JPH0618756A - アナモフィックレンズ装置及びレンズ鏡筒 - Google Patents

アナモフィックレンズ装置及びレンズ鏡筒

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JPH0618756A
JPH0618756A JP27071992A JP27071992A JPH0618756A JP H0618756 A JPH0618756 A JP H0618756A JP 27071992 A JP27071992 A JP 27071992A JP 27071992 A JP27071992 A JP 27071992A JP H0618756 A JPH0618756 A JP H0618756A
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JP
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lens
lens barrel
group
focus
barrel
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Application number
JP27071992A
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English (en)
Inventor
Shoji Suzuki
昭治 鈴木
Makoto Sekida
誠 関田
Masatake Kato
正猛 加藤
Yoshihiko Konno
吉彦 今野
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 群内の回転方向位置調整を廃止し、組込後に
おける調節時の繁雑な作業を回避すること。 【構成】 外周の光学上同一位置にストレート部L1
a,L2a,L3aを形成したフォーカス群およびフォ
ーカス群以外の群の複数のシリンドルカルレンズL1
a,L2a,L3aと、このシリンドルカルレンズL1
a,L2a,L3aを組込んだ前群鏡筒2と後群鏡筒4
と、前記ストレート部L1a,L2a,L3aにより方
向を決めて組込んだ前記シリンドルカルレンズと前記前
群鏡筒2および後群鏡筒4との隙間に挿入して該シリン
ドルカルレンズの位置決めを行うコマ8a,8b,8c
とを備えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真用カメラやビデオカ
メラ等に好適なアナモフィックレンズ装置及びレンズ鏡
筒に関し、例えばフォーカス群とフォーカス群以外の群
の複数の凹凸シリンドルカルレンズからなる光学系のア
ナモフィックレンズ装置や、前端部の固定レンズ群と焦
点調節や焦点距離調節を行なう複数の移動レンズ群とを
有するレンズ鏡筒や、駆動源からの駆動力を移動鏡筒に
伝達するギア列を含む駆動系を内蔵し、カメラ本体と結
合するマウントがモールド成形により形成されレンズ鏡
筒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアナモフィックレンズ装置では複
数の凹凸シリンドルカルレンズから構成されるアナモフ
ィックレンズの回転方向の位置合わせは、例えば実開平
3−37410号公報に示されているように、各凹凸シ
リンドルカルレンズがそれぞれの鏡筒を有し、レンズ組
込後、レンズユニット状態で基準鏡筒に対してそれ以外
の鏡筒を回転させて位置調整を行っていた。
【0003】又、写真用カメラやビデオカメラ等のレン
ズ鏡筒では、近年、スチールカメラやビデオカメラの傾
向として、自動的にピント調節が行なえるオートフォー
カス機構を搭載していることが一般的となっており、合
焦精度が高いこと、合焦スピードが速いことが要求され
ている。
【0004】この要求に対して、例えば特開昭62−2
4213号公報、特開昭57−78513号公報等で示
されるように、物体側の前端部の固定レンズ群以外の比
較的に小さな径を持つ複数の移動レンズ群を移動させ
て、フォーカシングを行う所謂リアフォーカス式のズー
ムレンズが好適となっている。
【0005】しかしながら、このズームレンズにおける
フォーカシングレンズの繰り出し量は、物体距離に関係
してくることは勿論のこと、ズームポジション即ち、焦
点距離にも関係し、例えば同一距離にある被写体に対す
る繰り出し量は、広角側に比べて望遠側の方が大きくな
ってくる。従って、このレンズ移動に対して、一義的な
カム溝を持った機構を単純に適用することは困難となっ
ている。
【0006】そこで、例えば特開昭49−115322
号公報、特開昭62−296110号公報、特開昭62
−284317号公報等でリアフォーカス式ズームレン
