JPH04220657A - 現像剤 - Google Patents
現像剤Info
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- JPH04220657A JPH04220657A JP2412594A JP41259490A JPH04220657A JP H04220657 A JPH04220657 A JP H04220657A JP 2412594 A JP2412594 A JP 2412594A JP 41259490 A JP41259490 A JP 41259490A JP H04220657 A JPH04220657 A JP H04220657A
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- JP
- Japan
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- photochromic material
- thermoplastic resin
- present
- photochromic
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- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真等に用いられ
る静電荷現像用の現像剤に関する。
る静電荷現像用の現像剤に関する。
【０００２】
【従来の技術】電子写真方法を利用した複写機やプリン
タ等は、感光体上の静電潜像を可視化するため現像剤を
用いている。この現像剤は熱可塑性樹脂、帯電制御剤、
および着色剤等から構成された粒径１０μｍ程度の粉体
である。
タ等は、感光体上の静電潜像を可視化するため現像剤を
用いている。この現像剤は熱可塑性樹脂、帯電制御剤、
および着色剤等から構成された粒径１０μｍ程度の粉体
である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記複写機やプリンタ
の内部には現像剤を収容する容器、感光体上に現像剤を
転写する装置、感光体上の余分な現像剤を除去するため
のクリ−ニング装置等、現像剤を取り扱う装置が多く存
在する。現像剤は着色されているため、これらの装置で
取り扱われる際に飛散し、装置を汚してしまうという問
題があった。また、従来の現像剤は微細な粉体で完全に
除去することが困難であるため、現像剤で汚れた装置を
そのまま使用しなければならないという問題があった。 さらに、人が現像剤を取り扱う際、現像剤が飛散し服や
手を汚してしまうという問題もあった。
の内部には現像剤を収容する容器、感光体上に現像剤を
転写する装置、感光体上の余分な現像剤を除去するため
のクリ−ニング装置等、現像剤を取り扱う装置が多く存
在する。現像剤は着色されているため、これらの装置で
取り扱われる際に飛散し、装置を汚してしまうという問
題があった。また、従来の現像剤は微細な粉体で完全に
除去することが困難であるため、現像剤で汚れた装置を
そのまま使用しなければならないという問題があった。 さらに、人が現像剤を取り扱う際、現像剤が飛散し服や
手を汚してしまうという問題もあった。
【０００４】そこで本発明は、このような従来の課題を
解決し、装置や服等を汚さない現像剤の提供を目的とす
るものである。
解決し、装置や服等を汚さない現像剤の提供を目的とす
るものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の現像剤は、少な
くとも二層からなるもので、一方の層はフォトクロミッ
ク材料を含有し、他方の層は熱可塑性樹脂を含有するこ
とを特徴とするものである。
くとも二層からなるもので、一方の層はフォトクロミッ
ク材料を含有し、他方の層は熱可塑性樹脂を含有するこ
とを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】フォトクロミック材料はアモルファス状態でフ
ォトクロミズム特性を示し、結晶状態ではフォトクロミ
ズム特性を示さないものである。本発明はフォトクロミ
ック材料のこのような特性を利用したもので、複写機や
プリンタの加熱定着工程において、現像剤を構成するフ
ォトクロミック材料が熱可塑性樹脂と混合、溶融されア
モルファス状態になったときに発色または変色するもの
である。
ォトクロミズム特性を示し、結晶状態ではフォトクロミ
ズム特性を示さないものである。本発明はフォトクロミ
ック材料のこのような特性を利用したもので、複写機や
プリンタの加熱定着工程において、現像剤を構成するフ
ォトクロミック材料が熱可塑性樹脂と混合、溶融されア
モルファス状態になったときに発色または変色するもの
である。
【０００７】フォトクロミック材料として結晶状態で無
色または無色に近いものを使用する場合、本発明の現像
剤は加熱定着工程を経たものしか発色しないので、複写
