置表示64は、そ
の厚さtの2分の1の距離だけ貼付基準兼部材取付け位
置表示60より右側に位置した状態となっている。した
がって、幅狭の壁パネル36aの一端に、貼付基準表示
62を一致させて防水透湿シート50を貼付すれば、幅
狭の壁パネル36aが一般幅の壁パネル36より狭くな
っている分だけ防水透湿シート50が左側にずれて貼付
されるため、その貼付基準表示62から4本となりの貼
付基準兼部材取付け位置表示60は幅狭の壁パネル36
aの他端に一致することとなり、かつ貼付基準表示62
が貼付基準兼部材取付け位置表示60より壁パネル36
の厚さtだけ右に位置し、その2分の1だけ部材取付け
位置表示64が右に位置しているため幅狭の壁パネル3
6aの一端に位置する貼付基準表示62と他端に位置す
る貼付基準兼部材取付け位置表示60との間の丁度中間
に部材取付け位置表示64が位置することとなり、幅狭
の壁パネル36aの両側に位置する縦芯材44bが中間
に配設された縦芯材44dの芯材位置と一致することと
なり、幅狭の壁パネル36aの両端に位置する貼付基準
表示62および貼付基準兼部材取付け位置表示60なら
びに部材取付け位置表示64に胴縁52の中心を一致さ
せて胴縁52を取付ければ、胴縁52は確実に幅狭の壁
パネル36aの芯材に取付けられることとなる。
【0033】また、幅狭の壁パネル36aの用の貼付基
準表示62および部材取付け位置表示64は、それぞれ
一般寸法幅の壁パネル36用の貼付基準兼部材取付け位
置表示60を中心に左右対称に施され、防水透湿シート
50を左右逆方向に貼付する場合あるいは上下逆に用い
る場合でもその方向にとらわれることなく簡単かつ確実
に貼付することができるようになっている。
【0034】さらに、この防水透湿シート50は、図3
に示すように複数枚連設した壁パネル36,36aにわ
たって横方向に連続して貼付されるとともに、その上下
方向においては防水透湿シートの上下端を一部重ね合わ
せつつ複数枚貼付されるもので、この防水透湿シート5
0の上下には、十分な重ね代を確保し得る位置に重ね代
基準位置表示66を施し、この上下の防水透湿シート5
0の重ね代基準位置表示66同士を一致させて防水透湿
シート50を重ね合わせて行くことにより、上下方向に
連続させて貼付するようにしている。
【0035】そしてさらに、防水透湿シート50の下部
には一階の半土台34や二階の胴差し40を覆うはみ出
し部68が延出されるもので、一階の場合には薄型の床
パネルに相応した取付け高さ表示70および厚型の床パ
ネルに相応した取付け高さ表示72を施すようにしてお
り、また二階の場合には一階の床パネルよりも厚い床パ
ネルに相応した取付け高さ表示74を施すようにしてい
る。したがって、一階および二階にはそれぞれの床パネ
ルの厚さに相応した半土台あるいは胴差しが取付けられ
ているので、それぞれの床パネルの厚さに相応した取付
け高さ表示70,72,74を壁パネル36の下端に一
致させて貼付することにより、半土台あるいは胴差しの
外側面をはみ出し部によって確実に覆うことが可能とな
る。なお、二階用の取付け高さ表示74は、一階の壁パ
ネル36に貼付した防水透湿シート50との重ね代を加
味した高さ位置に施されるようになっている。また、こ
の取付け高さ表示70,72,74は、それぞれ上下方
向におけるシート中心線位置を中心にして上下対称に施
され、防水透湿シート50を上下逆にも用いられるよう
になっている。
【0036】また、各表示には、それぞれが何の表示で
あるかを示す標記80を付すようにしており、例えば、
貼付基準兼部材取付け位置表示60には「モジュール芯
位置」、貼付基準表示62には「OSパネル端部合わせ
位置・開口部両端胴縁取付け位置」、取付け高さ表示7
0には「1F(90mm)パネル下端部合わせ位置」、
取付け高さ表示72には「1F(120mm)パネル下
端部合わせ位置」、取付け高さ表示74には「2F壁パ
ネル下端部合わせ位置」等の標記を付している。
【0037】次に、本実施例の防水透湿シート50の貼
付状態について説明する。
【0038】まず、この防水透湿シート50は、建物の
角部から貼付していくのが一般的で、負け側の幅狭の建
築用パネル36a側をスタートにして貼付する場合に
は、図4に示すように幅狭の壁パネル36aに対する貼
付始端の基準となる位置を示す貼付基準表示62を幅狭
の壁パネル36aの図中左端に位置させて右横方向に貼
付していく。この場合、貼付基準表示62は、貼付基準