ズの合焦レンズの位置を制御する提案がなされている。
特に特開昭62−284317号公報では合焦レンズが
焦点距離が変化しても適切なズーム軌跡をトレースする
ように、焦点距離に応じた合焦レンズの移動軌跡に関連
した情報の記憶技術を提案している。
【0007】また、オートフォーカス一眼レフカメラ等
に用いられる交換レンズは、レンズ鏡筒内に移動鏡筒を
駆動するための駆動系を内蔵している。この駆動系はレ
ンズ鏡筒とは独立した駆動ユニットとして構成され、レ
ンズ鏡筒に組み込んで使用する形態がとられていた。
【0008】また、移動鏡筒と移動ユニットを一体化し
て、コストダウンを図る構造のものも提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のアナモフィックレンズ装置では正規画面状態を得
るために群内における回転方向位置調整と、フォーカス
群とフォーカス群以外の群の位置調整の2段階の調整が
必要であった。
【0010】また、この2段階の調整の為フォーカス群
の鏡筒構造が2部品からなる構成を必要とし、フォーカ
ス群の部品点数増がコストアップの要因となるという問
題点があった。
【0011】本発明の第1の目的は上記のような問題点
を解消することを課題になされたもので、作業効率の向
上を図り、部品点数が少なくコストダウンを実現したア
ナモフィックレンズ装置を得ることにある また上記従来例のレンズ鏡筒では、各ブームポジション
ごとに変化する物体距離に対するフォーカシングレンズ
の繰り出し量を記憶部(例えばEEPROM)に蓄積し
ているため、合焦精度を高める、すなわち、無限遠から
至近までのフォーカシングレンズの停止位置を多くした
り、ズーム比を大きくする、すなわち、通常撮影時に必
要とされるズームポジション数を多く設定しようとする
と、記憶部の容量が増大してしまうという問題点があっ
た。
【0012】また、絞りユニットを挟むように光軸方向
の前後の位置する移動レンズ群保持枠同志を連動するレ
ンズ鏡筒は用いられることがなかった。なぜならば、レ
ンズ鏡筒の構造が複雑、レンズ鏡筒自体が大きくなり、
レンズ鏡筒の組立てが難しくなると言った問題点があっ
た。
【0013】本発明の第2の目的は上記のような問題点
を解消しROM容量を増大させることなく、必要とされ
る合焦精度が得られるレンズ鏡筒を得ることにある。ま
た、小型で組立ての容易なレンズ鏡筒をえることにあ
る。
【0014】又、上記従来例のレンズ鏡筒では、駆動ユ
ニットを組み込んだレンズ鏡筒は部品点数が多くなりコ
スト高になる。駆動ユニット化するために占有スペース
が大きくなり、交換レンズが大型化する。ユニットの振
動が起こりやすく、大きな騒音が発生する等の問題点が
ある。
【0015】また、移動鏡筒と駆動ユニットを一体化し
たレンズ鏡筒は、振動の発生源である駆動ユニットが移
動鏡筒と一体になっているため、駆動中の像ブレが起こ
りやすい。駆動ユニットの交換等のメンテナンス時に移
動鏡筒自体を交換する必要があり、光学系の最調整が必
要となり、メンテナンス性が良くない等の問題点があっ
た。
【0016】本発明の第3の目的は上記のような問題点
を解消したレンズ鏡筒を得ることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は下記のような構
成を有することを特徴としている。
【0018】まず、本発明の第1の目的とするアナモフ
ィックレンズ装置は、 (1−イ)外周の光学上同一位置にストレート部を形成
したフォーカス群およびフォーカス群以外の群の複数の
シリンドルカルレンズと、このシリンドルカルレンズを
組込んだ前群鏡筒と後群鏡筒と、前記ストレート部によ
り方向を決めて組込んだ前記シリンドルカルレンズと前
記前群鏡筒および後群鏡筒との隙間に挿入して該シリン
ドルカルレンズの位置決めを行うコマとを備えたことに
より、群内の回転方向位置調整を廃止し、組込後におけ
る調整時の繁雑な作業が回避できる。
【0019】(1−ロ)外周の光学上同一位置にストレ
ート部を形成したフォーカス群およびフォーカス群以外
の群の複数のシリンドルカルレンズと、このシリンドル
カルレンズを組込んだ前群鏡筒と後群鏡筒と、前記スト
レート部により方向を決めて組込んだ前記シリンドルカ
ルレンズと前記前群鏡筒および後群鏡筒との隙間に挿入
して該シリンドルカルレンズの位置決めを行うコマと、
前記前群鏡筒に取付けられ前記後群鏡筒をヘリコイド結
合するフォーカスリングと、前記前群鏡筒の後端に取付
けられ前記後群鏡筒の直進用切欠溝に侵入するように光
軸と平行に後方へ延長された直進キーと、この直進キー
に取付けられ前記フォーカス群のシリンドルカルレンズ
と前記フォーカス群以外の群のシリンドルカルレンズ間
