JPH04222298A - エンボス加工紙の製造方法 - Google Patents

エンボス加工紙の製造方法

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Publication number
JPH04222298A
JPH04222298A JP41206390A JP41206390A JPH04222298A JP H04222298 A JPH04222298 A JP H04222298A JP 41206390 A JP41206390 A JP 41206390A JP 41206390 A JP41206390 A JP 41206390A JP H04222298 A JPH04222298 A JP H04222298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
embossing
resin film
rolls
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP41206390A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Okabe
昌明 岡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OKABE ENG KK
Original Assignee
OKABE ENG KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OKABE ENG KK filed Critical OKABE ENG KK
Priority to JP41206390A priority Critical patent/JPH04222298A/ja
Publication of JPH04222298A publication Critical patent/JPH04222298A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、紙製の包装用資材に
おける緩衝性シートに属する。特に紙製シートにエンボ
ス加工を行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エンボス加工を施された緩衝材は緩衝能
力に優れることから、広く知られている。例えば、厚さ
が約20μ程度のポリエチレンフイルムを使用してその
フイルムに凸状の突起をエンボス加工により多数形成し
、エンボス加工されたフイルムの凸状の突起の裏面側に
別の平坦なフイルムを熱融着させることにより、凸状の
突起内に空気を封入させることによって、エンボス加工
を施した緩衝材を生産する方法が知られている。
【0003】しかし、ポリエチレンフイルムなどを使用
して凸状の突起を形成し、空気を封入するから、その多
数の突起により緩衝機能に優れるものの、極めて軟質性
に富んだポリエチレンフイルムの突起の裏面に別の軟質
性のポリエチレンフイルムを熱融着させることに困難性
があり、また、空気を封入した突起の大きさに技術的に
制限を受け、重量の大きな被包装物の緩衝を図ることに
困難性があり、日常的に経験するように菓子などの軽量
物の緩衝を図ることに制約を受けるという欠点があった
。そして、比較的生産コストが高いという欠点もあった
【0004】そこで、発明者は上下二枚からなる紙製シ
ートを凹凸を有するロール間に挿入させて紙製シートに
凹凸のエンボスを施すことを実施した。
【0005】しかし、上下二枚の紙製シートに凹凸のエ
ンボスを施したところ、エンボスの頂部と底部が一部破
れたり、亀裂が発生したり、傷が生ずるという欠点があ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、紙製シートによるエンボス加工紙の製造において
、エンボス加工成形時に凸状の突起の頂部と凹状の窪み
の底部に亀裂や傷が発生する点である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、紙製シートに
エンボス加工を施す際に、凸状の突起の頂部と凹部の窪
みの底部に亀裂を発生させないようにするため、エンボ
ス加工時に上下一対の紙シート間に熱溶融性樹脂フイル
ムを介在させることを主要な特徴とする。
【0008】
【実施例】図1は、三層からなる本発明のエンボス加工
用基材の断面図であって、上下の紙シート10、10間
に比較的肉薄の熱溶融性樹脂フイルム12が介在されて
いる。
【0009】上下の紙シート10として採用する紙質は
特に制限されるものではく、クラフト紙、ミルク紙、再
製紙、再々紙などその種類を問わない。もちろん生産能
率の向上化を図るためには、ロール状に巻いた紙シート
を上下に設けて連続的に繰り出すことが有利である。
【0010】前記した上下から連続的に繰り出される紙
シート10、10の間に熱溶融性樹脂フイルム12を紙
シート10と同様に連続的に供給させる。もちろん熱溶
融性樹脂フイルム12もロール状に巻いたものを採用す
ることが有利である。
【0011】熱溶融性樹脂フイルム12の具体例として
例えば厚さが約20〜300μの程度のポリエチレンフ
イルム、ポリプロピレンフイルム、ナイロンフイルム、
塩化ビニールフイルムなどが挙げられる。
【0012】そこでこれらの上下方向に三層から構成さ
れるエンボス加工用基材を上下方向に設けられた一対の
ローラー14に加熱を施しつつ導入させる。
【0013】一対のロール14の表面には前記したエン
ボス加工用基材に多数の凹凸状のエンボス16を成形す
るため、凸状の突起18と凹状の窪み20が多数対称的
に設けられている。前記した突起18と窪み20の形態
は図面上断面半円形であるが、何ら半円形に制限される
訳ではなく、三角、四角などその形態は原則的に問わな
い。必要なことはエンボス加工用基材に凹凸にエンボス
16が表れていることである。もちろん、突起18と窪
み20の形態に対称してエンボス加工用基材に凹凸状の
エンボス16が形成されることはいうまでもない。
【0014】そこで、前記したように突起18と窪み2
0を備えた一対のロール14間に前記した三層からなる
エンボス加工用基材を導入させ、ロール14によってエ
ンボス加工用基材を押圧させる。
【0015】エンボス加工用基材をロール14間に導入
させる際に、熱溶融性樹脂フイルム12に加熱を施し、
熱溶融性樹脂フイルム12を上下の紙シート10、10
間に熱融着させる。
【0016】熱溶融性樹脂フイルム12に加熱を施す手
段は上下一対のロール14を加熱することがよい。
【0017】先に上下一対のロール14に互いに対称的
に突起18と窪み20を設けることを説明したが、上下
のロール14のうち一方のロール14のみに突起18を
設け、他方のロール14には窪み20を設けるようにす
ることは自由である。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したようにこの発明の工程に
おいて上下の紙シート間に熱溶融性樹脂フイルムを介在
させてエンボス加工を施すから、凹凸状のエンボスの頂
部や底部に亀裂を発生することがない。また、エンボス
加工時に熱溶融性樹脂フイルムは加熱されて紙シート間
に熱融着されるので、三層からなるエンボス加工用基材
が互いに剥がれることなく確実に積層でき、エンボス加
工紙の強度が増加される。
【図面の簡単な説明】
【図1】三層からなるエンボス加工用基材の断面図であ
る。
【図2】ローラー間にエンボス加工紙を導入する状態を
示す断面図である。
【図3】エンボス加工紙の斜視図である。
【符号の説明】
10  紙製シート 12  熱溶融性樹脂フイルム 14  ロール 16  エンボス 18  突起 20  窪み

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下一対の紙製シートの間に熱溶融性樹脂
    フィルムを介在させ、これらの三層からなるエンボス加
    工用基材を、凸状の突起と凹状の窪みが対称に多数設け
    られた一対のロール間に加熱を施しつつ導入させて前記
    したロールによって押圧させ、多数の凹凸状のエンボス
    をエンボス加工用基材に形成することを特徴とするエン
    ボス加工紙の製造方法。
JP41206390A 1990-12-19 1990-12-19 エンボス加工紙の製造方法 Pending JPH04222298A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007216445A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Dainippon Printing Co Ltd 連続する多面体エンボス部を形成したブランク板及び該ブランク板からなる紙製品と、ブランク板の製造方法
JP2010228111A (ja) * 2009-03-25 2010-10-14 Aiki Kogyo Kk エンボス加工したラミネートとそれを用いた封筒
GB2488509B (en) * 2010-12-08 2014-12-03 Ipco Ltd Cushioned packaging materials
JP2018177304A (ja) * 2017-04-14 2018-11-15 王子ホールディングス株式会社 緩衝包装用シート及び包装用袋

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GB2488509B (en) * 2010-12-08 2014-12-03 Ipco Ltd Cushioned packaging materials
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