JPH04221916A - レンズシャッタを有するレンズ - Google Patents

レンズシャッタを有するレンズ

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JPH04221916A
JPH04221916A JP41318490A JP41318490A JPH04221916A JP H04221916 A JPH04221916 A JP H04221916A JP 41318490 A JP41318490 A JP 41318490A JP 41318490 A JP41318490 A JP 41318490A JP H04221916 A JPH04221916 A JP H04221916A
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JP
Japan
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lens
floating
shutter
lenses
helicoid
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JP41318490A
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Satomi Fukatsu
深津 里美
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Mamiya Camera Co Ltd
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Mamiya Camera Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レンズシャッタを有
するレンズ、特にフロティング方式を採用したレンズに
関する。
【0002】
【従来の技術】近時、写真用レンズの高性能化が進むに
つれ、例えば被写体距離に応じてレンズ系の一部を移動
させることにより、収差の増大を防止するようにしたフ
ローティング方式が多用されるようになってきた。特に
、マクロレンズのように至近距離の撮影が可能なレンズ
ではこの方式は不可欠であり、フローティングするレン
ズも一群に限らず複数群に及ぶことも珍しくない。
【0003】従来、このようなフローティング方式を採
用したレンズでレンズシャッタを有するものは、レンズ
の前群と後群の間にレンズシャッタが介在するので、前
後群のいずれか一方のみをフローティングするようにし
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のレンズシャッタを有するレンズにあっては、
レンズの前群と後群との間に大径のレンズシャッタが介
在しているので、同一部材で前後群のフローティングを
同時に行うことができず、被写体距離に応じて変化する
収差を最高に補正することは不可能であった。
【0005】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、簡単な構成で一操作により前後群のフローティ
ングを同時に行い得るレンズシャッタを有するレンズを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、図1に示すようにレンズシャッタ1を挾
んで相対向する前群レンズ2と後群レンズ3とに、それ
ぞれ第1のフローティングレンズL1,L2と第2のフ
ローティングレンズL4とを設けたレンズシャッタを有
するレンズにおいて、第1,第2のフローティングレン
ズL1,L2,L4を光軸方向に移動させる第1,第2
のフローティング手段と、外部から操作することにより
上記第1,第2のフローティング手段を同時に作動させ
る駆動手段とを設けたものである。
【0007】そして、第1,第2のフローティング手段
の少なくとも一方が立体カム25,26による連動機構
を有するようにするのがよい。
【0008】また、第1,第2のフローティング手段の
少なくとも一方がヘリコイド31,32による連動機構
を有するようにすることも可能である。
【0009】
【作用】この発明によるレンズシャッタを有するレンズ
は、駆動手段を外部から操作することにより、第1,第
2のフローティング手段が同時に作動し、第1,第2の
フローティングレンズがそれぞれ光軸方向に移動して収
差が補正される。
【0010】そして、第1,第2のフローティング手段
の少なくとも一方が立体カムによる連動機構を有するよ
うにすると、駆動手段の操作量に対してフローティング
レンズを非直線的に移動させることができる。
【0011】また、第1,第2のフローティング手段の
少なくとも一方がヘリコイドによる連動機構を有するよ
うにすると、駆動手段の操作量に対してフローティング