同志の回転方向位置調整を行う偏心コロとを備えたこと
により、作業効率の向上とともに部品点数が少なく、コ
ストダウンを実現することができる。
【0020】本発明の第2の目的とするレンズ鏡筒は、 (2−イ)前端部の固定レンズ群と焦点調節や焦点距離
調節を行なう複数の移動レンズ群と、被写体までの距離
を測距する測距手段と、前記測距手段からの情報より被
写体までの物体距離を算出する距離算出手段と、前記レ
ンズのズーム位置を出力するズーム位置出力手段と、前
記距離算出手段からの領域分割された物体距離の逆数情
報前記ズーム位置出力手段からのズーム位置および前記
領域に対応する1次式を用いて前記フォーカスレンズ群
の繰り出し量を算出する繰り出し量算出手段とを備えた
ことにより、記憶容量を増すことなく、必要な合焦精度
を得ることができる。
【0021】(2−ロ)前端部の固定レンズ群と焦点調
整や焦点距離調整を行なう複数の移動レンズ群と前記移
動レンズ群の間に位置し絞り開口部を中心として縦方向
と横方向の長さが異なる絞りユニットと、前記絞りユニ
ットの光軸方向前後に位置する移動レンズ群保持枠同志
を連結するように該絞りユニットの短辺方向に設けられ
た連結部とを備えたことにより、小型で組立てが容易な
レンズ鏡筒を得ることができる。
【0022】本発明の第3の目的とするレンズ鏡筒は、 (3−イ)駆動源からの駆動力を移動鏡筒に伝達するギ
ア列を含む駆動系を内蔵し、カメラ本体と結合するマウ
ントがモールド成形により形成されレンズ鏡筒におい
て、前記駆動系を構成するギアの軸を前記マウント一体
に形成したことをにより、a)駆動ユニットを構成する
最低2つの地板の1つを廃止することが可能になり、コ
ストダウンを図ることができる。b)駆動ユニット自体
の占有スペースを小さくして、レンズ鏡筒の小型化が可
能になる。c)音、振動の発生源である駆動ユニットが
カメラ本体とマウントで強固に結合されるため、音、振
動の発生を抑制する効果が得られる。 (3−ロ)前記駆動系がフォーカス駆動系であることを
特徴とする。 (3−ハ)前記駆動系がズーム駆動系であることを特徴
とする。 (3−ニ)前記駆動系がフォーカス駆動系とズーム駆動
系の両方であることを特徴とする。
【0023】
【実施例】図1は本発明のアナモフィックレンズ装置の
実施例1を示す縦断面図、図2は図1の一部分の要部の
拡大図であり、特に図1は本発明のアナモフィックレン
ズ装置の特徴を最もよく表わす図面である。
【0024】図1、図2において、L1,L2,L3は
シリンドルカルレンズであり、このシリンドルカルレン
ズL1,L2,L3はそれぞれ1枚あるいは複数枚の光
学からなるレンズ群であり、特にL3はフォーカス用の
レンズ群である。そして、各シリンドルカルレンズL
1,L2,L3は図3に示すように外周の光学上同一に
ストレート部としての切欠平面部L1a,L2a,L3
aが形成されている。
【0025】1はマスターレンズ(図示せず)との取付
鏡筒部品である支持鏡筒、2は支持鏡筒1に支持された
前群鏡筒(フォーカス用のレンズ群以外の鏡筒)、3は
フォーカスリング、4はフォーカスリング3にヘリコイ
ド結合している後群鏡筒(フォーカス用のレンズ群の鏡
筒)、5は前群鏡筒2の後端にビス14で取付けられ光
軸と平行に後方へ延長された直進キーであり、図4に示
すように直進キー5と一体の取付板5aに、ビス14の
通し穴5bと支持腕5cが設けられている。6は直進キ
ー5と一体の支持腕5cに取付けられた偏心コロ、7は
前群鏡筒2の外周凹部2aに嵌合させたフォーカスコマ
である。
【0026】8a,8bは前群鏡筒2とシリンドルカル
レンズL1,L2のそれぞれの切欠平面部L1a,L2
aとの隙間に挿入して該シリンドルカルレンズの位置決
めを行うテーパー形状したコマ、8cは後群鏡筒4とシ
リンドルカルレンズL3の切欠平面部L3aとの隙間に
挿入して該シリンドルカルレンズの位置決めを行う手ー
パー形状したコマである。このコマ8a〜8cは図5に
示すように、それぞれ端面に位置決めピンaを突設し、
側面に取外し用の切欠きbが設けられている。9はシリ
ンドルカルレンズL1を前群鏡筒2内に固定する押え
環、10はシリコンゴム11を介してシリンドルカルレ
ンズL2を前群鏡筒2内に固定する押え環、12はシリ
ンドルカルレンズL3を後群鏡筒4内に固定する押え
環、13はフォーカスリング3の外周に嵌めたフォーカ
スゴムリングである。
【0027】次に上記構成の実施例における組立作業手
順について説明する。まず、シリンドルカルレンズL2
をその切欠平面部L2aが目視で前群鏡筒2の真上位置
になるように該前群鏡筒に組込んで、軸対称部の段部L
2bを前群鏡筒内の段部1bに当接させ、次にコマ8b
をその位置決めピンaが前群鏡筒2の真上位置にある位