兼部材取付け位置表示60より幅狭な分だけ右側に位置
するため、幅狭の壁パネル36aの図中右端において
は、貼付基準兼部材取付け位置表示60が一致する状態
となり、この幅狭の壁パネル36aの右となりが一般寸
法幅の壁パネル36である場合、この貼付基準兼部材取
付け位置表示60が基準となって貼付されていくため、
胴縁52の取付け位置が各壁パネル36a、36に対応
した位置で正確に出されることとなる。
【0039】また、この防水透湿シート50は、図3に
示すように上下に重ね合わせて張り合わせるもので、こ
の場合上下の重ね代基準位置表示66同士を一致させて
重ね合わせて行くことにより確実な重ね代を確保しつつ
上下方向に連続させて貼付することが可能となる。
【0040】さらに、壁パネル36,36aの下端では
図6に示すように床パネル32,38の厚さに相応した
取付け高さ表示70,72,74を選択し、この取付け
高さ表示70,72,74の位置を、壁パネル36,3
6aの下端に一致させ、壁パネル36,36a下にはみ
出し部68を確保して一階の半土台34や二階の胴差し
40を覆うようにする。なお、二階の取付け高さ表示7
4は、重ね代が加味されているため、取付け高さ表示7
4を二階の壁パネル36の下端に一致させて取付けるこ
とにより一階の壁パネル36に貼付した防水透湿シート
50の上端部と二階の防水透湿シート50のはみ出し部
68が重ね合わされて確実な重ね代が確保されることと
なる。
【0041】このようにして防水透湿シート50を貼付
した後、図4の左端側から順次胴縁52を取付けてい
く。この場合、最初の胴縁52は、貼付基準兼部材取付
け位置表示60と胴縁52の中心とを一致させて取付
け、2番目の胴縁52は、幅狭の壁パネル36a用の部
材取付け位置表示64と胴縁52の中心とを一致させて
取付け、さらに3本目以降の胴縁52は、それぞれ貼付
基準兼部材取付け位置表示60と胴縁52との中心とを
一致させて取付けていけば、確実に壁パネル36a、3
6の縦芯材44b,44d,44a,44cに対して取
付けていくことが可能となる。
【0042】また、勝ち側の壁パネル36をスタートに
して防水透湿シート50を貼付していく場合には、図5
に示すように、貼付基準兼部材取付け位置表示60を壁
パネル36の左端に一致させて貼付していけば、この貼
付基準兼部材取付け位置表示60が常に壁パネル36の
縦芯材44a,44cに一致することとなり、この位置
を基準に胴縁52をそれぞれ取付けていけば容易に胴縁
52の取付けがなし得ることとなる。
【0043】この発明は、前記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能である。
【0044】例えば、本実施例においては、建築用パネ
ルを用いる工法において防水透湿シートを貼付する場合
について説明したが、この例に限らず在来工法やツーバ
イフォー工法等で形成した壁面に防水透湿シートを貼付
する場合にも適応し得る。
【0045】また、本実施例においては、外装下地シー
トとして防水透湿シートを示したが、この例に限らず、
ルーフィングなどの外装下地シートにも同様に適用し得
るものである。
【0046】さらに、壁面への取付け部材として胴縁を
示したが、この例に限らず、壁面に対し所定の間隔で取
付けられる部材であれば、他のものにも適用し得るもの
である。
【0047】そしてさらに、本実施例においては、壁パ
ネルを立設した後に防水透湿シートを貼付する場合につ
いて説明したが、この例に限らず、例えば予め複数の壁
パネルを連結して所定面積の壁パネルとしてサブアッセ
ブリ化し、その外表面に予めに防水透湿シートを貼付
し、さらにその上に胴縁を所定間隔で取付けた状態で施
工現場に搬入し、立設することにより、現場施工の簡略
化を図り、工期の短縮化を図ることが可能となる。この
場合防水透湿シートのはみ出し部は、予め壁パネル状に
折り畳んだ状態として立設した後、はみ出し部を延ばす
ことにより、はみ出し部が立設の際の邪魔になるのを防
止し、かつ破損も防止することが可能となる。
【0048】本発明は、前記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の変形実
施が可能である。
【0049】例えば、前記実施例においては、2種類の
寸法の壁パネルに対応した貼付基準兼部材取付け位置表
示、貼付基準表示、部材取付け位置表示を施した例につ
いて説明したが、この例に限らず、3種類以上の寸法の