機やプリンタが汚れるのを防止することができる。また
、人が現像剤を取り扱う際も服や手を汚すことがない。 一方、結晶状態で着色しているフォトクロミック材料を
使用する場合、加熱定着の工程の前後で色の異なる現像
剤となる。
色または無色に近いものを使用する場合、本発明の現像
剤は加熱定着工程を経たものしか発色しないので、複写
機やプリンタが汚れるのを防止することができる。また
、人が現像剤を取り扱う際も服や手を汚すことがない。 一方、結晶状態で着色しているフォトクロミック材料を
使用する場合、加熱定着の工程の前後で色の異なる現像
剤となる。
【０００８】本発明の現像剤の断面図を図１および図２
に示す。図１および図２に示されるように本発明の現像
剤はフォトクロミック材料を含有する層１および熱可塑
性樹脂を含有する層２から構成される。フォトクロミッ
ク材料を含有する層１および熱可塑性樹脂を含有する層
２は、図１および図２に示されるように現像剤の内側、
外側のどちらでも良い。
に示す。図１および図２に示されるように本発明の現像
剤はフォトクロミック材料を含有する層１および熱可塑
性樹脂を含有する層２から構成される。フォトクロミッ
ク材料を含有する層１および熱可塑性樹脂を含有する層
２は、図１および図２に示されるように現像剤の内側、
外側のどちらでも良い。
【０００９】本発明の現像剤に使用可能なフォトクロミ
ック材料としては、スピロピラン誘導体、アゾベンゼン
誘導体、フルギド誘導体、ジヒドロキシピレン誘導体、
ジアリルエテン誘導体等が挙げられる。結晶状態で無色
のフォトクロミック材料としては１，３，３−トリメチ
ル−６’−ニトロベンゾスピロピラン、３，３−ジメチ
ル−１−エチル−６’−ニトロベンゾスピロピラン、１
−ブチル−３，３−ジメチル−６’−ニトロベンゾスピ
ロピラン等が挙げられる。結晶状態で着色しているフォ
トクロミック材料としてはＥ−α−２，５−ジメチル−
３−フリルエチリデン（イソプロピリデン）コハク酸無
水物、Ｅ−α−５−エチル−２−メチル−３−フリルエ
チリデン（イソプロピリデン）コハク酸無水物等が挙げ
られる。フォトクロミック材料は一般に置換基を変化さ
せることにより、その色を容易に変化させることができ
るので、結晶状態で無色のものや、あるいは所望の色の
ものを容易に得ることができる。
ック材料としては、スピロピラン誘導体、アゾベンゼン
誘導体、フルギド誘導体、ジヒドロキシピレン誘導体、
ジアリルエテン誘導体等が挙げられる。結晶状態で無色
のフォトクロミック材料としては１，３，３−トリメチ
ル−６’−ニトロベンゾスピロピラン、３，３−ジメチ
ル−１−エチル−６’−ニトロベンゾスピロピラン、１
−ブチル−３，３−ジメチル−６’−ニトロベンゾスピ
ロピラン等が挙げられる。結晶状態で着色しているフォ
トクロミック材料としてはＥ−α−２，５−ジメチル−
３−フリルエチリデン（イソプロピリデン）コハク酸無
水物、Ｅ−α−５−エチル−２−メチル−３−フリルエ
チリデン（イソプロピリデン）コハク酸無水物等が挙げ
られる。フォトクロミック材料は一般に置換基を変化さ
せることにより、その色を容易に変化させることができ
るので、結晶状態で無色のものや、あるいは所望の色の
ものを容易に得ることができる。
【００１０】熱可塑性樹脂としては、ポリスチレン、ポ
リエチレン、ポリアミド、ポリプロピレン、スチレン−
アクリロニトリル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリビニ
ルアルコール等が挙げられる。
リエチレン、ポリアミド、ポリプロピレン、スチレン−
アクリロニトリル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリビニ
ルアルコール等が挙げられる。
【００１１】
【実施例】以下、実施例を基に本発明の現像剤について
さらに詳しく説明する。
さらに詳しく説明する。
【００１２】実施例１
フォトクロミック材料として１，３，３−トリメチル−
６’−ニトロベンゾスピロピラン誘導体を用いて図１に
示される層１を形成した。次に熱可塑性樹脂としてスチ
レン−アクリロニトリル共重合体（８０〜９５重量部）
、および電荷制御剤として四級アンモニウム塩（５〜２
０重量部）を混合したものを用い、層２を形成した。得
られた現像剤は無色であった。この現像剤を用いてプリ
ンタで印字したところ、青色の画像が得られた。
６’−ニトロベンゾスピロピラン誘導体を用いて図１に
示される層１を形成した。次に熱可塑性樹脂としてスチ
レン−アクリロニトリル共重合体（８０〜９５重量部）
、および電荷制御剤として四級アンモニウム塩（５〜２
０重量部）を混合したものを用い、層２を形成した。得
られた現像剤は無色であった。この現像剤を用いてプリ
ンタで印字したところ、青色の画像が得られた。
【００１３】実施例２
フォトクロミック材料としてＥ−α−２，５−ジメチル
−３−フリルエチリデン（イソプロピリデン）コハク酸
無水物を用いた他は実施例１と同様に現像剤を作製した