置決め穴22に入れる様に組込み、このシリンドルカル
レンズL2を回転方向に回すと、コマ8bがテーパー形
状をしていることにより、ガタが吸収されて、前群鏡筒
とシリンドルカルレンズL2の位置関係が決まる。しか
る後、前群鏡筒2に組込んだ押え環10でシリコンゴム
11を介してシリンドルカルレンズL2を押圧し、この
状態を保持するように押え環10を前環鏡筒2にビス1
5で固定する。
【0028】上記と同様にシリンドルカルレンズL1を
その切欠平面部L1aが目視で前群鏡筒2の直上位置に
なるように該前群鏡筒に組込んで、軸対称部の段部L1
bを前群鏡筒内の段部1aに当接させ、次にコマ8aを
その位置決めピンaが前群鏡筒2の位置決め穴21に入
れる様に組込み、前群鏡筒2とシリンドルカルレンズL
1の位置関係を決めた後、前群鏡筒2に押え環9を装着
して、シリンドルカルレンズ群L1を押圧保持する。
【0029】次いで、前群鏡筒2の外周凹部2aに回転
角規制とフォーカスリングの保持をするフォーカスコマ
7及びストッパビス(図示せず)を取付け、前群鏡筒後
端面にフォーカス用の直進キー5をビス16で取付けて
前群ユニットを完成する。
【0030】一方、シリンドルカルレンズL3をその切
欠平面部L3aが目視で後群鏡筒4の直上位置になるよ
うに該後群鏡筒に組込んで、軸対称部の段部L3bを後
群鏡筒内の段部1cに当接させ、次にコマ8cをその位
置決めピンaが後群鏡筒4の位置決め穴23に入るよう
に様に組込み、後群鏡筒2とシリンドルカルレンズL3
の位置関係を決めた後、後群鏡筒4に押え環12を装着
して、シリンドルカルレンズL3を押圧保持する。
【0031】次いで、フォーカスリング3と後群鏡筒4
をヘリコイド結合させて後群ユニットを完成する。
【0032】そして、この後群ユニットを前群鏡筒2に
取付けられている直進キーに後群鏡筒4の直進用切欠溝
位置を合わせて組込み、フォーカスリング3をフォーカ
スコマ7を介して前群鏡筒2の外周に嵌合させて、前群
ユニットに後群ユニットを組付ける。
【0033】しかる後、投影状態で偏心コロ6によって
後群ユニットを回転させてシリンドルカルレンズL1,
L2とシリンドルカルレンズL3間同志の位置調整を行
う。調整終了後、直進キー5をビス14で本締めしてア
ナモフィックレンズの組込みを完成させる。
【0034】図6は本発明のレンズ鏡筒における実施例
1を示す概略図である。図6において、101は変倍に
際して固定の前端側の第1レンズ群、102は変倍レン
ズ群、103はフォーカシングレンズ群であり、このフ
ォーカシングレンズ群103は、フォーカシング機能と
コンペンセーターの機能を合せて有している。
【0035】104は例えば赤外線を用いた三角測距方
式の測距手段、105は測距手段104からの信号出力
により被写体までの距離Sを算出する距離算出手段、1
06は上記算出された被写体までの距離Sとズーム距離
位置出力手段107からのズームポジションZとの情報
によりフォーカシングレンズ群103の繰り出し量を算
出する繰り出し量算出手段である。
【0036】108は上記繰り出し量算出手段106か
ら送られてきた繰り出し量分だけフォーカシングレンズ
群103を移動させるようにフォーカスモーター109
を駆動させるシステムコントローラーである。この場
合、フォーカシングレンズ群103の位置関係は、フォ
ーカスエンコーダ110によって把握されており、この
フォーカスエンコーダ110からのフォーカシングレン
ズ群103の位置信号はシステムコントローラー108
に送られ、システムコントローラー108においてフォ
ーカシングレンズ群103の位置状態を確認している。
【0037】次に繰り出し量算出手段106によって行
なわれる演算について説明する。図7において、第1レ
ンズ群101の第1面から被写体までの距離をS、第1
レンズ群101の焦点距離をf 、第1レンズ群10
1の第1面と第1レンズ群101の前側主点までの距離
をa、第1レンズ群101と変倍レンズ群102との広
角端での主点間隔をe ω、変倍レンズ群102の焦
点距離をf 、変倍レンズ群102とフォーカシング
レンズ群103との広角端での主点間隔をeω、フォ
ーカスレンズ群103の焦点距離をt 、広角端での
バックフォーカスをbfω、変倍レンズ群2の広角端か
らの移動量をξ、フォーカスシングレンズ群103の広
角端からの繰り出し量をηとすると、
【0038】
【数1】 なる式が成立する。
【0039】ここでf ,f ,f 及び、a,
ω,e ω,bfωはレンズ系固有の値であ
り、また上記移動量ξはズームポジションを決定するこ
とにより既値となる。
【0040】そこで(1)式は、測距手段等で測距した
被写体までの距離Sを入力することにより、フォーカシ
ングレンズの繰り出し量が理想的に決定されることにな