レンズを直線的に移動させることが可能になる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。
【0013】図1はこの発明を実施したマクロレンズの
一例を示す要部分解斜視図、図2はその縦断面図であり
、図2では便宜上必ずしも同一平面上にない部分も同一
図面上に示してある。
【0014】このレンズシャッタを有するレンズは、レ
ンズシャッタ1を挾んで左右に互いに対向する前群レン
ズ2および後群レンズ3とからなる。
【0015】前群レンズ群2は図2に示すように第1レ
ンズL1,第2レンズL2,第3レンズL3とからなり
、後群レンズ3は第4レンズL4,第5レンズL5,第
6レンズL6とからなり、第1,第2レンズL1,L2
により第1のフローティングレンズを、第4レンズL4
により第2のフローティングレンズをそれぞれ構成して
いる。
【0016】第1のフローティングレンズL1,L2を
保持する可動前枠21を、第3レンズL3を固設しレン
ズシャッタ1の前ねじ11に螺着した固定リング23の
内周部に光軸方向に摺動自在に装着する。この可動前枠
21の外周面にガイドピン24を植設してその外周部に
ガイドローラ25を回動自在に遊嵌し、ガイドローラ2
5を固定リング23の光軸に平行な長孔23aを通って
外部へ突出させる。
【0017】固定リング23の外周部にカム筒26を回
動自在に遊嵌し、このカム筒26にカム溝26aを設け
、ガイドローラ25を摺動自在に嵌入させて立体カムに
よる第1のフローティング手段を構成する。このカム筒
26に第1歯車27,第1の連動リング28を一体的に
固設して、第1の連動リング28に連動片28aを突設
する。連動片28aを、鏡胴外周部に回動自在に装着し
た補正リング29の溝29aに嵌合させ、補正リング2
9を回動させることにより第1の連動リング28,第1
歯車27,カム筒26がこれに同動し、ガイドローラ2
5,ガイドピン24を介して可動前枠21が光軸方向に
移動し得るようにする。
【0018】次に、レンズシャッタ1の後ねじ12に外
ヘリコイド31を螺着し、その内周ねじ部に可動後枠で
ある内ヘリコイド32を螺着する。この内ヘリコイド3
2に第2のフローティングレンズである第4レンズL4
を固設してヘリコイド連動による第2のフローティング
手段を構成し、外ヘリコイド31の後部に第5,第6レ
ンズL5,L6の鏡枠33を螺着する。
【0019】内ヘリコイド32の後端に連結リング34
を固設し、連結リング34に突設した連結片34aを、
外ヘリコイド31の長孔31aを挿通して外部へ突出さ
せ、外ヘリコイド31の外周部に回動自在に装着した第
2の連動リング35の内周部に設けた光軸方向の溝35
aに嵌合させる。また、レンズシャッタの後部には、第
5歯車36を回動自在に装着し、この第5歯車36に連
動板37を固設してその折曲片37aを、第2の連動リ
ング35の外周部に光軸に平行に設けた溝35bに嵌合
させる。さらに、第2歯車41、軸42を介して一体と
なる第3,第4歯車43,44を介して第1,第5歯車
27,36を連結し、軸42をレンズシャッタの外周部
に近接させて全体の径を最小にする。そして、これらの
連結機構と補正リング29とによって第1,第2のフロ
ーティング手段を同時に駆動する駆動手段を構成する。
【0020】この実施例は上記のような構成からなり、
被写体距離が無限遠にある時には、補正リング29の目
盛∞を固定鏡胴側の固定指標51に対向させる。この時
、第1のフローティングレンズL1,L2を保持する可
動前枠21及び第2のフローティングL4を保持する内
ヘリコイド32は図2に示す位置にあって、第1,第2
レンズL1,L2及び第4レンズL4は同図に実線で示
す位置にある。
【0021】この状態から近距離にある被写体を撮影す
るには、図示しないカメラ本体側の焦点調節機構により
レンズを所要量繰り出すと共に、その操出量に対応する
目盛まで補正リング29を図2で反時計方向に回動させ
る。
【0022】これにより、溝29a,連動片28aを介
して第1の連動リング28及びこれと一体の第1歯車2
7,カム筒26が同動して回転する。カム筒26の回転
によりそのカム溝26aがガイドローラ25,ガイド軸
24を図1で左方に駆動し、可動前枠21を光軸に沿っ
て前方へ移動させる。
【0023】同時に、第1歯車27の回転が第2,第3
,第4歯車41,43,44を介して第5歯車36に伝
えられ、第5歯車36と一体の連動板37の折曲片37
a,溝35bを介して第2の連動リング35が同動して
回転する。第2の連動リング35が回転すると、溝35
a,第2の連動片34a,第2の連動リング34を介し
て内ヘリコイド32が同動して回転する。内ヘリコイド
32が回転すると、外ヘリコイド31に案内され、第2
のフローティングレンズである第4レンズL4が回転し
ながら前方へ移動する。