壁パネルを用いる場合には、それに対応した貼付基準表
示、部材取付け表示が付加されることとなる。
【0050】また、前記実施例では、壁パネルに用いる
防水透湿シートの例を示したが、これに限らず、床パネ
ルや屋根パネル、あるいはパネル工法に限らずツーバイ
フォー工法や在来工法にも適用し得るものである。
【0051】そしてさらに、前記実施例においては防水
透湿シートを上下方向に複数枚貼付する場合を説明した
が、この例に限らず、例えば1枚の大きな防水透湿シー
トを用いることもできる。
【0052】さらに、防水透湿シートに限らず、ルーフ
ィングその他の外装下地シートにも適用し得るものであ
る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明にあっ
ては、外装下地シートの表面に施した貼付基準兼部材取
付け位置表示を始端にして、下地板の端部から外装下地
シートを下地板に貼付することにより、この外装下地シ
ートの貼付と同時に、外装下地シートの表面に部材取付
け位置表示がなされることとなり、この表示に従って、
外装材取付け用の複数の部材を、墨入れや取付け用の治
具を用いることなく、簡単かつ短時間で取付けることが
でき、工期の短縮、コスト削減を行うことができる。
【0054】第2の発明にあっては、建築用パネルを連
設して形成する建屋にあっても、外装下地シートの表面
に施した貼付基準兼部材取付け位置表示を始端にして建
築用パネルの端部から外装下地シートを建築用パネルの
外側面に貼付していくことにより、外装下地シートの貼
付と同時に、その表面に部材取付け位置表示がなされる
こととなり、この表示された位置にそれぞれ外装材取付
け用の部材を順次取付けていけば、墨入れや取付け用の
治具を用いることなく、簡単かつ短時間に外装材取付け
用の部材の取付けができ、施工時間の短縮、コストの削
減ができる。
【0055】第3の発明にあっては、他の一般寸法の建
築用パネルと、これとことなる寸法の建築用パネルとを
用いて建屋を構成する場合においても、外装下地シート
の表面に施した異なる寸法の建築用パネルの貼付基準表
示を貼付始端として異なる寸法の建築用パネルに対し外
装下地シートを貼付していくことにより、同時にその表
面に施した部材取付け位置表示によって部材の取付け位
置が明確となり、したがって異なる寸法の建築用パネル
に対し、簡単かつ短時間で外装材取付け用の部材を取付
けることができ、工期の短縮化およびコストの削減がで
きる。
【0056】第4の発明にあっては、少なくとも建築用
パネルの上下一方にはみだし部を延出させ、かつその表
面に取付け高さ表示を施すことにより、この取付け高さ
表示を建築用パネルの上端または下端に一致させること
によって、土台あるいは胴差しの高さに合わせてはみだ
し部を設けることができ、その結果、土台あるいは胴差
しの外側面を確実に覆うことができる。
【0057】第5の発明にあっては、外装下地シートの
端部に重ね代を設け、その表面に重ね代基準位置表示を
施すことにより、外装下地シートを必要な重ね代を確保
しつつ連続して貼付することができる。
【0058】第6の発明にあっては、異なる寸法の建築
用パネルの貼付基準表示や、部材取付け位置表示、取付
け高さ表示あるいは重ね代基準表示をそれぞれ対称に施
すことにより、外装下地シートを左右逆方向から、ある
いは上下逆に貼付することができ、外装下地シートを方
向にとらわれることなく簡単かつ確実に貼付することが
できる。
【0059】第7の発明にあっては、外装下地シートを
初めて扱う人でも各表示が何の表示であるかが一目でわ
かり、専門的知識や熟練を必要とすることなく、だれで
も簡単に貼付でき、かつ、胴縁の取付けも簡単に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる防水透湿シートの正
面図である。
【図2】図1の防水透湿シートの壁パネルに対する位置
合わせ状態を示す斜視図である。
【図3】図1の防水透湿シートを上下方向で重ね合わせ
る状態を示す正面図である。
【図4】建物の角部において、壁パネルに勝ち負けがあ
る場合の負け側の壁パネルにおける防水透湿シートの貼
付状態を示す斜視図である。
【図5】建物の角部において、壁パネルに勝ち負けがあ
る場合の勝ち側の壁パネルにおける防水透湿シートの貼
付状態を示す斜視図である。
【図6】建物の一階床および二階床部分の防水透湿シー
トの貼付状態を示す断面図である。