る。
【0041】しかしながら、上記(1)式をカメラ等に
配設されているマイコンで演算を行う場合、(1)式の
複雑さから演算精度の低下及び演算スピードの低下が生
ずる。
【0042】そこで、(1)式を簡略化させるために、
フォーカシングレンズ群103の繰り出し量ηに対する
被写体までの距離の逆数1/Sをいくつかの領域に分割
し、それぞれの領域に応じた1次式で表わす。すなわち η=aij・1/S+bij …(2)(i=1,2・
・・・・・n)(j=1,2・・・・・・m)なる式で
ある。ここでaij,bijは各ズームステーと(i)
および各領域(j)によって決定される係数である。
【0043】図8は上記1次式の説明図を示すもので、
図中、破線で示す曲線はあるズーム位置での繰り出し量
ηに対する物体距離の逆数1/Sの理想曲線を示してい
る。また、物体距離の逆数を3つの領域に分割してお
り、それぞれの領域に対応する1次直線式を設定してい
る。
【0044】図8において、上記1次直線は領域を分割
する線と、理想曲線との交点を結ぶように設定されてい
るが、例えば、1次直線と理想曲線とが最も離れる、す
なわち誤差が最大となる地点において、1次直線と理想
曲線との間の中間位置まで1次直線を平行シフトすれ
ば、図8に示したものに対して最大誤差量を半分にする
ことができる。
【0045】ところで、実際のレンズ制御においては、
ズームステート毎及び領域毎に異なる上記係数aij
ijをROMに書き込んでおき、撮影者が図6に示す
ようなズームボタン111を操作してズームポジション
を決定し、測距手段104等により被写体までの距離S
が求まった段階で、上記係数aij,bijを繰り出し
量算出手段106にて読み込み、(2)式を用いてフォ
ーカスレンズ群の繰り出し量を算出することとなる。
【0046】図9は本発明のレンズ鏡筒における実施例
2を示す縦断面図であり、121a,121b,121
c,121dは光学系であり、121aはフォーカス調
整用レンズ、121bと121cはズーム調整用レン
ズ、121dは固定レンズ、122は光軸、123は光
学系による結像面、124は一端部にねじ部124aを
有する前固定鏡筒、125はレンズ121aを保持する
鏡筒であり、上記ネジ124aに螺合するネジ部125
aを有する。
【0047】126はレンズ121bと121cを光軸
方向に移動させるためのカムが1本づつ設けられている
カム筒であり、このカム筒126は前固定鏡筒124に
回転自在に保持されている。127は上記前固定鏡筒1
24に回転自在に保持されているズーム操作環、128
はレンズ121bを保持する保持鏡筒であり、光軸と平
行するスリーブ128aを有する。129は上記レンズ
121cを保持する保持鏡筒であり、光軸方向への連結
部129aと光軸と平行するスリーブ129bおよび係
合凹部129cとを有する。
【0048】130は上記保持鏡筒128に植設された
コロであり、上記カム筒126に設けられたカム(図示
せず)と係合している。131は上記保持鏡筒129に
植設されたコロでありカム筒126に設けられた上記カ
ムと係合している。132はカム筒126に植設され、
ズーム操作環127に係合しているピン、133は光学
系121dの保持鏡筒であり、連結部129aの通る穴
部133bを有している。134は光軸と平行に上記前
固定筒124の穴部124bと保持鏡筒133の穴部1
33bに嵌入し固定された複数本のガイドバーであり、
上記保持鏡筒128,129のスリーブ128a,12
9bに貫通し、また、係合凹部129cに係合してこれ
等を光軸方向へ移動可能に保持している。
【0049】135は絞りユニットであり、上記保持鏡
筒133に保持されている。この絞りユニット135は
絞り駆動部135c(図において破線で示されている)
を有し、図10に示されるように、縦方向の長さ寸法L
に比べて横方向の長さ寸法lが短く形成されており、そ
の縦方向より光軸122と垂直方向(図中矢印の示指あ
り)から保持鏡筒133に挿入される。
【0050】そして、図11に示されているようにビス
136により絞りユニット135を保持鏡筒133に固
定する。139は後固定鏡筒であり、上記前固定鏡筒1
24と結合している。
【0051】次にこの光学系鏡筒のフォーカス動作およ
びズーム動作について説明する。
【0052】鏡筒125を回転させるとネジ部125a
が前固定鏡筒124のネジ部124aと係合しているた
め前固定鏡筒に対し鏡筒125が光軸方向に移動する。
つまり、フォーカス調整用レンズ121aが光軸方向に
移動し焦点調整を行なえる。
【0053】ズーム操作環127を回転させると、ピン
132を介してズーム操作環127とカム筒126が回
転する。ここで、保持鏡筒128と129はガイドバー