【0024】このように、第1のフローティングレンズ
L1,L2と第2のフローティングレンズL4とが同時
にそれぞれ所要量前進することにより、近距離撮影によ
る収差の劣化が防止され、至近距離ではこれらのレンズ
L1,L2,L4は図2に仮想線で示す位置となる。
【0025】なお、上記実施例では、レンズシャッタを
挾んで前群レンズにある第1のフローティングレンズを
カム駆動し、後群レンズにある第2のフローティングレ
ンズをヘリコイド駆動するようにしたが、フローティン
グレンズの移動特性によってはこれらを逆にすることも
でき、さらに両レンズともカム駆動としたり、ヘリコイ
ド駆動とすることも可能である。
【0026】また、可動前枠と可動後枠との連動機構は
歯車連動に限るものではなく、その他のいかなる連動機
構でも差支えない。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によるレン
ズシャッタを有するレンズは、レンズシャッタを挾んで
前群レンズと後群レンズにそれぞれ第1のフローティン
グレンズと第2のフローティングレンズとを設けたレン
ズにおいて、簡単な構成により外径を僅かに大きくする
だけで、外部から駆動手段を操作することにより、第1
,第2のフローティングレンズをそれぞれ光軸方向へ移
動させることができるようにしたので、前群レンズある
いは後群レンズのいずれか一方にのみフローティングレ
ンズを設けていた従来のレンズに比し、収差の補正を大
幅に向上させることが可能となる。
【0028】そして、そのフローティング手段の少なく
とも一方が立体カムによる連動機構を有するようにする
と、駆動手段の操作量に対してフローティングレンズを
非直線的に収差補正が最適となるように移動させること
ができて好都合である。
【0029】また、そのフローティング手段の少なくと
も一方がヘリコイドによる連動機構を有するようにする
と、駆動手段の操作量に対してフローティングレンズを
正確に直線移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施したマクロレンズの要部分解斜
視図である。
【図2】この発明を実施したマクロレンズの構成を示す
要部縦断面図である。
【符号の説明】
1  レンズシャッタ               
 2  前群レンズ3  後群レンズ        
            11  レンズシャッタの前
ねじ 12  レンズシャッタの後ねじ      21  
可動前枠24  ガイドピン            
      25  ガイドローラ 26  カム筒                  
    26a  カム溝27  第1歯車     
               28  第1の連動リ
ング 29  補正リング                
  31  外ヘリコイド 32  内ヘリコイド               
 35  第2の連動リング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  レンズシヤッタを挾んで相対向する前
    群レンズと後群レンズとに、それぞれ第1のフローティ
    ングレンズと第2のフローティングレンズとを設けたレ
    ンズシャッタを有するレンズにおいて、上記第1,第2
    のフローティングレンズを光軸方向に移動させる第1,
    第2のフローティング手段と、外部から操作することに
    より上記第1,第2のフローティング手段を同時に移動
    させる駆動手段とを設けたことを特徴とするレンズシャ
    ッタを有するレンズ。
  2. 【請求項2】  第1,第2のフローティング手段の少
    なくとも一方が立体カムによる連動機構を有する請求項
    1記載のレンズシャッタを有するレンズ。
  3. 【請求項3】  第1,第2のフローティング手段の少
    なくとも一方がヘリコイドによる連動機構を有する請求
    項1記載のレンズシャッタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014202882A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 株式会社コシナ 光学機器のレンズ装置

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JPS4949921U (ja) * 1972-08-07 1974-05-01
JPS5951309U (ja) * 1982-09-27 1984-04-04 旭光学工業株式会社 フロ−テイングレンズの繰り出し機構
JPS6339217U (ja) * 1986-08-29 1988-03-14

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