。得られた現像剤は黄色であった。この現像剤を用いて
プリンタで印字したところ、赤色の画像が得られた。
−３−フリルエチリデン（イソプロピリデン）コハク酸
無水物を用いた他は実施例１と同様に現像剤を作製した
。得られた現像剤は黄色であった。この現像剤を用いて
プリンタで印字したところ、赤色の画像が得られた。
【００１４】
【発明の効果】本発明の現像剤はフォトクロミック材料
として結晶状態で無色または無色に近いものを使用する
場合、複写機やプリンタが汚れるのを防止することがで
きる。また、人が現像剤を取り扱う際も服や手を汚すこ
とがない。一方、結晶状態で着色しているフォトクロミ
ック材料を使用する場合、加熱定着の工程の前後で色の
異なる現像剤となる。
として結晶状態で無色または無色に近いものを使用する
場合、複写機やプリンタが汚れるのを防止することがで
きる。また、人が現像剤を取り扱う際も服や手を汚すこ
とがない。一方、結晶状態で着色しているフォトクロミ
ック材料を使用する場合、加熱定着の工程の前後で色の
異なる現像剤となる。
【図１】本発明の現像剤の断面図である。
【図２】本発明の現像剤の断面図である。
１ フォトクロミック材料を含有する層２ 熱可塑
性樹脂を含有する層
性樹脂を含有する層
Claims (1)
- 【請求項１】 少なくとも二層からなる現像剤におい
て、一方の層はフォトクロミック材料を含有し、他方の
層は熱可塑性樹脂を含有することを特徴とする現像剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2412594A JPH04220657A (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 現像剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2412594A JPH04220657A (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 現像剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04220657A true JPH04220657A (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=18521414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2412594A Pending JPH04220657A (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 現像剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04220657A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1260560A1 (en) * | 2001-05-24 | 2002-11-27 | Xerox Corporation | Photochromic electrophoretic ink display |
| JP2003029375A (ja) * | 2001-05-24 | 2003-01-29 | Xerox Corp | マーキング粒子 |
| JP2003057785A (ja) * | 2001-05-24 | 2003-02-26 | Xerox Corp | マーキング粒子 |
| WO2014157331A1 (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-02 | ブラザー工業株式会社 | 現像剤および定着方法 |
-
1990
- 1990-12-21 JP JP2412594A patent/JPH04220657A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1260560A1 (en) * | 2001-05-24 | 2002-11-27 | Xerox Corporation | Photochromic electrophoretic ink display |
| JP2003029375A (ja) * | 2001-05-24 | 2003-01-29 | Xerox Corp | マーキング粒子 |
| JP2003057785A (ja) * | 2001-05-24 | 2003-02-26 | Xerox Corp | マーキング粒子 |
| WO2014157331A1 (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-02 | ブラザー工業株式会社 | 現像剤および定着方法 |
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