134に光軸方向へ移動可能に保持されており、また保
持鏡筒128,129に植設されたコロ130,131
がカム筒126のカムに係合しているため、カム筒12
6の回転によって保持鏡筒128,129、つまり、ズ
ーム調整用レンズ121b,121cが光軸方向へ移動
し、焦点距離調整を行なうことができる。
【0054】ここで、図10に示されるように、保持鏡
筒129の連結部129aを長さ寸法lの小さな絞りユ
ニット135の両側に設けることにより連結部129a
を光軸122に近付けることができる。つまり、保持鏡
筒129の外径を小さくすることができ、レンズ鏡筒の
外径を小さくすることができる。
【0055】図12は、図13は本発明のレンズ鏡筒の
実施例3を示し、図12はレンズ鏡筒の断面図、図13
は図12の主要部分の分解斜視図である。
【0056】図12において、201は不図示のカメラ
本体と結合するマウントであり、このマウント201は
モールド成形により形成され、レンズ鏡筒駆動系のギア
を保持するギア軸201aが一体に設けられている。
【0057】202はマウント201にビス212によ
り固定されている固定筒であり、この固定筒202には
雄バヨネット瓜202aと直進溝202bが設けられて
いる。
【0058】203は内径側に設けられた雌バヨネット
瓜203a部が固定筒202の雄バヨネット瓜202a
とバヨネット結合しているズーム操作環である。
【0059】204は固定筒202の外周に嵌合してい
る直進筒であり、この直進筒204にはリード溝204
aが外周の一部に設けられており、このリード溝204
aはズーム操作環203の内周に設けられたリード20
3bとかみ合っている。
【0060】上記直進筒204の後端には、第3群鏡筒
207がビス213により固定されている。この第3群
鏡筒207には直進キー207aが一体的に形成されて
おり、この直進キー207aが上記固定筒202の直進
溝202bに入ることにより、直進筒204と第3群鏡
筒207の回転移動が規制され、光軸方向へのみ移動が
可能となっている。また、上記第3群鏡筒207には、
第3レンズ群210と絞りユニット214が保持されて
いる。
【0061】205は第1群鏡筒であり、この第1群鏡
筒205は第1レンズ群208を保持し、内周には雌ヘ
リコイド205aが設けられ、直進筒204の外周に設
けられた雄ヘリコイド204bに螺合している。
【0062】206は第2群鏡筒であり、この第2群鏡
筒206は、第2レンズ群209を保持している。ま
た、第2群鏡筒206にはコロ215がビス216によ
り固定されている。このコロ215は固定筒202に設
けられたカム202Cと直進筒204の内周側に設けら
れたリードネジ204Cにはさまれている。
【0063】211はマウント201に保持されている
第4レンズ群、217は不図示のカメラ本体と電気信号
の受授をおこなうためのマウント接点、218はカメラ
本体からの命令を受け取り移動鏡筒の制御を行うマイク
ロコンピュータを内蔵した電気回路、219はマウント
201にビス221で固定されているモータ地板、22
0はモータ地板219に固定されたモータである。
【0064】222はモータ220の出力軸に固定され
たピニオンギアで、このピニオンギア222の一部には
パルス板2222aが設けられており、フォトインタラ
プタ223によりモータ220の回転を検出する。この
フォトインタラプラ223は図13に示すようにインタ
ラプタラホルダー233と、ビス234,235によ
り、モータ地板219に対し固定されている。
【0065】224はギア軸201aに保持され、上記
ピニオンギア222と噛合う減速ギアである。225は
第1群鏡筒205の内周側に設けられた大ギア205b
と噛合って、前記モータ220の回転を第1群鏡筒20
5に伝達する出力ギアである。
【0066】モータ等の駆動系の構造を示した図13に
おいて、201e,20fはモーター地板219をビス
221,237でマウント201に固定するために該マ
ウント201に一体に形成された取り付け座、201
a,201b,201c,201dは減速ギア224,
226,227,228を保持するためにマウント20
1に一体に形成されたギア軸、231,232はモータ
220をモータ地板219に固定するためのビスであ
る。
【0067】230はモータ地板219に設けられた軸
受穴219aを貫通して支持されている出力軸であり、
この出力軸230には第1の2方取り部230aが設け
られ、この2方取り部230aにギア229が圧入固定
され、ギア229の圧入後、ワッシャ238が溝230
bに嵌入されてギア229の抜け止めとなっている。
【0068】上記出力軸230には溝230cが設けら
れており、この溝230cにワッシャー236が嵌入す