【図7】従来の壁パネルにより構成された外壁の外装構
造を示す斜視図である。
【図8】従来の胴縁の取付け状態を示す正面図である。
【符号の説明】
32 一階の床パネル 34 半土台 36 一般寸法幅の壁パネル 36a 幅狭の壁パネル 38 二階の床パネル 40 胴差し 44 芯材 44a,44b,44c,44d 縦芯材 50,防水透湿シート 52 胴縁 60 貼付基準兼部材取付け位置表示 62 貼付基準表示 64 部材取付け位置表示 66 重ね代基準位置表示 68 はみ出し部 70,72,74 取付け高さ表示 80 標記

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔で配設された支持部材の外面側
    に下地板を取付けた建屋の躯体外面に施され、 さらに外面側から前記支持部材に対し所定間隔で外装材
    取付け用の複数の部材が取付けられる外装下地シートに
    おいて、 前記躯体を構成する支持部材の間隔に相応した間隔で、 貼付始端の基準となる位置および、 前記外装材取付け用の部材を取付ける支持部材の位置に
    合致した貼付基準兼部材取付け位置表示、 をそれぞれ表面に施したことを特徴とする外装下地シー
    ト。
  2. 【請求項2】 芯材を方形状に枠組みして少なくとも外
    側面に面材を張り付けた建築用パネルを連設して形成し
    た建屋の躯体外面に施され、 さらに外面側から前記芯材に対し所定間隔で外装材取付
    け用の複数の部材が取付けられる外装下地シートにおい
    て、 前記躯体を構成する芯材の間隔に相応した間隔で、 貼付始端の基準となる位置および、 前記外装材取付け用の部材を取付ける芯材の位置に合致
    した貼付基準兼部材取付け位置表示、 をそれぞれ表面に施したことを特徴とする外装下地シー
    ト。
  3. 【請求項3】 他の一般寸法の建築用パネルと、これと
    異なる寸法の建築用パネルとを用いて構成した建屋の外
    側面に施される請求項2に記載の外装下地シートにおい
    て、 前記異なる寸法の建築用パネルに対する貼付始端の基準
    となる位置を示す異なる寸法の建築用パネルの貼付基準
    表示と、 前記外装材取付け用の部材を取付ける芯材の位置に合致
    した部材取付け位置表示、 を表面に施したことを特徴とする外装下地シート。
  4. 【請求項4】 建屋の外壁外側面に施される請求項2又
    は3に記載の外装下地シートにおいて、 少なくとも前記建築用パネルの上下一方に延出するはみ
    出し部を有し、 表面に土台あるいは胴差しの高さ位置を示す取付け高さ
    表示を施したことを特徴とする外装下地シート。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載の外装下地
    シートにおいて、 端部に重ね代を有し、表面に重ね代基準位置表示を施し
    たことを特徴とする外装下地シート。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載の外装下地
    シートにおいて、 前記異なる寸法の建築用パネルの貼付基準または部材取
    付け位置表示は、それぞれ貼付基準兼部材取付け位置表
    示を中心に対称に施され、 前記取付け高さ表示及び重ね代基準位置表示は、それぞ
    れシート中心線位置を中心に対称に施されていることを
    特徴とする外装下地シート。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の外装下
    地シートにおいて、 異なる寸法の建築用パネルの貼付基準位置表示、部材取
    付け位置表示、取付け高さ表示および重ね代基準位置表
    示に、それぞれ各表示が何の表示であるかを示す標記を
    付したことを特徴とする外装下地シート。
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JP2010013872A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Panahome Corp 外壁構造
JP2019218745A (ja) * 2018-06-19 2019-12-26 ケイミュー株式会社 耐火構造

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