JPH0422201Y2 - - Google Patents

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JPH0422201Y2
JPH0422201Y2 JP9885486U JP9885486U JPH0422201Y2 JP H0422201 Y2 JPH0422201 Y2 JP H0422201Y2 JP 9885486 U JP9885486 U JP 9885486U JP 9885486 U JP9885486 U JP 9885486U JP H0422201 Y2 JPH0422201 Y2 JP H0422201Y2
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JP
Japan
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air
shutter
duct
knob
outlet
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JP9885486U
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JPS635334U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は自動車のエア吹出装置に関する。
従来技術 車外から取入れたエア、又は空調装置により冷
却ないしは暖められたエアを車内に吹出す自動車
のエア吹出装置は従来より周知である。従来のエ
ア吹出装置は、エアが流通するエアダクトの吹出
口を開閉するシヤツタと、このシヤツタを操作す
るノブとを有している他、場合によつて吹出口か
ら流出したエアを案内する案内部材が設けられて
いる。これらの部材は独立した別々の部品として
構成され、これらがエアダクトに所定の組付け状
態で組付けられている(例えば、実開昭61−
127217号公報参照)。このためエア吹出装置の部
品点数が多くなり、その組付時に多大な労力を必
要とするだけでなく、構造が複雑でコストが高く
なる欠点を免れない。
目 的 本考案の目的は上記従来の欠点を除去し、部品
点数の減少、構造の簡素化、及びコストの低減を
達成できる自動車のエア吹出装置を提供すること
である。
構 成 本考案は上記目的を達成するため、エアが流通
するエアダクトの吹出口を開閉するシヤツタと、
該シヤツタを開閉操作するノブとを一体に形成し
て一部品のダンパを構成し、該ダンパを前記エア
ダクトに回動可能に枢着したこと、及び前記ノブ
が吹出口から流出したエアのガイド部材を兼用し
ていることを特徴とする自動車のエア吹出装置を
提案する。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は自動車の運転席から前方を見たときの
車室前部の概略正面図であり、1はステアリング
ホイール、2はインストルメントパネル、3はフ
ロントガラスをそれぞれ示しており、インストル
メントパネル2に本考案に係るエア吹出装置4が
取付けられている。この装置4は第2図及び第3
図に明示する如く、図示していない外気取入口な
いしは空調装置に通じるエアダクト5を有し、図
示したエアダクト5はメインダクト6と、このダ
クトから下方に分岐した分岐ダクト7とにより構
成されている。分岐ダクト7はねじによつてメイ
ンダクト6に固着されているが、これらダクト
6,7を予め一体の成形品により構成してもよ
い。
メインダクト6のエア吹出口には、格子状に形
成された風向き調整用のレジスタ8が取付けられ
ている他、この吹出口へのエアの流量を調整する
シヤツタ(図示せず)がそれ自体公知の態様で設
けられている。
分岐ダクト7の吹出口11ないしはその近傍の
部位に本考案により構成されたダンパ9がピン1
0によつて回動可能に枢着されている。このダン
パ9は吹出口11を開閉するシヤツタ12と、こ
のシヤツタ12を操作するノブ13を有し、シヤ
ツタ12とノブ13は図示するように両者の表面
が連続する状態に一体に形成され、一部品のダン
パ9を構成している。例えば合成樹脂を一体形成
することにより、シヤツタ12とノブ13を有す
るダンパ9を製作することができる。
シヤツタ12はノブ13と共に、吹出口11を
閉じる閉位置(第2図の実線)と、吹出口11を
開放する開位置(第2図の鎖線)との間を、矢印
Aで示す如く回動可能に分岐ダクト7に枢支され
ている。シヤツタ12を実線で示す閉位置にもた
らしておけば、エア取入口又は空調装置から送ら
れてくるエアは、矢印Cで示す如くその全量がメ
インダクト6の吹出口へ向けて流れ、運転者の顔
又は胸部領域に吹き当てられる。運転者がノブ1
3を握んで操作することにより、シヤツタ12を
鎖線で示した開位置に回動すれば、エアダクト5
を流れるエアの一部は、矢印Dで示す如く分岐ダ
クト7に流れ、その吹出口11から下方へ向けて
流出し、運転者の足元に吹き当たる。その際、エ
アダクト5内のエアは、開位置にて静止している
シヤツタ12によつてその向きを規制され、矢印
D方向にガイドされる。このようにシヤツタ12
は、エアダクト5を流れるエアのガイド部材とし
ての働きをなすことができる。また同様に吹出口
11を流出したエアは、鎖線で示す位置で静止し
ているノブ13によつてガイドされ、所定の方
向、この例では運転者の足元に向けて流れる。ノ
ブ13が設けられていないか、又はノブ13がエ
アのガイド機能を果し得ない位置に設けられてい
れば、吹出口11を出たエアを拡散し、このエア
を所定の方向に導びくことはできない。このよう
にノブ13はシヤツタ12を操作する働きの他
に、吹出口11を出たエアの向きを規制するガイ
ド部材として機能を果すことができる。シヤツタ
12とノブ13がエア用のガイド部材としての働
きをなすことは、シヤツタ12が閉位置と開位置
の間の中間位置に存するときも同様である。
ダンパ9の形態は適宜選択採用することがで
き、例えば第4図に示すように、シヤツタ12の
先端部領域12aを曲折し、これに対応した状態
でエアをガイドできるようにすることもできる
し、第5図に示すようにノブ13の両側縁に垂下
耳13aを付設し、エアの拡散をより少なくし、
エアのガイド性を高めることも有利である。
上記実施例ではエアダクトの分岐ダクトに本考
に係るダンパ9を設けた例を示したが、メインダ
クト6のエア吹出口に本考案に係るダンパを設け
てもよいし、また分岐ダクトのないエアダクトに
対しても本考案を適用できることは明らかであ
る。ただ分岐ダクトの吹出口に適用すると、シヤ
ツタが開位置に存するとき、前述の如くこのシヤ
ツタ12がエアダクト5内のエアを分岐ダクト7
に取り込むガイド機能を果し、シヤツタ12をエ
アのガイド部材として利用できる利点が得られ
る。
効 果 本考案によれば、シヤツタとノブが1つの部品
から構成され、しかもノブが吹出口から流出した
エア用のガイド部材を兼ねているため、部品点数
を大幅に減少でき、構造の簡素化、コストの低減
を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は運転席から前方を見たときの車室前部
の正面図、第2図は第1図の−線断面図、第
3図はエア吹出装置の外観斜視図、第4図及び第
5図はダンパの他の実施例をそれぞれ示す斜視図
である。 4……エア吹出装置、5……エアダクト、9…
…ダンパ、11……吹出口、12……シヤツタ、
13……ノブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エアが流通するエアダクトの吹出口を開閉する
    シヤツタと、該シヤツタを開閉操作するノブとを
    一体に形成して一部品のダンパを構成し、該ダン
    パを前記エアダクトに回動可能に枢着したこと、
    及び前記ノブが吹出口から流出したエアのガイド
    部材を兼用していることを特徴とする自動車のエ
    ア吹出装置。
JP9885486U 1986-06-30 1986-06-30 Expired JPH0422201Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9885486U JPH0422201Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9885486U JPH0422201Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS635334U JPS635334U (ja) 1988-01-14
JPH0422201Y2 true JPH0422201Y2 (ja) 1992-05-20

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JP9885486U Expired JPH0422201Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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JPS635334U (ja) 1988-01-14

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