ることで、出力軸230はギア229とワッシャ236
により、モータ地板219に対して回転自由に保持され
る。
【0069】また、上記出力軸230には第2の2方取
り部230dが設けられており、前記出力ギア225の
内径の2方取り部225aと嵌合することで、出力ギア
225に回転を伝達している。
【0070】本構成により、モータ220が回転する
と、ピニオンギア222→減速ギア224→減速ギア2
26→減速ギア227→減速ギア228→ギア229→
出力軸230→出力ギア225と動力が伝達され、第1
群鏡筒205を光軸方向に駆動することができる。
【0071】図14、図15は本発明のレンズ鏡筒の実
施例4を示し、図14はレンズ鏡筒の断面図、図15は
第3のA−Aに沿う横断面図である。
【0072】本実施例は図12、図13の実施例3にパ
ワーズーム機構を追加したものであり、図12、図13
と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
図14、図15において、246はビス212で固定筒
202に固定されたマウントであり、第4レンズ群21
1を保持している。また、このマウント246にはギア
軸246a、246bが一体成形され、モータ地板21
9、242がビス221・237、244・245で固
定されている。
【0073】239はズーム駆動用モータ、240はピ
ニオンギア、241はギア軸246bに保持されている
ズーム系減速ギア、243はズーム駆動用の出力ギアで
あり、固定筒202に雌バヨネット瓜247aによって
保持されているズーム操作環247の内周に形成された
大ギア247cとかみ合っている。上記ズーム操作環2
47の内周にはリードネジ247bが設けられている。
【0074】上記の構成により、不図示のカメラ本体か
らの指令信号を受けたコントロール部248からの出力
信号を受けて、ズーム駆動用モータ239が回転する
と、ギア240,241,243を介してズーム操作環
247を回動させ、この回動によりズーム操作を行なう
ことができる。
【0075】
【発明の効果】
(2−イ)本発明の第1の目的とするアナモフィックレ
ンズ装置によれば、複数のシリンドルカルレンズ群の回
転方向位置調整を鏡筒に対するシリンドルカルレンズの
組込時にその切欠平面部と鏡筒との隙間にコマを挿入し
て行うように構成したので、群内の回転方向位置調整が
不要となり、組込後における調整時の繁雑な作業が回避
できる。
【0076】また、シリンドルカルレンズ間同志の位置
調整を偏心コロによって行うように構成したので、部品
点数を少なく調整作業も容易にすることができ、コスト
ダウンと作業効率の向上を実現できる等の効果が得られ
る。
【0077】(2−ロ)本発明の第2の目的とするレン
ズ鏡筒は、物体距離の逆数に対するフォーカスレンズ群
の繰り出し量をいくつかの領域ごとに定められた1次式
にて近似的に算出することにより、ROM容量を増大さ
せることなく、必要とされる合焦精度を得ることができ
る効果がある。
【0078】また、移動レンズ群の間に配設する絞りユ
ニットを縦方向の長さ寸法に比べて横方向の長さ寸法を
小さく形成し、その長さ寸法の小さい部分に上記前後の
移動レンズ群を連結する連結部を配設する構成としたの
で、連結部を光軸に近ずけることができ、小型で組立て
の容易なレンズ鏡筒を得ることができる効果がある。
【0079】(2−ハ)本発明の第3の目的とするレン
ズ鏡筒は、モータからの駆動力を移動鏡筒に伝達する駆
動系を構成するギア列の各軸を、カメラ本体と結合する
マウント部材と一体にモールド成形により形成したの
で、以下の効果が得られる。 (2−ハ−1)ギア軸の両端を支持して駆動ユニットを
構成する最低2つの地板の1つを廃止することができ、
コストダウンを図ることができる。 (2−ハ−2)駆動ユニット自体の占有スペースを小さ
くすることができるため、レンズ鏡筒の小型化が可能に
なる。 (2−ハ−3)音、振動の発生源である駆動ユニットが
カメラ本体とマウント部材で強固に結合されるため、
音、信号の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアナモフィックレンズ装置の実施例1
を示す縦断面図。
【図2】その実施例の要部の拡大縦断面図。
【図3】シリンドルカルレンズの正面図及び側面図。
【図4】直進キーを示す斜視図。
【図5】コマを示す斜視図。
【図6】本発明のレンズ鏡筒の実施例1を示す概略図。
【図7】図6の実施例1における繰り出し量算出式の説
明図。
【図8】図6の実施例1における1次式の説明図。
【図9】本発明のレンズ鏡筒の実施例2を示す縦断面
図。
【図10】図9の実施例2の光学系鏡筒要部を示す分解
斜視図。
【図11】図9のA−A線に沿う横断面図。
【図12】本発明のレンズ鏡筒の実施例3によるレンズ
鏡筒を示す縦断面図。
【図13】図12の主要部の分解斜視図。
【図14】本発明のレンズ鏡筒の実施例4によるレンズ
鏡筒を示す縦断面図。
【図15】図14のA−Aの線に沿う横断面図。
【符号の説明】
1 支持鏡筒 2 前群鏡筒 3 フォーカスリング 4 後群鏡筒 5 直進キー 6 偏心コロ 7 フォーカスコマ 8a,8b,8c コマ 9 L1押え環 10 L2押え環 11 シリコンゴム 12 L3押え環 13 フォーカスゴムリング 101 固定レンズ群 102,103 移動レンズ群 104 測距手段 105 距離算出手段 106 繰り出し量算出手段 107 ズーム位置出力手段 121a,121d 固定レンズ群 121b,121c 移動レンズ群 129 移動レンズ群保持枠 129a 連結部 135 絞りユニット 201 マウント 201a,201b,201c,201d ギア軸 205 第1群鏡筒 206 第2群鏡筒 207 第3群鏡筒 220 モータ 239 ズーム駆動用モータ 246 マウント 246a,246b ギア軸
フロントページの続き (72)発明者 今野 吉彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周の光学上同一位置にストレート部を
    形成したフォーカス群およびフォーカス群以外の群の複
    数のシリンドルカルレンズと、このシリンドルカルレン
    ズを組込んだ前群鏡筒と後群鏡筒と、前記ストレート部
    により方向を決めて組込んだ前記シリンドルカルレンズ
    と前記前群鏡筒および後群鏡筒との隙間に挿入して該シ
    リンドルカルレンズの位置決めを行うコマとを備えたア
    ナモフィックレンズ装置。
  2. 【請求項2】 外周の光学上同一位置にストレート部を
    形成したフォーカス群およびフォーカス群以外の群の複
    数のシリンドルカルレンズと、このシリンドルカルレン
    ズを組込んだ前群鏡筒と後群鏡筒と、前記ストレート部
    により方向を決めて組込んだ前記シリンドルカルレンズ
    と前記前群鏡筒および後群鏡筒との隙間に挿入して該シ
    リンドルカルレンズの位置決めを行うコマと、前記前群
    鏡筒に取付けられ前記後群鏡筒をヘリコイド結合するフ
    ォーカスリングと、前記前群鏡筒の後端に取付けられ前
    記後群鏡筒の直進用切欠溝に侵入するように光軸と平行
    に後方へ延長された直進キーと、この直進キーに取付け
    られ前記フォーカス群のシリンドルカルレンズと前記フ
    ォーカス群以外の群のシリンドルカルレンズ間同志の回
    転方向位置調整を行う偏心コロとを備えたアナモフィッ
    クレンズ装置。
  3. 【請求項3】 前端部の固定レンズ群と焦点調節や焦点
    距離調節を行なう複数の移動レンズ群と、被写体までの
    距離を測距する測距手段と、前記測距手段からの情報よ
    り被写体までの物体距離を算出する距離算出手段と、前
    記移動レンズ群のズーム位置を出力するズーム位置出力
    手段と、前記距離算出手段からの領域分割された物体距
    離の逆数情報前記ズーム位置出力手段からのズーム位置
    および前記領域に対応する1次式を用いて前記フォーカ
    スレンズ群の繰り出し量を算出する繰り出し量算出手段
    とを備えたレンズ鏡筒。
  4. 【請求項4】 前端部の固定レンズ群と焦点調整や焦点
    距離調整を行なう複数の移動レンズ群と前記移動レンズ
    群の間に位置し絞り開口部を中心として縦方向と横方向
    の長さが異なる絞りユニットと、前記絞りユニットの光
    軸方向前後に位置する移動レンズ群保持枠同志を連結す
    るように該絞りユニットの短辺方向に設けられた連結部
    とを備えたレンズ鏡筒。
  5. 【請求項5】 駆動源からの駆動力を移動鏡筒に伝達す
    るギア列を含む駆動系を内蔵し、カメラ本体と結合する
    マウントがモールド成形により形成されレンズ鏡筒にお
    いて、前記駆動系を構成するギア軸を前記マウント一体
    に形成したことを特徴とするレンズ鏡筒。
  6. 【請求項6】 前記駆動系がフォーカス駆動系であるこ
    とを特徴とする請求項5記載のレンズ鏡筒。
  7. 【請求項7】 前記駆動系がズーム駆動系であることを
    特徴とする請求項5記載のレンズ鏡筒。
  8. 【請求項8】 前記駆動系がフォーカス駆動系とズーム
    駆動系の両方であることを特徴とする請求項5記載のレ
    ンズ鏡筒。
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